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- 脊椎
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腰椎椎間板ヘルニアの症状に悩んでいる・経験がある方は、このような不安や疑問があるかもしれません。 「腰椎椎間板ヘルニアが再発しないか不安……」 「腰のヘルニアの再発を予防する方法はないの?」 悪い姿勢や腰に負担のかかる動作を繰り返すことで起こる腰椎椎間板ヘルニアは、手術で症状が改善しても再発する可能性があります。 再発を予防するには、正しい姿勢を保つために身体の柔軟性を保ち、腰に負担をかけないことが重要です。 本記事では、腰椎椎間板ヘルニアの再発予防に大切なストレッチの方法を5つ紹介します。 自宅で簡単にできる方法なので、ぜひ参考にしてみてください。 腰椎椎間板ヘルニアにおすすめのストレッチ5選【悪化・再発防止】 症状の悪化・再発防止に効果的な腰椎椎間板ヘルニアにおすすめのストレッチ5選を紹介します。 股関節のストレッチ ハムストリングスのストレッチ 背骨を反らすストレッチ 背骨をひねるストレッチ 胸椎のストレッチ 腰椎椎間板ヘルニアの症状緩和や悪化・再発防止には、腰部周辺の柔軟性を高めるストレッチが効果的です。 特に腰椎(腰のあたりの背骨)への負担を軽減するには、関連する股関節や背骨全体の動きをスムーズに保つことが重要です。 ただし自己判断でのストレッチは症状を悪化させる恐れがあるので、心配な方は医師に相談してから行いましょう。 1.股関節のストレッチ まずは股関節を曲げるストレッチをご紹介します。 1. あお向けに寝る 2. 右足を両手で抱えて、できる限り胸に近づけ股関節を曲げる 3. できるだけ股関節を曲げた状態を30秒キープする 4. 左足も同様に行う 股関節を深く曲げると腰椎も連動して動くため、痛みが出ない範囲で行いましょう。 2.ハムストリングスのストレッチ 太ももの裏側には、ハムストリングスと呼ばれる筋肉がついています。 ハムストリングスが固くなると股関節や骨盤がスムーズに動かなくなるため、腰椎に負担がかかりやすくなります。 ここでは、ハムストリングスのストレッチ方法についてみていきましょう。 1. あお向けに寝る 2. 膝をできるだけ伸ばした状態で右足を抱えてお腹に近づける 3. 太ももの裏が伸びるのを感じた状態で30秒キープする 4. 左足も同様に行う 足を抱えにくいときは、バスタオルを足の裏に引っ掛けて行うとストレッチしやすいです。 3.背骨を反らすストレッチ 背骨を連動させてスムーズに動かすために、ここでは背中全体をゆっくり反らすストレッチをご紹介します。 1. うつ伏せに寝る 2. 両手をつけて身体をゆっくり起こす 3. 首、背中、腰と順番に反るようなイメージで、できる限り反らした状態を30秒キープする 痛みの出ない範囲でゆっくりストレッチをしましょう。 4.背骨をひねるストレッチ 背骨は曲げ伸ばしだけでなく、回旋する動きも必要です。ここでは、背骨をスムーズに回旋するためのストレッチをご紹介します。 1. あお向けに寝て両膝を立てる 2. 両膝をゆっくり右に倒す 3. 倒しきった状態で30秒キープする 4. 左も同様に行う 勢いよく倒すと腰に負担がかかるので、ゆっくり行うのがポイントです。 5.胸椎のストレッチ 胸椎の動きが制限されると、その分腰椎の負担が増え、ストレスがかかりやすくなります。ここでは、胸椎の柔軟性を高めるストレッチをご紹介します。 1. 左半身を下にして横向きに寝る(両膝は軽く曲げた状態にする) 2. 両手を「前ならえ」のようにまっすぐ伸ばした状態で手を合わせる 3. 胸を開くように右手をゆっくり動かす 4. 右手の動きに合わせて顔も右へ回旋させて30秒キープする 5. 左側も同様に行う 胸を開いたときに床に手がつかなくても良いので、痛みのない範囲で動かしましょう。 腰椎椎間板ヘルニアの再発予防にストレッチがおすすめな理由 腰椎椎間板ヘルニアの再発予防として、なぜストレッチがおすすめなのでしょうか。 ここでは、ストレッチがおすすめといわれる理由について解説します。再発の原因や再発率についてもご紹介するので、ぜひ参考にしてください。 腰椎椎間板ヘルニアは改善後も再発の危険性があるから【再発率は術後2年で23%】 腰椎椎間板ヘルニアは、たとえ改善しても再発の恐れがあるため、その予防策としてストレッチが重要視されています。 腰椎椎間板ヘルニアの原因は、重量物の持ち上げやスポーツなどで、腰椎やその間にある椎間板(クッションのような役割がある組織)に繰り返し負担がかかることです。 治療によって症状が改善されたとしても、腰椎や椎間板の負担を減らさないと再発のリスクが残ります。腰椎椎間板ヘルニアの手術後の再発率は、術後2年で23%程度とされています。手術後も 痛みが続いていたり、術前のような症状が現れたりした場合は、再発の前兆の可能性があり注意が必要です。 このように、治療後のヘルニアの再発を防ぐためには、ストレッチを継続して腰の負担を軽減する必要があるのです。 胸椎椎間板ヘルニアの治療方法を詳しく知りたい方は、こちらの記事で解説しています。興味がある方はぜひご覧ください。 ストレッチにより腰椎の過剰な運動を防げるから ストレッチによって筋肉の柔軟性が高まれば、腰椎のストレス軽減につながります。背骨や股関節が固くなると、腰椎が過剰に働いてしまい、椎間板にかかる負担が増加します。 腰椎の正常な運動を保つためには、ストレッチによって背骨や股関節の柔軟性を改善させることが大切です。腰椎椎間板ヘルニアの痛みを和らげる方法をもっと知りたい方は、ぜひこちらも記事も参考にしてみてください。 腰椎椎間板ヘルニアでやってはいけないストレッチ 腰椎椎間板ヘルニアのストレッチを行う際は、腰を大きく丸めるような動作は避けましょう。 腰を過剰に丸めるような動作は椎間板にストレスがかかりやすく、ヘルニアの症状を悪化させる原因となります。 腰まわりの筋肉にも負担がかかりやすいので、ストレッチの際はできるだけ腰椎を曲げすぎないように心がけてください。 まとめ|腰椎椎間板ヘルニアの再発予防のストレッチは無理のない範囲でコツコツ続けよう 腰椎椎間板ヘルニアが改善したからといって、発症前と同じように生活していると再発の恐れがあります。 再発予防のためには、ストレッチを継続して背骨や股関節の柔軟性を保つことが大切です。ストレッチは1つの種目からでも良いので、できるだけ毎日取り組むようにしましょう。 また再発の前兆がある場合は、まずは整形外科を受診し、状態の確認を優先してください。 そして、どの程度の運動やストレッチをして良いのかなどを確認すると良いでしょう。ぜひ本記事を参考にして、腰椎椎間板ヘルニアの再発を予防し、腰痛のない元気で健康な生活を送りましょう。 参照資料 病気がみえるvol.11 運動器・整形外科.MEDIC MEDIA,東京,2017,pp256-259. 日本整形外科学会「腰椎椎間板ヘルニア」 Mindsガイドラインライブラリ 整形外科リハビリテーション.羊土社,東京,2012,pp417-426.
