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腰椎椎間板ヘルニアの治療として注目されているMED(内視鏡下椎間板摘出術)とPELD(経皮的内視鏡下椎間板摘出術)は、いずれも内視鏡を用いた低侵襲手術です。 しかしながら、手術の方法や適応となる症状、術後の回復や合併症リスク、費用などに違いがあります。 本記事では、MEDとPELD(PED)の主な違いをわかりやすく整理して解説します。 椎間板ヘルニアの手術を検討している方は、自分に合った術式を選ぶための参考にしてください。 なお、当院「リペアセルクリニック」の公式LINEでは、MEDとPELD(PED)の後遺症治療の選択肢となっている再生医療に関する情報の提供と簡易オンライン診断を行っています。 椎間板ヘルニアの治療で不明な点があれば、ぜひご登録ください。 MEDとPELD(PED)の違い MEDとPELD(PED)の違いを項目ごとにまとめました。 項目 MED PELD 手術 背部から16mm程度の切開。筋肉を押し分けて椎間板を摘出。全身麻酔が必要。 7mm程度の小切開から椎間孔経由で摘出。局所麻酔で実施が可能。 適応 重度のヘルニアや骨の切除が必要な場合、癒着のある複雑な症例にも対応可能。 軽〜中等度のヘルニアで骨切除を必要としない症例に適応。 手術後 術後に筋肉痛や張り感が残ることがある。回復にやや時間がかかる。 傷が小さく、術後の痛みや回復が軽度。当日または翌日から歩行可能。 メリット 術中に目で見える範囲を確保しやすく、再発例や複雑なケースにも対応可能。 低侵襲で回復が早く、高齢者や麻酔リスクがある患者にも適応可能。 デメリット 切開が大きく、PELDと比べて筋肉や骨への侵襲が大きい。全身麻酔が必要。 操作視野が狭く、高度な技術が必要。適応症例が限定される。 入院期間 約7日間の入院が必要。術後経過観察と安静が必要。 日帰りまたは1泊2日での退院が可能。 合併症リスク 骨や筋肉の操作により神経損傷や硬膜損傷のリスクがある。 合併症リスクは低いものの、視認性制限による誤操作のリスクがある。 手術費用 保険適用で20〜30万円前後が目安。自由診療は少ない。 保険適用で20〜30万円前後が目安だが、先進医療機器使用で追加費用の可能性あり。 以下では、それぞれの項目について詳しく解説します。 手術の違い MEDとPELD(PED)は、いずれも内視鏡を用いた低侵襲手術ですが、進入経路や切開の大きさ、術中に扱う組織に違いがあります。(文献1) MEDは、背中側から皮膚を約16mm切開し、筒状の器具(ダイレーター)を用いて筋肉を押し分け、椎間板ヘルニアを摘出する手法です。 骨や靱帯を一部削る場合もあります。 一方、PELD(PED)は直径7mmの小さな切開から椎間孔を通して患部へアプローチする方法で、筋肉や骨への侵襲を最小限に抑えられるのが特徴です。 MEDが全身麻酔が一般的なのに対し、PELD(PED)は局所麻酔で行われることが多く、手術中に患者とコミュニケーションを取りながら進められる利点もあります。 以下の表にそれぞれの手術についてまとめたので、参考にしてみてください。 特徴 PELD MED 従来の手術法 皮膚の切開の大きさ 7mm程度 16mm程度 3〜4cm 麻酔の方法 局所麻酔可能 全身麻酔 全身麻酔 手術の時間 1時間程度 2時間程度 1時間程度 術後の入院期間 日帰り可能 1週間程度 1週間程度 体に与える負担 軽い 軽いがPELDに比べると骨や筋肉などに侵襲が大きい 傷口が大きいため負担になる可能性あり 適応の違い||どんな人・症状に向いている? MEDとPELD(PED)は、いずれも椎間板ヘルニアに対する内視鏡手術ですが、対象となる患者の状態やヘルニアの形態によって適応が異なります。 MEDは骨の一部切除を必要とする中等度から重度のヘルニアや、突出範囲が広いタイプにも対応可能です。 また、癒着が強い例や複雑な解剖構造を伴う場合でも施術できます。 一方、PELD(PED)は、神経に接するように突出したヘルニアが明確に存在し、かつ骨の除去が不要なケースに向いています。 神経の圧迫が軽度から中等度で、椎間孔から安全にアプローチできる症例が理想です。 手術後の違い|傷の大きさ・痛み・回復 MEDは16mmほどの切開と筋肉の牽引が必要なため、術後に筋肉痛や張りを感じることがあります。 傷の小ささや痛みの少なさを重視する場合には、PELDの方が適しているでしょう。 PELD(PED)は、直径6〜8mmの小さな切開で行うため、筋肉や靱帯への負担が非常に少なく、術後の痛みも軽度に抑えられます。 手術直後からの起立・歩行も可能です。 MEDはやや大きな切開と組織剥離が伴うため、術後の痛みや違和感が数日続く場合があり、回復にもやや時間を要します。 PELDは体への侵襲が少ないため、術後の回復が早いのが特徴です。 当日や翌日の歩行が可能なケースもあり、早く社会復帰して日常生活への影響を最小限に抑えたい方に適しています。 メリットの違い MEDは視野が広く、やや複雑な病変や癒着のあるケースにも対応できるのがメリットです。 再発例や重度のヘルニアにも柔軟に対処できます。 PELDは小さな切開で行われるため、身体への負担が少なく、術後の回復が早いことが最大のメリットです。 局所麻酔下で実施できる点から、高齢者や全身麻酔が困難な方にも適しています。 デメリットの違い MEDには、切開が比較的大きく、PELDと比べて筋肉や骨への侵襲がやや大きいというデメリットがあります。 術後には筋肉痛や腰部の違和感が数日間残ることがあり、入院や安静期間もPELDより長くなる傾向があります。 また、手術には全身麻酔が必要となるため、高齢者や持病を抱える方にとっては負担となる場合がある点に留意しておきましょう。 一方、PELDは体への負担が少なく局所麻酔で実施可能ですが、適応症例が限定されています。 重度の椎間板ヘルニアや椎間孔が狭い場合は、適応外となる点に注意です。 さらに、操作範囲が狭いため術中の視野確保が難しく、術者の高度な技術が必要とされます。 入院期間の違い MEDは切開部がやや大きく、筋肉や骨に対する操作も加わるため、術後に安静期間が必要です。 したがって、一般的に平均7日程度の入院が必要とされており、術後の経過観察や痛みの管理を慎重に行う必要があります。 一方、PELD(PED)は体への侵襲が非常に少なく、術後の痛みも軽度に抑えられるため、日帰りまたは1泊2日での退院が可能です。 合併症リスクの違い MEDでは比較的広い術野を確保するべく、筋肉や骨の操作が必要になる場合があり、術中に神経根や硬膜を損傷するリスクがあります。 とくに、癒着が強い症例では、術中の出血や術後の神経障害が起こる可能性が否定できません。 一方、PELD(PED)は切開が非常に小さく、筋肉や靱帯をほとんど傷つけずに行うため、全体として合併症のリスクは低いとされています。 ただし、操作スペースが限られることから、神経周囲の視認性に制限があり、不完全摘出や術中誤操作のリスクも一定程度存在します。 どちらの術式も、医師の技術と適切な術前評価が合併症リスクを左右します。 手術費用の違い|保険は適用されるのか MEDとPELD(PED)ともに、国内の多くの医療機関で保険診療として提供されており、原則として健康保険が適用されます。 術式や入院期間、医療機関によって費用は異なるものの、いずれも3割負担の場合、入院費用を含めて20〜30万円程度が目安です。(文献2) ただし、医療機関によっては、個室料金や特殊な医療機器の使用料など、保険適用外の費用が別途発生する場合があります。 とくに、日帰り手術や先進的機器を用いるケースでは追加費用が発生することもあるため、事前の確認が必要です。 いずれの術式も高額療養費制度の対象であるため、一定の範囲内で自己負担額を抑えられます。 PELD(PED)の費用については、以下の記事もご覧ください。 MED・PELD(PED)の後遺症に対する再生医療の可能性 MEDやPELD(PED)による内視鏡手術は体への負担が少ない一方で、術後に残存する神経症状や、慢性的な腰痛といった後遺症が完全に防げるわけではありません。 また、手術そのものに不安を感じる方もいらっしゃるでしょう。 このような場合の治療法として、再生医療という選択肢があります。 再生医療とは、本来の機能を失った組織や細胞に対して、自分自身の幹細胞や血液を用いる治療法です。再生医療には主に2つの方法があります。 他の細胞に変化する能力を持つ幹細胞を患部に投与する「幹細胞治療」と、血液中の血小板に含まれる成長因子の働きを活用する「PRP療法」です。成長因子には炎症を抑える働きがあります。 いずれの治療法も入院や手術は不要で、日帰りでの対応が可能です。体への負担を抑えた治療を検討している方にとって、手術を伴わない選択肢となっています。 当院「リペアセルクリニック」では、脂肪由来の幹細胞を用いた治療や、PRP療法を実施しています。ヘルニアに対する再生医療について詳しくは、当院の症例を紹介している以下の記事をご覧ください。 まとめ|MEDとPELD(PED)の違いを理解して治療を検討しよう MEDとPELD(PED)は、いずれも術式の特性や適応範囲、術後の経過などに違いがあります。 MEDは視野が広く再発や重症例にも対応しやすい一方で、切開や侵襲がやや大きくなる傾向があります。 対して、PELDは傷が小さく回復が早いものの、適応症例に制限があるなど、それぞれの特性を正しく理解し、症状や生活の状況に合った手術法を選ぶことが重要です。 手術に対して不安を抱えている方には、再生医療という治療の選択肢があります。 当院「リペアセルクリニック」の公式LINEでは、ヘルニアの治療や手術後の後遺症に対する再生医療情報発信、および簡易オンライン診断を実施しています。 椎間板ヘルニアの治療でお困りのことがあれば、ぜひご登録ください。 MEDとPELD(PED)に関するよくある質問 PELD(PED)手術で失敗はある? PELD(PED)の手術は低侵襲で身体への負担が少なく、成功率も高いとされていますが、結果的に失敗と感じられるケースがあります。 たとえば、術後に十分な症状改善が得られない場合や、ヘルニアの再発、神経症状の残存などが患者にとって「効果がなかった」と捉えられるケースがあるのです。 また、患者様の症状やヘルニアの状態によっては、PELDが適さない場合があります。 適応を誤ると、期待した効果が得られない可能性があるため、術前の十分な検査と評価が重要です。 PELD(PED)手術の名医を教えてください。 PELD(PED)手術において「名医」と断定できる公的な基準はありませんが、技術的な信頼性の目安として「日本脊椎内視鏡下手術・技術認定医」の資格が挙げられます。 日本PED研究会によって認定された制度で、厳格な審査と実績に基づいて付与されるものです。 資格を持つ医師が在籍する医療機関は、日本PED研究会の公式サイトで一覧確認が可能です。(文献3) PELD(PED)を検討する際は、認定医が在籍する施設をチェックしておきましょう。 PELD(PED)手術の流れを知りたい PELD(PED)の流れの一例をご紹介します。(文献2) 1.手術前日(入院・準備) 入院して術前の準備を行います。飲食は夕食まで可能で、飲水は夜9時まで摂取できます。 2.手術当日 点滴や注射などの準備をした後、手術室へ移動して手術が行われ、術後は病室に戻ります。 飲食・飲水は腸が動くまではできませんが、立ち上がりや歩行は可能です。 3.退院後〜1週間 食事は問題ありません。軽い運動は可能ですが、体をねじる動作や立ったまま・座ったままでの腰の運動は避けます。 消毒は不要で、絆創膏は7日後に外します。日中はコルセットを着用しますが、就寝時は外して構いません。 4.術後2〜3週間 学校や職場に復帰できますが、1時間ごとに立ち上がって腰を伸ばし、少し歩いてから再び座るようにします。 1週目と同様に、腰をねじる・かがむ姿勢は避けます。入浴は可能で、車の運転も1時間以内であれば許可されます。 5.術後3週間〜3か月 きつすぎない労働や、事務作業・家事・勉強などの日常動作は通常通り行えます。 6.術後3か月以降 重労働も可能になります。椎間板の状態を確認するため、レントゲン検査やMRI検査を行います。 7.術後6〜12か月 定期的に受診し、腰の状態を診察します。その後は、痛みや違和感などがある場合に随時受診します。 ただし、上記はあくまで一例です。 医療機関によって異なる点にご注意ください。 参考文献 (文献1) Japanese Journal of ORTHOPAEDIC SPORTS MEDICINE|一般社団法人日本整形外科スポーツ医学会 (文献2) PEDとは?|出沢明PEDクリニック (文献3) PED手術病院 一覧(認定脊椎内視鏡下手術・技術認定医 在籍施設)|日本PED研究会
