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【医師監修】うっ血性心不全と心不全の違いとは?共通点も合わせて解説

「うっ血性心不全と心不全は何が違うのだろう」
「うっ血性と付く方が重い疾患なのでは」
うっ血性心不全と診断され、心不全との違いがわからず戸惑う方は少なくありません。また、ご家族がうっ血性心不全と告げられ、通常の心不全よりも重い状態ではないかと不安を感じる方もいます。
結論として、うっ血性心不全は心不全とは別の疾患ではなく、心不全によって血液や体液が滞り、うっ血が生じた病態を指します。診断名だけで重症度は決まらず、症状や心臓の状態を踏まえて評価する必要があります。
本記事では、うっ血性心不全と心不全の違いを詳しく解説します。共通点や治療法についてもあわせて紹介し、記事の最後にはよくある質問をまとめています。ぜひ参考にしてください。
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目次
うっ血性心不全と心不全の違い
うっ血性心不全と心不全は似た言葉ですが、意味は少し異なります。違いを理解すると病状を正しく把握でき、診断名への不安も和らぎます。
| 項目 | 心不全 | うっ血性心不全 |
|---|---|---|
| 定義 | 心臓の働きが低下した状態 | 心不全により血液や体液が滞った状態 |
| 疾患の関係 | 病態全体の総称 | 心不全の一病態 |
| 主な特徴 | 血液を十分に送り出せない状態 | 体液貯留(うっ血)が目立つ状態 |
| 現れやすい症状 | 息切れや疲れやすさ、動悸など | 息切れや足のむくみ、急な体重増加など |
| 重症度 | 診断名のみでは判断不可 | 診断名のみでは判断不可 |
心不全は、心臓の働きが低下した状態全体を指す名称です。一方、うっ血性心不全は、その中でも血液や体液が肺や足などに滞り、むくみや息切れが目立つ病態を指します。
うっ血性心不全は心不全とは別の疾患ではなく、心不全に含まれる一状態です。
「うっ血性」という診断名だけで重症度が決まるわけではなく、症状や心臓の機能、血液検査や画像検査などを踏まえて総合的に判断されます。診断名だけで過度に心配せず、医師の説明をもとに適切な治療を続けることが大切です。
以下の記事では、心不全の症状や似た疾患について詳しく解説しています。
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【心不全】心臓の機能が低下した状態を指す
心不全は「病名」ではなく、心臓の働きが低下した状態を表す病態です。まずは心不全がどのような状態を指すのかを理解しましょう。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 定義 | 心臓の働きが低下し、全身へ十分な血液を送り出せない状態 |
| 疾患の位置付け | 特定の病名ではなく、心臓の機能低下を表す総称 |
| 主な原因 | 高血圧、心筋梗塞、心臓弁膜症、不整脈など |
| 主な症状 | 息切れや疲れやすさ、むくみ、体重増加など |
| 関連する病態 | うっ血が目立つ場合は「うっ血性心不全」に分類 |
心不全は、心臓の働きが低下し、全身が必要とする血液を十分に送り出せなくなった状態の総称です。
原因は高血圧や心筋梗塞、心臓弁膜症などさまざまで、症状や重症度も人によって異なります。
血液や体液が体内に滞り、むくみや息切れが目立つ状態は「うっ血性心不全」と呼ばれ、心不全に含まれる病態のひとつです。両者の関係を理解することは、病状や治療方針を把握する上で役立ちます。
【うっ血性心不全】身体に水分がたまりやすい症状の心不全
うっ血性心不全は、心不全の中でも体内に水分がたまり、むくみや息切れなどが目立つ状態を指します。心不全との違いを理解するために、特徴を確認しましょう。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 定義 | 心不全によって血液や体液が滞り、うっ血が起きた状態 |
| 疾患の位置付け | 心不全に含まれる一病態 |
