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へバーデン結節を自分で治す方法|やってはいけないこと・治療法も解説

ヘバーデン結節 自分で治す方法
公開日: 2022.01.10 更新日: 2025.12.29

「指の第一関節が痛む」「変形してきた」という症状にお悩みではありませんか?

その指の痛みや変形は、へバーデン結節かもしれません。

へバーデン結節は加齢やホルモンバランスの変化により発症しやすく、とくに更年期以降の女性に多く見られます。

関節の変形自体は元に戻せませんが、日常生活での工夫やセルフケアによって痛みを軽減し、進行の抑制を目指すことは可能です。

本記事では、へバーデン結節を自分でケアする方法をご紹介します。

やってはいけないセルフケアや治療法についてもわかりやすく解説するので、指の不調に不安を感じている方は参考にしてください。

なお、当院「リペアセルクリニック」の公式LINEでは、へバーデン結節の治療にも用いられている再生医療に関する情報の提供と簡易オンライン診断を実施しています。気になる症状があれば、ぜひご活用ください。

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へバーデン結節を自分で治す方法

へバーデン結節は関節の変形そのものは元に戻せませんが、日常生活での工夫とセルフケアで痛みの軽減や進行の予防を目指すことは可能です。

ここでは、サポーター固定や神経マッサージ、ストレッチ、食事の工夫などについて解説します。

サポーター・テーピング・金属製リングで固定する

へバーデン結節の症状を落ち着かせるためには、普段から指先に過度な負担をかけないことが大切です。

痛みや炎症が強いときは、指を冷やしたり、テーピングや装具(固定リングなど)で関節を安定させたりすると、症状が和らぎやすくなります。

腫れや熱感があるときに無理をすると悪化するおそれがあるため、炎症がある間は指をできるだけ安静に保ちましょう。

指先をよく使う作業や趣味は控え、痛みが落ち着いてから医療機関の受診も検討してみてください。

ヘバーデン結節でのテーピングの方法については、以下の記事で詳しく解説しています。

関節まわりのマッサージで血流の改善や神経の緊張を解消

関節まわりのマッサージは、へバーデン結節による痛みやこわばりを和らげるセルフケアとして効果的です。

関節まわりをやさしく刺激して血流を促し、筋肉の緊張を和らげることで症状の軽減が期待できます。

痛みのある指の第一関節のまわりを、指先でやさしくもみほぐすようにマッサージしましょう。

関節自体を強く押すのではなく、筋肉や軟部組織(腱や靭帯)を「気持ち良い」と感じる程度の強さでやさしくなでるのがポイントです。

ただし、痛みが強いときや体調がすぐれないときに無理は禁物です。

セルフケアを続けても症状が改善しない場合や痛み・腫れがひどくなる場合には、医療機関を受診してください。

前腕のストレッチで手指の痛みや硬直を和らげる

前腕の筋肉をゆっくり伸ばすと血流が促され、指の第一関節まわりの動きがスムーズになりやすくなります。

以下の手順で実践してみましょう。

1.片方の腕を前に伸ばし、指先を上に向ける
2.反対の手で指先を自分の方へゆっくりと倒し、前腕の内側が心地よく伸びるところで15〜30秒キープする
3.同じ腕で指先を下に向け、反対の手で軽く押さえながら、前腕の外側が伸びる位置で再び15〜30秒キープする

前腕全体の筋肉がほぐれ、手指の動きが改善しやすくなるので試してください。

ただし、ストレッチ中に強い痛みが出る場合は時間や回数を減らし、無理のない範囲で続けましょう。

大豆製品を摂取する

大豆製品を意識して摂ると、へバーデン結節の予防や進行の抑制に役立つ可能性があります。

大豆に含まれる「イソフラボン」は、女性ホルモン(エストロゲン)に似た働きを持つ成分として知られ、とくに更年期以降の女性に多い指の関節トラブルへの予防効果が期待されているのです。

