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【医師監修】大腸ポリープの予防にヨーグルトは効果ある?期待できる作用と注意点を解説

大腸ポリープ 予防 ヨーグルト
公開日: 2026.01.31

「大腸ポリープの予防にヨーグルトが効くのかを知りたい」

「ヨーグルトに期待できる作用を知りたい」

大腸ポリープを指摘され、食事で予防できないかと考える方は少なくありません。腸に良いとされるヨーグルトについても、どれを選べば良いか、毎日どの程度摂れば良いか、糖分や脂質は大丈夫かと迷うのは自然なことです。

ヨーグルトは腸内細菌のバランスを整える上で役立つ可能性がある食品で、食生活改善の補助として有用です。

一方で、ヨーグルトだけで大腸ポリープを予防できるとは言い切れません。再発予防の基本は、体重管理・運動・飲酒や喫煙の見直しを含む生活習慣全体の改善に加え、定期的な大腸内視鏡検査で早期に発見・切除することです。

本記事では、現役医師が大腸ポリープの予防にヨーグルトは効果があるのかについて詳しく解説します。記事の最後には、よくある質問をまとめていますので、ぜひ最後までご覧ください。

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目次

大腸ポリープ予防に期待できるヨーグルトの効果

ヨーグルトの効果 詳細
腸内環境を整え便通を改善する作用 善玉菌の補給による腸内環境の改善、便通の安定化
カルシウムなど栄養素による大腸がんリスク低下の可能性 カルシウム摂取による腸粘膜刺激の軽減、リスク低下の可能性
健康的な食習慣への入口として活用できる 間食の置き換えによる食習慣改善、継続しやすい健康習慣の導入

ヨーグルトは大腸ポリープ予防の主役ではありませんが、腸内環境を整える補助として役立つ可能性があります。乳酸菌やビフィズス菌を含む発酵乳は、腸内細菌のバランスに働きかけ、便のかたさや回数の乱れを整えるきっかけになります。

便秘が続くと腸内に便が長くとどまりやすく、腸への負担が増えるため生活習慣の見直しが必要です。加えて、ヨーグルトはカルシウムやたんぱく質の摂取源にもなり、食事全体の質を上げる助けになります。

腸内環境を整え便通を改善する作用

ヨーグルトに含まれる乳酸菌(ビフィズス菌、L.カゼイ菌など)は腸内で善玉菌が増えやすい環境をつくり、腸内のpH(水素イオン濃度)を下げることで、菌のバランスを整える働きが期待されます。

これにより悪玉菌(クロストリジウムなど)の増加が抑えられ、腐敗産物や発がん性物質の産生が減る可能性があります。

便通が整って便の滞留が減ると、大腸粘膜が有害物質に触れる時間を短くできる可能性があるため、ヨーグルトは腸内環境を整える補助策として大腸ポリープ予防に期待できるでしょう。

カルシウムなど栄養素による大腸がんリスク低下の可能性

ヨーグルトに含まれるカルシウムは、腸内で胆汁酸や脂肪酸などと結合し、粘膜への刺激となり得る物質を減らす働きが期待されます。

その結果、大腸上皮細胞の過剰な増殖が起こりにくくなり、ポリープ形成の初期段階を抑える可能性があります。また、発酵により生じる共役リノール酸(CLA)などの乳脂肪酸には、腸粘膜の炎症を和らげる作用が示唆されています。

さらに、カルシウムはビタミンDと関わり、吸収や利用が高まる点も特徴です。これらはあくまで補助的な要素であり、生活習慣の改善と定期的な内視鏡検査が基本となります。

健康的な食習慣への入口として活用できる

ヨーグルトの効果 詳細
ポリープが大きくなりにくい可能性 ヨーグルトに含まれる成分(ラクトフェリン)で、ポリープの増大が抑えられた報告
身体の防御機能(免疫)を支える可能性 免疫の働きに関わる反応が高まった可能性の報告
ヨーグルトだけで効果が出るとは限らない 研究では成分の錠剤を使用しており、ヨーグルトの摂取量では差が出にくい場合
予防の基本は生活習慣全体の見直し 食事全体の改善・運動・体重管理・定期検査が基本で、ヨーグルトは補助的な位置づけ