| 「うっ血」の意味 | 血液や体液が肺や全身に滞留した状態 |
| 主な症状 | 息切れや足のむくみ、急な体重増加など |
| 重症度 | 診断名のみでは判断不可 |
うっ血性心不全は、心臓の働きが低下し、血液や体液が肺や足などに滞った状態です。
肺にうっ血が生じると、息切れや呼吸困難が現れることがあります。また、全身の静脈にうっ血が生じると、足のむくみが目立ちやすくなります。
体内に水分がたまると、短期間で体重が増えることがあります。ただし、「うっ血性心不全」という名称だけで、病状の重さを判断することはできません。
実際の病状は、症状や心臓の機能、血液検査や画像検査などを踏まえて判断されるため、診断名だけで過度に心配せず、医師のもとで治療を続けることが大切です。
うっ血性心不全と心不全の共通点
| 共通点 | 詳細 |
|---|---|
| どちらも心臓の働きが低下して起こる | 心臓のポンプ機能低下による血液循環の悪化 |
| 息切れ・むくみ・倦怠感など共通する症状がみられる | 息切れや足のむくみ、倦怠感、疲れやすさなどが現れる |
| 治療や生活管理の基本は共通している | 薬物療法や塩分・水分管理、体重測定、適度な運動などによる継続的な管理 |
心不全とうっ血性心不全は、どちらも心臓の働きが低下することで起こる病態です。息切れや足のむくみ、倦怠感など、症状にも共通点がみられます。
うっ血性心不全は心不全の一病態であるため、名称だけにとらわれず、症状や心臓の状態に応じて治療と生活管理を続けることが大切です。
どちらも心臓の働きが低下して起こる
心不全とうっ血性心不全は、どちらも心臓のポンプ機能が低下し、全身へ十分な血液を送り出せなくなることで起こる病態です。
原因となる疾患には、高血圧や心筋梗塞、心臓弁膜症、心筋症、不整脈などがあります。うっ血性心不全も、こうした疾患によって心臓の働きが低下した結果として生じます。
治療の基本も共通しており、原因となる心臓病への対応に加え、薬物療法や塩分管理、適度な運動、体重管理などを続け、心臓への負担を軽くすることが大切です。
以下の記事では、心不全で亡くなる前の症状について詳しく解説しています。
息切れ・むくみ・倦怠感など共通する症状がみられる
心不全とうっ血性心不全では、心臓の働きが低下することで共通した症状が現れます。代表的な症状は以下の通りです。
| 症状 | 特徴 |
|---|---|
| 息切れ | 血液循環低下や肺うっ血による呼吸苦 |
| むくみ | 足や足首への水分貯留による腫れ |
| 倦怠感・疲れやすさ | 全身に十分な血液が届きにくくなることによる疲労感 |
| 急な体重増加 | 体内への余分な水分貯留による体重増加 |
| 受診の目安 | 症状の悪化や急激な体重増加時の早期受診 |
心不全とうっ血性心不全では、心臓から十分な血液を送り出せなくなることで、息切れや倦怠感、疲れやすさなどが現れます。血液や体液が滞ることで、足のむくみや急な体重増加がみられることも少なくありません。
初期には運動時だけ症状が現れることがありますが、進行すると日常生活中や安静時にもみられるようになります。
息切れやむくみが続く場合や、短期間で体重が増えた場合は心不全の悪化が疑われるため、早めに医療機関を受診しましょう。
以下の記事では、心不全とむくみの関係について詳しく解説しています。
治療や生活管理の基本は共通している
心不全とうっ血性心不全は、どちらも心臓の働きが低下して起こるため、治療や生活管理の基本は共通しています。
まずは高血圧や心筋梗塞、心臓弁膜症など、原因となる疾患の治療を行い、薬物療法で心臓への負担を軽くしながら、症状の改善や悪化の予防を目指します。
あわせて、塩分の摂り過ぎを控えることや毎日の体重測定、適度な運動、禁煙、適正体重の維持など、日常生活での管理も欠かせません。
症状が落ち着いていても、継続的な治療が必要な点はどちらも同じです。自己判断で薬を中断せず、息切れやむくみの悪化、急な体重増加などがみられた場合は、医療機関へ相談しましょう。
うっ血性心不全・心不全の治療法
| 治療法 | 詳細 |
|---|---|
