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糖尿病予備軍と診断され、「何を食べたらいけないの?」と悩んでいませんか? 実は、血糖値を上げやすい食品や、食べすぎに注意が必要な「意外な食品」もあるんです。 放っておくと本格的に糖尿病へ進行する可能性もあるため、毎日の食事内容がとても重要になります。 この記事では「糖尿病予備軍が避けたい食品7選」とともに、「安心して食べられる食品」や、「血糖値の安定に役立つ野菜」として注目されている大根の栄養と効果的な食べ方も解説します。 無理な制限ではなく、食事の「選び方」を知ることが、健康を守る第一歩になりますのでぜひご覧ください。 糖尿病予備軍が「食べてはいけないもの」とは? 糖尿病予備軍と診断されても、「これを絶対に食べてはいけない!」という特定の食材があるわけではありません。 重要なのは、血糖値を急激に上げないようにコントロールし、将来的な糖尿病や合併症のリスクを防ぐことです。 そのためには、エネルギー(カロリー)や栄養素のバランスを意識した食事を心がけることが基本になります。 「糖分・脂質・塩分」の過剰摂取を避け、体に負担の少ない食べ方を選ぶことで、血糖値の安定につながります。 \まずは当院にお問い合わせください/ 糖質が多く「血糖値」を急上昇させる食品 食事の栄養素のうち、血糖値に影響を及ぼすのは炭水化物です。 炭水化物には、食後の血糖値を上昇させ、エネルギー源となる「糖質」と、ほとんど消化されず血糖値の上昇を抑える「食物繊維」の2つがあります。 そのため、血糖値をコントロールするためには、食事中にどれだけ糖質が含まれるかを知っておくのは重要です。 しかし、だからといって糖質制限ダイエットや糖質制限食を行うのはあまりおすすめできません。 理由は、極端な糖質制限は腎症や動脈硬化に繋がる恐れがあり、逆効果となってしまうためです。 糖質を全く食べないのではなく、ご飯やパンを食べる前に、野菜など食物繊維の多いものを先に摂るよう意識するだけでも、血糖値の上昇を穏やかにする効果が期待できます。 食物繊維の摂取目標(18~64歳) 男性 1日21g以上 女性 1日18g以上 糖尿病の改善のために取りたい食材 食物繊維 野菜(特に根菜類) 海藻 キノコ 大豆 果物(糖分の過剰摂取に注意) 水溶性食物繊維が多い カボチャ オートミール 大根 大豆 キノコ 果物(糖分の過剰摂取に注意) 脂質・塩分が多く血管に負担をかける食品 糖尿病予備軍の方は、脂質や塩分の摂取にも気を配ることが重要です。 とくに脂質の中でも「飽和脂肪酸(例:肉の脂身やバター、チーズなど)」は、血中の悪玉コレステロール(LDL)を増やし、動脈硬化のリスクを高める可能性があるといわれています。 一方、魚や大豆などに多く含まれる「不飽和脂肪酸」には、悪玉コレステロールを下げる作用があり、積極的に取り入れたい脂質です。 また、塩分の摂りすぎも要注意です。 高血圧を招くことで糖尿病の合併症リスクを高める可能性があります。 食塩摂取の目標量として、以下の数値が推奨されています。 18歳以上の男性は1日7.5g未満 18歳以上の女性は1日6.5g未満 高血圧や腎症をお持ちの方は6g未満(文献1) 塩分の多い食品には、肉や魚の加工食品、漬物や佃煮などが挙げられます。 毎日の習慣ではなく「たまに楽しむ」程度に留めるなど、調整が必要です。 一見ヘルシーでも注意が必要な食品 「野菜ジュースを飲んでいるから健康的」「フルーツなら安心」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、実は見た目以上に糖質が多く含まれている場合があります。 市販の野菜ジュースや果汁100%のジュースには、糖質が多く含まれていたり、フルーツ缶詰はシロップ漬けになっていたりと、知らずに血糖値を上げてしまう要因となることがあります。 また、「カロリーオフ」や「ヘルシー」と書かれている食品でも、人工甘味料や脂質が多い場合があり、思った以上に血糖値へ影響を及ぼすことがあるため注意が必要です。 こうした食品を選ぶ際は、パッケージの「栄養成分表示」を確認する習慣をつけましょう。 「健康そう」というイメージだけで判断せず、成分を見て選ぶことが、血糖値コントロールには大切です。 糖尿病予備軍が「食べてはいけない」具体的な食品一覧【7選】 糖尿病予備軍の段階であっても、日々の食生活において血糖値の急激な上昇を避けることがとても重要です。 特に、糖質や脂質、塩分が多く含まれる食品は、インスリンの働きを乱す原因となり、糖尿病の発症リスクを高めてしまいます。 ここでは、糖尿病予備軍の方ができるだけ避けたほうが良い具体的な食品を7つご紹介いたします。 