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【医師監修】吐き気を伴う頭痛の治し方|受診の目安や予防法を徹底解説

頭痛 吐き気 治し方
公開日: 2025.02.10 更新日: 2026.01.31

頭痛と吐き気が同時に現れてつらい「医療機関を受診すべきか悩む」

繰り返す吐き気を伴うつらい頭痛に対して、治し方がわからず悩んでいる方もいるでしょう。

吐き気を伴う頭痛は風邪やストレスだけが原因ではなく、脳卒中や脳腫瘍など、命に関わる疾患が潜んでいる可能性も少なくありません。

本記事では、吐き気を伴う頭痛が起きた際の治し方を頭痛のタイプ別に詳しく解説します医療機関を受診すべき目安と予防法も紹介するので、参考にしてください。

また、当院リペアセルクリニックでは、無料の電話相談もご利用いただけます。

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【タイプ別】吐き気を伴う頭痛

吐き気を伴う頭痛は、原因によって「一次性頭痛」と「二次性頭痛」に分類されます。各頭痛の原因や詳細は、以下のとおりです。

タイプ

原因

詳細

一次性頭痛

・ストレス

・生活習慣

・片頭痛(文献1)

・緊張型頭痛(文献2)

・群発(ぐんぱつ)頭痛

二次性頭痛(文献3)

・疾患

・脳卒中

・脳腫瘍

・髄膜炎など

一次性頭痛とは、CTやMRI検査で脳に異常が見つからない頭痛で、ストレスや生活習慣が引き金となり、慢性的に痛みを繰り返す特徴があります。

一方、二次性頭痛はなんらかの疾患が背景にあって起こる頭痛を指します。脳卒中や脳腫瘍といった、命に関わる疾患のサインである可能性も否定できません。「いつもの頭痛と違う」と感じたら、医療機関への相談をおすすめします。

当院(リペアセルクリニック)では、無料の電話相談を実施しておりますので、自身の症状に不安を感じた場合はすぐにご相談ください。

その他の対処法については、こちらの記事で解説していますので、ぜひ参考にしてください。

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【タイプ別】自宅でできる頭痛と吐き気の治し方

頭痛と吐き気は、原因となる頭痛のタイプによって対処法が異なります。自分の症状に合わない方法を選ぶと、かえって痛みを悪化させてしまう可能性も少なくありません。

ここでは、自宅でも実践できる具体的な治し方を解説します。まずは自分の頭痛タイプに合ったケアを取り入れ、つらい症状を和らげましょう。

ただし、これらの方法を試しても症状が改善しない、あるいは悪化する場合は、自己判断せずに医療機関を受診してください。

【緊張型頭痛】温かいタオルで首や肩を温める

肩や首の筋肉の緊張が原因で起こる緊張型頭痛の場合、温かいタオルで首や肩を温めるのが効果的です。温められると血行が促進され、筋肉の緊張が和らぐため、痛みの軽減が期待できます。

吐き気も、同様の原因で起こる場合があるため、温めると症状が改善される可能性があります。

首や肩を温めるには、以下の方法がおすすめです。

  • 蒸しタオルを使用する
  • 40~42度くらいのぬるめのお湯に15~20分程度浸かる

入浴して全身を温めるのもおすすめですが、時間がない場合は蒸しタオルが便利です。濡らしたタオルを電子レンジで1分ほど温めた蒸しタオルを数分当てるだけでも効果がみられます。

【緊張型頭痛】カフェインを控える

カフェインは過剰に摂取すると自律神経が刺激され、筋肉の緊張を招いて頭痛を悪化させるケースがあります。

また、カフェインには利尿作用があるため、体内の水分が失われ脱水症状を引き起こす可能性があるのも事実です。

仕事中の眠気覚ましにコーヒーやエナジードリンクを飲んでいる方は、摂取量を見直してみましょう。とくに、夕方以降のカフェイン摂取は睡眠の質を低下させ、翌日の疲労や頭痛につながるため注意が必要です。

