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腰椎椎間板ヘルニアの症状レベルと種類を医師が解説!手術するべき?

「腰椎椎間板ヘルニアの症状とはどのようなものか?」
「どの程度で手術が必要になるのか?」
このように疑問を抱く方は多いのではないでしょうか。
腰椎椎間板ヘルニアは、非常によく見かけるヘルニアの一種であり、症状やその重さは人によってさまざまです。場合によっては手術が必要となるケースもあります。
本記事では、腰椎椎間板ヘルニアの具体的な症状や程度、さらに治療法について詳しく解説します。
\腰椎椎間板ヘルニアに対する再生医療という選択肢/
保存療法やブロック注射を続けても痛み・しびれが改善しない場合、また手術を勧められたものの踏み切れない場合、再生医療が新たな選択肢となることがあります。
実際に治療を受けられた方の症例については以下の動画でも詳しく紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
一般的な点滴投与とは異なり、脊髄腔内にダイレクトに幹細胞を注射する独自療法を採用しており、損傷部位により直接的なアプローチが期待できます。
【こんな方は再生医療をご検討ください】
- 保存療法・ブロック注射を続けても腰・脚の痛みやしびれが改善しない
- 手術を勧められたが、できれば避けたい
- 痛み止めや薬の量を増やすことに不安を感じている
- しびれや歩行障害で仕事・日常生活に支障が出ている
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目次
腰椎椎間板ヘルニアとは?

腰椎椎間板ヘルニアとは、背骨の各骨と骨の間に存在する椎間板と言われる部位が膨隆(膨らんで高くなった状態)や外へ飛び出して神経を圧迫することで、痛みや痺れといった症状が生じることもあります。
次章より、腰椎椎間板ヘルニアの症状レベルや治療、そして再生医療の可能性についても触れていきます。
腰椎椎間板ヘルニアの種類(分類)
腰椎とは、腰のあたりにある背骨のことで、5つの骨(椎体:ついたい)から成り立っています。
そもそも背骨は、椎体という骨が上下に積み重なっているような構造をしています。
この椎体と椎体の間には、椎間板(ついかんばん)というクッションのようなものがあり、衝撃を和らげるなどの働きをしています。
椎間板ヘルニアは、この椎間板の中身(髄核:ずいかく)やその中身を包む袋のようなもの(線維輪:せんいりん)が膨らんだり、また外に脱出、飛び出したりすることで、神経を圧迫した状態です。症状が出ていない場合でもヘルニアと診断されることもあります。
人口の約1%(100万人〜120万人)がこの腰椎椎間板ヘルニアに悩んでいるという報告もあり、決して珍しいヘルニアではありません。
男女比はやや男性の方が多く(約2〜3:1)、好発年齢は20〜40才代、好発部位はL4-L5、L5-S1(※)とされています。(※L=腰椎 S=仙椎)
椎間板ヘルニアは、椎間板がどの程度飛び出しているかによって、正中型ヘルニア・傍正中ヘルニア・外側ヘルニアの3種類に分類されます。
それぞれがどのようなヘルニアなのか詳しくみていきましょう。
正中型(せいちゅうがた)ヘルニア
正中型ヘルニアでは、椎間板の中央部で、脊柱の正中、つまり背骨に対してほぼ垂直に飛び出します。(脊柱管の内側に飛び出す)
正中型ヘルニアになると、脊髄や馬尾神経(ばびしんけい)が圧迫されます。
症状としては、まず腰痛があるでしょう。そのほか、両足の痺れや歩行障害、馬尾神経にまで影響があった場合には、排泄障害が伴う可能性があります。
傍正中(ぼうせいちゅう)ヘルニア
傍正中ヘルニアは、正中型よりもやや左右どちらかの外側にずれた方向へ、椎間板が突出する状態です。(脊柱管の内側に飛び出した状態)
症状として、腰の痛みが挙げられます。ただ、それ以外の症状が、正中型と異なる点に注意しましょう。
傍正中ヘルニアは、左右どちらかに寄っているだけあり、左右片方だけで症状が現れやすいです。
たとえば、片足だけが痺れる、痛むといった症状が現れます。
外側(がいそく)ヘルニア
外側ヘルニアは、椎間板が脊柱管の外側に飛び出すことを意味します。
上記ふたつは、背骨の方向、つまり脊柱管に収まる範囲で起こるヘルニアでした。
しかし外側ヘルニアは、脊柱管の外、つまり傍正中ヘルニアよりもさらに左右に偏った方向へ飛び出します。
症状として、左右どちらかの神経圧迫により、片足だけの痺れや痛みを感じやすいでしょう。また筋力低下や、坐骨神経痛なども伴いやすい傾向があります。
腰椎椎間板ヘルニアの症状レベル
腰椎椎間板ヘルニアでは、椎間板の変性などの度合いによって症状を段階分けできます。
具体的には以下のようなレベル、段階があります。
それぞれがどういうものか見ていきましょう。
軽症レベル
椎間板がわずかに飛び出しているものの、神経を圧迫するほどではない段階です。
この時の症状として、軽度の腰痛などが挙げられます。また、首にわずかな痛みを感じるケースもあるでしょう。
しかし軽症レベルでは、痺れや筋力低下などの症状はほとんど見られません。あったとしても、本人がほとんど知覚できない程度です。
軽症レベルでは、簡単な工夫による改善が期待できます。
たとえば簡単なストレッチや姿勢の改善によって、症状が楽になるかもしれません。
中等度レベル
中等度では、椎間板の突出が進み、神経が圧迫され始めます。さらに繊維輪を断裂するようになります。