いずれも身近にある食品ばかりですが、「控える意識」を持つことで、血糖コントロールと健康維持の第一歩となります。 菓子パン・ドーナツなどの高糖質パン類 菓子パンやドーナツには、砂糖や小麦粉、油脂が多く含まれており、血糖値を急上昇させやすい食品です。 見た目以上にカロリーも高く、糖尿病予備軍の方にとっては控えたい食品のひとつです。 朝食代わりや間食として習慣化するのは避けましょう。 白米・うどんなどの高GI炭水化物 白米やうどんなどの精製された炭水化物は、消化吸収が早く、血糖値を急に上げやすい傾向があります。 できるだけ玄米や全粒粉のパン、そばなどの低GI食品に置き換える工夫をすることが、血糖値の安定につながります。 お菓子・スナック菓子 チョコレートやクッキー、ポテトチップスなどのお菓子類には、糖質と脂質が多く含まれています。 特に空腹時に摂取すると血糖値が大きく上がるため、日常的な間食として摂るのは控えましょう。 どうしても食べたい場合は、量を決めて楽しむことが大切です。 フルーツ缶詰・果汁飲料 フルーツ自体は栄養価が高いものの、缶詰や濃縮果汁飲料には砂糖が多く使われている場合があり、血糖値に悪影響を及ぼす恐れがあります。 果物を摂取する際は、生のものを適量にとどめるように心がけてください。 砂糖入りの飲み物(清涼飲料水・甘酒など) スポーツドリンクやジュース、甘酒などの甘い飲料には多くの糖分が含まれています。 液体は吸収が早いため、少量でも血糖値を大きく上げてしまうことがあります。 飲み物を選ぶ際は「無糖」や「糖質ゼロ」のものを選ぶようにしましょう。 加工肉(ウインナー・ベーコンなど) 加工肉には脂質と塩分が多く含まれており、糖尿病の合併症リスクである高血圧や脂質異常症にも関係してきます。 朝食やお弁当によく使われがちですが、できるだけ頻度を減らし、野菜や魚中心のメニューに切り替えるのがおすすめです。 コーンフレーク・甘いシリアル 一見ヘルシーに見えるシリアルですが、糖分が添加されているタイプが多く高カロリーです。 朝食として手軽な反面、血糖値の上昇を招く原因にもなります。 選ぶなら砂糖不使用のタイプにし、ヨーグルトやナッツと組み合わせる工夫が効果的です。 糖尿病予備軍でも安心して食べられる食品とは? 糖尿病予備軍の方にとって、毎日の食事はとても大切です。 ですが、「何を食べたらいいのかわからない」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。 ここでは、血糖値を急激に上げにくく、安心して取り入れられる食品をいくつか紹介いたします。 無理な制限ではなく、上手に選ぶことがポイントです。 低GI食品(玄米・全粒粉パンなど) GI値(グリセミック・インデックス)が低い食品は、血糖値の上昇をゆるやかにする特徴があります。 特に玄米や全粒粉パンなどは、精製された白米や食パンに比べて食物繊維が多く含まれており、腹持ちも良いのが魅力です。 主食を選ぶ際は、白いものよりも「茶色いもの(未精製のもの)」を意識すると良いでしょう。 血糖値の上昇を抑える野菜・海藻類 野菜の中でも、葉野菜や根菜類(ただしイモ類は除く)、海藻類には食物繊維が豊富に含まれており、血糖値の急上昇を抑える働きがあります。 特に、食事の最初に野菜を食べることで「ベジファースト効果」が期待され、糖の吸収を穏やかにすることができます。 わかめやひじきなどの海藻も、日々の副菜に取り入れてみてください。 間食には素焼きナッツやゆで卵がおすすめ おやつを食べたいときは、血糖値が急に上がりにくい食品を選ぶことが大切です。 素焼きのナッツ(アーモンドやくるみなど)や、たんぱく質が豊富なゆで卵は間食として優れています。 ただし、ナッツ類はカロリーが高いため、1日あたりの量には注意が必要です(アーモンドであれば10粒程度が目安です)。 糖尿病予備群の食生活に取り入れたい「大根」について 大根は、糖尿病予備軍の方にも取り入れやすい、身近で優秀な食材の一つです。 食物繊維や消化酵素を豊富に含み、血糖値の上昇をゆるやかにする効果が期待されています。 また、カロリーが低いため、主食やおかずのボリュームを増やしたいときにも役立ちます。 ここでは、大根の栄養素や効果的な食べ方、注意点についてご紹介いたします。 大根の栄養素と食べ方のポイント 大根には、水溶性と不溶性、両方の食物繊維が含まれており、糖の吸収をおだやかにし、血糖値の急上昇を防ぐ働きがあります。 さらに「ジアスターゼ」などの消化酵素も豊富で、食後の消化を助けてくれるのも特長です。 生のまま食べることで酵素の効果を活かせますが、胃腸が弱い方や寒い時期には加熱するのもおすすめです。 加熱しても食物繊維はしっかり残るため、煮物や味噌汁、蒸し料理などに取り入れるのも良いでしょう。 大根の摂取量の目安と注意点 大根はカロリーが低く、たくさん食べても安心な印象がありますが、食べ過ぎはお腹を冷やしたり、胃腸に負担をかける可能性があります。 