2023.11.13 -
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「ブロック注射って効果ある?」「効果はどのくらい持続する?」 ブロック注射には神経の痛みの緩和、炎症の抑制、血流改善といった効果があります。 しかし、具体的な持続効果や副作用について気になる方も多いのではないでしょうか。 この記事では、ブロック注射の3つの効果と持続時間について医師が徹底解説いたします。 辛い痛みの改善に向けて、ブロック注射を検討している方はぜひ最後までご覧ください。 また、当院「リペアセルクリニック」では、腰椎椎間板ヘルニアなどの症状を和らげるブロック注射を行っております。 辛い症状でお悩みの方は「メール相談」もしくは「オンラインカウンセリング」にてご相談ください。 ブロック注射の3つの効果 ブロック注射は、痛みを緩和する治療法です。 単に痛みを和らげるだけでなく、痛みの原因に働きかける効果があります。 具体的な効果は以下の3つです。 神経の痛みを直接和らげる 炎症を抑えて痛みを和らげる 血流改善で自然治癒力を高める ここでは、ブロック注射の主な3つの効果について、詳しく解説していきます。 それぞれがどのように作用し、痛みを和らげるのか参考にしてください。 神経の痛みを直接和らげる ブロック注射の効果のひとつは、神経の痛みを直接和らげることです。 注射により、痛みの信号を脳に伝える神経を遮断し、一時的に痛みを感じにくくします。 そのため、腰痛や神経痛がひどい方は効果が強く実感できることが多いでしょう。 ただし、効果の強さや感じ方には個人差がありますので、施術前に医師と十分に相談するのがおすすめです。 炎症を抑えて痛みを和らげる ブロック注射は、炎症を抑えて痛みを軽減する効果も期待できます。 炎症によって周辺組織が刺激を受けて、痛みを感じている場合にとくに有効です。 また、腰や肩の慢性的な痛みだけでなく、一時的な炎症に対しても適応されることがあります。 ブロック注射によって炎症が抑えられることで、日常生活の負担も軽減されるでしょう。 血流改善で自然治癒力を高める ブロック注射には血流を改善し、自然治癒力を高める効果が期待できます。 血流が悪い状態が続くと、組織が酸素不足になり痛みが長引く原因になります。 しかし、注射によって血流が良くなれば、組織の回復が促されて痛みも軽減されやすくなるでしょう。 このようなメカニズムから、ブロック注射はとくに冷えやすい部位の痛みに対して効果を実感しやすいといえます。 ブロック注射の効果はいつまで続く? ブロック注射は、効果の持続時間に個人差があります。 注射の種類や症状によっても異なり、効果がすぐに現れることもあれば、数日後に感じる場合もあるでしょう。 本章では、即効性や効果の長さ、複数回の施術による違いについて詳しく解説します。 治療を検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。 即効性はあるが個人差がある ブロック注射は即効性が期待できる治療法です。 注射後すぐに痛みが軽減されるケースが多く、おもに急性の痛みに有効とされています。 しかし、効果が現れるスピードや強さには個人差があります。 体質や症状によっては効果を感じにくい場合もあるため、即効性には個人差がある点を認識しておきましょう。 持続期間の目安は数時間から数週間 ブロック注射の効果が続く時間は個人差があるため、数時間の方もいれば数週間にわたり継続するケースもあります。 一般的に数時間から数週間です。 たとえば、一時的な痛みの軽減が目的の場合、効果は数日程度で薄れることがあります。 一方、炎症の抑制や神経の回復を促すことで、数週間効果が続くケースも少なくありません。 あくまで目安ですが、症状や体質によって効果の持続期間は変わる点を理解しておきましょう。 慢性痛は複数回の施術で効果が長続きする 慢性的な痛みには、ブロック注射を繰り返し行うことによって効果の持続が期待できます。 1回の注射だけでは効果が一時的なケースも多いため、定期的に施術を行うのが一般的です。 繰り返し行うことで痛みが軽減され、日常生活の質が向上するケースもあります。 慢性痛に悩んでいる方は、主治医と治療計画をしっかりと立ててブロック注射治療も取り入れていきましょう。(文献1) ブロック注射の種類と効果の違い ブロック注射と一言で言っても実はさまざまな種類があり、以下の表のとおり期待できる効果や特徴が異なります。(文献2) ブロック注射の種類 詳細 神経ブロック注射 痛みの原因となる神経を直接ブロックする注射 硬膜外ブロック注射 脊髄周辺に薬剤を注入し、広範囲の痛みを抑える 星状神経節ブロック注射 自律神経を整え、血流改善や痛みの軽減を促す注射 トリガーポイント注射 筋肉のコリや緊張を緩和し、痛みを和らげる注射 代表的な4つのブロック注射の種類と、それぞれの効果の違いについて詳しく解説していきます。 また、腰部脊柱管狭窄の治療としてブロック注射を用いることもあります。腰部脊柱管狭窄症でお悩みの方は、以下の記事をチェックしてみてください。 神経ブロック注射 神経ブロック注射は、痛みの原因となっている神経の近くに直接麻酔薬を注射する方法です。 神経の興奮を抑え、痛みの信号が脳に伝わるのをブロックするため、痛みを素早く和らげる効果が期待できます。 たとえば、坐骨神経痛や帯状疱疹後神経痛など、特定の神経が原因の痛みに有効です。 また、痛みの原因を特定するための検査としても活用されています。 硬膜外ブロック注射 硬膜外ブロック注射は、脊髄を包む「硬膜外腔」という部分に薬剤を注入し痛みを抑える方法です。 主に腰痛や坐骨神経痛など、広範囲の痛みや慢性痛に効果的です。 また、硬膜外腔に薬が広がることで、神経の圧迫や炎症を和らげます。 硬膜外ブロック注射は比較的広い範囲に効果を発揮するため、日常生活の負担軽減が期待できるでしょう。 星状神経節ブロック注射 星状神経節ブロック注射は、首にある星状神経節に薬剤を注入し自律神経を整える方法です。 血流を改善し、痛みの軽減や冷え性の改善にも効果が期待されます。 とくに、顔や腕、肩周辺の痛みや自律神経の不調に用いられるケースが多いです。 星状神経節ブロック注射は、冷えやすい部位の痛みに悩む方には、効果を実感しやすいでしょう。 トリガーポイント注射 トリガーポイント注射は、筋肉のコリやしこり(トリガーポイント)に薬剤を注入する治療法です。 筋肉の緊張を緩和し、血流を改善することで痛みを和らげます。 肩こりや腰痛、筋肉疲労に伴う痛みに効果があるため、比較的軽度の痛みにも適応されます。 トリガーポイント注射は、痛みの原因が筋肉にある方には、非常に有効な選択肢といえるでしょう。 ブロック注射の副作用とリスク5選 ブロック注射は、痛みを和らげる効果が期待できる一方で、副作用やリスクも伴います。 安心して治療を受けるためにも、主に以下の5つのリスクを理解しておきましょう。 注射部位の痛みや腫れ 感染症のリスク 神経損傷のリスク アレルギー反応 しびれや麻痺 本章では、ブロック注射で起こりうる副作用とリスクについて詳しく解説していきます。 注射部位の痛みや腫れ ブロック注射後には、注射した部位に痛みや腫れが生じる可能性があります。 これは注射針による刺激や、注入した薬剤に対する反応と考えられますが、通常は数日から1週間程度で自然に治まることが多いでしょう。 しかし、痛みが強かったり、腫れが引かない場合は医療機関を受診するようにしてください。 また、注射部位は清潔に保ち、触りすぎないように注意しましょう。 感染症のリスク ブロック注射は、皮膚に針を刺すため、細菌が侵入することで感染症のリスクも伴います。 感染症を防ぐためのポイントは、注射部位を消毒したり、清潔な状態を保つことです。 もし、注射後に発熱や強い痛み、赤みなどの症状が現れた場合は、速やかに医療機関を受診するようにしてください。 神経損傷のリスク ブロック注射は、注射針が神経に直接触れてしまう可能性があるため、まれに神経損傷を引き起こすリスクもゼロではありません。 神経損傷が起こると、しびれや麻痺、痛みなどが生じることも考えられます。 通常は一時的なものですが、まれに神経損傷の症状が残ってしまう場合もあります。 そのため、ブロック注射を受ける際は、神経の構造を熟知した医師を選ぶのがおすすめです。 アレルギー反応 ブロック注射では「発疹・かゆみ・呼吸困難」など、アレルギー反応を起こす場合があります。 そのため、過去に薬でアレルギーを起こした経験がある方は、事前に医師に伝えておきましょう。 また、注射後に体調が悪くなった場合は、すぐに医療機関を受診してください。 適切な処置をすることで症状の悪化を防げます。 しびれや麻痺 ブロック注射後、一時的にしびれや麻痺を感じる場合があります。 これは、注射した麻酔薬が神経に作用することで起こる症状です。 麻酔薬の効果が切れるにつれて症状は自然に改善しますが、症状が長く続く場合や日常生活に支障が出る場合は、医師に相談しましょう。 また、注射後に車の運転など、危険を伴う行為は避けるようにしてください。(文献3) まとめ|ブロック注射の効果は個人差あり!治療時は主治医に相談しよう ブロック注射は、痛みを和らげるための有効な治療法の一つですが、効果の現れ方や持続時間には個人差があります。 また、副作用やリスクも伴うため、治療を受ける際には医師と十分に相談することが大切です。 症状や体質に合わせて、適切な治療法を選びましょう。 また、当院「リペアセルクリニック」では、ヘルニアの症状には再生医療による治療も行っております。 お気軽に「メール相談」もしくは「オンラインカウンセリング」にてご相談ください。 ブロック注射の効果に関するよくある質問 腰椎椎間板ヘルニアの治療にも効果的ですか? 腰椎椎間板ヘルニアの治療にブロック注射は効果的な場合があります。 理由として、ヘルニアによって圧迫された神経の炎症を抑え、痛みを和らげる効果が期待できるためです。 ただし、ブロック注射は根本的な治療ではなく、あくまで痛みをコントロールする治療法です。 