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変形性股関節症の痛みに対してPRP注射 50代女性

変形性股関節症|PRPで股関節痛が軽快する

数年前から両股関節痛があり、長距離の歩行が困難でした。PRPの治療希望で当クリニックに来ていただきました。

レントゲンを見ればおそらく殆どの整形外科医は、痛みが強ければ人工関節を勧めるでしょう。私も再生医療と出会う6年前なら患者さんにはそう勧めていたでしょう。

股関節の変形は強く末期の状態で、脚の長さも右の方が数センチ短くなっている状態でした。

事前にPRPでどこまで良くなるのかは個人差もあり、末期であるためやってみないと分からないことは伝え、しっかりと理解していただきPRPの注射を行いました。

変形性股関節症

エコーを使い両股関節のPRPの注射

股関節は膝関節と違い、ヒアルロン酸の注射はなかなか効きません。さらに関節自体、体の深い所にあり、クリニックではエコーを使った注射が出来るところも殆どない状況です。

PRPの注射は、私の今までの経験からして膝関節もよく痛みが取れますが、股関節にはそれ以上効いてくれる印象です。

両股関節の1回目の注射で、痛みの程度は左股関節は半分以下に、右股関節は3分の1に軽快しました。

その後左股関節は調子が良かったのですが、右股関節の痛みが3分の1から少し強くなってきたため、今回は右股関節の2回目のPRPを行いました。

変形性股関節症-02
エコーを使って股関節内に正確に注射

再生医療にはリハビリがとても大事!

当院では再生医療後のリハビリを必ず勧めています。遠方の方は、家の近くでストレッチをしてくれるクリニックや整骨院に通うことを勧めますが、どのようなストレッチがいいのかわからないので、実際、当院に再生医療に来られた際には専門のリハビリスタッフによるリハビリを体験していただいております。

今回の方も、PRPとリハビリの後はかなり痛みは軽減されておられ喜んで帰られました。

<治療費>
PRP治療 1回16万5千円(税込)

<起こりうる副作用>
・細胞採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。

・症状のよりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。

 

監修:院長 坂本貞範

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