1日の摂取目安としては100g程度、加熱調理ならもう少し多めでも問題ないとされています。 また、大根おろしにすると酵素が活性化されますが、空腹時に大量に摂ると胃が荒れることもあるため、主食やたんぱく質と一緒にバランスよく取り入れることがポイントです。 糖尿病予備軍が注意したい合併症とは? 糖尿病予備軍の段階でも、血糖コントロールが不十分な状態が続くと、さまざまな合併症を引き起こす恐れがあります。 特に注意すべきは、目・腎臓・神経などの臓器に及ぶ慢性的な障害です。 予備軍の段階から、将来の合併症リスクを減らすための生活改善が重要とされています。 血管・臓器に広がる合併症のリスク 糖尿病が進行すると、「糖尿病性網膜症(失明の原因)」「糖尿病性腎症(人工透析の原因)」など、深刻な合併症を引き起こす可能性があります。 さらに、高血圧や脂質異常症が加わることで、動脈硬化が進み、心筋梗塞や脳卒中といった重篤な疾患に繋がるリスクも高まります。 \まずは当院にお問い合わせください/ 合併症を防ぐカギは「食事」と「運動」 合併症の予防には、食事と運動のバランスが欠かせません。 まずは、自分の活動量に応じた1日のエネルギー量を計算することが大切です。 無理な制限ではなく、継続可能な習慣を心がけ、必要であれば主治医や管理栄養士に相談しましょう。 また、ご自身の身体のことを把握しておくことも大切です。 まずはご自身の適正体重(BMI)を知っておきましょう。 1)適正体重(BMI)を計算する 適正体重(kg)=身長(m)×身長(m)×22 2)適正エネルギー量を把握する 適正体重(BMI)に自分の日常生活の身体活動レベルをかけることで自分の適性エネルギー量を求めることができます。 身体活動レベルの目安と、適性エネルギー量を求める計算方法は次の通りです。 デスクワーク、主婦など 25~30×標準体重(kg)=1日の適性エネルギー量(kcal) 立ち仕事が多い 30~35×標準体重(kg)=1日の適性エネルギー量(kcal) 力仕事が多い 35×標準体重(kg)=1日の適性エネルギー量(kcal) まとめ|糖尿病予備軍は食事管理がカギ!避ける食品と正しい選び方を意識しよう 糖尿病予備軍の方は、合併症を未然に防ぐためにも、毎日の食事内容を見直すことが重要です。 ポイントは、糖質・脂質・塩分のとり過ぎを避けつつ、食物繊維を意識的に取り入れること。 エネルギー量のバランスを整え、極端な食事制限をせず、無理なく続けられる内容を心がけましょう。 また、体の状態によっては必要な栄養バランスも変わってきますので、すでに合併症の兆候がある方や不安がある場合は、自己判断せずに主治医や専門家に相談することが大切です。 参考文献 (文献1) 日本人の食事摂取基準(2020 年版)「日本人の食事摂取基準」策定検討会報告書p306 https://www.mhlw.go.jp/content/10904750/000586553.pdf(最終アクセス:2025年4月27日)
2021.12.24 -
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厚生労働省の調査によると、2019年時点で20歳以上のうち、糖尿病が強く疑われる人は約1,196万人。 予備軍も含めると、実に2,000万人以上が糖尿病リスクを抱えていることがわかっています。 それだけ多くの人が悩む病気ですが、「糖尿病」と一口にいっても、実は「1型」と「2型」の2つのタイプがあるのをご存知でしょうか。 今回は、糖尿病について「1型糖尿病」「2型糖尿病」それぞれの違いや特徴、治療法についてわかりやすくご紹介します。 糖尿病は1型より2型の方が多い 糖尿病には1型と2型の2種類がありますが、実際に患者数が多いのは2型糖尿病です。 厚生労働省の2023年「患者調査」によると、現在治療を受けている糖尿病患者は全国で約552万人。 そのうち2型糖尿病の人は約364万人にのぼり、全体の65%以上を占めています。(参考1) いっぽうで、1型糖尿病の患者数は約12万人とされ、全体の中ではごくわずかです。 さらに、「その他の糖尿病」に分類されている約176万人の多くも、実際には2型に含まれる可能性が高いため、糖尿病の9割以上が2型と考えられています。 2型糖尿病は、中高年以降に発症しやすく、生活習慣が深く関係しているのが特徴です。 それに対して1型糖尿病は、自己免疫の異常などが原因とされ、年齢に関係なく発症するものの、子どもや若者で多く見られる傾向があります。 1型糖尿病とは?原因や症状を詳しく解説 1型糖尿病は、膵臓のランゲルハンス島という部分にあるβ細胞が壊され、その結果、血糖を下げる役割があるインスリンを作り出せずに高血糖の状態が続く疾患です。 