この段階では以下の症状が表れるでしょう。
- 強い腰痛
- 両足または片足の痛み
- 首周辺の痛み
- 手足の痺れ
- 坐骨神経痛
- 筋力の低下
中等度レベルでは、症状がより強くなります。
場合によっては、普段の仕事や家事がこなせなくなることもあります。
また特に痛みが強いため、状況に応じて痛み止めなどの服用が必要になるでしょう。もちろん根本的な解決を図るための治療も進めていく必要があります。
重症レベル
重度レベルになると、椎間板が大きく飛び出し、より強く神経を圧迫します。この状況を「脱出」あるいは「遊離」といいます。
症状として以下が挙げられるでしょう。
- 激しい腰痛や首の痛み
- 足に限らない、幅広い部分での痺れ
- 感覚の鈍麻
- 筋力の低下と麻痺
- 歩行困難
- 排泄障害
- 馬尾症候群
重症レベルでは、かなり重い症状が現れます。この段階で、通常通りの生活を送るのはほぼ不可能でしょう。
いわゆる「手術するレベル」の症状です。
このような状態になる前に、治療や改善を図るのが重要となるでしょう。
腰椎椎間板ヘルニアの治療(治し方)
腰椎椎間板ヘルニアを治すためには、まずは画像検査が必要で、それにはMRIが最も有用です。
変性してしまった椎間板は正常なものと異なっているように写し出されるため、脱出した椎間板の部位や分類診断についても役立ちます。
椎間板ヘルニアは、自然治癒する可能性もあります。
時間の経過により、飛び出した椎間板が体の中に吸収され、外へ排出される場合があります。
そのため、排尿や排便にも影響が出るような膀胱直腸障害など重い神経障害がある場合を除いて、まずは保存療法が選択されます。
保存療法による改善が期待できない場合、手術療法や再生医療が選択されます。それぞれ治療法の詳細を見ていきましょう。
保存療法
保存療法としては、非副腎皮質ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)などの鎮痛薬を使用するケースが多いです。
その他、神経ブロック注射も選択肢にあがるでしょう。
また、体を柔らかくするストレッチやリハビリもとても効果的です。
手術療法
膀胱直腸障害や運動麻痺などの重い神経症状がある場合や、保存療法でも強い痛みが続く場合には、手術療法が行われます。
その場合は、症状の原因となっている椎間板を摘出するような方法が取られます。
手術の仕方によっていろいろな種類があり、内視鏡を使った最小侵襲の手術が今は主流となっています。
関連記事:ヘルニア治療のPLDD手術|失敗しないためのポイントとは
関連記事:椎間板ヘルニアの内視鏡手術|PELD(PED)とMEDの違いとは
再生医療
椎間板ヘルニアでは、飛び出した椎間板によって神経や脊髄が圧迫され、炎症や損傷が起こることがあり、痛み、しびれ、筋力低下、歩行のしづらさなど、日常生活に大きな支障をきたす場合があります。
こうした症状に対して、保存療法や手術療法が行われますが、十分な改善が得られないことも少なくありません。
また手術後も、しびれや痛みなどの症状が残るケースがあるので、そのような場合は再生医療が新たな選択肢の一つとなります。
再生医療は、幹細胞の力を活用し、傷ついた神経や組織の修復・再生を目指す治療法です。
「手術をしたのに症状が残っている」「できれば手術は避けたい」「もう治療法がないと言われた」という方は、ぜひ一度、当院(リペアセルクリニック)へご相談ください。
腰椎椎間板ヘルニア|よくある質問
腰椎椎間板ヘルニアについて、よくご質問頂くことについて記しました。その他ご質問、再生医療の可能性などはお問い合わせください。
Q1:椎間板ヘルニアの際は安静にした方が良いですか?
A1:絶対安静が必要ということではありません。
腰の痛みや足の痛み、痺れ感がある場合には安静にしておく方が良いといわれることも多いかと思います。
しかし、自宅で安静にした方が早く治るという科学的な根拠はありません。
痛みが強すぎて動けない場合は自宅で安静にしている他ありませんが、動けるのであれば腰や足の筋力が弱くならないように、少しずつ動くようにすると良いでしょう。
Q2:保存療法としてコルセットは効果がありますか?
A2:試してみる価値はあると考えられます。
腰椎椎間板ヘルニアの患者さんは、立っている方が座った姿勢よりも痛みが楽に感じるケースが多いようです。それは立っている状態の方が姿勢を保持しやすいのが理由です。
コルセットを着用して姿勢の保持をしやすくするのは痛みを和らげるために効果があると言えます。
ただし、コルセットに頼りすぎると筋力が低下してしまい、コルセットがなければ生活ができないということもあるので注意が必要です。
コルセットをするなら必ず筋力トレーニングは必要となります。
まとめ・腰椎椎間板ヘルニアの症状レベルを把握して最善の治療を
今回は腰椎椎間板ヘルニアの症状や治療法などを解説しました。
腰椎椎間板ヘルニアで症状が重い方には手術療法が選択されます。
しかし、手術をおこなっても圧迫され続けた脊髄や神経根の損傷が完全に修復されないこともあります。すると、痺れや痛みといった症状が残るかもしれません。
そのような場合、当院の再生医療、幹細胞で治療するという方法をご検討ください。
脊髄腔内ダイレクト注射で投与という当院独自の方法を用いて、傷ついた神経の再生を試みます。これまで多くの症例を経験し、症状の改善がみられています。詳しくは以下の動画をご覧ください。

















