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テグレトールの飲み合わせ・禁忌に注意!主な副作用と対処法も解説
テグレトールを服用している方の中には、「一緒に飲んではいけない薬はある?」「市販の痛み止めは使える?」などと、飲み合わせに不安を抱いている方もいるのではないでしょうか。
テグレトールは相互作用が多く、組み合わせによって効き目や副作用が変わることがあるため注意が必要です。
本記事では、テグレトールの併用禁忌・併用注意の考え方、グレープフルーツジュースの注意点、妊娠・授乳や持病がある場合のポイントなどを解説します。
なお、薬の飲み合わせや症状の不安が続く場合は、別の治療選択肢も含めて情報を集めておくと安心です。
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目次
テグレトールの飲み合わせと併用禁忌・使用上の注意
テグレトール(カルバマゼピン)は、てんかん発作や神経の痛みなどに用いられ、他の薬や食品の影響を受けやすい薬です。
安全に治療を続けるためにも、併用禁忌・併用注意に該当する組み合わせを把握しておきましょう。
併用禁忌の薬と注意が必要な飲み合わせ
主にてんかん発作などの治療で処方されるテグレトールは、併用禁忌・併用注意が多い薬です。
他の処方薬だけでなく、市販薬やサプリ、健康食品も相互作用の対象になり得ます。
したがって、服用中の薬は自己判断で追加・中止せず、必ず医師や薬剤師に確認してください。
とくに、他の抗てんかん薬や抗菌薬、抗うつ薬、抗凝固薬、ホルモン製剤(経口避妊薬)などは影響を受けやすく、血中濃度が変わって副作用が強まることもあります。
グレープフルーツジュースとの飲み合わせに注意
テグレトールは、グレープフルーツと一緒に摂ると血中濃度が上がり、眠気、めまい、ふらつき、複視(物が二重に見える)などが強まる恐れがあります。
グレープフルーツに含まれる成分が、薬を分解する酵素の働きを抑えるのが原因です。
作用は数日続く場合があるため、飲む時間をずらしても安全とは限りません。
テグレトール服用中はグレープフルーツジュースを避け、迷う食品があれば薬剤師に確認しましょう。
妊娠中・授乳中の使用に関する注意
妊娠中にテグレトールを処方されるのは、治療上の有益性が危険性を上回ると判断されるときに限られます。
妊娠中の投与例で「奇形(二分脊椎を含む)」や発育障害の報告があるため、他の抗てんかん薬との併用は避けましょう。
また、分娩前の連用で新生児の離脱症状や、出血傾向がみられることがあります。
授乳についても、母乳中へ移行することが報告されているため、妊娠の可能性がある場合や授乳中は、自己判断で継続せず必ず主治医に相談してください。
持病がある場合の使用に関する注意
テグレトールは、持病によって使い方の調整が必要な薬です。
とくに、肝機能障害がある場合は代謝が遅れて副作用が出やすくなるため、定期的な採血などで安全性を確認しながら使用します。
腎機能が低下している方も、体調変化に応じて用量の調整が必要です。
また、心疾患や血液疾患の既往がある方、緑内障など眼の病気がある方も注意しましょう。
眠気やふらつきが強い、発疹が出た、黄疸、息切れや動悸など異変を感じたら要注意です。
テグレトール服用で起こり得る主な副作用
テグレトールは副作用のサインを早めに見分けることが重要です。ここでは、テグレトール服用で起こり得る主な副作用について見ていきましょう。
眠気・めまい・ふらつき
テグレトールは、脳や神経の興奮を抑える一方で、眠気やめまいなど日常生活に影響する副作用が出るケースがあります。
体が慣れる過程で軽くなる場合もありますが、症状の出方には個人差がある点に留意しておきましょう。
発疹のように早めの受診が必要なサインもあるため、よくある副作用と注意すべき症状をわけて把握しておいてください。
発疹
テグレトールの副作用では、発疹が起こる場合があります。
軽い赤みやかゆみで済む場合もありますが、広がり方によっては早めの受診が必要です。
とくに以下のような症状は、重い薬疹の可能性があります。
- 発熱を伴う
- 全身に急に広がる
- 口の中や目の周りがただれる
- 水ぶくれができる
- 皮膚がむける
症状が現れたら自己判断で中止せず、症状が出た時期や範囲をメモして、できるだけ早く医師に相談してください。
胎児への影響
妊娠中にテグレトールを使用したケースで、奇形(二分脊椎を含む)や発育障害などが報告されています。
妊娠中の投与は、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合に限られるため、妊娠の可能性がある方は注意が必要です。
自己判断での中止や飲み忘れを繰り返すと、発作など症状の悪化につながることもあるため、調整は医師の管理下で慎重に行いましょう。
テグレトールで眠気を感じたときの対処法
テグレトールの眠気は、飲み始めや増量直後に出やすく、転倒や運転中の事故につながる点に注意が必要です。
ここでは、様子を見る目安から服用回数や時間の調整、減薬、薬の変更まで、医師に相談しながら進める対処法をご紹介します。
しばらく様子を見る
テグレトールは、眠気が飲み始めや増量直後に出やすく、体が慣れると軽くなる場合があります。
まずは無理をせず休息を取り、車の運転や高所作業は控えてください。
眠気が強い、日常生活に支障がある、数日たっても改善しない場合は医師に相談しましょう。
服用回数をわける
