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テニス肘サポーターのおすすめは?選び方から付け方まで徹底解説!

テニス肘 サポーター
公開日: 2026.02.02 更新日: 2026.02.03

肘の外側に痛みを感じ、物を持ったり手首を動かしたりする動作がつらくなっていませんか。

テニス肘(上腕骨外側上顆炎)は、手首を伸ばす筋肉を繰り返し使うことで、肘の外側に負担がかかり痛みが起きる疾患です。痛みを放置すると慢性化し、日常生活に大きな支障をきたす可能性があります。

しかし、適切なサポーターの使用で、痛みの軽減が期待できます。

本記事では、テニス肘サポーターの選び方から正しい付け方、使用上の注意点まで、詳しく解説します。

また、記事の後半ではサポーターに関するよくある質問をまとめていますので、ぜひ最後までご覧ください。

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テニス肘の改善にサポーターは有効

テニス肘は、手首を伸ばす筋肉の過度な使用で、肘の外側に炎症が起きる疾患です。正式名称は「上腕骨外側上顆炎(じょうわんこつがいそくじょうかえん)」といいます。

また、「テニス肘」と呼ばれていますが、スポーツ時だけでなく、パソコン作業や家事でも発症するケースもあります。

日常生活に支障をきたすこともあるテニス肘ですが、症状を軽減する手段としてサポーターの着用が効果的です。適切に使用すれば、痛みを和らげながら症状の改善を目指せます。

ここでは以下3点を中心に、テニス肘のサポーターについて解説します。

また、以下の記事では「テニス肘の原因や症状」を詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。

サポーターが痛みを軽減する理由と仕組み

テニス肘は、肘の外側にある「短橈側手根伸筋(たんとうそくしゅこんしんきん)」という筋肉の腱に過度な負担がかかることで発症する疾患です。

テニス肘用のサポーターは、前腕の筋肉を適度に圧迫して負荷を分散し、肘への負担を和らげます。圧迫によって筋肉や腱の動きをサポートし、衝撃を吸収する効果もあるため、日常動作や運動時の痛みを和らげてくれます。

医療用サポーターと市販サポーターの違い

サポーターには、「一般医療機器」として届出されているものと、医療機器に該当しないもの「雑品(市販品)」があります。

両者の特徴は、以下の表を参考にしてください。

項目 一般医療機器(医療用サポーター) 雑品(市販サポーター)
分類 医療機器として国に届け出済み 医療機器に該当しない一般製品
効能・効果 関節痛の緩和、血行促進などを表示できる 明確な治療効果の表示はできない
表示項目 「一般医療機器」または「製造販売届出番号」などの記載あり(文献1 医療機器関連の表示や番号はない
安全性・信頼性 国の基準を満たし、一定の審査を受けている 効能審査はないが、品質の良い製品も多い
主な用途 医師の指導下での装具療法や、痛みの強い場合に適する 軽度な痛みの緩和や日常的な予防に適する

どちらのサポーターを選ぶべきかは、症状の重さや目的に応じて判断しましょう。痛みが強い場合や、医師から装具療法を勧められた場合は、医療機器認証品の使用をおすすめします。

軽度の痛みや予防目的であれば、市販のサポーターでも十分な場合が多いです。

サポーターで改善できるケースと専門治療が必要なケース

テニス肘を発症したときは、症状の程度によって対応方法が異なります。多くの場合、テニス肘の治療はまず保存療法から開始されます。実際に、約90%の患者は手術をしない保存療法によって症状が改善すると報告されています。(文献2

軽症であればサポーターの着用やセルフケアを含む保存療法で改善が見込めますが、痛みが強い場合や長引く場合は、医療機関での専門的な治療を検討してください。

以下の表を参考に、自分の症状に合った対応を判断しましょう。

判断基準 サポーターが有効なケース 専門治療が必要なケース
痛みの程度 動作時に痛みがあるが、安静時は軽度の痛み 安静時にも強い痛みがある
症状の期間 発症から数週間〜3カ月以内 3カ月以上痛みが続いている
改善の状況 サポーターやセルフケアで症状が軽くなっている サポーターを使っても改善が見られない
症状の変化 痛みが徐々に落ち着いてきている 痛みが悪化している、または範囲が広がっている

