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肝硬変の食事で気をつけることは?食べてはいけないものやおすすめ献立を医師が解説

肝硬変と診断を受けてから、どのような食事をとったら良いのかお悩みではないでしょうか。
医師から食事指導を受けたものの、具体的にどの食品をどの程度制限すれば良いのか、また、美味しい食事を楽しめるのか不安に感じている方もいるでしょう。
肝硬変の方は、健康な人に比べて食事の制限が多くなります。しかし、栄養バランスを意識してメニューを工夫すると、治療中でも美味しく食事を楽しみながら、必要な栄養を摂取できるでしょう。
肝硬変の食事は、食べるものを減らすだけの制限食ではありません。肝臓の働きが落ちると栄養不足や筋肉の減少が起こりやすいため、必要な栄養をしっかりとることも大切です。(文献1)
本記事では、肝硬変の食事で気をつけるべきポイントとおすすめの献立を紹介します。
ぜひこの記事を参考に、無理なく続けられる食事の工夫を行い、健康を守るための食生活を取り入れていきましょう。
\肝硬変に対する再生医療/
肝硬変を放置すると肝機能が徐々に低下して腹水や黄疸、肝性脳症、消化管出血、肝がんなどの重い合併症を引き起こし、最終的には肝不全や肝移植が必要となる可能性があります。
そのため食事療法を含めた日常管理は重要ですが、食事や薬物療法だけでは肝機能の低下を十分に食い止められないケースもあるのが現実です。
このような場合の選択肢のひとつに、再生医療があります。再生医療は、患者さまご自身の細胞や血液を用いる治療法です。症状や状態によって適応は異なり、効果には個人差があります。適応があるかどうかを含めて、医師とご相談の上検討することが大切です。
【こんな方は再生医療をご検討ください】
- 食事療法や生活習慣の改善を続けているが、肝機能の数値が改善しない
- 将来的な悪化や合併症が不安
- 肝硬変による入院や日常生活への影響をできるだけ避けたい
「このまま食事療法だけで大丈夫なのか不安」「進行してしまった肝硬変でも、今からできることを知りたい」といったお悩みをお持ちの方は、当院(リペアセルクリニック)の無料カウンセリングをご利用ください。
目次
肝硬変の人が気をつけるべき食事|食べてはいけないもの6選
肝硬変の人が控えるべき食品は以下の6つです。
これらの摂取を控えて、日々の食生活に気を配りましょう。肝硬変の方は、普段から肝臓への負担を減らす意識を持つことが大切です。
肝硬変の原因や治療法については、以下の記事が参考になります。
アルコール
肝硬変の方は、飲酒を控えることが大切です。とくにアルコール性肝硬変の方は、禁酒が必要です(文献1)。
アルコールは肝臓で分解されるため、肝臓の働きが落ちている方にとって大きな負担になります。「少量なら大丈夫」と自己判断せず、飲酒については主治医の指示に従いましょう。
料理に使うみりんや料理酒は、しっかり加熱してアルコールを飛ばしてから使うと安心です。
生ものや加熱が不十分な魚介類
肝硬変の方は、刺身や寿司、生ガキなどの生の魚介類を避けましょう。
生の魚介類に含まれることがある「ビブリオ・バルニフィカス」という細菌に感染すると、敗血症などの重い状態になることがあります。(文献1)
厚生労働省によると、肝臓に病気がある方は重症化しやすく、発症した場合の致死率は50〜80%とされています。(文献2)
この細菌は熱に弱く、中心部を70℃で1分以上加熱すると予防につながります。(文献2)
魚介類は中心まで十分に火を通してから食べましょう。
生の魚介類については、よくある質問の「肝硬変の食事で生ものは食べられますか?」でも解説しています。
塩分が多い食事
腹水やむくみがある肝硬変の人は塩分摂取量の目安として、1日5〜7gに抑えることが推奨されます。(文献3)
腹水とは、お腹の中にタンパク質を含んだ液が大量に貯留した状態です。(文献4)
肝臓の機能が低下すると、血液中のアルブミンが減少し、水分が血管外へ漏れ出して腹水やむくみが生じます。
塩分を摂りすぎると体内の水分がさらに増え、症状を悪化させる要因となります。そのため、肝硬変の人は塩分を控えることが重要です。