眠気が強いときは、1回あたりの量を減らして服用回数をわけることで、血中濃度の急な上がり方を抑えられる場合があります。
たとえば、朝にまとめて飲んで眠気が出るなら、朝夕に分けると日中の眠気が軽くなる場合があるので試してみましょう。
ただし、テグレトールは調整の仕方で効き方や副作用の出方が変わる薬です。
自己判断で回数や量を変えると、発作の再発や症状の悪化につながる恐れもあるため、必ず医師の指示に従って調整してください。
服用時間を夕食後に変更する
日中の眠気がつらい場合は、服用時間を夕食後や就寝前に変更すると、眠気のピークを生活リズムに合わせられる場合があります。
とくに、服用後しばらくして眠気が強まるなら、夜間に症状が出るほうが安全に過ごしやすくなるでしょう。
ただし、服用時間を大きくずらすと血中濃度の波が変わり、効き目が不安定になる可能性もあります。
服用時間の変更は自己判断で行わず、医師に相談してから進めることが大切です。
減薬する
テグレトールを服用して眠気が強く続く場合は、用量を減らすことで副作用が軽くなる場合があります。
ただし、テグレトールは量を減らしすぎると効果が弱まり、発作の再発や症状の悪化につながるため注意が必要です。
減薬は、「今日は眠いから少し減らす」といった自己判断では行わず、症状の程度、服用量、併用薬、採血結果などを踏まえて医師が調整します。
調整の方針を決めやすくするためにも、具体的な眠気の出方や困っている場面を医師に伝えましょう。
薬を変更する
眠気が生活に大きく影響する場合は、薬の変更が選択肢の一つです。
テグレトールの副作用が強い、相互作用のリスクが高い、持病や妊娠などの事情で継続が難しいといったケースでは、症状や目的に合う別の薬へ切り替えることがあります。
ただし、急に中止すると発作が起きやすくなるなど不調が出る恐れがあるため、切り替えは医師の管理下で段階的に行います。
自己判断で中止せず、眠気の状況を医師にしっかりと伝えてください。
テグレトールを自己判断で中止するのはリスクあり!
テグレトールは、飲み合わせの注意点や禁忌があり、自己判断で中止しにくい薬です。
急な断薬や減薬は、離脱症状として発作が続く恐れがあり、発作が長時間続く『てんかん重積状態』と呼ばれる危険な状態につながるリスクもあります。
減薬は一気に進めず、様子を見ながら段階的に少しずつ減らすのが基本です。
とくに、高齢者や虚弱な方は副作用や体調変化も出やすいため、より慎重に調整しましょう。
また、発作が落ち着いている場合でも、独断で薬を止めるのは避け、必ず主治医と相談しながら進めてください。
まとめ|テグレトールの飲み合わせが心配なら医師に確認しよう
テグレトールは相互作用が多く、飲み合わせによって薬の効き目や副作用が変わる可能性があります。
併用禁忌・併用注意の薬に加え、抗生物質、痛み止め、市販薬、サプリ、グレープフルーツなども影響し得るため、自己判断で追加・中止しないことが大切です。
眠気やめまい、発疹などが出た場合も、まずは医師に相談し、服用量や時間の調整を検討してください。
受診時は飲んでいる薬名や量、飲むタイミング、症状が出た時期を具体的に伝えましょう。
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テグレトールの飲み合わせに関するよくある質問
テグレトールとロキソニンの飲み合わせは大丈夫ですか?
ロキソニンは、テグレトールとの作用関係に影響がなく、添付文書上では併用しても問題ないとされています。(文献1)
ただし、添付文書の相互作用欄だけでは併用の可否を確実に断定できるわけではありません。
併用したい場合は、処方した医師または薬剤師に確認してください。
テグレトールとカロナールの飲み合わせは?
テグレトールとカロナールは、併用注意です。
テグレトールは代謝酵素を誘導するため、アセトアミノフェンを含むカロナールの効き目が弱まったり、肝障害のリスクが上がったりする恐れがあります。
痛みや発熱でカロナールを使いたい場合は、用量や期間も含めて処方医・薬剤師に確認しましょう。
テグレトールが効くまでの時間はどのくらい?
効き始める時期には個人差がありますが、数日~10日程度で変化を感じる場合があります。
ただし、あくまで目安です。
効き目の実感が乏しくても、自己判断で増量や中止はせず、医師の指示どおりに服用を続けた上で相談してください。
テグレトールと抗生物質の飲み合わせは?
エリスロマイシンやクラリスロマイシンなどのマクロライド系抗生物質と、テグレトールの併用には注意が必要です。
テグレトールの血中濃度が急速に上昇し、眠気、悪心・嘔吐、めまいなどの中毒症状が現れるケースがあります。(文献2)
テグレトールとイブプロフェンの飲み合わせは併用注意ですか?
テグレトールとイブプロフェンの併用に注意との報告は現時点で見受けられません。
ただし、問題ないとの文献もないため、併用については医師に確認しましょう。
イブプロフェンについて詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。
参考文献
(文献1)
医療用医薬品 : ロキソニン|KEGG MEDICUS
(文献2)
テグレトール錠100mg/テグレトール錠200mg/テグレトール細粒50%(医療用医薬品詳細表示)|独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)
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