そのため、症状によっては手術やリハビリテーションなど、他の治療法と併用する必要があるでしょう。 また、頚椎椎間板ヘルニアの症状や治療法については以下の記事でも詳しく解説しています。 頸椎椎間板ヘルニアでブロック注射を受けるべきか悩んでいる方は参考にしていただければ幸いです。 ブロック注射はめちゃくちゃ痛いって本当ですか? ブロック注射の痛みについては、個人差が大きいのが現状です。 注射する部位や使用する針の太さによっても感じ方が異なるでしょう。 もし、痛みに不安がある場合は、事前に医師に相談してみてください。 ブロック注射が効かない人はいますか? ブロック注射は、すべての人に効果があるとは限りません。 痛みの原因や体の状態によっては、効果を感じにくい場合があるためです。 たとえば、神経の損傷がひどい場合や、痛みが慢性化しているケースでは、ブロック注射の効果が限定的になる可能性があります。 そのため、ブロック注射で効果が見られない場合は、他の治療法を検討する必要があるでしょう。 医師と相談しながら、適切な治療法を見つけてください。 ブロック注射による効果や副作用に関して不安な方は、当院「リペアセルクリニック」の「メール相談」もしくは「オンラインカウンセリング」にてお気軽にご相談ください。 参考文献一覧 文献1 日本ペインクリニック学会_第Ⅰ章 ペインクリニックにおける神経ブロック 文献2 クリニックマガジン_主なブロック注射と適応症などの内規 文献3 一般財団法人日本医薬情報センター(JAPIC)_疼痛治療剤(局所注射用)
2023.11.09 -
- 脊椎
- 腰椎椎間板ヘルニア
「最近、足のしびれが気になる」「足に電気が走るようにピリピリ・ジンジンする」 このような症状にお悩みの方は、ヘルニアの初期症状の可能性があります。 腰椎椎間板ヘルニアは、足のしびれを引き起こす代表的な病気です。なぜヘルニアで足がしびれるのかというと、飛び出した椎間板が神経を圧迫し、炎症を起こして神経の働きそのものが乱れてしまうためです。 足を触っても感覚が鈍い、力が入りづらい、つまずきやすいなどの症状も、この神経のトラブルによって起こります。 本記事では、ヘルニアにより足がしびれるメカニズムや具体的なしびれの発現部位、足のしびれが治らない原因や対処法について、医師監修のもとわかりやすく解説します。 「このしびれはヘルニアなのか?」「このまま治らないのでは?」と不安を感じている方は、ぜひ最後まで読み進めて改善のヒントにしてください。 当院「リペアセルクリニック」の公式LINEでは、再生医療の情報提供と簡易オンライン診断を実施しております。 ヘルニアについて気になる症状がある方は、ぜひ一度公式LINEにご登録ください。 ヘルニアで足のしびれを発症するメカニズム ヘルニアの初期症状は、主に「腰の痛み」と「足のしびれ」です。多くの場合、これらの症状は軽い違和感から始まり、徐々に強まっていくのが特徴です。 椎間板ヘルニアは腰椎間の椎間板が変性し、内部の髄核(ゼリー状の組織)が突出して神経を圧迫することで発症します。 神経が圧迫されると神経の信号が乱れ、足にピリピリ・ジンジンといった感覚異常が出ます。また、持続する圧迫により、力が入りにくい・感覚が鈍いなどの神経障害へ進行します。 初期の段階では、神経そのものは損傷していないため、軽度の痛みやしびれが主な症状です。 しかし、放置すると神経が損傷し、筋力低下や感覚麻痺などの重い症状に発展する可能性があり注意が必要です。「そのうち治るだろう」と我慢すると回復が遅れる恐れがあるため、早めに原因を把握し、適切な対処が大切です。 なお、ヘルニアのメカニズムや種類について、さらに詳しく知りたい方は、以下の記事で解説していますので、ぜひご覧ください。 椎間板ヘルニアで現れる足のしびれの具体的な部位 椎間板ヘルニアによる足のしびれは、障害されている神経の位置によって現れる部位がほぼ決まっています。L4/L5(第4腰椎と第5腰椎の間)では、主に片足に症状が出るのが特徴です。腰椎から出ている神経が、それぞれの支配領域を持っているためです。 椎間板が突出して特定の神経を圧迫すると、その神経が支配する部位にしびれや痛みが現れます。 とくに多いL4/L5のヘルニアでは、以下の部位に症状が出やすくなります。(文献1) 太ももの後ろからふくらはぎにかけて すねの外側 足の甲や足先 これらの症状は、神経の走行に沿って縦に広がるのが特徴です。また、椎間板ヘルニアによるしびれは、左右どちらか片足に出ることが多い点も重要なポイントです。 足全体が漠然としびれるというよりも、「決まった範囲」「片側だけ」という症状の場合は、椎間板ヘルニアによる神経圧迫が関係している可能性が高いといえるでしょう。 椎間板ヘルニアで現れる足のしびれの種類 椎間板ヘルニアによる足のしびれは、単なる感覚の鈍さだけではありません。神経が圧迫されたり炎症を起こしたりするため、感覚の伝わり方が乱れます。 一般的にみられるしびれの種類には、次のようなものがあります。 ジンジンと重だるいようなしびれ ビリビリと電気が走るようなしびれ 焼けるようなヒリヒリした痛みを伴うしびれ 足に力が入りづらく、踏ん張りにくい感覚 複数の症状が同時に現れることもあれば、日によって変化することもあります。 とくにしびれだけではなく、力が入りづらいと感じる場合は、神経への影響が強くなっている可能性があり注意が必要です。 椎間板ヘルニアでは、疲れや一時的な血行不良によるしびれとは異なり、範囲がはっきりしている・長期間続く・動作で悪化するといった特徴がみられます。 ヘルニアによる足のしびれが治らない3つの要因 ヘルニアによる足のしびれは、「安静にしていれば自然に治る」と説明されることも少なくありません。しかし、数週間~数か月たっても改善せず、不安を感じる方も多くいらっしゃいます。 足のしびれがなかなか治らない背景には、主に次の3つの要因が考えられます。 神経の炎症が長引いている 日常動作や姿勢が回復を妨げている ヘルニア以外の病気が隠れている それぞれ解説します。 神経の炎症 ヘルニアによる足のしびれが治らない原因として最も多いのが、神経の炎症が続いているためです。 初期の段階では飛び出した椎間板により神経が押されている状態ですが、長く続くと神経に炎症が起こり、回復に時間がかかります。神経は一度炎症を起こすと、圧迫が軽減してもしびれだけが残ることがあります。 このため、「腰の痛みは良くなったのに、足のしびれだけが治らない」と感じるケースも少なくありません。 日常動作や姿勢 日常生活の姿勢や動作によって悪化することがあります。とくに前かがみや中腰の姿勢では、しびれや痛みを感じやすくなるため注意が必要です。 椎間板が変性すると、内部の髄核(ずいかく:椎間板の中心にあるゼリー状の組織)を包む組織がもろくなってしまい、後ろに押し出されやすくなります。 椎間板のすぐ後ろには神経が通っているため、押し出された髄核によって神経が圧迫されると、痛みやしびれを感じるのです。 髄核の突出は、腰を屈める動作でとくに強くなり、神経への圧迫が増加します。その結果、前屈や中腰姿勢を続けると、足のしびれが改善しないばかりか、悪化してしまうことがあります。 また、自己判断で行う誤ったストレッチやマッサージも、神経への刺激を強め、症状を長引かせる原因になるため注意が必要です。 ヘルニア以外の病気 足のしびれが長引く場合、ヘルニア以外に原因がある可能性も考慮しなくてはなりません。 代表的な病気には、次のような疾患があります。 脊柱管狭窄症 末梢神経障害 糖尿病性神経障害 など これらの病気でも、ヘルニアと似た足のしびれが現れることがあります。ヘルニアの治療を続けているのに改善しない場合は、別の原因が隠れていないか確認が重要です。 しびれが強くなる、範囲が広がる、力が入りにくくなるといった変化がある場合は、早めに医療機関を受診し、適切な検査を受けることをおすすめします。 ヘルニアによる足のしびれの対処法 ヘルニアによる足のしびれは、状態に合った対処により、症状の悪化を防ぎ、改善が目指せます。 ただし、安静にすべき時期と動いた方が良い時期の見極めは注意が必要で、時期を誤るとかえってしびれが長引くこともあります。 ここでは、ご自身でできる対処法と注意点を解説します。 適度な運動 動けないほど強い痛みがある急性期を除き、過度な安静よりも適度に体を動かす方が良いとされています。 痛みが強い時期は、無理をせず横向きや仰向けで膝を軽く曲げるなど、腰への負担が少ない姿勢で安静にしましょう。(文献2)一方、痛みが落ち着いてきた段階では、必要以上に動かさない状態が続くと、筋力低下や血流低下によって回復が遅れる可能性があります。 実際、腰椎椎間板ヘルニアに関するガイドラインでも、長期間の安静よりも、可能な範囲での運動や温熱療法が弱い推奨とされています。(文献3) 体幹や股関節周囲を意識した軽い運動は、腰椎を支える力を高め、椎間板への負担軽減につながります。 ただし、痛みが増す場合や不安がある場合は、自己判断せず医師や理学療法士に相談することが大切です。 しびれ緩和を促すストレッチ ヘルニアによる足のしびれの緩和や再発予防には、体幹(腹筋・背筋)や股関節周りの柔軟性を高めるストレッチが有効とされています。 体幹が安定すると腰椎の支えが強くなり、椎間板への負担が軽減されます。また、柔軟性を高めることで腰椎の動きを助ける効果があります。 ストレッチにより腰椎や椎間板の負担が軽減され、ヘルニアによる痛みや足のしびれの軽減につながるでしょう。 ただし、痛みが強い時期に無理なストレッチを行うと、かえって症状を悪化させる可能性があります。不安がある人は必ず医師や理学療法士に相談しましょう。 ヘルニアに効果的なストレッチの方法は以下の記事で解説しています。ヘルニアの症状でお困りの人はぜひご覧ください。 逆効果となる行動 足のしびれを早く治したい一心で取った行動が、逆に症状を長引かせることもあります。 NG行動 理由 強く押す・揉みほぐしすぎのマッサージ 神経周囲の炎症が悪化し、しびれが強くなることがあります。 