糖尿病全体のうち、1型は約5%程度と少数派ですが、先天的な体質や遺伝的素因が関与しているとされ、生活習慣とは関係なく若い人を中心に幅広い年齢で発症します。 1型糖尿病の主な原因とは? 1型糖尿病でなぜβ細胞が壊れるのかは現時点では判明していませんが、免疫反応が正しく働かず、自分の細胞にもかかわらず、外部から侵入しようとしてきた細菌・ウイルスなどの有害物質などと間違って攻撃してしまう、自己免疫反応がかかわっていると考えられています。 そのため、生活習慣病が大きな原因である2型糖尿病とは異なり、注射によってインスリンを補う必要があります。 1型糖尿病の3つのタイプ(劇症・急性・緩徐進行) β細胞の破壊は一般的には進行性で、病気が進行すると、ほとんどインスリンを出せなくなります。 1型糖尿病は、β細胞が破壊される進行スピードによって、下記のように分類されます。 劇症1型糖尿病 発症から1週間程度でインスリン依存状態になるタイプです。 そのため、すぐにインスリンを補充しなければ、糖尿病の急性合併症である「糖尿病ケトアシドーシス」となり重症になる可能性があります。 急性発症1糖尿病 1型糖尿病で最も頻度の高いタイプで、糖尿病の症状が出てから数ヶ月でインスリン依存状態になります。 人によっては、発症したすぐ後であれば、一時的に残っている自己のインスリン効果がある場合もありますが、長続きせず、その後は再びインスリン治療が必要です。 緩徐進行(かんじょしんこう)1型糖尿病 半年~数年と比較的ゆっくりとインスリン分泌が低下していくタイプです。 発症した最初は、2型糖尿病と同じようにインスリン注射を使わなくても血糖値を抑えることができます。 しかし、途中で血液検査の結果から、実は緩徐進行1型糖尿病だったと判明する場合が多くあります。 1型糖尿病の治療方法 1型糖尿病は、原則としてインスリン療法が必要です。 また原因として、生活習慣の乱れということはありませんが、薬物療法だけでは、重度の低血糖になる可能性があるため、2型糖尿病と同じように食事・運動習慣に注意します。 1型糖尿病の食事療法 基本的に食べてはいけない物はありません。 1人ずつ生活スタイル・インスリン治療法が違うため、普段の食事方法については、主治医・管理栄養士としっかり話し合うことが重要です。 また、炭水化物は食後の血糖値の上昇に大きくかかわります。 そのため、炭水化物を調整する方法である「カーボ(炭水化物)カウント」をおこない、食事の炭水化物量に合わせてインスリンの量を調節する。 もしくは、インスリン治療に合わせて食事の炭水化物の量を調節すると血糖値が安定しやすくなります。 1型糖尿病の運動療法 重い合併症がなく、血糖値が落ち着いていれば、運動の制限はありません。 実際に、プロのスポーツ選手も存在します。 しかし、運動する際は、低血糖に注意が必要なため、インスリン療法や補食を調整します。 どのような方法が推奨されるかは、1人ずつ異なるため、主治医の先生と相談して決めることが重要です。 \まずは当院にお問い合わせください/ 2型糖尿病とは?原因と3つのリスク 2型糖尿病は、糖尿病の中で最も多く、いわゆる「生活習慣病」として知られています。 膵臓から分泌されるインスリンの働きが悪くなったり、十分に作られなくなることで、血糖値が高い状態が続く病気です。 原因は1つではなく、遺伝的な体質に加えて、加齢や生活習慣の乱れがきっかけとなって発症する、後天的な疾患としての側面が強いのが特徴です。 食生活の乱れや運動不足などの生活習慣が深く関係していると言われています。 2型糖尿病の原因 「糖尿病=生活習慣の問題」と思われがちですが、それだけではありません。 2型糖尿病は、遺伝的な体質と生活習慣が積み重なって発症するケースが多いのが特徴です。 たとえば、家族に糖尿病の人がいると、体質的に血糖値が上がりやすいことがあり、そこに運動不足や過食、ストレスなどが加わることで発症のリスクが高まります。 空腹感や口の渇き、頻尿、視界のかすみなどの初期症状が現れたら、早めの検査が大切です。 2型糖尿病の3つのリスク(肥満・遺伝・生活習慣) 2型糖尿病の発症には、以下のようなリスクが深く関わっています。 肥満・内臓脂肪の蓄積 体重が増えるとインスリンの効きが悪くなり、血糖値が下がりにくくなります。 遺伝的な体質 親や兄弟に糖尿病の人がいると、発症のリスクが高くなります。 不規則な生活習慣 運動不足や食べすぎ、夜遅い食事、ストレスなどがインスリンの分泌・作用に悪影響を与えます。 これらの要素が重なることで、発症リスクが高まるため、普段から生活を見直すことが予防にもつながります。 2型糖尿病の治療方法 2型糖尿病の治療には、大きく分けて「食事療法」「運動療法」「薬物療法」があります。 