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【何科?】恥骨結合炎はどこが痛む?原因・症状・予防まで現役医師が解説

公開日: 2024.07.01
更新日: 2024.11.11

恥骨結合炎とはどんな病気?
恥骨結合炎になったら、何科を受診すればいいの?

おへそのあたりが痛む病気として「恥骨結合炎(ちこつけつごうえん)」という病名を目にすることもあるかもしれません。

聞きなれない病名で不安になる方や、何科を受診すべきか悩む方もいるでしょう。

恥骨結合炎は歩いた後や運動後におへそあたりに感じる痛みが特徴の病気です。

恥骨に起きる炎症であるため、整形外科で治療を行うのが一般的です。

本記事では、恥骨結合炎の原因や症状、予防方法まで詳しく解説します。運動後におへそあたりに痛みを感じやすい人はぜひ最後までチェックしてみてください。

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目次

恥骨結合炎はおへその下あたりに起きる炎症!更年期やがんとの関係はない

恥骨結合炎(ちこつけつごうえん)は骨盤の一部である恥骨に起きる炎症です。

おへそから下に向かって触っていったときに陰毛付近で触れられる骨で、その周囲に痛みを感じます。

女性に多く妊娠や出産を期に発症することがありますが、婦人科系のがんや更年期障害と関係ありません。

そのほか、サッカーなど内ももの筋肉に負担がかかるスポーツや、尿道カテーテルや帝王切開などの術後感染によって発症する可能性もあります。

恥骨結合炎の3つの症状

恥骨結合炎には以下の症状があります。

  • 恥骨部・鼠径部(そけいぶ)・下腹部の痛みや違和感がある
  • いつものように歩けない・走れない
  • 発熱がある

ひとつずつ見ていきましょう。

恥骨部・鼠径部(そけいぶ)・下腹部の痛みや違和感がある

代表的な症状は恥骨部や鼠径部(足の付け根)・下腹部の痛みです。

ランニングなどの運動後や股関節周りの筋肉が強く働いたあとに痛みます。

最初は違和感や鈍い痛みですが、悪化していくと刺すような鋭い痛みで激痛となることも珍しくありません。

症状が重くなると、かがんだり立ち上がるといった日常的な動作でも痛むようになり、安静にしていても痛みが続きます。

いつものように歩けない・走れない

うまく力が入らずいつものように歩けない・走れないといった症状も特徴です。

恥骨結合からお腹や内ももとつながる筋肉もいっしょに炎症を起こすため、痛みにより歩く・走ることが難しくなるケースもあります。

発熱がある

感染を起こしている場合は、身体が病原菌と戦うため発熱します。

感染を起こしていない場合は発熱はありませんが、恥骨部が痛くて熱も出てきた場合はかならず病院を受診しましょう。

恥骨結合炎(恥骨炎)の3つの原因

恥骨結合炎の原因は大きくわけて以下の3つです。

  • スポーツ
  • 妊娠・出産
  • 感染症

恥骨は陰毛のあたりで左右から向かい合い、中央で軟骨をはさんで合流する骨です。

この合流した部分を恥骨結合といい、スポーツや妊娠出産・感染症で炎症をおこすと恥骨結合炎になります。

原因を1つずつみていきましょう。

サッカーやランニングなどのスポーツ

恥骨結合炎を起こしやすいスポーツは以下のとおりです。

  • ランニング
  • サッカー(ボールを蹴る動作)
  • ジャンプ

ランニングやサッカー、ジャンプは恥骨のあたりに体重がかかりやすく、反復する運動なので恥骨結合に負荷がかかります。

たとえば、1回や2回同じ場所を軽くぶつけても平気ですが、一定のリズムで何度もぶつけると赤くなり、痛みを感じるでしょう。

この状態が恥骨のあたりで起こり続けると、恥骨結合や恥骨結合にくっついている周りの筋肉に炎症を起こします。

妊娠・出産

女性は妊娠・出産時に恥骨結合炎を起こしやすいです。

  • 骨盤がゆるむ妊娠後期
  • 骨盤を赤ちゃんの頭が通る出産時
  • 骨盤が不安定な出産後

妊娠後期では、産む準備のために出るホルモンで骨盤がゆるみ、赤ちゃんの頭が骨盤内におさまるため恥骨が圧迫されます。

赤ちゃんの頭が産道を通る出産時も、恥骨が強く圧迫されるので痛みがでやすいでしょう。

出産後、ゆるんだ骨盤は自然にもどりますが、すでに妊娠や出産で疲労がたまっている恥骨部は、赤ちゃんの抱っこなどの育児で炎症が起きやすい状態です。

妊娠後期から出産後まで恥骨のあたりが痛む場合は、はやめに助産師や医師に相談してください。

感染症

まれですが、感染症により化膿性の恥骨結合炎を起こします。

  • 術後に感染する(術後感染)
  • 尿道カテーテルを通して感染する(尿路感染)
  • 日常生活での感染

泌尿器科や婦人科(帝王切開など)の術後感染や、尿道カテーテルなどで尿路感染を起こすと、骨盤内で炎症が起き恥骨結合炎になるケースがあります。

また、手術をしていなくても、健康な人が保菌している黄色ブドウ球菌や水まわりに常在する緑膿菌に感染することで化膿性恥骨結合炎を起こす可能性があることを頭に入れておきましょう。