マッサージ機の多用 刺激が強すぎると、腰や神経に負担がかかる可能性があります。 自己流のストレッチ 間違った方法では、ヘルニアを悪化させるリスクがあります。 腰や体を強くねじる動作 椎間板への圧力が高まり、症状が悪化しやすくなります。 「効きそう」「楽になる気がする」と自己判断せず、症状を悪化させないことを最優先に行動しましょう。 以下の記事も併せてご覧ください。 ヘルニアによる足のしびれの治療法 ヘルニアによる足のしびれの治療は、症状の程度や期間によって異なります。 初期~比較的軽い段階では、手術を行わない保存療法が基本となり、症状が慢性化や重症化した場合は、手術や再生医療が検討されます。 以下で詳しく解説します。 保存療法 保存療法とは、手術を行わずに症状の改善を目指す治療法です。多くの椎間板ヘルニアでは、まず保存療法が選択されます。 主な保存療法は、次の通りです。 運動療法(ストレッチ・筋力トレーニングなど) 薬物療法(内服薬・注射など) 運動療法 運動療法は、痛みやしびれに対して即効性を期待するものではなく、腰椎にかかる負担を減らし、神経の回復を助けるための中長期的な治療として位置づけられます。 腹筋や背筋などの体幹が鍛えられると、腰椎が安定し、椎間板への過度な圧力が軽減します。また、股関節まわりの可動域が改善することで、日常動作時の腰だけに負担が集中するのを防ぐ効果も期待できます。 ただし、自己判断で強度を上げると症状を悪化させる可能性があるため、医師や理学療法士の指導のもとで、症状や回復段階に合わせて行うことが重要です。 薬物療法 ヘルニアには痛み止めの飲み薬や注射も有効です。 椎間板が神経を圧迫し、炎症が起きている場合、消炎鎮痛剤や神経痛を抑える薬を内服することで症状が軽減できる可能性があります。 また、ヘルニアの症状が強い場合には、麻酔で神経の働きを抑える「ブロック注射」も有効とされています。 ブロック注射は以下の記事で詳しく解説しているため、ぜひこちらもチェックしてください。 手術 ヘルニアによる足のしびれが保存療法でも改善しない場合や、筋力低下・歩行障害などの神経症状が進行している場合には、手術が治療選択肢となることがあります。 ガイドライン上では、腰痛の原因が椎間板障害である場合は、脊椎固定術が疼痛の軽減に有用となる可能性が指摘されています。(文献3) 症状の程度や生活への影響を総合的に評価し、慎重に判断されます。 再生医療(幹細胞治療) https://youtu.be/bXPC0JUz68g 従来の保存療法や手術療法では改善が難しかったヘルニアの症状に対して、ご自身の細胞の治癒力を利用する「再生医療(幹細胞治療)」という新しい治療法が注目されています。 リペアセルクリニックでは、この再生医療を専門的に提供しており、ヘルニアによるつらい症状の根本的な改善を目指しています。 とくに当院独自の「脊髄腔内ダイレクト注射療法」は、幹細胞を脊髄腔内に直接投与することで、損傷した神経部位への高い到達率と修復効果が期待されます。 この治療法は、従来の方法と比べてより多くの幹細胞が損傷部位に到達しやすく、高い治療効果が期待できる点が特徴です。 再生医療は手術や従来の治療法で効果が得られなかった方にとって、新たな選択肢となり得ます。 ヘルニアの症状でお悩みの方は、当院の再生医療についてご相談ください。 再生医療に関する情報や、腰の痛み・ヘルニアへの具体的な改善症例が知りたい方は当クリニックの公式LINEもあわせてご確認ください。 ヘルニアによる足のしびれを悪化させないための注意点 ヘルニアを悪化させないためには、椎間板への負担をかけないことが大切です。 具体的には、椎間板に大きな負担がかかる動作を避けることと、寝方を工夫すると良いでしょう。 以下に挙げる動作は椎間板へ大きな負担がかかるため、注意してください。 重量物を持ち上げる 繰り返し腰を捻る 長時間座り続けたり中腰を続けたりする また、寝方にも注意が必要です。横向きに寝ていると、くの字に丸まってしまい、椎間板への負担が大きくなります。 仰向けで腰の下にタオルを入れるなど、腰が丸くならないようにすると良いでしょう。 ヘルニアによる足のしびれを理解して悪化を防ごう ヘルニアの初期段階では、腰の痛みや足のしびれといった症状から始まることが多く、椎間板に負担がかかる動作や姿勢により症状が出やすいのが特徴です。 放置して重症化すると、しびれや痛みが強くなるだけでなく、筋力低下や感覚の麻痺など、日常生活に支障をきたす可能性もあります。 足のしびれが続く場合や悪化していると感じる場合は、早めに整形外科を受診し、原因を特定することが重要です。 なお、当「リペアセルクリニック」では、ご自身の幹細胞を用いた再生医療に取り組んでいます。ヘルニアによって傷ついた神経の修復にも効果が期待されています。 手術以外の治療法をお探しの方や、長引く足のしびれにお悩みの方はお気軽にメール相談もしくはオンラインカウンセリングからご相談ください。 また、現在LINEでもご相談を受け付けております。 ヘルニアによる足のしびれについてよくある質問 ヘルニアによる足のしびれでは受診した方が良いですか? 痛みやしびれなどの症状が続く場合は受診しましょう。 ヘルニアは症状が進行すると痛みが強くなるほか、筋力低下や感覚麻痺といった症状が出てくる可能性があります。 ヘルニアの初期段階で受診すれば、早めに治療を開始できるため、重症化を防ぎやすくなります。 ヘルニアによる足のしびれにはストレッチとマッサージどちらが効果がありますか? 基本的にはストレッチが推奨され、マッサージは注意が必要です。 椎間板ヘルニアによる足のしびれは、神経が圧迫・炎症を起こしていることが主な原因です。そのため、腰や股関節まわりの柔軟性を高め、神経への負担を減らすストレッチは症状の緩和につながる可能性があります。 一方で、マッサージはやり方によっては逆効果になることがあります。とくに、しびれている部位を強く押したり、腰を強く揉みほぐしたりすると、神経の炎症を悪化させ、しびれや痛みが強くなるケースもあります。市販のマッサージ機を使用する場合も、刺激が強すぎないか注意が必要です。 自己判断で行うのではなく、痛みが強い時期は無理をせず、医師や理学療法士の指導のもとで行うことが大切です。 椎間板ヘルニアの足のしびれの回復期間は? 足のしびれの回復期間は、症状の程度や神経への影響の強さによって個人差があります。 比較的軽度の場合は、保存療法(安静、薬物療法、運動療法など)によって数週間~数か月で徐々に改善するケースも少なくありません。一方で、神経の炎症が強かったり、圧迫が長期間続いていたりする場合は、しびれが改善するまでに数か月以上かかることもあります。 また、痛みが落ち着いた後もしびれだけが残ることがあり、これは神経の回復に時間がかかるためと考えられています。 症状が長期間続く場合や、筋力低下・歩行障害がみられる場合は、早めに医療機関を受診し、治療方針を見直すことが重要です。 リペアセルクリニックでは、手術・入院をしない新たな治療【再生医療】を提供しております。 くわしくは、以下の腰椎ヘルニアに対する再生医療の症例をご覧ください。 参考文献 文献1 第1章 腰のしくみと腰椎椎間板ヘルニアに 関する基本的な話 文献2 第4章 椎間板ヘルニアの治療 文献3 腰痛診療ガイドライン2019 改訂第2版
2023.11.06 -
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「腰椎椎間板ヘルニアの症状とはどのようなものか?」 「どの程度で手術が必要になるのか?」 このように疑問を抱く方は多いのではないでしょうか。 腰椎椎間板ヘルニアは、非常によく見かけるヘルニアの一種であり、症状やその重さは人によってさまざまです。場合によっては手術が必要となるケースもあります。 本記事では、腰椎椎間板ヘルニアの具体的な症状や程度、さらに治療法について詳しく解説します。 腰椎椎間板ヘルニアとは? 腰椎椎間板ヘルニアとは、背骨の各骨と骨の間に存在する椎間板と言われる部位が膨隆(膨らんで高くなった状態)や外へ飛び出して神経を圧迫することで、痛みや痺れといった症状が生じることもあります。 次章より、腰椎椎間板ヘルニアの症状レベルや治療、そして再生医療の可能性についても触れていきます。 腰椎椎間板ヘルニアの種類(分類) 腰椎とは、腰のあたりにある背骨のことで、5つの骨(椎体:ついたい)から成り立っています。 そもそも背骨は、椎体という骨が上下に積み重なっているような構造をしています。 この椎体と椎体の間には、椎間板(ついかんばん)というクッションのようなものがあり、衝撃を和らげるなどの働きをしています。 椎間板ヘルニアは、この椎間板の中身(髄核:ずいかく)やその中身を包む袋のようなもの(線維輪:せんいりん)が膨らんだり、また外に脱出、飛び出したりすることで、神経を圧迫した状態です。症状が出ていない場合でもヘルニアと診断されることもあります。 人口の約1%(100万人〜120万人)がこの腰椎椎間板ヘルニアに悩んでいるという報告もあり、決して珍しいヘルニアではありません。 男女比はやや男性の方が多く(約2〜3:1)、好発年齢は20〜40才代、好発部位はL4-L5、L5-S1(※)とされています。(※L=腰椎 S=仙椎) 椎間板ヘルニアは、椎間板がどの程度飛び出しているかによって、正中型ヘルニア・傍正中ヘルニア・外側ヘルニアの3種類に分類されます。 それぞれがどのようなヘルニアなのか詳しくみていきましょう。 正中型(せいちゅうがた)ヘルニア 正中型ヘルニアでは、椎間板の中央部で、脊柱の正中、つまり背骨に対してほぼ垂直に飛び出します。(脊柱管の内側に飛び出す) 正中型ヘルニアになると、脊髄や馬尾神経(ばびしんけい)が圧迫されます。 症状としては、まず腰痛があるでしょう。そのほか、両足の痺れや歩行障害、馬尾神経にまで影響があった場合には、排泄障害が伴う可能性があります。 傍正中(ぼうせいちゅう)ヘルニア 傍正中ヘルニアは、正中型よりもやや左右どちらかの外側にずれた方向へ、椎間板が突出する状態です。