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膝痛には水中ウォーキングがおすすめ|効果と注意点・正しいやり方も紹介
膝の痛みから、「運動なんてとても無理…」と感じ、運動不足になっていませんか? 運動不足は筋力の低下や関節のこわばりを招き、かえって膝の状態を悪化させる原因にもなります。 水中ウォーキングは、膝に負担をかけずに無理なく続けられる運動です。 水の浮力により膝への負担が大きく軽減され、痛みがある方でも無理なく続けられる運動として、リハビリや健康維持の現場でも広く活用されています。 本記事では、水中ウォーキングが膝痛にどのように効果的なのか、具体的なメリットや安全な始め方、注意すべきポイントを詳しく解説します。 膝の痛みと上手に付き合いながら、少しずつ体を動かしていきたい方は、ぜひ参考にしてください。 水中ウォーキングが膝痛にやさしいと言われる理由 膝痛があると運動をためらいがちですが、筋力低下や関節のこわばりを防ぐためには、無理のない範囲での運動が大切です。 なかでも、水中ウォーキングは、陸上運動に比べて膝への負担を大きく減らしながらも、しっかりとした運動効果を得られる方法として注目されています。 水中ウォーキングが膝痛にやさしい理由として、次の3つが挙げられます。 陸上運動よりも安全に継続できる 水の浮力で関節への負担が軽減される 筋力アップや血行改善に効果的 それぞれの理由について、詳しくみていきましょう。 陸上運動よりも安全に継続できる 陸上でのウォーキングやランニングは、着地のたびに膝や足首に大きな衝撃が加わり、痛みを感じやすくなる場合があります。 そのため、「歩かなきゃいけないのはわかっているけど、痛くて怖い」という理由で運動を敬遠する方も少なくありません。 水中では浮力によって体が軽く支えられるため、転倒のリスクや着地の衝撃を大幅に減らせます。 また、プールの底は柔らかめに設計されていることが多く、足腰へのダメージが最小限に抑えられるため、「痛みが心配で運動を続けられなかった」という人でも、安心して長く続けられます。 水の浮力で関節への負担が軽減される 水中では体重が浮力で軽くなるため、膝関節への負担が大幅に減少します。 関節にかかる重さや圧力が水中で軽減されることで、痛みの原因となる負担を抑えながら運動ができます。 さらに、水中では動きがゆっくりになるため、急な方向転換やバランス崩しも起こりにくくなり、ケガの防止にもつながります。 筋力アップや血行改善に効果的 水中では水の抵抗が全身にかかるため、陸上と同じように筋力を強化する効果が期待できます。 とくに太ももやお尻など、膝を支える重要な筋肉を効率よく鍛えられるのが特徴です。 また、水温によるリラックス効果や血行促進効果もあり、関節の動きが滑らかになりやすくなる点も、膝痛の改善をサポートします。 リラックスしながらも効率的に体を動かせる水中ウォーキングは、膝痛対策としてだけでなく、全身の健康づくりにも役立つ運動法といえます。 水中ウォーキングは膝痛の予防と改善にどう働く? 水中ウォーキングは「痛みがあるときでも無理なくできる」だけでなく、続けることで膝痛の予防や改善をサポートする運動です。 ここでは、水中ウォーキングがどのように膝痛対策として役立つのか、具体的な効果を次の3つに分けて解説します。 関節の可動域が広がる 太もも・お尻の筋肉が鍛えられる 体重コントロールによる膝への負担軽減 関節の可動域が広がる 水中では浮力によって体が軽くなり、関節を動かす際の負担が大きく軽減されるため、陸上では痛みやこわばりで動かしにくかった範囲まで、ゆっくりとスムーズに動かせるようになります。 継続的に水中ウォーキングを行うと、関節を支える筋肉や靭帯も徐々に鍛えられ、可動域が広がっていきます。 そのため、陸上での歩行や階段の昇り降りなど、日常生活でも膝の動きを楽にし、痛みの軽減や再発防止につながります。 太もも・お尻の筋肉が鍛えられる 水中では、水の抵抗が全身にかかるため、ただ歩くだけでも自然に筋肉へ負荷が加わります。 とくに膝を支える太もも前面の大腿四頭筋や、後面のハムストリングス、さらにはお尻の大殿筋といった下半身周りの重要な筋肉を効率よく鍛えることが可能です。 これらの筋肉がしっかりと働くようになると、膝関節への負担を分散し、衝撃を吸収する力が高まります。 その結果、関節へのストレスが軽減され、膝痛の予防や痛みの改善が期待できます。 体重コントロールによる膝への負担軽減 水中ウォーキングは、歩くだけでもしっかりとカロリーを消費できる有酸素運動です。 そのため、ダイエットや体重管理を目指す方にも向いています。 体重が減ると、膝の関節にかかる負担も軽くなることが知られています。 水中ウォーキングなら、浮力のおかげで関節への負担を減らしながら無理なく運動を続けられるので、将来的に膝を守るためにもおすすめです。 当院「リペアセルクリニック」の公式LINEでは、簡易オンライン診断が受けられます。膝の痛みにお悩みの方は、公式LINEに登録してぜひ一度お試しください。 初心者でも安心!水中ウォーキングのやり方 ここで、初心者の方でも安心して始められる水中ウォーキングのやり方について、以下3つの項目に分けて解説します。 基本のフォームと歩き方のコツ おすすめの運動時間と頻度 よくあるNGフォームと改善法 基本のフォームと歩き方のコツ 水中では体が軽くなるので楽に感じますが、その分バランスが崩れやすいため、正しいフォームを意識することが大切です。 歩くときは、背筋をまっすぐに伸ばし、視線は前を向けます。 お腹に少し力を入れて姿勢を安定させるのがポイントです。 足はかかとからつま先へ体重を移すイメージでゆっくり歩き、膝は無理に伸ばしきらず自然に動かしましょう。 腕も自然に振るとバランスがとりやすくなり、全身をしっかり使えます。 水の抵抗を活かして、少し大きめの歩幅でゆっくり歩くとより効果的です。 おすすめの運動時間と頻度 水中ウォーキングを始めたばかりの方は、最初は短時間から無理なく慣らしていくことが大切です。 目安としては1回20〜30分程度、週に2〜3回ほどからスタートするのがおすすめです。 水中は陸上よりもエネルギーを消費しやすく、慣れないうちは思った以上に疲れる場合があります。 最初のうちは、途中で休憩を挟んでも構いません。 慣れてきたら、時間を少しずつ延ばしたり回数を増やしたりして、自分の体調や生活リズムに合わせて調整しましょう。 続けることで、膝への負担を減らしながら筋力アップや膝痛予防が期待できます。 よくあるNGフォームと改善法 水中では水の抵抗が全身にかかるため、無意識のうちにフォームが崩れてしまう場合があります。 たとえば、前かがみになりすぎたり、足を引きずるように歩いたりすると、関節への負担が増えたり筋力が十分に使えなくなったりします。 上記のようにならないために、背筋をしっかり伸ばし、お腹を軽く引き締めた姿勢を意識しましょう。 無理に歩幅を広げず、自分がバランスを取りやすい範囲で歩くのがポイントです。 プールの手すりを使って安定させたり、水深を変えて負荷を調整するのも効果的です。 