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片側の足の「親指だけ」がしびれる原因は?考えられる病気と受診の目安・治し方を解説

足の親指だけ しびれ 片側
公開日: 2026.02.27

「片足の親指だけ、なぜかしびれる」
「痛みはないけど、感覚が鈍い感じが続いている」

そんな違和感に不安を感じていませんか?

足の親指のしびれは、一時的な血流不良や靴の圧迫など軽い原因で起こることもありますが、神経のトラブルや腰の病気、糖尿病など全身の疾患が関係しているケースもあります。

とくに片側だけのしびれは、腰や足の神経が片側で刺激・圧迫されて起こることが多いです。

本記事では、足の親指だけがしびれる主な原因や考えられる病気、受診の目安、すぐにできるセルフケア、再発を防ぐ生活習慣までを、医療の視点からわかりやすく解説します。

不安を解消し、安心して対処できるよう、ぜひ最後までご覧ください。

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片側の足の親指だけがしびれる主な原因と病気

足の親指だけが片側しびれるときは、大きく分けて次の4つが原因として挙げられます。

1.神経の圧迫や腰からくるしびれ
2.足先の神経トラブルや靴・姿勢の影響
3.血流の悪化や冷え・むくみ
4.糖尿病など全身の病気が原因の場合

ポイントは、「神経がどこで圧迫されているか」という点と、「急に起きたのか・続いているのか」です。

足のしびれは整形外科領域(腰・神経)や、全身疾患(糖尿病など)でも起こり得るため、原因の切り分けが大切です。

神経の圧迫や腰からくるしびれ

足の親指だけにしびれが出る場合、腰から足先につながる神経が圧迫されている可能性があります。

神経は背骨の中を通って足の先までつながっているため、腰や背骨のトラブルでも、足の指にしびれが出ることがあります。

代表例は次のとおりです。

病気 特徴 しびれの出方
椎間板ヘルニア 背骨のクッションが飛び出して神経を圧迫する 腰痛+片足のしびれ。太もも〜足先まで広がることも
坐骨神経痛 腰やお尻の神経が刺激されて起こる症状の総称 お尻〜太もも〜足の親指側にしびれや痛みが出ることがある
脊柱管狭窄症 神経の通り道が狭くなり神経が圧迫される 歩くとしびれ、休むと楽になることが多い

文献1)※しびれの出方には個人差があります。

次のような症状がある場合は、腰や神経が原因の可能性があります。

  • 腰痛やお尻の痛みもある
  • 長く歩くとしびれが強くなる
  • 片側だけしびれる
  • 足の力が入りにくい

しびれが長引く場合は、整形外科を受診して身体の状態を確認しましょう。

以下の記事では、脊柱管狭窄症の方の注意点などを詳しく解説しています。

足先の神経トラブルや靴・姿勢の影響

足の親指だけがしびれる場合、腰ではなく、足先の神経が圧迫されていることもあります。

とくに、靴のサイズや歩き方、立ち仕事が多いなど、日常生活の影響で起こるケースは少なくありません。

代表的な原因をまとめると、次のとおりです。

原因 内容 こんなときに起こりやすい
モートン病※ 足の指の神経が圧迫される病気 ヒールやつま先の細い靴をよく履く
足指の神経圧迫 指の付け根や足の甲で神経が圧迫される きつい靴・サイズが合わない靴
靴やインソールの影響 足に合わない靴で負担がかかる 長時間の立ち仕事・歩きすぎ
姿勢や歩き方のクセ 体重のかかり方が偏る 外側重心・内股歩きなど