ただし、塩分を減らしすぎて食欲が落ちると、栄養不足につながります。食欲を過度になくさない程度の減塩が勧められています。(文献1)
とくに以下のような食品は塩分が多いため、注意が必要です。(文献5)
- インスタント食品(カップめんやインスタントラーメンなど)
- 梅干し
- 漬物
- 干物や塩辛
- ハムやソーセージなどの加工肉
塩分を適切にコントロールし、腹水やむくみの悪化予防に努めましょう。
肝硬変の腹水の予後や治療方法を知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。
刺激物・硬い食品
肝硬変の患者は、食道静脈瘤のリスクがあるため、刺激物や硬い食品の摂取を控えることが重要です。(文献6)
食道静脈瘤とは、門脈圧亢進症(肝臓に流れ込む門脈の血圧が高くなる状態)によって生じる食道の血管のこぶであり、破裂すると大量出血を引き起こす可能性があります。(文献7)
食道は食べ物の通り道になっているため、その表面上にある膨らんだ血管に尖ったものや硬いものが当たると、破裂する可能性があるため注意が必要です。
たとえば、せんべいや小魚のおやつ、ナッツ、骨のある魚、フランスパンなどは硬いので適しません。また、香辛料を多く使った辛い料理は控えめにし、熱い汁物や飲み物は少し冷ましてから口にしましょう。
逆に好ましい食品は、茶碗蒸しや麺類(うどんやそうめんなど)、お米、プリン、ヨーグルトなどの消化しやすい柔らかい食べ物です。調理する際には柔らかく仕上げるように工夫してみてください。
自己判断によるタンパク質の過不足
肝硬変の方は、タンパク質を自己判断で増やしすぎたり、減らしすぎたりしないよう注意が必要です。
基本的に、肝硬変の方は健康な方よりもタンパク質を多めに摂取することが推奨されています。推奨されるタンパク質の1日摂取量は以下のとおりです。(文献8)(文献9)
| 項目 | 推奨されるタンパク質の1日摂取量目安 |
|---|---|
| 健康な方 | 男性:約0.95~1.0g/kg 女性:約0.93~0.99g/kg |
| 肝硬変の方(蛋白不耐症がない場合) | 1.0〜1.5g/kg |
タンパク質が不足すると栄養状態の悪化につながるため、過不足がない摂取量を心がける必要があります。
肝性脳症で意識の障害が出ているとき以外は、極端なタンパク質制限はしないことが勧められています。タンパク質が足りないと、筋肉が減る原因になるためです。(文献1)
ただし、肝硬変の方は摂取のしすぎにも注意が必要です。
タンパク質は体に必要な栄養素ですが、消化・分解される過程で毒素のひとつ「アンモニア」を発生させます。健康な肝臓であれば無毒化されますが、肝機能が低下すると処理が追いつかず、体内にアンモニアが蓄積してしまいます。
血液中のアンモニア濃度が上昇し、脳にまで達すると神経症状を引き起こす「肝性脳症」の原因になります。そのため、タンパク質の過剰摂取には注意が必要です。(文献10)
肝性脳症と診断されている方や、医師からタンパク質の量を指示されている方は、その指示に従いましょう。1日の量は病状や血液検査の結果で変わるため、自己判断で増減しないことが大切です。
肝硬変と同様、肝臓に中性脂肪が溜まる「脂肪肝」も食事の見直しが大切です。脂肪肝の食事の注意点を知りたい方は、以下のコラムも参考にしてください。
鉄分が多い食品(C型肝炎が原因の方)
「肝臓にはしじみやレバーが良い」といわれることがありますが、すべての方に当てはまるわけではありません。
C型肝炎が原因の方は、鉄分の制限が大切とされています。レバーや赤身の肉、しじみ、昆布など鉄分を多く含む食品は控えましょう。(文献11)
肝臓に鉄がたまると、肝臓の負担になると考えられています。鉄分の制限が必要かどうかは原因や検査の結果によって異なるため、主治医に確認しましょう。
肝硬変の食事は病期で変わる|代償期と非代償期の目安
肝硬変は、症状が目立たない「代償期」と、腹水や黄疸、肝性脳症などの症状が出る「非代償期」に分けられます。食事の目安も、病期によって変わります。(文献12)
| 項目 | 代償期 | 非代償期 |
|---|---|---|
| エネルギー | 25〜35kcal/kg(標準体重)/日 | 35kcal/kg/日 |