文献1

ヨーグルトを朝食や間食に取り入れると、甘い菓子や脂質の多い食品の置き換えになりやすく、果物や全粒穀物なども組み合わせやすくなります。

手軽で続けやすいため、食生活を整える入口として活用でき、生活習慣全体の改善につながる利点があります。

一方で注意点として、ヨーグルトを食べても生活習慣の土台が崩れていると効果は限定的です。

予防の本筋は、食事全体(食物繊維を増やし、加工肉・飲酒を減らす)、運動、体重管理、検査であり、ヨーグルトはあくまで改善を始めるきっかけや補助として位置づけることが大切です。

大腸ポリープを予防するヨーグルトの選び方

ヨーグルトの選び方 詳細
無糖・脂質量・カルシウムなど「成分」で選ぶ 砂糖不使用(無糖)タイプの選択、脂質やカロリーの確認、カルシウム量が多い製品の優先
乳酸菌・ビフィズス菌など「菌の種類」で選ぶ 乳酸菌やビフィズス菌入り製品の選択、機能性表示食品など菌種が明記された商品の活用
継続しやすいヨーグルトを選ぶ 毎日無理なく続けられる味・価格・量の製品選択、食事に取り入れやすい形状(カップ・ドリンク等)の活用

ヨーグルトは成分、菌、続けやすさで選ぶのが大切です。基本は無糖タイプで、加糖は砂糖量が増えやすく習慣化するとカロリー過多につながります。

脂質は食事全体で調整できれば低脂肪にこだわる必要はなく、カルシウムやたんぱく質量は栄養表示で確認しましょう。

菌は個人差があるため、便通など体調の変化で合うものを選び、価格や味も含め無理なく継続できる製品が適しています。

無糖・脂質量・カルシウムなど「成分」で選ぶ

ヨーグルトは成分を意識して選ぶことが大切です。加糖タイプは砂糖が加えられている商品が多く、間食として続けると糖分・カロリーが増え、体重増加につながる可能性があります。

脂質は濃厚なほど多くなりやすいため、体重が気になる方や脂質制限が必要な方は低脂肪・無脂肪も選択肢です。

また、乳製品の摂取は大腸がんリスク低下と関連する報告があり、その中心はカルシウムの作用と考えられています。(文献2

ただし、ヨーグルトはあくまで生活習慣改善の一部であり、飲酒や加工肉の過剰摂取、運動不足がある場合は効果が限定的です。

乳酸菌・ビフィズス菌など「菌の種類」で選ぶ

ヨーグルトを選ぶ際は、菌の種類に注目することが大切です。乳酸菌やビフィズス菌は一括りではなく、菌種・菌株によって期待できる働きが異なります。

大腸ポリープ予防におけるヨーグルトは主役ではないものの、腸内環境の維持(便通の安定)は土台になります。

実際に、乳酸菌やビフィズス菌を含む製品が、便秘傾向の成人で排便回数を増やし、腸管通過時間を短縮したとするメタ解析があります。文献3

一方で、菌によって効きやすい人と効きにくい人が出る、相性の差がある点も重要です。腸内細菌のタイプや食事内容、便通傾向によって反応は変わるため、自分に合う菌を見つける視点が必要です。(文献4

継続しやすいヨーグルトを選ぶ

ヨーグルトは続けられるものを選ぶことが大切です。大腸ポリープの予防はヨーグルトだけで決まるものではなく、食事・運動・体重管理など日々の生活習慣の積み重ねが基本です。

腸に良い習慣として無理なく続けられる形で取り入れることに意味があるため、味が合わない、価格が高い、準備が面倒といった理由で続かなければ、効果は期待しにくくなるでしょう。

