

動画でみるインタビュー
実際に当院で治療を受けられた患者さんによるインタビュー動画です。
患者さまのインタビュー

膝にまつわる症例紹介
具体的な症例紹介を解説しています。
両膝の痛みが完全消失! 両変形性膝関節症 50代女性
両膝の痛みが完全消失!走った後も痛みなし! 数年前から両膝の痛みに悩まされ、立ち仕事が辛くなっていた50代の患者様。幹細胞治療によって、両膝の痛みが完全に消失しました。右膝は10段階中4だった痛みが0に、左膝も6だった痛みが0になり、「走った後も全く痛みを感じなくなりました」とのお声をいただきました。 いったいどのような治療で、このような素晴らしい回復を実現できたのでしょうか。 治療前の状態 数年前から両膝の痛みに悩む 初期の変形性膝関節症と診断 内服治療では効果が限定的 立ち仕事が辛く痛みは右膝4、左膝6 この患者様は、歩行時に痛みを感じるようになり、近くの整形外科を受診したところ、初期の変形性関節症と診断されました。今まで内服で対応されてきましたが、最近では立ち仕事が辛くなり、より効果がある治療を希望され、当院にいらっしゃいました。 内服、リハビリ、関節注射などの保険診療範囲内での治療は、軟骨を再生させる根本的な治療ではないため、効果は限定的です。一方、手術で人工関節を受けてしまうと、耐用性の問題から活動的に動き回ることができなくなり、膝の可動域も悪くなって、正座などの動作ができなくなってしまいます。 リペアセルクリニックの特徴 詳細については、こちらで当院独自の再生医療の特徴を紹介しています。 リペアセルクリニックは「膝の痛み」に特化した再生医療専門クリニックです。手術・入院をしない新たな治療【再生医療】を提供しております。 レントゲン所見 レントゲンにて関節の狭小化を認めます。 <治療内容>両膝に5000万個細胞を計2回投与+PRP 両膝に5000万個ずつ、幹細胞を計2回投与いたしました。 治療後の変化 右膝の痛みが10段階中4から0へ完全消失 左膝の痛みも10段階中6から0へ完全消失 初回投与1年後に両膝とも痛みゼロを実現 走った後も全く痛みを感じなくなった 初回投与1年後には右膝は投与前10段階中4だった痛みが0に、左膝も投与前6だった痛みが0まで完全に軽減しました。 幹細胞が軟骨の欠損部位に直接働きかけ、投与するたびに軟骨が層を重ねるように再生されていったことで、このような素晴らしい回復が実現したのです。患者様からは「走った後も全く痛みを感じなくなりました」とのお声をいただきました。 変形性膝関節症で保険診療内の治療効果に満足されていない方、将来の人工関節を回避したい方に、当院の再生医療は新たな可能性を提供します。膝の痛みでお悩みの方はぜひ一度、当院へご相談ください。 国内で珍しい、最新の『分化誘導技術』を用い、当院は『次世代の再生医療』による治療を提供します。 <治療費> 関節1部位 幹細胞数 ( 2500万個~1億個) 投与回数( 1回 )132万円( 税込 )/2500万個 分化誘導( 1回 )55万円( 税込 ) PRP治療 16.5万円(税込) <起こりうる副作用> 脂肪採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。 症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。 ※こちらでご紹介している症例は一部の患者様です。掲載以外の症例も多数ございます。ご自身の症状については、お気軽にご相談ください。 変形性膝関節症の再生医療についてはこちらで詳しく説明しています。↓ 再生医療医師監修:岩井俊賢
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ひざ関節の症例
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幹細胞治療の症例
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PRP治療の症例
手術を勧められた半月板損傷が改善しゴルフ復帰! 左半月板損傷 40代男性
痛み改善で関節鏡手術を回避!ゴルフを再び楽しめるように! 3か月間悩まされ続けた左膝の痛みから解放され、念願のゴルフを再び楽しめるようになった40代の患者様。半月板切除手術を勧められていたにもかかわらず、わずか3か月で痛みが劇的に改善したのです。 いったいどのような治療で、このような回復を実現できたのでしょうか。 治療前の状態 ゴルフのスイングで左膝を傷めてから3か月間痛みが続く ヒアルロン酸注射を繰り返しても改善なし 半月板損傷と診断され手術を勧められる 痛みの程度は10段階中8と深刻な状態 この患者様は、近くの整形外科で半月板損傷と診断されました。何度もヒアルロン酸注射を受けられましたが効果は得られず、主治医からは関節鏡手術での半月板の縫合もしくは切除を勧められていました。お仕事が忙しく手術に時間を割けないため、手術以外で痛みを取る方法を探され、当院にいらっしゃいました。 半月板損傷の手術では、損傷が激しい場合や血行が悪い部位は、縫合してもくっつかないため、半月板の切除を選択せざるを得ません。実際、半月板手術のおよそ9割で切除が行われているのが現状です。しかし半月板を切除すると、膝のクッションがなくなるため、軟骨のすり減りが加速してしまいます。ある臨床研究では、半月板切除を受けた方の10年後を調査すると、3割の方が変形性膝関節症になってしまったとの報告があります。 リペアセルクリニックの特徴 詳細については、こちらで当院独自の再生医療の特徴を紹介しています。 リペアセルクリニックは「半月板損傷」に特化した再生医療専門クリニックです。手術・入院をしない新たな治療【再生医療】を提供しております。 MRI所見 MRIにて内側半月板の損傷を認めます。 <治療内容>左膝に5000万個細胞を2回投与+PRP 左膝に5000万個の幹細胞を計2回投与いたしました。 治療後の変化 痛みが10段階中8から2へ劇的に改善 初回投与後わずか3か月で効果を実感 大好きなゴルフを再び楽しめるように 手術や入院なしで日常生活に復帰 初回投与後3か月で、治療前は10段階中8だった痛みが2まで改善し、念願のゴルフも楽しめるようになられました。幹細胞が半月板の損傷部位に直接働きかけ、組織の再生・修復を促したことで、このような素晴らしい回復が実現したのです。 従来の手術は症状緩和を目的とした対症療法ですが、幹細胞治療は半月板組織の再生による根本的な治療です。この治療法の画期的な点は、従来必要とされていた長期入院や過酷なリハビリテーション、そして行動制限のための固定期間が一切不要であることです。なお、冷凍せず培養された生き生きした幹細胞でなければ、このような良い成績はみられないでしょう。 半月板損傷と診断された方で、半月板を温存しつつ痛みを取り、将来の変形性膝関節症への進行を予防したい方に、当院の再生医療は新たな可能性を提供します。 国内で珍しい、最新の『分化誘導技術』を用い、当院は『次世代の再生医療』による治療を提供します。 <治療費> 関節1部位 幹細胞数 ( 2500万個~1億個) 投与回数( 1回 )132万円( 税込 )/2500万個 分化誘導( 1回 )55万円( 税込 ) PRP治療 16.5万円(税込) <起こりうる副作用> 脂肪採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。 症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。 ※こちらでご紹介している症例は一部の患者様です。掲載以外の症例も多数ございます。ご自身の症状については、お気軽にご相談ください。 半月板損傷の再生医療についてはこちらで詳しく説明しています。↓ 再生医療医師監修:黄金勲矢
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ひざ関節の症例
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半月板の症例
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幹細胞治療の症例
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PRP治療の症例
両膝の痛み完全消失で趣味の乗馬も続けられた! 両変形性膝関節症 60代女性
両膝とも痛みが0に完全消失!趣味の乗馬も諦めずにすんだ! 1年前から両膝の痛みに悩まされ、週に数回ヒアルロン酸注射に通院するも、効果を実感できなかった60代の患者様。趣味の乗馬を続けたいという思いで再生医療を選択されました。両膝への幹細胞投与により、右膝の痛みは10段階中10から0へ、左膝は8から0へと完全に消失し、乗馬を続けられるようになりました。 いったいどのような治療で、痛みを完全に克服できたのでしょうか。 治療前の状態 1年前から乗馬中に右膝の痛みが出現し、かばううちに左膝も痛くなった 両側の初期変形性関節症と診断 週に数回ヒアルロン酸注射に通院するも効果を実感できず 右膝の痛みは10段階中10、左膝は8のレベル 手術で人工関節になると、乗馬を続けることが難しくなる可能性があるため、手術以外でより効果のある治療を希望して、当院を受診されました。 内服、リハビリ、関節注射などの保険診療は、軟骨を再生させる根本的な治療ではないため、効果は限定的になりやすく、治療効果に満足できない患者様も多くいらっしゃいます。人工膝関節置換術を受けると、耐用性の問題から活動的に動き回ることができなくなり、膝の可動域が悪くなって、正座などの動作ができなくなります。 リペアセルクリニックの特徴 詳細については、こちらで当院独自の再生医療の特徴を紹介しています。 リペアセルクリニックは「膝の痛み」に特化した再生医療専門クリニックです。手術・入院をしない新たな治療【再生医療】を提供しております。 レントゲン所見 レントゲンにて関節の狭小化が認めます。 <治療内容>右膝に3500万個、左膝に1500万個細胞を計3回投与+PRP 右膝に3500万個、左膝に1500万個の幹細胞を計3回投与いたしました。 治療後の変化 初回投与後1か月で右膝の痛みが10段階中10から6へ、左膝は8から6へ軽減 2回目投与後1か月で右膝の痛みは4へ、左膝は5へさらに改善 3回目投与後1年で両膝とも痛みは0へ完全消失 初回投与後から着実に痛みが軽減し、3回目投与後1年で両膝の痛みが完全に消失しました。投与するたびに軟骨欠損部に軟骨が修復・再生され、痛みの改善とともに将来の変形性関節症の進行も予防できています。 ヒアルロン酸注射などの保存的治療で効果を実感できない方、趣味やスポーツを続けながら人工関節を回避したい方にとって、幹細胞治療は新たな選択肢となります。膝の痛みでお悩みの方はぜひ一度、当院へご相談ください。 国内で珍しい、最新の『分化誘導技術』を用い、当院は『次世代の再生医療』による治療を提供します。 <治療費> 関節1部位 幹細胞数 ( 2500万個~1億個) 投与回数( 1回 )132万円( 税込 )/2500万個 分化誘導( 1回 )55万円( 税込 ) PRP治療 16.5万円(税込) <起こりうる副作用> 脂肪採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。 症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。 ※こちらでご紹介している症例は一部の患者様です。掲載以外の症例も多数ございます。ご自身の症状については、お気軽にご相談ください。 変形性膝関節症の再生医療についてはこちらで詳しく説明しています。↓ 再生医療医師監修:坂本貞範
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ひざ関節の症例
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幹細胞治療の症例
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PRP治療の症例
