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自律神経を整えましょう🌸🌿
みなさまは、自律神経失調症と聞いたことはありますでしょうか?🤔 不調を感じている 体の不調を感じるけど、原因がわからない…🌀そんな症状に悩んでいる方も多いかもしれません。自律神経失調症は、ストレスや生活習慣の乱れにより自律神経のバランスが崩れることで起こります。バランスが崩れてしまうと、眠れない疲れやすいなど様々な症状が出てきます。 ストレス管理が大事 健康な自律神経を維持するためには、ストレス管理が鍵となります🔑✨ 日常生活でヨガなどのリラクゼーションを取り入れたり、適切な睡眠、バランスの取れた食事、定期的な運動が大切です🏃これらの習慣は、自律神経のバランスを整え体の自然なリズムをサポートします。 また、仕事や日常生活の中で小さな休憩を取ることも有効です🌿 短い散歩や深呼吸をすることで、交感神経の活動を抑え副交感神経を活性化させることができます。これにより、ストレスレベルの低下と心身の健康の促進につながります✨ ストレスに負けないように ストレスを対処する方法を身につけて健康的なライフスタイルを送ることで、自律神経を整えながら春を迎えましょう🌸
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腰痛予防は早期対策が大切!今から意識・実践できることを紹介
40歳以上の日本人のおよそ2,800万人が腰痛を抱えており、国民生活基礎調査において男女ともに一番の身体の悩みとされています。(文献1) 3カ月以上にわたり症状が続く慢性腰痛の多くが原因不明とされており、湿布や痛み止めを用いた対症療法を余儀なくされている方が少なくありません。 腰痛は複数の要因が複雑に絡み合って起こるため、まずは自分の腰痛の原因を把握した上で対策する必要があります。 本記事では腰痛が起こる3つの原因について解説するとともに、自宅や職場でもできる腰痛予防ストレッチを紹介します。 慢性的な腰痛に悩まされている方や、何をしても腰痛が治らないとお悩みの方は参考にしてください。 腰痛の原因は複合的に絡み合って起きる 腰痛は主に以下3つの原因が複雑に絡み合って起きる傾向にあります。 動作に原因がある場合 周囲の状況に原因がある場合 内面(自身)に原因がある場合 それぞれについて解説します。 動作に原因がある場合 腰痛の原因の一つが日常の動作です。 たとえば、重い荷物を持ち上げる動作を繰り返したり、しゃがんだり立ったりを繰り返すと、動作のたびに腰に負担がかかります。 急な動作でぎっくり腰を発症するのは、腰への急激な負荷により筋線維が断裂したり、関節が瞬間的にズレたりする(腰椎捻挫)ためです。 また、パソコン仕事や車の運転などで長時間にわたり同じ姿勢を続けていると、上半身を支えるために腰やおしり回りの筋肉が緊張し、腰痛の発症リスクが増加します。 腰に対して瞬間的に動的な負荷がかかるケースはもちろん、静的な負荷が持続的にかかるケースでも、腰痛の発症リスクが高くなるため注意が必要です。 周囲の状況に原因がある場合 腰痛の発症は周囲の状況が原因の場合も少なくありません。 たとえば寒い屋外で長時間の作業を強いられると、血行不良により腰やおしり回りの筋肉が硬くなり、腰痛を発症しやすくなります。 トラックを運転する方が同一姿勢を続けた上、長時間にわたり全身が振動にさらされると、腰にかかる負担が増大して腰痛の発症リスクが増加します。 身体をひねった状態での作業を強いられる歯科医師などの職業に腰痛が多く見られるのも、周囲の状況に原因があるためです。 デスクワークだけでなく工場ライン工やガードマン、狭い場所での作業を強いられる方なども、周囲の状況が原因で腰痛を発症しやすい傾向にあります。 内面(自身)に原因がある場合 以下に挙げる内面(自身)の原因で、腰痛を発症しやすくなるケースがあります。 年齢とともに筋力が低下して、荷物の上げ下ろしがつらくなってきた 身体が疲れているのに寝つきが悪くて十分な睡眠がとれない 夜間の勤務時間が長くて自律神経のバランスが乱れ、身体の回復力が低下している ストレス状態が持続しており、心身ともに休まらないなど 腰痛には身体的ストレスだけでなく、精神的ストレスも深く関わっているため注意が必要です。 日本整形外科学会・日本腰痛学会が監修するガイドラインには、精神的ストレスが腰痛の発症に深く関わっていると記載されています。(文献2) 最近は職場での腰痛が問題になることも増えている 日本臓器製薬が東京大学医学部附属病院と共同で研究したところ、日本国内における腰痛が原因の経済的損失はおよそ3兆円に上ると判明しました。