膝痛のある人が水中ウォーキングを始める際の注意点 膝痛のある方が、水中ウォーキングを安心して取り組むためには、次の3つに注意しましょう。 水温・水深・歩行姿勢に注意 痛みが強い日は無理をしない 不安がある場合は医師や専門家に相談してから始める それぞれの注意点について、詳しく解説します。 水温・水深・歩行姿勢に注意 水中ウォーキングをする際は、プールの水温や水深をよく確認しましょう。 冷たすぎる水温は筋肉や関節をこわばらせ、動かしにくくなったり痛みが出やすくなる場合があるため、温水プールなど、適度に体が温まる環境がおすすめです。 また、水深が深すぎるとバランスを崩したり無理に背伸びをする姿勢になりやすいため、胸の高さくらいの水深を目安に、背筋を伸ばして視線を前に向けるなど正しい歩行姿勢を意識することが大切です。 痛みが強い日は無理をしない 「せっかくプールに来たから運動しなきゃ」と思っていても、膝の痛みが強い日に無理をするのは避けましょう。 痛みを我慢して動かすと、かえって関節や周囲の筋肉を傷めてしまう可能性があります。 膝の調子が悪い日や痛みが強い日は、運動をお休みして休養を取ることも大切です。 無理をしない範囲で継続することで、長く安全に水中ウォーキングを習慣にできます。 不安がある場合は医師や専門家に相談してから始める 膝の痛みの原因は人それぞれで、変形性膝関節症などの持病を抱えている場合や、痛みがなかなか引かない場合もあります。 その場合は無理をせず、まずは医師や理学療法士などの専門家に相談することが大切です。 事前の相談で、自分の症状や体力に合った運動の方法や注意点を知ることができ、安心して水中ウォーキングを始められます。 膝の痛みに対しては、再生医療という治療方法もあります。再生医療に関して詳細は以下をご覧ください。 まとめ|水中ウォーキングは膝痛でも前向きに運動が続けられる 膝に痛みがあると、運動自体が不安になってしまう方も多いですが、水中ウォーキングは浮力や水の抵抗を活かして関節への負担を大きく減らせる、安全で続けやすい運動です。 正しいフォームや自分に合ったペースで行うことで、筋力の維持や関節の動きをスムーズにし、膝痛の予防や改善にもつながります。 水中ウォーキングを生活に取り入れて、前向きに体を動かす習慣を続けてみてください。
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似ていますが”くずきり”と”春雨”の違いをご存知でしょうか
”くずきり”と”春雨”の違い くずきりと春雨の違いについて知っていますか? くずきりはマメ科の植物、葛の根っこの部分を使用した葛粉からできており 春雨はじゃがいもなどのいも類のでんぷんからできています。 くずきりはほとんどがタンパク質でできており、体を温める効果やコレステロールを抑制する効果などがあります。 ただ、カロリーが少し高めなのでダイエットには少し注意が必要です。 春雨はミネラルや食物繊維などを含んでおり、血糖値の上昇を抑制してくれる効果があります。またカロリーや糖質が比較的低いので、ダイエットにおすすめです。 これらの事を考えて日々の食事に取り入れてみてはいかがでしょうか?
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春バテとは?
皆様、こんにちは🍀 昼間の気温が暖かくなってきてますが、朝晩の気温の変化により体調を崩されていませんでしょうか💦 今回は春によく起こる"春バテ"についてお話ししたいと思います🫧 春バテとは? まず"春バテ"とは、就職や進学といった生活環境の変化や激しい寒暖差、気圧の変化、ストレスなどにより、心身共にさまざまな症状を引き起こすことをいいます⚡️ 春は四季の中で最も寒暖差が大きく、身体の疲労が起きやすい季節といわれています💥 春バテの症状😣 些細なことでイライラする 日中の眠気、不眠症 倦怠感、疲労感 気分の落ち込み 体重減少、食欲不振 朝起きるのが辛い 下痢や便秘 手足の冷え、しびれ 動悸、不整脈 立ちくらみ、頭痛、めまい など様々な症状な現れます⚡️ 対策💡 対策としては、自立神経を整えることが大切です✨ バランスの良い食事🍽️ 1日3食、栄養バランスの良い食事をしっかり摂ることが大切です。特に朝食を摂ると、体内時計がリセットされるとともに胃腸の働きが促され、自律神経を整えるのにも役立ちます🕰️ 質の良い睡眠💤 寝不足になると交感神経が優位となり、リラックス効果が得られません。入眠時に光刺激(明るい照明、テレビやスマホ使用)を避けるなどの方法が効果的です⭐️ 適度な運動💪 身体を適度に動かすことで、自律神経を整えるホルモンも活性化されます。ストレッチや散歩など、手軽に継続できる運動から始めてみると良いかもしれません🚶 身体を冷やさない☀️ 日中との寒暖差が大きいため、気温の変化を意識した服装を選びましょう。また、入浴でしっかり身体を温めることで副交感神経が優位に働き、リラックス効果をもたらすことができます♨️ 当院の治療 当院では、幹細胞治療において点滴投与をされたお客様が心身共に元気になられる方が多くいらっしゃいます🍀 是非お気軽にご相談くださいませ📩📞
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岩盤浴に入る5つの効果!ダイエットや美肌・疲労回復などのメリットだらけ!
岩盤浴に入る5つの効果!ダイエットや美肌・疲労回復などのメリットだらけ! 岩盤浴を体験したことはありますか?岩盤浴には心と身体に良い効果がたくさんあるんですよ!リペアセルクリニックのスタッフが、岩盤浴の魅力について詳しく解説します。 岩盤浴で得られる5つの効果 さっそく、岩盤浴で得られる5つの効果を紹介します。 ダイエット効果 美肌効果 血行促進効果 疲労回復効果 ストレス発散効果 1つずつ見ていきましょう。 1.ダイエット効果 岩盤浴にはダイエット効果があります。 岩盤浴に定期的に入ると新陳代謝が活性化し、エネルギーの消費率が上がります。これにより、脂肪燃焼効果がアップし痩せやすい体質になるのが期待できるのです。 2.美肌効果 岩盤浴に入ると皮脂腺が開いて、皮膚の表面に付着している有害物質が汗で流れるのです。天然の保湿クリームともいわれる皮脂腺も新しく作られます。 発汗による水分量が増えれば、肌の保湿力も高まり潤いのある美肌効果も期待できます。 3.血行促進効果 じわじわと身体を温める岩盤浴には、血行を促進させる効果もあります。 血行が良くなれば、むくみや冷え性の改善が期待できます。 4.疲労回復効果 身体をゆっくり温めると、副交感神経が刺激されて緊張が少しずつほぐれます。緊張がほぐれれば、自然と疲労回復の効果が期待できます。 基本的に岩盤浴は寝そべっておこなうので、温浴中も疲れがとれるでしょう。 5.ストレス発散効果 岩盤浴には自律神経を整える効果があるともいわれています。自律神経の乱れは不眠症やイラつきを引き起こす要因でもあり、ストレスがたまりやすくなります。 自律神経が整えば、心身ともにリラックスしてストレス発散につながるでしょう。 岩盤浴の効果的な入り方 岩盤浴の効果的な入り方を6ステップで紹介します! 