痛み10段階中5が2に! 右変形性膝関節症 60代男性
痛み10段階中5が2に!1年以上続いた膝痛を改善! 1年以上にわたり、階段の昇降時に強い右膝の痛みに悩まされ、鍼治療で一時的に軽快するものの、すぐに痛みが戻り慢性化していた60代の患者様。幹細胞治療により、痛みは10段階中5から2へと改善し、安定した状態を維持されています。 いったいどのような治療で、膝痛を克服できたのでしょうか。 治療前の状態 1年以上前から右膝に痛みが出現し、徐々に悪化 階段の昇降時、特に下降時に鋭い痛みが出現 鍼治療で一時的に軽快するも、すぐに痛みが戻る 痛みは10段階中5のレベル 慢性化した膝痛に悩まされ、日常生活での階段の昇降に支障が出ていました。一時的な対症療法では効果が持続しないため、根本的な改善を求めて当院を受診されました。 ヒアルロン酸注射、鎮痛剤などは一時的な効果にとどまることが多く、変形性膝関節症の症状が進行すると、手術が選択されます。しかし、人工関節では活動に制限が生じ、再手術のリスクもあることから、手術を躊躇される方も多くいらっしゃいます。 リペアセルクリニックの特徴 詳細については、こちらで当院独自の再生医療の特徴を紹介しています。 リペアセルクリニックは「膝の痛み」に特化した再生医療専門クリニックです。手術・入院をしない新たな治療【再生医療】を提供しております。 レントゲン所見 レントゲンにて右膝に関節の狭小化を認めます。 <治療内容>右膝に2500万個の幹細胞を2回投与+PRP 右膝に2500万個の幹細胞を計2回投与いたしました。 治療後の変化 初回投与後、痛みは10段階中5から2まで軽減 軽度の違和感は残るものの、日常生活への支障は大きく軽減 幹細胞投与後わずか3日で痛みが10段階中2まで改善し、その後も安定した状態を維持しています。1年以上続いた膝痛が改善しました。 長年の膝痛に悩まされている方、手術は避けたい方、ヒアルロン酸で効果が薄かった方にとって、幹細胞治療は新たな選択肢となります。あなたもぜひ一度当院へご相談ください。 国内で唯一の、最新の『分化誘導技術』を用い、当院は『新時代の再生医療』による治療を提供します。 <治療費> 関節1部位 幹細胞数 ( 2500万個~1億個 ) 投与回数( 1回 )132万円( 税込 )/2500万個 分化誘導( 1回 )55万円( 税込 ) PRP治療 16.5万円( 税込 ) <起こりうる副作用> 脂肪採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。 症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。 ※こちらでご紹介している症例は一部の患者様です。掲載以外の症例も多数ございます。ご自身の症状については、お気軽にご相談ください。 変形性膝関節症の再生医療についてはこちらで詳しく説明しています。↓ 再生医療医師監修:坂本貞範
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ひざ関節の症例
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幹細胞治療の症例
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PRP治療の症例
【痛み劇的改善で手術回避】 腰椎椎間板ヘルニア・両膝変形性関節症 70代女性
痛み10段階中6が1に改善で手術回避!腰と両膝同時治療 4年間悩まされた坐骨神経痛と両膝の痛み。手術を1ヶ月後に控えた70代の患者様でしたが、幹細胞治療により坐骨神経痛は完全に消失し、両膝の痛みも劇的に改善しました。 いったいどのような治療で手術を回避できたのでしょうか。 治療前の状態 4年前からの右下肢痛と腰痛 両膝の痛み(右:10段階中6、左:4) 腰椎椎間板ヘルニアによる坐骨神経痛 1ヶ月後に手術を予定 整形外科で腰椎椎間板ヘルニアと中期の両膝変形性関節症と診断され、症状の悪化により手術を決断されていました。しかし手術への不安もあり、他の選択肢を探していらっしゃいました。 手術をしても必ずしも症状が取れるとは限りません。実際、手術で神経の圧迫を取り除いても症状が残存することがあります。一方で、神経の圧迫があっても症状がない方も多くいらっしゃいます。また、腰と両膝を同時に手術することは身体への負担が大きく困難です。 リペアセルクリニックは「膝の痛み」に特化した再生医療専門クリニックです。手術・入院をしない新たな治療【再生医療】を提供しております。 リペアセルクリニックの特徴 詳細については、こちらで当院独自の再生医療の特徴を紹介しています。 通常の幹細胞治療では、点滴による静脈注射が一般的ですが、当院では、損傷部位に直接幹細胞を届けるため、国内ではほとんど行われていない、脊髄腔内へ直接投与する脊髄腔内ダイレクト注射を提供しています。これは、腰椎麻酔と同様の方法で、幹細胞をくも膜下腔に投与し、髄液の流れに乗せて、損傷部位に直接届ける画期的な方法です。当院の経験から、脊髄・神経系の疾患に対しては、このダイレクト注射が特に良い効果を示すことがわかっています。 また、点滴治療においては、厚生労働省への届出・受理を経て、2億個の一括投与を提供しています。リペアセルクリニック独自の治療経験から、この投与量の最適化により、治療効果が向上していることが明らかになっています。 リペアセルクリニックは「頚・腰椎ヘルニア」に特化した再生医療専門クリニックです。手術・入院をしない新たな治療【再生医療】を提供しております。 MRI・レントゲン所見 MRIにてヘルニアと狭窄を認めます。 レントゲンにて両膝の狭小化を認めます。 <治療内容>脊髄腔内に直接2500万個細胞、両膝に各5000万個細胞を計3回投与 この患者様には、脊髄腔内に直接2500万個、両膝に各5000万個の幹細胞を計3回投与しました。 治療経過と変化 坐骨神経痛:2回目投与後に完全消失 右膝の痛み:10段階中6→2→1に改善 左膝の痛み:10段階中4→1→0に改善 腰痛も軽減し日常生活が楽に 初回投与後から膝の痛みが改善し始め、2回目投与後には坐骨神経痛が消失しました。両膝の痛みは、右が1に左は0と、順調に軽減しています。 手術前の、神経の圧迫が解除されていない脊柱管狭窄症やヘルニアであっても、幹細胞投与で症状の改善が期待できます。脊椎の手術を勧められているが不安を感じている方、複数の関節の痛みでお悩みの方にも、手術以外の選択肢があります。ぜひ当院へカウンセリングへお越しください。 <治療費> 脊髄腔内投与 幹細胞 投与回数(1回) 242万円(税込) 関節1部位 幹細胞数 ( 2500万個~1億個) 投与回数( 1回 )132万円( 税込 )/2500万個 分化誘導( 1回 )55万円( 税込 ) PRP治療 16.5万円(税込) <起こりうる副作用> 脂肪採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。 症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。 ※こちらでご紹介している症例は一部の患者様です。掲載以外の症例も多数ございます。ご自身の症状については、お気軽にご相談ください。 ヘルニア・変形性膝関節症の再生医療についてはこちらで詳しく説明しています。↓ 再生医療医師監修:坂本貞範
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ひざ関節の症例
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脊髄損傷の症例
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頚椎・腰椎ヘルニア・狭窄症の症例
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幹細胞治療の症例
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PRP治療の症例
痛み完全消失で登山も可能に! 左膝半月板損傷 40代男性
痛み10段階中5が0に!手術せずに半月板温存に成功 筋トレ中のスクワットで左膝に「バキッ」という音とともに痛みが走り、以降ランニングや筋トレのたびに痛みに悩まされていた40代男性の患者様。手術を勧められましたが、入院時間が取れず、再生医療を選択されました。幹細胞投与により、痛みは10段階中5から0へと消失し、登山も楽しめるまでに回復されました。 いったいどのような治療で、手術を避けながら半月板を温存できたのでしょうか。 治療前の状態 1年前の筋トレ中に左膝から「バキッ」という音とともに痛みが出現 ランニングや筋トレのたびに痛みを感じる状態が継続 MRI検査で左膝半月板損傷と診断 痛みは10段階中5のレベル 整形外科で手術を勧められましたが、仕事の都合で入院時間が取れないため、手術以外の治療方法を探して当院を受診されました。 半月板損傷に対しては、保存的治療で効果がなければ、関節鏡手術が選択されますが、約9割の手術で半月板切除が行われます。半月板を切除すると、膝のクッションがなくなり、軟骨のすり減りが加速してしまいます。実際、半月板切除後10年の調査では、一般の方で3割、スポーツ選手で7割が変形性関節症に進行していたという報告があります。 リペアセルクリニックの特徴 詳細については、こちらで当院独自の再生医療の特徴を紹介しています。 リペアセルクリニックは「半月板損傷」に特化した再生医療専門クリニックです。手術・入院をしない新たな治療【再生医療】を提供しております。 MRI所見 MRIにて半月板損傷を認めます。 <治療内容>左膝に1億個細胞を3回投与+PRP 左膝に1億個の幹細胞を計3回投与いたしました。 治療後の変化 左膝への注射を3回実施(各回1億個投与) 初回投与後1か月で痛みが10段階中5から0へ消失 登山も痛みなく楽しめるまでに回復 半月板を温存し、将来の変形性関節症リスクを軽減 初回投与後わずか1か月で痛みが完全に消失し、登山も痛みなく楽しめるようになったそうです。幹細胞により半月板の再生・修復が促され、手術による半月板切除を避けることで、将来の変形性関節症への進行リスクも大幅に軽減できました。 半月板損傷で手術を迷われている方、将来の変形性関節症を予防しながら痛みを改善したい方にとって、幹細胞治療は新たな選択肢となります。 国内で唯一の、最新の『分化誘導技術』を用い、当院は『新時代の再生医療』による治療を提供します。 <治療費> 関節1部位 幹細胞数 ( 2500万個~1億個) 投与回数( 1回 )132万円( 税込 )/2500万個 分化誘導( 1回 )55万円( 税込 ) PRP治療 16.5万円(税込) <起こりうる副作用> 脂肪採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。 症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。 ※こちらでご紹介している症例は一部の患者様です。掲載以外の症例も多数ございます。ご自身の症状については、お気軽にご相談ください。 半月板損傷の再生医療についてはこちらで詳しく説明しています。↓ 再生医療医師監修:岩井俊賢
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ひざ関節の症例
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半月板の症例
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【医師監修】靭帯損傷とは|症状・原因・全治までの期間を現役医師が解説