中でも、食事と運動による生活習慣の見直しは、治療の基本とされています。 特に初期の段階では、食事と運動だけで血糖値を安定させられることもあるため、医師の指導のもと、できるだけ早く生活改善に取り組むことが重要です。 薬物療法が必要になる場合もありますが、今回は特に「食事療法」と「運動療法」について詳しく解説していきます。 2型糖尿病の食事療法 2型糖尿病の管理において、食事の工夫はとても大切です。 基本は、栄養バランスの取れた食事を心がけること。 糖質の摂りすぎを避けつつ、主食・主菜・副菜の3つをしっかり揃えるよう意識しましょう。 また、食べ方もポイントです。 「ゆっくりよく噛んで食べる」「夜遅くに食事をしない」といった食習慣の見直しも血糖コントロールに役立ちます。 さらに、1日に必要なカロリーを把握することも大切で、適正な摂取カロリーは、以下の式でおおよそ求められます。 標準体重(kg)=身長(m)×身長(m)×22 必要エネルギー量=標準体重 × 身体活動量(25〜30程度) 計算例) たとえば、身長160cm・軽めの活動量の人なら、 1.6×1.6×22=56.3kg(標準体重) 56.3×25~30=1407~1689kcal/日が目安です。 炭水化物:50~60% たんぱく質:15~20% 脂質:20~25% 数字ばかりで難しく感じるかもしれませんが、医師や管理栄養士と相談しながら、自分に合った食事スタイルを見つけていくことが大切です。 2型糖尿病の運動療法 運動は、2型糖尿病の改善に欠かせない習慣のひとつです。 体重の管理や心肺機能の向上だけでなく、血糖値を下げる効果やインスリンの働きを助ける効果も期待できます。 特に2型糖尿病の人は、食事療法と運動療法を組み合わせることで、より血糖コントロールが安定しやすくなると言われています。 運動の種類には主に2つあります。 有酸素運動(ウォーキング、ジョギング、水泳など) レジスタンス運動(筋トレなど) 糖尿病への運動療法は、ダンベルなどを使用して筋肉に負荷をかけるレジスタンス運動より、歩行やジョギング、水泳などの全身運動にあたる有酸素運動のほうがインスリンの働きがよくなるため、糖尿病の管理に適しています。 運動の目標として、1日20~60分程度の運動をできれば毎日、もしくは週3回以上。 合計で週150分以上を目指すと効果的です。 また、可能であれば週に2~3回程度、有酸素運動とともにレジスタンス運動を組み合わせることで、体力や筋力アップにもつながります。 \まずは当院にお問い合わせください/ その他の糖尿病 糖尿病は「1型」と「2型」だけではなく、実はその他のタイプもあります。 たとえば、妊娠中に発症する「妊娠糖尿病」や、薬の副作用・病気などが原因で起こる「二次性糖尿病」などがあります。 妊娠糖尿病 妊娠中に一時的に血糖値が高くなるタイプで、出産後には自然と治ることも多いですが、将来的に2型糖尿病になるリスクがあるため注意が必要です。 二次性糖尿病 ステロイド薬の長期使用や、ホルモン異常、膵臓の病気などが原因で起こる糖尿病です。 原因となる病気や薬を見直すことが、改善のポイントになります。 これらの糖尿病も早期発見と治療がとても大切です。 いつもと違う体調の変化があれば、放置せずに病院で相談するようにしましょう。 まとめ|生活習慣を整えて糖尿病を予防しよう 糖尿病には「1型糖尿病」と「2型糖尿病」の2つのタイプがあります。 1型糖尿病は自己免疫反応によって膵臓のβ細胞が破壊され、インスリンを生成できなくなる疾患です。主に先天的な要素が強く、急性発症型や緩徐進行型などがあり、治療にはインスリン補充が必要となります。 一方、2型糖尿病は生活習慣の乱れや遺伝的要因により膵臓のインスリン分泌が低下する疾患で、「生活習慣病」としても知られています。治療は食事療法や運動療法が中心となり、適切な体重管理と運動が重要です。 どちらのタイプでも共通して大切なのは生活習慣を整えることです。バランスのとれた食事と適度な運動を習慣づけることで血糖値を安定させやすくなります。 また、信頼できる主治医との相談や定期的な健康診断も欠かせません。糖尿病の予防や治療法に悩んでいる方も、まずはできることから少しずつ始めてみましょう。 当院では、糖尿病に対する再生医療を提供しております。再生医療に関する詳細は、以下のページをご覧ください。 参考文献 (文献1) 日本生活習慣病予防協会「糖尿病で治療を受けている総患者数は、552万3,000人 令和5年(2023)「患者調査の概況」より」 https://seikatsusyukanbyo.com/statistics/2025/010845.php(最終アクセス:2025年4月27日)
2021.12.18 -
- 糖尿病