(脊柱管の内側に飛び出した状態) 症状として、腰の痛みが挙げられます。ただ、それ以外の症状が、正中型と異なる点に注意しましょう。 傍正中ヘルニアは、左右どちらかに寄っているだけあり、左右片方だけで症状が現れやすいです。 たとえば、片足だけが痺れる、痛むといった症状が現れます。 外側(がいそく)ヘルニア 外側ヘルニアは、椎間板が脊柱管の外側に飛び出すことを意味します。 上記ふたつは、背骨の方向、つまり脊柱管に収まる範囲で起こるヘルニアでした。 しかし外側ヘルニアは、脊柱管の外、つまり傍正中ヘルニアよりもさらに左右に偏った方向へ飛び出します。 症状として、左右どちらかの神経圧迫により、片足だけの痺れや痛みを感じやすいでしょう。また筋力低下や、坐骨神経痛なども伴いやすい傾向があります。 オンラインで相談する 腰椎椎間板ヘルニアの症状レベル 腰椎椎間板ヘルニアでは、椎間板の変性などの度合いによって症状を段階分けできます。 具体的には以下のようなレベル、段階があります。 軽度レベル 中程度レベル 重症レベル(手術するレベル) それぞれがどういうものか見ていきましょう。 軽症レベル 椎間板がわずかに飛び出しているものの、神経を圧迫するほどではない段階です。 この時の症状として、軽度の腰痛などが挙げられます。また、首にわずかな痛みを感じるケースもあるでしょう。 しかし軽症レベルでは、痺れや筋力低下などの症状はほとんど見られません。あったとしても、本人がほとんど知覚できない程度です。 軽症レベルでは、簡単な工夫による改善が期待できます。 たとえば簡単なストレッチや姿勢の改善によって、症状が楽になるかもしれません。 中等度レベル 中等度では、椎間板の突出が進み、神経が圧迫され始めます。さらに繊維輪を断裂するようになります。 この段階では以下の症状が表れるでしょう。 強い腰痛 両足または片足の痛み 首周辺の痛み 手足の痺れ 坐骨神経痛 筋力の低下 中等度レベルでは、症状がより強くなります。 場合によっては、普段の仕事や家事がこなせなくなることもあります。 また特に痛みが強いため、状況に応じて痛み止めなどの服用が必要になるでしょう。もちろん根本的な解決を図るための治療も進めていく必要があります。 重症レベル 重度レベルになると、椎間板が大きく飛び出し、より強く神経を圧迫します。この状況を「脱出」あるいは「遊離」といいます。 症状として以下が挙げられるでしょう。 激しい腰痛や首の痛み 足に限らない、幅広い部分での痺れ 感覚の鈍麻 筋力の低下と麻痺 歩行困難 排泄障害 馬尾症候群 重症レベルでは、かなり重い症状が現れます。この段階で、通常通りの生活を送るのはほぼ不可能でしょう。 いわゆる「手術するレベル」の症状です。 このような状態になる前に、治療や改善を図るのが重要となるでしょう。 オンラインで相談する 腰椎椎間板ヘルニアの治療(治し方) 腰椎椎間板ヘルニアを治すためには、まずは画像検査が必要で、それにはMRIが最も有用です。 変性してしまった椎間板は正常なものと異なっているように写し出されるため、脱出した椎間板の部位や分類診断についても役立ちます。 椎間板ヘルニアは、自然治癒する可能性もあります。 時間の経過により、飛び出した椎間板が体の中に吸収され、外へ排出される場合があります。 そのため、排尿や排便にも影響が出るような膀胱直腸障害など重い神経障害がある場合を除いて、まずは保存療法が選択されます。 保存療法による改善が期待できない場合、手術療法や再生医療が選択されます。それぞれ治療法の詳細を見ていきましょう。 保存療法 保存療法としては、非副腎皮質ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)などの鎮痛薬を使用するケースが多いです。 その他、神経ブロック注射も選択肢にあがるでしょう。 また、体を柔らかくするストレッチやリハビリもとても効果的です。 手術療法 膀胱直腸障害や運動麻痺などの重い神経症状がある場合や、保存療法でも強い痛みが続く場合には、手術療法が行われます。 その場合は、症状の原因となっている椎間板を摘出するような方法が取られます。 手術の仕方によっていろいろな種類があり、内視鏡を使った最小侵襲の手術が今は主流となっています。 関連記事:ヘルニア治療のPLDD手術|失敗しないためのポイントとは 関連記事:椎間板ヘルニアの内視鏡手術|PELD(PED)とMEDの違いとは 再生医療 再生医療では幹細胞を用いて、傷ついた椎間板の修復や再生を目指します。腰椎椎間板ヘルニアの治療法としては最新のもの。 ヘルニアになった場合、脊髄が損傷している、炎症を起こしているケースが多々あります。そのままだと、痛みや痺れなどの症状が現れます。 しかし保存および手術療法では、十分な治療効果が得られないかもしれません。 そこで再生医療によって脊髄を再生させ、根本的な治療を図ります。 私たちは再生医療として、効果を高めるため「脊髄腔内ダイレクト注射療法」などを実施しています。 オンラインで相談する https://fuelcells.org/treatment/spinal_cord/ 腰椎椎間板ヘルニア|よくある質問 腰椎椎間板ヘルニアについて、よくご質問頂くことについて記しました。その他ご質問、再生医療の可能性などはお問い合わせください。 Q1:椎間板ヘルニアの際は安静にした方が良いですか? A1:絶対安静が必要ということではありません。 腰の痛みや足の痛み、痺れ感がある場合には安静にしておく方が良いといわれることも多いかと思います。 しかし、自宅で安静にした方が早く治るという科学的な根拠はありません。 痛みが強すぎて動けない場合は自宅で安静にしている他ありませんが、動けるのであれば腰や足の筋力が弱くならないように、少しずつ動くようにすると良いでしょう。 Q2:保存療法としてコルセットは効果がありますか? A2:試してみる価値はあると考えられます。 腰椎椎間板ヘルニアの患者さんは、立っている方が座った姿勢よりも痛みが楽に感じるケースが多いようです。それは立っている状態の方が姿勢を保持しやすいのが理由です。 コルセットを着用して姿勢の保持をしやすくするのは痛みを和らげるために効果があると言えます。 ただし、コルセットに頼りすぎると筋力が低下してしまい、コルセットがなければ生活ができないということもあるので注意が必要です。 コルセットをするなら必ず筋力トレーニングは必要となります。 まとめ・腰椎椎間板ヘルニアの症状レベルを把握して最善の治療を 今回は腰椎椎間板ヘルニアの症状や治療法などを解説しました。 腰椎椎間板ヘルニアで症状が重い方には手術療法が選択されます。 しかし、手術をおこなっても圧迫され続けた脊髄や神経根の損傷が完全に修復されないこともあります。すると、痺れや痛みといった症状が残るかもしれません。 そのような場合、当院の再生医療、幹細胞で治療するという方法をご検討ください。 脊髄腔内ダイレクト注射で投与という当院独自の方法を用いて、傷ついた神経の再生を試みます。これまで多くの症例を経験し、症状の改善がみられています。詳しくは以下の動画をご覧ください。 https://www.youtube.com/watch?v=4AOGsB-m63Y&t=132s
2023.11.02 -
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- 腰部脊柱管狭窄症
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腰から足にかけての激痛やしびれの症状が出る坐骨神経痛は、悪化すると「死ぬほど痛い」と感じる人は多く、腰痛の中でも日常生活に支障をきたすことが多いです。 痛みの改善には手術しかないと考える方もいるかもしれませんが、坐骨神経痛は薬物療法やリハビリなどの手術を行わない保存療法で症状が緩和する可能性があります。 また、リペアセルクリニック坂本理事長のYouTubeでも坐骨神経痛について解説していますので、あわせてご確認ください。 「死ぬほど痛い」と感じるほど重症の坐骨神経痛は、適切な治療を受けないと歩行困難になる可能性もあります。 深刻な痛みで不安がある方は、ぜひお電話でご相談ください。 今までは手術によって痛みやしびれを取る治療が一般的とされてきましたが、近年では神経損傷を改善する可能性がある治療法として再生医療が注目されています。 「坐骨神経痛が死ぬほど痛いからなんとかしたい」という方は、どんな些細なことでもお気軽にご質問くださいね! 坐骨神経痛の辛い痛みを和らげる7つの治療法 坐骨神経痛の辛い痛みを和らげるための治療法は主に以下の7つです。 痛みを緩和する薬物療法 神経ブロック療法 筋肉をほぐす理学療法とリハビリ 認知行動療法 装具療法 重度の場合に行われる手術療法 再生医療 自分にあった症状に合わせて、治療法も検討していきましょう。 坐骨神経痛の原因や症状については、以下の記事で解説しています。あわせてご覧ください。 痛みを緩和する薬物療法 坐骨神経痛の痛みに対して、まず試される治療法が薬物療法です。痛み止めや炎症を抑える薬を服用することで、辛い症状を和らげる効果が期待できます。 最初は市販の痛み止めから始め、症状が重い場合は医師が処方する鎮痛剤や抗炎症薬を使用するケースもあります。 薬には副作用のリスクもあるため、自己判断での服用は避けて必ず医師に相談しましょう。 ▼神経損傷の治療に再生医療が注目 >>【無料】公式LINE限定の再生医療ガイドブックを見てみる 神経ブロック療法 痛みの原因となっている神経に直接アプローチするのが神経ブロック療法です。 局所麻酔薬を注射して、痛みを伝える神経の働きを一時的に抑制します。 神経ブロック療法は、比較的即効性があり重度の痛みにも効果を期待できるのが特徴です。 また、効果の持続時間には個人差があり、数時間から数カ月以上継続する方もいます。(文献1) 筋肉をほぐす理学療法とリハビリ 理学療法により、坐骨神経周辺の筋肉をほぐし血行を改善するのも、坐骨神経痛に効果が期待できます。 