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坐骨神経痛に対する湿布を貼る場所を解説!湿布の種類と選び方も紹介
「坐骨神経痛に悩まされているけど、湿布を貼る場所がわからない」と迷っている方もいるのではないでしょうか。
坐骨神経痛は腰やお尻に痛みやしびれが生じます。症状がある部位に湿布を貼ることで痛みの緩和が期待できるでしょう。
しかし、湿布を貼る場所を間違えると十分な効果が得られない場合もあるため、症状に合った「湿布を貼る場所」を知ることが重要です。
本記事では、坐骨神経痛における適切な湿布を貼る場所や湿布の選び方、使用時の注意点について解説します。湿布と併用した坐骨神経痛を和らげる方法も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
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目次
【基礎知識】坐骨神経痛とは
坐骨神経痛とは、腰から足先まで伸びている坐骨神経が、なんらかの原因により圧迫されて痛みやしびれが起きる症状です。坐骨神経が圧迫される原因は、主に以下の3つが挙げられます。
| 原因 | 発症しやすい年齢 | 坐骨神経痛を引き起こすメカニズム |
|---|---|---|
| 腰椎椎間板ヘルニア | 10代~40代 | 椎間板という背骨の間にあるクッションがつぶれて飛び出し、坐骨神経を圧迫して痛みが起きる |
| 腰部脊柱管狭窄症 (ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう) |
50代以上 | 加齢により脊柱管という神経の通り道が狭くなり、脊柱管内の神経や神経根が圧迫されて痛みを引き起こす |
| 梨状筋症候群 (りじょうきんしょうこうぐん) |
20代後半~60代 | 梨状筋(お尻の筋肉のひとつ)の中を走る坐骨神経が、スポーツや事故などの怪我で圧迫されて痛みが生じる |
坐骨神経痛の症状が出る部位は、お尻・腰・太ももなど、原因や圧迫される神経の部位によってさまざまです。
軽度な痛みの場合は湿布やストレッチなどで緩和できる可能性があります。強い痛みがある場合は、坐骨神経痛が重症化している可能性があるため、医療機関を受診しましょう。
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坐骨神経痛・腰椎椎間板ヘルニア・梨状筋症候群について詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。
坐骨神経痛において湿布はどこに貼るべき?【効果的な箇所を紹介】
坐骨神経痛を軽減するためには、以下の場所に湿布を貼ると効果が期待できます。
坐骨神経痛は、症状の感じ方や痛む部位に個人差があります。湿布を貼る場所は、痛みやしびれを感じる部位に合わせて適切な位置に貼りましょう。
腰に貼る
坐骨神経痛の湿布を貼る場所は、腰の下部が適切です。坐骨神経は、腰椎にある神経根から始まり、そこからお尻や脚へと伸びています。
そのため、坐骨神経痛は神経の出発点である腰部への圧迫や刺激が原因となることが多いです。
とくに、長時間のデスクワークや立ち仕事、前かがみ作業などが続くと、腰の神経周辺に負担がかかり、違和感や電気が走るような痛み、しびれが生じることがあります。
腰に痛みやしびれを感じる場合は、原因となりやすい神経の根元にあたる腰の下部に湿布を貼りましょう。
お尻に貼る
お尻に痛みが生じる場合は、中央部や梨状筋(お尻の筋肉)に湿布を貼ると効果が期待できます。
目安としては、腰の下にある骨(骨盤)から太ももの付け根に向かって伸びるライン上で、押すと痛みや張りを感じやすい部分です。
梨状筋が緊張し硬くなると、坐骨神経を圧迫し痛みやしびれを引き起こす場合があります。梨状筋に湿布を貼ることで筋肉の緊張がほぐれ、症状の緩和につながりやすいです。
太ももに貼る
坐骨神経痛の症状が太ももに現れる場合、痛みやしびれを感じる場所に湿布を貼ります。とくに、太ももの裏側は坐骨神経が伸びているので、痛みを感じやすい部位です。
湿布を貼る際は患部を清潔にし、皮膚がかぶれやすい方は注意しましょう。
ふくらはぎに貼る