なお、テニス肘の治療には、手術を伴わない再生医療という選択肢があります。手術を避けたい方や、長引く慢性痛に対する選択肢としてご検討ください。

以下のページでは、テニス肘を含む「スポーツ外傷に対する再生医療」について、特徴や症例を紹介しています。再生医療について詳しく知りたい方は、ぜひご覧ください。

手術しなくても治療できる時代です。

スポーツ外傷は⼿術しなくても治療できる時代です。

テニス肘サポーターの種類と特徴

テニス肘サポーターには、主に2つのタイプがあります。

それぞれの特徴を理解し、自分の症状や用途に合ったものを選びましょう。

バンドタイプ

バンドタイプは、肘の少し下(前腕部分)にバンドを巻き付けて使うタイプです。

痛みの原因となる筋肉の動きをサポートし、腱への負担を軽減します。コンパクトで装着がしやすく、スポーツ時にも邪魔になりにくいのが特徴です。

バンドタイプのメリットは、装着が簡単で、患部をピンポイントに圧迫できる点です。価格帯が比較的手頃な製品が多く、手軽に導入しやすいタイプといえます。

一方で、長時間の使用では圧迫部分に痛みを感じることがあり、動作中にずれやすい場合もあります。また、肘全体を広く支える効果は限定的です。

バンドタイプは、以下のような場面での使用に適しています。

  • テニス、ゴルフ、野球などのスポーツ時
  • パソコン作業やマウス操作が多いデスクワーク中
  • 料理や家事など、手首を使う作業中

とくに、動作時だけ痛みがある「軽度から中等度の症状の方」や、「日中の特定の動作時のみサポートが必要な方」におすすめです。

スリーブタイプ

スリーブタイプは、肘から前腕・上腕を筒状に包み込むタイプです。肘全体を均一に圧迫し、筋肉や関節の安定性を高めます。

スリーブタイプのメリットは、肘全体をバランスよくサポートできる点です。ずれにくく安定した装着感が得られるため、保温効果による血行促進も期待できます。

一方で、サイズが合わないと圧迫が不均一になるため、製品選定には注意が必要です。また、通気性が低いため夏場は蒸れやすく、価格はバンドタイプより高い傾向にあります。

スリーブタイプは、以下のような場面での使用に適しています。

  • 軽作業や日常生活全般
  • 肘全体に不安定感がある場合
  • 冷えによる痛みの悪化を防ぎたい場合
  • 長時間装着する必要がある場合

安静時にも肘の痛みを感じる場合や、肘周囲の保温を重視する場合におすすめです。

テニス肘サポーターの選び方

テニス肘サポーターは、選び方を間違えると十分な効果が得られない可能性があります。自分の症状や使用目的に合ったサポーターを選びましょう。

サポーター選びのポイントは、以下のとおりです。

それぞれ詳しく解説します。

自分の症状や使用目的に合わせて選ぶ

サポーター選びの際は、まず自分の症状の程度と使用目的を明確にします。

以下の表を参考に、自分に合ったサポーターを選びましょう。

症状の程度 主な使用シーン おすすめのタイプ
軽度(日常生活で軽い痛み) デスクワーク、家事、育児 バンドタイプ
中等度(動作時に痛みがある) 手首を頻繁に使う作業 バンドタイプまたはスリーブタイプ
重度(しっかり固定したい) スポーツ時、手首の動きが多い作業 スリーブタイプ
痛みなし(予防目的) テニス、ゴルフなどのスポーツ バンドタイプ
冷えによる痛みがある 冷え性で肘周りの冷えが気になる スリーブタイプ(保温効果)

サポーターを選ぶ際は、上記の表を参考にしながら、自分の症状や生活スタイルに最も合ったものを選択してください。自分で判断できない場合は、医療機関で医師に相談しましょう。

サイズや素材を慎重に選ぶ

サポーターの効果を最大限引き出すためには、適切なサイズと素材の選定が欠かせません。

下記の表を参考に、自分の症状や使用環境に合うものを選びましょう。

項目 確認すべきポイント 選び方のポイント
サイズ 前腕や上腕の太さに合っているか ・前腕の一番太い部分をメジャーで測定する
・製品のサイズ表を必ず確認する
・メーカーによってサイズが異なるため注意
通気性 長時間使用しても蒸れにくいか ・メッシュ素材や吸汗速乾性のある素材を選ぶ
・夏場や運動時はとくに通気性を重視する
素材の肌への優しさ アレルギーや肌トラブルの心配はないか ・綿混合素材や低刺激性の素材を選ぶ
・ゴムやラテックスアレルギーの方は成分を確認する
装着感 締めつけ感や動きやすさは適切か ・可能であれば購入前に試着する
・肘の曲げ伸ばしや手首の動きを確認する
・スポーツ用なら腕を振る動作も試す

サポーター選びをする際は、上記すべての項目をバランスよく考慮しましょう。とくにサイズが合っていないと、十分な効果が得られないだけでなく、血行不良や痛みの原因になりかねません。

