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自分に合うスキンケア化粧品を選ぼう
皆様は、自分に合うスキンケア化粧品を選べていますか? 人気商品という理由で選ぶのではなく、美容成分をしっかり理解して化粧品を選ぶことが美肌になるためには大事です✨ 今回は美容成分について紹介しますので、ぜひ化粧品を選ぶときの指標にしてみてください。 【ビタミンC】 主に紫外線からのダメージを改善する効果があります☀️マルチな美容効果があります。 すでにできているシミを薄くする シミ、そばかすを予防 コラーゲンの生成を促すので、しわの改善 ニキビ跡の改善 最近はピュアビタミンC配合の化粧品がでており、シミにとても効果的です。 10〜15%の高濃度なものを選ぶのがおすすめです。 【レチノール】 ビタミンAの一種。乾燥によるシワを目立たなくさせてくれます。 肌への刺激が強いので、敏感肌の人にはおすすめしません。 しわやシミを改善する 肌に潤いを与える 目の周りのハリを与える 毛穴のたるみを改善する 【トラネキサム酸】 医薬部外品の有効成分として承認されてから20年近くたっているので、安全性の高い成分です。 美白効果 シミ予防・シミの治療 肝斑の治療 【ナイアシンアミド】 ビタミンB3のことです。 肌に刺激が少なく、敏感肌の方でも使用できるのが特徴です。 ハリとうるおいを与える 肌の乾燥や炎症などの肌トラブルを軽減 紫外線によるダメージを軽減し修復する 美白効果 今回ご紹介した成分は今話題の成分で、 皆様も耳にしたことはあるのではないでしょうか?✨ 他にも美容成分は沢山ありますが、求める効果やご自身のお肌の状態に合わせて、選んでみてください🌱
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冬と骨粗鬆症
今年の冬は暖冬と言われていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか☺️ 暖冬とはいえ気温が下がる時間帯も多く、屋外に出る機会が減ると、日光によって活性化される活性化ビタミンDが減少するため、より一層骨粗鬆症の危険性が高まります🦴 骨粗鬆症について 厚生労働省の調査によると、食品からとるビタミンDの必要量の目安は5.5μg程度。それに対して、1日に必要なビタミンDの量は15μg以上とされています。足りない10μgのビタミンDは、太陽光線を浴びて体内で生成することが必要です☀️ どの程度日光に当たればよいのでしょう❓ 地域によって多少違いはありますが、冬は1時間程度で十分と言われています。厳密な時間を知りたい場合は、地球環境研究センターのホームページにビタミンD生成・紅斑紫外線量情報と題して、毎日お勧めする日光照射時間が地域ごとに分かるようになっています☝️ 骨粗鬆症になると、わずかな衝撃でも骨折しやすくなります💥 特に冬の寒い時期に増える傾向にあります⛄️ 雪道や凍結した道路で転びやすいのはもちろんですが、寒さで体が縮こまると、普段なら転ばない場所でも転びやすくなるので気をつけましょう👣
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みかんを食べよう🍊
本日は風邪予防にオススメの果物をご紹介致します⛄️ それは、みかんです!🍊 みかんについて🍊 冬は蜜柑が美味しい季節ですよね。蜜柑はビタミンCがたっぷり含まれている風邪予防にピッタリの果物です。 また、メラニンの過剰な生成を制御してくれるので美肌に導く力がございます✨ 蜜柑の食物繊維は腸内環境を整えて健やかな肌をサポートしてくれます。 ビタミンCには他にもメリットが沢山あり、抗酸化作用や体の免疫機能を高める働きがあるので、美味しく風邪に負けない身体作りをする事ができます。 おすすめの食べ方🍊 蜜柑はそのまま食べても美味しいですが、寒い冬には蜜柑のホットジュースがオススメです! 蜜柑を弱火で焼いて果汁を搾り、生姜汁を少し加えて完成です♪ ビタミンCや抗ウイルス作用と生姜の免疫力アップで最適な飲み物です。 皆さまも是非、蜜柑を食べて健康な身体で冬を乗り切りましょう🍊
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暖冬になる原因とは