2024.02.28 -
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低侵襲治療という言葉を耳にしても、どのような治療かイメージが湧かない方も多いのではないでしょうか。 低侵襲治療とは、手術や検査に伴う体への負担をできるだけ抑える医療を指します。身体を大きく切らずに済む内視鏡やカテーテル、ロボット支援手術など、患者への負担を軽減するさまざまな方法が実用化されています。 この記事では、低侵襲治療の概要、メリット・デメリット、治療の種類や対象疾患について解説します。ご自身やご家族の治療法を検討する際の参考にしてください。 なお、当院「リペアセルクリニック」の公式LINEでは、再生医療の情報提供と簡易オンライン診断を実施しております。 手術を必要としない再生医療について詳しく知りたい方は、ぜひ一度公式LINEにご登録ください。 低侵襲治療とは 低侵襲治療とは、手術や検査に伴う痛み、出血、発熱などの身体への負担(侵襲)をできるだけ抑える治療法です。 内視鏡やカテーテルなど、体を大きく切らずにすむ医療機器を用いて術後の痛みや回復までの時間を軽減します。高齢者や持病のある方でも治療できる場合があり、幅広い人にとって負担の少ない治療の選択肢となりえます。 低侵襲治療のメリット 低侵襲治療の主なメリットは、以下の通りです。 手術時の痛みや出血が少ない 傷口が小さく、体表へのダメージが少ない 回復が早く、入院期間が比較的短い 早期の日常生活や社会復帰が見込める 低侵襲治療は、患者様の心身の負担を軽減しながら治療に臨めます。手術が不安な方にも、前向きに検討しやすい治療法です。 低侵襲治療のデメリット 低侵襲治療の主なデメリットは、以下の通りです。 すべての疾患に適用できるわけではない 症状や病気の進行などによっては適用できない場合がある 高度な医療機器が必要 術者の技術差が結果に大きく影響する 低侵襲治療は、高度な専門性と設備が欠かせません。また、患者様に適しているとは限らず、病状や施設の体制によっては従来の治療法が選ばれることもあります。 デメリットを十分に理解した上で、医師と相談し慎重に治療法を選びましょう。 低侵襲治療の種類と対象疾患 低侵襲治療の種類と対象疾患は下記の通りです。 治療名 主な対象疾患 治療の特徴 鏡視下手術(PELD) 椎間板ヘルニア 小さな穴から内視鏡を入れて行う手術 内視鏡手術 消化管の早期がん 胃や大腸にカメラを入れて病変を切除 経皮的レーザー椎間板減圧術(PLDD) 椎間板ヘルニア 細い針とレーザーで椎間板の圧迫を緩和 ロボット手術 がん治療 自在に動くロボット器具で難所の手術を実現 カテーテル手術 血管の狭窄 狭心症など カテーテルを血管内に挿入し、血管を広げる 体外衝撃波治療 足底腱膜炎 石灰性腱炎 テニス肘など 衝撃波を当てて痛みや炎症を軽減する 放射線治療 がん治療 放射線でがん細胞のDNAを破壊し死滅 それぞれの治療の特長や適応疾患、治療の流れなどを知ることで、自分に合った治療法を検討する際の参考にしてください。 鏡視下手術・PELD|椎間板ヘルニアや消化器がんなど 鏡視下手術は、体に小さな穴を数カ所開けてカメラや特殊な手術器具を挿入し、モニター映像を見ながら行う治療法です。とくに、椎間板ヘルニアに対して行う鏡視下手術は、PELD(経皮的内視鏡下腰椎椎間板ヘルニア摘出術)と呼ばれます。 手術部位を切開して行う従来の手術に比べて出血が少なく、痛みや傷跡も最小限で済むため、早期の回復や社会復帰が期待できます。 鏡視下手術が検討される可能性がある疾患は、以下の通りです。 椎間板ヘルニア、膝半月板損傷などの整形外科疾患 食道がん、胃がんなどの消化器疾患 肺がん、転移性肺腫瘍などの呼吸器疾患 膀胱がん、尿路結石などの泌尿器疾患 子宮筋腫、子宮腺筋症などの婦人科疾患 鏡視下手術はすべての症例に適しているわけではなく、病状や施設の設備によっては従来の手術が選ばれる場合もあります。治療の選択肢として検討する場合は、医師と十分に相談しましょう。 内視鏡手術|消化管の早期がんやポリープ切除 内視鏡手術は、口や肛門から胃カメラ・大腸カメラを挿入し、消化管の内側から病変を切除する治療法です。主に食道・胃・十二指腸・大腸の早期がんに対して行われます。 体内に傷をつけないので、身体への負担が少ないのが特徴です。 がんの進行が浅く局所に限られている場合に適応されるため、早期発見と正確な診断が重要です。内視鏡手術に関心がある方は、医師に相談してみましょう。 経皮的レーザー椎間板減圧術(PLDD)|椎間板ヘルニア 経皮的レーザー椎間板減圧術(PLDD)は、椎間板ヘルニアに対する低侵襲の治療法です。 経皮的レーザー椎間板減圧術の手順の一例は、以下の通りです。 背中の皮膚から、細い針を椎間板内の中心まで挿入する 針を通して、椎間板内の中心にレーザーファイバーを照射する 椎間板の内圧が下がり、突出していた部分が引っ込み神経の圧迫を緩和する 手術時間は30分程度が一般的で、針穴のみの小さな傷ですみ、入院も半日~1泊程度と短期間です。 重度のヘルニアには適応されなかったり、保険適用外の自由診療となったりするため、事前の検査と医師の判断が必要です。 ロボット手術|泌尿器科や消化器などのがんなど ロボット支援手術は、腹腔鏡手術の進化形といえる治療法です。「ダヴィンチ」は代表的なロボットで、関節のように自在に動く器具により、人の手では届きにくい部位の精緻な手術が可能です。 主な手順は以下の通りです。 患者様の体に小さな穴をあける ロボットアームと内視鏡を挿入する 医師は別の操作台から3D画像を見ながらロボットを遠隔操作する 前立腺がんや胃がん、直腸がん、子宮筋腫など多くのがん手術で導入されており、創が小さく出血も少ないため、術後の痛みが軽く回復も早いのが特徴です。一方、触覚がないことや緊急対応の難しさといった課題もあるため、経験豊富なチームによる対応が不可欠です。 ロボット支援手術は、開腹手術に抵抗がある方や、早期回復を望む方にとって有力な選択肢となります。 カテーテル手術|心臓や脳など カテーテル手術は、心臓や脳、血管などの病気に対し、体への負担を抑えて行う低侵襲治療です。 主な手術の手順は、以下の通りです。 細い管(カテーテル)を、手首や足の付け根から血管内に挿入する X線透視下で狭窄や閉塞部位まで誘導する バルーンを膨らませて血管を広げたり、再狭窄を防ぐために金属製のメッシュで作られた管(ステント)を挿入したりする カテーテル手術は、脳梗塞の原因となる血管の狭窄や狭心症などが対象です。 手術時間は1〜2時間程度と短く、回復も早いのが特徴です。 体外衝撃波治療|足底腱膜炎や石灰沈着性腱板炎、テニス肘など 体外衝撃波治療は、皮膚の上から衝撃波を患部にあてて痛みや炎症を和らげる治療法です。衝撃波によって神経や血管が刺激され再生が促されると考えられています。 メスを使わず入院も不要なため、アスリートや手術に抵抗がある方、保存療法で改善がみられなかった方に用いられています。 体外衝撃波治療の対象となる主な疾患は、以下の通りです。 足底腱膜炎 石灰性腱炎 アキレス腱痛症 テニス肘 早期の骨壊死 疲労骨折 尿路結石 1回の治療は5分程度で、4〜6回の通院で完了するのが一般的です。 放射線治療|がん治療 放射線治療は、がんに対する三大治療の一つで、患部に放射線を照射し、がん細胞のDNAを破壊して死滅させる治療法です。手術のように臓器を取り除くことなく、体の外からがん細胞にアプローチできる点が特徴です。 主に、リニアックと呼ばれる照射装置を用いるのが一般的です。 治療中に痛みはなく、日常生活を続けながら受けられるため、高齢者や体力に不安のある方にも適しています。 喉頭がん、食道がん、子宮頸がん、脳腫瘍など多くのがん種が対象となり、手術や薬物療法と組み合わせる場合もあります。 1回の治療は15分程度で、回数は症状により異なりますが、1〜40回が目安です。治療期間中は効果や体への影響を確認するため、定期的に診察を受けましょう。 身体の負担が少ない再生医療も治療の選択肢 手術や入院が不要で、身体への負担が少ない再生医療は、以下の症状に対して治療の選択肢になる場合があります。 椎間板ヘルニア 変形性膝関節症 変形性股関節症 足底腱膜炎 肩腱板断裂 再生医療は、自身の血液や細胞を用いて、痛みや炎症にアプローチします。治療は注射や点滴で完了するケースが多く、入院せずに通院で受けられる点も魅力です。 手術に不安がある方や、できるだけ早く日常生活に復帰したい方にとって、再生医療は有力な治療法のひとつです。再生医療の詳細を知りたい方は、お気軽に当院「リペアセルクリニック」へご相談ください。 まとめ|身体への負担を抑えた治療法が、質の高い回復につながる 低侵襲治療とは、手術や処置に伴う痛みや出血などの身体的負担(侵襲)を最小限に抑える治療法です。 内視鏡やカテーテル、ロボット支援手術などを用いるので、手術の傷口が小さく早期の復帰が見込める点がメリットです。一方、すべての疾患に適用できるわけではなく、高度な設備や技術を要するなどのデメリットもあります。 また、注射や点滴で行う再生医療も身体への負担が少ない治療法の一つです。いずれの治療にも向き・不向きがあるため、医師とよく相談し、自分の症状や生活状況に合った治療法を選びましょう。 低侵襲の治療に関するよくある質問 低侵襲手術の入院期間は? 低侵襲手術の入院期間の目安は、以下の通りです。 手術の種類 疾患 目安の入院期間 鏡視下手術 変形性膝関節症 2日〜3日 内視鏡手術 食道や胃などの早期癌 8~10日 経皮的レーザー椎間板減圧術 椎間板ヘルニア 日帰り ロボット手術 前立腺全摘除術 2週間 カテーテル手術 心房細動 2~4日 体外衝撃波治療 足底腱膜炎 日帰り 放射線治療 がん治療 日帰り 手術の内容や症状によって異なるので、詳しい日数は医師に相談してみましょう。 低侵襲手術に欠点はありますか? 低侵襲手術は、すべての疾患に適応できるわけではなく、症状の進行具合や患者様の状態によっては従来の手術が優先されることもあります。また、高度な医療機器や熟練した術者が必要とされるため、医療機関の設備や体制にも左右されます。 欠点を把握した上で医師と十分に相談し、自分に合った方法を慎重に選びましょう。 脊柱管狭窄症の手術は何歳までできますか? 脊柱管狭窄症の手術には、明確な年齢制限は設けられていません。しかし、以下のような持病や既往歴がある場合には、術後の合併症リスクが高くなるため、手術が見送られる可能性もあります。 糖尿病を患っている 呼吸困難や慢性閉塞性肺疾患など呼吸機能に障害がある ステロイド薬を継続的に服用している また、過去に腰椎などの手術を受けた経験や、他疾患による入院歴がある方も、合併症の発生リスクが高まる可能性があります。 手術を検討する際は、年齢だけでなく、全身の健康状態やこれまでの医療歴も含めて、医師と十分に相談しましょう。
2024.02.22 -
