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足裏のつぼが痛い理由とは?症状別に効く場所と正しい押し方を解説
長時間の立ち仕事やデスクワークで足が重だるく感じることはありませんか?
足裏には全身の臓器や器官につながる反射区が集中しているという考え方があり、特定の場所を押して痛みを感じる場合は、対応する体の部位に不調があるサインだといわれることがあります。
特別な道具がなくても、自分の手で手軽に始められるのが足つぼマッサージの魅力ですが、間違ったやり方だと逆効果になる恐れがあるため注意が必要です。
そこで本記事では、足裏の主な反射区や代表的なつぼの位置、効果的なマッサージ方法と注意点をわかりやすく解説します。
なお、本記事で紹介する足つぼ・反射区の効果は、リフレクソロジーの考え方に基づくものであり、医学的な治療効果を保証するものではありません。症状が続く場合や気になる不調がある場合は、医療機関を受診してください。
なお、当院「リペアセルクリニック」の公式LINEでは、さまざまな病気の治療にも用いられている再生医療に関する情報の提供と簡易オンライン診断を実施しています。気になる症状があれば、ぜひご活用ください。
目次
足裏のつぼを押すとなぜ痛いのか
足裏のつぼを押すと痛いのは、多くの場合、体のどこかに不調があるサインと考えられています。
足の裏は「第2の心臓」ともいわれるように、約60〜70の反射区(つぼ)があり、胃や腸、頭などさまざまな臓器・器官とつながっているとされているのです。
体のどこかが不調になったり、足そのものに疲労がたまったり、老廃物が蓄積したりすると、その反射区が硬くなったりカサカサしたりして、押したときに強い痛みとして感じやすくなります。
以下で、さらに詳しく解説していきましょう。
足裏は心臓から遠いところにあり、血流が停滞しやすい
足には、歩行の際に血液を心臓へ押し戻すポンプのような働きがあります。
「第2の心臓」とも呼ばれている理由でもありますが、靴の中は圧迫されやすく、筋肉がこわばりやすい環境である点に留意しておきましょう。
筋肉のこわばりが続くと血流が停滞し、血行不良によってむくみや冷えが生じやすくなる恐れがあります。
血行不良を防ぐには、足裏をマッサージして血流を促すことが有効です。
血行が良くなると足だけでなく全身にも好影響を与え、リラックス効果や疲労回復にもつながります。
足裏には「反射区」が集中している
反射区とは、リフレクソロジーにおいて内臓や器官と関連があるとされる領域のことで、とくに足裏に集中しています。
「リフレクソロジー(反射療法)」では、特定の反射区を刺激することで、対応する臓器や器官の調子を整える効果があると考えられています。
つぼが体全体に点在しているのに対し、反射区は足裏を中心に甲やかかとにも存在しているのが特徴です。
たとえば、土踏まず周辺には胃や腸、すい臓などの消化器系、足指の周りには目や頭部の反射区があります。
これらの反射区を意識して足裏をマッサージすることで、特定部位の血行促進や心身のリラックスに役立つとされているのです。
足裏にある主なつぼの種類
ここでは、足裏にある主なつぼの種類をご紹介します。
胃腸のトラブルにも効果「裏内庭(うらないてい)」
裏内庭(うらないてい)は、胃腸の不調に働きかける足裏のつぼです。
足裏の人差し指を折り曲げたときに、指の腹が触れる位置にあります。
食べ過ぎや胃もたれ、胃腸の調子を整えるつぼなので、腹部の違和感を感じたときに押して刺激を与えてみましょう。
自律神経を整える「湧泉(ゆうせん)」
湧泉(ゆうせん)は、足裏の中央寄り、土踏まずよりやや指側に位置するつぼです。
全身の血行促進や自律神経のバランスを整える作用があるとされ、「生命の源」とも呼ばれています。
肩こり、冷え性、ストレスに起因する不調の緩和に対応し、夕方の疲れが強いときや緊張状態が続いた後に押すと効果的です。
むくみの解消に効果「足心(あししん)」