理学療法を受ける場合は、専門家の指導のもとストレッチや運動療法を行います。温熱療法やマッサージなども組み合わせることで、こわばった筋肉がリラックスし痛みの軽減につながるでしょう。 また、リハビリでは痛みの少ない範囲で軽い運動から始め、徐々に負荷を上げていく段階的なプログラムを実施します。 自宅でも医師や理学療法士の指導のもと、簡単なストレッチや運動を続けることで、より早い回復が期待できます。 認知行動療法 認知行動療法とは、物事の考え方・捉え方や行動に働きかけてストレスを軽減する治療法です。 専門家との定期的な面談を通じて、痛みと上手に付き合うコツを学びます。また、リラックス法や呼吸法なども取り入れるとより効果的です。 継続的な取り組みが必要ですが、痛みへの不安が軽減されることで生活の質の向上も期待できます。 装具療法 坐骨神経痛が辛いときは、腰椎を安定させて痛みを和らげるために、コルセットなどの装具を使用することがあります。 ただし、長期の装着は体力低下を引き起こす可能性があるため、医師に相談しながら、使用期間は1カ月程度を目安に調整しましょう。 装具の使用で痛みが改善したら、徐々に体を動かし筋力の回復を目指すのがおすすめです。 重度の場合に行われる手術療法 保存的治療で改善が見られない重症例では、神経を圧迫している椎間板や骨を取り除き、症状の改善を目指す手術療法が検討されます。 近年は、内視鏡手術など身体への負担が少ない手術方法も発達してきており、比較的早い段階で退院や日常生活への復帰ができる傾向があります。 ただし、手術にはリスクも伴うため慎重な判断が必要ですので、医師と十分に相談し手術の必要性を見極めましょう。 再生医療 再生医療とは、患者さま自身の細胞を利用して損傷した組織の再生・修復を促進する治療法のことです。 患者さま自身の細胞を使うため、拒絶反応やアレルギー反応などの副作用リスクが少ない点も魅力の一つといえるでしょう。 手術せずに損傷した坐骨神経の症状改善に期待できる新たな選択肢として再生医療が注目されています。 「坐骨神経が死ぬほど痛くて日常生活もままならない」という方は、ぜひ再生医療による治療をご検討ください。 当院(リペアセルクリニック)では無料カウンセリングも行っております。 坐骨神経痛の痛み症状が改善できる可能性がある再生医療の治療法について、ぜひ一度ご相談ください。 そもそも坐骨神経痛とは?辛い3つの症状 坐骨神経痛とは、体の中で最も太い神経である坐骨神経に沿って痛みが走る症状です。 主な症状としては以下3つが挙げられます。 腰から足先にかけての鋭い激痛やしびれ お尻から脚にかけての持続的な痛み 座位や歩行で悪化する下半身の違和感や麻痺感 人によって症状は異なりますが「死ぬほど痛い」と表現されるケースもあり、日常生活に支障をきたすほどの痛みもあります。 本章では、坐骨神経痛の主な症状を解説します。 腰から足先にかけての鋭い激痛やしびれ 坐骨神経に沿って走る電気が走るような鋭い痛みは、最も特徴的な症状の1つです。 突然襲ってくる激痛は、まるで雷に打たれたかのような衝撃を伴います。多くの方が「今まで経験したことのない痛さ」と表現するほどです。 さらに、痛みの強さは時間帯や動作によって変化し、夜間に悪化する場合もあります。 もしも我慢できないほどの痛みに襲われたら、すぐに医療機関での受診をおすすめします。 お尻から脚にかけての持続的な痛み 坐骨神経痛特有の「ズキズキ」「ジンジン」した痛みは長時間続くのが特徴です。 お尻から太ももの裏側、ふくらはぎにかけて痛みが持続し、座る姿勢がとくにつらくなります。 また、痛みで姿勢が崩れてさらに症状が悪化する可能性もあるため、早期の段階で適切な治療を受けて慢性化を防ぎましょう。 座位や歩行で悪化する下半身の違和感や麻痺感 座っているときや歩行時に増す「違和感や麻痺感」も見逃せない重要な症状です。 たとえば長時間の座位で痺れが強くなったり、歩行時にふらつきを感じたりする場合もあります。 また、日常生活での何気ない動作が困難になり、仕事や家事に支障も出てきます。そのため、症状の進行を防ぐためにも、早めの対策と生活習慣の見直しが重要です。 坐骨神経痛の主な原因3選! 坐骨神経痛の代表的な原因は以下の3つが挙げられます。 椎間板ヘルニア 脊柱管狭窄症 加齢や筋力低下 主な原因を理解してから適切な治療法を選択できます。 ここでは症状との関連性や予防法を含めて詳しく解説します。 椎間板ヘルニア 椎間板ヘルニアとは「加齢」や「日常的に腰部に負担をかける」ことにより、クッション役である椎間板が飛び出し神経を圧迫する症状です。 デスクワークが多い30〜50代の方が発症しやすく、座っているだけでも激痛に襲われるケースもあります。 早期発見・早期治療が重要であり、適切な治療を受ければ多くの方が症状改善を実感できます。 また、腰椎椎間板ヘルニアの詳しい症状や重症度が気になる方は以下の記事もチェックしてみてください。 脊柱管狭窄症 脊柱管狭窄症は、年齢とともに脊柱管が狭くなり、神経が圧迫される症状です。 とくに50代以降の方に多く見られ、立ち仕事や長時間の歩行で症状が悪化します。 また、前かがみで痛みが和らぎ、背筋を伸ばすと痛みが強くなるのが特徴です。 しかし、多くの場合が適切な治療と生活習慣の改善で症状をコントロールできます。 脊柱管狭窄症で注意すべきポイントや、症状と治療法については以下の記事も参考にしてみてください。 加齢や筋力低下 加齢による筋力低下も坐骨神経痛の原因の1つです。 腰回りの筋肉が衰えると、背骨を支える力が弱まり神経への負担が増加するため、日常生活での些細な動作で激痛が走ることもあります。 しかし、正しい運動習慣と筋力トレーニングの継続で症状の改善や予防が期待できます。 また、加齢や筋力低下で気になる症状があれば「メール」や「オンラインカウンセリング」でのご相談も受け付けておりますので、お気軽にお問合せください。 坐骨神経痛の予防法とセルフケア 坐骨神経痛の痛みは日々のケアで和らげることができます。 ここでは、痛みに悩まされている方にも効果的な3つの予防方法をご紹介します。 日常的にできる簡単なストレッチ 正しい姿勢を保つための意識づけ 適度な運動で筋力を強化する 継続的に行うと辛い症状の改善や予防に期待できるでしょう。 日常的にできる簡単なストレッチ 朝晩5分から始められるストレッチで、硬くなった筋肉をほぐしていきます。 とくに効果的なのが、仰向けで行う膝抱えストレッチです。 背中を床につけ、片膝を胸に向かってゆっくり引き寄せます 反対側の足はまっすぐ伸ばしたまま30秒キープ 左右2セットずつ行うのがおすすめです。 無理のない範囲で継続していると、徐々に筋肉の柔軟性が高まり痛みの予防につながります。 正しい姿勢を保つための意識づけ 猫背やストレートネックは坐骨神経痛の原因になりやすいため要注意です。 デスクワークが多い方は背筋を伸ばし、足裏を床につけた姿勢を心がけましょう。 長時間同じ姿勢も避けたいポイントですので、1時間に1回は立ち上がって軽く体を動かすことをおすすめします。 正しい姿勢を保っていれば、神経への負担が軽減され痛みの予防に効果的です。 適度な運動で筋力を強化する 急激な運動は逆効果ですが、適度な運動は予防にも効果的です。 ウォーキングや水中歩行から始めるのがおすすめで、とくに体幹を鍛えると腰への負担が軽減されます。 まずは1日10分からでもOKですので、徐々に時間を延ばして体を強化していきましょう。 まとめ|死ぬほど痛い坐骨神経痛は適切な治療法で改善しよう 坐骨神経痛の痛みは確かに辛いものですが、適切な治療とケアで改善に期待できます。まずは専門医に相談し、あなたに合った効果的な治療を検討してみてください。 治療には薬物療法や神経ブロック、リハビリなど症状に合わせて選択できます。 本記事を参考に簡単なセルフケアも取り入れつつ、日常的に予防も意識してみてください。 近年の治療では、手術をしない新たな選択肢として「再生医療」が注目されています。 痛みでできなかったことが再びできるようになる可能性がある再生医療について「どのような治療を行うか」ぜひお問い合わせください。 坐骨神経痛が死ぬほど痛いときによくある質問 Q:坐骨神経痛と間違える病気はありますか? 坐骨神経痛に似た症状に「梨状筋症候群」や「変形性股関節症」があげられます。 いずれも神経損傷や関節軟骨がすり減ってしまい従来の治療では元に戻らないと言われています。 しかし、近年では損傷した神経や関節軟骨に対して再生医療による治療も選択肢の一つです。 今まで元に戻らないとされていた神経や組織の改善が期待できる治療法なので、この機会にぜひ知っておきましょう。 ▼神経損傷の治療に再生医療が注目 >>【無料】公式LINE限定の再生医療ガイドブックを見てみる Q:坐骨神経痛でやってはいけないことは何ですか? 坐骨神経痛の症状を悪化させないために、主に以下の動作が挙げられます。 長時間の同じ姿勢 無理な運動 重いものを持ち上げる とくに急激な動きや、ねじる動作は症状を悪化させる原因となります。 また、坐骨神経痛でやってはいけないことについては、以下の記事でさらに詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。 参考文献一覧 文献1 日本ペインクリニック学会_第Ⅰ章 ペインクリニックにおける神経ブロック
2022.04.13 -
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- 腰椎椎間板ヘルニア