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「椎間板ヘルニアの手術にはどんなリスクがある?」「手術の後遺症が不安……。」 椎間板ヘルニアの手術を勧められたものの、リスクが気になり決断できない人も多いのではないでしょうか。 手術には合併症や後遺症、再発のリスクが伴います。これらを正しく理解した上で、手術を受けるべきか判断することが大切です。 本記事では、椎間板ヘルニア手術のリスクとその対策を医師が詳しく解説します。リスクを理解した上で適切な治療方法を選択できるように、ぜひ最後までご覧ください。 また、当院「リペアセルクリニック」では、再生医療による治療も行っております。 椎間板ヘルニアの症状でお悩みの方は、お気軽に「メール相談」もしくは「オンラインカウンセリング」にてご相談ください。 椎間板ヘルニア手術による合併症リスク 椎間板ヘルニアの手術は、症状を改善する有効な治療法ですが、合併症のリスクも伴います。椎間板ヘルニアの手術による主な合併症リスクには以下の4つが挙げられます。 出血や血腫形成 術後感染(化膿)や骨髄炎の可能性 硬膜損傷による髄液漏れ 血栓症や癒着 本章を参考に、椎間板ヘルニアの手術にはどのようなリスクがあるのか、理解を深めておきましょう。 出血や血腫形成 手術では出血が避けられませんが、過度な出血や血腫が形成されると、神経の圧迫による痛みの悪化や運動機能の低下を引き起こす場合があります。 内視鏡下椎間板摘出術(FELD)では、止血操作が困難な場合があり、顕微鏡下手術に切り替える可能性もあります。(文献1) リスクを最小限に抑えるためには、手術中の止血処置が重要です。 また、抗凝固薬を服用している方は、手術前に医師へ相談しておきましょう。 術後感染(化膿)や骨髄炎の可能性 手術部位の感染が起こると、創部が化膿するだけでなく、重症化して骨髄炎を引き起こす場合があります。 術後の免疫力低下や傷口の管理不足が原因となる場合が多く、全内視鏡下手術(FELD)では、約0.5%の確率で細菌感染が発生すると報告されています。(文献1) 感染を防ぐためには、術後の傷口の清潔を保ち、医師の指示に従って抗生物質を適切に服用することが重要です。 硬膜損傷による髄液漏れ 椎間板ヘルニアの手術では、脊髄を包む硬膜が損傷し、髄液が漏れ出すリスクがあります。 とくに、内視鏡下手術(FELD)では、硬膜に穴が開く場合があり、術後3~30日後に髄液漏が発生する可能性もあるため、注意が必要です。(文献1) 髄液漏れが発生すると、術後に強い頭痛を伴い、場合によっては髄膜炎を引き起こすケースもあります。 そのため、硬膜損傷を防ぐためには、経験豊富な医師のもとで手術を受けるのが良いでしょう。 血栓症や癒着 術後に長時間動かずにいると、血流が滞り血栓が形成されるリスクが高まります。 たとえば、深部静脈血栓症(DVT)や肺塞栓症は重篤な合併症となる可能性があるため、注意が必要です。(文献2) また、手術部位の組織が癒着すると、神経が圧迫され、術後の痛みが長引くケースもあります。(文献5) そのため、術後のリハビリは、合併症を防ぐためにも非常に重要です。 医師の指示に従い、適切なタイミングで開始するのが良いでしょう。 椎間板ヘルニアの手術後に起こり得る後遺症リスク 手術後の経過が順調でも、しびれや痛みが一時的に残る場合があります。これは、神経が圧迫されている状態が続いていた場合、手術後もしばらく神経の回復に時間がかかるためです。 本章では、椎間板ヘルニアの手術後に起こり得る後遺症リスクとして、以下の2つを紹介します。 一時的なしびれ・痛みのリスク 神経の損傷による麻痺・筋力低下のリスク それぞれ詳しくみていきましょう。 一時的なしびれ・痛みのリスク 椎間板ヘルニアの手術後には、しびれや痛みが一時的に悪化するケースがあります。 これは、術中に神経根や神経節が圧迫されるために起こる現象です。(文献1) 術後のしびれや痛みを軽減するには、リハビリやストレッチが有効です。 神経の回復には時間がかかるため、焦らず経過を見守る必要があります。 術後1〜2カ月で症状が軽減するケースが多く、長引く場合は医師と相談し、追加の治療を検討しましょう。 神経の損傷による麻痺・筋力低下のリスク 手術時の器具操作によって神経が傷つくと、運動麻痺や筋力低下が残る可能性があります。(文献1) このリスクを減らすためには、経験豊富な医師を選ぶことが重要です。 また、術後のリハビリを積極的に行い、神経機能の回復を促すのも大切だといえます。 椎間板ヘルニアに関する手術後の後遺症や治療法については以下の記事でも詳しく紹介しています。あわせてご覧ください。 椎間板ヘルニア手術後の再発リスク 椎間板ヘルニアの手術は痛みを軽減する有効な手段ですが、再発の可能性があることも理解しておく必要があります。 ヘルニアの再発率は6〜10%前後といわれています。(文献1) 椎間板ヘルニアは、飛び出した椎間板の一部を取り除く手術ですが、完全に除去できるわけではありません。残った部分が再び突出することで、ヘルニアが再発するケースもあります。 また、過度な運動や姿勢の悪さ、椎間板の老化なども再発リスクを高める要因です。とくに、手術後すぐに無理な動作を行うと再発の可能性が高まります。 再発予防のためにも、適切なリハビリを行いつつ、普段の生活習慣の見直しを行いましょう。 椎間板ヘルニア手術の麻酔時のリスク 手術には麻酔が不可欠ですが、全身麻酔と局所麻酔のそれぞれにリスクが存在します。 麻酔の種類 リスク 副作用 全身麻酔 血圧低下、呼吸抑制、心肺機能への負担 術後の吐き気、めまい、のどの違和感 局所麻酔 神経損傷、麻酔が効かない場合の痛み 注射部位の違和感、軽度のしびれ 本章では、全身麻酔と局所麻酔のリスクや副作用について、さらに詳しく解説します。 全身麻酔のリスクと副作用 全身麻酔は、意識を完全に失わせるため、呼吸や血圧の管理が重要です。 麻酔の影響で血圧が低下し、心肺機能に負担をかける場合があり、術後には、吐き気やめまい、のどの違和感が生じるケースもあります。 また、これらの副作用は一時的なものですが、高齢者や持病を持つ人は注意が必要です。 手術前に医師と相談し、適切な麻酔方法を選ぶことでリスクを軽減できます。 局所麻酔によるリスクや副作用 局所麻酔は、手術部位のみに作用し、意識を保ったまま行う方法です。 全身麻酔に比べて体への負担は少ないですが、神経損傷や血圧変動が起こる可能性があります。 また、局所麻酔が十分に効かない場合、手術中に痛みを感じる場合もあるとされています。 そのため、麻酔が適切に作用しているかを医師が確認しながら進めるのが一般的です。 椎間板ヘルニア手術の後遺症には再生医療も検討しよう 手術による後遺症が出る場合、近年注目されている再生医療を検討するのも選択肢の一つです。 神経損傷や筋力低下が長引く場合には、幹細胞治療やPRP療法など、再生医療による治療が有効な可能性があります。 手術後の回復が思わしくない場合は、再生医療の専門医に相談してみるのも良いでしょう。 以下の記事では、術後のつらい後遺症、痺れや痛みについて、再生医療に期待できる有効性を紹介しています。 治療法の選択肢を広げたい方は、ぜひあわせてご覧ください。 【関連記事】 ヘルニア治療|PELD(PED)術後のつらい後遺症、痺れや痛みについて ヘルニア治療、PLDDの術後後遺症に対する最新治療とは!? まとめ|椎間板ヘルニアの手術はリスクを理解した上で医療機関を選ぼう! 椎間板ヘルニアの手術には、合併症や後遺症、再発、麻酔のリスクが伴います。 成功率が高いとはいえ、リスクを軽視すると術後のトラブルにつながる可能性があります。 そのため、手術を検討する際は、医師と十分に相談し、自身の症状に合わせた治療方法を選ぶことが重要です。 また、手術後のリハビリや生活習慣の見直しも、回復や再発予防のために欠かせません。 リスクを理解し、信頼できる医療機関を選択することで、安全かつ納得のいく治療が受けられるでしょう。 また、当院「リペアセルクリニック」では、再生医療による治療も行っております。 椎間板ヘルニア手術の後遺症でお悩みの方は、お気軽に「メール相談」もしくは「オンラインカウンセリング」にてご相談ください。 椎間板ヘルニア手術のリスクに関するQ&A 椎間板ヘルニアの手術で失敗する確率は? 手術効果や手術の有効性は70〜80%といわれています。(文献1) そのため、「失敗」の定義にもよりますが、再発リスクを含めると20%程度はなんらかのトラブルを考慮する必要があるでしょう。 ただし、合併症の多くは一時的なものであったり、適切な処置で改善が見込めます。 ヘルニア手術はしたほうがいいですか? 手術はあくまで選択肢の一つです。 保存療法で改善が見込まれる場合は、無理に手術を受ける必要はありません。 また、手術を検討する際は、医師と相談し、他の治療法と比較した上で適切な選択をすることが重要です。 椎間板ヘルニアのPELD(PED)手術に関する詳細や、メリットについては以下の記事も参考にご覧ください。 リペアセルクリニックは再生医療専門クリニックです。 椎間板ヘルニアの手術でお悩みの方は、お気軽に「メール相談」もしくは「オンラインカウンセリング」にてご相談ください。 参考文献 (文献1) 香川労災病院「全内視鏡下腰椎椎間板ヘルニア摘出手術」 https://www.kagawah.johas.go.jp/wp-content/themes/kagawarousai/assets/doc/hospital/department/neurosurgery/department-neurosurgery_002.pdf(最終アクセス:2025年2月26日) (文献2) 日本整形外科学会「術後肺血栓塞栓症・深部静脈血栓症」 https://www.joa.or.jp/public/pdf/joa_033.pdf(最終アクセス:2025年2月26日)
2024.02.19 -
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「ヘルニアの内視鏡手術って本当に安全なの?」 「PELDやPEDってよく聞くけど、デメリットもあるのかな?」 このような疑問をお持ちではないでしょうか? 腰椎椎間板ヘルニアの代表的な手術に、 PELD(経皮的内視鏡下腰椎椎間板摘出術)とPED(経皮的内視鏡下椎間板摘出術) があります。 これらの手術は、傷口が小さく回復が早いというメリットがありますが、すべての患者様に適しているわけではありません。 たとえば、再発のリスクや適応範囲の限界 など、事前に知っておくべきポイントがあります。 そこで本記事では、ヘルニアの内視鏡手術(PELD・PED)のデメリットについて詳しく解説します。手術の詳細がわかれば、後悔のない選択ができるでしょう。 【前提知識】椎間板ヘルニアの内視鏡手術PELD(PED)とは? 椎間板ヘルニアを手術する方法のひとつに、経皮的内視鏡下椎間板摘出術(Percutaneous Endoscopic Discectomy:PED)があります。 PEDのうち、特に腰椎に対して行うものを経皮的内視鏡的腰椎椎間板摘出術(Percutaneous Endoscopic Lumbar Discectomy:PELD)と呼びます。 この手術は7mmか8mmの細い内視鏡を使い、生理食塩水を流しながらヘルニアを取り除きます。 手術の目的は、神経を圧迫しているヘルニアの部分だけを取り除くことです。健康な椎間板はできるだけ残すため、手術後に腰痛が起こるリスクを減らせます。 この手術が適応となる疾患には、主に神経根型の椎間板ヘルニアなどの変性疾患や、化膿性椎間板炎という炎症性疾患があります。 PED/PELDは神経を圧迫しているヘルニアの突出部分を取り除き、痛みやしびれを軽減することを目的としています。 ただし、これらの手術は、すべてのヘルニア患者に適しているわけではありません。 手術を受ける前には、詳細をよく理解し、医師としっかり相談することが大切です。 なお、椎間板ヘルニアの治療においては「再生医療」も選択肢として挙げられます。再生医療とは人間の自然治癒力を活用した医療技術で、自身の幹細胞を培養して患部に注射し、損傷している組織の修復と再生を促します。 具体的な治療方法が知りたい方は、再生医療専門の『リペアセルクリニック』にお問い合わせください。 椎間板ヘルニア内視鏡手術のデメリット 内視鏡手術は体への負担が少なく、回復が早いとされていますが、いくつかのデメリットもあります。 後悔しない治療選択をするために、注意すべきポイントを5つ紹介します。 手術後に合併症や後遺症が出る可能性がある 再発のリスクがある 手術ができないケースもある 手術できる病院が限られる 1回で2箇所以上の手術ができない 手術を検討している方は、リスクも含めてしっかりと理解しておきましょう。 手術後に合併症や後遺症が出る可能性がある 頻度としては低いものの、ヘルニアを摘出する際の神経損傷や脊髄損傷が起こり、後遺症として手足のしびれや麻痺などが出てしまう場合があります。 また、椎間板の再突出などの合併症が生じる可能性もあります。 再発のリスクがある 椎間板ヘルニアの内視鏡手術を受けたとしても、症状が再び現れる可能性はゼロではありません。 なぜなら、手術で取り除けるのは、あくまでも飛び出した椎間板の一部だからです。 手術後に、残った椎間板に負担がかかったり、別の場所が新たに飛び出したりすると、再び痛みやしびれなどの症状があらわれることがあります。 手術ができないケースもある 内視鏡手術は、すべての椎間板ヘルニアに適用できるわけではありません。 PELDは細い内視鏡を使用するため、ヘルニアの突出が大きい場合は、手術ができない場合があります。 また、骨の変形がひどいと、内視鏡を正しい位置に挿入できず、手術自体が危険になる可能性があります。 そのため、PELDを受ける前には、MRIを含む画像検査でヘルニアの状態を詳しく調べ、医師とよく相談した上で手術方法を決める意識が大切です。 手術できる病院が限られる 内視鏡手術は、どの病院でも受けられるわけではありません。 高度な技術が必要なため、経験豊富な医師がいる医療機関でのみ対応しています。専門的な知識と技術が求められ、設備が整っていない病院では対応が難しいです。 通院可能な範囲に手術ができる病院があるとは限らず、遠方まで行く必要がある場合もあります。 手術を希望する場合は、対応している病院を事前に調べ、適切な医療機関を選びましょう。 1回で2箇所以上の手術ができない 椎間板ヘルニアの内視鏡手術では、一度に2箇所以上の手術ができない場合があります。 