「腫れて動かしづらい」 「しばらくすれば治ると思ったのに改善しない」 その靭帯の痛みが続くのであれば、靭帯損傷の可能性があります。靭帯は関節を安定させる重要な組織であり、損傷すると歩行や運動に支障をきたします。こうしたケガはスポーツだけでなく、段差での転倒や日常の動作でも起こることがあります。「全治までどのくらいかかるのか」「手術は必要なのか」といった不安を感じる人も多いでしょう。 しかし、受傷の原因や症状を正しく理解し、適切な治療やリハビリを行えば、回復までの道筋を明確にできます。 本記事では、現役医師が靭帯損傷について詳しく解説します。 記事の最後には、靭帯損傷に関するよくある質問をまとめていますので、ぜひ最後までご覧ください。 当院「リペアセルクリニック」の公式LINEでは、再生医療の情報提供と簡易オンライン診断を実施しております。 靭帯損傷について気になる症状がある方は、ぜひ一度公式LINEにご登録ください 靭帯損傷とは 項目 説明 靭帯の役割 骨と骨をつなぐ強靭な線維組織。関節の過度な動きを制御し、安定性を保つ 靭帯の構造 主成分はコラーゲン線維。伸縮性は乏しく、頑丈なロープのような構造をもつ 損傷の発生機序 許容範囲を超える外力によって、靭帯線維が部分的または完全に断裂することで発生 靭帯損傷の定義 捻挫のうち、靭帯自体が損傷したもの。スポーツ活動や日常動作中にも起こり得る 主な原因 急な方向転換、他者との接触、転倒、段差の踏み外しなどによる強い負荷 主な症状 受傷時の「ブチッ」とした音や感覚、関節の腫れ、痛み、可動域の制限 靭帯損傷は、関節を安定させる靭帯が、過度な力で伸ばされたり切れたりした状態を指します。 靭帯を損傷すると関節の動きが制限され、体重をかけた際に違和感が生じます。足首・膝・手首など負荷がかかりやすい部位に多く発生します。適切な治療で回復が見込めますが、放置すると再発や慢性的な関節不安定を招くため、早めの受診が必要です。 以下の記事では、肘関節の外側にある靭帯が傷つくことで引き起こされる肘外側側副靭帯損傷について詳しく解説しています。 靭帯損傷が起こりやすい部位 部位 主な損傷部位・特徴 主な原因 足首(足関節) 外側靭帯の損傷が最も多く、内反捻挫で発生する 段差の踏み外し、着地時のバランス崩れ、スポーツ中のひねり動作 膝(膝関節) 前十字靭帯・後十字靭帯・内外側側副靭帯の損傷がみられる サッカーやバスケットボールなどでの急な方向転換や他者との接触 手首(手関節) 転倒時に手をついた際の衝撃で損傷し、骨折を伴うこともある 転倒や転落、スポーツ・日常動作での手をつく動作 指 母指MP関節側副靭帯損傷(スキーヤーズサム)などが代表的 球技での突き指、スキー中の転倒による衝撃 肩 肩関節脱臼に伴い靭帯が損傷することが多い コンタクトスポーツや転倒時の強い外力 靭帯損傷は全身の関節で起こり得ます。とくに多いのは足首(前距腓靭帯)と膝(前十字靭帯・内側側副靭帯)です。これらの部位は体重を支えながら複雑に動くため、ねじれや外力の影響を受けやすい構造をしています。 スポーツでは急な方向転換やジャンプの着地などで損傷しやすく、日常生活でも段差の踏み外しや転倒によって発生することがあります。また、肩・肘・手首なども転倒や無理な動作で負担がかかると損傷することがあります。靭帯の部位によって治療法や回復期間が異なるため、正確な診断と早期の対応が必要です。 以下の記事では、外側側副靭帯の損傷で引き起こされる、外側側副靭帯損傷について詳しく解説しています。 靭帯損傷の初期症状 初期症状 詳細 受傷時の音や違和感 「ブチッ」「プチッ」といった断裂音や関節のずれを感じる。受傷直後の違和感や不安定な感触 腫れと関節内出血 靭帯損傷による炎症反応や出血による関節周囲の腫脹。皮下出血や内出血による赤紫色の変化 関節の不安定性と運動制限 関節を支える靭帯の損傷によるぐらつきや支えにくさ。痛みによる可動域の制限 (文献1) 靭帯損傷の初期には、関節周囲に腫れや熱感が生じ、動かしにくくなります。受傷直後に「何かが切れたような感覚」や「関節を支えられないほどの違和感」が主な特徴です。 靭帯が損傷すると内部で出血や炎症が起こり、数時間以内に腫れが強くなることがあります。 軽度の損傷でも放置すると症状が悪化し、見た目の腫れが引いても関節の不安定さが残る場合があります。早期に整形外科を受診し、必要に応じて画像検査を行いましょう。 以下の記事では、靭帯損傷の初期症状に関連する内容を詳しく解説しています。 【関連記事】 膝が痛い時に疑われる病気を一覧表で解説|立ったり座ったりがつらい方は要チェック 捻挫の後遺症とは|症状のチェック項目や治し方を現役医師が解説 受傷時の音や違和感 靭帯損傷の初期には、関節の内部で「ブチッ」「プツッ」といった音がすることがあります。これは靭帯の線維が断裂する際に生じる音で、中等度から重度の損傷でみられます。ただし、音がしなくても損傷している場合があり、音の有無だけで重症度を判断できません。 受傷直後には「じんわりとした違和感」や「関節が外れたような感覚」を伴うことがあります。これは靭帯損傷による安定性の低下や内部出血、炎症反応が関係しています。 損傷部位に触れると熱を帯びているように感じることもあり、これは炎症に伴う血流増加によるものです。こうした初期症状は損傷のサインであり、放置せず早めに整形外科で診察と画像検査を受けることが重要です。 腫れと関節内出血 症状・特徴 詳細 急速な腫れの出現 受傷後まもなく関節が腫れ、張ったように感じる状態。24時間以内の腫れは関節内出血の可能性 関節の張り感・圧迫感 関節内に血液や液体がたまり、関節包が膨らむような感覚 熱感・発赤 炎症や出血により患部が温かくなり、赤みを帯びる状態 可動域制限・動かしにくさ 出血や炎症による液体貯留で関節の動きが制限される状態 振動・打撲感(鈍痛) 関節内の血液や浮遊物質が刺激となり生じる不快感や違和感 (文献2) 靭帯損傷による腫れや関節内出血は、損傷した靭帯や周囲組織から血液や体液が関節包内に流れ込み、炎症によって関節が膨らむことで起こります。 関節の張り感や圧迫感、熱感が現れ、膝や足首では皮下出血を伴うことがあり、腫れが急速に強まったり動かした際に強い痛みを感じたりする場合は関節内出血が疑われます。 出血が多いと関節内圧が高まり、軟骨や滑膜に負担がかかることもあるため、冷却と安静を保ちながら速やかに整形外科を受診しましょう。 関節の不安定性と運動制限 症状 詳細 関節の不安定性 損傷した靭帯の支えが失われ、関節がぐらつきやすくなる状態。歩行時や動作時に膝が抜けるような感覚や膝くずれを伴うこともある。関節のずれやすさによる再受傷や変形のリスク 運動制限 腫れや痛み、関節内出血による可動域の制限。関節の曲げ伸ばしが困難となり、日常生活やスポーツ動作に支障をきたす状態。炎症や損傷部位の引っかかりも要因 靭帯が損傷すると関節を支える力が弱まり、不安定性が生じます。歩行時に膝が「ガクッ」と抜けるような感覚や、足首が繰り返し捻れる症状が代表的です。 軽度では運動時のみ、重度では日常動作でも関節の不安定性や可動域制限が現れ、膝の前十字靭帯損傷では階段昇降やしゃがむ動作が困難になります。 無理に動かし続けると関節軟骨や半月板など他の組織にも負担がかかり、二次的な損傷を招きます。不安定性を感じたら装具で固定し、医師の指導のもと段階的にリハビリを進めることが重要です。 靭帯損傷の原因 原因 詳細 スポーツによる靭帯損傷 急な方向転換やジャンプの着地、他者との接触によって生じる過度な関節への負荷 転倒や事故・外部からの強い衝撃 転倒時に手足をついた際の衝撃や交通事故によって加わる急激な関節への外力 加齢や慢性的な負荷 加齢による靭帯組織の変性や、長期間の過使用によって生じる持続的なストレス 靭帯損傷は、関節に通常を超える力が加わったときに発生します。とくに急な方向転換やジャンプ後の着地、段差での踏み外しなど、関節がねじれる動作で起こりやすいのが特徴です。 スポーツ中の衝撃だけでなく、日常生活での転倒や無理な姿勢でも生じます。加齢とともに靭帯の柔軟性や強度が低下すると、わずかな外力でも損傷しやすくなります。 再発を防ぐためには、原因を理解した上で正しい動作の習得や筋力バランスの改善に取り組むことが重要です。 以下の記事では、膝の痛みについて詳しく解説しています。 スポーツによる靭帯損傷 スポーツによる靭帯損傷は、ジャンプの着地や急な方向転換、急停止などで関節に強い力やねじれが加わることで発生します。サッカーやバスケットボールなどでは、対人接触による衝撃が直接靭帯に及ぶこともあります。 筋力不足や誤ったフォーム、同じ動作の繰り返しによる疲労は靭帯損傷のリスクを高めるため、予防には正しいフォームの習得と筋力の強化、十分な休養が不可欠です。 転倒や事故・外部からの強い衝撃 原因 詳細 転倒時の関節のねじれや過伸展 階段の踏み外しや路面での滑倒による急なねじれや過伸展による靭帯損傷 交通事故やスポーツでの衝突による外力 自転車・自動車事故やコンタクトスポーツの衝突によって生じる強い外力の集中 高所からの転落による着地衝撃 高い場所からの飛び降りや転落による着地時の過度な負荷の集中 スポーツ以外の日常生活でも起こり得る 段差でのつまずきや歩行中の転倒による関節への急激な衝撃 予期せぬ外的要因で回避動作ができない 突発的な事故や不意の衝突によって防御姿勢が取れず生じる靭帯への直接負荷 転倒や交通事故など、外部から強い力が加わった場合にも靭帯損傷は発生します。とくに膝や足首、手首は衝撃を受けやすく、転倒時に手をついたり膝をひねったりすると損傷が起こります。 衝撃が大きい場合には、複数の靭帯や関節包が同時に損傷する重症例もみられます。高所からの転落やスポーツ中の接触プレーでは、一瞬で強い外力が加わるため、早期の医療介入が必要です。 外傷後に関節の腫れや動かしづらさが続く場合は、速やかに整形外科を受診してください。 加齢や慢性的な負荷 加齢により靭帯の弾力性や強度が低下し、柔軟性が失われることで、わずかな負荷でも損傷しやすくなります。関節軟骨のすり減りや筋力低下によって靭帯への負担が増し、長時間の立ち仕事や無理な姿勢の継続も損傷を進行させる要因となります。 とくに肥満や偏った動作を繰り返す場合はリスクが高く、高齢者では転倒や身体機能の低下により靭帯損傷の危険性が増すため、注意が必要です。 靭帯損傷の全治までの期間 全治までの期間 詳細 軽度|Ⅰ度 靭帯の一部が軽く伸ばされた状態。回復までの目安は約2〜4週間程度。安静と固定による自然治癒 中度の損傷|Ⅱ度 靭帯の部分断裂がみられる状態。全治の目安は約4〜8週間(1〜2カ月)。安静・固定・リハビリの併用 重度の損傷|Ⅲ度 靭帯の完全断裂が生じた状態。全治まで3〜6カ月を要することが多く、手術や集中的リハビリが必要 靭帯損傷の全治期間は損傷の程度によって異なり、軽度のⅠ度損傷では数週間で日常生活に復帰できることが多いのに対し、完全断裂を伴うⅢ度損傷では回復までに数カ月から半年以上を要する場合があります。 回復期間は損傷部位や年齢、治療開始の時期、リハビリへの取り組み方によって異なり、膝の靭帯損傷では歩行が可能になる時期とスポーツ復帰が許可される時期に差が生じます。 焦って無理をすると再損傷のリスクが高まり、回復が遅れることもあります。医師の診断に基づいて段階的にリハビリを進めることが回復への近道です。 以下の記事では、捻挫の重症度について詳しく解説しています。 軽度|Ⅰ度 軽度の靭帯損傷の全治期間は、一般的に2〜4週間程度です。膝の軽度損傷では、炎症や腫れが落ち着くと日常生活レベルの動作まで回復することが多くみられます。 ただし、この期間は固定や安静、リハビリなどの保存療法を適切に行った場合の目安です。年齢や基礎体力、栄養状態、他組織の損傷有無、治療への取り組み方によって回復速度は異なります。 軽度の損傷でも自己判断で放置したりリハビリを怠ると、関節の不安定性が残ったり慢性化したりする恐れがあります。 中度の損傷|Ⅱ度 中等度の靭帯損傷の全治期間は、一般的に4〜8週間(約1〜2カ月)が目安とされています。回復期間は損傷部位や範囲、治療の適切さに加え、血流や可動性、年齢、体力、基礎疾患などによって大きく異なります。 リハビリを早く始めたり、無理に負荷をかけたりすると治癒が遅れる場合があるため、医師の指導のもとで段階的に運動を再開することが重要です。 重度の損傷|Ⅲ度 重度の靭帯損傷の全治期間は、一般的に3〜6カ月程度を要します。重度損傷では靭帯再建術を行うことが多く、とくに膝の前十字靭帯完全断裂では回復に半年以上を要する場合があります。 若年者や体力のある方は回復が早い傾向にありますが、リハビリの質と進度が機能回復の鍵となるため、医師の指導のもと計画的に進めることが大切です。 