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糖尿病の食事療法では、食事量が多いと血糖値が上がり、少なすぎても体力が落ちてしまうため、「適正エネルギー量」がわからず悩んでいませんか。 多くの方が「何を食べるか」を考えながらも、「どのくらい食べるか」と言ったエネルギー量の管理を後回しにしがちです。 自分に合った「適正エネルギー量」を知ることで、血糖値を安定させ、無理なく改善が目指せます。 本記事では、糖尿病治療におけるエネルギー管理の基本から計算方法、メニュー作りのポイントまで医師監修で解説します。 食べる楽しみを保ちながら、血糖をコントロールしたい方は、ぜひ参考にしてください。 当院「リペアセルクリニック」の公式LINEでは、再生医療の情報提供と簡易オンライン診断を実施しております。 糖尿病について気になる症状がある方は、ぜひ一度公式LINEにご登録ください。 糖尿病の食事療法では「エネルギー管理」が重要 糖尿病は、薬物療法で症状が改善しても食事内容を見直さなければ、再び悪化しかねません。 糖尿病の予防・管理には、エネルギー量の適正化が血糖コントロールに役立ちます。 食事療法では、「何を、どのくらい食べるか」が大切です。 なお、本記事で紹介する食事方法は、あくまで目安となるものです。適正な食事量は人によって異なるため、より詳しく知りたい方は主治医や管理栄養士、糖尿病療養指導士に相談しましょう。 エネルギー摂取量の基準 糖尿病の食事療法では、「摂取エネルギー量(=1日に食べる総カロリー)」を適切に保つことが重要です。 摂取エネルギーが多すぎると血糖値が上がりやすくなり、薬やインスリンの効果が十分に期待できなくなります。 一方で、極端に食事量が少ないと、低血糖や筋肉量の低下を起こすリスクが高まり注意が必要です。 自分に合った「適正エネルギー量」を知ることが食事療法の基本です。 エネルギー量の目安は、目標体重に活動量に応じたエネルギー係数(25〜35kcal/kg)を掛けて算出します。 詳しい計算方法や具体的な目安については、次の項目で紹介します。 エネルギー摂取量を適切に保つことが、血糖コントロールの基本です。 適正エネルギー量により合併症予防 エネルギー摂取量を適正に保つことは、血糖コントロールに役立つだけでなく、糖尿病合併症の予防にもつながります。 過剰なエネルギー摂取は肥満につながり、インスリン抵抗性を悪化させ、動脈硬化や高血圧、脂質異常症などのリスクを高める要因です。 一方で、適正エネルギー量を維持すれば、体重増加を防ぎ、糖尿病性腎症や神経障害、網膜症など三大合併症のリスクを抑えられます。 食事療法は、健康維持のために長期的な生活改善が必要です。 エネルギー管理により、血糖値の安定だけでなく合併症のリスクを減らし、健康的な生活を送ることができます。 総エネルギー摂取量の計算方法 糖尿病を改善するためには、自分にとって適正なエネルギー量を知る必要があります。 エネルギー摂取量の目安は、計算で導くことができます。計算方法を知ることで、無理なくコントロールしましょう。 なお、1日の適性エネルギー量は年齢や性別によっても変わってきます。本記事の記載はあくまでも目安量と考えて、詳しく知りたい方は主治医、管理栄養士、糖尿病療養指導士にご相談ください。 適正エネルギー量の計算式 適正エネルギーの算出方法を紹介します。 以下、3つのステップで算出します。(文献1) Step1:目標体重の算出 Step2:エネルギー係数の設定 Step3:1日の適正エネルギー量の算出 Step1:目標体重の算出 まずは自分の目標体重を計算します。目標体重は、身長とBMI(Body Mass Index)から算出します。ご自身の身長から求められます。 目標体重(kg)=身長(m)×身長(m)×BMI(kg/m2) ※身長160cmの場合、計算式の身長は1.6mとなります。 ※BMIは、体重と身長から算出される痩せや肥満度を表す体格指数です。 65歳未満の方は22kg/m2、65歳~74歳(前期高齢者)の方は22~25kg/m2、75歳以上(後期高齢者)の方は22~25kg/m2です。なお、75歳以上の方は、体格や食事量などにより個別に目標体重の設定が必要ですので、主治医や管理栄養士に相談しましょう。 Step2:エネルギー係数の設定 身体活動量と健康状態より、その人に適した摂取エネルギー量(エネルギー係数)を決定します。 エネルギー係数は、活動量や年齢、肥満の有無に応じて異なります。係数は、主治医に相談して決めましょう。 活動量目安 エネルギー係数(kcal/kg目標体重) デスクワークなどの軽い身体活動量の人 25~30 デスクワーク中心であるものの、通勤・家事、軽い運動など普通の身体活動量の人 30~35 力仕事、活発な運動習慣があるなど重い身体活動量の人 35~ Step3:1日の適正エネルギー量の算出 Step1の目標体重とStep2で決定したエネルギー係数を掛けた値が1日の適正エネルギー量です。 