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ぎっくり腰になったら!?原因と予防法、治療と応急処置のアレコレ!

ぎっくり腰になったら!はじめに

よく聞く「ぎっくり腰」とは、どういったものなのでしょうか?

ぎっくり腰とは、通称名で正式には「急性腰痛症」という症状になります。症状としては、重いものを持ち上げるなどした際に、いきなり“グキッ”という衝撃とともに強烈な痛みに襲われます。

ぎっくり腰

 

急に起こる、予期せぬ、その痛みの強さから、海外ではぎっくり腰を「魔女の一撃」などと例えることで、驚きと痛みを表現しています。 初めての人、あるいは何度も繰り返している人は、次のような疑問を抱くのではありませんか?!

・ぎっくり腰の原因は何?

・ぎっくり腰になったらどうしたらよいの?

・ぎっくり腰になると癖になると聞くけど、ホントなの?

痛くて動けないので色々なことが気になりますね。 

ここでは、ぎっくり腰の原因と応急処置、日常生活での注意点、急性期後の治療法、予防法や期間などについてお伝えしてまいります。最も気になる、「ぎっくり腰になったら、どうすれば良い?」などのご心配にもお答えできればと思います。

1)ぎっくり腰は、どんな時になるの?

ぎっくり腰は、「重いものを持ち上げた時」に起こりやすいのは分かりやすく理解もできるのですが、実は、ただ単に「立ち上がろうとした時」、「急に姿勢を変えた時」、床に落ちた物を拾おうと「かがんだ時」、中には「くしゃみをした時」など、何でもないような時にも起こるので注意が必要です。しかも、まったく予期しないタイミングで急になるので、痛みはともかく、すごく驚きますね。

  • ・重いものを持ち上げたとき
  • ・立ち上がろうとしたとき
  • ・急に姿勢を変えたとき
  • ・かがんだ時
  • ・くしゃみをしたとき・・・

 

2)ぎっくり腰の原因

実は、ぎっくり腰の原因は、はっきりとは判明していないのです。しかし、影響する事として、次の5点が考えられます。これらが複合的にからまりあって、ある時、予期せず起こるようです。今のうちに何個当てはまるか確認しておきましょう。

  • ・少しずつため込んだ腰の筋肉疲労(重労働の後など)
  • ・普段からの運動不足
  • ・座りっぱなしの仕事
  • ・骨格のゆがみ(普段の姿勢が大切)
  • ・いきなりの大きい負荷

何個か当てはまりましたか?実のところ個数ではなく、1でも思い当たる節のある人は、ぎっくり腰になる可能性があります。注意が必要なので生活習慣の改善や、ぎっくり腰の予防策を講じておきましょう。

また、比較的上記に当てはまるなら、いきなり大きな負荷がかかる動作は、限りなく「ぎっくり腰」になる可能性が高いので注意が必要です。重い荷物の取り扱いや、普段の動作などに注意が必要です。

 

3)ぎっくり腰の応急処置

ぎっくり腰になると、今までに経験したことがない激痛が、予期せぬ状態で急に襲ってくるため、ある意味、パニックになることがあります。

そんなときは、まず深呼吸してください。

そして、少し落ち着いてきたら、無理しないようにゆ~っくりと正座して、深く息を吸って、長く吐き出すような深呼吸を何度か続けます。すると、腰の周りの筋肉の緊張が取れてくるため、少しずつ楽になっていきます。

また、ぎっくり腰になったばかりの時は、無理に動こうとはしないで下さい。なるべく楽な姿勢でしばらくの間、安静にしておくことが必要です。あわてずに楽な姿勢で深呼吸を続けていると数分後、痛みは和らいできます。

さて、痛みが和らいだからと、急に動くのはダメです。

ゆつっくり、ゆ~くりとスローモーションを意識して、腰の周りに意識を全集中!痛みに警戒しながら、少しずつ動きましょう。人に起こしてもらうと、思わぬところに力が入ることがあるのでご注意ください。もしも、周りが心配して起こそうとしてくれたら「自分で少しずつ動いた方が安心なので・・・」と伝えて自分のペースで動きましょう。

 

4)ぎっくり腰の急性期治療法

なったばかりの状態を急性期といいいます。この急性期には、痛む部分を冷やす方が良いと言われています。

氷枕などをタオルでくるみ、腰に当ててください。5~10分くらいで痛みが軽減されてきます。ただし、あまり長い時間冷やすと逆効果になることがあるので注意してください。