靭帯損傷の治療法 治療法 詳細 保存療法(固定・安静・リハビリ) 損傷の軽度〜中等度に行う基本治療。ギプスやサポーターでの固定、安静の保持、段階的なリハビリによる関節機能の回復 薬物療法 炎症や痛みの軽減を目的とした治療。消炎鎮痛薬や湿布、注射薬などによる炎症反応の抑制と疼痛緩和 手術療法 靭帯の完全断裂や保存療法で改善が難しい場合に実施。靭帯再建術や縫合術による関節安定性の回復 再生医療 損傷部位の自然治癒を促す治療法。PRP(多血小板血漿)療法や幹細胞治療による組織再生の促進 軽度〜中等度の損傷では、固定・安静・リハビリを中心とした保存療法で回復を図り、必要に応じて炎症や痛みを抑える薬物療法を併用します。重度の損傷や再発を繰り返す場合は、靭帯再建術などの手術療法が検討されます。 近年では、自己修復力を高めるPRP療法や幹細胞治療といった再生医療も選択肢のひとつです。早期に正確な診断を受け、個々の状態に合わせた治療計画を立てることが回復につながります。 以下の記事では、膝の皿が痛い原因と治療法について詳しく解説しています。 保存療法(固定・安静・リハビリ) 施策 詳細 固定と安静 サポーターや装具で損傷部位を固定し、関節の動きを制限。炎症と腫れを抑え、靭帯回復を助ける治療 RICE療法(安静・冷却・圧迫・挙上) 受傷直後に患部を冷却・圧迫し、心臓より高い位置に挙上して安静を保つ処置。腫れや炎症の抑制 リハビリテーション 急性期後に行う関節可動域訓練や筋力強化、バランス訓練による段階的回復法 日常生活指導 動作の工夫や休息の取り方、再損傷防止のためのリスク管理 保存療法は軽度から中等度の靭帯損傷に有効な治療法です。靭帯は一定の修復能力を持つため、ギプスやサポーターで固定し安静を保つことで自然治癒を促します。 炎症が落ち着いたら理学療法で可動域と筋力を段階的に回復させます。身体への負担が少なく入院の必要もないため、日常生活への影響を最小限に抑えられます。過度な安静は筋力低下を招くため、医師の指導のもと計画的にリハビリを進めることが重要です。 以下の記事では、保存療法で使用される膝サポーターについて詳しく解説しています。 薬物療法 薬物 詳細 非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs) 痛みや腫れ、炎症の抑制を目的とした内服薬や湿布の使用。長期使用時の副作用への注意 鎮痛薬 強い痛みの軽減を目的とした一時的な使用。症状に応じた用量と期間の調整 ヒアルロン酸注射(関節症や疼痛緩和など目的限定) 関節内の潤滑改善と軟骨保護を目的とした注射療法。痛み軽減への応用 薬物療法は靭帯損傷における補助的な治療法です。消炎鎮痛薬を用いて炎症と症状を抑えることで、早期のリハビリ参加を促し治癒を促進します。 しかし、薬物療法だけで靭帯を完全に再生させるのは困難です。非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)では胃腸障害や腎機能への影響、注射薬では感染リスクなどの副作用に注意が必要です。 手術療法 手術法 詳細 靭帯再建術 患者自身の腱(ハムストリング腱・膝蓋腱など)を用いて新たな靭帯を作成。関節鏡で行うため傷口が小さく回復が比較的早い手術法 靭帯縫合術 部分断裂や複合損傷に対して断裂部を縫合。完全断裂では適応外となる場合が多い手術法 手術後の流れと期間 リハビリで筋力と柔軟性を回復。スポーツや日常生活への復帰まで6カ月〜1年を要する経過 手術療法は、靭帯が完全に断裂した場合や保存療法で改善しない場合に実施されます。手術による靭帯再建は関節の安定性を回復させ、半月板や関節軟骨の二次的な損傷、再断裂、変形性関節症のリスクを減らします。 手術は身体への負担が大きく長期間のリハビリを要するため、生活スタイルや損傷の程度を踏まえて医師と相談し治療法を選択することが重要です。 再生医療 再生医療は、損傷した靭帯の自己修復を促す治療法です。靭帯や関節の組織は血流が少なく自然治癒しにくいですが、血小板に含まれる成長因子や脂肪由来の幹細胞を利用することで修復を促進します。 代表的なPRP療法では、患者自身の血液から血小板成分を抽出して損傷部位に注入します。成長因子が炎症を抑え、症状の軽減に寄与します。 ただし、すべての症例に適応できるわけではなく、実施できる医療機関も限られます。治療を希望する場合は、医師と相談して適応を確認しましょう。 前十字靭帯断裂に対する再生医療の治療例については、以下の症例記事をご覧ください。 スポーツ外傷に対する再生医療についてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事もご参照ください。 靭帯損傷の予防法 予防法 詳細 運動前後のウォーミングアップとクールダウン 関節や筋肉を温め可動域を広げ、運動後に筋や靭帯を緩める習慣 筋力強化とバランストレーニング 関節周囲の筋力向上と姿勢制御力の向上による負荷分散 適切なフォームと装具の活用 動作の改善とサポーターなどの使用による関節保護 日常生活でのケアと体調管理 無理な動作回避と休養、疲労や体調不良時の負荷調整 靭帯損傷は、正しい知識と日常的なケアによって予防できます。運動前後のストレッチやウォーミングアップは関節や筋肉の柔軟性を高め、急な動きへの対応を助けます。筋力とバランスを整えるトレーニングも関節の安定性向上に有効です。 正しいフォームの習得やサポーターの活用によって関節への負担を軽減し、再発を防止できます。疲労をためない体調管理も重要です。 運動前後のウォーミングアップとクールダウン 靭帯損傷の予防には、日常的な準備運動と整理運動の習慣が欠かせません。ウォーミングアップで筋肉や関節を温めることで急な負荷への耐性が高まり、クールダウンは柔軟性を保ち損傷リスクを減らします。 加えて、関節周囲の筋力強化やバランストレーニングで安定性を高め、適切なフォームや装具の活用、無理のない生活と体調管理を徹底することで、靭帯への負荷を軽減できます。 筋力強化とバランストレーニング 筋力強化とバランストレーニングは靭帯損傷の予防に欠かせません。膝周囲の大腿四頭筋やハムストリングスを鍛えることで関節への負担が分散され、靭帯への過度なストレスを軽減できます。 スクワットやランジ、バランスボール、片足立ち、バランスボードなどのトレーニングは、筋力と神経系の反応速度を高め、関節の安定性を向上させて転倒リスクを減らします。 筋力強化とバランストレーニングを組み合わせて行うことで相乗効果が得られ、関節の安定性が高まるため、定期的に正しいフォームで実施することが重要です。 適切なフォームと装具の活用 正しい運動フォームの習得は靭帯損傷予防の基本です。スクワットやランジでは膝がつま先より前に出ないようにし、膝が内側に入らないよう注意します。体幹をまっすぐ保ち、不適切なフォームによる靭帯へのストレスを避ける必要があります。 運動強度は自分の体力に合わせて段階的に進め、適切な休息を取り入れることが大切です。テーピングやサポーターは関節の動きを補助し、不安定な動きを制限して靭帯への負担を軽減します。 とくにスポーツ時やリハビリ初期に有効ですが、医師の指導を受けて正しく使用することが不可欠です。 日常生活でのケアと体調管理 項目 内容 RICE療法の実施 安静・冷却・圧迫・挙上の4つの基本処置で炎症と腫れを抑制 膝への負担軽減 無理な動作や長時間の立ち仕事を避け、杖やサポーターで関節を保護 栄養管理 タンパク質・ビタミンC・亜鉛を含むバランスの良い食事で組織修復を促進 十分な睡眠 疲労回復と治癒促進に不可欠な休養時間の確保 適切な運動療法 症状が落ち着いた段階でのストレッチや筋力トレーニングの継続 日常生活でのケアと体調管理は靭帯損傷の回復を大きく左右します。受傷直後はRICE療法を速やかに実施し、炎症や腫れを最小限に抑えることが重要です。 回復期には膝に過度な負担をかけず、栄養と休養をしっかり取り入れることが必要です。痛みや腫れが落ち着いた段階で、医師や理学療法士の指導のもと、痛みのない範囲で徐々に運動療法を進めます。 急な激しい運動は避け、段階的に負荷を上げることが再発防止と早期回復につながります。 靭帯損傷でお悩みの方は当院へご相談ください 靭帯損傷を放置すると慢性的な痛みや関節の不安定性につながり、将来的に変形性関節症を招く可能性もあります。早期に診断を受け、適切な治療を始めることが回復への第一歩です。 靭帯損傷の治療についてお悩みの方は、当院「リペアセルクリニック」へご相談ください。当院では、靭帯損傷に対して再生医療を用いた治療をご提案しています。 再生医療は、患者自身の細胞が持つ修復力を活かし、損傷した靭帯組織の再生を促す治療法です。従来の治療法と比べて身体への負担が少なく、自然な回復を期待できるのが特徴です。 ご質問やご相談は、「メール」もしくは「オンラインカウンセリング」で受け付けておりますので、お気軽にお申し付けください。 靭帯損傷に関するよくある質問 靭帯損傷は歩いて治りますか? 軽度の損傷であれば、適切な固定と安静により数週間で改善する可能性がありますが、歩行だけでは十分な治癒は得られません。 中等度以上の損傷では、無理に歩き続けると靭帯や関節に負担がかかり、治癒が遅れたり慢性的な関節不安定性を残したりする恐れがあります。 靭帯損傷の治療には、損傷の程度に応じた固定、段階的なリハビリ、医師による経過観察が不可欠です。 靭帯損傷が疑われる場合は、まず整形外科を受診し、画像検査による正確な診断を受けてください。損傷の程度を評価した上で、保存療法か手術療法かを含めた治療方針を決定します。 以下の記事では、歩けるけど痛い肉離れの症状について詳しく解説しています。 靭帯損傷でやってはいけないことは? 受傷直後に無理に動かしたり、痛みを我慢して運動を続けたりすることは避けましょう。アイシングや固定をせずに放置すると炎症が長引き、回復が遅れます。 また、自己判断でマッサージやストレッチを強く行うと組織修復を妨げる恐れがあります。受診を先延ばしにせず、早期に整形外科で診断を受けることが重要です。 以下の記事では、靭帯損傷でやってはいけないことについて詳しく解説しています。 膝の靭帯損傷の応急処置でやってはいけないことは?RICE処置の正しい方法から病院での治療まで解説 靭帯損傷を早く治す食べ物は? 特定の食品だけで靭帯損傷が早く治ることはありません。しかし、適切な栄養摂取は組織修復を支えます。 靭帯損傷の回復には、タンパク質・ビタミンC・亜鉛・鉄分・オメガ3脂肪酸を含むバランスの良い食事と十分な水分補給が重要です。 靭帯損傷でお風呂はいつから入れますか? 靭帯損傷の急性期は炎症や腫れが強いため、湯船は避けシャワーで済ませましょう。患部を温めると炎症が悪化する恐れがあります。 痛みが落ち着いた回復期には短時間の入浴が可能ですが、異常を感じた場合は冷却などの対処を行い、医師に相談してください。 靭帯断裂は自然治癒しますか? 靭帯が完全に断裂した場合、血流が乏しいため自然治癒はほとんど期待できません。放置すれば関節の不安定性が残ります。 部分断裂など軽度の損傷は固定やリハビリで回復する場合もありますが、完全断裂では手術が必要となることが多いです。 靭帯損傷は整形外科と整骨院どちらを受診するべきですか? 靭帯損傷が疑われる場合は、まず整形外科を受診してください。整形外科では画像検査により損傷の程度を正確に診断し、保存療法から手術まで適切な治療を受けられます。 整骨院では画像診断や医療行為ができないため、初期診断には不十分です。 参考文献 (文献1) 膝のねんざおよび関連する損傷(前十字靱帯断裂、半月板損傷、内側側副靱帯断裂、後十字靱帯断裂)|MSD マニュアル 家庭版 (文献2) NATIONWIDE CHILDREN'S When your child needs a hospital, everything matters.|Swelling: The Body's Reaction to Injury
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半月板損傷とは?原因・症状・治療法・やってはいけないこと