| 保存療法(運動療法・心臓リハビリテーション・生活習慣の改善) | 適度な運動や心臓リハビリテーション、塩分管理、禁煙などによる心臓への負担軽減 |
| 薬物療法(利尿薬・ACE阻害薬など) | 利尿薬やACE阻害薬などによる症状の改善や心臓への負担軽減、心不全の進行抑制 |
| 手術・デバイス治療(重症例で検討される) | 心臓手術やペースメーカー、植込み型除細動器(ICD)などによる心機能補助 |
| 再生医療(症状や状態によって検討される) | 症状や心機能、全身状態などを踏まえた治療選択肢としての検討 |
心不全とうっ血性心不全の治療では、原因となる心臓病への対応を基本に、症状や重症度、全身状態に応じて、薬物療法や運動療法、心臓リハビリテーション、塩分管理などを組み合わせます。
重症例では、手術やペースメーカーなどのデバイス治療が検討されることもあります。症状や病状によっては、再生医療が選択肢となる場合もあります。状態に合わせて治療法を選び、継続的に管理することが大切です。
以下の記事では、心不全の治る確率や完治した人について詳しく解説しています。
保存療法(運動療法・心臓リハビリテーション・生活習慣の改善)
心不全の治療では、薬物療法とあわせて、運動療法や心臓リハビリテーション、生活習慣の改善に取り組みます。
| 保存療法 | 詳細 |
|---|---|
| 運動療法 | 心臓への負担軽減、体力・運動機能の維持 |
| 心臓リハビリテーション | 運動・栄養・服薬・生活指導による包括的な管理 |
| 生活習慣の改善 | 塩分管理や適正体重の維持、禁煙、節酒などによる悪化予防 |
| 毎日の自己管理 | 体重測定による体液貯留や症状悪化の早期発見 |
保存療法は、薬物療法と並ぶ心不全治療の基本です。医師の指示のもとで行う運動療法や心臓リハビリテーションにより、体力や日常生活動作の維持・向上が期待できます。
塩分管理や適正体重の維持、禁煙などの生活習慣の改善に加え、毎日の体重測定で体液貯留の変化に早く気づくことも、心臓への負担軽減や症状悪化への速やかな対応につながります。
薬物療法(利尿薬・ACE阻害薬など)
薬物療法は、心不全やうっ血性心不全の進行を抑え、症状を改善するための基本的な治療です。薬にはそれぞれ異なる役割があり、病状に応じて組み合わせて使います。
| 薬剤の種類 | 詳細 |
|---|---|
| 利尿薬 | 余分な水分・塩分の排出、むくみ・息切れの改善 |
| ACE阻害薬・ARB・ARNI | 心臓への負担軽減、心不全の進行抑制 |
| β遮断薬 | 心拍数の抑制、心臓の負担軽減 |
| SGLT2阻害薬など | 心不全の悪化・再入院リスクの低減 |
薬物療法では、症状や心機能、原因となる疾患に応じて複数の薬を組み合わせます。
利尿薬は、尿の排出を促して体内の余分な水分を減らし、息切れやむくみなどのうっ血症状を和らげるために用いられる治療薬です。
ACE阻害薬やARB、ARNI、β遮断薬、SGLT2阻害薬などは、心臓への負担を軽くし、心不全の進行や再入院の予防を目的に使われます。それぞれ役割が異なるため、自己判断で中断せず、医師の指示どおり服用を続けることが大切です。
以下の記事では、心不全におけるファンタスティック4(心不全治療で用いられる4種類の薬)について解説しています。
手術・デバイス治療(重症例で検討される)
薬物療法だけで十分な改善が得られない場合は、病状に応じて手術やデバイス治療が検討されます。どのような治療が選択されるかは、心不全の原因や重症度によって異なります。
手術・デバイス治療が検討される主なケースは以下の通りです。
| 治療法 | 詳細 |
|---|---|
| ペースメーカー・CRT・ICD | 心拍リズムの調整、突然死リスクの低減 |
| 弁膜症手術・カテーテル治療 | 原因となる弁膜症への治療による心臓への負担軽減 |
| 補助人工心臓(VAD)・心臓移植 | 重症心不全に対する専門的治療の検討 |
手術やデバイス治療は、薬物療法や生活習慣の改善だけでは十分な効果が得られない場合に検討されます。
重症心不全では、病状や全身状態に応じて、ペースメーカーや心臓再同期療法(CRT)、植込み型除細動器(ICD)、弁膜症に対する手術・カテーテル治療、補助人工心臓、心臓移植などが慎重に検討されます。
