要介護や寝たきりを避ける!元気で自立した生活を送るため大切になこと
公開日: 2022.04.01更新日: 2024.10.07
目次
要介護や寝たきりを避ける!元気で自立した生活を送るため大切なこと
寝たきり状態(要介護状態)になることは、本人だけでなく介護する家族にとっても身体的・精神的負担が大きな問題です。そのため、大半の人が「年をとっても元気に!自立した生活を送りたい」とお考えではないでしょうか。
では、要介護、寝たきりにならずに毎日を自由に楽しく過ごすためにはどうすれば良いのでしょうか?
高齢者の寝たきりの原因には、脳血管疾患や骨折、認知機能の低下などが挙げられます。これらの発生を防ぐためには、普段からバランスの良い食生活や身体を動かす習慣をつけておくことが大切です。
「要介護なんて自分には関係ない」「自分には、先の話」と思っている人も、今のうちから寝たきりを予防するための生活習慣について知っておくことは大切なことです。
介護が必要となったり、寝たきりとになる原因
寝たきりになってしまうことには、どんな原因があるのでしょうか?高齢者が寝たきりになり要介護となる原因には、病気や骨折などの身体的な疾患や認知機能の低下などの精神的な疾患が挙げられます。
それぞれの具体的な症状には、次のようものがあります。
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寝たきりにならない!要介護にならないための予防法
日常生活の中で寝たきりを予防するためのポイントにはどんなものがあるのでしょうか。先に述べた寝たきりの原因と照らし合わせながらチェックしてみましょう。
やりたいと思っていたことにチャレンジしたり、日記を付けて生活を振り返るなどしてみましょう。また、悩みを抱えこまずストレスを発散することも大切です。 |
廃用症候群に要注意!
人の身体は使っていない分だけその機能が衰えていきます。普段から身体を動かさずに安静にしていると、筋力が低下し関節も固くなってしまうのです。身体を動かさない状態が行き過ぎた結果、身体が部分的に動かなくなる症状を「廃用症候群」といいます。
寝たきりは、この廃用症候群が直接的な原因ともいえるのです。
特に高齢者は、家族からも「無理をしてはいけない」と安静にしているように言われたり手厚い介護サービスを受けることもありますが、それが行き過ぎるとかえって廃用症候群のリスクが高くなるため注意しましょう。
和式のトイレでしゃがめない、片足で靴下が履けないという人は筋力やバランス機能が低下しているため、廃用症候群のリスクが高くなっているかもしれません。
まとめ・要介護や寝たきりを避ける!元気で自立した生活を送るため大切なこと
どんなに長生きしても、寝たきりになってしまっては生きている時間を自由に楽しく過ごすことはできません。自分の足で歩く、自分のことは自分でできる状態を維持することが寝たきりを防止し健康寿命を延ばすことに繋がります。
寝たきり状態は脳血管疾患や骨折などをきっかけとして身体を動かさない生活を続けた結果起こります。身体が良く動く若いうちから食生活や運動習慣について意識することで、加齢による筋肉の衰えを最小限に抑えて寝たきり防止に繋げていきましょう。
以上、要介護状態、寝たきりにならないため、大切にしたいことに関して記しました。参考にしていただければ幸いです。