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肋骨骨折は自然に治るの?症状と受診目安を専門医が解説

肋骨骨折 自然に治る
公開日: 2023.04.12 更新日: 2026.09.18

肋骨の骨折は自然に治るのを待つ必要があり、一般的には胸部の違和感が軽くなるまでに約数週間、治るまでには約2~3ヵ月かかります。

「重いものを持つなどの重労働」「体をひねる動作を繰り返す」「激しく動くスポーツ」などの行動は、痛みが悪化したり、回復が遅れたりするリスクがあるため注意が必要です。

また、骨折を放置してしまうと、肺に小さな穴が開くと空気が漏れ出す「気胸(ききょう)」という状態を引き起こし、呼吸がしづらくなるだけでなく、最悪の場合は命に関わるケースもあります。

坂本 貞範
坂本 貞範
骨折してその骨片が肺に刺さると気胸となり命に関わります。肺に小さな穴が開くと空気がもれます。
骨折した次の日には胸部レントゲンを撮影することが推奨されます。

肋骨を骨折した場合は、早期に医療機関の受診を検討しましょう。

なお、肋骨骨折に伴う強い痛みを少しでも早く和らげたいという方には、自己細胞を用いた「再生医療」も選択肢の一つです。

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再生医療は、患者さまご自身の細胞や血液を用いて、人間の持つ自然治癒力を向上させることで、肋骨骨折の長引く痛みや骨折の後遺症改善が期待できます。

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肋骨骨折は自然に治るのを待ちながらも医師の判断をあおごう

肋骨骨折は、通常であれば手術などを受けなくても、約数週間で胸の違和感が減少し、約2~3ヵ月程度で骨癒合していきます。

骨折を起こした後、骨折した部分には約3週間で仮骨(骨のもと)が作られ、これによって骨折部が安定化して胸の違和感が和らぎます。

その後少しずつ骨形成が進んで骨癒合していき、症状が改善していく流れです。

ただし、肺などの臓器の損傷や別の病気が隠れている可能性もあるため、病院に行かずに自然治癒を待つのは避けた方が良いでしょう。

なお、肋骨骨折の痛みを少しでも早く治したいという方は、自己細胞を用いた「再生医療」をご検討ください。

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肋骨骨折の症状は胸の違和感・腫れなどがあるか

【肋骨骨折の症状例】

  • 骨折部位に違和感がある
  • 皮下出血がある
  • 腫れがある
  • 骨折部位の圧迫で骨の”きしむ”音がする
  • 体をそらす、肩を動かす、咳、深呼吸などで強い違和感がある