膝の曲げ伸ばしや歩行時に感じる痛みや違和感......それは半月板損傷のサインかもしれません。 半月板は膝関節の安定と衝撃吸収に欠かせない重要な組織であり、損傷すると日常生活やスポーツに大きな支障が生じます。 中高年の加齢が原因となる場合もありますが、若年層でもスポーツや事故による急性損傷が起こる可能性があるため注意が必要です。 本記事では、半月板損傷の原因や症状、治療法などを詳しく解説します。 半月板損傷の治療で悩んでいる方はもちろん、今後の予防に活かしたい方は参考にしてみてください。 当院「リペアセルクリニック」の公式LINEでは、治療の選択肢の一つ「再生医療」の情報提供と簡易オンライン診断を実施しております。 半月板損傷とは 半月板損傷は、太ももの骨とすねの骨の間にある「半月板」と呼ばれる軟骨組織が傷ついた状態を指します。 半月板は膝の内側と外側に1つずつ存在し、衝撃吸収や関節の安定化、荷重分散の役割を担っている部分です。 スポーツでの急な方向転換やジャンプしての着地、交通事故などの外傷によって損傷するケースが多いほか、加齢による半月板の劣化や立ち上がりなどの日常動作でも損傷が起こる場合があります。 主な症状としては、以下のような状態が挙げられます。 膝の痛みや腫れ 動作時の引っかかり感 可動域の制限 また、損傷の程度や部位によっては、膝が動かなくなる「ロッキング現象」を伴う場合もあります。 適切な診断と治療を行わないと膝関節の変形や機能低下につながる可能性があるため、早期の受診が重要です。 半月板損傷の原因 半月板損傷には、急性損傷と慢性損傷があります。(文献1) 急性損傷は、主にスポーツや事故などで膝に強い外力が加わった際に起こるのが特徴です。 サッカーやバスケットボールなどの競技で急に方向転換をしたり、ジャンプ後に着地した際に膝をひねったりする動作によって半月板が損傷します。 また、ラグビーやスキーなど接触や転倒が多いスポーツでも膝関節に瞬間的なねじれや圧迫が加わり、半月板が裂けたり断裂したりするため要注意です。 一方、慢性損傷は加齢や長期間の膝の酷使によって半月板が徐々に劣化し、わずかな動作でも損傷が起こります。 とくに、40代以降では半月板の水分量や弾力性が低下し、階段の昇降やしゃがみ動作、荷物の持ち上げといった日常生活の動作でも裂けや損傷が生じやすくなるのが特徴です。 慢性損傷は膝の変形性関節症とも関連が深く、進行すると軟骨や周囲組織にも悪影響を及ぼします。 急性・慢性どちらの損傷も、膝関節の安定性や衝撃吸収機能を損なうため、原因に応じた早期の対応が欠かせません。 半月板が亀裂・損傷する原因については、以下の記事でも詳しく解説しています。 半月板損傷の症状チェック・痛み 半月板損傷の症状は、損傷の程度や部位によって異なります。 主な症状の一つが膝の痛みです。 急性損傷では、損傷直後から膝の内側または外側に鋭い痛みが生じ、歩行や荷重が困難になる場合があります。 一方、慢性損傷は鈍い痛みや動作時の違和感として現れ、階段昇降やしゃがみ動作で悪化しやすい傾向があるのが特徴です。 関節内で炎症が起こると、膝に水が溜まって腫れやすくなり、動かしづらくなるケースがあります。 また、損傷部位が関節の動きに引っかかり、膝の曲げ伸ばしがスムーズにできなくなる「ロッキング現象」が起きると、膝が途中で止まったようになり、無理に動かすと強い痛みを伴います。 さらに、歩行中や方向転換時に膝が突然くずれるような状態になる場合もあり危険です。 なお、半月板損傷では必ずしも症状が出るとは限らず、加齢による変性損傷では無症状のまま経過するケースもあります。 ただし、症状が軽くても放置すると関節軟骨の摩耗や変形性膝関節症へ進行する可能性があるため、膝に違和感や腫れがある場合は早期に受診しましょう。 半月板損傷の痛みについては、以下の記事でも解説しています。 半月板損傷の診断 半月板損傷では、問診や身体所見に加え、画像検査を組み合わせて診断します。 医師が受傷の経緯や症状を確認したあと、膝の状態を直接確認する画像検査でより詳しく調べるのが一般的です。 ここでは、半月板損傷の検査方法について詳しく見ていきましょう。 徒手検査(としゅけんさ) 徒手検査とは、医師が膝を曲げ伸ばししたり、ひねる動作を加えたりして痛みや異常な引っかかりの有無を調べる検査方法です。 代表的なものに以下のようなテスト方法があります。(文献2) 徒手検査の種類 検査方法 マックマレーテスト 膝をしっかり曲げた状態で、すねをひねりながら伸ばして痛みを確認 アプレー牽引テスト うつ伏せで膝を直角に曲げ、太ももを固定してすねを引っ張り上げた状態で痛みを確認 アプレー圧迫テスト うつ伏せで膝を直角に曲げ、足を押し込みながらすねを捻って痛みを確認 ただし、徒手検査は短時間で行える反面、損傷の有無や詳細な状態を確定するには画像検査との併用が必要である点に留意しておきましょう。 レントゲン検査 レントゲン検査は、骨の状態を画像で確認するために行われます。 半月板自体は写りませんが、骨折や骨の変形、関節の隙間の狭まりなど、損傷に伴う二次的な変化を把握できるのが特徴です。 とくに、変形性膝関節症の有無や進行度を確認するのに適しています。 ただし、半月板損傷の確定診断には、さらに直接的な画像で確認できるMRI検査が必要です。 MRI検査 MRI検査とは、強力な磁石と電波で体の内部を画像化する検査方法です。 X線を使用しない画像検査であり、脳や脊髄、関節、血管などさまざまな部位の診断で利用されています。 半月板損傷においても、半月板や靱帯、軟骨などの軟部組織を詳細に映し出せるのが特徴です。 損傷の位置や範囲、形態まで確認でき、手術の必要性や治療方針の決定に役立ちます。 放射線被曝がなく繰り返し検査できますが、撮影に時間がかかるほか、費用の高さがデメリットです。 半月板損傷の治療・早く治す方法 半月板損傷の治療は損傷の程度や場所、症状の強さを考慮して「保存療法」と「手術療法」から選択します。 軽度で膝の安定性が保たれている場合は、保存療法が第一の選択肢です。 安静や抗炎症薬などの薬物療法に加えて、サポーターを使った装具療法やリハビリでの痛み・腫れのコントロールにより、機能回復を目指します。 リハビリでは、可動域の回復と大腿四頭筋・ハムストリングスなどの筋力強化を段階的に行い、日常生活やスポーツができる状態に整えます。 一方、痛みが強く日常生活に支障をきたしており、画像で断裂が明らかな場合に検討されるのが手術療法です。 傷んだ部分を最小限に整えるべく、関節鏡視下で断裂した半月板を取り除く「半月板切除術」や、縫い合わせる「半月板縫合術」が代表的な手術方法になります。 手術を行った場合は、術後の腫れや痛みの管理に加え、リハビリの継続が再発予防と機能を回復させるために必須です。 ただし、運動を再開する際は自己判断を避け、医師や理学療法士の指導のもとでセルフケアやリハビリに取り組みましょう。 半月板損傷の治療法やリハビリについて、以下の記事でも詳しく解説しています。 治療法で悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。 半月板損傷の手術を避けたい方の選択肢「再生医療」 半月板損傷で手術を回避したい場合は、自己組織を活用する再生医療が候補になります。 再生医療には、主に幹細胞治療とPRP療法があります。 治療法 内容 幹細胞治療 他の細胞に変化する「分化能」という能力がある幹細胞を患部に投与する治療法 PRP療法 血液に含まれる血小板を濃縮した液体を作製して患部に投与する治療法 どちらも手術不要で、入院する必要もありません。 手術による体への負担や将来的な関節機能への影響を考慮し、手術を避けたい方は再生医療も治療選択肢の一つとしてご検討ください。 当院「リペアセルクリニック」では、半月板損傷に対する再生医療の症例を紹介しています。あわせてご覧ください。 半月板損傷でやってはいけないこと|ストレッチやリハビリの意義 誤った治療や対処は回復を遅らせるだけでなく、症状を悪化させる恐れもあります。 半月板損傷の改善を目指すには、損傷部位や症状に応じた安静と適切なストレッチやリハビリが必要です。 半月板損傷でやってはいけないことは以下の通りです。 長距離・長時間の歩行 正座や深くしゃがみ込む姿勢 激しい運動やジャンプ 急な方向転換 膝に強い衝撃を与える動作 自己流のストレッチやリハビリ サイズの合わない靴での歩行 体重増加(適正体重の維持が重要) 半月板損傷を改善するためには、必ず専門家の指導を受けながら安全にストレッチやリハビリを行いましょう。また、運動習慣や食生活を見直し、膝関節への負担を軽減することも大切です。 半月板損傷でやってはいけないことは、以下の記事でも詳しく解説しています。 半月板損傷にテーピングは有効なのか テーピングは半月板損傷に対して、膝関節のぐらつきやねじれを抑える補助として役立ちます。 膝蓋骨の上下を囲うようにテープを貼り、前後方向を安定させるのが基本です。 安定性が不足する場合は、Y字に切ったテープを膝蓋骨下から左右に沿わせて貼り、側方の安定性を高めてください。 ただし、テーピング自体は半月板を直接治療する方法ではありません。医師の診断やリハビリを最優先し、活動量や症状に合わせて併用しましょう。 また、皮膚トラブルや締めすぎを避けるために貼付前後の皮膚状態を確認し、違和感があれば直ちに中止してください。 まとめ|半月板損傷の症状を見極めて適切に治療しよう 半月板損傷は膝の痛みや腫れ、引っかかり、膝のくずれなど、さまざまな症状を引き起こします。 放置すると関節の変形や機能低下につながる恐れがあるため、症状の程度や損傷部位に応じて適切な治療を選択することが重要です。 手術を避けたい方には、ご自身の細胞を活用した「再生医療」という選択肢もあります。 とくに、関節の変形リスクが心配な方は検討してみましょう。 当院「リペアセルクリニック」では、PRP療法や幹細胞治療による再生医療をご提供しております。 また、公式LINEでは再生医療に関する情報や簡易オンライン診断を実施しております。半月板損傷に対する再生医療について、不明な点があればお気軽にご利用ください。 参考文献 (文献1) 半月板損傷について|横浜南共済病院 (文献2) 半月板損傷|丸太町リハビリテーションクリニック
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膝がミシミシ・ジャリジャリ音がするのに痛くない原因は?治し方や考えられる疾患を医師が解説
「膝が最近、ミシミシ・ジャリジャリと音がする」 「膝に聞き慣れない音がするのに痛くないのはなぜ?」 膝を曲げると音が鳴るのに、痛みを感じないことはありませんか。実際、音は気になるものの、痛みを感じないので医療機関を受診するほどではないと考える人も少なくありません。 しかし、ミシミシ・ジャリジャリという関節音は、筋肉や軟骨に変化が生じているサインの可能性があります。 関節の動きに伴う音は、加齢や筋力低下、姿勢の崩れ、軟骨のわずかな変化など、いくつかの要因が関係します。 本記事では、現役医師が膝がミシミシ・ジャリジャリする原因・治し方を解説し、考えられる疾患についても紹介します。 記事の最後には、膝のミシミシ・ジャリジャリに関するよくある質問についてまとめておりますので、ぜひ最後までご覧ください。 なお、当院「リペアセルクリニック」の公式LINEでは、再生医療の情報提供と簡易オンライン診断を実施しております。 気になる症状や再生医療について詳しく知りたい方は、ぜひ一度公式LINEにご登録ください。 膝がミシミシ・ジャリジャリするのに痛くない原因 原因 詳細 関節内の気泡や摩擦音によるもの 関節内に発生した気泡がはじける音や軟部組織同士がこすれる音 関節軟骨の擦り減りはじめによるわずかな変化 軟骨の軽度の摩耗による骨同士の接触や動きの乱れ 運動不足や筋力低下による関節の不安定性 大腿四頭筋などの筋力低下による関節のぐらつきやズレ 膝を動かしたときの音は、必ずしも異常とは限りません。違和感がなくても、関節内で軟骨や靭帯、筋肉にわずかなズレが生じている可能性があります。関節内の気泡が弾ける音や、筋肉・腱が骨にこすれる音も原因のひとつです。 加齢による軟骨の変化や筋力低下も関節の安定性を低下させ、音の原因になります。こうした現象は、日常生活に支障がなければ経過観察で問題ありません。しかし、このような音が続く、または違和感が強くなる場合には、早急に医療機関を受診しましょう。 