(文献3) 腰痛のために生産性が低下したり、休業を余儀なくされたりする事態は、多くの企業にとっても重大な懸念事項の一つであり、厚生労働省では職場における腰痛予防対策指針を策定しています。(文献4) 指針の主なポイントは以下のとおりです。 労働衛生管理体制 リスクアセスメント 労働安全衛生マネジメントシステム 労働衛生管理体制に関しては、作業方法や作業手順などの作業管理、照明や床面などの作業環境管理、腰痛検診や腰痛予防体操などの健康管理が求められています。 リスクアセスメントは腰痛の発生につながる作業などの要因を見つけ出し、リスクの大きなものから対策を検討・実施する手法です。 労働安全衛生マネジメントシステムでは、リスクアセスメントの結果をもとにPDCAを回し、腰痛予防に継続的・体系的に取り組みます。 腰痛対策として日常生活で意識したい5つのポイント 腰痛対策として日常生活で意識したい5つのポイントは以下のとおりです。 立ち姿勢・座り姿勢を見直す 座ることが多い場合は1時間に一度は立ち上がるようにする 普段のスキマ時間やお風呂上がりにストレッチを行う 手軽な運動・筋トレを続けて基礎筋力を維持する 痛みを感じたとき・症状がひどいときは無理をしない 慢性的な腰痛を改善・予防するためにも、十分に理解しておくことをおすすめします。 立ち姿勢・座り姿勢を見直す 腰痛を予防・改善するためには、日常生活における立ち姿勢・座り姿勢の見直しが重要です。 腰痛には筋緊張が深く関わっており、なかでも筋・筋膜性腰痛症は筋肉や筋膜の緊張により引き起こされることがわかっています。 筋緊張は運動時だけでなく、姿勢を保持する際にも生じるため、立位・座位時は身体に無駄な力が入らないよう意識してください。 立っている際は胸を張るのではなく、頭についた紐を上から引っ張られるイメージで、上半身を自然に伸ばすよう意識しましょう。 椅子に座る際は坐骨(おしりの骨)に体重を乗せ、上半身に無駄な力が入らないよう意識するのがポイントです。 座ることが多い場合は1時間に一度は立ち上がるようにする デスクワークや車の運転など座ることが多い場合は、1時間に一度は立ち上がるようにするのがおすすめです。 筋肉は使い過ぎで硬くなるだけでなく、使わない(同じ姿勢を継続する)ことが原因で硬くなるケースもあります。 長時間の同一姿勢で腰痛や肩こりが生じやすいのも、同一姿勢の継続による筋緊張が原因の一つです。 仕事の関係で立ち上がるのが難しい方は、両手を組んで大きく上に伸ばしたり、背中の後で手を合わせて大きく胸を反らせるなど、座ったままできる簡単な運動を取り入れましょう。 普段のスキマ時間やお風呂上がりにストレッチを行う 腰痛を予防・改善するためには、普段のスキマ時間やお風呂上がりにストレッチを行うのがおすすめです。 筋緊張は腰痛と密接な関係があるため、空いた時間で筋肉の柔軟性を確保するよう意識しましょう。 とくにお尻の筋肉やハムストリングス(太ももの裏側の筋肉)は股関節や骨盤とつながっているため、しっかりとストレッチするのがポイントです。 デスクワークの方は座りながらできるストレッチのやり方をいくつか覚えておくと良いでしょう。 また、お風呂上がりは筋肉が柔らかくなっているため、積極的にストレッチに取り組むのがおすすめです。 手軽な運動・筋トレを続けて基礎筋力を維持する 手軽な運動や筋トレを続け、基礎筋力を維持すると腰痛の予防・改善につながります。 とくにお尻の筋肉(大殿筋・中殿筋・小殿筋)には骨盤を安定させ、腰にかかる負担を減らすはたらきがあるため、筋力が落ちないよう普段から鍛えるよう意識しましょう。 殿筋を鍛えるといっても、スポーツジムでハードなマシントレーニングを行う必要はありません。 自重でのスクワットでも十分に殿筋を鍛えられます。 両足を肩幅より少し広めに開き、両手をまっすぐ前に伸ばし、お尻を突き出した状態でひざの曲げ伸ばしを行いましょう。 頭が前に倒れると腰痛のリスクが高くなるため、両手をまっすぐ前に伸ばし、前方を見たままスクワットするのがポイントです。 痛みを感じたとき・症状がひどいときは無理をしない 腰痛の予防・改善にはストレッチや適度な筋トレが効果的ですが、痛みを感じたときや症状がひどいときは無理をしないでください。 ストレッチや筋トレで痛みを感じる場合は、腰の状態がよくないか、もしくはやり方が間違っている可能性があります。 正しいやり方でも痛みがでるときは無理をせずに、痛みが出なくなるまで無理なストレッチや筋トレは避けましょう。 腰がズキズキ痛む場合は炎症を起こしている可能性があるため、一時的に患部を冷やしたり湿布を貼ったりしても構いません。 自宅や職場でも実践できる!体勢別の腰痛予防ストレッチを紹介 腰痛の予防にはストレッチに取り組み、筋肉の柔軟性を保つ必要があります。 ここでは、体勢別の腰痛予防ストレッチを紹介します。 