無糖ヨーグルトを間食の菓子類の代わりにする、朝食に加えて欠食を減らすなど、食生活を整えるきっかけにもなります。

酸味の好みや食べ方、お腹との相性(乳糖不耐など)も踏まえ、自分に合う商品を選びましょう。

大腸ポリープを予防するためのヨーグルトの食べ方

ヨーグルトの食べ方 詳細
無糖ヨーグルトを毎日続けやすい量で取り入れる 無糖タイプの選択、毎日続けられる量の習慣化、間食の置き換えとしての活用
食物繊維と組み合わせて腸内環境を整える 果物・オートミール・きな粉・ナッツ等の組み合わせ、食物繊維摂取による便通の安定化、腸内環境のサポート
体質に合わせて調整し生活習慣と検査もセットで考える 乳糖不耐など体質に合わせた調整、下痢・腹部膨満が出る場合の量の見直し、食事・運動・体重管理と定期内視鏡検査の併用

ヨーグルトは毎日少量から始めることが基本です。無糖ヨーグルトを食事に取り入れ、まずは1日100〜200gを目安に、体調に合わせて調整しましょう。

腸内環境を整えるにはヨーグルトだけに頼らず、オートミールや果物、海藻、豆類など食物繊維を組み合わせることが大切です。

乳製品で下痢や腹部不快が出る場合は、量を減らす、別の発酵食品に切り替えるなど無理のない方法を選びましょう。

無糖ヨーグルトを毎日続けやすい量で取り入れる

大腸ポリープ予防を意識してヨーグルトを取り入れるなら、基本は無糖タイプです。加糖ヨーグルトは健康的に見えても糖分(遊離糖)が増えやすく、WHOは遊離糖の摂取を総エネルギーの10%未満(可能なら5%未満)に減らすことを推奨しています。文献5

そのため、糖分の摂りすぎを避けやすい無糖を選ぶのが大切です。また、無糖ヨーグルトは間食の置き換えに使いやすく、食習慣の改善につながります。

食べ過ぎは総摂取カロリー増加につながるため、続けやすい適量を意識しましょう。

さらに、プロバイオティクス(乳酸菌・ビフィズス菌など)を含む食品が、便通の改善(排便回数や腸管通過時間)に一定の効果を示したメタ解析もあり、毎日の継続が腸のコンディション維持に役立つ可能性があります。(文献3

食物繊維と組み合わせて腸内環境を整える

ヨーグルトを腸内環境のために活用するなら、食物繊維と組み合わせることが重要です。食物繊維は消化されず大腸まで届き、善玉菌のエサとなって腸内環境の土台を作ります。

ヨーグルトの乳酸菌・ビフィズス菌を活かすには、腸内で増えやすい環境づくりも欠かせません。便通が整うと腸内の停滞が減り、日常の不快感や排便負担の軽減にもつながります。

WCRFも食物繊維の摂取が大腸がんリスク低下と関連すると整理しています。文献6

ただし、急に増やすとお腹の張りや下痢を招くため、全粒穀物や野菜、豆類から無理なく増やすことが重要です。

なお、ヨーグルトは補助的な位置づけであり、生活習慣の改善と定期検査が基本です。(文献7

体質に合わせて調整し生活習慣と検査もセットで考える

ヨーグルトは腸内環境を整える補助になりますが、腸の反応には個人差があり、合わない食べ方は下痢や腹部不快などにつながることがあります。

乳糖不耐などでお腹がゆるくなる場合は、無理に続けず、量を減らす、別の発酵食品に切り替えるといった調整が必要です。また、予防の中心は生活習慣と検査です。

大腸ポリープ予防は腸内環境だけでは決まらず、国立がん研究センターも禁煙、飲酒を控える、バランスの良い食事、運動、適正体重の維持など生活習慣の重要性を明示しています。文献8