デカフェやハーブティーなど、体に優しい飲み物へ切り替えるようにし、日常的な摂取を控えるだけで、慢性的な不調が改善するケースも少なくありません。

【片頭痛】冷却シートで頭を冷やす

ズキズキと脈打つ片頭痛は、脳の血管が急激に拡張して炎症が起きている状態であるため、患部を冷却シートで冷やすのが効果的です。

冷却シートや氷枕、保冷剤をタオルで巻き、こめかみや首筋に当ててください。冷気によって拡張した血管が収縮し、炎症の広がりを抑えられます。

ただし、冷やしすぎは逆効果になる場合もあるため、15〜20分を目安に使用しましょう。入浴やマッサージは血流を促進し、痛みを増幅させるので避けてください。

【片頭痛】水分を十分に摂る

片頭痛と吐き気は、軽度の脱水が引き金となるケースもあります。脱水状態は血液の循環を悪くし、頭痛を誘発・悪化させる要因となります。

とくに、吐き気がある際は水分が失われやすいため、常温の水や経口補水液を少しずつ飲みましょう。一度に大量に飲むと胃を刺激してしまうため、一口ずつゆっくり含むのがポイントです。

カフェインを含まない麦茶や白湯も体に優しく、水分不足による不調を防ぐ助けになります。冷たい飲み物は、胃腸を刺激し、吐き気を悪化させる可能性がありますので、避けてください。

【群発頭痛】刺激物を避ける

「群発頭痛」は、ある期間に集中して激しい痛みが起こるのが特徴です。この時期は、強い光や音、においなどの刺激が発作の引き金となるため避けるようにしてください。

たとえば、以下のような工夫が効果的です。

  • 明るい場所にいる際は、暗い場所に移動したり、目を閉じたりする
  • 大きな音がする場所にいる際は、耳栓や静かな場所に移動する
  • 香辛料の効いた食べ物やアルコールなどは避ける
  • 香りの強い香水や柔軟剤の使用を避ける

発作が起こりやすい時期は、普段の何気ない行動が頭痛の引き金になるため、注意しましょう。

【共通】市販薬(鎮痛薬)を服用する

頭痛と吐き気がつらい場合、市販の鎮痛薬を使用する方法も効果的です。アセトアミノフェンやイブプロフェンなど自分の体質に合う市販薬を常備しておくと良いでしょう。

痛みがピークに達してからでは、薬の効果が十分に発揮されないケースがあります。「痛くなりそう」と感じた段階で鎮痛薬を服用するのが、つらい時間を短くするポイントです。

鎮痛薬を服用する際には、用法・用量の厳守が重要です。用量や用法を守らない使用は、薬物乱用頭痛を招く恐れがあります。

頻繁に服用している場合や効き目を感じない場合は、自己判断を続けず医療機関への相談が必要です。

また、持病がある方や他の薬を服用している方は、医師や薬剤師に相談の上、市販薬との飲み合わせを確認しましょう。

【共通】静かな場所で休息する

頭痛や吐き気がある場合は、光や音、匂いといった外部からの刺激が脳への大きな負担となります。無理をして活動を続けず、できるだけ静かで薄暗い部屋へ移動して休息をとりましょう。

横になれる環境であれば、ベルトや衣服など体を締め付けるものを緩め、リラックスできる姿勢を保ちます。そのまま短時間の睡眠をとるか、目を閉じて休むだけでも症状の緩和に効果的です。

また、脳を休ませると過敏になった神経が鎮まり、症状の回復が早まります。パソコンやスマートフォンの使用を控え、目を閉じて安静に過ごしてください。

吐き気が伴う頭痛で受診すべき目安

吐き気を伴う頭痛は、よくある不調に見えても重大な病気が隠れている場合があります。自己判断で様子を見るか迷った際は「緊急性が高い症状」と「受診を検討すべき目安」を知っておくことが重要です。

早期に医療機関を受診できれば、重症化の回避が期待できます。ここでは、受診の判断に役立つポイントを整理するので、参考にしてください。

緊急度の高い症状

突然経験したことのない激しい頭痛が起き、吐き気や嘔吐を伴う場合は注意が必要です。以下の症状が現れた場合は、重大な病気が関与している可能性もあるため、ためらわず救急車を呼ぶか、すぐに病院へ向かってください。