ふくらはぎもほかの場所と同様、痛みやしびれを感じる場所に湿布を貼りましょう。湿布を貼ることで筋肉の緊張がほぐれ、症状の緩和が期待できます。坐骨神経はふくらはぎにも通っているため、適切に湿布を活用すると痛みの軽減に役立ちます。
また、湿布を貼る前に軽くマッサージをすると良いでしょう。
【冷感?温感?】坐骨神経痛にあった湿布の種類と選び方
坐骨神経痛に適した湿布を選ぶ際、冷感湿布か温感湿布のどちらが効果的か迷うかもしれません。症状の状態によって適した湿布が異なるため、それぞれの特徴や効果への理解が重要です。
湿布は一時的に痛みを和らげる手段のひとつですが、痛みや炎症の状態に応じて湿布を使い分けると、症状の緩和が期待できます。
以下では、湿布の種類と症状に合った適切な選び方を解説します。
湿布の種類
湿布の種類と期待できる主な効果は以下のとおりです。
| 湿布タイプ | 期待できる効果 | 種類 | 適している症状 |
|---|---|---|---|
| 冷感湿布 | 冷却感により痛みを和らげる | l-メントール配合 | ・急性腰痛(ぎっくり腰) ・捻挫や打撲 ・筋肉痛 ・関節の炎症 |
| 温感湿布 | 筋肉の緊張をほぐし慢性痛や冷えを和らげる(血管を拡張させ血行を促進する) | ・カプサイシン配合 ・非ステロイド性抗炎症薬配合 ・鉱物配合 |
・慢性腰痛 ・筋肉の凝り ・冷えによる腰痛 ・関節痛や神経痛 |
| 消炎鎮痛湿布 | 消炎・鎮痛作用があり、強い痛みに即効性がある | ・インドメタシン配合 ・ロキソプロフェン配合 ・フェルビナク配合 ・ジクロフェナク配合 |
・急性腰痛 ・慢性腰痛 ・関節痛 ・筋肉痛や神経痛 |
湿布の種類によって期待できる効果が異なりますので、ポイントをおさえて正しく使い分けましょう。
湿布の選び方と効果
坐骨神経痛において湿布を選ぶ際には、自身の症状に合ったものを選びましょう。
急性の痛みや炎症がある場合、または坐骨神経痛の初期症状には冷感湿布が適しています。筋肉のこわばりや慢性的な痛みには、温感湿布を貼るのがおすすめです。
また、強い痛みや神経痛には消炎鎮痛湿布を使用すると、痛みの緩和が期待できます。
消炎鎮痛湿布は、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)を含み、炎症や強い痛みの緩和に適しています。急性・慢性どちらの腰痛にも使用でき、医療用の「ロキソニンテープ」や「モーラステープ」などが代表的です。
湿布の特性を理解し、坐骨神経痛の症状に合ったものを正しく活用しましょう。
坐骨神経痛における湿布を貼るときの注意点
湿布は痛みの緩和に役立ちますが、誤った使用は肌トラブルや副作用を引き起こす可能性があります。湿布を貼る際は、以下5つのポイントに注意しましょう。
- 皮膚のかぶれやかゆみに注意する
- 妊娠中は医師に相談する
- 傷口や湿疹がある箇所には貼らない
- 長期間の使用は避ける
- 他の薬との併用に注意する
湿布を長時間使用すると、皮膚のかぶれやかゆみが生じる可能性があります。さらに、インドメタシンやロキソプロフェンなど、一部の湿布に含まれる鎮痛剤は妊婦への使用が推奨されていないため、使用前に薬剤師や医師に相談してください。
また、湿布は一時的な痛みの緩和を目的としており、治療目的ではありません。症状が改善しない場合は医師の診察を受けましょう。
湿布と併用した坐骨神経痛を和らげる方法3選
湿布と併用しながら坐骨神経痛を和らげる方法を3つ紹介します。湿布は一時的に痛みを緩和するものなので、坐骨神経痛の根本は治りません。
痛みの根本的な改善には、湿布だけでなく、以下の取り組みが効果的です。
これらを組み合わせることで、症状の軽減や再発防止が期待できます。
1.運動やストレッチをする
坐骨神経痛を和らげるには、適度な運動やストレッチが推奨されています。硬くなった筋肉をほぐして、坐骨神経への圧迫を軽減することで痛みの緩和が期待できます。簡単にできる股関節を伸ばすストレッチを紹介するので、ぜひ試してみてください。
- 背もたれのある椅子に深く座り、足を肩幅より広めに開く
- 両手をひざに置く
- 胸を張りながら、ひざを軽く押して太ももの内側を伸ばす
運動不足は筋肉を弱らせ、腰を支える力が弱くなる原因になります。ウォーキングをしたり、お尻の筋肉をほぐすストレッチをしたりすると痛みの軽減に役立ちます。
なお、痛みが強い場合は無理をせず、できる範囲内で運動やストレッチを取り入れましょう。