さらに、ポリープは無症状のことも多く、食事だけでは防ぎきれないため、切除歴がある人はとくに内視鏡のフォローアップが欠かせません。(文献9

大腸ポリープ予防のためにヨーグルトを食べるときの注意点

注意点 詳細
ヨーグルトだけでは予防できないことを理解する 予防の基本は生活習慣全体の見直し(食事・運動・体重管理・禁煙・節酒)と定期検査の継続
無糖タイプを選び適量を守る 加糖タイプによる糖分・カロリー増加の回避、食べ過ぎによる体重増加予防
体質に合わない場合は無理に続けない 乳糖不耐などによる下痢・腹部膨満への配慮、量の減量や別の発酵食品への切り替え検討

ヨーグルトは腸内環境を整える補助になりますが、これだけで大腸ポリープを防ぐことはできません。

食事・運動・体重管理・飲酒など生活習慣の改善が基本です。選ぶなら無糖を基本とし、加糖の習慣化や食べ過ぎは糖分・カロリー過多につながるため適量を守りましょう。

乳糖不耐などで不調が出る場合は無理に続けず、別の発酵食品や食物繊維で調整し、定期検査も併せて行うことが大切です。

以下の記事では、大腸ポリープ切除後の注意点についても詳しく解説しています。

ヨーグルトだけでは予防できないことを理解する

ポイント 内容
大腸ポリープの発生は「腸内環境」だけで決まらない 食事・飲酒・運動・体重(肥満)など複数要因の影響
ヨーグルトは「補助」であり単独効果には限界がある 腸内環境サポートとしての位置づけ、予防の決め手になりにくい現実
「食べているから大丈夫」という誤解がリスクになる 飲酒や運動不足、加工肉中心などの見直し不足につながる危険

文献1)(文献8

ヨーグルトは腸内環境を整える助けになりますが、それだけで大腸ポリープを防げるわけではありません。

発生や再発には、食事内容、飲酒、運動、体重など生活習慣が複合的に関わります。「食べているから安心」と考えるより、禁煙や節酒、バランスの良い食事、適度な運動、体重管理を合わせて行うことが大切です。

無糖タイプを選び適量を守る

実践ポイント 目的 具体例 注意点
無糖タイプの選択 糖分過多の回避 無糖ヨーグルトの選択、必要に応じて果物を少量追加 加糖タイプによる糖分上乗せリスク
適量の継続 カロリー過多・体重増加の回避 毎日なら食べ過ぎ回避の習慣化 「腸に良さそう」でも過量摂取による逆効果リスク
目安量の理解 量のイメージ作り 1回100〜200g程度の目安 個別事情による調整余地、厳密な推奨量ではない位置づけ

文献10)(文献11

ヨーグルトは無糖を基本とし、甘味は果物少量で調整する選択が糖分過多の予防に有用とされています。

大腸ポリープは生活習慣の影響が大きい領域のため、食べ過ぎによる体重増加には注意しましょう。

量は乳製品の一般的な提供量を参考に100〜200g程度を目安とし、体格・活動量・他の食事内容に応じた調整が大切です。

体質に合わない場合は無理に続けない

ヨーグルトは腸内環境の改善に役立つ可能性がありますが、腸の反応には体質差があり合う・合わないが分かれます。

合わない状態で無理に続けると、下痢や腹部不快感が続き、かえって生活の質を下げるおそれがあります。

とくに乳糖不耐症がある場合、乳糖を分解する酵素(ラクターゼ)が不足し、乳糖が十分に消化されません。分解されなかった乳糖が大腸へ進むことでガスの発生や下痢、腹部膨満感が起こりやすいと整理されています。文献12

予防は継続が重要なため、合わないと感じたら無理をせず、食事全体の見直しや運動、体重管理など予防の本筋に戻ることが大切です。

【ヨーグルトと併せて取り入れたい】大腸ポリープの予防法

予防法 詳細
食生活を整える 野菜・食物繊維を増やす意識、脂っこい食事や加工肉を控える工夫、飲酒量の調整
運動習慣と体重管理を意識する ウォーキングなどの軽い運動の継続、体重増加を防ぐ意識、無理のない筋トレの併用
定期的な内視鏡検査で早期発見につなげる 定期的な大腸内視鏡の受診、ポリープの早期発見と切除、医師の指示に沿った検査間隔の遵守