※モートン病は、足の指の神経が圧迫されてしびれや痛みが出る病気です。

モートン病によるしびれや痛みは、多くの場合、足の中指や薬指の間に起こりますが、足の使い方や神経の走り方によって、親指側に違和感が出ることもあります。

親指だけのしびれが中心の場合は、靴による圧迫など、別の原因も含めて考える必要があります。

足に合わない靴や、長時間の立ち仕事は、足先の神経に負担をかけます。

また、外側重心や内股歩きなど、歩き方のクセでも神経が圧迫されることがあるため注意が必要です。

次のような場合は、日常習慣が原因の可能性があります。

  • 靴を脱ぐと症状が楽になる
  • 歩きすぎた日にしびれる
  • 同じ姿勢を続けるとしびれる

このようなときは、靴の見直しや休息で改善することもあるでしょう。

前述したモートン病については、以下の記事で詳しく解説していますので参考にしてください。

血流の悪化や冷え・むくみ

足の親指だけがしびれる場合、血流の悪化が原因になっていることもあります。

血液は酸素や栄養を運ぶ役割があるため、流れが悪くなると神経の働きが低下し、しびれや違和感が出ることがあります。

とくに、冷えやむくみがある方は注意が必要です。

しびれの原因 内容 起こりやすい場面
冷え性 血管が収縮して血流が低下 冬場、エアコンの効いた部屋
むくみ 余分な水分で血流が滞る 長時間の立ち仕事・座り仕事
長時間の同じ姿勢 血液循環が悪くなる デスクワーク・車の運転
血管の病気 動脈硬化などで血流が低下 高血圧・脂質異常症などがある

次のような場合は、血行不良が関係している可能性があります。

  • 足が冷たいときにしびれる
  • 温めると症状が楽になる
  • 夕方になるとむくみと一緒にしびれる
  • 長時間座ったあとにしびれる

ただし、しびれが続く場合や、足の色が変わる・冷たくて痛いなどの症状がある場合は、血管の病気が隠れていることもありますので早めに医療機関を受診しましょう。(文献2

糖尿病など全身の病気が原因の場合

足の親指だけがしびれるとき、腰や靴だけでなく、体全体の病気が原因になっていることもあります

とくに注意したいのが、神経にダメージが起こる病気です。

病気 特徴 しびれとの関係
糖尿病性神経障害 血糖値が高い状態が続き神経が傷つく 足先からしびれ・感覚低下
ビタミンB12欠乏症 栄養不足や胃の病気で起こる 手足のしびれや感覚異常
慢性腎臓病 老廃物がたまり神経に影響 足のしびれ・むくみ
甲状腺機能低下症 ホルモン不足 しびれ・むくみ・冷え
アルコール性神経障害 長期間の多量飲酒 足先のしびれ・痛み

文献3)(文献4

次のような場合は、全身の病気の可能性があります。

  • しびれが長く続く
  • 両足に広がってきた
  • 足の傷に気づきにくい
  • 健康診断で血糖値を指摘された

このようなときは、まずは内科を受診し、必要に応じて糖尿病内科・神経内科の紹介を受けるとよいでしょう。

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足の親指だけがしびれる症状の特徴

足の親指だけがしびれるときは、「しびれ方」「しびれが続く時間」「症状が片側か両側か」、などを整理すると原因の見当をつけやすくなります。

しびれは、神経・血流・筋肉などさまざまな理由で起こります。

同じしびれでも、症状の出方によって考えられる原因が変わるため、症状の特徴を知っておくことが大切です。

よくあるしびれ方のパターン

足の親指のしびれには、次のようなパターンがあります。

しびれ方 感じ方 考えられる原因の例
ピリピリする 電気が走るような感覚 神経の圧迫、ヘルニアなど
ジンジンする 持続的な違和感 血流不良、冷え
感覚が鈍い 触ってもわかりにくい 神経障害、糖尿病など
チクチク痛む 軽い痛みを伴う 神経刺激、靴の圧迫
しびれ+痛み 歩くと悪化 神経圧迫、血管の病気

また、次のような違いは、原因を見つける手がかりです。

  • 歩くと強くなる
  • 朝だけしびれる
  • 座っていると悪化する
  • 靴を履くとしびれる

自分のしびれ方がどのパターンに近いかを確認し、症状が続く場合は医療機関で相談しましょう。

片側だけしびれるのはなぜ?

足の親指だけ、しかも片側だけしびれる場合、神経が片側だけ圧迫されている可能性が高いと考えられます。

神経は、背骨から左右にわかれて足先まで伸びています。

その途中のどこかで圧迫や刺激が起きると、しびれは片側だけに出ます。

たとえば次のようなケースです。

  • 腰の神経が片側だけ圧迫されている
  • 片足だけきつい靴を履いている
  • 片側の姿勢だけ負担がかかっている
  • 片足だけ血流が悪い

一方で、何らかの病気が原因の場合は、両足にしびれが出ることが多いとされています。

ただし、初期には片側だけに感じることもあるため、しびれが長引く場合は医療機関で相談するとよいでしょう。

放置しても大丈夫?受診の目安

足の親指のしびれは、一時的な血行不良や靴の圧迫などで起こることもあります。

しかし、神経や血管、全身の病気が原因のケースもあるため、症状の内容によっては早めの受診が必要です。

早めに病院へ行くべき症状

次のような症状がある場合は、自己判断せず速やかに医療機関を受診してください。

すぐ受診が必要なサイン

  • 足の力が入りにくい、歩きにくい
  • しびれが広がってきた
  • 片足だけでなく両足に出てきた
  • 強い痛みを伴う
  • 突然しびれが出た
  • 腰痛やお尻の痛みを伴う
  • 冷たさ、色の変化、足の痛みがある