価格だけで選ぶのではなく、自分の症状や使用目的に合った製品を慎重に選びましょう。

テニス肘サポーターの付け方

サポーターは、正しい位置に適切な強さで装着してこそ、効果を最大限に引き出せます。もし装着方法を誤ると、かえって症状を悪化させる可能性もあるため注意が必要です。

それぞれ、適切なサポーターの付け方を解説します。

バンドタイプの付け方

  1. 肘の最も痛む箇所を確認する
  2. 痛む箇所から指2~3本分(約3~5cm)手首側の、前腕の一番太い部分に装着する
  3. マジックテープやベルトで締める
  4. 締め具合は「心地よいと感じる程度の圧迫感」が目安
  5. 手首を動かしてみて、痛みが軽減されていれば適切

ただし、締めすぎると血行不良や痺れの原因になるため注意してください。指先が軽く入る程度のゆとりを保ちましょう。

スリーブタイプの付け方

  1. 肘関節全体を覆うように装着する(引き上げるように装着すると、しわができにくい)
  2. 肘の曲げ伸ばしを妨げない適度なフィット感を確認する
  3. 肘の中心がサポーターの中心にくるように調整する

スリーブタイプは、締め具合を調整しにくい製品も多いためサイズ選びが重要です。前腕や上腕の太さを測定し、サイズ表を確認してから購入しましょう。

テニス肘サポーターを使用する際の注意点

テニス肘サポーターは、痛みの軽減や再発防止に役立ちます。ただし、装着方法や使用タイミングを誤ると、かえって症状を悪化させるおそれがあります。

テニス肘サポーターを使用する際は、以下の注意点を理解しておきましょう。

それぞれ詳しく解説します。

装着位置や締め具合を適切に調整する

テニス肘サポーターは、肘の動きを妨げない位置に装着し、痛みのある筋肉を適度に支えるように調整します。

締め具合は「心地良いと感じる程度の圧迫感」が目安です。強く締めすぎると血行不良やしびれの原因になり、緩すぎると効果が得られません。

サポーター装着後に、手首や肘を軽く動かして痛みが和らいでいれば、適切に装着できています。

就寝中の使用は避ける

サポーターは日中の動作をサポートするためのものであり、就寝中の使用には適していません。

寝ている間は無意識に寝返りを打つため、サポーターがずれて意図しない部位を強く圧迫するおそれがあります。

また、長時間の圧迫は血行不良や神経麻痺(橈骨神経麻痺など)を引き起こす可能性があり、皮膚のかぶれや炎症の原因にもなります。

使用は日中の活動時に限定し、就寝前には必ず外すようにしましょう。

まとめ|テニス肘がサポーターでも改善しないときは医師に相談しよう

テニス肘は、手首を伸ばす筋肉の使いすぎで、肘の外側に炎症が起きる疾患です。サポーターを使用すると、筋肉を適度に圧迫し、腱への負担を軽減してくれるため、痛みの軽減が期待できます。

テニス肘サポーターにはバンドタイプとスリーブタイプがあるため、症状や使用目的に合わせた選択をしましょう。

ただし、サポーターは補助的手段であり、根本治療ではありません。3カ月以上痛みが続く場合や症状が悪化する場合は、自己判断せず医師に相談してください。

テニス肘などスポーツによるケガの治療には、手術を伴わない再生医療という選択肢もあります。当院「リペアセルクリニック」の公式LINEでは、再生医療に関する情報発信や簡易オンライン診断を提供しています。お気軽にご登録ください。

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テニス肘サポーターに関するよくある質問

テニス肘のサポーターはどこで売ってる?

テニス肘のサポーターは、ドラッグストアやスポーツ用品店、インターネット通販などで購入可能です(医療機器認証品も含む)。

ドラッグストアでは、薬剤師や登録販売者に相談しながら選べるメリットがあります。また、スポーツ用品店では、スポーツ用に特化した製品が豊富に揃っています。

さらに、インターネット通販でも購入可能です。豊富な種類から選べ、口コミを参考にできます。ただし、サイズ選びが難しいため、事前に前腕の太さを測定してから購入しましょう。

テニス肘サポーターはつけっぱなしでもいい?

テニス肘サポーターは、つけっぱなしにしないでください。

長時間連続で装着すると、血行不良や皮膚トラブルの原因になります。とくに就寝中の使用は避けてください。

基本的には、痛みを感じる動作を行う時間帯に装着し、休憩時や安静時には外すことをおすすめします。1日の装着時間は、数時間から長くても8時間程度を目安にしましょう。

適度に外して血流を促すことで、サポーターの効果を維持しながら、安全に使用できます。