水分補給する 体を温めて汗をかきやすい状態にする(シャワーを10分ほど浴びるか、入浴しておきましょう) 5分〜10分ほどうつ伏せで寝る 10分〜15分仰向けで寝る 10分〜20分休憩する 3回岩盤浴を繰り返す 岩盤浴は継続的におこなうと、より高い効果を発揮します。休憩と水分補給をはさみながら、無理なく続けていきましょう。 岩盤浴とサウナの違い サウナと岩盤浴の大きな違いは身体の温め方です。 サウナは血管の動きを急激に拡張させたり、収縮させたりすることで自律神経を整える効果があります。 一方、岩盤浴は、岩盤から発せられる遠赤外線がじわじわと身体を温め、新陳代謝が上がり、体の古いものが新しいものに入れ替わる効果があります。 以下の記事では、サウナの効果について詳しく解説しています。サウナに興味がある方は、ぜひ参考にしてみてください。 岩盤浴は心と身体の健康に効果的! 紹介したとおり、岩盤浴は心と身体の健康に効果的です! 温浴施設に行った際には、岩盤浴をぜひ利用してみてはいかがでしょうか? 「最近、身体の不調を感じている…」「身体の節々に違和感があるな…」と健康面でお悩みがあれば弊社「リペアセルクリニックのドクター」にご相談ください。健康状態のチェックや適切な治療方法のご提案をさせていただきます。
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自律神経を整えましょう🌸🌿
みなさまは、自律神経失調症と聞いたことはありますでしょうか?🤔 不調を感じている 体の不調を感じるけど、原因がわからない…🌀そんな症状に悩んでいる方も多いかもしれません。自律神経失調症は、ストレスや生活習慣の乱れにより自律神経のバランスが崩れることで起こります。バランスが崩れてしまうと、眠れない疲れやすいなど様々な症状が出てきます。 ストレス管理が大事 健康な自律神経を維持するためには、ストレス管理が鍵となります🔑✨ 日常生活でヨガなどのリラクゼーションを取り入れたり、適切な睡眠、バランスの取れた食事、定期的な運動が大切です🏃これらの習慣は、自律神経のバランスを整え体の自然なリズムをサポートします。 また、仕事や日常生活の中で小さな休憩を取ることも有効です🌿 短い散歩や深呼吸をすることで、交感神経の活動を抑え副交感神経を活性化させることができます。これにより、ストレスレベルの低下と心身の健康の促進につながります✨ ストレスに負けないように ストレスを対処する方法を身につけて健康的なライフスタイルを送ることで、自律神経を整えながら春を迎えましょう🌸
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腰痛予防は早期対策が大切!今から意識・実践できることを紹介
40歳以上の日本人のおよそ2,800万人が腰痛を抱えており、国民生活基礎調査において男女ともに一番の身体の悩みとされています。(文献1) 3カ月以上にわたり症状が続く慢性腰痛の多くが原因不明とされており、湿布や痛み止めを用いた対症療法を余儀なくされている方が少なくありません。 腰痛は複数の要因が複雑に絡み合って起こるため、まずは自分の腰痛の原因を把握した上で対策する必要があります。 本記事では腰痛が起こる3つの原因について解説するとともに、自宅や職場でもできる腰痛予防ストレッチを紹介します。 慢性的な腰痛に悩まされている方や、何をしても腰痛が治らないとお悩みの方は参考にしてください。 腰痛の原因は複合的に絡み合って起きる 腰痛は主に以下3つの原因が複雑に絡み合って起きる傾向にあります。 動作に原因がある場合 周囲の状況に原因がある場合 内面(自身)に原因がある場合 それぞれについて解説します。 動作に原因がある場合 腰痛の原因の一つが日常の動作です。 たとえば、重い荷物を持ち上げる動作を繰り返したり、しゃがんだり立ったりを繰り返すと、動作のたびに腰に負担がかかります。 急な動作でぎっくり腰を発症するのは、腰への急激な負荷により筋線維が断裂したり、関節が瞬間的にズレたりする(腰椎捻挫)ためです。 また、パソコン仕事や車の運転などで長時間にわたり同じ姿勢を続けていると、上半身を支えるために腰やおしり回りの筋肉が緊張し、腰痛の発症リスクが増加します。 腰に対して瞬間的に動的な負荷がかかるケースはもちろん、静的な負荷が持続的にかかるケースでも、腰痛の発症リスクが高くなるため注意が必要です。 周囲の状況に原因がある場合 腰痛の発症は周囲の状況が原因の場合も少なくありません。 たとえば寒い屋外で長時間の作業を強いられると、血行不良により腰やおしり回りの筋肉が硬くなり、腰痛を発症しやすくなります。 トラックを運転する方が同一姿勢を続けた上、長時間にわたり全身が振動にさらされると、腰にかかる負担が増大して腰痛の発症リスクが増加します。 身体をひねった状態での作業を強いられる歯科医師などの職業に腰痛が多く見られるのも、周囲の状況に原因があるためです。 デスクワークだけでなく工場ライン工やガードマン、狭い場所での作業を強いられる方なども、周囲の状況が原因で腰痛を発症しやすい傾向にあります。 内面(自身)に原因がある場合 以下に挙げる内面(自身)の原因で、腰痛を発症しやすくなるケースがあります。 年齢とともに筋力が低下して、荷物の上げ下ろしがつらくなってきた 身体が疲れているのに寝つきが悪くて十分な睡眠がとれない 夜間の勤務時間が長くて自律神経のバランスが乱れ、身体の回復力が低下している ストレス状態が持続しており、心身ともに休まらないなど 腰痛には身体的ストレスだけでなく、精神的ストレスも深く関わっているため注意が必要です。 日本整形外科学会・日本腰痛学会が監修するガイドラインには、精神的ストレスが腰痛の発症に深く関わっていると記載されています。(文献2) 最近は職場での腰痛が問題になることも増えている 日本臓器製薬が東京大学医学部附属病院と共同で研究したところ、日本国内における腰痛が原因の経済的損失はおよそ3兆円に上ると判明しました。(文献3) 腰痛のために生産性が低下したり、休業を余儀なくされたりする事態は、多くの企業にとっても重大な懸念事項の一つであり、厚生労働省では職場における腰痛予防対策指針を策定しています。(文献4) 指針の主なポイントは以下のとおりです。 労働衛生管理体制 リスクアセスメント 労働安全衛生マネジメントシステム 労働衛生管理体制に関しては、作業方法や作業手順などの作業管理、照明や床面などの作業環境管理、腰痛検診や腰痛予防体操などの健康管理が求められています。 リスクアセスメントは腰痛の発生につながる作業などの要因を見つけ出し、リスクの大きなものから対策を検討・実施する手法です。 労働安全衛生マネジメントシステムでは、リスクアセスメントの結果をもとにPDCAを回し、腰痛予防に継続的・体系的に取り組みます。 腰痛対策として日常生活で意識したい5つのポイント 腰痛対策として日常生活で意識したい5つのポイントは以下のとおりです。 立ち姿勢・座り姿勢を見直す 座ることが多い場合は1時間に一度は立ち上がるようにする 普段のスキマ時間やお風呂上がりにストレッチを行う 手軽な運動・筋トレを続けて基礎筋力を維持する 痛みを感じたとき・症状がひどいときは無理をしない 慢性的な腰痛を改善・予防するためにも、十分に理解しておくことをおすすめします。 