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ロキソニンの効果は?効く・効かない痛みから副作用まで現役医師が解説

ロキソニン 効果
公開日: 2026.01.31

「急な痛みがありロキソニンを飲みたいけれど、本当に効くのか不安」「以前飲んだけれど、あまり効かなかった」という経験がある方も多いでしょう。

ロキソニンは、正しく使えば高い効果が期待できる薬ですが、すべての痛みに万能ではありません。また、即効性が高い反面、胃腸への負担など注意すべき副作用も存在します。

今回は、ロキソニンの効果について解説します。効く痛みと効かない痛み、副作用のリスクもまとめているので、安全に使用するための参考にしてください。

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ロキソニンの効果は炎症の抑制による痛みの緩和

ロキソニンの効果は、主に以下の3つです。

  • 鎮痛作用
  • 解熱作用
  • 抗炎症作用

ロキソニンは、NSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)に分類され、痛みや腫れ、発熱を引き起こす原因物質であるプロスタグランジンの生成を抑える薬です。プロスタグランジンの生成が抑制されることで、神経への刺激が軽減され、結果として痛みや発熱を和らげる効果を発揮します。

また、ロキソニンは炎症そのものを抑えることで、痛みを比較的根本に近い部分から緩和するのが特徴です。そのため、炎症が主な原因となっている症状に対して、とくに高い効果が期待されます。

ロキソニンが効果を発揮する痛み

ロキソニンは、炎症反応による痛みや急性の痛みに対して、比較的短時間で鎮痛効果を実感しやすい点が特徴です。ここでは、ロキソニンが効く・効かないケースを解説するので、薬の効果を理解するための参考にしてください。

効果が期待できる代表例

ロキソニンの効果が期待できる代表的な痛みは、以下のとおりです。

  • 頭痛
  • 歯痛
  • 抜歯後の痛み
  • 腰痛
  • 関節痛
  • 生理痛
  • 打撲や捻挫による痛み など

ロキソニンは、頭痛や歯痛などの身近な痛みをはじめ、抜歯後の痛み、腰痛、関節痛、生理痛など、さまざまな痛みに対して効果が期待されます。また、打撲や捻挫といった外傷による痛みにも用いられ、比較的即効性がある点が特徴です。

ロキソニンが効かない・効きにくいケース

ロキソニンは、炎症を原因としない痛みに対しては、効かない・効きにくい場合があります。ロキソニンは炎症を抑えて痛みを軽減する薬のため、痛みの原因が炎症以外にある場合は効果が十分に発揮されません。

ロキソニンが効かない・効きにくい具体的なケースは、以下のとおりです。

  • 神経痛
  • 慢性的な痛み
  • 加齢による関節の変性
  • 精神的要因が強い痛み

たとえば、坐骨神経痛などの神経痛は、神経の圧迫や損傷によって起こるため、ロキソニンを使用しても効果を感じにくいことがあります。また、長期間続く慢性的な痛みや、ストレスなど心理的要因が関係する痛みも、ロキソニンだけでは改善が期待できません。

これらの痛みは、炎症を抑えるだけでは根本的な改善につながらないため、それぞれの原因に応じた別の治療を検討する必要があります。

ロキソニンの即効性と効果時間

ロキソニンは、即効性が高く、短時間で痛みを和らげたい場合に適した薬です。服用後の吸収が速く、有効成分が短時間で血中濃度のピークに達するため、素早く効果を発揮します。

製造販売元のデータでは、服用後30〜60分で最高血中濃度に達することが確認されています(文献1)。また、効果の持続時間には個人差や痛みの強さによる違いはあるものの、一般的には4〜6時間程度が目安です。

そのため、急な頭痛や発熱、日常生活に支障をきたす痛みがある場面でも、適切に使用することで症状の緩和が期待できます。

ロキソニンの副作用と注意点

ロキソニンは高い鎮痛効果を持つ一方で、身体への負担もあるため、正しい知識を持って使用する必要があります。副作用や服用上の注意点を理解し、安全に使用しましょう。

使用上の注意点

副作用のリスクを抑えるため、ロキソニンは食後の服用が推奨されています。ロキソニンは胃の粘膜を保護する物質の生成も抑えるため、空腹時に服用すると胃への負担が大きくなるからです。

また、十分な効果が得られないからといって自己判断で増量したり、ほかの薬と併用したりするのは避けましょう。ロキソニンを服用しても症状が改善しない場合は、早めに医療機関を受診し、痛みの原因を突き止める必要があります。

ロキソニンの副作用

ロキソニンには、消化器や腎臓への影響など副作用のリスクがあります。NSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)としての作用により、胃粘膜保護物質や腎臓血流への影響が起こるため注意が必要です。