  • 意識障害:呼びかけに反応が鈍い、意識がもうろうとする
  • 呂律が回らない、言葉が出てこない
  • 手足のしびれや麻痺
  • 激しい嘔吐
  • 高熱
  • けいれん
  • 首の痛みやこわばり
  • 突発的な激しい頭痛(今まで経験したことのないような痛み)

「バットで殴られたような」突然の強い頭痛や、手足のしびれ、呂律が回らないなどの症状は、くも膜下出血や脳卒中の代表的なサインです。

また、高熱を伴う場合や、意識が朦朧(もうろう)としたり、激しい嘔吐を繰り返したりする際も同様です。

「大げさかもしれない」とためらわず、すぐに救急外来への受診や救急要請を行ってください。迅速な行動が、あなた自身の命と予後を守ることにつながります。

受診の目安

緊急性の高い症状がなくても、以下の項目に当てはまる場合は、医療機関への受診がおすすめです。

  • 頭痛が慢性的に続いている
  • 吐き気が慢性的に続いている
  • 市販薬を服用しても症状が改善しない
  • 日常生活に支障が出ている
  • 不安が強い

緊急性が低く見えても、頭痛と吐き気が1週間以上続いたり、頻度が増えたりしている場合は医療機関へ相談しましょう。

市販薬が効かない、以前より痛みが強くなった、生理周期や気圧変化と無関係に起こるといった変化も受診のサインです。日常生活に支障が出ている場合は、早めに受診してください。

受診する診療科

頭痛と吐き気が主症状の場合、まずは「脳神経外科」や「脳神経内科」を受診するのが一般的です。原因がはっきりしない場合でも、MRIやCTなどの画像検査を行い、脳に異常がないかを詳しく調べられます。

また、目の奥が痛むなら眼科、鼻詰まりを感じるなら耳鼻咽喉科など、併発している症状に合わせた診療科の受診が必要なケースもあります。

近くに専門科がない場合は、まず内科を受診しても問題ありません。症状に応じて適切な診療科を紹介してもらえる点も内科のメリットです。

診察時の注意事項

限られた診察時間で医師に正確な情報を伝えるには、事前の準備が重要です。以下の情報を整理して、伝えられるようにしておきましょう。

  • 症状が始まった時期
  • 痛みの種類(ズキズキする、締め付けられるなど)
  • 痛みの強さ(軽い、中等度、激しい)
  • 痛む場所
  • 吐き気の程度
  • その他の症状の有無(発熱、めまい、視覚異常など)
  • 現在服用している薬
  • 過去の病気
  • 生活習慣(食事、睡眠、運動、喫煙、飲酒など)

「いつから」「どのくらいの頻度で」「どんな痛みか」を具体的にメモしておくことが重要です。痛みの強さを10段階で表し、吐き気以外の症状があれば説明すると診断がスムーズです。

また、現在服用している薬やサプリメント、生理周期との関連性も重要な判断材料になります。可能であれば頭痛が起きる状況を記録し、持参するとより的確な治療方針が見つかりやすくなります。

頭痛と吐き気を予防するための生活習慣改善

繰り返す頭痛と吐き気を予防するためにも、以下の生活習慣を見直しましょう。

  • 十分な睡眠と規則正しい生活を心がける
  • ストレスを減らす
  • リラックスする手段を考える
  • 適度に運動する
  • アルコールや喫煙の回数を減らす

頭痛と吐き気の予防に重要なのは睡眠の質です。就寝前のスマートフォン操作を控え、就寝時間を一定に保つだけでも自律神経の安定につながります。

また、ストレスを溜め込まない工夫も重要です。深呼吸や軽い運動を取り入れると、心身の緊張が和らぎ、頭痛と吐き気の予防につながります。

食事面では、欠食を避け、アルコールの摂取量や喫煙回数を調整してください。群発頭痛の発症には、飲酒や喫煙が影響するといわれています。頭痛を繰り返す方で、飲酒や喫煙の習慣がある方は、見直すと良いでしょう。