ヨーグルトを取り入れる際は、生活習慣の見直しも併せると予防効果を活かしやすくなります。

食生活では野菜・海藻・豆類・きのこなどで食物繊維を増やし、加工肉や揚げ物、甘い飲料は控えめにします。

運動は歩行など軽いもので十分なため、継続と体重管理を意識しましょう。大腸ポリープは無症状のことが多く、定期的な内視鏡検査と組み合わせることが重要です。

食生活を整える

大腸ポリープ(大腸がん)の予防では、ヨーグルトだけに頼らず、食事全体を整えることが土台です。

ヨーグルトは補助であり、腸内環境を整えるには食物繊維をセットで意識することが欠かせません。

食物繊維は大腸まで届き、便通改善や整腸作用をもつと厚生労働省で整理されています。ヨーグルト(プロバイオティクス)を活かすためにも、野菜・海藻・豆類・全粒穀物などを取り入れることが大切です。(文献13

またWCRFは、加工肉が大腸がんリスクを上げる要因として強い根拠で評価され、飲酒もリスク増加に関係すると報告しています。文献6

さらに国立がん研究センター(JPHC研究)でも、食生活パターンと大腸がんリスクの関連が示されており、単品ではなく食事の形(パターン)が重要としています。(文献14

運動習慣と体重管理を意識する

予防法 詳細
有酸素運動 腸の動き(蠕動)の促進、便通の改善、有害物質の腸内滞留時間の短縮
筋力トレーニング 内臓脂肪の減少、基礎代謝の維持、血糖バランスの改善サポート
BMI(体重)管理 肥満の是正、炎症に傾きやすい状態の抑制、生活習慣リスクの低減
運動習慣の継続 食事・検査と組み合わせた予防行動の定着、再発リスクの長期的な抑制支援

文献15)(文献16

運動は腸の動きを促し、便が腸内に長く滞留する状態を減らすことで、大腸への負担を軽くする助けになります。

加えて、筋トレや体重管理は肥満に関連するリスクを下げる要素です。ヨーグルトは腸内環境の補助として活用し、食事改善と定期的な内視鏡検査と併せて継続することが、予防につながります。

以下の記事では、大腸ポリープができやすい人の特徴について詳しく解説しています。

定期的な内視鏡検査で早期発見につなげる

大腸ポリープの予防では、ヨーグルトで腸内環境を整えることに加え、定期的な内視鏡検査で早期発見・切除することが重要です。

ポリープは無症状のまま進行することが多く、検査で直接確認して対応する流れが予防につながります。

とくに40歳以上や家族歴がある場合はポリープができやすく、ヨーグルトだけでは遺伝・加齢要因をカバーできません。

そのため、検査で状態を把握し、結果に応じて食事・運動など生活習慣改善の方向性を調整することで、予防精度を高められます。

ヨーグルトはあくまで補助として位置づけ、検査と組み合わせて継続することが大切です。

大腸ポリープにおけるヨーグルトの効果を把握し適切な予防に講じよう

ヨーグルトは大腸ポリープ予防の補助として、腸内環境を整える習慣づくりに役立ちます。選び方は無糖を基本に、成分表示で糖分・脂質・カルシウムなどを確認し、菌は体質との相性で判断します。

食べ方は毎日少量から始め、食物繊維と組み合わせると続けやすくなるでしょう。一方で、乳製品が合わない人は無理に続けず、別の発酵食品や食物繊維の工夫へ切り替えることが大切です。

大腸ポリープについて不安がある方は、当院「リペアセルクリニック」へご相談ください。

ヨーグルトを含む食事改善は、大腸ポリープの再発予防を考える上で有用な可能性があります。一方で、食事だけでは改善が難しい後遺症や合併症が続く場合には、幹細胞を用いた再生医療を治療選択肢のひとつとして検討できます。

ご質問やご相談は、「LINE」や「メール」、「オンラインカウンセリング」で受け付けておりますので、お気軽にお申し付けください。

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大腸ポリープとヨーグルトに関するよくある質問

ヨーグルトが苦手なのですが代わりとなる食材はありますか?