こんにちは☀️ 朝の寒さで布団から出るのが辛い季節になりましたがいかがお過ごしでしょうか? 暖冬ってなに? 今年の冬は全国的に暖冬の傾向というニュースをよく耳にしませんか? 暖かい冬❄️ 寒さが大の苦手な私にとって凄く魅力的な言葉に感じます! しかし日常生活の中で気をつけなければいけないことがあるんです💡 そもそも暖冬になる原因は? 地球温暖化など原因は様々ありますが、主に南米の近くにおける海水の温度が上昇するエルニーニョ現象というものが関係しています! 海水温が上昇することで太平洋上に暖かく湿った空気が生まれ、その空気が日本に流れてくることで冬でも暖かくなるという仕組みです! 暖冬で気をつけたいこと⚠️ それは天気の急激な変化に備えること! 暖冬といっても常に暖かい訳ではありません。 春のような陽気が続いても突然真冬の気候に逆戻りなんてことも… 寒暖差も大きくなりやすいので天気予報をこまめにチェックし対策しましょう✅ 体調の変化に注意 冬場は身体の抵抗力が落ちやすい時期です。 風邪やインフルエンザの流行などもまだあるかと思いますので、暖冬の時ほど油断せず体調管理に気をつけてお過ごしください♪
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あけましておめでとうございます🎍
新年あけましておめでとうございます あけましておめでとうございます🎍 今年もよろしくお願いいたします! 皆様、お正月はどのように過ごされましたか? 初詣には行かれたでしょうか? 初詣の目安 初詣は年神さまを家に迎える行事として古くから伝わっています。そのため、年神さまがいらっしゃる松の内に初詣に行くのが一般的ですが、節分までに参拝するのが良いともいわれています。 なぜ節分なのかというと、旧暦では節分が季節の変わり目(立春)の前日であることから、ひとつの目安となっているようです。 私は新年の干支に関係のある神社やお寺に行くようにしています。 境内で干支を探すのが楽しく、お守りやおみくじも可愛い物が多いのでオススメです! 今年は辰年、龍に関係のある神社は全国的に多いので、行ってみてくださいね😊
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脳卒中再発予防について
脳卒中再発予防について 皆様こんにちは♪ 朝、晩と冷えやすくなってますが体調は崩されたりしていませんでしょうか💦 今回は冬の時期に増えやすい脳卒中についてお話ししたいと思います⛄️ 冬場の脳卒中リスク 脳卒中は脳梗塞、脳出血、くも膜下出血の3つに分けられます🧠 冬は、温度の寒暖差により交感神経が刺激されることで血管が強く収縮し、血圧を急激に上昇させ、脳卒中のリスクが高くなります⚠️ また、脳卒中は再発リスクがとても高い疾患です💥 脳卒中を患った患者様の2人に1人は10年以内に再発するという統計が出ています。また、再発時には初回発症時に比べ、重い後遺症が残る可能性があります。そのため、再発予防がとても大切となってきます。 再発予防として以下の点に注意しましょう🚨 *血圧管理 高血圧は脳卒中再発の最大の危険因子です。脳の血管に強い圧力がかかり、血管が破れたり詰まったりすることで再発の危険が高くなります。日頃から意識して血圧をチェックし、自分自身の血圧を把握しておくようにしましょう。 *食生活改善 脳卒中再発予防のための食事の基本は、過剰なエネルギー摂取を避け、塩分を控えること、カリウムを摂取すること、脂質の取りすぎに注意することです。1日塩分摂取量は成人男性8g未満、女性7g未満で高血圧患者では6g未満といわれています。 *適正体重の維持 肥満はエネルギーの過剰摂取により、内臓脂肪が蓄積し、動脈硬化が促進されます。高血圧、高脂血症、糖尿病を経て、脳卒中や心筋梗塞を起こしやすくなります。 *禁煙 タバコの煙に含まれるニコチンには、血管の収縮や血圧上昇、心拍数増加をもたらします。また、一酸化炭素は血液中の酸素運搬を妨げます。こうして、血管が詰まりやすくなり、動脈硬化が促進され、脳卒中の原因となります。 *ストレスを溜めない 慢性的なストレスのある方は高血圧との関係が深く、真面目な完璧主義者は高血圧の人が多いといわれています。 日頃から適度な運動を行い、ストレスや疲労をためないようにしましょう。 不眠は血圧を上げるため、充分な睡眠をとり、規則正しい生活を送りましょう。 *便秘予防 いきみは血圧を上げます。運動し、バランスの取れた食事を食べ、便秘予防をしましょう。 以上の点を注意し、再発予防対策を行いましょう! 一度脳卒中に患ってしまうと、麻痺や言語障害等の後遺症が残る人がほとんどです💦 当院では脳卒中後の後遺症でお悩みの方のカウンセリングを行っております。脳卒中は一度発症すると、元に戻らないと言われてます。しかし、幹細胞治療で後遺症が軽減する方もおられます。 お気軽にご相談ください✨
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忙しい年末年始!ぎっくり腰に気を付けましょう!