再生医療(症状や状態によって検討される)
| 検討される意義・確認事項 | 内容 |
|---|---|
| 治療の選択肢が広がる可能性 | 症状や心機能、原因となる疾患、全身状態に応じた選択肢としての検討 |
| 病状に合わせて検討できる | 診察や検査結果を踏まえた患者さんごとの適応判断 |
| 標準的な治療とあわせて検討できる | 薬物療法、塩分・体重管理、心臓リハビリテーションを継続した上での補助的な選択 |
| 治療内容を事前に確認できる | 治療方法や想定されるリスク、説明文書、同意文書を確認した上での判断 |
| 副作用への不安を医師へ相談できる | 薬物療法との単純な比較を避け、細胞の採取・培養・投与などに伴うリスクを含めた個別説明の確認 |
心不全では、症状や心機能、原因疾患、全身状態に応じて、再生医療が治療選択肢のひとつとして検討される場合があります。ただし、すべての方に適した治療ではないため、医師と相談しながら判断することが大切です。(文献1)
心不全の治療では、原因となる疾患への対応や薬物療法、塩分・体重管理、心臓リハビリテーションなどを続けることが基本です。
再生医療は、標準的な治療に代わるものとして自己判断で選択するのではなく、基本となる治療を継続した上で検討される選択肢のひとつです。(文献2)
再生医療は、医療機関が厚生労働省へ再生医療等提供計画を提出した上で実施される治療です。
厚生労働省が公表する情報では、再生医療を提供する医療機関や治療計画を確認できます。治療内容を理解し、受けるかどうかを判断する際の参考になります。(文献3)
当院では、心不全に対する再生医療を用いた治療を行っています。「心不全の治療を続けているのに改善する兆しが見えない」「いつ症状が出るかわからず不安を感じている」という方は、以下の症例記事をご覧ください。
うっ血性心不全・心不全において気を付けること
| 気を付けること | 詳細 |
|---|---|
| 塩分や水分の管理を徹底する | 体内への水分貯留と心臓への負担を抑えるための、医師の指示に沿った塩分・水分管理 |
| 毎日の体重測定で悪化のサインを確認する | 毎日同じ時間・条件での測定と、急な体重増加やむくみを早期に把握するための記録 |
| 処方された薬を自己判断で増減・中断しない | 症状の再燃や悪化を防ぐための用法・用量の遵守と、体調変化がある場合の医師・薬剤師への相談 |
心不全やうっ血性心不全は、症状の悪化や再入院を防ぐために、日常生活での自己管理が欠かせません。
塩分や水分は医師の指示に従って管理し、毎日同じ条件で体重を測ることで、体液貯留による急な体重増加など、病状の変化に早く気づけます。
処方された治療薬は自己判断で増減・中断せず、決められた用法・用量を守りましょう。息切れやむくみの悪化、急な体重増加などの変化がみられた場合は、医療機関へ相談してください。
塩分や水分の管理を徹底する
塩分や水分の適切な管理は、心不全やうっ血性心不全の症状悪化を防ぐ上で大切です。塩分を摂り過ぎると、体内に水分がたまりやすくなります。その結果、心臓への負担が増え、息切れやむくみが悪化することがあります。
水分は、摂り過ぎても不足しても体調に影響するため、自己判断で調整せず、医師の指示に従いましょう。また、毎日同じ条件で体重を測ると、体液貯留による急な増加に早く気づきやすくなります。
体重の増加に加えて息切れやむくみの悪化がみられた場合は、心不全の悪化が疑われるため、医療機関へ相談してください。
毎日の体重測定で悪化のサインを確認する
心臓の働きが低下すると、体内に水分がたまり、体脂肪が増えていなくても短期間で体重が増えることがあります。そのため、毎日の体重測定は、心不全の悪化に早く気づくために役立ちます。
体重は毎朝、起床後・排尿後・朝食前など、できるだけ同じ条件で測り、記録を続けることが大切です。小さな変化に気づきやすくなるだけでなく、診察時にも病状を正確に伝えられます。
急な体重増加に加えて息切れや足のむくみ、横になると息苦しいといった症状がみられた場合は、心不全の悪化が疑われます。
処方された薬を自己判断で増減・中断しない
