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糖尿病の初期症状!自覚症状、身体のサインを見落とさないために!

公開日: 2022.05.23
更新日: 2024.10.07

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糖尿病の初期症状!自覚症状、身体のサインを見落とさないため、知っておきたいこと!

糖尿病とは、血液中の血糖値が慢性的に高値を示す病気です。

糖尿病にかかると、慢性的に高血糖が続くために、喉が渇きやすくなり、尿量増加、体重減少などの身体のサインが現れる場合もありますが、顕著な自覚症状が認められないケースも少なくないと言われている点で注意が必要です。

万が一、「糖尿病の初期症状」に気が付けば早期の食事療法などで健康状態を維持することが可能ですが、糖尿病は、進行すると様々な合併症を引き起こすことが知られていますので専門医療施設で精密検査を必要に応じて受けることが重要です。

今回は、糖尿病を初期の段階で知り、早期治療を開始するための「初期症状」と、その際に現れる「身体のサイン」、そして初期症状が出現した際の対処法に関する情報を中心に詳しく解説していきます。

  • 初期症状を知り早期治療を開始するために

  • このような身体のサイン(症状)に気が付いたら医療機関へ
  • ・のどが渇きやすくなった
  • ・尿の量が増加します
  • ・体重が減少した
  • ・空腹が満たされない
  • ・足がつったり、しびれる
  • ・足にひび割れや、乾燥しやすくなった
  • ・すぐに風邪をひくなど体が弱くなった

糖尿病のサイン

糖尿病はどのような病気? 

糖尿病とは、インスリンが十分に作用しないために血液中を流れるブドウ糖の数が多くなってしまう病気です。

糖尿病は基本的に「1型糖尿病」と「2型糖尿病」に分類されており、その中でも2型糖尿病は生活習慣に強く関連する頻度が高いタイプであり、初期の段階では有意な症状が現れにくく、自覚症状を覚えた頃には、すでに病状が進行していることも多く見受けられます。

1型糖尿病も2型糖尿病も出現する症状自体に大差はありませんが、それらの発症メカニズムが異なる事から自覚症状の現れ方や出現経過などは若干違います。

糖尿病

 

・1型糖尿病

1型糖尿病のケースではインスリンを分泌する膵臓の細胞が破壊されることがあります。

このような場合、急激に血糖値が上昇するため、喉の渇き、頻尿、多飲、足のしびれなど神経障害、体重減少、疲労感などが突如として出現することがあります。

・2型糖尿病

一般的に「糖尿病」と呼ばれているものが、2型糖尿病になります。2型糖尿病では少しずつインスリン分泌量が減ってインスリン機能が悪くなるために症状は、ゆるく徐々に現れます。

また、2型糖尿病における自覚症状は多種多様であり、少しずつ現れるため初期の段階では気付かないことが多くあります。

自覚症状が乏しいままで知らず知らずのうちに病状が進行していることも多いため、定期的に健康診断を受けて空腹時血糖値などの指数をチェックすることが重要な視点となります。

最近では高齢者ばかりではなく、10代や20代などの若い世代でもと尿病を発症したり、予備軍に含まれる方が増えてきています。若いからと油断しないでください。

糖尿病の疑いがある初期症状

自覚症状がなく、ゆるやかに発症していく糖尿病ですが、代表的な初期症状があります。

1)体重が急激に落ちる

糖尿病の症状として、エネルギー源でもあるブドウ糖を上手に取り込むことができなくなります。ブドウ糖の代わりに筋肉や脂肪をエネルギーに変えようと身体が働いてしまい、ダイエット等を意識していなくても急激に痩せてしまうことがあります。

2)喉が渇きやすくなる

血糖値が高くなることで、血液がドロドロとした状態になってしまいます。

そうなることによって、脳は水分が足りないと認識してしまい、水を飲まなければと混乱してしまいます。また、水をたくさん飲むことで尿の回数も多くなります。

3)足への症状

糖尿病になってしまうと、毛細血管がダメージを受けやすくなってしまい、自律神経へ悪い影響を及ぼしてしまいます。

その結果、次のような症状が現れやすくなります。

  • 糖尿病の足の症状
  • ・つりやすくなる
  • ・足が痺れやすくなる
  • ・ひび割れや乾燥しやすくなる

4)感染症にかかりやすくなる

血糖値が高くなることで、白血球などをはじめとして免疫細胞の機能が低下します。風邪をひきやすくなったり、皮膚の感染症などにかかりやすくなってしまいます。

5)空腹感が続きやすくなる

通常は血液中にあるブドウ糖が増えることで、処理するためにインスリンが分泌されますが、糖尿病になるとインスリンが思うように機能してくれません。

そこで上がった血糖値を処理するために尿として糖を排出するようになります。エネルギーでもある糖が吸収されずに排出されてしまうため、脳は常にエネルギーを補おうと空腹のサインを出してしまうのです。

まとめ・糖尿病の初期症状!自覚症状、身体のサインを見落とさないために!

今回は糖尿病における初期症状の身体のサイン、そして初期症状が出現した際の対処法などについて詳しく解説してきました。

糖尿病とは、インスリンという血糖値を下げるホルモンの機能が減弱することで、慢性的に血糖値が高い状態が継続する疾患です。

喉の渇き、多飲、多尿、足のしびれなど糖尿病の初期症状を放置して血糖値が高い状態が継続すると、血管が障害されて心筋梗塞、脳卒中など重篤な病気に繋がります。

また血糖値が高い場合には、白血球を始めとして免疫機能が低下するので、感染症に罹患しやすい、感染所見が重篤化しやすいなど指摘されています。

今回ご紹介した初期症状は、特に見逃すことなく仮に有意な身体のサインを自覚した場合には、すぐに糖尿病内科など専門の医療機関を受診して精密検査を受けることを心がけましょう。

以上、糖尿病の初期症状!自覚症状など身体のサインを見落とさないで!と題して記させて頂きました。

今回の記事の情報が少しでも参考になれば幸いです。

▼糖尿病の治し方、幹細胞治療は、以下をご覧下さい
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▼以下の記事も参考にしてください
糖尿病の合併症(サイレントキラー)は生活習慣の改善で防ぐ

 

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