足心(あししん)は、足裏全体のほぼ中央に位置するつぼです。
むくみ対策に用いられる代表的な経穴で、刺激すると腎臓の働きが活発になり、体内の余分な水分や老廃物の排出を促しやすくなるとされています。
立ち仕事のあとや長時間の座位で足がパンパンに感じるときに足心を中心にマッサージすると、足の軽さやリラックス感を得やすくなるとされているので、試してみましょう。
不眠改善に効果「失眠(しつみん)」
失眠(しつみん)は、寝つきの悪さや眠りの浅さに対応する足裏・かかと付近のつぼです。
かかとの中央周辺に位置しており、睡眠トラブルのセルフケアに役立つつぼとして知られています。
かかとを中心にまんべんなく刺激することで、ホルモンバランスの乱れによる不調の緩和やリラックス効果が期待されます。
土踏まずや足指のマッサージと組み合わせると全身の血流が良くなるため、寝る前のセルフケアとして心と体を落ち着かせる習慣に取り入れやすいつぼです。
【症状別】押すと効果が期待できる足裏のつぼ
ここでは、症状別に押すと効果が期待できる足裏のつぼをご紹介します。気になる症状があれば、ぜひ実践してみてください。
頭痛や頭が重いとき
頭痛や頭が重いときは、足の親指の腹を押すと症状の緩和が期待できるとされています。
両足の親指の腹全体が頭や脳とつながる足つぼとされているため、頭の不調にアプローチしやすいといわれているのです。
頭痛があるときや頭をすっきりさせたい場面では、両足の親指の腹を集中的に押してみましょう。
目が疲れているとき
目の疲れが気になるときは、足の人差し指と中指の間あたりにある足つぼを刺激すると、疲れ目の緩和が期待できるとされています。
目とつながる足つぼであり、右足は左目、左足は右目に対応するとされ、PCやスマホを長時間見続けて目が疲れたと感じたときに少し強めに押してみてください。
蓄膿や副鼻腔炎でつらいとき
蓄膿や副鼻腔炎など鼻の不調でつらいときは、足の指先を押すことで症状の緩和が期待できるとされています。
すべての足の指先には副鼻腔につながる足つぼがあり、鼻の奥にある空洞(副鼻腔)と関連しているといわれているのです。
アレルギー症状や蓄膿、副鼻腔炎で悩んでいるなら、足の指先を1本ずつ「痛気持ちいい」強さで押してみましょう。
呼吸が浅い・息苦しいとき
呼吸が浅い、息苦しいと感じるときは、土踏まずの上あたりにある「肺・気管支」につながる足つぼを押すのが有効とされています。
土踏まずの上を指の腹でゆっくり押すと、肺・気管支の不調を和らげ、息苦しさや浅い呼吸の改善が期待できるので試してください。
胃の調子が悪いとき
胃の不調が気になるときは、土踏まずのあたりにある胃につながる足つぼを刺激すると良いとされています。
土踏まずを押して強い痛みを感じる場合、胃が不調であるケースも少なくありません。
胃の調子が悪いと感じたときに押してみましょう。
膀胱に不調があるとき
膀胱の不調がある場合は、土踏まずの内側あたりにある膀胱につながる足つぼを押すと有効とされています。
尿のキレが良くない、膀胱に違和感があるといった自覚がある場合に、この部分を押しほぐしてみましょう。
腸の調子を整えたいとき
便秘や下痢などで腸の調子を整えたいときは、土踏まずの下あたりにある腸につながる足つぼを押すと良いとされています。
土踏まずの下側を親指でゆっくり押していき、痛みを感じる部分を「痛気持ちいい」強さで揉みほぐしてみましょう。
心臓の働きをサポートしたいとき
心臓の働きをサポートしたいときは、足裏の心臓につながる足つぼを軽く刺激する方法を試してみてください。
心臓の足つぼは足裏の前方寄りに位置するとされ、やさしく押すことで血行を促し、心臓まわりの負担を和らげる効果が期待できます。
ただし、強い胸の痛みや息切れなどの症状がある場合は、足つぼだけに頼らず、早めに医療機関へ相談することが重要です。
ストレスが溜まっているとき
ストレスが溜まっているときは、土踏まずの上あたりにある自律神経につながる足つぼを押してみましょう。
