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脊髄損傷は歩けるようになる?レベル別の症状や治療法を現役医師が解説
「脊髄損傷でも歩ける可能性はある?」
「脊髄損傷で治療を受けていれば歩ける?」
脊髄損傷を発症した方の中には、上記のように今後歩けるようになるのか疑問や不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。
本記事では、脊髄損傷で歩けるようになる可能性や、歩行に向けた治療法について詳しく解説します。
脊髄損傷についてお悩みの方は、ぜひ最後までご覧ください。
なお、脊髄損傷から歩ける可能性を少しでも高めたい方は、「再生医療」による治療をご検討ください。
\脊髄損傷の改善を目指す「再生医療」とは/
再生医療は、患者さまの細胞や血液を用いて、損傷した神経や組織の再生・修復を促すことで、「脊髄損傷」の改善を目指す治療法です。
【こんな方は再生医療をご検討ください】
- 手足の麻痺やしびれを少しでも早く治したい
- 将来歩けるようになる可能性を少しでも高めたい
- 治療やリハビリを続けているが、期待した効果が得られない
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目次
【結論】脊髄損傷でも歩ける可能性はある
結論からお伝えすると、脊髄損傷になっても歩ける可能性はあります。
人間が歩行するには、筋肉がリズミカルに動かなくてはなりません。脊髄が損傷すると、全身の筋肉が協調的に動かなくなってしまいます。
対して、歩行に関するリハビリテーションを続けると、麻痺した筋肉の機能が部分的に回復する可能性があります。
軽度の麻痺であれば、適切なリハビリテーションにより歩行機能の回復が期待できるのです。
脊髄損傷と歩行の関係性
脊髄損傷で歩行を再開するには、脊髄損傷の程度により異なります。なかでも、脊髄損傷には、完全損傷と不完全損傷があります。
ここでは、脊髄損傷と歩行の可能性を詳しく見ていきましょう。
完全損傷|歩ける可能性は極めて低い
脊髄損傷のなかでも完全損傷は、脊髄の機能が完全に失われ、歩ける可能性は極めて低い状態を指します。
脳からの命令が届かないだけでなく、脳へ命令を送ることもできなくなります。
そのため、感覚知覚機能も失われるのが完全損傷の特徴です。
しかし、感覚知覚機能が失われるからといって、痛みを全く感じなくなるわけではありません。
怪我をした部位より下の麻痺した部分には、痛みや異常な感覚を覚えます。
不完全損傷|歩ける可能性がある
不完全損傷とは、脊髄の一部の機能が損傷した状態であり、適切な治療やリハビリテーションの継続によって歩ける可能性があります。
感覚知覚機能が残った重度の方もいれば、軽度の運動機能が残った状態の方もおり、症状は人によって異なります。
受傷してから6カ月以内に適切なリハビリや治療を受ければ、将来的に歩行機能の回復が見込まれるケースもあるため、できるだけ早めに対処することが重要です。
なお、近年の治療では、自己細胞や血液を用いた「再生医療」によって、歩行機能の改善が期待されています。
「手足の麻痺やしびれを少しでも早く治したい」「将来歩けるようになる可能性を少しでも高めたい」という方は、当院リペアセルクリニックにご相談ください。
以下の記事では、頚髄の中心部分の損傷による「中心性脊髄損傷」について解説していますので、併せて参考にしてください。
脊髄損傷のレベル別の症状
脊髄損傷はレベル分けがされており、レベルによって症状が異なります。ここでは、脊髄損傷のレベル別の症状を紹介します。
頚髄損傷(C1-C8)
頚髄損傷は、脊髄損傷のなかで最も深刻な症状を引き起こします。C1からC8までレベルがあり、各レベルによって引き起こされる症状は異なります。
|
レベル |
症状 |
|---|---|
|
C1〜C4 |
・呼吸機能に障害が出る ・全身麻痺に加え、話したり首から下の動きだったりが制限される |
|
C5 |
・肩と肘の動きは可能だが、手首以外の動きは制限される ・自力での食事は不可能 |
|
C6 |