肋骨は左右12対の骨で、背中の胸椎から胸の前にある胸骨までかごのようになっており、その中にある心臓や肺などの臓器を保護しています。

肋骨の画像

肋骨骨折は胸部外傷の中で最も多くみられ、激しいスポーツ、転倒や打撲などの軽いケガ、交通事故などの大きいケガによって損傷してしまう場合があります。

症状としては、骨折した部位の違和感、皮下出血、腫れなどです。骨折部を軽く圧迫すると骨がきしむ音がするときもあります。

また、体をそらしたり、肩を動かしたりしたときや、咳、深呼吸で違和感が強くなるところも特徴です。

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肋骨骨折の診断は触診・レントゲンを中心におこなう

レントゲン写真のイラスト

診断は問診と胸部の触診、レントゲンが一般的ですが、病院によってはエコーで診断を行う場合があります。

肋骨は肺や肋骨同士の重なりがあるためレントゲンでの判断が難しく、とくに小さい骨折はレントゲンでは見つからない場合も多いからです。

レントゲン写真のメリットとして、肋骨骨折に合併する気胸(肺を損傷して空気が漏れてしまうこと)を診断できる可能性があります。

エコーでは、レントゲンで明らかにならない小さいひびを見つけやすくなりますが、実施していない医療機関もあるので注意が必要です。

受診前に医療機関へ電話で問い合わせをして、エコーとレントゲンの検査を受けられるか確認をおすすめいたします。

病院受診の目安は胸から軋む音がするか

胸の違和感が強い場合は、放置せずに医療機関を受診しましょう。

以下を参考に、ご自身の症状に当てはまるかを確認してみてください。

【医療機関を受診する目安】

  • ぶつけた後に胸を押すと違和感がある
  • 呼吸、くしゃみで胸の違和感が強くなる
  • 内出血がある
  • 息をするのが苦しい

とくに内出血がある場合は、肋骨を骨折している可能性が高いです。

肋骨の骨折を放置してしまうと、内臓の損傷や骨の変形につながるリスクがあるため早期の受診をおすすめします。

当院(リペアセルクリニック)では、胸部の痛みや違和感に関する相談を無料で実施しているので、ぜひお気軽にご相談ください。

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肋骨骨折の治療法は違和感を和らげること

明らかな骨折、不全骨折(いわゆる“ひび”)もしくは、X線で骨折がはっきりしない打撲の場合でも治療はほとんど同じです。

胸の違和感が軽い場合には、消炎鎮痛薬の内服と湿布などで痛みを和らげます。

また、胸の違和感が強い場合には、バストバンドやトラコバンドとよばれる固定帯(コルセット)で、骨折した部分を圧迫固定します。

呼吸で胸が広がると、骨折した肋骨に負担がかかり違和感が出やすくなりますが、息を吐いた状態でバンドを巻くと、骨折部の動きが少なくなり症状が緩和されるはずです。

これらの治療で、多くは数週間で胸の違和感は軽快するでしょう。骨折部のずれが大きいときや、複数の肋骨が折れているときは手術が行われる場合もありますが、かなり稀です。

また、大きいケガで血気胸(胸の中に血液や空気がたまること)があるときは、呼吸の管理や胸にチューブを挿入する治療が行われる場合もあります。

各症状に応じた適切な処置をおこなうためにも、医療機関への受診をご検討ください。

まとめ|肋骨骨折が自然に治るのか不安なときは医療機関へ

肋骨骨折は、スポーツ・転倒・交通事故などさまざまな原因で発生し、基本的には自然に治るのを待つ必要がありますが、具体的な対応については医師に判断をあおぐことが大切です。

中には骨折部のズレが大きいときや複数の肋骨が折れているときは手術が必要になる場合もあるため、肋骨骨折の放置は禁物です。

「折れているかもしれない」「痛みが引かない」と不安なときは、自己判断をせずに早めに適切な治療を受けましょう。

なお、肋骨骨折に伴う痛みを少しでも早く和らげたいという方は、自己細胞を用いた「再生医療」をご検討ください。

再生医療は、患者さまご自身の細胞や血液を用いて、人間の持つ自然治癒力を向上させることで、肋骨骨折の長引く痛みや骨折の後遺症改善が期待できます。

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実際の治療法については、以下の動画でも解説していますので、ぜひ参考にしてください。

肋骨骨折についてよくある質問

肋骨骨折でよくお伺いする質問をまとめました。

Q:肋骨が痛いのですが、どのような病気が考えられますか?

A:ケガなどの明らかな原因がある場合には、打撲、肋骨骨折が考えられます。

また、ゴルフなどのスポーツをしている方を始め、慢性的な咳などがあるときも肋骨の疲労骨折の可能性があるでしょう。

上記のような原因がない場合には、肋間神経痛による神経の痛みや、帯状疱疹、稀ですが骨の“がん”などを考える必要があります。

帯状疱疹では皮膚のぶつぶつができますが、皮膚の症状より先に違和感の症状が出る場合が多いです。

肋骨周辺の違和感があるときは、皮膚における見た目にも注意してみてください。

Q:肋骨骨折をした後にしてはいけないことはありますか?

A:大きなケガで血気胸がなければ、胸の違和感を感じる場合でも無理のない範囲で動いていただいて構いません。

ただし、重いものを持つなどの重労働、激しいスポーツなどの衝撃は、肋骨の骨折が悪化しやすくなるので控えましょう。

無理をして悪化させないためにも医療機関に相談し、適切な処置・治療を受けることをおすすめします。

また、肋骨骨折の痛みを「少しでも早く治したい」という方には、「再生医療」をご検討ください。

再生医療は、患者さまご自身の細胞や血液を用いて、肋骨骨折の長引く痛みや骨折の後遺症改善が期待できます。

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