恥骨結合炎の診断方法

恥骨結合炎の診断は以下の3つでおこないます。

  • 触診
  • MRI検査
  • レントゲン検査・CT検査

それぞれ解説します。

触診

医師が実際に痛いところとその周辺を触り、痛みの正確な位置や痛みの程度を確認します。

痛いところを触られるのはつらいと思いますが、正しい診察のために触診は必要な検査なので、少しの間がんばりましょう。

MRI検査

MRI検査は、磁気共鳴画像(Magnetic Resonance Imaging)のことで、磁石と電磁波をつかって体内の組織を画像化します。

健康な組織と炎症(病変化)している部分とではコントラストが大きく違って写されるので、痛みの原因や場所をつきとめるために必要な検査です。

大きな筒状の機械に20分~1時間ほど入るため、閉所恐怖症の方は医師につたえましょう。

また、MRIは強い磁力があり、体内に金属が入っている場合は検査ができないため、事前に医師に相談してください。

レントゲンやCT検査

MRIは時間のかかる検査のため、素早く撮影できるレントゲンやCT検査をおこないます。

レントゲンやCTはX線をつかった検査で、骨の異常や炎症している部分の撮影が可能です。

また、レントゲンやCTは、MRIと違って金属が入っていても検査できます。

恥骨結合炎における2つの治療法

恥骨結合炎の主な治療法は以下の2つです。

  • 安静・服薬などの内科的治療
  • 内視鏡・カテーテルによる外科的治療

それぞれ解説します。

安静・服薬などの内科的治療

恥骨結合炎の治療では、手術をしない保存的な治療がメインです。

  • 安静にする
  • 痛み止めや炎症止めの薬を飲む
  • マッサージやストレッチをする
  • リハビリをする

炎症がおさまるまでは薬を飲んだり、冷やして安静にしましょう。

傷ついた筋肉や痛みをかばうためにほかの筋肉も疲労しているので、痛みがひいてきたら医師の指示のもとマッサージやストレッチをおこないます。

3週間ほどは運動を制限しながらのリハビリで筋肉を強化し、すこしずつ運動量を増やして数か月でスポーツができるまでに回復可能です。

ただし、恥骨結合炎は再発しやすい病気なので、無理をせず医師の判断のもと治療しましょう。

内視鏡・カテーテルによる外科的治療

恥骨結合炎は保存的治療がメインですが、外科的治療という選択肢もあります。

具体的に、2つの治療方法をご紹介しましょう。

  • 内視鏡的恥骨結合掻把(ないしきょうてきちこくけつごうそうは)
  • 運動器カテーテル治療

恥骨結合炎の重症例ではお腹をひらく開腹手術が一般的ですが、最近では内視鏡をつかってお腹をきらずに手術をおこなう内視鏡的恥骨結合掻爬がおこなわれます。

そのほか、手術適応ではないけれど再発を繰り返すケースに対して、運動器カテーテル治療も要注目です。

運動器カテーテル治療とは、足の付け根や手首などの結果から0.6mmほどのカテーテルを入れ、病変部位の細かい血管を減らす治療のことです。

炎症が起こると、その周囲に細かい異常な血管がたくさんできますが、カテーテルで異常な血管をなくすことで痛みや炎症をおさえます。