手術は身体への負担が大きく、一度に多くの場所を手術すると、回復に時間がかかったり、合併症のリスクが高まったりするからです。 椎間板ヘルニアが2箇所以上にある場合は、症状がとくにひどい場所から手術をおこないます。そして、手術後の状態を見ながら、症状が改善しないようであれば、数カ月後に別の場所を手術する流れがよく採用されます。 椎間板ヘルニア内視鏡手術のメリット 次に、椎間板ヘルニア内視鏡手術における主なメリットを解説します。 体に与えるダメージが低い 脊柱周囲のダメージを抑えられる 局所麻酔下でも手術が行える 日帰りで手術が行える 手術成績が良好である メリットを把握すれば、手術を決断した際の不安が軽減されるでしょう。 体に与えるダメージが低い 内視鏡手術は、体への負担が少ない治療法です。 皮膚の切開が小さく済むため、傷跡が目立ちにくく、回復も早くなります。 開放手術では大きく切開するため、術後の痛みが強くなる傾向がありますが、内視鏡を使う方法なら最小限のダメージで済みます。そのため、日常生活への復帰もスムーズに進みやすいです。 負担の少ない治療法を選びたい方に適しているでしょう。 脊柱周囲のダメージを抑えられる 内視鏡手術は、背骨の周りの筋肉や組織へのダメージを最小限におさえられます。内視鏡を使ってヘルニアの部分に直接アプローチできるからです。 従来の切開手術では、背骨の周りの筋肉を大きく切開する必要がありました。しかし、内視鏡手術では小さな穴から内視鏡を挿入するだけで済みます。 手術後の筋肉や組織のダメージが少ないため、入院期間が短縮され、早期の社会復帰が期待できます。 局所麻酔下でも手術が行える 内視鏡手術では、部分的な麻酔(局所麻酔)で手術が受けられる場合があります。 麻酔は、高齢者や肥満の方に負担がかかります。そのため、局所麻酔を選択できるのは、麻酔が負担になる患者さんにとって大きなメリットといえるでしょう。 ただし、局所麻酔では、手術中に痛みを感じれば、治療を中断せざるを得ません。強い痛みを伴う場合は、全身麻酔が推奨されます。 日帰りで手術が行える 日帰り手術が可能な点も、内視鏡手術のメリットです。内視鏡手術は、小さな切開で済むため、入院せずに治療を終えられる可能性があります。 長期の入院が難しい人や、仕事や家庭の都合で休みを取りづらい人にとって、大きな利点となるでしょう。 手術成績が良好である 多くの研究で内視鏡手術の高い成功率が報告されています。とくに、足のしびれや痛みの緩和に効果が高いです。 身体への負担が少ない手術なので、合併症のリスクも低いことがわかっています。 椎間板ヘルニアの治療や術後の後遺症には「再生医療」の選択肢もある 椎間板ヘルニアの治療や術後の後遺症における治療法に「再生医療」の選択肢が挙げられます。 再生医療とは人間の自然治癒力を活用した新しい医療技術です。 椎間板ヘルニアの症状である手足のしびれ・歩きにくさが改善した症例が数多く報告されています。 当院リペアセルクリニックでは、椎間板ヘルニアの治療についてご相談を受け付けております。メール相談やオンラインカウンセリングより気軽にお問い合わせください。 まとめ|椎間板ヘルニアの内視鏡手術のデメリットも理解した上で手術を検討しましょう 内視鏡手術が失敗してしまう可能性は低いと考えられていますが、脊髄損傷や神経損傷の可能性は「0」ではありません。 しかし、内視鏡手術は体への負担が少ない手術なので、早期の社会復帰が期待できます。 手術のメリット・デメリットの両面を理解した上で治療方針を固めていくと、不安が軽減されるでしょう。 体に負担の少ない治療においては再生医療も選択肢として挙げられます。 椎間板ヘルニアの治療や後遺症などにお悩みの方で再生医療にご興味のある方は、ぜひ一度ご相談ください。 参考文献 尾原裕康ほか「経皮内視鏡下腰椎椎間板ヘルニア摘出術の現状と今後の展望」『脊髄外科』VOL30(2)pp.152-158 2016年 https://www.jstage.jst.go.jp/article/spinalsurg/30/2/30_152/_pdf(最終アクセス:2025年2月21日) 平野仁祟ほか「腰椎椎間板ヘルニアに対する経皮的内視鏡下腰椎椎間板摘出術(percutaneous endoscopic lumbar discectomy)の適応と限界」『脳外誌』:26(5)pp.346-352. p347 2017年 https://www.jstage.jst.go.jp/article/jcns/26/5/26_346/_pdf(最終アクセス:2025年2月21日) 平野仁祟ほか「経皮的内視鏡下腰椎椎間板摘出術(percutaneous endoscopic lumbar discectomy:PELD)の現状と今後の展望」『脊髄外科』VOL28(3)pp.310-312 2014年 https://www.jstage.jst.go.jp/article/spinalsurg/28/3/28_310/_pdf(最終アクセス:2025年2月21日)
2024.02.08 -
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つらい腰椎椎間板ヘルニアの症状にお困りではありませんか? 「薬やリハビリでは効果を感じられず、根本的に改善したい。でも、できれば体に大きな負担がかかる手術はしたくない」と、お考えの方も多いでしょう。 腰椎椎間板ヘルニアの治療に悩んでいる方でも、近年技術の進歩が目覚ましい内視鏡を用いた体への負担が少ない手術「PELD(PED)」なら、抵抗感が少ないかもしれません。 本記事では、内視鏡による椎間板ヘルニアの手術の一つである「PELD(PED)」の概要についてご説明します。 PELD(PED)の費用や合併症、術後のしびれ・痛みといった後遺症についても解説するので、治療に悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。 当院「リペアセルクリニック」の公式LINEでは、PELD(PED)合併症の後遺症に対する選択肢の一つ「再生医療」の情報提供と簡易オンライン診断を実施しております。 PELD(PED)が適用になる腰椎椎間板ヘルニアについて、手術を避けたいとお考えの方は、ぜひ一度公式LINEから再生医療についてご覧ください。 PELD(PED)とは|腰椎椎間板ヘルニアの内視鏡手術 PELDは、Percutaneous Endoscopic Lumbar Discectomyの略で、日本語では「経皮的内視鏡下腰椎椎間板摘出術」と呼びます。 7mm程度の細い筒状の手術器具を用いて、内視鏡を見ながら椎間板内に直接アプローチし、脱出したヘルニアそのものを摘出する手術です。 このPELDに対してL=Lumbar(腰)」が入っていないものをPED(Percutaneous Endoscopic Discectomy)と呼びますが、どちらも同じ椎間板ヘルニアの内視鏡手術を指します。 近年、同様の手術手技の適応が広がっており、ヘルニア以外の疾患の治療や頚椎の疾患にも用いられるため、PELDとPEDのように呼び方が異なる場合があるのです。 そのため、腰椎という意味の”Lumbar”ではなく、脊椎という意味の「スパイン」“Spine”という単語を使ってFESS: Full Endoscopic Spine Surgery(あるいはFED: Full Endoscopic Discectomy)とも呼ばれます。 椎間板ヘルニアについては、以下の記事でも医師がわかりやすく解説しているので、さらに理解を深めたい方はご覧ください。 PELD(PED)の特徴 PELD(PED)は、腰椎椎間板ヘルニアに対する低侵襲な手術法です。 主な特徴は、以下の通りです。 皮膚切開が7mmほどと小さい 筋肉や骨への損傷がほとんどない 局所麻酔で手術が可能 術後の回復が早く、日帰りまたは1泊入院が可能 再発や合併症のリスクが比較的低い 従来の手術と比較すると術後の痛みや出血が少なく、早期の社会復帰が期待できる治療法です。 また、再発率も低いとされており、とくに高齢者や持病のある方の選択肢として有望といえます。 ただし、すべての症例に適応できるわけではありません。まずは対応している病院を受診し、専門医による精密な診断が必須です。 PELD(PED)の手術方法 PELDには、主に以下2つのアプローチ方法があり、患者のヘルニアの部位や状態に応じて選択します。(文献1) インターラミナ法 トランスフォラミナ法 インターラミナ法とは、背骨のすき間(椎間)から内視鏡を挿入する手術方法です。 ヘルニアを摘出し、硬膜管と神経根の圧迫が解放されたのを確認したら、体内に貯留した血液や体液、気体などを体外に排出するための管「ドレーン」を留置して終了となります。 トランスフォラミナ法は、椎間孔という神経の通り道からアプローチする方法です。 神経根への接触を最小限に抑えられる治療法で、腰椎の高位や側方型のヘルニアに適しています。 PELD(PED)の手術費用 PELD(PED)は、公的医療保険の対象です。手術を受ける方の状況により、1〜3割負担で治療を受けられます。 さらに、「高額療養費制度」にも対応しており、定められた上限額を超えることはありません。 保険適用時の最終的な自己負担は、数万〜20万円程度が目安です。 ただし、手術の内容や入院の有無・期間、患者の世帯の収入などによって、実際の負担額は異なります。 また、病院によっては自費診療で施術している場合もあります。検査の日程や手術器具など、さまざまな制約が生じる公的保険を適用した手術と異なり、自費診療のほうが柔軟な対応が可能です。 なお、自費診療では手術費用が高額になる場合があるほか、高額療養費制度の対象外となる点にも留意しておきましょう。 PELD(PED)のメリット PELD(PED)は従来の手術と比べて体へのダメージが少なく、回復が早い点から、多くの患者にとって有力な選択肢となっています。 以下で、PELD(PED)の具体的なメリットを見ていきましょう。 体への負担を抑えられる PELD(PED)は、筋肉や骨を大きく削らずに手術できる点が最大の特徴です。 骨のすき間や神経の通り道から内視鏡を挿入する治療法で、以下のような利点があります。 筋肉や靭帯を温存できる 術後の痛みや炎症が少ない 高齢者や持病のある方にも適応しやすい 上記のように体に優しい手術方法であり、回復期間の短縮にもつながります。 とくに、高齢者や持病を抱える方にとって、PELD(PED)の低侵襲性は大きな安心材料となるでしょう。 手術が短時間 PELD(PED)は、症例にもよりますが一般的に30〜60分程度で完了する手術です。 手術の時間が短いと、以下のような点が患者にとってメリットになります。 長時間の麻酔が不要 体力の消耗が少ない 術後の観察時間も短縮できる 短時間で終了するため、日帰りまたは1泊入院での対応も可能です。個人差はありますが、術後の経過も良好で、患者がすぐに歩行を開始できるケースも少なくありません。 入院期間の短縮だけでなく、患者自身の時間的・精神的な負担軽減にもつながる治療法といえるでしょう。 傷口が小さい PELDの皮膚切開はわずか7mm前後と小さく、以下のような利点があります。 傷口が目立ちにくい 感染や出血のリスクが低い 縫合の必要がほとんどない 見た目にも目立ちにくく、とくに傷跡を気にする方にとっては心理的な安心感があります。また、創部からの感染リスクが低く、術後の管理も容易です。 美容面と医療面の双方でメリットを実感できる点が、PELD(PED)が支持されている理由の一つといえます。 PELD(PED) のデメリット PELD(PED)は比較的低侵襲で身体に優しい手術ですが、すべての患者に適しているわけではありません。 術式の特性から、以下のようなデメリットや制限も存在します。 手術ができない可能性がある 以下のような条件では、PELD(PED)が適応とならない場合があります。 ヘルニアの位置が内視鏡では届きにくい部位にある 脊柱管狭窄症などの合併症がある 石灰化ヘルニアや重度の神経圧迫がある 上記に当てはまる場合は、従来の手術法を選択するケースが一般的です。また、PELD(PED)に対応している病院が限られる点にも留意しておきましょう。 一度に2カ所以上手術できない場合がある PELD(PED)は狭い視野での操作となるため、基本的には1回の手術で1カ所のヘルニアに限定されます。 2カ所以上の治療を行う場合には、複数回の手術が必要です。 合併症・再発のリスクがある PELD(PED)が低侵襲な治療法とはいえ、以下のようなリスクが完全にゼロになるわけではありません。 神経損傷によるしびれや麻痺 感染症や出血 椎間板の再ヘルニア 手術を検討する際には、合併症や再発のリスクに対する十分な説明と理解が必要です。 