ぎっくり腰に気をつけよう! もう今年も残すところあとわずかになってしまいましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか? 本格的な冬⛄️になってきた今、注意⚠️したい疾患は『ぎっくり腰』です‼️ 『ぎっくり腰』は病名ではなく、正式には『急性腰痛症』と呼ばれています。 発症の原因は未だに分かっていない部分もあるそうですが... 特に冬は寒さで身体が冷え、筋肉💪が強張ることで発症しやすくなります。 また、年末で仕事が忙しくなったり、大掃除🧹をしたりと心身ともにストレスがかかることが多いことも原因の一つとも言われています。 ぎっくり腰になってしまったら もし発症してしまったら...⚡️自己判断は避けて整形外科を受診されることをお勧めします。 発症したら 激しい痛みがある時は無理せずに楽な体勢に💤 ※膝の間にクッションを挟み横になる体勢などがおすすめです。 市販薬の湿布や痛み止めを使うと効果的💊 痛みが落ち着いたら、普段通りの生活を送る♫ ※過度な安静は、症状を長引かせてしまうので可能な範囲で動く事で回復が早いと言われています。 また、ただの『ぎっくり腰』だと思ったら実は椎間板ヘルニアや圧迫骨折などの病気🦠が潜んでいる場合があります‼️あまりに痛みが強い場合や症状の改善が見られない場合などは、自己判断を避け、整形外科の医師を受診することをお勧めします💁♀️ 当院では椎間板ヘルニアによる後遺症に対しての幹細胞治療も行っておりますので、そのような症状でお悩みの方やご興味がある方は是非当院へお越しくださいませ🌱
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お酒の飲み過ぎに注意し、肝臓を労わりましょう!
お酒の飲み過ぎに注意して肝臓を護りましょう 皆様 こんにちは🌱 12月に入り、今年も残りわずかとなりましたね🎶 これからの時期、忘年会や新年会などの集まりがあったり、帰省などで久しぶりに会う家族や友人たちと楽しくお酒を飲む機会が多くなるのではないでしょうか🍻 この時期はついつい飲みすぎてしまいますよね💦 お酒は飲み過ぎに注意 適度にお酒を楽しむ分には問題ありませんが、 過度な飲酒を続けると、様々な病気を引き起こす原因に繋がります⚠️ 過度な飲酒で影響を受ける代表的な臓器として『肝臓』が挙げられます! 肝臓には、食事で吸収した栄養から人体に必要なものを作ったり、人体に不要なものを分解したりする働きがあります。肝臓での中性脂肪の合成が高まり、肝臓に中性脂肪が蓄積することで、脂肪肝になります。 また飲酒を長期間続けることで、 肝臓に線維が形成され肝線維症や肝硬変の原因となったり、肝細胞が破壊されてアルコール性肝炎になる場合があります。 肝臓は「沈黙の臓器」と言われており、初期では症状がないことがほとんどです。その為、普段の生活を気をつけたり、定期検診を受けることで、予防していくことが大切です✨ 肝臓を護るために注意したいポイント 肝臓を守るには 🔹1日の適正な飲酒量を心がけましょう 1日当たりの純アルコール摂取量 (適正飲酒量) 男性40g以上、女性20g以上 飲んだ容量(ml)+アルコール度数×アルコールの比重0.8=純アルコール摂取量 🔹すきっ腹で飲まない 🔹おつまみが油ものばかりにならないよう、野菜をしっかりとりましょう。 🔹強いお酒は薄めて飲みましょう 🔹週2日の休肝日をつくり肝臓を休めましょう。 🔹寝る3時間前までに飲み終え、寝酒はやめましょう。 肝臓を労りながら楽しい年末年始を過ごしてくださいね😃✨ 当院は、肝障害に対しても再生医療(幹細胞治療)を行っております。 診断をされている方はもちろん、健康診断で数値が高いことを指摘された方などもカウンセリングにご来院され相談されております。悩まれている方は、是非一度ご相談下さい✨