立ち姿勢・座り姿勢を見直す 腰痛を予防・改善するためには、日常生活における立ち姿勢・座り姿勢の見直しが重要です。 腰痛には筋緊張が深く関わっており、なかでも筋・筋膜性腰痛症は筋肉や筋膜の緊張により引き起こされることがわかっています。 筋緊張は運動時だけでなく、姿勢を保持する際にも生じるため、立位・座位時は身体に無駄な力が入らないよう意識してください。 立っている際は胸を張るのではなく、頭についた紐を上から引っ張られるイメージで、上半身を自然に伸ばすよう意識しましょう。 椅子に座る際は坐骨(おしりの骨)に体重を乗せ、上半身に無駄な力が入らないよう意識するのがポイントです。 座ることが多い場合は1時間に一度は立ち上がるようにする デスクワークや車の運転など座ることが多い場合は、1時間に一度は立ち上がるようにするのがおすすめです。 筋肉は使い過ぎで硬くなるだけでなく、使わない(同じ姿勢を継続する)ことが原因で硬くなるケースもあります。 長時間の同一姿勢で腰痛や肩こりが生じやすいのも、同一姿勢の継続による筋緊張が原因の一つです。 仕事の関係で立ち上がるのが難しい方は、両手を組んで大きく上に伸ばしたり、背中の後で手を合わせて大きく胸を反らせるなど、座ったままできる簡単な運動を取り入れましょう。 普段のスキマ時間やお風呂上がりにストレッチを行う 腰痛を予防・改善するためには、普段のスキマ時間やお風呂上がりにストレッチを行うのがおすすめです。 筋緊張は腰痛と密接な関係があるため、空いた時間で筋肉の柔軟性を確保するよう意識しましょう。 とくにお尻の筋肉やハムストリングス(太ももの裏側の筋肉)は股関節や骨盤とつながっているため、しっかりとストレッチするのがポイントです。 デスクワークの方は座りながらできるストレッチのやり方をいくつか覚えておくと良いでしょう。 また、お風呂上がりは筋肉が柔らかくなっているため、積極的にストレッチに取り組むのがおすすめです。 手軽な運動・筋トレを続けて基礎筋力を維持する 手軽な運動や筋トレを続け、基礎筋力を維持すると腰痛の予防・改善につながります。 とくにお尻の筋肉(大殿筋・中殿筋・小殿筋)には骨盤を安定させ、腰にかかる負担を減らすはたらきがあるため、筋力が落ちないよう普段から鍛えるよう意識しましょう。 殿筋を鍛えるといっても、スポーツジムでハードなマシントレーニングを行う必要はありません。 自重でのスクワットでも十分に殿筋を鍛えられます。 両足を肩幅より少し広めに開き、両手をまっすぐ前に伸ばし、お尻を突き出した状態でひざの曲げ伸ばしを行いましょう。 頭が前に倒れると腰痛のリスクが高くなるため、両手をまっすぐ前に伸ばし、前方を見たままスクワットするのがポイントです。 痛みを感じたとき・症状がひどいときは無理をしない 腰痛の予防・改善にはストレッチや適度な筋トレが効果的ですが、痛みを感じたときや症状がひどいときは無理をしないでください。 ストレッチや筋トレで痛みを感じる場合は、腰の状態がよくないか、もしくはやり方が間違っている可能性があります。 正しいやり方でも痛みがでるときは無理をせずに、痛みが出なくなるまで無理なストレッチや筋トレは避けましょう。 腰がズキズキ痛む場合は炎症を起こしている可能性があるため、一時的に患部を冷やしたり湿布を貼ったりしても構いません。 自宅や職場でも実践できる!体勢別の腰痛予防ストレッチを紹介 腰痛の予防にはストレッチに取り組み、筋肉の柔軟性を保つ必要があります。 ここでは、体勢別の腰痛予防ストレッチを紹介します。 座っているとき 座っているときにおすすめのストレッチは以下の2つです。 ストレッチ法 伸ばす筋肉 椅子に座って背中を丸める 広背筋 椅子に座って太ももの裏を伸ばす ハムストリングス 座っているときにできるストレッチの一つが、椅子に座って背中を丸める方法です。 椅子に座った状態で組んだ両手を前に伸ばし、おへそをのぞき込みながら背中を丸めましょう。 広背筋を緩めることで猫背を解消し、腰にかかる負担を減らす効果が期待できます。 また、椅子に座って片足を前に伸ばし、太ももの裏側を伸ばすストレッチも腰痛予防に効果的です。 立っているとき 立っているときにおすすめのストレッチは以下の2つです。 ストレッチ法 伸ばす筋肉 立った状態で腰を反らす 大腰筋 立った状態で片足を後ろに上げて足首をつかむ 大腿四頭筋 立っているときにできるストレッチの一つが、上半身を大きく後ろに反らす方法です。 両足を肩幅より広めに開き、両手をおしりにあてた状態でゆっくりと腰を反らせましょう。 腰を反らす際に頭も大きく後ろへ倒すのがポイントです。 ただし、腰の痛みが強いときは無理に反らさないでください。 また、立った状態で片足を後ろに上げ、足首をつかんで太ももの前側(大腿四頭筋)を伸ばすのも腰痛予防に効果的です。 寝ているとき 寝ているときにおすすめのストレッチは以下の2つです。 ストレッチ法 伸ばす筋肉 仰向けで寝て両手で両ひざを抱え背中を丸める 殿筋・広背筋 仰向けで寝て膝を抱え胸の方へ引き寄せる 殿筋 寝ているときにできるストレッチの一つが、仰向けに横になって両手で両ひざを抱え、背中を丸める方法です。 赤ちゃんがお腹にいるときの姿勢をイメージして両手で両ひざを抱え、上半身を丸めておしりから背中の筋肉を気持ちよくストレッチしましょう。 仰向けに寝て片方の膝を両手で抱え、胸の方へ引き寄せるストレッチも殿筋を緩める際に効果的です。 右膝は左肩の方へ、左膝は右肩の方へひねりを加えてストレッチすると、より効率的に殿筋を緩められます。 すでに腰痛が発症して痛みが気になる・長引いているなら病院へ行きましょう すでに腰痛を発症して痛みが気になる方や、症状が長引いている方は病院を受診しましょう。 腰痛以外に足のしびれや痛みがある場合、腰部脊柱管狭窄症や腰椎椎間板ヘルニア、腰椎すべり症などを発症している可能性があります。 両足にしびれが出て歩行障害や排尿障害が見られる方は手術が必要なケースもあるため、自分の判断で放置するのは禁物です。 また、あまりにも激しい痛みがある方は、急性膵炎など内科系の疾患の可能性も疑われます。 腰痛がある方はまず医療機関を受診して原因を突き止め、適切な対策を講じることが重要です。 腰痛や他の病気の後遺症の治療には再生医療をご検討ください 慢性的な腰痛や他の病気に伴う後遺症を治療する際に、再生医療を受ける方法があります。 当院リペアセルクリニックの再生医療は、患者様自身の脂肪細胞から抽出した幹細胞を培養・増殖させ、点滴や注射を用いて患部に投与します。 自分の細胞を用いた治療法のため副作用や拒絶反応のリスクが低く、日帰りで施術が受けられるため入院の必要がありません。 幹細胞には分化能(違う細胞に変化する能力)があり、腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症を始め、さまざまな外傷および後遺症への適応が可能です。 カウンセリングは無料で受けられるため、腰痛がなかなか治らないとお悩みの方、外傷に伴う後遺症をお持ちの方は、リペアセルクリニックまでお気軽にご相談ください。 腰痛予防は早いほど良い!気づいたときから対策しましょう 腰痛の多くは原因不明とされていますが、日常の不良姿勢や運動不足、ストレス、加齢、誤った身体の使い方などさまざまな要因が複雑に絡み合った結果として発症する傾向にあります。 生活習慣に起因する腰痛に関しては、早期の予防・対策で早期改善が期待できます。 腰痛がひどくなって日常生活に支障をきたす前に、日頃からストレッチや適度な筋トレに取り組むのがおすすめです。 腰痛が治らない方や、外傷に伴う後遺症にお悩みの方は、再生医療を受ける方法があります。 当院リペアセルクリニックの再生医療は、患者様自身の脂肪細胞から抽出した幹細胞を培養・増殖し、点滴・注射を用いて患部に注入するのが特徴です。 腰痛でお悩みの方は、当院リペアセルクリニックへご相談ください。 (文献1) 現代腰痛事情|中外医学社 (文献2) 腰痛診療ガイドライン2019改訂第2版|日本整形外科学会・日本腰痛学会 (文献3) 健康経営|日本臓器製薬 (文献4) 職場での腰痛を予防しましょう!|厚生労働省熊本労働局