以下では、これらの合併症に焦点を当て、それぞれの特徴や注意点を掘り下げていきます。 PELD(PED)の注意したい合併症 PELD(PED)は比較的体への負担が少ない手術ですが、どのような手術でも合併症のリスクはあります。 とくに、注意すべき合併症は次の4つです。 神経障害 硬膜損傷 術後血腫 感染 では、それぞれ詳しく解説していきましょう。 神経障害 神経障害とは、手術中にヘルニアの近くの脊髄やそこから伸びる神経の根本(神経根)を触ってしまい、神経の損傷が起こる障害です。 足がしびれたり痛んだり、足の筋力が落ちたり、排尿機能の障害が起こったりする場合があります。 硬膜(こうまく)損傷 硬膜損傷とは、脊髄を包んでいる硬膜が手術によって破れてしまう障害です。 脊髄神経は硬膜に包まれて脳脊髄液(のうせきずいえき)という液体に浮いていますが、硬膜が破れると脳脊髄液が漏れ出します。 とくに、起き上がった際に脳脊髄液が漏れ出して脳や脊髄を引っ張るケースが多く、頭痛の原因になります。 術後血腫 術後血腫とは、手術後に出血がコントロールできず、血の塊(血腫)を作ってしまう障害です。 脊髄から出てくる神経を血腫が圧迫してしまうと、しびれ・痛みや麻痺などの原因となります。 感染 手術の傷により、感染を起こすケースがあります。 とはいえ、PELD(PED)の傷は小さく、手術中に生理食塩水を流し続けることもあり、創の感染は他の術式に比べて少ないとされています。 PELD(PED)合併症による後遺症に対する再生医療の可能性 PELD(PED)による合併症が起こった際に心配すべきは、後遺症が残ってしまうリスクがある点です。 とくに神経の損傷が起こると、しびれや痛み・麻痺などが残ってしまう可能性があります。神経が傷つくと再生は困難と言われていました。 そんなPELD(PED)の合併症に対して現在は、再生医療という治療の選択肢があります。 当院「リペアセルクリニック」では、脊髄損傷後の後遺症に対して再生医療の「幹細胞治療」を行っております。 幹細胞治療は、他の細胞に変化する「分化能」という幹細胞の能力を利用する治療法です。患者様から採取・培養した幹細胞を、脊髄の患部に直接注射します。当院では幹細胞を冷凍せず、投与の度に採取・培養を行うため活性の高い幹細胞を多く投与できます。 再生医療は、患者様自身の幹細胞を使用しているため拒否反応のリスクが抑えられ、手術も必要としないため体の負担が少ないのが特徴です。 再生医療についてさらに詳しく知りたい方は、以下の症例紹介の記事も参考にしてみてください。 まとめ|PELD(PED)はヘルニア対して有効な治療法の一つ PELD(PED)手術は、ヘルニアのつらい症状に対して改善を目指せる治療法の一つです。 内視鏡を使用して行う治療であるため、傷が小さく体への負担も最小限に抑えられます。手術後の安静期間も短く、早い社会復帰が望める点も魅力です。 ただし、病状によっては不向きなケースもあります。 また、体への負担が少ないものの、手術による合併症のリスクがまったくないわけではありません。入手した情報をしっかり理解し、納得した上で手術を受けましょう。 何も起こらないことが一番ですが、万が一後遺症が残ってしまった場合には再生医療の「幹細胞治療」が適応になります。 もし術後の後遺症にお困りであれば、再生医療も治療の選択肢としてご検討ください。以下の公式LINEでは再生医療に関する情報発信を行っています。再生医療ガイドブックも無料でお渡ししているので、ぜひお受け取り下さい。 PELD(PED)に関するよくある質問 先進医療のPLDD手術とPELD(PED)の違いは何ですか? PLDD(経皮的レーザー椎間板減圧術)は、レーザーファイバーを使って椎間板内の圧を下げる治療法です。(文献2) 一方、PELD(PED)は内視鏡を使用し、飛び出したヘルニア自体を摘出します。 どちらも低侵襲の治療法ですが、椎間板ヘルニアの形態や大きさ、発症部位、変形の度合いなどを総合的に判断し、最善の治療法を選択することが重要です。 PELD(PED)の名医を教えてください。 現時点で「名医」として、公的に認定されているPELD専門医の情報は公表されていません。 ただし、日本PED研究会の公式サイトには、PELD手術が可能な医療機関の一覧が掲載されています。(文献3) 対応できる病院はまだ限られているものの、一覧から信頼性の高い施設を探すことが可能です。 PELD(PED)手術の費用は保険適用ですか? PELD(PED)手術は、公的医療保険の適用です。 また、高額療養費制度の対象となるため、一定額を超える医療費については還付を受けることもできます。 ただし、入院費用や検査費用を含めた総額は、医療機関や入院日数によって異なる点に留意しておきましょう。 PELD(PED)手術ができないのはどんな人ですか? PELD(PED)が適応にならないのは、以下のようなケースです。 ヘルニアが石灰化している 神経に強い癒着がある 多数のヘルニアが存在する 重度の脊柱管狭窄症がある 上記に当てはまるなら、安全性の観点から他の手術法が選ばれる場合があります。 PEDとMEDの違いを教えてください。 PELD(PED)とMED(内視鏡下椎間板摘出術)は、どちらも内視鏡を用いた手術ですが、進入経路と侵襲度が異なります。 PED(PED)は皮膚切開が約6~8mmと小さく、筋肉や骨をほとんど傷つけずに椎間孔や椎弓間から進入するのが特徴です。 一方、MEDは背部を切開するため、ある程度筋肉や骨の剥離が必要で、PELD(PED)より体への負担が大きくなります。 参考文献 (文献1) 内視鏡下腰椎椎間板摘出術(PED)|出沢明PEDクリニック (文献2) PLDD vs. PELD|Dclinic (文献3) PED手術病院 一覧(認定脊椎内視鏡下手術・技術認定医 在籍施設)|日本PED研究会
2024.02.05 -
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「ヘルニアと診断されたが手術は避けたい」 「手術後も続く痛みやしびれを何とかしたい」 このような悩みを持つ方にとって、ご自身の細胞が持つ治癒能力を利用する再生医療は、新しい治療の選択肢です。 手術・入院を必要とせず身体への負担が少ないため、手術に不安を感じる方や、術後の後遺症にお悩みの方に適しています。 本記事では、ヘルニアに対する再生医療の仕組みや、どのような方が治療の対象となるのかを、当院の具体的な取り組みを交えて詳しく解説します。 なお、当院「リペアセルクリニック」の公式LINEでは、再生医療の情報提供と簡易オンライン診断を実施しております。再生医療について詳しく知りたい方は、ぜひ一度ご登録ください。 ヘルニアに対する再生医療とは 再生医療は、椎間板ヘルニアなどが原因のつらい症状に対する新しい治療の選択肢です。 手術を伴わない治療法で、身体が持つ自然治癒力を利用して、症状の緩和を目指します 。 具体的には、以下の2つの治療法があり、患者様の症状や状態に合わせた方法が選択されます。 幹細胞治療:脂肪組織から採取した幹細胞を利用し、損傷した組織の修復を促す治療法 PRP療法:血液から血小板を抽出し、その働きで炎症を抑え痛みを和らげる治療法 次の項目から、それぞれの治療法がどのような仕組みで症状にアプローチするのかを解説します。 幹細胞治療の仕組み 幹細胞治療は、患者様自身の脂肪組織から採取した幹細胞を活用する再生医療の一つの方法です。 この幹細胞は、さまざまな細胞に変化する能力「分化能」を持ち、過剰な炎症を鎮めたり、自然治癒力を高める働きがあります。 当院「リペアセルクリニック」では、この幹細胞を損傷している患部へ届ける「分化誘導」を行っています。 椎間板ヘルニアでは、神経が長期間圧迫されることで、慢性的な炎症や損傷が起きていることも少なくありません。(文献1) この神経周辺に幹細胞を直接投与し、痛みの原因となっている炎症を抑え、傷ついた神経の機能的な回復を促します。 手術のように原因を物理的に取り除くのではなく、身体が本来持つ再生能力を高めることで症状の改善を図るのが、この治療法の考え方です。 治療にはご自身の細胞を用いるため、アレルギー反応や拒絶反応のリスクも低いのが特徴です。 PRP療法の仕組み PRP療法は、患者様自身の血液を活用する再生医療の一つの方法です。 血液を特殊な遠心分離機にかけ、組織の修復を促す働きを持つ血小板の成分だけを濃縮して抽出します。 この血小板を豊富に含んだ血漿成分が、PRP(多血小板血漿)です。 血小板には、炎症を抑える働きを持つ成長因子が多く含まれています。 ヘルニアによる痛みは、神経の圧迫と神経周辺の炎症が主な原因であるため、PRPを痛みの原因となっている患部に直接注射します。 PRPに含まれる成長因子の作用によって神経周辺の炎症を鎮め、つらい痛みを和らげるのが、この治療の目的となります。(文献2) 患者様自身の血液を使用するため、アレルギー反応や拒絶反応が起こるリスクが低い治療法です。 また、採血から治療の実施までが最短30分と短時間で完了し、入院の必要なく日帰りで受けられます。 ヘルニアのどのような症状に用いられるか 再生医療が用いられるのは、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などが原因で起こる、長引く痛みやしびれといった症状です。 たとえば、腰から足にかけての痛み(坐骨神経痛)に悩んでいるケースや、首から腕に広がるつらいしびれを感じている場合などが挙げられます。 薬やリハビリといった保存療法を続けても症状が十分に改善しない、または痛みが何度もぶり返してしまう場合にも、再生医療は選択肢の一つです。 また、手術でヘルニアによる神経の圧迫を取り除いた後も、後遺症として痛みやしびれが残るケースも少なくありません。 こうした手術後の症状に対しても、神経周辺の慢性的な炎症を抑え、損傷した組織の修復を促すことを目的として再生医療は用いられます。 根本原因へアプローチし、症状の緩和を図る治療法といえます。 ヘルニアで再生医療が適している3つのケース 再生医療は、とくに以下のようなお悩みを持つ方にとって、新しい治療の選択肢となり得ます。 持病やご年齢を理由に手術が難しいと診断された方 ヘルニアの手術を受けたが痛みやしびれが改善されない方 身体への負担や後遺症のリスクを考え手術を避けたいと強く希望されている方 再生医療は、身体に優しいアプローチで、こうしたお悩みに応えることを目指します。 当院のヘルニアに対する再生医療の3つの特徴 当院の再生医療には、ヘルニア治療の効果を高め、患者様の安全性を追求するための3つの大きな特徴があります。 損傷箇所へ直接アプローチする「脊髄腔内投与」 細胞の質を保つ「非冷凍での培養」 安全性を高める「自己血液を用いた培養」 続く項目で、これらの特徴を詳しく解説していきます。 特徴1:損傷箇所へ直接アプローチする「脊髄腔内投与」 一般的な幹細胞治療では、腕などから点滴で投与する方法が主流です。 点滴で投与された幹細胞は血液の流れに乗って全身を巡り、その一部が損傷した患部へとたどり着きます。 しかし、この方法では幹細胞が全身に分散してしまうため、患部に到達できる細胞の数が限られてしまう課題がありました。 そこで当院では、ヘルニアで傷ついた神経の周辺(脊髄腔内)へ、注射によって幹細胞を直接届ける脊髄腔内投与を採用しています。 この方法により、より多くの幹細胞を患部に届けることができます。 特徴2:細胞の質を保つ「非冷凍での培養」 幹細胞は、冷凍と解凍の過程で少なからずダメージを受け、質が低下してしまう可能性があります。 そこで当院では、患者様からお預かりした大切な細胞の質を最大限に保つため、一度も冷凍保存しません。 採取した脂肪からすぐに幹細胞を分離し、常に新鮮な状態で培養を開始することで、高い活動率をもった幹細胞の投与を実現しています。 このこだわりが、治療の効果を引き出す上で重要だと考えています。 患者様への負担を減らし、より良い結果を目指すための培養方法です。 特徴3:安全性を高める「自己血液を用いた培養」 幹細胞を培養する際には、栄養源として動物由来の血清が用いられることがあります。 しかし、動物由来の成分は、アレルギー反応や未知の感染症といったリスクを否定できません。 そこで当院では、これらのリスクを徹底的に排除するため、患者様ご自身の血液のみを用いた培養方法を採用しています。 まず、患者様の血液から細胞の成長に必要な成分だけを抽出し、それを使用して幹細胞を育てます。 この自己血液を用いた培養により、アレルギー反応や感染症のリスクは限りなく低く抑えられます。患者様に安心して治療に専念していただくための、当院の徹底した安全管理の一環です。 ヘルニアの症状や再生医療に関するご相談・ご質問は、お気軽にお電話ください。