関節内の気泡や摩擦音によるもの 内容 詳細 関節内の気泡(ガス)がはじける音 関節内の滑液に溶けている窒素や二酸化炭素が、膝の動きで気泡となり、破裂することで発生する「ポキッ」「パチッ」とした音 靭帯や腱が骨の突起を越える際の摩擦音 膝の曲げ伸ばし時に靭帯や腱が骨の出っ張りに引っかかり、動きとともに「ひっかかる・戻る」を繰り返すことで生じる摩擦音 違和感・腫れ・可動制限がなければ病的でないことが多い 生理的関節音であり、違和感や腫れ、動きの制限を伴わなければ日常的現象で経過観察が基本 膝から聞こえる音の中には、キャビテーションと呼ばれる関節内の気泡がはじけることで生じるものがあります。膝を曲げ伸ばしたときに関節内の圧力が変化し、一時的にできた気泡が破裂して、ポキポキ・ミシミシといった音が出ることがあります。 また、関節内の組織同士がこすれ合って摩擦音がすることもあり、これらの音は病気とは限らず、一時的な現象であるケースが多いです。通常であれば、心配いりません。ただし、音が出る頻度の増加や違和感、腫れなど他の症状を伴う場合は、早めに医療機関を受診しましょう。 関節軟骨の擦り減りはじめによるわずかな変化 中高年になると、膝などの関節で軟骨が徐々にすり減り始めます。初期段階では、ミシミシ・ジャリジャリといった異音や違和感のみが現れることがあります。 関節軟骨は、骨同士の動きを滑らかに保つクッションのような役割を担う組織です。加齢や日常の負荷により、軟骨表面がざらつくと、関節の動きに摩擦が生じ、異音の原因になります。軟骨には神経がないため、摩耗してもすぐに症状が出るとは限りません。 こうした異音は見過ごされがちですが、進行すると軟骨の消耗が進み、違和感・腫れ・可動域制限などの症状を引き起こすおそれがあります。 変形性膝関節症などの疾患につながる可能性もあります。そのため、早期対応が重要です。不安がある場合は、整形外科での診察を受け、関節の状態を確認することが推奨されます。 運動不足や筋力低下による関節の不安定性 加齢や運動不足でこれらの筋力が低下すると、関節の安定性が損なわれ、動作時にわずかなズレや摩擦が生じやすくなります。 とくに大腿四頭筋が弱くなると、膝蓋骨(膝のお皿)の動きが不安定になり、骨同士の摩擦によって、ミシミシ・ジャリジャリといった異音が起こりやすくなります。また、筋力の低下は関節を不安定にし、関節内に気泡が生じる一因です。 高齢になると、加齢による筋力の低下(ダイナペニア)が進行し、運動習慣がなくても膝関節の不安定性が現れやすくなります。関節の安定を保つには、継続的な筋力トレーニングや歩行などで、関節周囲の筋肉を維持・強化することが有効です。 以下の記事では、膝がポキポキなる原因について詳しく解説しております。 膝がミシミシ・ジャリジャリの治し方 治し方 詳細 膝に負担をかけない生活習慣を整える 正しい姿勢の維持・体重管理・階段や正座を避ける生活上の工夫 筋トレとストレッチで膝の動きをなめらかに保つ 大腿四頭筋やハムストリングスの強化・関節の柔軟性維持 必要に応じてサポーターやインソールを取り入れる 膝への衝撃緩和・関節のズレ防止・歩行時の安定性向上 膝のミシミシ・ジャリジャリ音は、関節の軟骨のすり減りや筋力・柔軟性の低下が原因です。体重を適正に保ち、正しい姿勢で生活することが基本です。階段の昇降や正座を避け、膝に負担をかけない工夫しましょう。 また、大腿四頭筋やハムストリングスを鍛える筋トレやストレッチで関節を支える力を向上させることも大切です。必要に応じてサポーターやインソールを使用することで、膝への負担が軽減され、歩行も安定します。 膝に負担をかけない生活習慣を整える ポイント 詳細 日常動作や習慣の見直し 長時間の立ち仕事や座りっぱなし、不適切な姿勢、合わない靴の使用による膝への負担減少 体重管理 食事や運動による適正体重の維持による関節負担軽減 休息と活動のバランス 膝の使いすぎ・動かなさすぎを避け、筋力低下の予防 環境や動作の工夫 イスや机の高さ調整、正しい姿勢や歩行、急な動作や正座回避による膝への負荷軽減 膝がミシミシ・ジャリジャリする場合、生活習慣を整えることは非常に重要です。日常生活の中で不適切な姿勢や合わない靴の使用、長時間同じ姿勢を取ることは膝関節への負担を大きくします。 体重を適正に管理することも、膝への圧力を抑え、慢性的な摩耗や変形のリスク軽減につながります。また、膝の過剰な使用や不活動は筋力バランスの乱れを招き、関節への負荷を増大させる要因です。 イスや机の高さの調整や正しい動作の習慣化など、身近な生活環境を見直すことで、膝の異音の改善や将来的な関節疾患の予防が期待されます。 筋トレとストレッチで膝の動きをなめらかに保つ ポイント 詳細 膝周囲の筋肉が関節を支え、負担を和らげる 大腿四頭筋・ハムストリングス・お尻の筋肉の強化による膝の安定化 ストレッチによる動きのなめらかさ 筋肉や腱の柔軟性向上による関節内摩擦や引っかかりの予防 継続による将来的な膝トラブルの予防 変形性膝関節症などの進行抑制・関節機能の維持 膝の異音には、筋トレとストレッチによる筋肉強化と柔軟性向上が効果的です。太もも前や裏、臀部の筋肉を鍛えると、膝関節が安定し骨同士の摩擦が減ります。 ストレッチを加えることで膝回りの筋肉や腱の柔軟性が向上し、動作時の摩擦や引っかかりも生じにくくなります。運動を継続することで、膝の健康を維持し、将来的な関節疾患の予防にもつながります。 必要に応じてサポーターやインソールを取り入れる ポイント 詳細 膝関節の安定性向上 サポーター装着による関節のぐらつき防止と動作時の安定確保 膝への衝撃や負担の軽減 インソールによる衝撃吸収と荷重分散による膝負荷の軽減 関節の保温と血行促進 保温効果による血流促進と関節可動域の改善 違和感や不安感の緩和 圧迫と固定による膝感覚の安定化の向上 正しいサイズと使用方法の選択 自分に合った製品の選定と適切な装着による効果的使用 膝のミシミシ・ジャリジャリといった違和感に対しては、サポーターやインソールの活用が有効です。サポーターは関節を外側から支えることでぐらつきを安定させ、歩行や階段昇降など日常動作の負担軽減につながります。 インソールは足元から衝撃を吸収し、膝への力を分散する働きがあります。とくにO脚傾向や足裏のアーチが崩れている方に効果的です。また、サポーターには保温作用があり、血行を促進して関節の動きをなめらかにする働きもあります。 ただし、製品は自分に合ったサイズ・素材を選び、正しい装着方法で使用することが大切です。必要に応じて医師に相談しましょう。 膝がミシミシ・ジャリジャリするのに考えられる疾患 考えられる疾患 詳細 中高年に多い膝の構造的変化による疾患(変形性膝関節症・半月板損傷) 軟骨や半月板のすり減り・損傷による骨の接触やクッション機能低下 関節リウマチ 自己免疫反応による関節包の炎症と破壊・関節変形への進行 離断性骨軟骨炎 膝関節内の骨や軟骨の一部が剥がれることで生じる関節内の不安定性 膝のミシミシ・ジャリジャリ音は、変形性膝関節症や半月板損傷、関節リウマチ、離断性骨軟骨炎などが原因となることがあります。 いずれも進行すると痛みや変形を伴い、日常生活に支障をきたすため、早期に医療機関を受診することが重要です。 中高年に多い膝の構造的変化による疾患(変形性膝関節症・半月板損傷) 原因 詳細 変形性膝関節症(軟骨のすり減り) 加齢による軟骨の摩耗と滑らかな動きの低下、骨同士の直接接触による異音発生 半月板の変性・損傷 加齢による半月板の摩耗や亀裂、膝の曲げ伸ばし時のクリック音やゴリゴリ音の発生 中高年に多い膝の異音は、加齢や負荷による軟骨や半月板の摩耗により、骨同士がこすれ合うことが原因です。 また半月板が傷つくと、膝の動きで引っかかりや異音が出やすくなります。初期は痛みが目立たず、音や違和感だけしか現れないケースも多いですが、放置すると進行しやすいため、異音が長引く場合は早めに医療機関へ相談することが重要です。 以下の記事では、構造的変化による疾患について詳しく解説しています。 【関連記事】 変形性膝関節症の治療は早期発見が鍵!初期症状を見逃さないために 半月板損傷でやってはいけないこと7選!放置するリスクや注意点について医師が解説 関節リウマチ 膝がミシミシ・ジャリジャリと鳴る原因のひとつに、関節リウマチが考えられます。関節リウマチは、自己免疫の異常によって関節内に炎症が起こる疾患で、膝を含む複数の関節に症状が現れるのが特徴です。 炎症が続くと軟骨や骨が傷み、関節の動きがスムーズでなくなり、摩擦音や違和感が生じることがあります。初期には音や違和感のみで、腫れが目立たないこともあります。 左右の関節にこわばりが出る、朝の動き始めがつらいといった症状がある場合は、早急に医療機関を受診しましょう。 以下の記事では、関節リウマチについて詳しく解説しています。 【関連記事】 膝の関節炎とリウマチの違いとは?症状と治療法などを現役医師が解説 関節リウマチの原因を医師が解説|ストレス・飲酒・性格との関係性も紹介 離断性骨軟骨炎 離断性骨軟骨炎は、膝関節内で軟骨や骨の一部がはがれ、関節内で動くことで異音や違和感が生じる疾患です。成長期の若い人に多く、初期は軽い違和感だけのこともあります。 しかし、進行するとミシミシ・ジャリジャリといった音や引っかかり、膝が動かなくなることもあります。放置すると軟骨片が関節内を遊離し、関節のロッキングや変形を引き起こすおそれがあるため、早急に医療機関を受診することが大切です。 以下の記事では、離断性骨軟骨炎について詳しく解説しています。 【関連記事】 離断性骨軟骨炎とは?主な原因や症状、治療法について解説 離断性骨軟骨炎の完治期間は?リハビリの重要性や再発予防法を解説 膝のミシミシ・ジャリジャリ音が続くなら早めに受診しよう 膝の異音が一時的なものであれば、治療は不要であるケースがほとんどです。しかし、数週間以上続く場合や頻度が増えてきた場合は、関節や軟骨に変化が起きている可能性があります。 とくに中高年では、軟骨のすり減りや炎症性疾患が背景にあることも少なくありません。音に加えて動きにくさや腫れを感じるようであれば、当院「リペアセルクリニック」へご相談ください。 当院では、膝のミシミシ・ジャリジャリ音から起こりうる関節形の疾患に対して、再生医療を選択肢の一つとしてご案内しています。再生医療は、膝の損傷した軟骨や組織の修復を促す治療法で、自己修復力を活かして、違和感の軽減や機能回復を目指します。 ご質問やご相談は、「メール」もしくは「オンラインカウンセリング」で受け付けておりますので、お気軽にお申し付けください。 膝のミシミシ・ジャリジャリに関するよくある質問 膝に音がするのは一時的なものですか?自然に治ることもありますか? 膝の音が「ポキッ」「パキッ」と高く、違和感がなければ一時的な関節内の気泡によるもので、自然に治ることが多いです。 ただし、ミシミシ・ジャリジャリといった低音が続く場合は、軟骨や半月板の損傷など関節の変化が疑われます。気になる症状が続くときは整形外科での検査をおすすめします。 膝の異音は年齢のせいですか?若い人でも起こりますか? 膝の異音は年齢だけが原因ではなく、若い人にも起こることがあります。加齢による軟骨の摩耗や関節の変形はリスクですが、運動歴、体重、筋力のバランス、遺伝なども原因です。 とくにスポーツをしている若年層では、靭帯や腱の動き、成長による影響で異音が出ることもあります。一時的な音で違和感がなければ心配ないことも多いです。しかし、違和感や音が続く場合は、整形外科での受診をおすすめします。 膝ミシミシ・ジャリジャリするときはストレッチやスクワットは控えるべきでしょうか? 膝にミシミシ・ジャリジャリといった音や違和感がある場合は、無理のない範囲でストレッチを行うと関節の動きがスムーズになりやすく、太ももや膝裏の柔軟性向上に役立ちます。 一方で、スクワットは膝への負荷が大きく状態を悪化させることがあるため、控えましょう。代わりに椅子に座って足を伸ばす運動など、膝に負担をかけにくい方法がおすすめです。腫れや違和感が強い場合は早めに医療機関を受診しましょう。
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鵞足炎における病院に行くべき症状やタイミングを医師が解説!
