寝違えにロキソニンは効く?効果や副作用、市販薬の種類を紹介
「首や背中を寝違えたときにロキソニンは効く?」
「ロキソニンとカロナールどちらが良いの?」
ロキソニンは寝違えたときの痛み止めとして効果を期待できます。
ただし、ロキソニンは胃や腎臓に負担がかかる可能性がある薬です。また、小児や妊婦では使用できない場合があります。
本記事ではロキソニンの基本的な効果と副作用をはじめとして以下を解説します。
寝違え後に痛み止めの服用を検討している方は参考にしてください。
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目次
寝違えの痛みにロキソニンは効果的!服用+安静が基本
ロキソニンは、炎症と痛みを抑える効果が期待できます。痛みが強く首や背中の動きに制限がある場合に服用を検討してください。ただし、痛みを一時的に和らげるものであり、根本的な治療ではありません。
ロキソニンの服用後に痛みが改善したからといって無理に動いてはいけません。痛む部位を冷やして安静にしてください。3日経過しても痛みが改善しない場合は医療機関を受診しましょう。
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寝違えに対するロキソニンの効果と副作用
ロキソニンの主な効果と副作用は以下の通りです。(文献1)
| 効果 |
|
|---|---|
| 副作用 |
|
ロキソニンは、炎症を抑えることで痛みの軽減が期待できる一方、胃や腎臓に負担がかかるおそれがあります。そのため、持病がある方や高齢の方は注意が必要です。
また、小児や妊娠中(とくに妊娠後期)の方は使用できない場合があるため、服用前に医師や薬剤師へ相談してください。
寝違えで服用できるロキソニン市販薬の種類
寝違えの痛みには、飲み薬だけでなく、テープや湿布、ゲルなどの外用薬タイプのロキソニンも使用できます。
痛みの範囲や症状の程度によって適した剤形が異なるため、それぞれの特徴を理解して使い分けましょう。
錠剤
ロキソニンの錠剤は、体内に吸収されて全身に作用するため、首や背中など広い範囲の痛みに効果が期待できるのが特徴です。そのため、寝違えによる炎症や痛みが強い場合に使用されることがあります。
一方で、有効成分が体内に取り込まれるため、胃腸の不快感などの副作用が比較的出やすい可能性がある点には注意が必要です。
使用する際は、添付文書の用法・用量を確認し、不安があるときは医師や薬剤師に相談しましょう。
湿布・テープ
湿布やテープは痛みの場所がはっきりしているときや、飲み薬の使用を控えたい際などに選ばれることがあります。
湿布とテープの主な使い分けは以下のとおりです。
- 湿布:ひんやりした使用感を好む場合
- テープ:関節などよく動く部位やはがれにくさを重視する場合
薬の成分が皮膚からゆっくり吸収されることで患部に作用し、首や肩など特定の場所の痛みに対して局所的な効果が期待できます。また、貼るだけで使用できるため、服用のタイミングを気にする必要がなく、日常生活の中でも使いやすい点が特徴です。
一方で、長時間貼り続けると皮膚のかぶれやかゆみが起こる場合があるため注意が必要です。
以下の記事では、寝違えと湿布について解説しているので参考にしてください。
ゲル・ローション
ゲルやローションタイプは、湿布やテープが貼りにくい首や関節にも使いやすいのが利点です。
ゲルやローションの主な使い分けは、以下のとおりです。
- ゲル:塗る際に軽く手でなじませることで心地よく感じる場合がある
- ローション:容器から直接薬液を塗布できるため手を汚さずに使える
なお、いずれのタイプも使用中に皮膚のかゆみやかぶれなどの症状があらわれる場合があります。使用前には皮膚の状態を確認し、異常が生じたときは使用を中止して医師や薬剤師に相談しましょう。
ロキソニンと他の市販鎮痛薬の違い
寝違えによる痛みに対しては、ロキソニンのほかにもイブプロフェンやアセトアミノフェンなどの市販鎮痛薬が使われることがあります。
代表的な成分の特徴は、以下のとおりです。
| 代表的な市販薬(成分) | 特徴 | 注意 |
|---|---|---|
| ロキソニン(ロキソプロフェン) | 炎症や痛みを抑える作用が比較的強いとされる | 胃痛や吐き気などの副作用があらわれる可能性がある |
| イブ(イブプロフェン) | ロキソニンと同じ種類の痛み止めで、炎症や痛みを抑える作用がある | 胃に負担がかかる場合がある |
| カロナール(アセトアミノフェン) | 比較的胃への負担が少なく、小児や妊婦の使用が検討されやすい | 肝機能に問題がある人は注意が必要 |
市販の鎮痛薬は成分によって特徴が異なるため、体質や持病、妊娠週数、服用中の薬などによっては使用できない場合があります。
どの薬を選べば良いか迷う際は、薬剤師や登録販売者に相談しましょう。
ロキソニンで寝違えが改善しない場合の対処法
寝違えによる首の痛みは、ロキソニンなどの鎮痛薬によって症状が和らぐことがあります。しかし、薬を使用しても痛みが十分に改善しないときは、日常生活での対処や症状の見極めが重要です。
ここでは、ロキソニンで寝違えが改善しない場合の対処法について紹介します。