詳しくストレッチ方法が知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。
2.正しい姿勢を心がける
坐骨神経痛を軽減するためには、日頃から正しい姿勢を心がけることが大切です。腰やお尻に負担がかからないように、背骨がS字カーブを保っている状態が理想です。
また、背骨をそらしすぎたり、猫背になっていたりすると腰に負担がかかってしまい、坐骨神経痛の悪化につながる可能性があります。座っているときは背筋を伸ばし、骨盤を立てる意識を持ちましょう。
3.重たいものは持たないようにする
腰への負担を軽減するために、できるだけ重たいものは持たないようにしましょう。重いものを持ち上げると、腰に負担をかけ坐骨神経痛を悪化させる原因になります。
かばんや荷物は、「リュックサックを活用し重さを分散させる」「キャリーカートを利用する」など、なるべく腰に負担がかからないように意識してください。
重いものを持つ必要がある場合は、ひざを曲げて腰を落としてから持ち上げ、なるべく体に近づけて持つようにしましょう。
坐骨神経痛のつらい痛みに「再生医療」という選択肢
湿布やストレッチなどのセルフケアを続けても痛みが改善しない場合、医療機関での治療が必要になることがあります。
坐骨神経痛の原因となる腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症は、症状が進行すると手術が検討されるケースもあります。しかし、「できれば手術は避けたい」と考える方も少なくありません。
手術を避けたい場合の選択肢のひとつとして、「再生医療」があります。
再生医療とは、患者様ご自身の細胞や血液成分を用いる治療法です。他の細胞に変化する能力を持つ幹細胞を患部に投与する「幹細胞治療」と、血液中の血小板に含まれる成長因子の働きを活用する「PRP療法」があります。
いずれも入院や手術は不要で、日帰りでの治療が可能です。「手術はできるだけ避けたい」とお考えの方は、再生医療を選択肢の一つとして検討してみてください。
坐骨神経痛に対する当院の再生医療については、以下の症例記事をご覧ください。
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まとめ|正しく湿布を貼り坐骨神経痛をやわらげよう
坐骨神経痛の痛みを和らげるには、腰・お尻・太ももなど痛みの出ている部位に合った湿布を正しく使用することが大切です。
湿布は一時的な痛みを緩和させる手段のひとつですが、長期間の使用は避け、皮膚のかぶれやかゆみに注意しましょう。正しく湿布を活用すると痛みの軽減が期待できます。
ただし、湿布を貼っても痛みが改善しない場合は、我慢をせずに早めに病院を受診しましょう。
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坐骨神経痛と湿布に関するよくある質問
坐骨神経痛で湿布が効かないときの対処法は?
坐骨神経痛で湿布が効かないときは、ストレッチやウォーキングで筋肉をほぐしたり、患部を温めたりして血行を促進させましょう。
梨状筋症候群や筋肉の緊張、疲労が原因の場合には、湿布だけでは効果が限られることがあります。湿布を貼っても痛みの改善がみられない場合は、自己判断せずに病院を受診しましょう。
当院「リペアセルクリニック」では、メール相談やオンラインカウンセリングを実施しています。坐骨神経痛で湿布を貼っても効果がない場合はご相談ください。
また、湿布が効かない痛みがあるときは、以下の記事も参考にしてみてください。
坐骨神経痛の湿布は市販のものでも効果がありますか?
ロキソプロフェン配合の「ロキソニンSテープ」や、フェルビナク配合の「フェイタス」などの消炎鎮痛湿布は、坐骨神経痛に一定の効果が期待できます。
湿布の選び方に迷った際は、薬剤師に相談して症状に合ったものを選びましょう。
坐骨神経痛にロキソニンは効きますか?
ロキソニンは坐骨神経痛に効果が期待できます。
ロキソニンは非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)に分類されるため、痛みや炎症を軽減する目的として使用されます。炎症や痛みを抑えるので一時的な効果は期待ができます。
ただし、長期間使用すると胃腸や腎機能に負担がかかる恐れがあるため、医師や薬剤師の指示に従ってください。

