ロキソニンの代表的な副作用は、以下のとおりです。

  • 胃痛
  • 胃もたれ
  • 吐き気
  • 胃潰瘍
  • 胃出血
  • 腎機能への影響(むくみや尿量の減少など)

副作用は誰にでも起こるわけではありませんが、体調や既往歴によってリスクが高まる場合があります。少しでも異変を感じたら、自己判断で服用を続けず、速やかに医師や薬剤師に相談してください。

ロキソニンとの併用に注意が必要な薬

ロキソニンの注意事項として、以下のような薬との併用には注意が必要です。

  • NSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)
  • 抗凝固薬(ワルファリン)・抗血小板薬
  • ステロイド
  • 利尿薬 など

まず、副作用のリスクを減らすためにも、成分が重複するそのほかのNSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)との併用は避けましょう。また、抗凝固薬との併用は出血リスクを高めるほか、高血圧における利尿薬も腎機能の低下を招く恐れがあるため注意が必要です。

ロキソニンを服用する際に、市販薬やサプリメントを併用している場合は、事前に医師や薬剤師に相談することが大切です。

ロキソニンの服用に注意が必要な人

特定の体質や持病を持つ方にとって、ロキソニンは服用に慎重になる必要がある薬です。以下に該当する方は、とくに注意しましょう。

  • 胃腸が弱い方
  • 腎臓や心臓に持病がある方
  • 高齢者
  • 妊娠中・授乳中の方
  • 小児

胃潰瘍の既往がある方や腎機能が低下している方は、服用によって症状が悪化する可能性があります。また、妊娠中の方は胎児への影響が懸念されるため、原則として服用を避け、必ず医師に相談してから使用を判断してください(文献2)。

ロキソニンを服用する際は、自身の体調や既往歴を把握した上で、安全に服用できるか確認する必要があります。

ロキソニンを服用し続けるリスク

長期間にわたってロキソニンを連続服用すると、胃潰瘍や腎障害などの副作用リスクが高まるだけでなく、痛みの原因となる病気を見逃してしまう可能性があります。

たとえば、慢性的な腰痛や関節痛のたびに自己判断で服用を続けると、変形性関節症や椎間板の異常といった根本的な疾患の発見が遅れ、適切な治療が受けられなくなることが考えられます。

ロキソニンは一時的に痛みを和らげる鎮痛薬であり、原因そのものを治す薬ではありません。そのため、痛みが長引く、繰り返す、あるいは薬を服用しても十分に効果を感じられない場合は、自己判断で服用を続けず、早めに医療機関を受診しましょう。

ロキソニンの効果がない場合は早めに医療機関を受診しよう

ロキソニンは痛みを和らげる効果がある一方で、あくまで一時的な対症療法であることを理解しておくことが大切です。

実際に、関節や体の一部に構造的な問題や損傷がある場合、服用だけでは十分な改善が見られないケースもあります。このようなときは、炎症を抑えるだけでは根本的な痛みの解消にはつながりません。自己判断で薬を続けず、早めに医療機関を受診し、原因に応じた適切な治療法を検討しましょう。

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ロキソニンの効果に関するよくある質問

ロキソニンを飲んでも痛みが繰り返すのはなぜですか?

ロキソニンは、今出ている痛みを一時的に和らげる鎮痛薬であり、痛みの原因そのものを治す薬ではありません。そのため、関節や筋肉、組織に損傷や負担が残っている場合、薬の効果が切れると再び痛みを感じやすくなります。痛みを繰り返す場合は、原因の特定が重要です。

ロキソニンが効かない場合はどうすれば良いですか?

痛みが慢性化している場合や、炎症以外の要因が関与している場合は、ロキソニンだけでは十分な効果が得られない場合があります。このようなケースでは、痛みの原因に直接アプローチする治療を検討することが大切です。

なお、症状や痛みの原因によっては、従来の保存療法や手術療法に加えて、再生医療といった治療法も注目されています。

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市販薬のロキソニンを服用しても十分な効果がありますか?

ロキソニンには市販薬もありますが、処方薬と比べて成分量や使用目的が異なります。軽い痛みには対応できる場合もありますが、強い痛みや長期間の使用には適さないことがあります。継続的に服用する必要がある場合は、自己判断せず、事前に医師に相談しましょう。

参考文献

(文献1)

ロキソニン錠60mg/ロキソニン細粒10%|第一三共株式会社

https://pins.japic.or.jp/pdf/newPINS/00057032.pdf

(文献2)

麻酔薬および麻酔関連薬使用ガイドライン第4版Ⅱ鎮痛薬・拮抗薬|公益社団法人日本麻酔科学会

https://anesth.or.jp/img/upload/ckeditor/files/%E2%85%A1-2-2.pdf