適正エネルギー量(kcal/ 日)=目標体重×エネルギー係数 年齢・活動量による目安 適正エネルギー量は、年齢や日常の活動量によって変わります。 同じ体重でも、日常生活での動き方が違えば消費エネルギー量も異なるためです。 たとえば、デスクワーク中心の人は消費エネルギーが少ないため、体重1kgあたり25〜30kcalが目安です。 一方で、通勤や家事など、軽く体を動かす機会が多い人は30〜35kcal、力仕事や定期的な運動をしている人は35kcal以上を目安に設定します。 また、高齢者など筋力低下の予防が必要な場合はエネルギー係数を大きめに、肥満により減量が必要な場合はエネルギー係数は小さめに設定します。 「自分の年齢」と「日常の活動量」「肥満の有無」によりエネルギー量を調整することが、長期的な血糖コントロールにつながります。 目安値はあくまで一般的なものですので、実際の食事量は主治医や管理栄養士の指導のもとで調整しましょう。 簡単な計算方法と活用例 1日の適正エネルギー量は、計算式「目標体重×エネルギー係数」より算出されますが、もっと簡単に知りたいという要望もあります。 おおまかにエネルギー量を求める場合、目標体重ではなく「標準体重」を基準に計算する方法があります。標準体重はBMI値を22として算出します。 標準体重(kg)=身長(m)×身長(m)×22(kg/m2) この標準体重にエネルギー係数(25〜30kcal/kgなど)を掛けると、1日の摂取エネルギーの目安を求められます。 【たとえば身長160cm、デスクワーク中心の45歳女性の場合】 標準体重 : 1.6(m)×1.6(m)×22=56.3kg エネルギー係数:デスクワーク中心で「軽い身体活動量」に該当するため、エネルギー係数は25~30 kcal/kgです。ここでは中間的な値である28 kcal/kgを選択します。 1日の摂取エネルギー量:56.3(kg)×28(kcal/kg)=1576.4kcal この計算結果から、この方の1日の摂取エネルギー量の目安は約1600 kcalとなります。 なお、標準体重とは、統計的に「最も病気にかかりにくいとされる健康的な体重」のことで、実際の体型や年齢、筋肉量とは異なる場合があります。 そのため近年では、個々の健康状態や減量目標に応じた「目標体重」を基準にしています。 食事のエネルギー量を把握するには 算出した「1日の適正エネルギー量」は目安であり、実際にどのくらい食べているかエネルギー摂取量の把握が大切です。 しかし、すべての食品のカロリーを計算するのは現実として難しいでしょう。そこで役立つのが、「食品交換表」です。 食品交換表は、普段食べている食品を似たような栄養ごとにグループ分けし、同じグループ内で食品を交換できるようにしたツールです。 グループ内で食品を交換することで、適正なエネルギー量・栄養バランスの良い食事が摂れます。 毎日の食事をバランスよく組み立てながら、無理なくエネルギー量を管理できるようになります。(文献2) 食品交換表を活用する 糖尿病の食事療法で使われている「食品交換表」は、主食・主菜・副菜などを1単位=80kcalとして置き換えて考えるツールです。 たとえば、ご飯・パン・いも類などは同じ「炭水化物グループ」として扱い、どれを選んでも同じエネルギー量になるように調整できます。 食品交換表を使うと、献立全体のカロリーバランスを簡単に計算できるので、「ご飯を減らしてその分おかずを増やす」といった調整がしやすくなります。 書籍で販売している他、インターネットでも確認できます。農林水産省では「食事バランスガイド」として簡易版が公開されていますので、ご参照ください。(文献3) 詳しい使い方については、糖尿病専門医や管理栄養士に相談すると良いでしょう。 無理に食事を我慢するより、食品を上手に入れ替えて満足感を得るのが長く続けるコツです。 外食・コンビニでのエネルギー管理のコツ 外食やコンビニで弁当を買う際には、エネルギー表示をチェックしましょう。 最近はファミリーレストランやファストフード店などでも、メニューや公式サイトにカロリー・糖質などの栄養成分が記載されています。 弁当や惣菜を買う際も、ラベルの「エネルギー(kcal)」欄を見れば、1日の適正エネルギー量に占める割合が把握できます。 もし高カロリーな食品を選んだ場合、次の食事で野菜中心にするなどの調整が可能です。 食事の栄養素のうち、血糖値に影響を及ぼすのは炭水化物です。 炭水化物には、食後血糖値を上昇させエネルギーとなる糖質と、ほとんど消化されず血糖値の上昇を抑え、エネルギーにならない食物繊維があります。 糖尿病改善のためには、食物繊維が含まれる食品を多く摂るように心がけましょう。