座っているとき 座っているときにおすすめのストレッチは以下の2つです。 ストレッチ法 伸ばす筋肉 椅子に座って背中を丸める 広背筋 椅子に座って太ももの裏を伸ばす ハムストリングス 座っているときにできるストレッチの一つが、椅子に座って背中を丸める方法です。 椅子に座った状態で組んだ両手を前に伸ばし、おへそをのぞき込みながら背中を丸めましょう。 広背筋を緩めることで猫背を解消し、腰にかかる負担を減らす効果が期待できます。 また、椅子に座って片足を前に伸ばし、太ももの裏側を伸ばすストレッチも腰痛予防に効果的です。 立っているとき 立っているときにおすすめのストレッチは以下の2つです。 ストレッチ法 伸ばす筋肉 立った状態で腰を反らす 大腰筋 立った状態で片足を後ろに上げて足首をつかむ 大腿四頭筋 立っているときにできるストレッチの一つが、上半身を大きく後ろに反らす方法です。 両足を肩幅より広めに開き、両手をおしりにあてた状態でゆっくりと腰を反らせましょう。 腰を反らす際に頭も大きく後ろへ倒すのがポイントです。 ただし、腰の痛みが強いときは無理に反らさないでください。 また、立った状態で片足を後ろに上げ、足首をつかんで太ももの前側(大腿四頭筋)を伸ばすのも腰痛予防に効果的です。 寝ているとき 寝ているときにおすすめのストレッチは以下の2つです。 ストレッチ法 伸ばす筋肉 仰向けで寝て両手で両ひざを抱え背中を丸める 殿筋・広背筋 仰向けで寝て膝を抱え胸の方へ引き寄せる 殿筋 寝ているときにできるストレッチの一つが、仰向けに横になって両手で両ひざを抱え、背中を丸める方法です。 赤ちゃんがお腹にいるときの姿勢をイメージして両手で両ひざを抱え、上半身を丸めておしりから背中の筋肉を気持ちよくストレッチしましょう。 仰向けに寝て片方の膝を両手で抱え、胸の方へ引き寄せるストレッチも殿筋を緩める際に効果的です。 右膝は左肩の方へ、左膝は右肩の方へひねりを加えてストレッチすると、より効率的に殿筋を緩められます。 すでに腰痛が発症して痛みが気になる・長引いているなら病院へ行きましょう すでに腰痛を発症して痛みが気になる方や、症状が長引いている方は病院を受診しましょう。 腰痛以外に足のしびれや痛みがある場合、腰部脊柱管狭窄症や腰椎椎間板ヘルニア、腰椎すべり症などを発症している可能性があります。 両足にしびれが出て歩行障害や排尿障害が見られる方は手術が必要なケースもあるため、自分の判断で放置するのは禁物です。 また、あまりにも激しい痛みがある方は、急性膵炎など内科系の疾患の可能性も疑われます。 腰痛がある方はまず医療機関を受診して原因を突き止め、適切な対策を講じることが重要です。 腰痛や他の病気の後遺症の治療には再生医療をご検討ください 慢性的な腰痛や他の病気に伴う後遺症を治療する際に、再生医療を受ける方法があります。 当院リペアセルクリニックの再生医療は、患者様自身の脂肪細胞から抽出した幹細胞を培養・増殖させ、点滴や注射を用いて患部に投与します。 自分の細胞を用いた治療法のため副作用や拒絶反応のリスクが低く、日帰りで施術が受けられるため入院の必要がありません。 幹細胞には分化能(違う細胞に変化する能力)があり、腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症を始め、さまざまな外傷および後遺症への適応が可能です。 カウンセリングは無料で受けられるため、腰痛がなかなか治らないとお悩みの方、外傷に伴う後遺症をお持ちの方は、リペアセルクリニックまでお気軽にご相談ください。 腰痛予防は早いほど良い!気づいたときから対策しましょう 腰痛の多くは原因不明とされていますが、日常の不良姿勢や運動不足、ストレス、加齢、誤った身体の使い方などさまざまな要因が複雑に絡み合った結果として発症する傾向にあります。 生活習慣に起因する腰痛に関しては、早期の予防・対策で早期改善が期待できます。 腰痛がひどくなって日常生活に支障をきたす前に、日頃からストレッチや適度な筋トレに取り組むのがおすすめです。 腰痛が治らない方や、外傷に伴う後遺症にお悩みの方は、再生医療を受ける方法があります。 当院リペアセルクリニックの再生医療は、患者様自身の脂肪細胞から抽出した幹細胞を培養・増殖し、点滴・注射を用いて患部に注入するのが特徴です。 腰痛でお悩みの方は、当院リペアセルクリニックへご相談ください。 (文献1) 現代腰痛事情|中外医学社 (文献2) 腰痛診療ガイドライン2019改訂第2版|日本整形外科学会・日本腰痛学会 (文献3) 健康経営|日本臓器製薬 (文献4) 職場での腰痛を予防しましょう!|厚生労働省熊本労働局
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再生医療のPRPとは?