まだ新しい治療方法のため保険適用ではありませんが、いま注目されている治療法です。

また、恥骨結合炎をはじめ、歩行時や運動後の下腹部の痛みが気になる方は、当院「リペアセルクリニック」の「メール相談」や「オンラインカウンセリング」もご活用いただければ幸いです。

恥骨結合炎で受診すべき3つの目安!受診すべき診療科もご紹介

恥骨結合炎を疑ったときに受診すべき基準は以下に挙げる3つです。

  • 歩行やスポーツで下腹部の痛みがある
  • 下腹部の痛みと発熱がある
  • 排尿時・月経時の痛みが強い

なお、スポーツや下腹部の痛みでは整形外科へ、排尿時には泌尿器科・月経時には婦人科へ受診してください。

それぞれの理由をみてみましょう。

歩行やスポーツで下腹部の痛みがある

歩行やスポーツをした後に感じる痛みは、恥骨結合炎の特徴的な症状です。

これは運動により、恥骨や周囲の筋肉に繰り返し負担がかかるためです。この場合は骨・筋肉の痛みであるため、整形外科を受診しましょう。

歩行やスポーツ時の下腹部の痛みが気になる場合は、当院「リペアセルクリニック」でもご相談が可能です。

恥骨結合炎なのか判断がつかず悩んでいる方は、ぜひ「メール相談」や「オンラインカウンセリング」にてお気軽にお問い合わせください。

下腹部の痛みと発熱がある

帝王切開や尿道カテーテルの術後、あるいは風邪を引いた後に下腹部の痛みと発熱を伴う場合などは、感染による恥骨結合炎の可能性があります。

薬による治療が必要なため、可能な限り早い受診がおすすめです。

発熱が伴う場合でも、恥骨結合炎が疑われる場合は整形外科を受診してください。

排尿時・月経時の痛みが強い

恥骨結合炎は恥骨に負担がかかったときに生じる痛みが特徴の病気であるため、排尿時や月経時に痛みが出ることはあまりありません。

そのため、排尿時や月経時に痛みが強くなる場合は恥骨結合炎以外の病気の可能性があります。

排尿時の痛みがあれば泌尿器科へ、月経時の痛みが強いときには婦人科を受診してみてください。

恥骨結合炎と似ている病気

恥骨結合炎に似ている病気もあるため、症状や痛みの具合だけで自己判断しないようにしましょう。

恥骨結合炎とよく間違えられる病気は以下のとおりです。

  • グロインペイン症候群
  • 恥骨結合離開(ちこつけつごうりかい)
  • 子宮筋腫・子宮内膜症
  • 膀胱炎・尿道炎

本章を参考にしつつ、該当する症状がある場合は早めに受診することをおすすめします。

グロインペイン症候群

グロインペイン症候群は鼠径部痛症候群ともいわれ、恥骨結合炎と症状が似ており間違えられやすい病気です。

鼠径部(そけいぶ)は足の付け根あたりを指しますが、グロインペイン症候群では足の付け根、下腹部、睾丸のうしろ、内ももが痛みます。

痛みの場所もですが、サッカー選手に多く見られることも恥骨結合炎と似ている特徴です。

恥骨結合炎と違うのは恥骨部分の炎症がないことで、グロインペイン症候群の治療では股関節だけを動かさないような運動の仕方や筋力強化のためのリハビリが主な治療となります。

炎症が起きている場合は運動制限が必要なので、似た症状でも治療内容が異なることを頭にいれておきましょう。

恥骨結合離開(ちこつけつごうりかい)