膝の内側にふと感じる違和感。階段を上るたびに走る痛み。忙しい日々の中、つい後回しにしていませんか?その小さな違和感が、あなたの日常生活に大きな影響を及ぼす鵞足炎のサインかもしれません。 鵞足炎(がそくえん)は膝の内側(脛骨の上内側)にある鵞足部に炎症が起こり、歩行や階段動作で痛みを生じる障害です。小さな違和感程度のうちは放置しがちですが、そのままにすると痛みが徐々に悪化し、激痛になるおそれがあります。 そこで、どのような症状が出たら病院に行くべきか、また受診のタイミングについて医師の視点から解説します。早期受診の必要性、具体的な症状や受診のタイミング、治療法まで専門医の視点で詳しく解説します。本記事を読むことで、何をすべきか、どこに相談すればよいかが明確になり、将来の大きな不安を解消するきっかけになるでしょう。 病院に行くべき鵞足炎の症状 鵞足炎の代表的な症状は、膝の内側(膝のお皿の下約5cmあたり)に生じる痛みです。痛みは通常、運動や階段の上り下りで強まり、安静にすると和らぐ傾向があります。患部を指で押すと痛みがあり、症状が進むとその部分に腫れ(膨らみ)や熱感を伴うこともあります。(文献1) 日常生活で次のような症状がみられたら要注意です。 注意すべき症状 解説 歩行や階段昇降時に膝の内側が痛む。 とくに階段を下りるときや立ち上がるときに痛みが走る場合は、鵞足部の炎症が疑われます。 膝を曲げ伸ばしすると内側に違和感や引っかかり感がある。 鵞足部の腱や滑液包の炎症で膝の動きに支障が出ている可能性があります。 膝の内側に触れると局所的な圧痛や軽い腫れを感じる。 痛むカ所に触れてみて、片側だけ明らかな圧痛がある場合は鵞足炎の徴候です。 痛みで正座や膝立ちが困難になる。 膝の曲げ伸ばしが制限されるほどの痛みは重症化のサインで、早めの受診が望まれます。 これらの症状が出るようになったら、我慢せず病院で診断を受けましょう。とくに膝に熱感や腫脹を伴う場合、他の疾患の可能性もあるため放置は禁物です。少し痛む程度だからと様子を見ても悪化していく一方ですので、お早めの受診をおすすめします。 鵞足炎における病院に行くべきタイミング 膝の内側に痛みや違和感を覚えたら、できるだけ早めに整形外科を受診するのが理想的です。軽度であれば数日から2・3週間程度の安静で症状が改善するケースが大半です。対して、痛みが2週間以上続く場合や、安静にしても痛みが引かない場合は、自己判断せず医療機関を受診しましょう。一般に鵞足炎などの膝の滑液包炎は、適切な治療を行えば約6〜8週間ほどで完治します。(文献2) 逆に言えば、1〜2か月経っても改善しない場合は治療法の見直しが必要なサインです。また、運動後に膝の違和感や軽い痛みを感じた段階で、一度受診しておくのも有効です。早期に診断を受けて適切な対策(休息の指示やストレッチ指導など)を取れば、症状の悪化を未然に防げます。痛みの程度が中等度以上(例:階段の上り下りが困難、就寝中にも疼く)なら、発症から数日以内に受診するのが望ましいでしょう。放置期間が長くなるほど完治までの時間も延びる傾向があるため、迷ったときは早めに専門医に相談することが鵞足炎完治への近道です。 放置リスクと症状の進行度チェック 鵞足炎を放置すると、症状が「違和感」から「痛み」へ、さらに「激痛」へと段階的に進行してしまうリスクがあります。軽い痛みのうちは運動を続けてしまい、気づけば休まざるを得ないほど悪化して受診するケースも少なくありません。鵞足炎の進行度を自己チェックする目安として、次のようなステージがあります。 重症度 解説 ステージ1(軽度) 膝の内側に違和感があるが、スポーツ中でもさほど気にならないレベル。腫れや熱感はほとんどありません。この段階で対策せず運動を続けると次第に悪化する恐れがあります。 ステージ2(中等度) 運動後に膝の痛みがはっきり自覚できるようになる段階です。階段昇降で痛みを感じ、患部に軽い圧痛が出現。ここで適切に休養を取らないと、さらに重症化していきます。 ステージ3(重度) 膝の痛みが強く、運動を継続できない。日常生活でも膝の曲げ伸ばしに支障が出て、患部に腫れや熱感が見られる場合もある。安静にしていても痛むようならかなり進行している状態です。 ステージ4(最重度) 痛みが激しく、歩行さえ困難になる。膝関節以外(股関節や腰)にまで負担が及び、他の部位まで痛み出すことも。ここまで悪化すると完治まで長期化し、元の状態に戻すのが難しくなります。 ※これらはあくまで参考であり、膝の痛みを感じたら軽度でもすぐに専門医に相談してください。 鵞足炎を放置すると、腱や滑液包周辺の組織に慢性的なダメージが蓄積し、治りにくい状態になるリスクがあります。鵞足炎は早期対応が肝心です。違和感を感じたらテーピングやアイシングなどの対処を行い、痛みが強まるようなら速やかに医療機関へ相談しましょう。 整形外科や再生医療専門クリニックの選び方 鵞足炎が疑われる場合は、まず整形外科を受診しましょう。整形外科で診察と必要な画像検査(レントゲンやMRIなど)を受ければ、他の膝疾患との鑑別も含めて正確な診断が得られます。 とくにスポーツが原因で痛みが出た場合は、スポーツ整形外科を専門とする医師がいる病院を選ぶとより適切な診療を受けられるでしょう。整形外科では一般的な保存療法や必要に応じてステロイド注射などの治療が行われ、症状改善が期待できます。 一方、最近では再生医療専門クリニックで鵞足炎の治療を相談するケースも増えています。再生医療専門クリニックでは、整形外科的な治療に加えてPRP療法(多血小板血漿療法)や幹細胞治療など、組織の修復・再生を促す治療法を提供しているのが特徴です。 病院で受けられる鵞足炎の治療法 鵞足炎の治療はほとんどが手術しない保存治療で行われます(文献1)。症状や原因に応じて、医療機関では次のような治療法を組み合わせて受けられます。 治療法 説明 アイシング(冷却) 痛むカ所に氷や保冷剤を1日3回、各15分程度当てて冷やします。冷却は炎症と腫れを鎮め、痛みの軽減に役立ちます。 薬物療法 痛みや炎症が強い場合は、消炎鎮痛剤の内服が処方されます。ロキソニンなどの市販薬は痛みと腫れを抑える効果がありますが、効果が短期的なため医師の指示に従い使用しましょう。(文献5) 理学療法・リハビリ 理学療法士によるストレッチや筋力トレーニングの指導が行われます。とくに太ももの裏の筋(ハムストリングス)が硬いと鵞足部に負荷がかかりやすいため、ストレッチで柔軟性を高めます。また大腿四頭筋や股関節周囲の筋力強化により膝への負担軽減を図ります。 足底板(インソール)療法 膝のアライメント(配列)に異常がある場合や扁平足の場合、医師が足底板を処方します。(文献2)インソールで膝の角度を適正に保つことで、鵞足部への過剰な負担を減らします。 ステロイド局所注射 症状が強く保存療法で十分な改善が得られない場合、患部にステロイド薬を直接注射する治療があります。(文献2)メリットとしては即効性が挙げられますが、効果は持続しないため、根本治療ではなく迅速な痛みの緩和を目的に使用されます。(文献1) PRP注射(多血小板血しょう療法) 保存療法で繰り返す鵞足炎に対し、再生医療の一環としてPRP療法を受けられる病院もあります。(文献2)患者自身の血液から血小板を豊富に含む血漿成分を抽出し、患部に注射することで組織修復を促進する治療法です。従来の治療で効果不十分な痛みに対し、新たな選択肢として注目されています。 手術療法 非常にまれなケースですが、保存的治療でどうしても改善しない慢性化した鵞足炎や、滑液包に感染が起きて膿がたまった場合などは手術が検討されます。手術では滑液包を切除します。ただし一般的な鵞足炎では手術に至ることはほとんどありません。(文献2) 以上のように、病院では症状の程度に応じた段階的な治療が受けられます。多くの場合、安静・薬物・リハビリなどの保存療法で痛みは改善し、数週間〜数か月で通常の生活に戻れます。とくに早期に適切な処置で治癒期間の短縮が期待できるため、痛みを我慢せず医療機関のサポートを活用しましょう。 病院に行っても改善しない鵞足炎のアプローチ 通常、鵞足炎は保存療法で改善しますが、一部には治療を続けても痛みが長引く難治性のケースもあります。そのような場合には、病院での一般的な治療に加えて別のアプローチを検討します。 治療法 説明 体外衝撃波療法(ESWT) 難治性の腱付着部炎に対して近年注目される物理療法で、鵞足炎に適用されることもあります。高エネルギーの衝撃波を痛みの部位に与えることで血流改善や治癒促進を図る方法です。まだ歴史が浅い治療法のため、できる整形外科は限られており、効果についても個人差が大きいようです。 PRP療法 前述のPRP注射は、慢性化した鵞足炎にも効果を発揮する可能性があります。実際、慢性的な鵞足部痛患者33名にPRP療法を施した臨床研究では、約85%の患者で治療後6か月以内に痛みがほぼなくなるか大幅に軽減したと報告されています。(文献3) PRPに含まれる血小板由来因子が組織修復を促し、難治性の炎症を鎮めたと考えられますが、一般的な治療法で治らない場合は検討する価値はありそうです。 幹細胞治療 患者自身の幹細胞(主に脂肪由来幹細胞)を患部に注入し、損傷組織の再生を図る治療法です。幹細胞は抗炎症作用や組織修復促進作用を持つことから、腱・靭帯付着部の炎症を根本から沈静化させる可能性があります。 ただし幹細胞治療は高度な医療であり、実施している医療機関も限られるため、希望する場合は再生医療認定を受けたクリニックで詳細を問い合わせる必要があります。 このように、病院に行ったが痛みが引かない場合でも諦める必要はありません。再生医療や先進的な理学療法など、従来とは異なるアプローチで症状改善の道が開ける可能性があります。当院リペアセルクリニックは、厚生労働省から再生医療の認定も受けております。PRP療法も幹細胞治療も施術可能な再生医療のプロフェッショナルですので、再生医療に興味があればぜひ一度当院へご相談ください。 関連記事:鵞足炎(がそくえん)の再発を防ぐ3つの方法とは?繰り返す痛みに再生医療という選択肢 早期の受診が鵞足炎の改善につながる! 鵞足炎は適切な治療を受ければ改善が期待できる疾患ですが、その鍵となるのが早期の受診です。痛みを我慢して慢性化させてしまうと、治るまでに時間がかかったり、再発を繰り返したりする恐れがあります。鵞足炎には有効な保存療法や再生医療を含む多様な治療オプションが存在し、医師と二人三脚で取り組めば痛みのない生活を取り戻せる可能性が高いため、少しでも違和感があれば、まずは整形外科へ受診しましょう。 痛みが軽いうちに病院へ行くのは大げさでは?と心配になるかもしれません。しかし、膝の違和感や軽い痛みは身体からの重要なサインです。早めに対処して、将来にわたった健康な膝の状態を保ちましょう。 病院では痛みの原因を丁寧に説明し、あなたに合った治療プランを提案してくれます。一日でも早く痛みから解放されて、普段の生活やスポーツを安心して楽しむためにも、鵞足炎かな?と思ったら早期受診を心がけてください。 