こんにちは☃️ 寒さの厳しい日が続きますが、皆様風邪など引かれていないでしょうか? 本日はPRP療法についてご紹介します💡 ◇PRP(多⾎⼩板⾎漿)療法とは? 患者様の⾎液を利⽤した再⽣医療のことです。 PRPは血液中の血小板を濃縮して活性化したもので、成長因子をたくさん含んでいて、注入をした部分の治癒が促進されたり、痛みの軽減が期待できます。 PRP療法は自分自身の血液を使用するため、アレルギー反応や拒絶反応なども出ないので安心して受けられる治療です😌 ◇PRP療法の適応となる方 PRP療法は、さまざまな怪我や病気の治療、さらに美容医療などにも用いられています✨ 関節炎(変形性関節症など) スポーツ障害(軟骨損傷、腱損傷など) 腱鞘炎や腱炎 美容分野(皮膚の若返り、抜け毛の改善など) 当院では、幹細胞治療を受ける患者様に、幹細胞がより効果的に働くように治療前の段階でPRP療法を行っていただいております。 ◇効果の出現期間と持続期間 効果や出現には個人差がありますが、投与してから一週間程度で効果が現れます。早い方では当日に効果を実感される場合もあります。 PRPの効果は数ヶ月続くので、スポーツの外傷などではその期間で損傷箇所が治癒されることがあります。 しかし関節軟骨を再生・修復させることはできないため、変形性関節症のように進行する可能性がある疾患では再び症状が現れることもあります。 PRP療法の効果を維持するためには、日常生活での予防策を実践することも重要です。適度な運動やバランスの良い食事、適切な体重の維持、良好な姿勢の維持などです🏃♂️ 当院の治療 もし興味のある方やお話しを聞いてみたい方は、是非当院のカウンセリングにお越しください🍀
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自分に合うスキンケア化粧品を選ぼう
皆様は、自分に合うスキンケア化粧品を選べていますか? 人気商品という理由で選ぶのではなく、美容成分をしっかり理解して化粧品を選ぶことが美肌になるためには大事です✨ 今回は美容成分について紹介しますので、ぜひ化粧品を選ぶときの指標にしてみてください。 【ビタミンC】 主に紫外線からのダメージを改善する効果があります☀️マルチな美容効果があります。 すでにできているシミを薄くする シミ、そばかすを予防 コラーゲンの生成を促すので、しわの改善 ニキビ跡の改善 最近はピュアビタミンC配合の化粧品がでており、シミにとても効果的です。 10〜15%の高濃度なものを選ぶのがおすすめです。 【レチノール】 ビタミンAの一種。乾燥によるシワを目立たなくさせてくれます。 肌への刺激が強いので、敏感肌の人にはおすすめしません。 しわやシミを改善する 肌に潤いを与える 目の周りのハリを与える 毛穴のたるみを改善する 【トラネキサム酸】 医薬部外品の有効成分として承認されてから20年近くたっているので、安全性の高い成分です。 美白効果 シミ予防・シミの治療 肝斑の治療 【ナイアシンアミド】 ビタミンB3のことです。 肌に刺激が少なく、敏感肌の方でも使用できるのが特徴です。 ハリとうるおいを与える 肌の乾燥や炎症などの肌トラブルを軽減 紫外線によるダメージを軽減し修復する 美白効果 今回ご紹介した成分は今話題の成分で、 皆様も耳にしたことはあるのではないでしょうか?✨ 他にも美容成分は沢山ありますが、求める効果やご自身のお肌の状態に合わせて、選んでみてください🌱
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冬と骨粗鬆症
今年の冬は暖冬と言われていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか☺️ 暖冬とはいえ気温が下がる時間帯も多く、屋外に出る機会が減ると、日光によって活性化される活性化ビタミンDが減少するため、より一層骨粗鬆症の危険性が高まります🦴 骨粗鬆症について 厚生労働省の調査によると、食品からとるビタミンDの必要量の目安は5.5μg程度。それに対して、1日に必要なビタミンDの量は15μg以上とされています。足りない10μgのビタミンDは、太陽光線を浴びて体内で生成することが必要です☀️ どの程度日光に当たればよいのでしょう❓ 地域によって多少違いはありますが、冬は1時間程度で十分と言われています。厳密な時間を知りたい場合は、地球環境研究センターのホームページにビタミンD生成・紅斑紫外線量情報と題して、毎日お勧めする日光照射時間が地域ごとに分かるようになっています☝️ 骨粗鬆症になると、わずかな衝撃でも骨折しやすくなります💥 特に冬の寒い時期に増える傾向にあります⛄️ 雪道や凍結した道路で転びやすいのはもちろんですが、寒さで体が縮こまると、普段なら転ばない場所でも転びやすくなるので気をつけましょう👣
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みかんを食べよう🍊
本日は風邪予防にオススメの果物をご紹介致します⛄️ それは、みかんです!🍊 みかんについて🍊 冬は蜜柑が美味しい季節ですよね。蜜柑はビタミンCがたっぷり含まれている風邪予防にピッタリの果物です。 また、メラニンの過剰な生成を制御してくれるので美肌に導く力がございます✨ 蜜柑の食物繊維は腸内環境を整えて健やかな肌をサポートしてくれます。 ビタミンCには他にもメリットが沢山あり、抗酸化作用や体の免疫機能を高める働きがあるので、美味しく風邪に負けない身体作りをする事ができます。 おすすめの食べ方🍊 蜜柑はそのまま食べても美味しいですが、寒い冬には蜜柑のホットジュースがオススメです! 蜜柑を弱火で焼いて果汁を搾り、生姜汁を少し加えて完成です♪ ビタミンCや抗ウイルス作用と生姜の免疫力アップで最適な飲み物です。 皆さまも是非、蜜柑を食べて健康な身体で冬を乗り切りましょう🍊
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暖冬になる原因とは