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みかんを食べよう🍊
本日は風邪予防にオススメの果物をご紹介致します⛄️ それは、みかんです!🍊 みかんについて🍊 冬は蜜柑が美味しい季節ですよね。蜜柑はビタミンCがたっぷり含まれている風邪予防にピッタリの果物です。 また、メラニンの過剰な生成を制御してくれるので美肌に導く力がございます✨ 蜜柑の食物繊維は腸内環境を整えて健やかな肌をサポートしてくれます。 ビタミンCには他にもメリットが沢山あり、抗酸化作用や体の免疫機能を高める働きがあるので、美味しく風邪に負けない身体作りをする事ができます。 おすすめの食べ方🍊 蜜柑はそのまま食べても美味しいですが、寒い冬には蜜柑のホットジュースがオススメです! 蜜柑を弱火で焼いて果汁を搾り、生姜汁を少し加えて完成です♪ ビタミンCや抗ウイルス作用と生姜の免疫力アップで最適な飲み物です。 皆さまも是非、蜜柑を食べて健康な身体で冬を乗り切りましょう🍊
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脳卒中再発予防について
脳卒中再発予防について 皆様こんにちは♪ 朝、晩と冷えやすくなってますが体調は崩されたりしていませんでしょうか💦 今回は冬の時期に増えやすい脳卒中についてお話ししたいと思います⛄️ 冬場の脳卒中リスク 脳卒中は脳梗塞、脳出血、くも膜下出血の3つに分けられます🧠 冬は、温度の寒暖差により交感神経が刺激されることで血管が強く収縮し、血圧を急激に上昇させ、脳卒中のリスクが高くなります⚠️ また、脳卒中は再発リスクがとても高い疾患です💥 脳卒中を患った患者様の2人に1人は10年以内に再発するという統計が出ています。また、再発時には初回発症時に比べ、重い後遺症が残る可能性があります。そのため、再発予防がとても大切となってきます。 再発予防として以下の点に注意しましょう🚨 *血圧管理 高血圧は脳卒中再発の最大の危険因子です。脳の血管に強い圧力がかかり、血管が破れたり詰まったりすることで再発の危険が高くなります。日頃から意識して血圧をチェックし、自分自身の血圧を把握しておくようにしましょう。 *食生活改善 脳卒中再発予防のための食事の基本は、過剰なエネルギー摂取を避け、塩分を控えること、カリウムを摂取すること、脂質の取りすぎに注意することです。1日塩分摂取量は成人男性8g未満、女性7g未満で高血圧患者では6g未満といわれています。 *適正体重の維持 肥満はエネルギーの過剰摂取により、内臓脂肪が蓄積し、動脈硬化が促進されます。高血圧、高脂血症、糖尿病を経て、脳卒中や心筋梗塞を起こしやすくなります。 *禁煙 タバコの煙に含まれるニコチンには、血管の収縮や血圧上昇、心拍数増加をもたらします。また、一酸化炭素は血液中の酸素運搬を妨げます。こうして、血管が詰まりやすくなり、動脈硬化が促進され、脳卒中の原因となります。 *ストレスを溜めない 慢性的なストレスのある方は高血圧との関係が深く、真面目な完璧主義者は高血圧の人が多いといわれています。 日頃から適度な運動を行い、ストレスや疲労をためないようにしましょう。 不眠は血圧を上げるため、充分な睡眠をとり、規則正しい生活を送りましょう。 *便秘予防 いきみは血圧を上げます。運動し、バランスの取れた食事を食べ、便秘予防をしましょう。 以上の点を注意し、再発予防対策を行いましょう! 一度脳卒中に患ってしまうと、麻痺や言語障害等の後遺症が残る人がほとんどです💦 当院では脳卒中後の後遺症でお悩みの方のカウンセリングを行っております。脳卒中は一度発症すると、元に戻らないと言われてます。しかし、幹細胞治療で後遺症が軽減する方もおられます。 お気軽にご相談ください✨
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お酒の飲み過ぎに注意し、肝臓を労わりましょう!
お酒の飲み過ぎに注意して肝臓を護りましょう 皆様 こんにちは🌱 12月に入り、今年も残りわずかとなりましたね🎶 これからの時期、忘年会や新年会などの集まりがあったり、帰省などで久しぶりに会う家族や友人たちと楽しくお酒を飲む機会が多くなるのではないでしょうか🍻 この時期はついつい飲みすぎてしまいますよね💦 お酒は飲み過ぎに注意 適度にお酒を楽しむ分には問題ありませんが、 過度な飲酒を続けると、様々な病気を引き起こす原因に繋がります⚠️ 過度な飲酒で影響を受ける代表的な臓器として『肝臓』が挙げられます! 肝臓には、食事で吸収した栄養から人体に必要なものを作ったり、人体に不要なものを分解したりする働きがあります。肝臓での中性脂肪の合成が高まり、肝臓に中性脂肪が蓄積することで、脂肪肝になります。 また飲酒を長期間続けることで、 肝臓に線維が形成され肝線維症や肝硬変の原因となったり、肝細胞が破壊されてアルコール性肝炎になる場合があります。 肝臓は「沈黙の臓器」と言われており、初期では症状がないことがほとんどです。その為、普段の生活を気をつけたり、定期検診を受けることで、予防していくことが大切です✨ 肝臓を護るために注意したいポイント 肝臓を守るには 🔹1日の適正な飲酒量を心がけましょう 1日当たりの純アルコール摂取量 (適正飲酒量) 男性40g以上、女性20g以上 飲んだ容量(ml)+アルコール度数×アルコールの比重0.8=純アルコール摂取量 🔹すきっ腹で飲まない 🔹おつまみが油ものばかりにならないよう、野菜をしっかりとりましょう。 🔹強いお酒は薄めて飲みましょう 🔹週2日の休肝日をつくり肝臓を休めましょう。 🔹寝る3時間前までに飲み終え、寝酒はやめましょう。 肝臓を労りながら楽しい年末年始を過ごしてくださいね😃✨ 当院は、肝障害に対しても再生医療(幹細胞治療)を行っております。 診断をされている方はもちろん、健康診断で数値が高いことを指摘された方などもカウンセリングにご来院され相談されております。悩まれている方は、是非一度ご相談下さい✨
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ヒートショックとは?原因や予防法・起こった場合の対策を解説!