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ヒートショックについて
ヒートショックについて 暖かい日が続いたかと思えば急に寒くなったり… 皆様、体調はお変わりないでしょうか?? 今回はヒートショックについてのお話です。 ヒートショックとは、急激な温度変化により血圧が乱高下することで心臓に負担がかかり、心筋梗塞や脳卒中を引き起こすことをいいます。 温かい場所から冷えた場所へ移動したときなどに起こり、特に入浴時は注意が必要です。 11月~2月までの時期がヒートショックの好発時期と言われ、浴室や脱衣所などの気温が下がり、長風呂になりやすいため危険度が高まります。 浴槽で心筋梗塞や脳卒中を起こし、意識を失い体が浴槽内に沈み込み、溺れて亡くなる方が多いと言われています。 こんな方は注意が必要 以下に該当する方は要注意です‼ 高血圧や糖尿病などの動脈硬化の既往がある方 65歳以上の高齢者 肥満や睡眠時無呼吸症候群の方 不整脈の方 高血圧や糖尿病などの動脈硬化の既往がある方、 65歳以上の高齢者、肥満や睡眠時無呼吸症候群の方、不整脈の方は特に注意しましょう‼ ヒートショックを防ぐには 対策としては… 廊下に出るときは1枚羽織る 脱衣所やトイレでは小型暖房機を使う 湯温は温めにし半身浴で早めに切り上げる 入浴前のお酒は厳禁‼入浴前後にコップ1杯の水を飲む 深夜や朝方ではなく、あまり寒くない時間帯に入浴する…等 これからさらに寒さが厳しくなる時期です⛄️ 対策をしっかりしていきましょう😌
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白湯を飲めば風邪は治る?症状へ見込める効果と一緒に摂りたい食べ物を紹介
風邪を引いたとき、薬に頼る前にまず体にやさしい方法で対処したいと考える方も多いでしょう。 風邪気味のときに身体を労わる方法として、白湯を飲む習慣が注目されています。温かい飲み物は喉をうるおすだけでなく、体温の維持にもつながりやすいため、体調管理に取り入れる人が増えているのです。 本記事では、白湯がもたらす風邪への働きや、より効果的に摂取するための飲み方について詳しく解説します。 白湯を飲めば風邪は治る? 白湯を飲むことで風邪そのものを治す効果はありません。 ただし、身体を温めることで免疫力を間接的にサポートできる可能性があり、喉の乾燥や鼻づまりなどの症状をやわらげる効果が見込めます。体調が優れないときは、胃腸への負担を抑えつつ水分補給できる点が白湯の利点といえるでしょう。 ただし、風邪を早く回復させるには、白湯によるサポートに加えて、栄養価の高い食事や質の良い睡眠が欠かせません。とくに熱が続く場合や症状が悪化しているときは、早めに医療機関を受診し、適切な処置を受けましょう。 白湯の効果|飲めば風邪の主な症状の緩和が見込める 白湯には、以下の風邪の不快な症状をやわらげるサポートが期待できます。 鼻づまり 喉の痛み・咳 悪寒・倦怠感 それぞれ詳しく解説します。 鼻づまり 白湯を飲むことで、一時的に鼻づまりの緩和が見込める可能性があります。 温かい蒸気を吸い込むことで、乾燥した鼻腔内がうるおい、鼻水が柔らかくなって排出しやすくなるためです。また、身体が温まることで鼻の粘膜の血行も促進され、炎症がやわらぐ可能性があります。 実際に、温かい飲み物の摂取が鼻粘液の移動速度を一時的に高めるとされる研究も存在し、一定の緩和効果が期待されています。(文献1) ただし、根本的な鼻づまりの治療にはならないため、風邪ではなくアレルギー性鼻炎や副鼻腔炎が疑われるときは、医療機関で適切な診察を受けることが重要です。 喉の痛み・咳 風邪を引いた際に白湯を飲むことは、喉の粘膜をうるおし、乾燥による刺激をやわらげる可能性があると考えられます。 