こんにちは☀️ 朝の寒さで布団から出るのが辛い季節になりましたがいかがお過ごしでしょうか? 暖冬ってなに? 今年の冬は全国的に暖冬の傾向というニュースをよく耳にしませんか? 暖かい冬❄️ 寒さが大の苦手な私にとって凄く魅力的な言葉に感じます! しかし日常生活の中で気をつけなければいけないことがあるんです💡 そもそも暖冬になる原因は? 地球温暖化など原因は様々ありますが、主に南米の近くにおける海水の温度が上昇するエルニーニョ現象というものが関係しています! 海水温が上昇することで太平洋上に暖かく湿った空気が生まれ、その空気が日本に流れてくることで冬でも暖かくなるという仕組みです! 暖冬で気をつけたいこと⚠️ それは天気の急激な変化に備えること! 暖冬といっても常に暖かい訳ではありません。 春のような陽気が続いても突然真冬の気候に逆戻りなんてことも… 寒暖差も大きくなりやすいので天気予報をこまめにチェックし対策しましょう✅ 体調の変化に注意 冬場は身体の抵抗力が落ちやすい時期です。 風邪やインフルエンザの流行などもまだあるかと思いますので、暖冬の時ほど油断せず体調管理に気をつけてお過ごしください♪
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あけましておめでとうございます🎍
新年あけましておめでとうございます あけましておめでとうございます🎍 今年もよろしくお願いいたします! 皆様、お正月はどのように過ごされましたか? 初詣には行かれたでしょうか? 初詣の目安 初詣は年神さまを家に迎える行事として古くから伝わっています。そのため、年神さまがいらっしゃる松の内に初詣に行くのが一般的ですが、節分までに参拝するのが良いともいわれています。 なぜ節分なのかというと、旧暦では節分が季節の変わり目(立春)の前日であることから、ひとつの目安となっているようです。 私は新年の干支に関係のある神社やお寺に行くようにしています。 境内で干支を探すのが楽しく、お守りやおみくじも可愛い物が多いのでオススメです! 今年は辰年、龍に関係のある神社は全国的に多いので、行ってみてくださいね😊
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脳卒中再発予防について
脳卒中再発予防について 皆様こんにちは♪ 朝、晩と冷えやすくなってますが体調は崩されたりしていませんでしょうか💦 今回は冬の時期に増えやすい脳卒中についてお話ししたいと思います⛄️ 冬場の脳卒中リスク 脳卒中は脳梗塞、脳出血、くも膜下出血の3つに分けられます🧠 冬は、温度の寒暖差により交感神経が刺激されることで血管が強く収縮し、血圧を急激に上昇させ、脳卒中のリスクが高くなります⚠️ また、脳卒中は再発リスクがとても高い疾患です💥 脳卒中を患った患者様の2人に1人は10年以内に再発するという統計が出ています。また、再発時には初回発症時に比べ、重い後遺症が残る可能性があります。そのため、再発予防がとても大切となってきます。 再発予防として以下の点に注意しましょう🚨 *血圧管理 高血圧は脳卒中再発の最大の危険因子です。脳の血管に強い圧力がかかり、血管が破れたり詰まったりすることで再発の危険が高くなります。日頃から意識して血圧をチェックし、自分自身の血圧を把握しておくようにしましょう。 *食生活改善 脳卒中再発予防のための食事の基本は、過剰なエネルギー摂取を避け、塩分を控えること、カリウムを摂取すること、脂質の取りすぎに注意することです。1日塩分摂取量は成人男性8g未満、女性7g未満で高血圧患者では6g未満といわれています。 *適正体重の維持 肥満はエネルギーの過剰摂取により、内臓脂肪が蓄積し、動脈硬化が促進されます。高血圧、高脂血症、糖尿病を経て、脳卒中や心筋梗塞を起こしやすくなります。 *禁煙 タバコの煙に含まれるニコチンには、血管の収縮や血圧上昇、心拍数増加をもたらします。また、一酸化炭素は血液中の酸素運搬を妨げます。こうして、血管が詰まりやすくなり、動脈硬化が促進され、脳卒中の原因となります。 *ストレスを溜めない 慢性的なストレスのある方は高血圧との関係が深く、真面目な完璧主義者は高血圧の人が多いといわれています。 日頃から適度な運動を行い、ストレスや疲労をためないようにしましょう。 不眠は血圧を上げるため、充分な睡眠をとり、規則正しい生活を送りましょう。 *便秘予防 いきみは血圧を上げます。運動し、バランスの取れた食事を食べ、便秘予防をしましょう。 以上の点を注意し、再発予防対策を行いましょう! 一度脳卒中に患ってしまうと、麻痺や言語障害等の後遺症が残る人がほとんどです💦 当院では脳卒中後の後遺症でお悩みの方のカウンセリングを行っております。脳卒中は一度発症すると、元に戻らないと言われてます。しかし、幹細胞治療で後遺症が軽減する方もおられます。 お気軽にご相談ください✨
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忙しい年末年始!ぎっくり腰に気を付けましょう!
ぎっくり腰に気をつけよう! もう今年も残すところあとわずかになってしまいましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか? 本格的な冬⛄️になってきた今、注意⚠️したい疾患は『ぎっくり腰』です‼️ 『ぎっくり腰』は病名ではなく、正式には『急性腰痛症』と呼ばれています。 発症の原因は未だに分かっていない部分もあるそうですが... 特に冬は寒さで身体が冷え、筋肉💪が強張ることで発症しやすくなります。 また、年末で仕事が忙しくなったり、大掃除🧹をしたりと心身ともにストレスがかかることが多いことも原因の一つとも言われています。 ぎっくり腰になってしまったら もし発症してしまったら...⚡️自己判断は避けて整形外科を受診されることをお勧めします。 発症したら 激しい痛みがある時は無理せずに楽な体勢に💤 ※膝の間にクッションを挟み横になる体勢などがおすすめです。 市販薬の湿布や痛み止めを使うと効果的💊 痛みが落ち着いたら、普段通りの生活を送る♫ ※過度な安静は、症状を長引かせてしまうので可能な範囲で動く事で回復が早いと言われています。 また、ただの『ぎっくり腰』だと思ったら実は椎間板ヘルニアや圧迫骨折などの病気🦠が潜んでいる場合があります‼️あまりに痛みが強い場合や症状の改善が見られない場合などは、自己判断を避け、整形外科の医師を受診することをお勧めします💁♀️ 当院では椎間板ヘルニアによる後遺症に対しての幹細胞治療も行っておりますので、そのような症状でお悩みの方やご興味がある方は是非当院へお越しくださいませ🌱
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お酒の飲み過ぎに注意し、肝臓を労わりましょう!