安静にして患部を冷やす
ロキソニンで寝違えが改善しない場合は、安静にして患部を冷やしましょう。
| 対処法 | 詳細 |
|---|---|
| 安静に過ごす | 寝違え直後に無理に動かすと炎症が悪化するおそれがあるため、首を無理に動かさず安静を優先する |
| 患部を冷やす | タオルで包んだ保冷剤などを使い、痛む部分を15~20分程度冷やし、1〜2時間程度間隔を空けながら数回繰り返す |
上記は、寝違え直後の基本的な対処法とされています。とくに、痛む部分が腫れているときや熱を持っているケースは、患部を冷やしながら安静に過ごすことが大切です。
以下の記事では、寝違えがなかなか治らない原因や対処法について紹介しているので参考にしてください。
寝違え以外の病気を疑う
ロキソニンなどの痛み止めを内服しても痛みやその他の症状が改善しない場合は、寝違え以外の病気が関係しているおそれがあります。
とくに以下のような症状が現れている際は注意が必要です。
- 激しい痛み
- 痛みが数日続く
- 発熱
- 手足の痺れ
- 脱力感
- 首を動かした際の手足のしびれ
これらの症状があるときは、椎間板ヘルニア・脊椎炎・脊椎腫瘍など、寝違え以外の疾患が疑われます。医療機関を受診して適切な検査を受けましょう。
椎間板ヘルニアについては、以下の記事で解説しているので参考にしてください。
寝違えたときにやってはいけないこと
寝違えによる首の痛みがある場合は、症状を悪化させないためにも適切な対処を心がけることが大切です。よかれと思って行った行動が炎症や痛みを強めてしまうこともあります。
ここでは、寝違えたときに避けたほうが良い主な行動について紹介します。
痛みが出た直後に患部を温める
寝違えた直後に、痛む首を温めることは避けたほうが良いとされています。
寝違えの多くは首の筋肉や周囲の組織に急性の炎症が起きている状態です。温めると血流が過剰に促され、炎症が悪化して痛みが強くなるおそれがあります。
とくに発症直後から数日程度は炎症が強い場合があるため、以下の様に過ごしましょう。
- 氷のうで痛む部分を冷やす
- 長時間の入浴は避け、シャワーで済ませる
痛みや炎症が落ち着いてきた段階で、温めるケアが検討されます。
痛む部分を強くマッサージする
寝違えによって痛む部分への強いマッサージは、避けたほうが良いとされています。
寝違えは首の筋肉や周囲の組織に炎症が起きている場合があります。無理に揉みほぐすと炎症が広がり、回復が遅れるおそれがあるためです。
痛みがある間は無理に揉まず、安静を保ちながら症状の様子を見ることが大切です。
痛みが強いのに無理に動かす
寝違えによって首に痛みがあるときは、無理に動かさないようにしましょう。痛みを我慢して首を動かすと炎症が広がって症状が悪化し、回復までに時間がかかるおそれがあります。
とくに、急に首を動かす動作や重い物を持つ動作などは、首に負担がかかりやすいため注意が必要です。痛みが強いときは、できるだけ首を安静に保ち、無理な動作は控えましょう。
寝違えの基本的な予防法
寝違えの基本的な予防法は以下の通りです。
| 寝違えの予防法 | 詳細 |
|---|---|
| 肩周りのストレッチ |
|
| 枕の高さと硬さの調整 | 枕に頭を乗せた状態で頭の位置が自分の握りこぶしほどの高さ(仰向けで約5cm、横向きで約6~7cm)になる枕(文献2) |
| 姿勢の改善 | 長時間のスマートフォン操作や猫背の姿勢は、首や肩に負担をかける原因となることがある |
| デスクワーク環境の見直し |
|
寝違えの予防には、首や肩に負担をかけにくい生活習慣を意識することが重要です。日頃からストレッチや姿勢の改善を取り入れ、首や肩の負担軽減を心がけましょう。
寝違えのストレッチについては以下の記事で解説しているので参考にしてください。
まとめ|ロキソニンで改善しない寝違えは要注意
寝違えたときにロキソニンを内服すると痛みの軽減を期待できます。ただし、痛み止めの内服は痛みを一時的に抑える対症療法です。痛みが軽減されたからといって無理な動作は行わず、患部を冷やして安静に過ごしてください。
市販薬には錠剤のほか、湿布やテープ、ゲル・ローションなどの外用薬もあり、痛みの程度や使用しやすさに合わせて選べます。どのタイプが良いか迷う場合は、医師や薬剤師に相談しましょう。
ロキソニンを使用しても痛みやしびれが改善しない場合は、頚椎症や椎間板ヘルニアなど、寝違え以外の疾患が関係している可能性もあります。
症状を放置すると慢性化したり、日常生活に支障が出たりするケースもあるため、気になる症状が続く場合は早めに医療機関へ相談しましょう。
当院 (リペアセルクリニック)では、首や脊椎の疾患に対する再生医療について、LINEでの情報提供を行っています。寝違えのような慢性的な痛みに悩まされている方は、ぜひご利用ください。
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参考文献
(文献1)
ロキソニン錠60mg|くすりの適正使用協議会
(文献2)
枕の人間工学的研究(第1報)|日本家政学会誌


