処方された薬を続けて服用することが心不全やうっ血性心不全の治療における基本です。
症状が改善したからといって自己判断で減らしたり中止したりすると、心不全が悪化し、再入院につながることがあります。
服用中にめまいやふらつき、血圧低下など気になる症状が現れた場合も、自分で中断せず、医師へ相談しましょう。また、飲み忘れを防ぐには、お薬カレンダーや服薬管理アプリなどを活用し、毎日決まった時間に服用する習慣をつけると、飲み忘れの防止につながります。
うっ血性心不全と心不全の違い(区分)を理解して適切な治療を受けよう
うっ血性心不全は心不全とは別の疾患ではなく、心不全によって体内に水分がたまり、うっ血が生じた状態を表す病態です。
そのため「うっ血性」という言葉だけで重症度は判断できません。大切なのは、診断名だけで病状を判断せず、現在の症状や心臓の状態に応じた治療と生活管理を続けることです。息切れやむくみ、急な体重増加などの変化がみられた場合は、早めに医療機関を受診しましょう。
疾患の特徴や対策を正しく理解した上で、医師の指示に従って治療と生活管理を継続することが、症状の安定や悪化の予防につながります。
「治療を続けているものの症状への不安が続いている」「今後の治療について他の選択肢も知りたい」とお考えの方は当院「リペアセルクリニック」へご相談ください。
当院では、現在の治療内容や症状、心機能、全身状態を総合的に確認した上で、再生医療が適応となるかを判断し、治療内容について丁寧にご説明します。
ご質問やご相談は、「LINE」や「メール」、「オンラインカウンセリング」で受け付けておりますので、お気軽にお申し付けください。
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うっ血性心不全と心不全に関するよくある質問
心不全で長生きできる人の特徴は何ですか?
心不全と診断されても、適切な治療と自己管理を続けることで、病状を安定させながら生活している方は多くいます。
| 病状の安定につながる取り組み | 詳細 |
|---|---|
| 処方された薬を継続して服用している | 医師の指示に沿った継続的な服薬による悪化・再入院予防 |
| 塩分・水分の摂取量と体重を日頃から管理している | 塩分・水分管理と毎日の体重測定による体液貯留の早期把握 |
| 適度な運動や心臓リハビリテーションを継続している | 病状に応じた運動習慣と心臓リハビリテーションの継続 |
| 息切れやむくみなどの変化を見逃さず、早めに受診している | 症状変化の早期発見と速やかな医療機関への相談 |
処方薬の服用や塩分・水分・体重の管理、病状に応じた運動を継続することが大切です。また、息切れやむくみなどの変化に早く気づき、速やかに受診することが、病状の安定や生活の質の維持につながります。
以下の記事では、心不全で長生きした人の特徴について詳しく解説しています。
心房細動と心不全の違いは何ですか?
心房細動と心不全はどちらも心臓に関係する疾患です。心房細動は「不整脈」の一種であり、心不全は心臓のポンプ機能が低下した状態を指します。
心房細動は動悸や脈の乱れを引き起こし、放置すると心不全の原因となる一方、心不全による心臓への負担増加は心房細動の合併を招きやすくします。
両者は別の疾患ですが密接に関係しているため、どちらか一方と診断された場合には、両者の関連も踏まえて検査や治療を進めることが大切です。
以下の記事では、心房細動と心不全の違いについて詳しく解説しています。
心不全と高血圧の関係は何ですか?
高血圧は心不全の主な原因のひとつで、高い血圧が続くと心臓への負担が増え、心機能の低下につながります。
そのため、降圧薬の服用や減塩、病状に応じた運動などによって血圧を管理することは、心不全の予防や悪化防止に重要です。
心不全と診断された後も、自己判断で薬を調整せず、医師の指示に従って血圧と体調を管理しましょう。
以下の記事では、心不全と高血圧の関係について詳しく解説しています。
参考文献
2025年改訂版 心不全診療ガイドライン|日本循環器学会/日本心不全学会合同ガイドライン

