お酒の飲み過ぎに注意して肝臓を護りましょう 皆様 こんにちは🌱 12月に入り、今年も残りわずかとなりましたね🎶 これからの時期、忘年会や新年会などの集まりがあったり、帰省などで久しぶりに会う家族や友人たちと楽しくお酒を飲む機会が多くなるのではないでしょうか🍻 この時期はついつい飲みすぎてしまいますよね💦 お酒は飲み過ぎに注意 適度にお酒を楽しむ分には問題ありませんが、 過度な飲酒を続けると、様々な病気を引き起こす原因に繋がります⚠️ 過度な飲酒で影響を受ける代表的な臓器として『肝臓』が挙げられます! 肝臓には、食事で吸収した栄養から人体に必要なものを作ったり、人体に不要なものを分解したりする働きがあります。肝臓での中性脂肪の合成が高まり、肝臓に中性脂肪が蓄積することで、脂肪肝になります。 また飲酒を長期間続けることで、 肝臓に線維が形成され肝線維症や肝硬変の原因となったり、肝細胞が破壊されてアルコール性肝炎になる場合があります。 肝臓は「沈黙の臓器」と言われており、初期では症状がないことがほとんどです。その為、普段の生活を気をつけたり、定期検診を受けることで、予防していくことが大切です✨ 肝臓を護るために注意したいポイント 肝臓を守るには 🔹1日の適正な飲酒量を心がけましょう 1日当たりの純アルコール摂取量 (適正飲酒量) 男性40g以上、女性20g以上 飲んだ容量(ml)+アルコール度数×アルコールの比重0.8=純アルコール摂取量 🔹すきっ腹で飲まない 🔹おつまみが油ものばかりにならないよう、野菜をしっかりとりましょう。 🔹強いお酒は薄めて飲みましょう 🔹週2日の休肝日をつくり肝臓を休めましょう。 🔹寝る3時間前までに飲み終え、寝酒はやめましょう。 肝臓を労りながら楽しい年末年始を過ごしてくださいね😃✨ 当院は、肝障害に対しても再生医療(幹細胞治療)を行っております。 診断をされている方はもちろん、健康診断で数値が高いことを指摘された方などもカウンセリングにご来院され相談されております。悩まれている方は、是非一度ご相談下さい✨
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ヒートショックとは?原因や予防法・起こった場合の対策を解説!
周囲にヒートショックになった方がいると「自分もいつかなってしまうのでは?」と不安に感じるものです。ヒートショックは冬場のお風呂場で多く発生しますが、事前に原因・症状や予防法などを知ることで備えられます。 ヒートショックのリスクを避けるには、どのような症状なのかを知って注意を払うことが大切です。 本記事ではヒートショックについて、原因や予防法・発生時の対策などとともに解説します。 日常生活でのリスクを減らせるよう、正しい知識を身につけましょう ヒートショックとは?急激な温度変化に注意! ヒートショックとは、急激な温度変化による血圧の乱高下で、心臓や血管に疾患をもたらす現象です。温かい場所から冷えた場所へなどと、温度差が大きい環境の間を行き来したときなどに起こります。 人間の身体は寒い場所に移動した際に、体温を保持するため血管が収縮し、血圧が上がる仕組みです逆に温かい場所に移動すると、体温の上昇に応じて血圧が下がります。 しかし、温度差の大きい環境の間で移動を繰り返すと、血圧が激しくアップダウンする分、心臓や血管にも大きな負担がかかります。心臓などに過重な負担がかかった結果、めまいや頭痛などに見舞われるのがヒートショックです。 ヒートショックは、とくに11月~4月の気温が大きく下がる時期に発生の危険性が高まるとされています。リビングなどで暖房機器を使って室温を上げている一方、お風呂場や脱衣所などでは外気温の影響で室温が下がることが原因です。入浴中に心筋梗塞や脳卒中を起こした結果、意識を失った状態で体が湯船に沈み、溺れるケースがあります。 ヒートショックの症状・特徴 寒い時期を中心に起こりやすいヒートショックに備えるには、主に発生する症状や特徴を知ることが重要です。よくある症状や特徴として、以下のものが挙げられます。 めまいや立ちくらみ 頭痛 嘔吐 失神 脳梗塞や心筋梗塞などの後遺症 それぞれの症状や特徴を、ひとつずつご紹介します。 めまいや立ちくらみ ヒートショックでは、めまいや立ちくらみがよくみられる症状です。お風呂に入っている間は湯船のお湯によって体に水圧がかかっていますが、湯船から立ち上がるとその水圧がなくなり、血管が広がります。 その結果、血圧の低下で一時的に心臓から脳へ送られる血液の量が減少し、めまいや立ちくらみの原因となります。 頭痛 ヒートショックでは、頭痛に悩まされる方もいます。頭痛は温かい場所から寒い場所に移動した際の血管の収縮や、湯船に入った際の温熱による血管の拡張が原因です。 血管が収縮した場合は、心臓から脳への血流が減ることで一時的に酸欠に陥り、頭痛を引き起こすケースがあります。逆に湯船に浸かっていて体温が急上昇したときも、強めの頭痛が発生する場合があるため、注意が必要です。 