| タンパク質 | 1.0〜1.2g/kg/日 | 1.2〜1.5g/kg/日 |
| 塩分 | とりすぎに注意 | 1日5〜7g |
| 食事の回数 | 1日3食 | 1日3〜5回に分ける+就寝前の軽食(約200kcal) |
上記は一般的な目安です。糖尿病などの持病がある方は、エネルギーの目安が異なります。(文献9)
実際の量は、主治医や管理栄養士の指導に従いましょう。
代償期は栄養バランスと適正なカロリーが基本
代償期は、とくに制限される食品はありません。ただし、塩分とカロリーのとりすぎには注意が必要です。(文献12)
主食・主菜・副菜をそろえ、1日3食を規則正しく食べましょう。食べすぎによる肥満は、脂肪肝など肝臓の負担につながるため、適正な体重を保つことも大切です。
非代償期は分割食と減塩で栄養を保つ
非代償期は、栄養不足になりやすい時期です。食事の回数を1日4〜5回に分けたり、就寝前に軽食をとったりする方法が勧められています。(文献1)
腹水やむくみがある方は、塩分を1日5〜7gに控えます。(文献1)
水分の量は病状によって異なるため、医師の指示に従いましょう。(文献11)
肝性脳症があるときは主治医の指示でタンパク質を調整
肝性脳症があり、タンパク質をとると症状が出やすい方(蛋白不耐症)は、タンパク質を0.5〜0.7g/kg/日に控え、分岐鎖アミノ酸(BCAA)を多く含む栄養剤で補う方法がとられます。(文献9)
また、便秘は肝性脳症の原因となるため、軟らかい便が毎日出ることが望ましいとされています。(文献1)
便秘の予防は、後述の「便秘を防ぐ食事を心がける」も参考にしてください。
肝硬変の食事に取り入れたい夜食療法
夜食療法(LES:Late Evening Snack)は、就寝前に約200kcalの軽食をとる栄養療法です。(文献1)
就寝前に約200kcalをとる理由
肝硬変では、肝臓にエネルギー源(グリコーゲン)をためておく力が落ちるため、エネルギー不足になりやすくなります。(文献1)
夕食から朝食までの時間が空くと、体は筋肉などを分解してエネルギーを補おうとします。就寝前の軽食は、寝ている間に起こる長時間の飢餓状態を改善するのに役立つとされています。(文献1)
夜食は1日の食事量から振り分ける
夜食療法は、いつもの食事に夜食を足すものではありません。1日の食事を4回に分け、そのうち約200kcalを就寝前にとる考え方です。(文献9)
夜食を足すだけでは、食べすぎによる体重の増加や血糖値の上昇につながるおそれがあります。夕食の主食を少し減らすなど、1日の量を調整しましょう。
夜食に向いている食品
夜食には、200kcal程度の栄養バランスのよい食品が向いています。(文献11)
| 項目 | 食品の例 |
|---|---|
| 主食 | 小さめのおにぎり、蒸しパン、ロールパン |
| 果物・乳製品 | バナナ、ヨーグルト |
| 栄養剤 | 医師から処方された肝不全用の栄養剤 |
揚げ物やスナック菓子など脂肪の多い食品は、胃に負担がかかるため避けましょう。分割食や夜食を行っても栄養状態が改善しない場合は、BCAAを補う薬による治療が勧められています。(文献1)
肝硬変の食事でおすすめの献立例
肝硬変では栄養バランスを整えつつ、肝臓に負担をかけない食事を摂ることが重要です。塩分を控えながらも、必要な栄養素を効率よく摂取できる献立を紹介します。
【朝食】
- パン
- 野菜スープ
- 果物・サラダ
- カフェオレ
野菜や果物を取り入れることでビタミンや食物繊維が摂取でき、腸内環境を整えられます。腸内環境を整えるとアンモニアの産生を抑制できるため肝硬変の方におすすめです。
肝性脳症を合併している方は、カフェオレに入れる牛乳の量を少なめにしましょう。
【昼食】
- うどん
- 果物
- ヨーグルト
消化が良いうどんを主食にすることで消化管への刺激を抑え、食道静脈瘤のリスクを低減できます。
そのため、うどんのような柔らかい食材がおすすめです。塩分を控えるため、うどんのつゆは薄味にして出汁を活用すると良いでしょう。
つゆは飲み干さず、残すようにすると塩分を減らせます。
【夕食】
- ごはん
- 豆腐ハンバーグ
- 根菜汁
- 生野菜