・手首の伸展は可能 ・精密な手首の伸展は不可能なものの、日常生活の多くで介助が必要 |
|
C7 |
・肘の伸展が可能になり、多くの自立が可能 ・精密な動きはできないため、日常タスクの一部で介助が必要 |
|
C8 |
・手足の一部の動きが可能 ・食事や筆記などが可能になるが、一部は支援が必要 |
多くのレベルで日常生活の制限を受けるため、介助や支援が必要になります。またリハビリテーションには、個々のニーズに合わせたアプローチが必要不可欠です
胸髄損傷(T1-T12)
胸髄損傷は、胸部にある脊髄が損傷する状態を指します。体幹や下肢の機能に影響を与え、レベルごとの症状は以下の通りです。
|
レベル |
症状 |
|---|---|
|
T1-T6 |
・上半身の筋力が低下する ・体幹の制御が困難になり、座位を保つのが難しくなる ・長時間座位を維持するには、サポートが必要 |
|
T7-T12 |
・体幹機能が損なわれ、立位や歩行が困難になる ・車椅子を使用した生活が一般的 |
胸髄損傷は、リハビリテーションを行い、できるだけ患者が自立した生活を送れるようサポートをします。家族や専門家のサポートが必要不可欠です。
腰髄損傷(L1-S5)
腰髄損傷(仙髄損傷)は、主に下半身に影響をもたらします。レベルごとの症状を見ていきましょう。
|
レベル |
症状 |
|---|---|
|
L1-L2 |
・腰から下の機能が失われ、歩行困難になる ・下半身に痛みやしびれが生じる可能性もある |
|
L3-L5 |
・足首の運動に制限がかかるものの、膝の制御が部分的に可能 ・リハビリテーションが必要だが、装具を用いた歩行が可能になるケースもある |
|
S1-S5 |
・膀胱と直腸の機能に影響を与え、排泄管理が必要 ・足の裏や会陰部の感覚障害がみられる可能性もある |
リハビリテーションをして、機能回復や生活の質の向上を目指します。
歩けるようになるまでのステップ|脊髄損傷の治療法
脊髄損傷で歩けるようになるには、適切な治療を受けなくてはなりません。適切な治療は、急性期と慢性期によって異なります。
急性期では、脊髄を固定したり、生命維持を優先したりするのが一般的です。一方で、慢性期では症状の程度に応じて、長期的な視点を持ち治療を進めます。それぞれの主な治療法は、以下の通りです。
|
急性期 |
慢性期 |
|---|---|
|
・ギプスや装具固定 ・ステロイド治療 |
・リハビリテーション ・抗生物質の投与 ・ビタミン剤の投与 ・放射線治療 ・外科手術 |
脊髄損傷の治療法について詳しく知りたい方は、以下記事もご覧ください。
脊髄損傷で歩けるようになるには再生医療も選択肢の一つ
脊髄損傷を治療し、将来的に歩行機能を取り戻すには、従来のステロイド治療や放射線治療だけでなく、「再生医療」も選択肢に挙げられます。
再生医療による脊髄損傷の治療では、骨髄由来または脂肪由来の幹細胞を使用し、損傷した脊髄(中枢神経)の再生・修復を促すアプローチを行います。
以下のような方は、ぜひ再生医療をご検討ください。
- 手足の麻痺やしびれを少しでも早く治したい
- 将来歩けるようになる可能性を少しでも高めたい
- 治療やリハビリを続けているが、期待した効果が得られない
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脊髄損傷と歩行の関係性を知って治療に挑もう
脊髄損傷は、損傷の程度によっては歩けるようになる可能性があります。
受傷後に歩けるようになるには、適切なリハビリテーションや治療を受けることが大切です。
また慢性期の治療法は、放射線治療や外科手術があげられますが、近年では自己細胞を用いた「再生医療」も選択肢の一つとしてご検討ください。
再生医療は、患者さまの細胞や血液を用いて、損傷した脊髄(中枢神経)の再生・修復を促すアプローチを行います。
実際に再生医療によって、脊髄損傷による痛みや歩行機能が改善した症例があります。
>>再生医療によって脊髄損傷の後遺症が改善した症例(50代女性)はこちら
「歩行機能を少しでも改善したい」「再生医療について詳しく知りたい」という方は、ぜひ当院リペアセルクリニックにご相談ください。


