周囲にヒートショックになった方がいると「自分もいつかなってしまうのでは?」と不安に感じるものです。ヒートショックは冬場のお風呂場で多く発生しますが、事前に原因・症状や予防法などを知ることで備えられます。 ヒートショックのリスクを避けるには、どのような症状なのかを知って注意を払うことが大切です。 本記事ではヒートショックについて、原因や予防法・発生時の対策などとともに解説します。 日常生活でのリスクを減らせるよう、正しい知識を身につけましょう ヒートショックとは?急激な温度変化に注意! ヒートショックとは、急激な温度変化による血圧の乱高下で、心臓や血管に疾患をもたらす現象です。温かい場所から冷えた場所へなどと、温度差が大きい環境の間を行き来したときなどに起こります。 人間の身体は寒い場所に移動した際に、体温を保持するため血管が収縮し、血圧が上がる仕組みです逆に温かい場所に移動すると、体温の上昇に応じて血圧が下がります。 しかし、温度差の大きい環境の間で移動を繰り返すと、血圧が激しくアップダウンする分、心臓や血管にも大きな負担がかかります。心臓などに過重な負担がかかった結果、めまいや頭痛などに見舞われるのがヒートショックです。 ヒートショックは、とくに11月~4月の気温が大きく下がる時期に発生の危険性が高まるとされています。リビングなどで暖房機器を使って室温を上げている一方、お風呂場や脱衣所などでは外気温の影響で室温が下がることが原因です。入浴中に心筋梗塞や脳卒中を起こした結果、意識を失った状態で体が湯船に沈み、溺れるケースがあります。 ヒートショックの症状・特徴 寒い時期を中心に起こりやすいヒートショックに備えるには、主に発生する症状や特徴を知ることが重要です。よくある症状や特徴として、以下のものが挙げられます。 めまいや立ちくらみ 頭痛 嘔吐 失神 脳梗塞や心筋梗塞などの後遺症 それぞれの症状や特徴を、ひとつずつご紹介します。 めまいや立ちくらみ ヒートショックでは、めまいや立ちくらみがよくみられる症状です。お風呂に入っている間は湯船のお湯によって体に水圧がかかっていますが、湯船から立ち上がるとその水圧がなくなり、血管が広がります。 その結果、血圧の低下で一時的に心臓から脳へ送られる血液の量が減少し、めまいや立ちくらみの原因となります。 頭痛 ヒートショックでは、頭痛に悩まされる方もいます。頭痛は温かい場所から寒い場所に移動した際の血管の収縮や、湯船に入った際の温熱による血管の拡張が原因です。 血管が収縮した場合は、心臓から脳への血流が減ることで一時的に酸欠に陥り、頭痛を引き起こすケースがあります。逆に湯船に浸かっていて体温が急上昇したときも、強めの頭痛が発生する場合があるため、注意が必要です。 嘔吐 ヒートショックではときに吐き気を感じるうえ、よりひどいと吐き戻すケースもあります。温かい場所と寒い場所の行き来による血圧の乱高下の繰り返しで、心臓と血管に大きな負担がかかるためです。 心臓や血管に過度な負担がかかった結果、血流が大きく変わるなどして気分が悪くなり、吐き気を感じたり摂取した食べ物を戻したりします。吐き戻そうとして気道が詰まって倒れるケースもある分、なおさら注意が必要です。 失神 短時間で意識を失う失神の状態も症状の1つです。メカニズムはめまいに見舞われた場合と同じで、お湯を張った湯船から出ようと立ち上がった際に、それまで身体が受けていた水圧から解放されることが原因と考えられます。 水圧からの解放で血圧が下がり、心臓から脳への血流が減ることで、意識を失う流れです。 脳梗塞や心筋梗塞のような後遺症も ヒートショックでは血圧が大きくアップダウンする分、脳梗塞や心筋梗塞などの重篤な後遺症に見舞われる場合もあります。急激な血圧の変化に脳や心臓の血管に大きな負担がかかったあげく、血栓で詰まったり血管自体が破れるためです。 脳梗塞や心筋梗塞は、ともにその後の人生に多大な悪影響をもたらしかねない疾患です。命を落とす危険さえある分、もしもご家族がお風呂に入っている最中に倒れたときは、すぐさま救急車を呼ぶ必要があります。 ヒートショックの予防法 ヒートショックは事前にさまざまな対策を打っておくことで、発症を防げます。主な予防法は次のとおりです。 入浴前に脱衣所や浴室を温める お湯の温度は40度を目安にする 家族に声をかけてから入浴する かけ湯や入浴時間にも注意する 湯船からゆっくり出る 入浴後は十分に水分を取る それぞれの方法を、ひとつずつ解説します。 入浴前に脱衣所や浴室を温める ヒートショックを防ぐには、入浴の前に脱衣所や浴室(お風呂場)の室温を上げることが大切です。あらかじめ着替える場所やお風呂場を温めておけば、リビングなど温かい場所との気温差を小さくできる分、発症の可能性も下がります。気温差については、ヒートショックに見舞われやすいプラスマイナス10度よりも小さくなるようにするのが理想的です。 脱衣所については、お風呂に入る前にファンヒーターなどの暖房器具で温めるのがおすすめです。一方お風呂場の温度を上げる方法として、以下のものがあります。 湯船にふたをしない状態でお湯を張る お風呂場専用の暖房器具を活用する シャワーによる給湯:室温が15分で10度上昇 入浴中はお風呂場の換気扇を止めておく お風呂場の床に簀子(すのこ)やマットを敷く 以上の方法で着替える場所やお風呂場を温めることが、予防への第1歩です。 お湯の温度は40度を目安にする 湯船に張るお湯の温度は40度を目安にしましょう。これ以上熱い42度以上のお湯に10分間浸かると体温が高熱といえる水準の38度以上に急上昇してしまい、ヒートショックを引き起こす危険性が高まります。 無理なく温まれる40度前後を目安にすることで、安全で快適な入浴につながるのです。もし可能であれば、湯温をよりぬるめの38度にする方法もおすすめといえます。 家族に声をかけてから入浴する ご家族と一緒に暮らしている方は、先に声をかけてからお風呂に入ることもポイントです。先にご家族に声をかけておけば、お風呂に入っている間に異変が起きても気付いてもらえます。 もし、同居のご家族がいない場合は、お風呂場に近い場所にスマートフォンや携帯電話を持ち込むのがおすすめです。万が一、不測の事態が起きたときにもすぐに救急車を呼べます。 お金に余裕があれば、IT見守り機器を設置するのもひとつの手段です。お風呂場への入退室をチェックする用途に使える分、異常があった際に近くに住むご家族に知らせられ、いち早く対策を講じられます。 かけ湯や入浴時間にも注意する お風呂に入る際は湯船に入る前のかけ湯や、湯船に入る時間への意識も大切です。 お湯に浸かる直前にかけ湯しておけば、冷え切った体が温かいお湯に慣れられる分、急激な温度変化を防げます。なお、手足など心臓から離れている部位からゆっくりとお湯をかけていきましょう。 加えてお風呂に浸かる時間は、長くても10分程度に留めることも大切です。あまりにも長い時間湯船に浸かると、体温が上昇するにつれて体が受ける負担も大きくなるためです。 湯船からゆっくり出る 湯船から出る際は、急がずゆっくり出ることが重要です。すぐに湯船から立ち上がると、血圧が一気に下がって心臓から脳への血流が一時的に減ります。立ちくらみに見舞われるだけでなく、失神したり溺れたりする危険さえあります。 湯船から出る際も、ゆったりした動作を心掛けることで、めまいなどの予防が可能です。なお、湯船のふちや手すりにつかまった状態でゆっくり立てば、より発症の危険性を下げられます。 入浴後は十分に水分を取る お風呂から上がった後の十分な水分補給も欠かせません。湯船に浸かっている間は発汗によって体内の水分が排出されます。ただ、体内の水分が不足すると、血栓ができたり血圧が上がったりする分、脳梗塞などで重篤な状態に陥る危険性が高まります。 