専門のスタッフが丁寧にお答えします。 ヘルニアの再生医療における治療の流れとリスク 再生医療を受ける際の具体的な流れと、事前に知っておくべきリスクや副作用についてご説明します。 治療は、まず専門医によるカウンセリングで治療への理解を深めることから始まります。 その後、細胞の採取、培養を経て実際の投与へと進みますので、治療期間や注意点などを事前に把握しておくことが大切です。 ここからは、治療の具体的な流れをステップごとに解説します。 初診から治療までの流れ 治療は、まず専門医によるカウンセリングから始まります。 現在の症状やMRIなどの検査結果を詳しく確認し、再生医療が適しているかを慎重に判断します。 治療の実施が決まれば、次にお腹からごく少量の脂肪を採取します。 その脂肪から幹細胞を取り出して専門の培養施設へ送り、約1カ月の時間をかけて細胞を培養し、数を増やします。 最後に、培養した幹細胞を患部へ注射で投与すれば治療は完了です。 治療後は、経過を観察するために通院が必要になる場合があります。 治療期間と通院について 幹細胞治療では、細胞を培養するための期間が必要となるため、治療全体の期間は1カ月以上が目安です。 まず初診日にカウンセリングと脂肪の採取を行い、その後、専門の施設で約1カ月かけて幹細胞を培養します。 培養が完了したら、幹細胞を投与するため再度ご来院いただく流れとなり、通院は最低でも2回以上必要です。 治療が完了した後も、症状の経過を観察するために定期的な通院をお願いする場合があります。 一方、PRP療法の場合は採血から投与までが1日で完了するため、入院の必要なく日帰りでの治療が可能です。 ご自身の症状やライフスタイルに合わせた治療計画を、医師と一緒に立てていきましょう。 考えられるリスクや副作用 再生医療は、ご自身の細胞や血液を用いるため安全性を重視した治療法ですが、どのような医療行為にもリスクや副作用の可能性はゼロではありません。 脂肪を採取する際や、幹細胞を投与する注射の際に痛みを感じることがあります。 また、治療後数日間は処置した箇所に腫れや赤み、内出血が見られる場合がありますが、これらの症状は一時的で、多くは時間の経過とともに自然に治まります。 ご自身の細胞を使う治療の大きな利点は、アレルギーや拒絶反応の心配がほとんどないことです。(文献3) 治療を開始する前には、担当の医師が考えられるリスクについて丁寧に説明しますので、ご不安な点がなくなるまで、しっかりとご相談ください。 ヘルニアの再生医療における症例紹介 当院では、ヘルニアや脊柱管狭窄症に対する幹細胞治療の実績が数多くあります。ここでは、実際に治療を受けられた方の症例をご紹介します。 腰椎椎間板ヘルニアの症例 1年前からの腰痛と右足の痛み・しびれに対し手術を勧められましたが、入院や麻酔への不安から手術以外の治療法を希望され幹細胞治療を選択された方の症例です。 頚椎椎間板ヘルニアの症例 7年前に頚椎症性脊髄症の手術を受けたものの症状が改善せず、手のしびれの悪化を防ぎたい思いで幹細胞治療を選択された方の症例です。 脊柱管狭窄症の症例 10年以上続く腰椎脊柱管狭窄症の痛みとしびれにお悩みで、手術を避けたい思いから幹細胞治療を受けられた方の症例です。 まとめ|ヘルニアの種類と再生医療の適応について 本記事では、ヘルニアの症状に対する再生医療の仕組みや特徴について解説しました。 手術を避けたいと考えている方や、手術後の後遺症に悩んでいる方にとって、再生医療は有効な選択肢の一つとなり得ます。 ご自身の細胞が持つ治癒能力を活かすこの治療法は、身体への負担が少ない大きな利点があるからです。 もちろん、すべての症状に適応となるわけではありませんが、これまで改善が難しかった症状への新しいアプローチとして期待されています。 ご自身の症状が再生医療の対象となるか、まずは一度、当院「リペアセルクリニック」へお気軽にご相談ください。 ヘルニアの再生医療に関するよくある質問 治療に痛みはありますか? 治療に伴う痛みは、主に脂肪を採取する際と幹細胞を投与する際の2つの場面で考えられます。 脂肪の採取は局所麻酔を使用して丁寧に行うため、処置中に強い痛みを感じることはほとんどありません。 幹細胞の投与も注射で行うため痛みは軽度で、通常の採血や点滴と同じくらいの感覚とお考えください。 再生医療に公的医療保険は適用されますか? 現在、ヘルニアに対する再生医療は公的医療保険の適用外であり、自由診療となります。 費用に関する詳細は、カウンセリングの際に医師へお尋ねください。 誰でも治療を受けられますか? 再生医療は身体への負担が少ない治療法ですが、悪性腫瘍の治療中の方や重い感染症をお持ちの方など、すべての方に適応となるわけではありません。 治療が受けられるかどうかは、現在の症状やこれまでの治療歴などを基にした専門医による診察と判断が不可欠です。 まずは一度、専門のクリニックへご相談ください。 参考文献 (文献1) 椎間板ヘルニア - 08. 骨、関節、筋肉の病気 (文献2) 多血小板血漿(PRP) | 再生医療ポータル (文献3) 再生医療等の安全性の確保等に関する法律改正について|厚生労働省
2023.11.20 -
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「椎間板ヘルニアの手術に後遺症はある?」 上記のように、椎間板ヘルニアの術後による後遺症に対して不安をお持ちの方も多いのではないでしょうか。 結論、椎間板ヘルニアの術後には、主に痛みやしびれ、筋力低下、神経疾患の合併などの後遺症が考えられます。 本記事では、椎間板ヘルニアの手術による後遺症リスクと治療法について詳しく解説します。 椎間板ヘルニアの後遺症を手術せずに治療できる可能性がある再生医療についても紹介しているので、ぜひ参考にしてください。 \ヘルニア治療に効果的な再生医療とは/ 再生医療は、従来の治療では難しかった損傷した神経にもアプローチできるため、痛みやしびれの原因となっている神経の根本的な改善が期待できます。 「椎間板ヘルニアを手術せずに治したい」「術後の後遺症を悩まされている」という方の新たな選択肢として、ぜひ検討してみてください。 以下の動画では、実際に当院リペアセルクリニックで再生医療を受け、手術後の後遺症に悩まされていた患者様の症例を紹介しています。 https://youtu.be/GcUDE6GCblE?si=45rhQ2E6NtEJ27OR 【こんな方は再生医療をご検討ください】 椎間板ヘルニアの痛みやしびれに手術せずに治したい ヘルニアを治したいけど手術は避けたい 現在受けている治療やリハビリで期待した効果が得られていない 当院リペアセルクリニックの「脊髄腔内ダイレクト注射療法」は、従来の点滴では届きにくかった損傷部位へ幹細胞を直接届ける治療法で、手術後のしびれや再発などに対しても高い回復効果が期待されています。 「自分に適した治療法を知りたい」「再生医療の効果や費用が気になる」という方は、無料カウンセリングにてご相談ください。 ▼まずはヘルニアの治療について無料相談! >>(こちらをクリックして)今すぐ電話してみる 椎間板ヘルニアの手術による後遺症とは 椎間板ヘルニアの手術による後遺症として、痛みやしびれだけでなく、神経疾患の合併やヘルニアが再発する可能性があります。 術後は神経の治癒に時間がかかるため、一時的な症状のケースもあれば、長期的に治療が必要になるケースもゼロではありません。 そのため、椎間板ヘルニアを手術したからといって必ずしも痛みが消失するわけではないことを覚えておくことが重要です。 従来の治療では、術後の後遺症に対してリハビリテーションなどの対症療法が中心でしたが、近年では再生医療(幹細胞治療)を用いた治療が注目されており、損傷した神経の改善が期待できます。 \こんな方は再生医療をご検討ください/ 椎間板ヘルニアの痛みやしびれに手術せずに治したい 椎間板ヘルニアの手術後の後遺症に悩まされている 椎間板ヘルニアの手術を受けたけど症状が改善しない 再生医療は、「椎間板ヘルニアを手術せずに治したい」「術後の後遺症を悩まされている」という方の新たな治療の選択肢になる可能性があります。 具体的な治療法については、患者様一人ひとりの症状やお悩みに合わせてご案内しておりますので、当院(リペアセルクリニック)の無料カウンセリングにて、ぜひご相談ください。 ▼まずはヘルニアの治療について無料相談! >>(こちらをクリックして)今すぐ電話してみる 椎間板ヘルニアの手術後の後遺症によって痛みを感じる原因 椎間板ヘルニアの手術後の後遺症によって痛みを感じる原因は、以下の通りです。 それぞれの原因について詳しく解説していきます。 椎間板ヘルニア以外の疾患を合併している 椎間板ヘルニアの手術後に痛みを感じる原因として、以下のような疾患を合併している可能性があります。 梨状筋症候群:お尻にある梨状筋という筋肉が硬くなり神経が圧迫させる 脊柱管狭窄症:神経の通り道である脊柱管が狭くなることで神経が圧迫される 椎間孔狭窄症:神経の通り道である椎間孔が狭くなることで神経が圧迫される 術後椎間板炎:創部感染あるいは椎間板に炎症がみられる 手術で椎間板ヘルニアの痛みを改善できても、合併している疾患の痛みが完全に取れていない場合は術後でも痛みを感じるケースがあります。 疾患によっては神経の圧迫を取り除くだけでなく、固定手術や長期的なリハビリを継続する必要があります。 椎間板ヘルニアの再発 椎間板ヘルニアの手術後に痛みを感じる原因として、再発している場合や別の箇所で神経の圧迫が発生している可能性があります。 腰椎椎間板ヘルニア診療ガイドライン2021(改訂第3版)によれば、症状の有無にかかわらず、手術を受けた患者の23.1%(25/108)が、2年後に再発していたとのこと。 もちろん、ヘルニアを発症した場所によって再発率は異なりますが、どの場所でも再発リスクがあるのは同じです。 再発すると、また保存療法などに取り組むので、日常生活や仕事での活動が制限されるでしょう。 また再手術が必要でも、以前の手術の影響で難易度が高くなり、実施できない、できても十分な効果が得られないなどの問題が生じます。 手術時に起きた神経損傷 椎間板ヘルニアの手術後に痛みを感じる原因として、手術時に起きた神経損傷による後遺症が出る可能性があります。 事例として多くはありませんが、手術の際に予期せず脊髄神経を傷つけてしまう可能性もゼロではありません。 神経損傷による後遺症出た場合、以下の症状が長く続く可能性があります。 下半身などの麻痺 感覚の鈍麻 患部を中心とした痛みや痺れ 背骨の変形 姿勢を保つための筋肉の硬直 排尿困難 後遺症を出さないためにも、適切な治療や再発防止に取り組むのが重要です。 瘢痕組織(はんこんそしき) 椎間板ヘルニア手術後の傷が治る際に生じる瘢痕組織によって、神経根の可動性が制限されることで痛みを感じるケースもあります。 瘢痕組織は時間の経過とともに柔らかくなるため、徐々に痛みが引く可能性があります。 椎間板ヘルニアの主な原因と症状 人間の背骨は、脊椎といわれる骨とその間にある椎間板から構成されます。 脊椎は場所により名称が変わり、頸椎・胸椎・腰椎・仙椎に分類されます。 また、椎間板は脊椎が柔軟に動くためのクッションの役割を果たしています。 椎間板ヘルニアとは、なんらかの原因で椎間板が変形してしまい後ろに飛び出してしまっている状態のことです。 椎間板ヘルニアは先述したどの脊椎にも起こる可能性があり、生じた部位により名称が変わります。 椎間板ヘルニアの原因 原因は、加齢による椎間板の変性や、外力により椎間板に過度な負担がかかることがあげられています。 脊椎のなかでも腰椎が最も外力による負担が大きいため、腰椎椎間板ヘルニアが最も多いです。 椎間板ヘルニアの症状 椎間板ヘルニアの症状としては、椎間板の脱出により脊椎内を通過している脊髄などの神経を刺激し痛みや痺れが生じます。 どの部位の神経が刺激されるかにより、症状が生じる部位も変わります。 たとえば、頚椎では首や肩、手の痺れや痛みが主に生じますが、腰椎では坐骨神経痛と呼ばれる足の痺れや痛みが生じます。 椎間板ヘルニアの後遺症である足腰のしびれや痛みの治療法 椎間板ヘルニア手術後の後遺症に対する治療法は保存療法と手術療法とがあり、多くの場合、まずは保存療法がおこなわれます。 保存療法 保存療法としては、椎間板にかかる負担が少なくなるように安静を保つことや、痺れや痛みを抑えるために鎮痛薬の内服や神経ブロック、リハビリをメインとした理学療法がおこなわれます。 椎間板ヘルニア治療、保存療法の種類 鎮痛薬の内服 神経ブロック リハビリテーション これらの保存療法をおこなっても症状の改善が乏しい場合や症状が強い場合は手術を検討します。 