急性期に、湿布や痛み止めは使ってかまいません。また、コルセットを巻いた方が楽なら利用してください。傷んだ腰回りの筋肉をサポートしてくれます。急性期を含めて1~2週間くらいコルセットを利用しても、腰の筋力が低下してしまうことはないので安心です。

 

5)ぎっくり腰になったら、数日は安静すべき?・・・ではありません

痛みが和らぎはじめた頃から、なるべく早く普段通りの生活に戻る努力をしましょう。

実は、痛みが取れれば、できるだけ安静にしない方が早く治るというデータがあります。もちろん、痛くて動けない場合は、無理に動く必要はありません。痛みがあるうちは無理は禁物です。また動いた方が良いのは確かですが、ぎっくり腰になった時と同じような動作や、急な動き、立ち上がり、かがむ等の動作は慎重に行って下さい。

 

6)ぎっくり腰になったら病院に行った方がよい?

ぎっくり腰になったからといって、必ずしも、すぐに病院に行く必要はありません。

ただし、痛みがなかなか引かないとか、下肢がしびれるとか、発熱がみられるとかの場合は、椎間板ヘルニアや感染性脊椎炎など他の病気の可能性がありますので、その場合は整形外科を受診してください。

悪性の病気を心配して、内科を受診する人がいますが、まずは整形外科を受診しましょう。その上で、他の病気が疑われる場合は整形外科から内科へ紹介される場合もあります。

 

7)ぎっくり腰の時、整形外科でおこなう治療法

ぎっくり腰でなかなか痛みが引かない場合、整形外科では症状によって次のような治療をおこなうことがあります。痛みがあるなら痛みを止めて、筋肉を支える方法を提案されたり、血行を良くして回復を早めるなどの治療法です。

簡単なリハビリを勧められることもあります。治療方の選択は、整形外科医の判断に従いましょう。

  • ・神経ブロック注射
  • ・テーピング
  • ・温熱療法

 

8)ぎっくり腰の時にストレッチや、マッサージをやってもよい?

ぎっくり腰を発症してすぐにストレッチすることで、ぎっくり腰を悪化させることはありません。ただ、ストレッチに不安があるなら安心できるまで待ちましょう。逆に気持ちよければ無理のない範囲で行ってください。大きな負荷は禁物です。少しずつ!

ぎっくり腰でマッサージをやってよいかどうかの判断は難しいので、これは整形外科を受診して医師にご相談ください。患部を無理に揉むなどの行為はあまりお勧めできないことが多いです。

 

9)ぎっくり腰の時の楽な寝方

ぎっくり腰にんった時は、夜に寝る場合、その姿勢によっては痛みがひどくなることがあり、気を使います。そこで、ぎっくり腰の時の楽な寝方をお伝えしましょう。

仰向けに寝る場合は、膝の下に丸めた毛布などを敷き、膝を曲げた状態で寝てみてください。横向きに寝る場合は痛い方を上にするとよいようです。楽な姿勢を探しましょう。痛みの患部に力が入らないよう気を付けて少しでも痛みがましな姿勢を見つけてください。

 

10)ぎっくり腰の予防

ここまで「ぎっくり腰になったら」を前提に記してきましたが、ここではならないため、予防について触れておきたいと思います。ぎっくり腰は、繰り返し起こることがあるので、そのも意味でも、あらかじめ予防する意識が必要です。

よく、ぎっくり腰は「癖になると」言いますがこれは当然で、一度ぎっくり腰になると患部の筋肉が傷ついて弱っているため、その部分に力が入ると再度、発症してしまうからです。

 

そこで、そうならないための予防法をいくつか示します。

  • ・朝起きる時、すぐに起き上がらず、まず布団の中で腰を丸めて体をほぐしてから、ゆっくり起きてください
  • ・顔を洗うときは、腰を曲げるだけではなく、膝も曲げて腰を落とし、腰にかかる負担を和らげましょう
  • ・床の上の物を拾うときは、膝も曲げて腰を落とすようにして拾ってください
  • ・背筋や腹筋の筋力トレーニングしてください
  • ・ストレッチで股関節を柔らかくしてください
  • ・もし、太り気味なら腰にかかる負担を軽くするため、ダイエットして肥満を改善しましょう
  • ・逆に太らないように体重管理しましょう

 

まとめ

いかがでしたか?ぎっくり腰の原因、応急処置、日常生活での注意点、治療法、予防法についてお伝えしました。ぎっくり腰は、身近にあって誰にでも起こる可能性があります。しかも、なんども繰り返す可能性があるから大変です。

今回得た情報を忘れず、ない方が良いのですがイザ!って時の知識にしていただければ嬉しく思います。

 

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監修:医師 加藤 秀一

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