主菜に植物性タンパク質を含む豆腐ハンバーグを取り入れると、食物繊維を多く摂取でき、アンモニアの蓄積を抑えられます。(文献13)
主菜はなるべく、動物性タンパク質の代わりに植物性タンパク質を用いると良いでしょう。
【夜食(就寝前)】
- 小さめのおにぎり、またはバナナ
夜食をとる場合は、夕食のごはんを少し減らし、1日の量が増えすぎないように調整しましょう。
合併症がある場合は、医師と相談しながら食事内容を調整しましょう。
薄味でもおいしく食べる減塩の工夫
塩分を控えた食事を続けるには、味付けの工夫が欠かせません。以下のような方法を取り入れてみましょう。
| 項目 | 工夫の例 |
|---|---|
| 出汁を効かせる | 昆布やかつお節の出汁で、うま味を足す |
| 酸味を使う | レモンやすだち、酢で味にメリハリをつける |
| 香味野菜を使う | しょうが、大葉、ねぎ、ごまで風味を足す |
| 表面に味をつける | 煮物は薄味で煮て、仕上げに味をからめる |
| かける調味料を減らす | しょうゆやソースはかけずに、小皿につけて使う |
肝硬変の食事療法の注意点
肝硬変の患者は、食事の摂り方にも注意が必要です。栄養素や食品に加え、以下の食事の取り方をするよう意識しましょう。
- 1日3回規則正しく食べる
- エネルギーやタンパク質は多すぎず少なすぎず適量をとる
- 満腹まで食べない(腹八分目を意識する)
- よく噛んで食べる
- 食べてからすぐにお風呂に入らない
- 深夜には高脂肪食品の摂取を避ける
これらの食事のポイントも意識すると、肝硬変の悪化防止につながります。今まで注意していなかった方は、今日から気をつけましょう。
便秘を防ぐ食事を心がける
便秘は、肝性脳症の原因となります。(文献1)
野菜など食物繊維の多い食品をとり、毎日軟らかい便が出るように心がけましょう。
適度な運動やお腹のマッサージも、便秘の改善に役立つとされています。(文献1)
便秘が続く場合は、主治医に相談しましょう。
体重の減少や筋力の低下に気をつける
肝硬変が進むと、食事をとっていても痩せたり、筋肉が落ちたりすることがあります。筋力の低下と筋肉の萎縮(サルコペニア)は、肝硬変の方の寿命に関わる重要な合併症とされています。(文献1)
筋力の目安には握力が使われ、男性は28kg未満、女性は18kg未満の場合に検査が勧められています。(文献1)
体重が減ってきた、握力が落ちたと感じたら、早めに主治医に相談しましょう。筋肉の維持には、十分な栄養に加えて、医師に相談した上での軽い運動も役立つとされています。(文献1)
肝硬変では食事の見直しに合わせて、専門医の治療をしっかり受けることが大切です。肝硬変の治療について詳しく知りたい方は、以下のコラムも参考にしてください。
肝硬変は食事を工夫して悪化を防ごう
肝硬変では肝機能が低下している分、食事内容や摂取方法に注意しなければなりません。普段の食事内容の工夫が合併症を予防することにつながります。
塩分や生もの、飲酒に気をつける一方で、極端な制限は栄養不足や筋肉の減少につながります。病期に合わせて必要な栄養をとり、非代償期の方は分割食や夜食療法も取り入れましょう。
合併症を改善・予防する上で食事療法は非常に重要です。医師や栄養士とも相談しながら、ご自身のライフスタイルに合った食事の工夫を行ってみてください。
一方で、「食事や生活習慣を改善しても数値が思うように良くならない」「肝硬変の進行や将来のことが不安」という方は、再生医療も選択肢の一つになります。
当院(リペアセルクリニック)では、肝臓疾患に対する治療の選択肢として、自己脂肪由来幹細胞を用いた再生医療を行っています。
症状や状態によって適応は異なり、効果には個人差があります。適応があるかどうかを含めて、医師とご相談の上で検討することが大切です。
【こんな方は再生医療をご検討ください】
- 食事療法や生活習慣の改善を続けているが、肝機能の数値が改善しない
- 将来的な悪化や合併症が不安
- 肝硬変による入院や日常生活への影響をできるだけ避けたい
将来に向けて、選択肢を知っておきたいという方はぜひ、一度ご相談ください。
肝硬変の食事についてよくある質問
肝硬変の食事で生ものは食べられますか?