鵞足炎で病院行くべきかお悩みの方からよくある質問 膝の違和感や痛みで病院に行くべきかどうかお悩みの方は少なくありません。病院に行くのが大事とはわかっていても、つい自分で判断してしまって我慢してしまう方も多くいます。そこで、病院に行くべきかお悩みの方からよく頂く質問をピックアップしましたので、紹介いたします。 鵞足炎を自分で治す方法はありますか? 軽度の鵞足炎であれば、自宅での応急処置と安静で改善を図る場合があります。痛みを感じたら運動や長時間歩行を避けて安静にし、患部を氷で冷やして炎症を抑えましょう。また、市販の消炎鎮痛剤を短期間服用したり、湿布を貼ったりするのも痛みを和らげる手段です。 痛みが落ち着いてきたら、ハムストリングス(太もも裏)や大腿四頭筋のストレッチを無理のない範囲で行いましょう。ただし、自己ケアで対処できるのは軽症の場合に限られます。上記のような方法で1〜2週間試しても痛みが引かない場合や、痛みがむしろ悪化する場合は自分で治そうとせず病院を受診してください。無理に動かし続けるとかえって回復が遅れることもあります。早めに受診して、現在の状態に合った適切な治療やリハビリの指導を受けましょう。 病院に行くべき目安はセルフチェックで判断できますか? 鵞足炎かどうか、また病院に行くべきかを完全にセルフチェックで判断するのは難しいですが、目安はあります。まず、痛みの強さと持続期間が重要な指標です。軽い痛みで、なおかつ数日間の休息で改善傾向にあるなら、もう少し様子を見てもよいでしょう。逆に、痛みが日増しに強くなっていて、1〜2週間経ってもほとんど良くならないといった場合は受診のタイミングです。とくに日常生活に支障が出るレベルなら、迷わず整形外科を受診してください。 膝の内側を触って圧痛のポイントを特定してみるのも有効です。膝の内側から5〜7センチ下あたりに指を当て、左右の膝で痛みを比べてみましょう。(文献5) 明らかに痛みが強いポイントがある場合、その部位の炎症が疑われます。ただし素人判断では鵞足炎と似た症状の別の疾患(半月板損傷や内側側副靭帯の損傷など)を見逃す可能性もあります。膝の痛みには他の原因も多いため、「鵞足炎かも」と思っても素因がはっきりしない場合は医師の診断に委ねましょう。 ロキソニンで症状が抑えられている鵞足炎は病院に行くべきですか? ロキソニン(ロキソプロフェン)などの市販薬で痛みが和らいでいる場合でも、長期的に薬に頼り続けるのは好ましくありません。鎮痛薬はあくまで痛みを一時的に緩和する対症療法であり、根本的な原因である炎症や組織損傷を治すものではないからです。また、薬の効果が切れた後に症状がぶり返すこともあります。薬を飲めば大丈夫と放置するのではなく、症状の経過に応じて病院で診察を受けましょう。 参考文献 (文献1) American Academy of Orthopaedic Surgeons「Pes Anserine (Knee Tendon) Bursitis」OrthoInfo, 2021-09 https://orthoinfo.aaos.org/en/diseases--conditions/pes-anserine-knee-tendon-bursitis/ (Accessed:2025-03-22) (文献2) Cleveland Clinic「Pes Anserine Bursitis: What It Is, Symptoms & Treatment」Cleveland Clinic Health Library, 2025-03-05 https://my.clevelandclinic.org/health/diseases/pes-anserine-bursitis (Accessed: 2025-03-22) (文献3) Rowicki Kほか.「Evaluation of the effectiveness of platelet rich plasma in treatment of chronic pes anserinus pain syndrome.」『Ortop Traumatol Rehabil』16(3), pp.307-318, 2014年https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/25058106/ (Accessed: 2025-03-22) (文献4) Lopa S, Colombini A, Moretti M, & de Girolamo L. (2019). Injective mesenchymal stem cell-based treatments for knee osteoarthritis: from mechanisms of action to current clinical evidences. Knee Surg Sports Traumatol Arthrosc, 27(6), pp.2003-2020. https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/30159741/ (Accessed: 2025-03-22) (文献5) StatPearls:Pes Anserine Bursitis. (2025) StatPearls Publishing, Treasure Island (FL)ncbi.nlm.nih.gov(Accessed 2025-03-22)

膝の痛みにまつわるQ&A
<骨切り術のメリット>
骨入り術という手術のメリットは、何より自分本来の関節を残すことができることです。骨が癒合(接着、固着に至る)すれば活動制限もなくなり、QOL(日常生活の質)の向上はもちろん、スポーツなどを行うことも可能になります。
また、人工関節への置換術と違い、金属を体内に残すことがありません。そのため脱臼や、将来訪れる人工関節の寿命に際する再手術という心配がありません。
<骨切り術のデメリット>
手術後、入院とリハビリを合わせて長期にわたる療養期間が必要になります。(個人差はありますが、約6ヶ月程)その間、骨が癒合するまでの間は、激しい動きや負荷のかかる動作は控えていただく事となります。
また手術という性格上、身体にメスを入れることとなり、合併症を含めた手術上のリスクが発生します。もちろん身体に負担をかけることは否めません。何より治療においては、仕事や家庭生活を長期間、離れる必要があり、その点が大きなデメリットになるでしょう。
ジャンプ動作の多い競技によく見られる症状です。
膝蓋骨の内側に引っ張られる感覚があり、膝関節を動かすと痛みが出ることがあります。
膝関節の内側と大腿骨の間にある滑膜ヒダの張り出している部分が膝蓋骨と大腿骨の間に挟み込まれ、膝関節を動かしたときに膝蓋骨の内側に引っかかりを感じ痛みが生じます。
これをタナ障害と言い、膝関節に慢性的に負担をかけることで、タナが厚くなったり硬くなったりすることで挟み込まれて症状を引き起こします。
主に太ももの前の筋肉(大腿四頭筋)がストレッチ不足になっていることが主因と言えますが、先天的に膝蓋骨の形の悪い人や膝蓋腱が長い方も症状を引き起こす可能性が高いと言えます。引っかかりや痛みが生じた状態を長期間放置していると、安静時や起立時でさえも重苦しさが残り疼痛が持続します。そこまで放っておくと、運動パフォーマンスにも支障を来します。
ただ、膝の内側が痛むときは必ずしもタナ障害だとは言い切れません。痛みの原因がタナではなく膝蓋骨や軟骨などに見られることもあります。訴える症状とタナとの関連性を十分に精査する事が必要となります。
その点からも診断では必ずMRI検査を受けましょう。
但し、ほとんどの患者様が、タナ障害で手術に至る人は少ないようですが、まずは疼痛になる運動を回避し、大腿四頭筋の強化やストレッチをすること。
また、痛み止めの服用や温熱療法(熱感があるときは冷却療法)を施し、それでも痛みが引かないときには関節内にステロイド注射を打ち様子を見ます。これらの対処でも改善されない場合や物理的にタナが大きくて引っかかりが強く膝が伸びない場合は他の部位に影響を及ぼすこともあるので手術療法を選択します。
当院では、再生医療のP R P療法を用いて痛みのある膝関節に投与する事で患部の症状を改善する事が可能です。
整形外科で行われている治療方法は、投薬・注射・リハビリ等が一般的では有りますが。どちらの治療方法も一時的に症状の緩和や関節の変形・組織の修復を完全に行う事は難しいです。
結果的には、症状の軽快が、見られない場合は手術の提案になる事が多く見られます。
その為、手術を避けたい患者様の治療法が対処療法になってしまい、根本的な治療の提案と選択肢を広げていく為には、再生医療が非常に有用であると言えます。
手術以外の選択をお考えであれば、一度ご相談頂ければと思います。
変形性膝関節症には、重症度や進行度を示すグレード(ステージ)分類(Ⅰ~Ⅳ)が主にレントゲン画像を見ることで分類することができます。
グレードⅠ:
大きな変化はないが、変形性膝関節症が疑われる状態
グレードⅡ:
膝関節の隙間に僅かな狭小が見られる状態。(25%以下)骨の変化は無いが、僅かに骨の棘(骨棘)が見られる事がある。
グレードⅢ:
膝関節の隙間が半分以上に狭小した状態。(50~70%)骨棘の形成や骨硬化がはっきりと見られる。
グレードⅣ:
膝関節の隙間が75%以上狭小した状態となり、消失の場合もある。大きな骨棘と骨の変化が大きく見られる。
通常の診察では、レントゲンやM R Iで確定診断を行なっていきますが、一定期間、ヒアルロン酸注射など、同じ治療方法を継続して経過を診ていき、変化が見られない場合は定期的なチェックを行った後、手術の治療を選択される場合がほとんどです。
痛みが変わらないのであれば、現在治療されている方法の見直しを行う為にも主治医にご相談されると良いと考えます。
一方、再生医療での幹細胞治療では、すり減った軟骨を再生させる効果を期待できる事から、膝関節のクッション性を高める事により痛みの原因を緩和させる事が出来る治療となっており手術以外の可能性を秘めた治療となっています。
一度ご相談頂ければと思います。
歩行で痛いのであれば膝関節に何らかの原因が考えられます。
再生医療は様々な膝痛にも対応でき、痛みをとる可能性が高い治療法となっております。
ただし、今悩んでおられる膝関節の症状がどのようなもので、どういう状態か診断する必要があります。
一度ご相談を承りますのでお気軽にお問い合わせください。
少しずつ症状が進行しているように思います。
膝の痛みの原因の多くは変形性膝関節症と診断される事が多いです。
軟骨が徐々に減ってしまう事で、膝関節のクッション性が減少し、変形が進んでしまいます。その様な状態が進むと、手術も視野に入れなければなりません。
今気になっておられるのであれば、関節が痛みとしてSOSを出しているのかも知れません。一度受診されてはいかがでしょうか。
問診にて詳しく情報をまとめ、治療法を提案させていただきます。
再生医療が可能であるか判断するためにも、受診をお勧めいたします。