ヨーグルトが苦手でも、腸内環境を整える方法はほかの食材で十分に補えます。意識したいのは、腸内細菌を支える発酵食品と、腸内細菌のエサになる食物繊維の2点です。

ヨーグルトが苦手な方におすすめの代わりとなる食材は以下を参考にしてみてください。

食品の種類 代表例 詳細
発酵食品(腸内環境のサポート) 納豆、味噌(味噌汁)、ぬか漬け・キムチ、チーズ 善玉菌を補う食習慣、腸内環境のサポート目的
食物繊維が多い食品(腸内細菌のエサ) 野菜・海藻・きのこ、豆類(大豆・ひよこ豆など)、全粒穀物(オートミール・玄米など) 腸内細菌のエサの補給、便通の改善、腸内環境の土台づくり

とくに食物繊維は、大腸の健康維持や便通改善に役立つ要素です。

乳製品にこだわらず、食事全体の改善に加え、必要に応じた内視鏡検査を組み合わせることが予防において大切です。

大腸ポリープの予防以外にヨーグルトで期待できる効果はありますか?

ヨーグルトは大腸ポリープ予防の主役ではありませんが、腸内環境を支える補助として日常の健康管理に役立つ可能性があります。

乳酸菌・ビフィズス菌を含む食品については、メタ解析で排便回数の増加や腸管通過時間の短縮効果が報告されています。文献3

また、食物繊維と組み合わせると取り入れやすく、カルシウム補給や間食の置き換えにも有用です。一方、乳糖不耐などで腹部症状が出る場合は無理に続けず、体質に合う方法を選びましょう。

参考文献

(文献1)

母乳やヨーグルト、大腸ポリープ抑制効果

(文献2)

DAIRY AND CANCER | World Cancer Research Fund

(文献3)

Effects of probiotic-containing products on stool frequency and intestinal transit in constipated adults: systematic review and meta-analysis of randomized controlled trials|NIH National Library of Medicine National Center for Biotechnology Information

(文献4)

Probiotics and prebiotics|World Gastroenterology Organisation Global Guidelines

(文献5)

Reducing free sugars intake in adults to reduce the risk of noncommunicable diseases|World Health Organization

(文献6)

Diet, nutrition, physical activity and colorectal cancer|World Cancer Research Fund International

(文献7)

食物繊維(しょくもつせんい)|厚生労働省

(文献8)

大腸がん(結腸がん・直腸がん)|がん情報サービス

(文献9)

日本消化器病学会 大腸ポリープ診療ガイドライン 2020(改訂第 2 版)|日本消化器病学会

(文献10)

Consumption of Dairy Products and Colorectal Cancer in the European Prospective Investigation into Cancer and Nutrition (EPIC) |NIH National Library of Medicine National Center for Biotechnology Information

(文献11)

生活習慣病予防その他の健康増進を目的として提供する食事の普及に係る実施の手引|平成27年9月厚生労働省健康局

(文献12)

乳糖不耐症|MSDマニュアル家庭版

(文献13)

食物繊維の必要性と健康|厚生労働省

(文献14)

食生活パターンと大腸がんとの関連について |国立研究開発法人 国立がん研究センター がん対策研究所 予防関連プロジェクト

(文献15)

身体活動量と大腸がん罹患との関連について |国立研究開発法人 国立がん研究センター がん対策研究所 予防関連プロジェクト

(文献16)

肥満指数(BMI)と大腸がんリスク | 国立研究開発法人 国立がん研究センター がん対策研究所 予防関連プロジェクト