喉の痛みの原因は、炎症や気道の刺激です。(文献2)白湯を飲むことで、血行が促進され、炎症を起こしている場所に免疫に関わる細胞が届きやすくなる効果が期待できます。 一方、咳は気道に入ってきた異物や刺激に対する身体の防御反応です。(文献3)白湯を飲む際に発生する水蒸気を吸い込むと、気道がうるおい、粘液の粘り気が少なくなることで、咳が出にくくなる可能性があります。 これらの仕組みから、白湯は風邪の初期症状における喉の痛みや咳をやわらげる効果が期待できます。 悪寒・倦怠感 風邪の初期にみられる悪寒や倦怠感の症状は、身体がウイルスと戦っているサインです。(文献4)白湯を飲むことで内臓から身体を温め、体温を緩やかに上げる効果が期待できます。 体温が上がることで免疫機能が活性化し、寒気の軽減にもつながる可能性があります。また、温かい飲み物の摂取で副交感神経が優位になり、リラックス効果によって倦怠感がやわらぐことも期待できるでしょう。 加えて、白湯は消化機能を助けるとされており、体力を消耗しがちな風邪の時期における体内環境のサポートにも役立ちます。(文献5)根本的な治療ではありませんが、白湯は風邪を引いた際の体調回復を後押しする方法として取り入れる価値があるといえるでしょう。 風邪のときでも飲みやすい白湯の作り方|適温も紹介 風邪で体調が優れないときでも取り入れやすい白湯は、正しい作り方と適切な温度での準備が重要です。 まず、水道水をやかんや鍋で10~15分ほど沸騰させ続け、残留塩素などの不純物を取り除きます。沸騰後は火を止めて、50〜60℃程度まで冷ますことで、喉への刺激を抑えた白湯になります。 熱すぎるお湯は、炎症を起こしている喉には刺激になりかねないため、必ず温度を確認してから、ゆっくりと飲むようにしましょう。マグカップなどに移して自然に冷ますと、口当たりがやさしく風邪のときでも無理なく飲める温度になります。 白湯と一緒に摂るとより効果が見込める食べ物とは? 白湯に相性の良い以下の食材を加えることで、風邪の症状緩和にさらなる効果が期待できます。 蜂蜜(はちみつ) 生姜(しょうが) 梅 塩 それぞれの効果について詳しく解説します。 蜂蜜(はちみつ) 風邪のときに白湯と一緒に摂るとおすすめなのが蜂蜜です。蜂蜜には殺菌作用や抗炎症作用があるとされており、喉の痛みをやわらげる働きが期待されています。(文献6) 蜂蜜を白湯に小さじ1杯ほど加えてよく混ぜることで、甘みと栄養が加わり、飲みやすさも向上します。熱湯に蜂蜜を直接加えると栄養素が壊れる可能性があるため、50〜60℃程度に冷ました白湯に混ぜるのがポイントです。 蜂蜜の自然な甘さは喉にやさしく、体力が落ちたときにもほっとできる味わいになります。 生姜(しょうが) 生姜は身体を芯から温める働きがあるため、風邪のときに白湯と一緒に摂ることで相乗効果が期待できます。(文献7) また、生姜に含まれるジンゲロールやショウガオールといった成分には、抗炎症作用や発汗作用があり、喉の痛みや咳をやわらげるのに役立つとされています。(文献8) すりおろした生姜を白湯に小さじ1/2ほど加えると、ピリッとした刺激が加わって飲みやすくなるのが特徴です。生姜の風味が苦手な場合は、少量の蜂蜜を加えても良いでしょう。 梅 梅は、クエン酸を豊富に含んでおり、疲労回復や免疫力の維持に役立つとされている食材です。(文献9)風邪を引いたときには、白湯に梅干しを1個加えるだけで、ほのかな酸味と塩気が加わり、飲みやすさが増します。 とくに食欲が落ちているときには、口当たりのやさしい梅白湯が身体に負担をかけずに栄養補給をサポートします。梅の果肉をほぐしながら白湯に溶かすと、塩味と旨味がほどよく混ざり合い、風邪で弱った胃にもやさしくしみわたるでしょう。 塩 風邪を引いたときには、発汗や発熱によって体内のミネラルが不足しやすいです。