嘔吐 ヒートショックではときに吐き気を感じるうえ、よりひどいと吐き戻すケースもあります。温かい場所と寒い場所の行き来による血圧の乱高下の繰り返しで、心臓と血管に大きな負担がかかるためです。 心臓や血管に過度な負担がかかった結果、血流が大きく変わるなどして気分が悪くなり、吐き気を感じたり摂取した食べ物を戻したりします。吐き戻そうとして気道が詰まって倒れるケースもある分、なおさら注意が必要です。 失神 短時間で意識を失う失神の状態も症状の1つです。メカニズムはめまいに見舞われた場合と同じで、お湯を張った湯船から出ようと立ち上がった際に、それまで身体が受けていた水圧から解放されることが原因と考えられます。 水圧からの解放で血圧が下がり、心臓から脳への血流が減ることで、意識を失う流れです。 脳梗塞や心筋梗塞のような後遺症も ヒートショックでは血圧が大きくアップダウンする分、脳梗塞や心筋梗塞などの重篤な後遺症に見舞われる場合もあります。急激な血圧の変化に脳や心臓の血管に大きな負担がかかったあげく、血栓で詰まったり血管自体が破れるためです。 脳梗塞や心筋梗塞は、ともにその後の人生に多大な悪影響をもたらしかねない疾患です。命を落とす危険さえある分、もしもご家族がお風呂に入っている最中に倒れたときは、すぐさま救急車を呼ぶ必要があります。 ヒートショックの予防法 ヒートショックは事前にさまざまな対策を打っておくことで、発症を防げます。主な予防法は次のとおりです。 入浴前に脱衣所や浴室を温める お湯の温度は40度を目安にする 家族に声をかけてから入浴する かけ湯や入浴時間にも注意する 湯船からゆっくり出る 入浴後は十分に水分を取る それぞれの方法を、ひとつずつ解説します。 入浴前に脱衣所や浴室を温める ヒートショックを防ぐには、入浴の前に脱衣所や浴室(お風呂場)の室温を上げることが大切です。あらかじめ着替える場所やお風呂場を温めておけば、リビングなど温かい場所との気温差を小さくできる分、発症の可能性も下がります。気温差については、ヒートショックに見舞われやすいプラスマイナス10度よりも小さくなるようにするのが理想的です。 脱衣所については、お風呂に入る前にファンヒーターなどの暖房器具で温めるのがおすすめです。一方お風呂場の温度を上げる方法として、以下のものがあります。 湯船にふたをしない状態でお湯を張る お風呂場専用の暖房器具を活用する シャワーによる給湯:室温が15分で10度上昇 入浴中はお風呂場の換気扇を止めておく お風呂場の床に簀子(すのこ)やマットを敷く 以上の方法で着替える場所やお風呂場を温めることが、予防への第1歩です。 お湯の温度は40度を目安にする 湯船に張るお湯の温度は40度を目安にしましょう。これ以上熱い42度以上のお湯に10分間浸かると体温が高熱といえる水準の38度以上に急上昇してしまい、ヒートショックを引き起こす危険性が高まります。 無理なく温まれる40度前後を目安にすることで、安全で快適な入浴につながるのです。もし可能であれば、湯温をよりぬるめの38度にする方法もおすすめといえます。 家族に声をかけてから入浴する ご家族と一緒に暮らしている方は、先に声をかけてからお風呂に入ることもポイントです。先にご家族に声をかけておけば、お風呂に入っている間に異変が起きても気付いてもらえます。 もし、同居のご家族がいない場合は、お風呂場に近い場所にスマートフォンや携帯電話を持ち込むのがおすすめです。万が一、不測の事態が起きたときにもすぐに救急車を呼べます。 お金に余裕があれば、IT見守り機器を設置するのもひとつの手段です。お風呂場への入退室をチェックする用途に使える分、異常があった際に近くに住むご家族に知らせられ、いち早く対策を講じられます。 かけ湯や入浴時間にも注意する お風呂に入る際は湯船に入る前のかけ湯や、湯船に入る時間への意識も大切です。 お湯に浸かる直前にかけ湯しておけば、冷え切った体が温かいお湯に慣れられる分、急激な温度変化を防げます。なお、手足など心臓から離れている部位からゆっくりとお湯をかけていきましょう。 加えてお風呂に浸かる時間は、長くても10分程度に留めることも大切です。あまりにも長い時間湯船に浸かると、体温が上昇するにつれて体が受ける負担も大きくなるためです。 湯船からゆっくり出る 湯船から出る際は、急がずゆっくり出ることが重要です。すぐに湯船から立ち上がると、血圧が一気に下がって心臓から脳への血流が一時的に減ります。立ちくらみに見舞われるだけでなく、失神したり溺れたりする危険さえあります。 湯船から出る際も、ゆったりした動作を心掛けることで、めまいなどの予防が可能です。なお、湯船のふちや手すりにつかまった状態でゆっくり立てば、より発症の危険性を下げられます。 入浴後は十分に水分を取る お風呂から上がった後の十分な水分補給も欠かせません。湯船に浸かっている間は発汗によって体内の水分が排出されます。