お風呂から上がった後の失神を防ぐ意味でも、水分補給は欠かせません。なお、時間に余裕があれば入浴前の水分補給もおすすめします。 ヒートショックが起きた時の対策 万が一ヒートショックが起きてしまった場合も、事前にできる対策を知っていれば落ち着いて対応できます。起きた場合にできる対策として、以下の方法がおすすめです。 気分が落ち着くまで立ち上がらない 意識があるうちに浴槽の栓を抜く 家族が見つけたときにできる対策 気分が落ち着くまで立ち上がらない 湯船に浸かっている最中に気分が悪くなったときは、落ち着くまで立ち上がることは避けます。急に湯船から立ち上がると、急激に血管が広がったり血圧が上がったりして、めまいなどに襲われるためです。 気分が一通り落ち着くまでは、湯船でじっとしているようにします。なお、溺れないように手すりなどにつかまることもポイントです。 意識があるうちに浴槽の栓を抜く 加えて、気分が悪くなったときには、意識があるうちに浴槽(湯船)の栓を抜きましょう。意識を失ったときにお湯が残っていると、体が湯船の中に沈み、溺れてしまうためです。 もし先に栓を抜いておけば、お湯が排水溝から流れ出ていく分、溺れる危険性は下がります。 家族が見つけた時にできる対策 もしお風呂場でヒートショックを起こしたご家族がいた場合、落ち着いた対処が重要です。湯船や床に倒れているご家族を見つけたら、以下の順番で対応しましょう。 湯船の栓を抜くとともに、他のご家族やご近所の方に助けを求める。 倒れた人を湯船から救い出す(難しいときは、倒れている人の身体をふたに載せるなどして沈まないようにする)。 119番で救急車を呼ぶ。救急車が駆け付けるまで反応の有無を確認する。 反応がないときは呼吸の有無を確認する。 呼吸がなければ、救急車が着くまで心臓マッサージや人工呼吸を試みる。心臓マッサージ30回・人工呼吸2回を1セットとして繰り返す。 なお、救急車を呼ぶべき状況なのかを判断できない場合は、「#7119(救急相談センター)」に連絡してください。医師や看護師などの専門家が対応する窓口であるため、緊急性を判断してもらえたりアドバイスを受けられたりします。 ヒートショックになりやすい人の特徴 ヒートショックを防ぐには、なりやすい人の特徴を知っておくことも有効な手立てです。とくに以下の特徴に当てはまる方は日頃から十分にご注意ください。 65歳以上の高齢者 高血圧や糖尿病、動脈硬化の持病を抱えている方 肥満や睡眠時無呼吸症候群、不整脈の方 一番風呂や熱めのお風呂が好きな方 日頃から長湯の習慣がある方 入浴前にお酒を飲む習慣がある方 お風呂場などに暖房設備がない方 65歳以上の高齢者や高血圧などの持病がある方、熱いお湯や長湯を好む方などはヒートショックを引き起こす危険性が高くなる傾向にあります。 まとめ|ヒートショックは事前の対策で防げる ヒートショックは冬場の温かい場所と気温が低い場所との温度差が原因で生じる症状ですが、事前にさまざまな対策をしておくことで防げます。とくに入浴前に脱衣所やお風呂場を温めたり、入浴時のかけ湯や短い入浴時間などを心掛けることが大切です。 仮に症状が発生しても、ゆっくり立ち上がることやご家族の助けを借りることで深刻な事態を防げます。日頃からヒートショックに対する理解や対策を心掛けて、症状が起きないようにしましょう。 ヒートショックに関するよくある質問 ヒートショックは夏にも起こることはある? ヒートショックは冬場だけでなく、夏に起きることもあります。とくにエアコンで冷えた部屋と、エアコンの風が届かない廊下や屋外とでは、気温差が10度以上になるために、注意が必要です。 夏場のヒートショックに備えるには、エアコンの設定温度を低くしすぎないことや、リフォームなどで自宅の断熱性を高めることなどの方法があります。 ヒートショックは若い人もなることはある? 高齢者がなりやすいイメージのヒートショックは、若い人でもなるケースがあります。とくにストレスが溜まる生活を送っている方や睡眠を十分にとれていない方は、気温差が大きい環境の行き来で発症する可能性に注意が必要です。 ヒートショックで死亡するケースはある? ヒートショックが起きた場合、ときとして死亡するケースがあります。とくに多いのが、入浴中の体調不良により湯船の中で溺れて亡くなる事例です。 高温のサウナはヒートショックのリスクが高い? 高温のサウナも、冬場のお風呂場と同じようにヒートショックのリスクが高い場所です。サウナの場合は、水風呂や外との気温差が大きいことが要因になります。 加えて、サウナは湯船に入っている場合以上に体内の水分が汗として大量に流れ出るため、血管内に血栓ができやすい状態です。これらの要因から、高温サウナでもヒートショックが起きる恐れは十分にあります。 とくにご高齢の方や持病のある方は、高温のサウナは避けた方が良いでしょう。
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白湯を飲めば風邪は治る?症状へ見込める効果と一緒に摂りたい食べ物を紹介
風邪を引いたとき、薬に頼る前にまず体にやさしい方法で対処したいと考える方も多いでしょう。 風邪気味のときに身体を労わる方法として、白湯を飲む習慣が注目されています。温かい飲み物は喉をうるおすだけでなく、体温の維持にもつながりやすいため、体調管理に取り入れる人が増えているのです。 本記事では、白湯がもたらす風邪への働きや、より効果的に摂取するための飲み方について詳しく解説します。 白湯を飲めば風邪は治る? 白湯を飲むことで風邪そのものを治す効果はありません。 ただし、身体を温めることで免疫力を間接的にサポートできる可能性があり、喉の乾燥や鼻づまりなどの症状をやわらげる効果が見込めます。体調が優れないときは、胃腸への負担を抑えつつ水分補給できる点が白湯の利点といえるでしょう。 ただし、風邪を早く回復させるには、白湯によるサポートに加えて、栄養価の高い食事や質の良い睡眠が欠かせません。とくに熱が続く場合や症状が悪化しているときは、早めに医療機関を受診し、適切な処置を受けましょう。 白湯の効果|飲めば風邪の主な症状の緩和が見込める 白湯には、以下の風邪の不快な症状をやわらげるサポートが期待できます。 鼻づまり 喉の痛み・咳 悪寒・倦怠感 それぞれ詳しく解説します。 鼻づまり 白湯を飲むことで、一時的に鼻づまりの緩和が見込める可能性があります。 温かい蒸気を吸い込むことで、乾燥した鼻腔内がうるおい、鼻水が柔らかくなって排出しやすくなるためです。また、身体が温まることで鼻の粘膜の血行も促進され、炎症がやわらぐ可能性があります。 実際に、温かい飲み物の摂取が鼻粘液の移動速度を一時的に高めるとされる研究も存在し、一定の緩和効果が期待されています。(文献1) ただし、根本的な鼻づまりの治療にはならないため、風邪ではなくアレルギー性鼻炎や副鼻腔炎が疑われるときは、医療機関で適切な診察を受けることが重要です。 喉の痛み・咳 風邪を引いた際に白湯を飲むことは、喉の粘膜をうるおし、乾燥による刺激をやわらげる可能性があると考えられます。 喉の痛みの原因は、炎症や気道の刺激です。(文献2)白湯を飲むことで、血行が促進され、炎症を起こしている場所に免疫に関わる細胞が届きやすくなる効果が期待できます。 一方、咳は気道に入ってきた異物や刺激に対する身体の防御反応です。(文献3)白湯を飲む際に発生する水蒸気を吸い込むと、気道がうるおい、粘液の粘り気が少なくなることで、咳が出にくくなる可能性があります。 これらの仕組みから、白湯は風邪の初期症状における喉の痛みや咳をやわらげる効果が期待できます。 