これらは、以下の病気に関係している可能性があります。

  • 椎間板ヘルニア
  • 脊柱管狭窄症
  • 糖尿病性神経障害
  • 血管の病気
  • 脳や神経の病気

また、しびれが数日以上続く場合や、何度も繰り返す場合も早急に受診することをおすすめします。

様子を見ても良いことが多いケース

次のような場合は、一時的な原因のことが多いです。

  • 正座や長時間の同じ姿勢のあとだけ
  • きつい靴を履いたあとだけ
  • 数分〜数時間で自然に消える

ただし、しびれを繰り返す場合や不安が大きい場合は受診しましょう。

稀に、脳卒中の前兆となるしびれの場合もあります。

また、顔のゆがみ、片腕の力が入らない、ろれつが回らない、急な激しい頭痛などに当てはまる場合は、すぐに救急車を呼んでください

何科を受診すれば良い?

足の親指のしびれは、原因によって受診先が変わります。

症状の特徴 受診先
腰痛やお尻の痛みがある 整形外科
足のしびれだけが続く 整形外科
手足のしびれが広がる 神経内科
糖尿病・高血圧がある 内科
足が冷たい・色が変わる 血管外科

迷った場合は、まず整形外科で相談するのが一般的です。

必要に応じて他の科を紹介してもらえます。

足の親指のしびれを和らげるセルフケア

足の親指のしびれは、神経の圧迫や血流の悪化、靴や姿勢の影響など、日常の習慣が関係していることがあります。

原因が重い病気でない場合は、セルフケアによって症状がやわらぐこともあります

まずは、日常生活の中で取り入れやすいセルフケアから始めてみましょう。

ストレッチとマッサージ

筋肉の緊張をゆるめることで、神経の圧迫や血流の悪化を軽減できます。

おすすめストレッチ

  • ふくらはぎストレッチ
    壁に手をつき、後ろ足のかかとを床につけて伸ばす
  • 足指ストレッチ
    手で足の親指をゆっくり反らす
  • 太もも裏ストレッチ
    座って片脚を伸ばし、つま先に手を伸ばす

1回20〜30秒、痛みのない範囲で行います。

マッサージのポイント

  • 足裏を軽く押す
  • 親指の付け根を円を描くようにほぐす
  • ふくらはぎを下から上へさする

※強く押しすぎないことが大切です。

靴・インソールの見直し

足先の神経は、靴の圧迫でもしびれやすくなります。

  • つま先に余裕がある靴を選ぶ
  • ヒールや先の細い靴を長時間履かない
  • クッション性のあるインソールを使う
  • 立ち仕事の方は靴を履き替える

とくに外反母趾や扁平足がある場合は、整形外科でインソールの相談をすることもおすすめです。

入浴や温活で血行を良くする

血流が悪いと、神経に栄養が届きにくくなり、しびれが出やすくなります。

  • 38〜40℃のぬるめのお風呂に10〜15分
  • 足湯をする
  • 冷えやすい方はレッグウォーマー

入浴後にストレッチをすると、さらに効果的です

どこでもできる簡単エクササイズ

長時間同じ姿勢が続くと、神経や血流が悪くなります。

仕事の合間や座りながらでもできる運動を取り入れましょう。

  • 足指グーパー運動:足の指を「グー」に握り、「パー」に開く動きを繰り返す
  • かかと上げ運動:立った状態でかかとをゆっくり上げ下げする
  • 足首回し:足首をゆっくり内回り・外回りにまわす