手術療法 椎間板ヘルニアで多い手術には、「顕微鏡下椎間板摘出術」や、「内視鏡下ヘルニア摘出術」、「経皮的髄核摘出術」があります。 椎間板ヘルニアの手術療法 顕微鏡下椎間板摘出術 内視鏡下ヘルニア摘出術 経皮的髄核摘出術 経皮的レーザー椎間板減圧術 また、「経皮的レーザー椎間板減圧術」と呼ばれる治療法もあります。 これは神経を圧迫しているヘルニアにレーザーを照射し、ヘルニア内に空洞を形成することにより神経への圧迫を減らします。 各々アプローチは異なりますが、どの手術も脱出している椎間板を取り除くことで神経への刺激を軽減するのが目的です。 再生医療は、「椎間板ヘルニアを手術せずに治したい」「術後の後遺症を悩まされている」という方の新たな治療の選択肢になる可能性があります。 具体的な治療法については、患者様一人ひとりの症状やお悩みに合わせてご案内しておりますので、当院(リペアセルクリニック)の無料カウンセリングにて、ぜひご相談ください。 ▼まずはヘルニアの治療について無料相談! >>(こちらをクリックして)今すぐ電話してみる 椎間板ヘルニアの後遺症を治療するなら再生医療による治療も選択肢の一つ 椎間板ヘルニアの後遺症治療には、再生医療による治療も選択肢の一つです。 再生医療とは、病気や外傷により失われた臓器や機能を正常な状態に回復させる医療技術のことです。 椎間板ヘルニアに対しては、損傷した神経の再生を促し、失った神経の機能を回復させるのを目的とします。 従来の治療では手術によって神経の圧迫を取り除くことが一般的でしたが、手術せずに根本的な治療法になりえる再生医療が注目されています。 椎間板ヘルニアの後遺症の改善にも期待できる治療法なので、ぜひ検討してみましょう。 【まとめ】椎間板ヘルニアの後遺症である足腰のしびれや痛みの治療には再生医療を検討しよう 今回は椎間板ヘルニアの術後後遺症と治療方法に関してお話しました。 再生医療の1つである幹細胞療法は、椎間板ヘルニアの後遺症を根本的に改善させる可能性があるため、期待されている治療法です。 「椎間板ヘルニアを手術せずに治したい」「術後の後遺症を悩まされている」という方の新たな選択肢として、ぜひ検討してみてください。 \こんな方は再生医療をご検討ください/ 椎間板ヘルニアの痛みやしびれに手術せずに治したい ヘルニアを治したいけど手術は避けたい 現在受けている治療やリハビリで期待した効果が得られていない 当院リペアセルクリニックの「脊髄腔内ダイレクト注射療法」は、従来の点滴では届きにくかった損傷部位へ幹細胞を直接届ける治療法で、手術後のしびれや再発などに対しても高い回復効果が期待されています。 「自分に適した治療法を知りたい」「再生医療の効果や費用が気になる」という方は、無料カウンセリングにてご相談ください。 ▼まずはヘルニアの治療について無料相談! >>(こちらをクリックして)今すぐ電話してみる
2023.11.16 -
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- 腰椎椎間板ヘルニア
「腰椎椎間板ヘルニアに効果的なストレッチはある?」 「ストレッチで再発を予防できる?」 つらい腰椎椎間板ヘルニアの症状に悩んでいる方の中には、上記のような不安や疑問を抱えている方も多いのではないでしょうか。 本記事では、腰椎椎間板ヘルニアの症状緩和、再発予防に有効なストレッチ方法について解説します。 間違ったストレッチでは症状を悪化させ、症状の悪化や長時間の歩行が困難になるリスクが高くなるため、正しい知識を身につけましょう。 また、近年のヘルニア治療では、ストレッチと「再生医療」による治療を併用することが注目されています。 \ヘルニアの改善に有効な「再生医療」とは/ 再生医療は、患者さまの細胞や血液を用いて自然治癒力を向上させることで、痛みやしびれの原因となる損傷した神経の再生・修復を促す治療法です。 【こんな方は再生医療をご検討ください】 ヘルニアによる痛みやしびれを早く治したい 根本的に治療したいが、手術はできるだけ避けたい 痛み止めや湿布が効かない、あるいはすぐに痛みがぶり返す ストレッチやマッサージを続けているが、期待した効果が得られない >>再生医療専門の「リペアセルクリニック」に無料相談する 当院リペアセルクリニックでは、ヘルニアに対する再生医療について無料カウンセリングを実施中のため、お気軽にご相談ください。 まずはヘルニアの治療について無料相談! 腰椎椎間板ヘルニアにおすすめのストレッチ5選【悪化・再発防止】 症状の悪化・再発防止に効果的な腰椎椎間板ヘルニアにおすすめのストレッチ5選を紹介します。 股関節のストレッチ ハムストリングスのストレッチ 背骨を反らすストレッチ 背骨をひねるストレッチ 胸椎のストレッチ 腰椎椎間板ヘルニアの症状緩和や悪化・再発防止には、腰部周辺の柔軟性を高めるストレッチが効果的です。 特に腰椎(腰のあたりの背骨)への負担を軽減するには、関連する股関節や背骨全体の動きをスムーズに保つことが重要です。 ただし自己判断でのストレッチは症状を悪化させる恐れがあるので、心配な方は医師に相談してから行いましょう。 1.股関節のストレッチ まずは股関節を曲げるストレッチをご紹介します。 1. あお向けに寝る 2. 右足を両手で抱えて、できる限り胸に近づけ股関節を曲げる 3. できるだけ股関節を曲げた状態を30秒キープする 4. 左足も同様に行う 股関節を深く曲げると腰椎も連動して動くため、痛みが出ない範囲で行いましょう。 >>椎間板ヘルニアの根治を目指す「再生医療」について見る 2.ハムストリングスのストレッチ 太ももの裏側には、ハムストリングスと呼ばれる筋肉がついています。 ハムストリングスが固くなると股関節や骨盤がスムーズに動かなくなるため、腰椎に負担がかかりやすくなります。 ここでは、ハムストリングスのストレッチ方法についてみていきましょう。 1. あお向けに寝る 2. 膝をできるだけ伸ばした状態で右足を抱えてお腹に近づける 3. 太ももの裏が伸びるのを感じた状態で30秒キープする 4. 左足も同様に行う 足を抱えにくいときは、バスタオルを足の裏に引っ掛けて行うとストレッチしやすいです。 >>椎間板ヘルニアの根治を目指す「再生医療」について見る 3.背骨を反らすストレッチ 背骨を連動させてスムーズに動かすために、ここでは背中全体をゆっくり反らすストレッチをご紹介します。 1. うつ伏せに寝る 2. 両手をつけて身体をゆっくり起こす 3. 首、背中、腰と順番に反るようなイメージで、できる限り反らした状態を30秒キープする 痛みの出ない範囲でゆっくりストレッチをしましょう。 >>椎間板ヘルニアの根治を目指す「再生医療」について見る 4.背骨をひねるストレッチ 背骨は曲げ伸ばしだけでなく、回旋する動きも必要です。ここでは、背骨をスムーズに回旋するためのストレッチをご紹介します。 1. あお向けに寝て両膝を立てる 2. 両膝をゆっくり右に倒す 3. 倒しきった状態で30秒キープする 4. 左も同様に行う 勢いよく倒すと腰に負担がかかるので、ゆっくり行うのがポイントです。 >>椎間板ヘルニアの根治を目指す「再生医療」について見る 5.胸椎のストレッチ 胸椎の動きが制限されると、その分腰椎の負担が増え、ストレスがかかりやすくなります。ここでは、胸椎の柔軟性を高めるストレッチをご紹介します。 1. 左半身を下にして横向きに寝る(両膝は軽く曲げた状態にする) 2. 両手を「前ならえ」のようにまっすぐ伸ばした状態で手を合わせる 3. 胸を開くように右手をゆっくり動かす 4. 右手の動きに合わせて顔も右へ回旋させて30秒キープする 5. 左側も同様に行う 胸を開いたときに床に手がつかなくても良いので、痛みのない範囲で動かしましょう。 >>椎間板ヘルニアの根治を目指す「再生医療」について見る 腰椎椎間板ヘルニアの再発予防にストレッチがおすすめな理由 本章では、腰椎椎間板ヘルニアの再発予防として、ストレッチがおすすめといわれる理由について解説します。 腰椎椎間板ヘルニアは改善後も再発の危険性があるから ストレッチにより腰椎の過剰な運動を防げるから 再発の原因や再発率についてもご紹介するので、ぜひ参考にしてください。 腰椎椎間板ヘルニアは改善後も再発の危険性があるから【再発率は術後2年で23%】 腰椎椎間板ヘルニアは、たとえ改善しても再発の恐れがあるため、その予防策としてストレッチが重要視されています。 腰椎椎間板ヘルニアの原因は、重量物の持ち上げやスポーツなどで、腰椎やその間にある椎間板(クッションのような役割がある組織)に繰り返し負担がかかることです。 治療によって症状が改善されたとしても、腰椎や椎間板の負担を減らさないと再発のリスクが残ります。腰椎椎間板ヘルニアの手術後の再発率は、術後2年で23%程度とされています。手術後も 痛みが続いていたり、術前のような症状が現れたりした場合は、再発の前兆の可能性があり注意が必要です。 このように、治療後のヘルニアの再発を防ぐためには、ストレッチを継続して腰の負担を軽減する必要があるのです。 胸椎椎間板ヘルニアの治療方法を詳しく知りたい方は、こちらの記事で解説しています。興味がある方はぜひご覧ください。 ストレッチにより腰椎の過剰な運動を防げるから ストレッチによって筋肉の柔軟性が高まれば、腰椎のストレス軽減につながります。 背骨や股関節が固くなると、腰椎が過剰に働いてしまい、椎間板にかかる負担が増加します。 腰椎の正常な運動を保つためには、ストレッチによって背骨や股関節の柔軟性を改善させることが大切です。 腰椎椎間板ヘルニアの痛みを和らげる方法をもっと知りたい方は、ぜひこちらも記事も参考にしてみてください。 腰椎椎間板ヘルニアでやってはいけないストレッチ 腰椎椎間板ヘルニアのストレッチを行う際は、腰を大きく丸めるような動作は避けましょう。 腰を過剰に丸めるような動作は椎間板にストレスがかかりやすく、ヘルニアの症状を悪化させる原因となります。 腰まわりの筋肉にも負担がかかりやすいので、ストレッチの際はできるだけ腰椎を曲げすぎないように心がけてください。 誤ったストレッチを行うと症状悪化を招く原因となるため、注意が必要です。 また、近年の治療では、自己細胞を用いてヘルニアで損傷した神経の再生・修復を促す「再生医療」が注目されています。 当院リペアセルクリニックでは、ヘルニアに対する再生医療について無料カウンセリングを実施中のため、お気軽にご相談ください。 >>再生医療専門の「リペアセルクリニック」に無料相談する 腰椎椎間板ヘルニアがストレッチで改善しないの「再生医療」という選択肢 腰椎椎間板ヘルニアがストレッチで改善しない場合、「再生医療」による治療も選択肢の一つです。 再生医療とは、患者さまの細胞や血液を用いて、損傷した神経の再生・修復を促し、腰椎椎間板ヘルニアの根治を目指す治療法です。 従来の治療では、手術によって神経の圧迫を取り除くことで痛みやしびれを解消する治療が一般的でした。 しかし、手術リスクや身体への負担から「手術は避けたい」という方も少なくありません。 再生医療は、「手術せずに腰椎椎間板ヘルニアを治療したい」「治療時の身体への負担を少なくしたい」という方にとって、新たな選択肢となるでしょう。 当院リペアセルクリニックでは、ヘルニアに対する再生医療について無料カウンセリングを実施中のため、お気軽にご相談ください。 >>再生医療専門の「リペアセルクリニック」に無料相談する まずは椎間板ヘルニアの治療について無料相談! まとめ|腰椎椎間板ヘルニアの再発予防のストレッチは無理のない範囲でコツコツ続けよう 腰椎椎間板ヘルニアの症状緩和・再発予防には、ストレッチを継続して背骨や股関節の柔軟性を保つことが大切です。 痛みがあるときに無理にストレッチをすると症状が悪化したり、再発する原因になってしまうため、症状や状況に適したセルフケアを実施しましょう。 また、近年のヘルニア治療では、患者さまの自己細胞を用いた「再生医療」による治療が注目されています。 再生医療は、患者さまの細胞や血液を用いて自然治癒力を向上させることで、痛みやしびれの原因となる損傷した神経の再生・修復を促す治療法です。 以下の動画では、再生医療によって腰椎椎間板ヘルニアが改善した症例を紹介しております。 https://youtu.be/5JqLxbYwLJ4?si=lqVlnABTmTuulEs3 当院リペアセルクリニックでは、ヘルニアに対する再生医療について無料カウンセリングを実施中のため、お気軽にご相談ください。 >>再生医療専門の「リペアセルクリニック」に無料相談する 参照資料 病気がみえるvol.11 運動器・整形外科.MEDIC MEDIA,東京,2017,pp256-259. 日本整形外科学会「腰椎椎間板ヘルニア」 Mindsガイドラインライブラリ 整形外科リハビリテーション.羊土社,東京,2012,pp417-426.