悪寒・倦怠感 風邪の初期にみられる悪寒や倦怠感の症状は、身体がウイルスと戦っているサインです。(文献4)白湯を飲むことで内臓から身体を温め、体温を緩やかに上げる効果が期待できます。 体温が上がることで免疫機能が活性化し、寒気の軽減にもつながる可能性があります。また、温かい飲み物の摂取で副交感神経が優位になり、リラックス効果によって倦怠感がやわらぐことも期待できるでしょう。 加えて、白湯は消化機能を助けるとされており、体力を消耗しがちな風邪の時期における体内環境のサポートにも役立ちます。(文献5)根本的な治療ではありませんが、白湯は風邪を引いた際の体調回復を後押しする方法として取り入れる価値があるといえるでしょう。 風邪のときでも飲みやすい白湯の作り方|適温も紹介 風邪で体調が優れないときでも取り入れやすい白湯は、正しい作り方と適切な温度での準備が重要です。 まず、水道水をやかんや鍋で10~15分ほど沸騰させ続け、残留塩素などの不純物を取り除きます。沸騰後は火を止めて、50〜60℃程度まで冷ますことで、喉への刺激を抑えた白湯になります。 熱すぎるお湯は、炎症を起こしている喉には刺激になりかねないため、必ず温度を確認してから、ゆっくりと飲むようにしましょう。マグカップなどに移して自然に冷ますと、口当たりがやさしく風邪のときでも無理なく飲める温度になります。 白湯と一緒に摂るとより効果が見込める食べ物とは? 白湯に相性の良い以下の食材を加えることで、風邪の症状緩和にさらなる効果が期待できます。 蜂蜜(はちみつ) 生姜(しょうが) 梅 塩 それぞれの効果について詳しく解説します。 蜂蜜(はちみつ) 風邪のときに白湯と一緒に摂るとおすすめなのが蜂蜜です。蜂蜜には殺菌作用や抗炎症作用があるとされており、喉の痛みをやわらげる働きが期待されています。(文献6) 蜂蜜を白湯に小さじ1杯ほど加えてよく混ぜることで、甘みと栄養が加わり、飲みやすさも向上します。熱湯に蜂蜜を直接加えると栄養素が壊れる可能性があるため、50〜60℃程度に冷ました白湯に混ぜるのがポイントです。 蜂蜜の自然な甘さは喉にやさしく、体力が落ちたときにもほっとできる味わいになります。 生姜(しょうが) 生姜は身体を芯から温める働きがあるため、風邪のときに白湯と一緒に摂ることで相乗効果が期待できます。(文献7) また、生姜に含まれるジンゲロールやショウガオールといった成分には、抗炎症作用や発汗作用があり、喉の痛みや咳をやわらげるのに役立つとされています。(文献8) すりおろした生姜を白湯に小さじ1/2ほど加えると、ピリッとした刺激が加わって飲みやすくなるのが特徴です。生姜の風味が苦手な場合は、少量の蜂蜜を加えても良いでしょう。 梅 梅は、クエン酸を豊富に含んでおり、疲労回復や免疫力の維持に役立つとされている食材です。風邪を引いたときには、白湯に梅干しを1個加えるだけで、ほのかな酸味と塩気が加わり、飲みやすさが増します。 とくに食欲が落ちているときには、口当たりのやさしい梅白湯が身体に負担をかけずに栄養補給をサポートします。梅の果肉をほぐしながら白湯に溶かすと、塩味と旨味がほどよく混ざり合い、風邪で弱った胃にもやさしくしみわたるでしょう。 塩 風邪を引いたときには、発汗や発熱によって体内のミネラルが不足しやすいです。(文献9) 白湯に少量の塩を加えると、ミネラル補給とともに体内の水分バランスを整える効果が期待できます。さらに、粘膜の保護作用もあり、喉の乾燥による不快感をやわらげる一助となります。 飲み方としては、自然塩・海塩・岩塩などの未精製の塩を少量、白湯に溶かしてゆっくりと口に含むのがおすすめです。穏やかな味わいが身体にじんわりと広がります。 白湯を飲むと風邪の症状を緩和する以外にもメリットが多い 白湯を飲む習慣は風邪の緩和だけでなく、以下の日常的な体調管理にも役立つと考えられています。 代謝や免疫力のサポート 老廃物の排出促進 身体のむくみや便秘の改善 冷え性改善による美肌効果 身体を内側から温めることで、基礎代謝や免疫機能の働きが高まりやすくなります。冷えの対策としても有効であり、寒い季節を快適に過ごすための助けとなるでしょう。 また、腸へのやさしい刺激によって老廃物の排出が進みやすくなり、便通の改善やむくみの軽減にもつながるとされています。 さらに、体温が上がることによって血行が促進され、肌のコンディションを整える美容効果も期待できます。 風邪を引いたら水分補給を白湯に置き換えて早く治しましょう 白湯は、風邪の諸症状をやわらげる手助けとなります。温かい湯気は鼻や喉をうるおし、身体の内側からじんわりと温めてくれます。今回お伝えした白湯の取り入れ方を参考に、ご自身のセルフケアに役立ててみてください。 さらに、風邪の根本的な原因への働きかけや、より専門的なケアに関心をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。私たちの身体には、病気と闘うための免疫細胞が本来備わっています。近年注目されている再生医療では、この免疫細胞の力を活用した治療法も研究が進められています。 もし、ご自身の免疫力を高めるための方法について詳しく知りたいとお考えでしたら、一度専門の医療機関に相談してみることをおすすめします。 リペアセルクリニックでは、患者様一人ひとりの状態に合わせた丁寧なカウンセリングを実施しています。どうぞお気軽にお問い合わせください。 参考文献 (文献1) PubMed「熱湯、冷水、チキンスープの摂取が鼻粘液速度と鼻気流抵抗に与える影響」 (文献2) 名古屋大学「感冒(かぜ)・急性咽頭炎・急性鼻副鼻腔炎・急性気管支炎」 (文献3) 医療法人愛仁会 亀田第一病院「気になる「咳」について」 (文献4) 大西病院「風邪のしくみ」 (文献5) ジェイテクト健康管理組合「白湯を活用して健康管理」 (文献6) 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構「ハチミツの持つ抗菌作用と その養蜂における応用」 (文献7) 農林水産省「生姜は体を温める効果があるそうだが、どのような成分が働いているのですか。」 (文献8) 一般社団法人 日本人間工学会「生姜抽出物の経口摂取が冷え性の人のエネルギー消費等に及ぼす効果」 (文献9) 東邦大学 医療センター「風邪を引いてしまったら」
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旬な果物の「柿」について
皆様こんにちは。 秋も深まってまいりましたが、この時期美味しい果物といえば柿ですね😋 果物の中でも栄養満点な柿について主な栄養素をご紹介します。 〈柿に含まれる主な栄養素〉 ①ビタミンC 老化や免疫機能の低下などを引き起こす、活性酸素の働きを抑制する作用があります。また、皮膚や軟骨、粘膜などを作るたんぱく質、コラーゲンの生成にも欠かせないビタミンの1つです。 ②β-カロテン 抗酸化作用があり、生活習慣病に対しての予防、老化防止に対しても効果的です。また体内でビタミンAに変化するため、美肌効果にも期待されます✨ ③カリウム カリウムはナトリウムとともに作用し合い、体内の水分保持を行っています。また、体内のナトリウムを体外へ排出しやすくする作用もあり、塩分の取り過ぎに対して防止する効果があります。結果、むくみ予防や高血圧症の改善に対して期待されます。 ④タンニン 抗酸化作用があり、アルコールの分解を助ける働きがあります。飲酒前に柿を食べると、二日酔い防止が期待できます🍺 ⑤食物繊維 柿に含まれる食物繊維の多くは不溶性食物繊維であり、便秘改善に効果的で、腸内環境を整えてくれます。 美味しいだけでなく栄養満点な柿を食べて、これからの寒さに備えましょう🍂