(文献10) 白湯に少量の塩を加えると、ミネラル補給とともに体内の水分バランスを整える効果が期待できます。さらに、粘膜の保護作用もあり、喉の乾燥による不快感をやわらげる一助となります。 飲み方としては、自然塩・海塩・岩塩などの未精製の塩を少量、白湯に溶かしてゆっくりと口に含むのがおすすめです。穏やかな味わいが身体にじんわりと広がります。 白湯を飲むと風邪の症状を緩和する以外にもメリットが多い 白湯を飲む習慣は風邪の緩和だけでなく、以下の日常的な体調管理にも役立つと考えられています。 代謝や免疫力のサポート 老廃物の排出促進 身体のむくみや便秘の改善 冷え性改善による美肌効果 身体を内側から温めることで、基礎代謝や免疫機能の働きが高まりやすくなります。冷えの対策としても有効であり、寒い季節を快適に過ごすための助けとなるでしょう。 また、腸へのやさしい刺激によって老廃物の排出が進みやすくなり、便通の改善やむくみの軽減にもつながるとされています。 さらに、体温が上がることによって血行が促進され、肌のコンディションを整える美容効果も期待できます。 風邪を引いたら水分補給を白湯に置き換えて早く治しましょう 白湯は、風邪の諸症状をやわらげる手助けとなります。温かい湯気は鼻や喉をうるおし、身体の内側からじんわりと温めてくれます。今回お伝えした白湯の取り入れ方を参考に、ご自身のセルフケアに役立ててみてください。 さらに、風邪の根本的な原因への働きかけや、より専門的なケアに関心をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。私たちの身体には、病気と闘うための免疫細胞が本来備わっています。近年注目されている再生医療では、この免疫細胞の力を活用した治療法も研究が進められています。 もし、ご自身の免疫力を高めるための方法について詳しく知りたいとお考えでしたら、一度専門の医療機関に相談してみることをおすすめします。 リペアセルクリニックでは、患者様一人ひとりの状態に合わせた丁寧なカウンセリングを実施しています。どうぞお気軽にお問い合わせください。 参考文献 (文献1) PubMed「熱湯、冷水、チキンスープの摂取が鼻粘液速度と鼻気流抵抗に与える影響」 https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/359266/(最終アクセス:2025年5月16日) (文献2) 名古屋大学「感冒(かぜ)・急性咽頭炎・急性鼻副鼻腔炎・急性気管支炎」 https://www.med.nagoya-u.ac.jp/kansenseigyo/kousei/kousei3/5.pdf(最終アクセス:2025年5月16日) (文献3) 医療法人愛仁会 亀田第一病院「気になる「咳」について」 https://www.ijn.or.jp/houkatsushien/wp-content/uploads/2014/01/news03_20140228.pdf(最終アクセス:2025年5月16日) (文献4) 大西病院「風邪のしくみ」 https://www.onishihp.or.jp/hohoemi/pdf/hohoemi10.pdf(最終アクセス:2025年5月16日) (文献5) ジェイテクト健康管理組合「白湯を活用して健康管理」 https://www.jtekt-kenpo.or.jp/health_promotion/communication/pdf/71/02.pdf(最終アクセス:2025年5月16日) (文献6) 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構「ハチミツの持つ抗菌作用と その養蜂における応用」 https://www.jstage.jst.go.jp/article/livestocktechnology/2018/755-Apr./2018_2/_pdf/-char/ja(最終アクセス:2025年5月16日) (文献7) 農林水産省「生姜は体を温める効果があるそうだが、どのような成分が働いているのですか。」 