恥骨結合炎と間違えられやすい病気に恥骨結合離開があります。

症状は恥骨結合炎と同じく恥骨部の痛みですが、時折、痛みが非常に強くなるために、正常に歩行することが困難になるケースもある病気です。

通常は運動しただけで離開することはありませんが、事故などの外圧や出産などで左右からのびた恥骨を結合させている軟骨が離れてしまいます。

腰を強く強打したあとに痛み出した・出産後に強い痛みがある場合は医師に相談しましょう。

子宮筋腫・子宮内膜症

子宮筋腫・子宮内膜症は下腹部の痛みを伴うため、恥骨結合炎と間違えやすい病気です。

これらの病気は本来子宮内に存在する組織が子宮外で異常発育するために生じる病気で、恥骨へ痛みが波及します。

とくに月経時、子宮内膜が剥がれるときの強い痛みが特徴であり、恥骨結合炎のように運動後の痛みはあまりありません。

痛みを感じる部位は似ていますが、痛みを抑えるお薬の内容が大きく異なるため注意してください。

月経時に下腹部や恥骨の痛みを強く感じる場合は、婦人科に相談しましょう。

膀胱炎・尿道炎

膀胱と尿道は恥骨の後ろにある臓器であるため、膀胱炎・尿道炎も恥骨付近へ痛みを生じさせます。

しかし膀胱炎や尿道炎は排尿時の痛みが主であるため、運動時に痛みを感じる恥骨結合炎とは見分けやすいでしょう。

これらの病気はなんらかの原因で細菌が膀胱・尿道に入り込むために生じます。

排尿時の痛みや血尿・尿の色が本来と大きく異なるといった症状が特徴であり、内服治療が必要です。このような症状がみられたときには泌尿器科への受診をおすすめします。

恥骨結合炎の予防に効果的なストレッチ5選

恥骨結合炎は再発しやすく、一度症状が出ると治るのに時間がかかるため、日頃から予防したいですよね。

恥骨にくっついている筋肉は、大内転筋・小内転筋・長内転筋・薄筋・恥骨筋・腹直筋などで、内ももや股関節まわり・下腹部にあります。

これらの筋肉をほぐすストレッチで予防しましょう。

また、以下の記事でも恥骨結合炎のストレッチについて解説したいるため、気になる方はぜひご覧ください。

ただし、炎症が強い場合や痛みがあるときは自己判断でストレッチせず、かならず医師の診察を受けてください。

 

内もも・股関節のストレッチ(1)

1. 床にすわり、足の裏どうしを合わせて股関節をひろげます。

2. 手は両足のつま先をそっとつつみ、上半身を前へたおします。

3. ゆっくり3回ほど呼吸します。(約20~30秒)

背中が曲がらないように気をつけましょう。

内もも・股関節のストレッチ(2)

1. 大内転筋ストレッチの姿勢から、両足をすこし前に出します。(ダイヤの形)

2. 手は両足のつま先をつつみ、上半身を前へたおします。

3. ゆっくり3回ほど呼吸します。(約20~30秒)

両足の位置は少し調整し、気持ちの良いところでおこなってくださいね。

内もも・股関節のストレッチ(3)

1. 長内転筋ストレッチの姿勢から両足を伸ばしひらきます。(開脚している状態)

2. 手は前につきゆっくり上半身を前にたおします。

3. ゆっくり3回ほど呼吸します。(約20~30秒)

上半身を前にたおすときに、つま先が上になるように気をつけましょう。

お腹のストレッチ(1)

1. うつ伏せになり、足を肩幅ほどにひらきます。

2. 両手を肩の横につき、気持ちの良いところまで肘を伸ばします。

3. ゆっくり5回ほど呼吸します。(60秒前後)

目線はななめ上または正面に向け、無理せずおこないましょう。

お腹のストレッチ(2)

1. 手のひらと両膝を肩幅程度にひらき床につけ、よつんばいの姿勢になります。

2. 息を吐きながら背中を丸めおへそを見ます。

3. 息を吸いながら背中を反らし天井を見ます。

4. ゆっくり5回ほど呼吸しながら繰り返します。(60秒前後)