大豆製品だけでへバーデン結節が治るわけではありませんが、豆腐・納豆・味噌などを日々の食事にバランスよく取り入れましょう。

軽いマッサージで血流を改善する

へバーデン結節の痛みや腫れがいったん落ち着いたタイミングであれば、軽いマッサージで血流を促し、指のこわばりを和らげる方法が役立ちます。

強い刺激ではなく、「気持ち良い」と感じる程度のやさしいマッサージにとどめるのがポイントです。以下の手順で行いましょう。

  • 入浴後など手が温まっているタイミングで、力を抜いて座る
  • 痛みの少ない指から始め、各指をやさしくもみほぐす(1本につきおよそ10回)
  • すべての指を順番に同じようにもみほぐし、左右の手とも行う
  • 1日3回程度を目安に、無理のない範囲で続ける

手先をさするようにもみほぐす程度であれば血行が良くなり、関節の動きを保ちやすくなります。

ただし、炎症や腫れが強い時期に行ったり、指圧を強くし過ぎたりすると、かえって痛みが増すおそれがあるため注意してください。

ヘバーデン結節を自分で治す際にやってはいけないこと

ヘバーデン結節は、誤ったセルフケアを続けると痛みや変形が悪化するため注意が必要です。

ここでは、自宅でケアを行う際に避けるべき行動をご紹介します。

指を無理に曲げない

へバーデン結節のある指にストレッチを行う際は、関節への負担を避ける工夫が大切です。

第一関節に痛みや変形がある場合、指を無理に深く曲げるようなストレッチは避けましょう。

関節に余計な負荷がかかると、痛みや変形が進んでしまうおそれがあります。

指の付け根から先に向かってそっとマッサージするなど、関節にやさしいケアがおすすめです。

とくに、第一関節に違和感や痛みがあるときは無理に曲げないことを意識し、症状が悪化しないよう慎重にケアしましょう。

指先に負担をかけない

症状が現れるのは、主に指の第一関節です。

重いものを指先だけで持ち上げたり、強くつまむ・ひねるといった動作を続けたりすると、関節に負担がかかり、痛みや腫れが悪化するリスクがあります。

たとえば、固いものをハサミや包丁で切る、ペットボトルなどの容器を強く握っての開け閉めなどは控えましょう。

また、荷物は手全体や腕全体で支えるように意識し、かばんをショルダーバッグにするなど、力が一点に集中しないようにすると関節への負担を減らせます。

さらに、スマートフォンの長時間使用も同じ動作が反復されるため、痛みや炎症が慢性化しやすいので注意してください。

痛みがあるなら患部を温めない

赤みや熱感を伴う炎症が起きているときに患部を温めると、一時的に楽に感じる場合もありますが、逆効果になるケースがあります。

血流が増えることで炎症物質が集まりやすくなり、痛みや腫れが悪化することがあるのです。

炎症期はまず指を安静に保ち、必要に応じて冷却するのが基本です。

冷やすときは冷却パックや氷をタオルで包み、第一関節にやさしく当てて5〜10分程度を目安に行いましょう。

ただし、冷やしすぎには注意が必要です。

また、痛みが強い時期は、入浴時に指先だけを熱いお湯につけたり、温熱器具でピンポイントに温めたりするのも避けましょう。

ヘバーデン結節でやってはいけないことについては、以下の記事でも詳しく解説しています。

へバーデン結節を医療機関で治療する方法

へバーデン結節は、セルフケアだけでは痛みや変形の進行を抑えきれない場合があります。

症状が続いて日常生活に支障が出るときは、医療機関で以下のような専門的な治療を検討しましょう。

薬物療法|漢方や消炎鎮痛剤の服用

指の痛みが顕著なときには、漢方や消炎鎮痛剤などを使う薬物療法が検討されます。

以下に、薬物療法で使用される代表的な薬物をまとめました。

医薬品 目的 効果
内服薬(漢方や消炎鎮痛剤など) 炎症を抑え、痛みを和らげる 指の腫れや痛みの軽減
外用薬(湿布や塗り薬など) 患部に直接アプローチし、局所的に炎症や痛みを抑える 患部の消炎鎮痛作用
使用部位の血行促進や腫れの軽減
ステロイド注射 強い炎症や痛みを即時的かつ集中的に抑える 強力な抗炎症作用による痛みの軽減