1時間に1回、30秒程度でもしびれの対策になります。

セルフケアの注意点として、強い痛みがあるときは無理をせず、しびれが広がる場合は中止してください。

セルフケアはあくまで悪化を防ぐサポートです。

根本の原因の治療が必要な場合もあるため、症状が続くときは医療機関を受診しましょう。

足の親指のしびれを防ぐために見直したい生活習慣

足の親指のしびれは、神経の圧迫や血流の悪化、生活習慣病などが重なって起こることがあります。

一度症状が出ると再発しやすいため、日常生活の中で原因になりやすい習慣を見直すことが大切です。

次の項目に当てはまるものが多いほど、しびれの原因になっている可能性があります。

チェック項目 しびれにつながる理由
長時間座りっぱなし 腰の神経が圧迫される
猫背や前かがみ姿勢 背骨や骨盤のバランスが崩れる
きつい靴を履いている 足先の神経や血管を圧迫
立ち仕事が長い 足の血流が悪くなる
運動不足 筋肉が硬くなり血流低下
足が冷えやすい 血流悪化でしびれやすい
体重増加 腰や足に負担がかかる
血糖値が高い 神経障害の原因になる

2〜3個以上当てはまる場合は、生活習慣の見直しを意識しましょう。

姿勢の改善と腰への負担軽減

足の親指のしびれは、腰や背骨の神経が圧迫されることで起こる場合があります。

そのため、日常の姿勢を見直すことはとても大切です。

長時間のデスクワークやスマホ操作で前かがみの姿勢が続くと、背骨や骨盤のバランスが崩れ、神経への負担が増えます。

その結果、腰から足に向かう神経が圧迫され、足の親指だけにしびれが出ることもあります。

次のポイントを意識して、腰への負担を減らしてください。

  • 椅子に深く座り、背もたれに背中をつける
  • モニターの高さを目線と同じにする
  • 1時間に1回は立ち上がり軽く体を動かす
  • スマホを見るときは顔を下げすぎない

姿勢を整えるだけでも神経への圧迫が軽減され、しびれの予防につながります。

適度な運動習慣

運動不足が続くと、筋肉が硬くなり血流が悪くなりがちです。

その結果、神経や血管への負担が増え、しびれが出やすくなります。

とくに、腰やお尻、太ももの筋肉が硬くなると、神経の通り道が狭くなり、足先のしびれにつながることがあります。

無理な運動をする必要はありませんが、次のような軽い運動を続けてみてください。

  • ウォーキング(1日20〜30分程度)
  • 軽いストレッチ
  • 足首の曲げ伸ばし運動
  • 階段をゆっくり上り下りする

筋肉が柔らかくなると血流が改善し、神経への負担も減るため、しびれの予防や再発防止につながります。

ウォーキングの効果については、以下の記事で解説しています。

生活習慣病の予防(血糖・体重管理)

糖尿病や肥満などの生活習慣病も、足のしびれの原因になることがあります。

とくに糖尿病では、血糖値の高い状態が続くことで神経が傷つき、しびれや感覚の低下が起こる場合があります。

また、体重が増えると腰や足への負担が大きくなり、神経の圧迫や血流の悪化を招きやすくなります。

予防のためには、次のポイントを意識しましょう。

  • バランスの良い食事をとる
  • 甘い飲み物や間食を控える
  • 適度な運動を続ける
  • 定期的に健康診断を受ける

生活習慣を整えることは、しびれだけでなく将来の病気予防にもつながる大切な取り組みです。

まとめ|足の親指のしびれは原因を知り早めの対処と予防が大切

足の親指だけにしびれが出る場合「神経の圧迫」「血流の悪化」「靴や姿勢の影響」「糖尿病」など、さまざまな原因が考えられます。

一時的なしびれであれば、姿勢の見直しやストレッチ、靴の調整などのセルフケアで改善することもあります。

しかし、しびれが長く続く場合や、痛みが強い場合・力が入りにくい・しびれの範囲が広がる、といった症状がある場合は、神経や血管、全身の病気が隠れている可能性も否定できません。

自己判断で放置せず、整形外科や神経内科などで早めに相談することが大切です。

また、再発を防ぐためには、日頃の姿勢や運動習慣、体重や血糖値の管理など、生活習慣の見直しも重要になります。

小さな違和感でも早めに対処することで、症状の悪化を防ぎ、安心して日常生活を送れるようになるでしょう。

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参考文献

(文献1)
腰椎椎間板ヘルニア|公益社団法人日本整形外科学会

(文献2)
血管の病気(血管病)について|日本血管外科学会

(文献3)
糖尿病合併症について|一般社団法日本糖尿病学会

(文献4)
しびれの原因となる主な病気|一般社団法日本神経学会