天井を見るときに顎が上がると首を痛めやすいので顎をひいておこないましょう。

恥骨結合炎には負荷の少ないトレーニングもおすすめ

負荷の小さいトレーニングであっても、恥骨結合炎の予防に効果的です。

恥骨結合炎は恥骨付近の筋肉が炎症を起こして発症する可能性があるため、内股や下腹部の筋力強化がおすすめです。

また、肥満でも体重の重みが恥骨に負担を与えるため、肥満改善も有効といえるでしょう。

もし恥骨結合炎を繰り返している方や予防したい方は、負担の小さいトレーニングをおすすめします。詳しい内容は以下の記事で解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

 

恥骨結合炎で注意すべき生活習慣2選

恥骨結合炎は数週間~数か月と完治まで時間がかかり、再発もしやすい病気のため、日常生活に気をつけなくてはいけません。

  • 骨盤に負担がかかる姿勢や動作
  • 体重のコントロール

恥骨結合炎の治療・予防に重要な2つの注意点をまとめました。

骨盤に負担がかかる姿勢や動作

恥骨に負担がかかりやすいのは、体重が前にかかる・体重が左右に偏るときです。

前傾姿勢にならないように注意するのと、片方の足に体重をかけて立たないようにしましょう。

落ちたものを拾いたいときなどは、なるべく膝を曲げ体重が前にかからないようにします。

ベッドから起き上がる動作は下腹部・恥骨に力がかかるため、まず横向きになり、手で床を押しながら起き上がりましょう。

敷布団は起床時にに立ち上がる動作がどうしても負担になります。可能であればベッドを使用をおすすめします。

また、ビーズクッションなどの柔らかいソファは立ち上がる動作が負担になるので使用は控えましょう。

体重のコントロール

体重がかかると恥骨への負担が大きくなるため、肥満の場合は体重を落とすことも考えます。

とはいえ恥骨結合炎の治療中は運動は制限されるため、食事内容や量を見直しましょう。

肥満ではなくてもスポーツをしていて恥骨結合炎になった方は、運動を制限する治療期間中の消費カロリーが大幅に減ります。同じように食べていると体重が増えてしまうため、注意しましょう。

まとめ|恥骨結合炎はおへそ下に痛みを出す病気!悩んだら整形外科を受診しよう

恥骨結合炎は恥骨や周囲の筋肉の炎症によって痛みを生じる病気で、運動や出産が原因と考えられています。股関節周囲のストレッチやトレーニングが効果的で、適切な治療をすれば治る病気です。

しかし完治まで長い時間がかかり再発しやすい病気のため、日頃からストレッチをしたり、恥骨に負担をかけないよう動作に気をつけて過ごしましょう。

また、恥骨の痛みがなかなか治らない場合は似ているほかの病気も考えられるため、自己判断せず病院への受診をおすすめします。

ちなみに、当院リペアセルクリニックでは恥骨結合炎にも適応可能な再生医療へ取り組んでいます。従来の治療とは異なり、体への負担も少なく再発予防にも効果的です。

もし気になる方がいれば、お気軽に当院の「メール相談」や「オンラインカウンセリング」をご利用ください。

この記事が少しでも皆様の参考になれば幸いです。

恥骨結合炎についてよくある質問

恥骨結合炎はどんな症状がある病気ですか?

恥骨結合炎は歩行や運動によって恥骨や周囲の筋肉に炎症が生じ、下腹部に感じる痛みが特徴の病気です。

サッカーなど股関節を大きく動かすスポーツや妊娠・出産が原因で生じやすいと考えられています。

恥骨結合炎は何科を受診すれば良いですか?

恥骨結合炎は恥骨や周囲の筋肉に生じる炎症であるため、整形外科を受診してください。

しかし恥骨結合炎と似た病気で整形外科の病気ではない可能性もあります。

もし排尿時の痛みが強い時は泌尿器科へ、月経時の痛みが強いときには婦人科への受診がおすすめです。

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