腰椎椎間板ヘルニアは、椎間板が神経を刺激して痛みやしびれを引き起こす疾患で、日常生活への影響が大きくなりやすい特徴があります。 症状がある状態で飲酒を続けても良いのか判断できず、お酒を飲む習慣を見直すべきか悩む方も少なくありません。アルコールは血行や炎症に作用し、腰への負担を増やす可能性があるため、適切な知識を得ることが重要です。 この記事では、腰椎椎間板ヘルニア治療中の飲酒の可否、控えるべき理由、症状を悪化させやすい行為について詳しく解説します。 なお、腰椎椎間板ヘルニアに対しては、再生医療というアプローチも選択肢の一つです。 当院「リペアセルクリニック」の公式LINEでは、再生医療の情報提供と簡易オンライン診断を実施しております。 腰椎椎間板ヘルニアについて気になる症状がある方は、ぜひ一度公式LINEにご登録ください。 腰椎椎間板ヘルニアを患っていても飲酒していい? 腰椎椎間板ヘルニアの症状が出ている間は、飲酒を控えることが望ましいです。アルコールの影響で炎症や痛みが強まりやすく、回復の妨げになる可能性があるためです。 お酒を楽しみたい気持ちがあっても、症状の悪化を避けるためには体調を優先した判断が必要になります。 痛みが続いて生活に支障が出ている場合には、再生医療という選択肢も検討してみましょう。リペアセルクリニックでは症状に合わせたアプローチを行っており、改善を目指す方の相談に丁寧に対応しています。早期の対処を希望する場合はぜひお問い合わせください。 【関連記事】 腰椎椎間板ヘルニアの症状レベルと種類を医師が解説!手術するべき? 腰椎椎間板ヘルニア罹患時に飲酒を控えるべき理由 腰椎椎間板ヘルニアの症状がある場合、飲酒は痛みの悪化や回復の妨げになる可能性があります。飲酒を控えるべき理由を3つ解説します。 炎症や痛みを悪化させる可能性があるから 筋肉の緊張を乱すから 長時間同じ姿勢になるから 炎症や痛みを悪化させる可能性があるから 飲酒は腰椎椎間板ヘルニアの炎症や痛みを強める可能性があるため控えることが望ましいです。 お酒を飲むと末梢血管が拡張し、血流量が一時的に増加します。血行促進は炎症部位にも及ぶため、発赤・腫脹が強まり、疼痛が増すリスクがあります。 腰椎椎間板ヘルニアの神経周囲の炎症が長引くと、回復が遅れるだけでなく、慢性化の原因にもなりかねません。症状を悪化させないために、飲酒は控えめにすることが重要です。 筋肉の緊張を乱すから 飲酒は筋肉の緊張が乱れ、ヘルニアの痛みが強まりやすい状態になります。アルコールは筋肉を一時的にゆるめる作用があり、腰部の支えが弱くなりやすいためです。 筋肉が過度にゆるんだ状態が続くと、椎間板にかかる負担が大きくなる可能性があります。さらに、飲酒後は睡眠中の筋肉バランスが崩れやすく、無意識のうちに不自然な姿勢が続きやすくなります。 結果的に、翌朝に腰部の違和感が増し、症状が悪化したと感じるケースが少なくありません。 長時間同じ姿勢になるから 飲酒時は長時間同じ姿勢になりやすく、腰椎椎間板への負担が増えるため注意が必要です。酒宴の場では前かがみで腰が丸まった姿勢を取りやすく、無意識のうちに同じ姿勢が続く傾向があります。 背骨のS字カーブが崩れると腰への圧力が高まり、椎間板に強い負荷がかかります。姿勢の乱れが続くと翌日の痛みが増す原因につながり、生活の質にも影響を及ぼすようになるでしょう。 腰椎椎間板ヘルニアの治療中にお酒と上手く付き合うポイント 治療中に完全な禁酒が難しい場合でも、飲み方を工夫すれば負担を抑えられます。無理のない範囲で体調と向き合うためのポイントを紹介します。 少量ならOK 痛みがある時は飲まない 休肝日を設ける 少量ならOK 少量であれば治療中でも飲酒は可能ですが、適量を守ることが前提となります。厚生労働省が示す「節度ある適度な飲酒」は1日あたり純アルコール約20gで、ビール中瓶1本(500ml)、日本酒1合(180ml)、ワイングラス2杯弱(約200ml)が目安です。(文献1) お酒を楽しみにしている人にとって完全な断酒は強いストレスにつながり、精神面の不調を招く場合があります。ストレスが蓄積すると睡眠の質や姿勢にも悪影響が生じ、結果として症状の回復を妨げる恐れがあります。適量を意識しながら無理のない範囲で付き合う姿勢が大切です。 痛みがある時は飲まない 痛みがある時は飲酒を控えることが大切です。アルコールを取り込むと肝臓に負担がかかり、体全体の回復力が低下する恐れがあります。 加えて、炎症の悪化や腰部の筋肉の緊張増加が起こり、神経への圧迫が強まることで痛みが長引くリスクも高まります。腰椎椎間板ヘルニアの症状が出ている時期は、酒席より体の回復を優先する意識が欠かせません。 休肝日を設ける 腰椎椎間板ヘルニアの治療中にお酒を少量楽しむ場合は、必ず休肝日を設けることが重要です。毎日飲酒すると肝臓への負担が増すだけでなく、体内の炎症や筋肉の緊張に影響し、腰椎椎間板ヘルニアの症状が悪化する可能性があります。 週に数日は完全に飲酒を控え、体を休める日を作ることで、痛みの管理や回復をサポートできます。無理のない範囲で飲酒習慣を調整しましょう。 飲酒以外にも!腰椎椎間板ヘルニアで避けたい行為 腰椎椎間板ヘルニアの症状を悪化させる行為は、飲酒以外にもいくつかあります。日常生活で避けたい行為について、注意点とあわせて解説します。 喫煙 重い物を持ち上げる 長時間のデスクワーク スポーツ・アクティビティ全般 痛みがある部位の誤ったマッサージ 喫煙 喫煙は腰椎椎間板ヘルニアの治療を妨げるため、可能な限り避けることが重要です。タバコに含まれるニコチンは毛細血管を収縮させ、血流の低下を招きます。血流が滞ると椎間板へ十分な栄養が届かなくなるため、結果として損傷部位の修復が遅れる要因とつながるのです。 喫煙習慣がある人は非喫煙者よりも腰椎椎間板ヘルニアの発症リスクが1.27倍高いと報告されており、治療中の痛みも強くなりやすい傾向があります。(文献2) 禁煙は治療中の負担を軽減し、完治後の再発リスクも下げられる可能性があるため、ヘルニアの改善を目指す上で大きなメリットがあります。 重い物を持ち上げる 腰椎椎間板ヘルニアを抱えている場合、重い物を持ち上げる行為は症状を悪化させるリスクがあります。腰にかかる圧力が増すことで椎間板がさらに損傷し、痛みやしびれが強まる可能性が高まるため、日常生活での持ち上げ動作にも十分な注意が必要です。 とくに前かがみの姿勢や急な動作で物を持ち上げると、腰椎に負担が集中し症状が悪化しやすくなります。そのため、荷物を持つ際は腰を曲げず、膝をしっかり曲げて脚の力で支える持ち方の意識が欠かせません。 また、できるだけ荷物を分けたり、補助具を利用して負荷を軽減したりする工夫も重要です。 長時間のデスクワーク 長時間のデスクワークやスマートフォン操作などの前かがみ姿勢を続けることも腰椎椎間板ヘルニアの症状悪化を招く要因です。腰椎や椎間板への負荷が増えることで痛みやしびれが強くなり、回復を妨げる場合もあります。 とくにパソコン作業中やスマートフォンの長時間使用は、無意識に背中や腰が丸まった姿勢になりやすく、椎間板にかかる圧力がさらに増してしまいます。そのため作業中はこまめに休憩を取り、立ち上がって軽く腰や背中を伸ばすストレッチを行うことが推奨されます。 また、椅子や机の高さを調整して自然な姿勢を維持し、腰や背中への負担を軽減する環境を整えることも回復には欠かせません。 スポーツ・アクティビティ全般 腰椎椎間板ヘルニアでは、激しいスポーツやアクティビティ全般は症状悪化のリスクが高いため控える必要があります。 走る、ジャンプする、中腰になる動作や、腰を強く伸ばしたりひねったりする動作は椎間板に大きな負担を与えます。 ただし運動不足も回復には好ましくないため、腰に負担がかからない軽いストレッチや体幹トレーニングは積極的に取り入れることが重要です。適切な運動で症状の悪化を防ぎましょう。 痛みがある部位の誤ったマッサージ 腰椎椎間板ヘルニアがある場合、痛みのある部位への強いマッサージや専門知識のない施術者によるマッサージは症状を悪化させるリスクが高いため避ける必要があります。 無理に圧をかけたり刺激を与えたりすると椎間板や神経に負荷がかかり、痛みやしびれが強まることがあります。 安全にケアするには、医師や理学療法士などの専門家に相談し、症状に応じた適切な方法でマッサージや運動を行うことが重要です。 腰椎椎間板ヘルニアの症状を緩和させる方法 腰椎椎間板ヘルニアの痛みを和らげるには、日常で実践できる対処法があります。無理のない範囲で取り入れられる方法を解説します。 痛み止めや湿布薬を使用する 適切なストレッチを行う 医療機関を受診する 痛み止めや湿布薬を使用する 腰椎椎間板ヘルニアの痛みを一時的に緩和するには、痛み止めや湿布薬の使用が有効です。痛み止めには内服薬(錠剤やカプセル)、座薬、注射などがあり、作用時間や効果の強さが異なります。 また、湿布薬も局所の痛みや炎症を抑える補助的な役割があります。ただし長期間の自己判断使用は症状の悪化や副作用のリスクがあるため注意が必要です。 痛み止めや湿布薬は自己判断で使用せず、症状や体質に合わせて専門家に適切な方法を相談することが重要です。 適切なストレッチを行う 腰椎椎間板ヘルニアの症状緩和には、適切なストレッチが有効です。具体的には、次のストレッチを日常に取り入れましょう。 1.仰向けになって、肩幅に足を開く 2.お尻を床につけたまま、左足を右足側に倒す 3.10秒ほどその姿勢を維持する 4.左右を逆にして同様に行う 1セット5回程度の実施で腰回りの柔軟性が改善され、椎間板への圧力を軽減できます。ただし、痛みが強い場合は無理せず医師に確認してください。 医療機関を受診する 腰椎椎間板ヘルニアの症状緩和には、定期的な専門の医療機関への受診が非常に重要です。痛みが引かない場合は飲酒は控え、速やかに医師に相談しましょう。 専門医による診断で、症状の原因や進行状況を確認し、薬やリハビリ、生活指導など適切な対応を受けることで悪化を防げます。定期受診を習慣化することが、症状改善と回復への近道になります。 飲酒は腰椎椎間板ヘルニアの悪化の原因になり得る 腰椎椎間板ヘルニアの悪化を防ぐためには、飲酒を控えることに加えて、日常生活における姿勢や動作、運動習慣なども見直すことが非常に重要です。 痛みやしびれが続く場合は、自己判断での対応や市販薬の乱用は避け、速やかな専門医への相談が推奨されます。 椎間板ヘルニアの初期症状について知りたい方は、以下の動画もご覧ください。 リペアセルクリニックでは、再生医療を活用しながら、症状の改善や再発予防を目指したオーダーメイドの治療プランを提供しています。腰痛や椎間板ヘルニアでお困りの方は、まずお気軽にご相談ください。 「リペアセルクリニック」の公式LINEでは、再生医療の情報提供と簡易オンライン診断を実施しております。 腰椎椎間板ヘルニアについて気になる症状がある方は、ぜひ一度公式LINEにご登録ください。 参考文献 (文献1) 健康日本21(アルコール)|厚生労働省 (文献2) 腰椎椎間板ヘルニア診療ガイドライン2021(改訂第3版)|日本整形外科学会