肝硬変の方は、生ものの摂取は控えましょう。
肝硬変は肝機能が低下している状態です。そのため、解毒能力が弱まり、食中毒のリスクが高まります。健康な人なら食品に含まれる細菌やウイルスは肝臓で解毒されますが、肝硬変の方はこの機能が低下し、感染症にかかりやすくなるのです。
とくに、生の魚介類には「ビブリオ・バルニフィカス」と呼ばれる細菌が含まれることがあり、重篤な感染症を引き起こす可能性があります。(文献2)
お寿司や刺身などの生魚は避けて、加熱調理した食品を摂取するようにしましょう。
肝硬変で食事がとれないときの対処法はありますか?
肝硬変の患者が食事をとれない場合は、栄養不足を防ぐために以下のような対策を取りましょう。
- 消化の良い食品を摂取する(お粥、スープ、豆腐、ヨーグルトなど)
- 少量ずつ複数回に分けて食べる(1日4~5回程度に分ける)
- 食欲が低下した場合は栄養補助食品を活用する
- 医師の処方に基づきBCAA(分岐鎖アミノ酸)製剤を取り入れる
食事から十分な栄養を摂れない場合、医師の指導のもとで栄養補助食品を活用するのもひとつの手です。エネルギーが補給できるドリンクタイプの栄養補助食品を取り入れると、食欲がなくても無理なく栄養を摂取できるでしょう。
肝硬変の人はコーヒーを飲んでも良いですか?
コーヒーは、肝硬変の進展や肝がんの発症を抑えることが報告されており、肝硬変の方に有用な食品と考えられています。(文献1)
ただし、砂糖やミルクを多く入れると、エネルギーのとりすぎにつながります。食道静脈瘤がある方は、熱いまま飲まず少し冷ましてから飲みましょう。飲む量は主治医に確認すると安心です。
肝臓に良いとされるしじみやレバーは食べても良いですか?
しじみやレバーは鉄分を多く含む食品です。C型肝炎が原因の方は鉄分の制限が大切とされているため、控えましょう。(文献11)
それ以外の方も、「肝臓に良い」という理由で特定の食品をたくさん食べるのはおすすめできません。食べてよいかどうかは、主治医に確認しましょう。
肝臓を回復させる食べ物はありますか?
特定の食品を食べれば肝臓が回復する、というものはありません。
肝硬変の食事療法は、それぞれの方に見合った適正なカロリーと、栄養バランスのとれた食事が基本です。(文献12)
塩分や飲酒に気をつけながら、主食・主菜・副菜をそろえた食事を続けましょう。
また、おすすめの食材や再生医療・治療の考え方については、動画でも詳しく解説しています。
肝臓疾患のお悩みに対する新しい治療法があります。
参考文献
患者さんとご家族のための肝硬変ガイド2023|日本消化器病学会・日本肝臓学会
肝硬変診療ガイドライン2020(改訂第3版)|日本消化器病学会・日本肝臓学会
栄養成分表示を使って、あなたも食塩摂取量を減らせる|消費者庁






