食物繊維の目標は、1日20g以上といわれています。 栄養バランスとメニュー作りのポイント 2型糖尿病の食事療法は、エネルギー量と各栄養素をバランスよく摂ることで、「血糖コントロール」を良好に保ちます。また、1回の食事中の糖質量が多いと食後高血糖を引き起こす可能性があるため、1日の食事をなるべく均等に3回に分けて食べるようにしましょう。 同じカロリーでも、栄養素の組み合わせによって血糖値の上がり方は変わります。 糖質・たんぱく質・脂質といった三大栄養素のバランスを整え、ビタミンや食物繊維を十分に摂ると血糖コントロールが安定します。 次に、三大栄養素の理想的なバランスと、血糖を穏やかに保つ食事の工夫を紹介します。 三大栄養素(糖質・たんぱく質・脂質)のバランス 血糖コントロール安定のためには、エネルギーのもととなる三大栄養素(糖質・たんぱく質・脂質)の割合が大切です。 バランスの良い栄養摂取量は、次の通りです。(文献1) 炭水化物:摂取エネルギーの40~60% たんぱく質:摂取エネルギーの20%まで 脂質:残り 炭水化物(糖質)の摂りすぎは食後血糖値の上昇を招く一方で、極端に減らすとエネルギー不足や筋肉量の減少につながるおそれがあります。 ご飯やパンなどの主食を適量にし、肉・魚・大豆製品などのたんぱく質をバランスよく取り入れましょう。 野菜・食物繊維を増やして血糖をコントロール 糖尿病改善のためには、食物繊維が含まれる食品を多く摂るように心がけましょう。 野菜やきのこ、海藻に多く含まれる「食物繊維」には、糖の吸収をゆるやかにして食後血糖値の上昇を防ぐ働きがあります。 食物繊維の摂取目標は、1日20g以上といわれています。 食物繊維を多く含む食品には、野菜(とくに根菜類)、海藻、キノコ、大豆、果物(糖質も多いので食べ過ぎに注意が必要)が挙げられるので、日々の食事に取り入れてみましょう。 また、血糖値が上がり過ぎないための食べ方を工夫できます。具体的な方法は、次のとおりです。 ゆっくり時間をかけて食べる よく噛んで食べる 野菜を先に食べる 糖尿病治療に「再生医療」という選択肢 糖尿病治療において食事療法は基本ですが、食事療法だけでは不十分なケースもあります。 そのような場合に、新しい治療法も視野に入れると選択肢が広がります。近年では再生医療による治療も注目されています。 再生医療では、ご自身の脂肪から培養した幹細胞を投与し、膵臓や血管の再生・修復を目指します。 当院「リペアセルクリニック」で行っている再生医療については、以下の症例をご覧ください。 また、再生医療を提供する当院では、メール相談、オンラインカウンセリングを承っております。 糖尿病に関する再生医療の治療内容について詳しく知りたい方は、お気軽にお問い合わせください。 糖尿病の食事を楽しみながらエネルギーを管理しよう 糖尿病が悪化すると全身にさまざまな合併症が生じます。しかし、食事療法を始めとする糖尿病治療を適切に行うことにより、合併症や動脈硬化の発症や悪化が防げます。 食事は毎日の生活で欠かせないものです。急激な食事制限は、ストレスにより長続きしないだけではなく、かえって症状が悪化する恐れがあります。 現在糖尿病を患っている人は、主治医や管理栄養士、糖尿病療養指導士と相談しながら、継続しやすい食事療法を進めていきましょう。 糖尿病の食事治療に関するよくある質問 糖尿病の食事療法に関するガイドラインはありますか? 糖尿病の食事療法については、日本糖尿病学会が作成した「糖尿病治療ガイドライン 2024」が公開されています。(文献4) ガイドラインでは、血糖コントロールのための食事療法やエネルギー摂取量・炭水化物の制限などの考え方が示されています。 糖尿病の食事療法は「エネルギー管理」と「栄養バランス」を両立させることが重要とされています。 食事内容を見直す際は、ガイドラインを参考にしつつ、主治医や管理栄養士の指導を受けると安心です。 糖尿病の食事指導に関するパンフレットはありますか? 農林水産省や日本糖尿病学会などが、患者さん向けのわかりやすい資料やパンフレットを公開しています。 農林水産省「食事バランスガイド」 一般社団法人日本糖尿病学会「日本糖尿病学会がすすめる健康食スタートブック」 これらは公式サイトから無料で閲覧・ダウンロードできます。日々の食事管理に役立ててください。 また、病院やクリニックなど施設によってはパンフレットなどを用意しているところもあるので、相談してみると良いでしょう。 参考文献 (文献1) 日本糖尿病学会がすすめる健康食スタートブック|一般社団法人日本糖尿病学会 (文献2) 糖尿病の食事|厚生労働省 (文献3) 食事バランスガイド|農林水産省 (文献4) 糖尿病治療ガイドライン 2024|一般社団法人日本糖尿病学会
2021.12.16