ただ、体内の水分が不足すると、血栓ができたり血圧が上がったりする分、脳梗塞などで重篤な状態に陥る危険性が高まります。 お風呂から上がった後の失神を防ぐ意味でも、水分補給は欠かせません。なお、時間に余裕があれば入浴前の水分補給もおすすめします。 ヒートショックが起きた時の対策 万が一ヒートショックが起きてしまった場合も、事前にできる対策を知っていれば落ち着いて対応できます。起きた場合にできる対策として、以下の方法がおすすめです。 気分が落ち着くまで立ち上がらない 意識があるうちに浴槽の栓を抜く 家族が見つけたときにできる対策 気分が落ち着くまで立ち上がらない 湯船に浸かっている最中に気分が悪くなったときは、落ち着くまで立ち上がることは避けます。急に湯船から立ち上がると、急激に血管が広がったり血圧が上がったりして、めまいなどに襲われるためです。 気分が一通り落ち着くまでは、湯船でじっとしているようにします。なお、溺れないように手すりなどにつかまることもポイントです。 意識があるうちに浴槽の栓を抜く 加えて、気分が悪くなったときには、意識があるうちに浴槽(湯船)の栓を抜きましょう。意識を失ったときにお湯が残っていると、体が湯船の中に沈み、溺れてしまうためです。 もし先に栓を抜いておけば、お湯が排水溝から流れ出ていく分、溺れる危険性は下がります。 家族が見つけた時にできる対策 もしお風呂場でヒートショックを起こしたご家族がいた場合、落ち着いた対処が重要です。湯船や床に倒れているご家族を見つけたら、以下の順番で対応しましょう。 湯船の栓を抜くとともに、他のご家族やご近所の方に助けを求める。 倒れた人を湯船から救い出す(難しいときは、倒れている人の身体をふたに載せるなどして沈まないようにする)。 119番で救急車を呼ぶ。救急車が駆け付けるまで反応の有無を確認する。 反応がないときは呼吸の有無を確認する。 呼吸がなければ、救急車が着くまで心臓マッサージや人工呼吸を試みる。心臓マッサージ30回・人工呼吸2回を1セットとして繰り返す。 なお、救急車を呼ぶべき状況なのかを判断できない場合は、「#7119(救急相談センター)」に連絡してください。医師や看護師などの専門家が対応する窓口であるため、緊急性を判断してもらえたりアドバイスを受けられたりします。 ヒートショックになりやすい人の特徴 ヒートショックを防ぐには、なりやすい人の特徴を知っておくことも有効な手立てです。とくに以下の特徴に当てはまる方は日頃から十分にご注意ください。 65歳以上の高齢者 高血圧や糖尿病、動脈硬化の持病を抱えている方 肥満や睡眠時無呼吸症候群、不整脈の方 一番風呂や熱めのお風呂が好きな方 日頃から長湯の習慣がある方 入浴前にお酒を飲む習慣がある方 お風呂場などに暖房設備がない方 65歳以上の高齢者や高血圧などの持病がある方、熱いお湯や長湯を好む方などはヒートショックを引き起こす危険性が高くなる傾向にあります。 まとめ|ヒートショックは事前の対策で防げる ヒートショックは冬場の温かい場所と気温が低い場所との温度差が原因で生じる症状ですが、事前にさまざまな対策をしておくことで防げます。とくに入浴前に脱衣所やお風呂場を温めたり、入浴時のかけ湯や短い入浴時間などを心掛けることが大切です。 仮に症状が発生しても、ゆっくり立ち上がることやご家族の助けを借りることで深刻な事態を防げます。日頃からヒートショックに対する理解や対策を心掛けて、症状が起きないようにしましょう。 ヒートショックに関するよくある質問 ヒートショックは夏にも起こることはある? ヒートショックは冬場だけでなく、夏に起きることもあります。とくにエアコンで冷えた部屋と、エアコンの風が届かない廊下や屋外とでは、気温差が10度以上になるために、注意が必要です。 夏場のヒートショックに備えるには、エアコンの設定温度を低くしすぎないことや、リフォームなどで自宅の断熱性を高めることなどの方法があります。 ヒートショックは若い人もなることはある? 高齢者がなりやすいイメージのヒートショックは、若い人でもなるケースがあります。とくにストレスが溜まる生活を送っている方や睡眠を十分にとれていない方は、気温差が大きい環境の行き来で発症する可能性に注意が必要です。 ヒートショックで死亡するケースはある? ヒートショックが起きた場合、ときとして死亡するケースがあります。とくに多いのが、入浴中の体調不良により湯船の中で溺れて亡くなる事例です。 高温のサウナはヒートショックのリスクが高い? 高温のサウナも、冬場のお風呂場と同じようにヒートショックのリスクが高い場所です。サウナの場合は、水風呂や外との気温差が大きいことが要因になります。 加えて、サウナは湯船に入っている場合以上に体内の水分が汗として大量に流れ出るため、血管内に血栓ができやすい状態です。これらの要因から、高温サウナでもヒートショックが起きる恐れは十分にあります。 とくにご高齢の方や持病のある方は、高温のサウナは避けた方が良いでしょう。