2021.11.23 -
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椎間板ヘルニアの強い腰の痛みやしびれに悩まされ、「今の痛みを少しでも和らげたい」「これ以上悪化させないためにできることを知りたい」とお悩みの方も多いのではないでしょうか? 腰椎椎間板ヘルニアは、日常動作や姿勢によって症状が悪化しやすく、我慢を続けるほど回復を遅らせる可能性があります。 そこで本記事では、腰椎椎間板ヘルニアの痛みを和らげるために今日からできる方法や症状の特徴や原因について解説しています。 すでに診断を受けた方はもちろん、「もしかしたら腰椎椎間板ヘルニアかも」と不安を抱えている方にも役立つ内容になっていますので、ぜひ最後までご覧ください。 また、保存療法だけでは改善しきれないケースにおいては、再生医療などの新しい選択肢も存在します。 腰椎椎間板ヘルニアの痛みが長引いている方や手術は避けたいという方は、当院(リペアセルクリニック)の無料電話相談で現在の症状やお悩みについてお気軽にご相談ください。 >>今すぐ電話してみる(受付時間:9:00〜18:00) 腰椎椎間板ヘルニアの痛みを和らげる方法|腰に負担をかけないことが大切 腰椎椎間板ヘルニアの痛みを和らげるためには、まず腰にできるだけ負担をかけないことが重要です。 急性期には安静と冷却を基本とし、炎症を抑えることを優先します。 まずは以下の対策を行いましょう。 安静 患部を冷やす 腰に負担がかからない寝るときの姿勢を意識する その後、症状の回復状況に応じて、以下のような筋力トレーニングやストレッチを取り入れることで再発予防にもつながります。 インナーマッスルを鍛える 腰や下半身のストレッチをおこなう それぞれ解説いたしますので、ぜひ参考にしてください。 インナーマッスルを鍛える 腰椎椎間板ヘルニアには、腰への負担が少ない筋肉トレーニングが有効です。身体の深部に存在するインナーマッスル強化を中心におこないます。 インナーマッスルは、腰を安定させて腰椎をゆがまさない役割があるため、腰の負担が減り症状の改善が期待できます。 本項目では、幅広い年齢層でも実践できる3つのドローインをご紹介します。 立位のドローイン 1.直立(立った状態)の姿勢をとります 2.胸を張った状態で肩幅を目安に足を開きます 3.息を吐きった状態にして、浅い呼吸を繰り返します(お腹の空気を意識する) 4.30秒程度継続してから呼吸を通常通りに戻します ※無理のない程度に、上記の動作を3セット実施しましょう。 座位のドローイン 椅子を準備し、背もたれに触れない程度に浅く腰掛けます 両足裏がしっかりと床に接地した状態にします 胸を張った状態で、両足を腰幅程度に開きます 息を吐きった状態にして、浅い呼吸を繰り返します(お腹の空気を意識する) 30秒程度継続してから呼吸を通常通りに戻します ※無理のない程度に、上記の動作を3セット実施しましょう。 仰向けのドローイン 仰向けの姿勢で寝そべり、両膝を立てます 息を吐きった状態にして、浅い呼吸を繰り返します(お腹の空気を意識する) 30秒程度継続してから呼吸を通常通りに戻します ※無理のない程度に、上記の動作を3セット実施しましょう。 腰や下半身のストレッチをおこなう 硬くなっている筋肉をストレッチで柔らかくすることにより、ヘルニアの症状を軽減できます。 また、腰だけでなく、股関節や足などの下半身と体幹を中心にストレッチすると筋肉に柔軟性が得られるため、腰への負担が相対的に軽減されます。 ヘルニアの症状軽減に期待できる「寝ながら簡単に実践できるストレッチ」を2つご紹介します。 膝を抱えるストレッチ 仰向けに寝そべります 両膝を胸につけるように両手で抱え込みます 背中から腰までを伸ばした状態で20秒程度体勢をキープします ※無理のない程度に、複数回繰り返し実施しましょう。 うつ伏せストレッチ うつ伏せの状態で寝そべります 顔が乗るように両腕を組み、リラックスした状態で3分程度深呼吸を行います 胸の下に柔らかなもの(クッション等)を入れ、さらに3分程度深呼吸を行います 両肘を立て、上体を軽く持ち上げた状態でさらに3分程度深呼吸を行います 腰が痛気持ちいいところまで上体を徐々に上げ、状態を10秒程度キープします ※息を止めず無理のない程度に、複数回繰り返し実施しましょう。 姿勢に気を付ける 座った姿勢は腰に負担がかかるため、長時間座らないようにするのが重要です。休憩時間には気分転換にストレッチをする、また周囲を歩いて気分転換をおこないましょう。 また、座るときの姿勢も腰のあたりにクッションを入れる、背もたれの角度を調整できる椅子を選ぶなど、自分にとって負担が少ない姿勢を見つけることが重要です。 腰椎椎間板ヘルニアとは https://youtu.be/F3CM8DYgSVU?feature=shared 背骨は頸椎(首の骨)が7個・胸椎(胸の骨)が12個・腰椎(腰の骨)が5個に分かれて、それぞれ1つずつ骨が積み重なったように構成されています。 そして、1つずつの骨と骨のあいだには椎間板が存在します。椎間板は、多くの水分を含んだゼリー状の髄核、その周りを取り囲む線維輪により二重構造となっており、腰にかかる負担を和らげるクッションのような役割があります。 腰椎椎間板ヘルニアとは、腰椎の椎間板に負担がかかり、椎間板の中にある髄核という組織が外に飛び出して神経にぶつかった状態です。 ヘルニアとは身体の組織の一部が、本来あるべき、正しい位置からはみ出した状態をいいます。なぜ、本来とは関係ない場所にはみ出るのでしょうか? そこで今回は、「腰椎椎間板ヘルニアが生じる原因・症状と痛みを和らげる方法」について詳しく解説します。 【タイプ別】腰椎椎間板ヘルニアの症状 腰椎椎間板ヘルニアの主な症状は、お尻・足の痛みはもちろん、しびれ、力を入れにくい、動かしにくいなどの症状があります。痛み・しびれは下半身のどの場所にも出ますが、その中でもお尻から太ももの裏側の痛みは坐骨神経痛と呼ばれ、代表的な症状です。 また、神経が強く押されている場合は、おしっこ・お通じなどが出にくい、または漏れてしまう場合もあります。 椎間板ヘルニアは下記の2つのタイプに分かれ、圧迫される神経によって症状が変わります。 神経根型 馬尾型 神経根型 神経根型は、背骨に対して縦に走っている神経ではなく、そこから左右へ枝分かれして伸びている神経根という場所を圧迫しています。症状として、腰・片足の痛みなどがありますが、危険度は高くありません。 馬尾型 馬尾型は、背骨に対して縦に走っている神経を圧迫します。 症状として、お尻・足全体への痛みがあるだけでなく、そのまま放置すると尿漏れなどの排尿障害が生じる、場合によっては歩けなくなり、寝たきりになる可能性があるなど「馬尾型は神経根型」よりも危険性が高くなります。 腰椎椎間板ヘルニアの原因 腰椎椎間板ヘルニアは下記のようにさまざまの原因で生じます。 年齢 体にある組織の多くは、年齢とともに劣化します。椎間板もその中の1つです。 椎間板は体重を支えるため、身体の中で最も負担のかかる組織です。しかし、ほとんど血管がなく栄養が届きにくい仕組みになっています。そのせいもあり、なんと10歳代後半から劣化が始まり、徐々に、みずみずしさが失われてクッション機能を果せなくなっていきます。 姿勢の悪さ 普段の姿勢が反り腰・猫背の人は、一般的な姿勢より、体重が腰にかかりやすくなります。そのため、長期間そのような姿勢でいると椎間板への負荷が大きくなり、ヘルニアの原因になる場合があります。 また、意外かもしれませんが、腰への負担は立っているよりも座っているときの方が大きくなります。車の長時間の運転、デスクワークなど、長時間座るような生活をしている人は注意が必要です。 定期的に立つ、歩く、屈伸をおこなうなどで姿勢を変化させることが必要です。 喫煙 ご存知でしょうか!喫煙と椎間板ヘルニアには関係があります。 年齢のところで解説したように、椎間板には血管がありません。そのため、周囲の毛細血管から必要な栄養分をもらっています。しかし、喫煙者はタバコの影響から毛細血管の血流が悪くなり、椎間板の回復が遅く劣化しやすい状態に近づきます。 まとめ|腰椎椎間板ヘルニアの痛みと上手に付き合おう 腰椎椎間板ヘルニアは、腰や足の強い痛み・しびれ・運動障害などを引き起こす疾患です。 症状や原因は人によって異なりますが、以下のような日常生活の中で取り入れられる対処法を実践することで、痛みの軽減や悪化予防が期待できます。 インナーマッスルを鍛える 腰・下半身のストレッチを取り入れる 長時間同じ姿勢を避ける 正しい姿勢を意識する 椅子や寝具を見直す 座ったり立ったりする時間を意図的に取り入れて、腰に負担がかからないように心がけましょう。 適度な運動や正しい姿勢の習慣化がヘルニア予防にも役立ちます。 ただし、1週間程度経過したのに関わらず症状が全く改善されない場合は、そのまま放置することなく専門医を受診しましょう。 また、すでに腰椎椎間板ヘルニアと診断され、治療を受けてきたけど痛みが改善されないなどお悩みの方は、当院(リペアセルクリニック)の無料相談をご利用ください。 一人ひとりの症状やこれまでの治療経過に応じて、新たな治療の選択肢をご提案させていただきます。 「このまま腰椎椎間板ヘルニアの痛みと付き合い続けるしかないのか・・」と不安を感じている方も、まずはお気軽にご相談ください。 >>今すぐ電話してみる(受付時間:9:00〜18:00)
2021.11.23