吐き気を伴う頭痛は命に関わる疾患のサインの可能性も!早期に医療機関を受診しよう

吐き気を伴う頭痛の多くは片頭痛や緊張型頭痛などの慢性的な頭痛ですが、なかには脳卒中のような命に関わる疾患が潜んでいる場合もあります。

「いつもの症状だから」と自己判断で放置するのは危険です。とくに、経験したことのない激しい痛みや、手足のしびれ、嘔吐がなかなか改善しない場合は、ためらわずに脳神経外科などの専門機関を受診してください。

忙しいとつい自分の体調を後回しにしがちですが、脳疾患が原因の場合、早期発見が未来のあなたを守ります。少しでも不安な症状があるなら、医師の診断を受けましょう。

自身の症状が病院を受診すべき状態か不安な方は、当院(リペアセルクリニック)でも無料の電話相談を行っておりますので、ご相談ください。

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吐き気を伴う頭痛に関するよくある質問

女性で頭痛と嘔吐が起きる原因は?

女性で頭痛と嘔吐が起きる原因は、以下のとおりです。

  • 片頭痛
  • 緊張型頭痛
  • 群発頭痛
  • 月経前症候群(PMS)など

女性特有の原因として多いのが、ホルモンバランスの変動による「片頭痛」です。生理前や生理中は女性ホルモンが急激に減少し、脳内の血管が拡張しやすく、ズキズキする痛みや吐き気を引き起こす直接的な要因となります。

月経周期だけでなく、更年期に差しかかると自律神経の乱れも影響し、症状が強く出やすくなります。自分の生理周期と頭痛のタイミングを記録しておくと、予防や対策が立てやすくなるでしょう。

頭痛や嘔吐が頻繁に起こる場合は、早めに医療機関を受診するのが重要ですが、病院に行く時間がない・まずは話だけでも聞きたい方は、以下から無料相談をご利用ください。

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頭痛と吐き気はあるけれど熱なしの場合の対処法は?

頭痛と吐き気があり熱がない場合は、部屋を薄暗くして安静にし、光や音の刺激を遮断してください。

脈打つような頭痛なら患部を冷やし、締め付けられるような重い痛みなら首筋を温めるのが基本の対処法です。無理に食事を摂る必要はありませんが、脱水を防ぐために少量の水分は補給しましょう。

市販の鎮痛剤を使用するのも有効ですが、他にも内服薬がある方は飲み合わせに注意してください。

それでも症状が改善されない、あるいは意識がぼんやりする場合は、熱がなくても脳疾患が原因であるケースも少なくありません。早急に医療機関を受診してください。

頭痛と吐き気はツボ押しで対処できますか?

頭痛と吐き気がある場合、以下のツボを刺激すると、症状の緩和が期待できます。

名称

部位

内関(ないかん)

手首のしわから指3本分下がった中央

崑崙(こんろん)

外側のくるぶしとアキレス腱の間にあるくぼみ

内関は手首のしわから指3本分下がった位置にあり、自律神経の乱れや吐き気の緩和に役立つとされています。反対の手の親指で、痛気持ち良い強さで数秒押し、ゆっくり離す動作を繰り返しましょう。

崑崙は外側のくるぶしとアキレス腱の間にあり、頭痛や首肩の緊張に関係するツボです。座った状態で無理のない姿勢を保ち、深呼吸しながら刺激するとリラックス効果も期待できます。

ただし、ツボ押しはあくまで補助的な対処法です。症状が強い場合や繰り返す場合は、休息や医療機関の受診を優先してください。

参考文献

(文献1)

国際頭痛分類第3版 片頭痛|一般社団法人 日本頭痛学会

(文献2)

国際頭痛分類第3版 緊張型頭痛|一般社団法人 日本頭痛学会

(文献3)

国際頭痛分類第3版 頭頸部血管障害による頭痛|一般社団法人 日本頭痛学会