土踏まずの上部を指の腹で押すと、自律神経の乱れを整える働きが期待できるとされています。
また、足の親指全体をマッサージすると、精神面にもプラスの効果があるとされているので、試してみてください。
生理痛・生理不順で悩んでいる
生理痛や生理不順で悩んでいるときは、かかと周辺をまんべんなく刺激する足つぼケアがおすすめです。
かかとには生理痛・生理不順と関連のある足つぼがあり、かかと全体を押していくことで、生理痛や生理周期の乱れなど月経に関する症状の緩和が期待できます。
足裏のつぼ押しの正しいやり方
足裏のつぼ押しは、痛気持ちいい強さで押すのが基本です。
ちょっと痛いけれど気持ちいい程度の圧で押しましょう。以下では、代表的な足裏のつぼ押しのやり方を解説します。
土踏まずのマッサージ
土踏まずをマッサージすると、消化器の反射区を刺激してリラックス効果が得られるとされています。
土踏まずには胃や腸、すい臓などの反射区が集まっています。
マッサージすることで消化器周辺の血行が促進され、副交感神経が優位になることでリラックスしやすくなるとされているのです。以下の手順でつぼを押しましょう。
1.床に座り、あぐらの姿勢で片足を引き寄せる
2.手をグーにして、人差し指〜小指の第二関節で土踏まず全体を刺激し、指先側からかかと方向へ掘るように押しながら動かす
3.土踏まずがやわらかくなってきたら、両手の親指の腹でじっくり押す
4.とくに気持ちよく感じる部分を中心に、ゆっくり丁寧に刺激する
胃・腸・すい臓の反射区を意識してマッサージすると、内臓の活性化やストレス緩和にもつながる効果が期待できるため、毎日のセルフケアとして取り入れてみましょう。
足指のマッサージ
足指のマッサージは、目や頭の疲れを和らげるセルフケアとして有効とされています。
足指の関節や付け根、指の間には目・耳・頭部・脳下垂体などの反射区が集まっているので、頭や目の疲労感をすっきりさせたいときに押してみましょう。
基本的なマッサージの手順は以下のとおりです。
1.5本の足指を1本ずつつまみ、凝り固まった関節を和らげるように丁寧に回す
2.足指全体を反らせ、指の付け根から開くように伸ばして硬さをほぐす
3.指の腹で足指の付け根や指の間にある反射区を意識しながら、やさしく刺激する
4.仕上げに、足指の腹や側面を1本ずつもむ・軽く引っ張るなどをリズミカルに行い、血行を促進する
足指まわりがやわらかくなると血流が良くなり、足の軽さや全身のリフレッシュ感にもつながります。仕事終わりや就寝前の習慣として、取り入れてみましょう。
足裏のつぼ押しをやりすぎるとどうなる?
足裏のつぼ押しはリラクゼーションや不調のケアに効果的ですが、やりすぎには注意が必要です。
痛気持ちいい程度の刺激が目安であり、過度な力や長時間の刺激はあざ・炎症・揉み返しの原因になりかねません。
また、以下に該当している方は足裏のつぼ押しは控えてください。
- 食後すぐ飲酒後
- 妊娠中
- 足に傷・炎症・感染症がある
- 血栓症の既往がある
- 重度の糖尿病で足の感覚が低下している
体調が不安定なときは控えるほか、マッサージ後に頭痛・だるさ・痛みなどが強く出たときは、無理に続けず早めに医療機関を受診しましょう。
まとめ|正しいやり方で足裏のつぼをマッサージしよう
足裏のつぼ押しは、リフレクソロジーの考え方に基づくリラクゼーション法のひとつです。
血行促進や日々のセルフケアとして取り入れる方も多いですが、やり方を誤ると逆効果になる場合があります。
「痛気持ちいい」と感じる程度の力加減を意識し、1か所あたり数秒〜数分以内を目安にやり過ぎないように行いましょう。
また、体調が優れないときや飲酒後・妊娠中などは避けるなど、正しい知識をもって無理のない範囲で続けることが大切です。
なお、身体の不調や痛みなど気になる症状があれば、重大な疾患にかかっている恐れもあるため、早めに医療機関を受診しましょう。
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