ただし、薬物には副作用があるため注意が必要です。

たとえば、ステロイド注射は、注射部位の痛み・腫れや血糖値の上昇などの症状が現れる場合があります。

また、薬局で購入できる漢方や消炎鎮痛剤を利用したい場合は、一度医師に相談しましょう。

手術|コブの切除や関節固定

保存的な治療で改善が見られず、変形が著しく日常動作に支障が出る場合は、手術を検討するケースがあります。

へバーデン結節には、主に以下の2つの手術方法があります。

手術 手術内容
コブの切除 指の第一関節にできた骨性のこぶを切除する手術
関節固定 指の第一関節を固定する手術

コブの切除は、痛みや変形の進行の軽減、外見上の改善は期待できますが、手術によっては可動域が制限される点がデメリットです。

一方、関節固定は可動域が制限されるものの、痛みの軽減と変形の進行を抑える効果が期待できます。

どちらの術式も、手術後は固定具の装着やリハビリが必要となるため、手術前に医師と十分に話し合っておきましょう。

ヘバーデン結節の治療法や予防法については、以下の記事も参考にしてみてください。

再生医療|自分の細胞を活用する治療法

へバーデン結節に対しては、「再生医療」による治療も選択肢のひとつです。

再生医療とは、本来の機能を失った組織や細胞に対して、自分自身の幹細胞や血液を用いる治療法です。再生医療の代表的な方法としては、「幹細胞治療」と「PRP療法」があります。

いずれも注射や点滴を通じて症状のある部位にアプローチでき、入院や手術を必要とせず、日帰りでの施術が可能です。

当院「リペアセルクリニック」では、脂肪由来の幹細胞を用いた治療や、PRP療法を実施しています。

再生医療について詳しく知りたい方は、以下のページも参考にしてみてください。

手術しなくても治療できる時代です。

手術をしない新しい治療「再生医療」を提供しております。

まとめ|ヘバーデン結節の治療法を知って自分にあった方法を選択しよう

へバーデン結節の完治は難しいですが、適切なケアや治療によって痛みの軽減や改善を目指せます

放置すると指先が曲がったまま固まるおそれもあるため、気になる症状があれば早めに医師に相談しましょう。

保存療法で改善されない、また手術したくない場合には「再生医療」という選択肢もあります。

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ヘバーデン結節の治療に関するよくある質問

ヘバーデン結節は治りますか?

へバーデン結節は、すり減った骨そのものを完全に元の状態へ戻すのは難しいといわれています。

ただし、すり減った軟骨や骨の変形が完全に元通りにするのは難しいため「完治」は困難ですが、適切なケアや治療によって痛みの症状を緩和することは可能です。

コーヒーを良く飲む人はヘバーデン結節になりやすいですか?

現在のところ、コーヒーの摂取がヘバーデン結節の発症に直接影響するという確かな証拠は見つかっていません。

ただし、コーヒーに含まれるカフェインには血管を収縮させる作用があるため、血流が悪くなることで炎症部分の痛みが強まる可能性はあります。

とはいえ、適量であればコーヒーがすぐに関節に悪影響を与えるわけではなく、過剰摂取を避ければ問題ないと考えられています。

もしコーヒーを飲んだ後に指の痛みや違和感が強くなると感じる場合は、しばらく控えて様子を見るのもひとつの方法です。

反応には個人差があるため、不安がある方は医師に相談し、食生活も含めて適切なアドバイスを受けるようにしましょう。

コーヒーがヘバーデン結節に及ぼす影響については、以下の記事でも解説しています。

ヘバーデン結節を治療せず放置するとどうなる?

ヘバーデン結節を長期間放置すると、以下のような可能性があります。

  • 骨の変形が進み元に戻りにくくなる
  • 関節が変形した状態で外見が気になる
  • 指の動きが制限され日常生活に支障が出る

こうした事態を避けるためにも、違和感を抱いた段階で医療機関を受診し、適切な治療のタイミングを逃さないように注意しましょう。