https://www.maff.go.jp/j/heya/sodan/1811/01.html(最終アクセス:2025年5月16日) (文献8) 一般社団法人 日本人間工学会「生姜抽出物の経口摂取が冷え性の人のエネルギー消費等に及ぼす効果」 https://www.jstage.jst.go.jp/article/jje/45/4/45_4_236/_pdf(最終アクセス:2025年5月16日) (文献9) 農林水産省「梅の季節到来!さっぱり梅酒や梅ジュースで暑い夏を乗り切ろう!」 https://www.maff.go.jp/j/seisan/tokusan/kansho/kakudai/ume.html(最終アクセス:2025年5月16日) (文献10) 東邦大学 医療センター「風邪を引いてしまったら」 https://www.lab.toho-u.ac.jp/med/ohashi/eiyobu/blog/tjoimi0000001qzc.html(最終アクセス:2025年5月16日)
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木枯らし1号🍂
皆様こんにちは🌱 秋がまたたく間に過ぎ去り、 本格的に冬の訪れを感じる寒さとなって来ましたね。 そこで、本日は『木枯らし1号』についてお話しをしたいと思います。 この時期になると、 ニュースや天気予報などでよく耳にする言葉ですが、 皆様は『木枯らし1号』が何かご存じでしょうか? まず、晩秋(10月半ば)から初冬(11月末)の間に吹く毎秒8メートル以上の北寄りの風のことを『木枯らし』と呼びます。 そして、その年の初めに観測された木枯らしが『木枯らし1号』となります。 近畿地方では、11月11日に観測されたと発表がありました。昨年よりも2日ほど早い観測となったようです。 関東地方では、11月13日に3年ぶりの観測が確認されたそうです。 これから北風が吹くように季節が移り変わって来ているという事ですね❄️ 日毎に寒さが増していきますが、 皆様、対策をして寒い冬に向けて備えましょう✨
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旬な果物の「柿」について
皆様こんにちは。 秋も深まってまいりましたが、この時期美味しい果物といえば柿ですね😋 果物の中でも栄養満点な柿について主な栄養素をご紹介します。 〈柿に含まれる主な栄養素〉 ①ビタミンC 老化や免疫機能の低下などを引き起こす、活性酸素の働きを抑制する作用があります。また、皮膚や軟骨、粘膜などを作るたんぱく質、コラーゲンの生成にも欠かせないビタミンの1つです。 ②β-カロテン 抗酸化作用があり、生活習慣病に対しての予防、老化防止に対しても効果的です。また体内でビタミンAに変化するため、美肌効果にも期待されます✨ ③カリウム カリウムはナトリウムとともに作用し合い、体内の水分保持を行っています。また、体内のナトリウムを体外へ排出しやすくする作用もあり、塩分の取り過ぎに対して防止する効果があります。結果、むくみ予防や高血圧症の改善に対して期待されます。 ④タンニン 抗酸化作用があり、アルコールの分解を助ける働きがあります。飲酒前に柿を食べると、二日酔い防止が期待できます🍺 ⑤食物繊維 柿に含まれる食物繊維の多くは不溶性食物繊維であり、便秘改善に効果的で、腸内環境を整えてくれます。 美味しいだけでなく栄養満点な柿を食べて、これからの寒さに備えましょう🍂