2023.11.13 -
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「ブロック注射って効果ある?」 「ブロック注射を打ってから効果はどれくらい持続する?」 ブロック注射は、痛みを感じる神経周辺に局所麻酔薬や抗炎症薬を直接注入し、痛みや炎症を抑える即効性のある治療法です。 本記事では、ブロック注射に期待できる効果や持続時間について詳しく解説します。 つらい神経痛やしびれの改善に向けて、ブロック注射を検討している方はぜひ最後までご覧ください。 また、近年の治療では、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などの神経疾患の根本治療を目指す「再生医療」が注目されています。 \神経疾患の根本改善を目指す「再生医療」とは/ 再生医療は、患者さまの細胞や血液を用いて自然治癒力を向上させることで、痛みやしびれの原因となる損傷した神経の再生・修復を促す治療法です。 【こんな方は再生医療をご検討ください】 神経疾患による痛みやしびれを早く治したい 根本的に治療したいが、手術はできるだけ避けたい 痛み止めや湿布が効かない、あるいはすぐに痛みがぶり返す リハビリやマッサージを続けているが、期待した効果が得られない >>再生医療専門の「リペアセルクリニック」に無料相談する 当院リペアセルクリニックでは、椎間板ヘルニアをはじめとする神経疾患に対する再生医療について無料カウンセリングを実施中のため、お気軽にご相談ください。 まずは「神経の痛みやしびれ」の治療について無料相談! ブロック注射の3つの効果 ブロック注射は、炎症抑制や痛み信号を脳に伝える神経を遮断することで痛みを緩和する治療法です。 本章では、ブロック注射に期待できる3つの効果について解説します。 神経の痛みを直接和らげる 炎症を抑えて痛みを和らげる 血流改善で自然治癒力を高める それぞれがどのように作用し、痛みを和らげるのか参考にしてください。 神経の痛みを直接和らげる ブロック注射の効果のひとつは、神経の痛みを直接和らげることです。 注射により、痛みの信号を脳に伝える神経を遮断し、一時的に痛みを感じにくくします。 そのため、腰痛や神経痛がひどい方は効果が強く実感できることが多いでしょう。 ただし、効果の強さや感じ方には個人差がありますので、施術前に医師と十分に相談するのがおすすめです。 炎症を抑えて痛みを和らげる ブロック注射は、炎症を抑えて痛みを軽減する効果も期待できます。 炎症によって周辺組織が刺激を受けて、痛みを感じている場合にとくに有効です。 また、腰や肩の慢性的な痛みだけでなく、一時的な炎症に対しても適応されることがあります。 ブロック注射によって炎症が抑えられることで、日常生活の負担も軽減されるでしょう。 血流改善で自然治癒力を高める ブロック注射には血流を改善し、自然治癒力を高める効果が期待できます。 血流が悪い状態が続くと、組織が酸素不足になり痛みが長引く原因になります。 しかし、注射によって血流が良くなれば、組織の回復が促されて痛みも軽減されやすくなるでしょう。 このようなメカニズムから、ブロック注射はとくに冷えやすい部位の痛みに対して効果を実感しやすいといえます。 ブロック注射の効果はいつまで続く? ブロック注射の効果の持続時間には、注射の種類や症状によって個人差があり、効果がすぐに現れることもあれば、数日後に感じる場合もあります。 本章では、ブロック注射の即効性や効果の長さ、複数回の施術による違いについて詳しく解説します。 即効性はあるが個人差がある 持続期間の目安は数時間から数週間 慢性痛は複数回の施術で効果が長続きする 治療を検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。 即効性はあるが個人差がある ブロック注射は即効性が期待できる治療法のため、注射後すぐに痛みが軽減されるケースが多く、主に急性の痛みに有効です。 しかし、効果が現れるスピードや強さには個人差があります。 体質や症状によっては効果を感じにくい場合もあるため、即効性には個人差がある点を認識しておきましょう。 持続期間の目安は数時間から数週間 ブロック注射の効果が続く時間は個人差があるため、数時間の方もいれば数週間にわたり継続するケースもあります。 一般的に数時間から数週間です。 たとえば、一時的な痛みの軽減が目的の場合、効果は数日程度で薄れることがあります。 一方、炎症の抑制や神経の回復を促すことで、数週間効果が続くケースも少なくありません。 あくまで目安ですが、症状や体質によって効果の持続期間は変わる点を理解しておきましょう。 慢性痛は複数回の施術で効果が長続きする 慢性的な痛みには、1回の注射だけでは効果が一時的なケースも多いため、ブロック注射を繰り返し行うことによって効果の持続が期待できます。 繰り返し行うことで痛みが軽減され、日常生活の質が向上するケースもあります。 慢性痛に悩んでいる方は、主治医と治療計画をしっかりと立てて、ブロック注射治療も取り入れていきましょう。(文献1) また、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などの神経疾患の根本治療を目指せるとして注目されている「再生医療」も選択肢の一つです。 【こんな方は再生医療をご検討ください】 神経疾患による痛みやしびれを早く治したい 根本的に治療したいが、手術はできるだけ避けたい 痛み止めや湿布が効かない、あるいはすぐに痛みがぶり返す リハビリやマッサージを続けているが、期待した効果が得られない 当院リペアセルクリニックでは、椎間板ヘルニアをはじめとする神経疾患に対する再生医療について無料カウンセリングを実施中のため、お気軽にご相談ください。 >>再生医療専門の「リペアセルクリニック」に無料相談する ブロック注射の種類と効果の違い ブロック注射にはさまざまな種類があり、以下のとおり期待できる効果や特徴が異なります。(文献2) 【ブロック注射の種類と効果の違い】 神経ブロック注射|痛みの原因となる神経を直接ブロックする 硬膜外ブロック注射|脊髄周辺に薬剤を注入し、広範囲の痛みを抑える 星状神経節ブロック注射|自律神経を整え、血流改善や痛みの軽減を促す トリガーポイント注射|筋肉のコリや緊張を緩和し、痛みを和らげる 以下でそれぞれの内容について詳しく見ていきましょう。 また、腰部脊柱管狭窄の治療としてブロック注射を用いることもあります。腰部脊柱管狭窄症でお悩みの方は、以下の記事をチェックしてみてください。 神経ブロック注射 神経ブロック注射は、痛みの原因となっている神経の近くに直接麻酔薬を注射する方法です。 神経の興奮を抑え、痛みの信号が脳に伝わるのをブロックするため、痛みを素早く和らげる効果が期待できます。 たとえば、坐骨神経痛や帯状疱疹後神経痛など、特定の神経が原因の痛みに有効です。 また、痛みの原因を特定するための検査としても活用されています。 硬膜外ブロック注射 硬膜外ブロック注射は、脊髄を包む「硬膜外腔」という部分に薬剤を注入し痛みを抑える方法です。 主に腰痛や坐骨神経痛など、広範囲の痛みや慢性痛に効果的です。 また、硬膜外腔に薬が広がることで、神経の圧迫や炎症を和らげます。 硬膜外ブロック注射は比較的広い範囲に効果を発揮するため、日常生活の負担軽減が期待できるでしょう。 星状神経節ブロック注射 星状神経節ブロック注射は、首にある星状神経節に薬剤を注入し自律神経を整える方法です。 血流を改善し、痛みの軽減や冷え性の改善にも効果が期待されます。 とくに、顔や腕、肩周辺の痛みや自律神経の不調に用いられるケースが多いです。 星状神経節ブロック注射は、冷えやすい部位の痛みに悩む方には、効果を実感しやすいでしょう。 トリガーポイント注射 トリガーポイント注射は、筋肉のコリやしこり(トリガーポイント)に薬剤を注入する治療法です。 筋肉の緊張を緩和し、血流を改善することで痛みを和らげます。 肩こりや腰痛、筋肉疲労に伴う痛みに効果があるため、比較的軽度の痛みにも適応されます。 トリガーポイント注射は、痛みの原因が筋肉にある方には、非常に有効な選択肢といえるでしょう。 ブロック注射の副作用とリスク5選 ブロック注射を検討中の方は、期待できる効果だけでなく、副作用やリスクについても理解しておくことが重要です。 痛みを和らげる効果が期待できる一方で、以下のような副作用やリスクも伴います。 注射部位の痛みや腫れ 感染症のリスク 神経損傷のリスク アレルギー反応 しびれや麻痺 以下でそれぞれの内容について詳しくみていきましょう。 注射部位の痛みや腫れ ブロック注射後には、注射した部位に痛みや腫れが生じる可能性があります。 これは注射針による刺激や、注入した薬剤に対する反応と考えられますが、通常は数日から1週間程度で自然に治まることが多いでしょう。 しかし、痛みが強かったり、腫れが引かない場合は医療機関を受診するようにしてください。 また、注射部位は清潔に保ち、触りすぎないように注意しましょう。 感染症のリスク ブロック注射は、皮膚に針を刺すため、細菌が侵入することで感染症のリスクも伴います。 感染症を防ぐためのポイントは、注射部位を消毒したり、清潔な状態を保つことです。 もし、注射後に発熱や強い痛み、赤みなどの症状が現れた場合は、速やかに医療機関を受診するようにしてください。 神経損傷のリスク ブロック注射は、注射針が神経に直接触れてしまう可能性があるため、まれに神経損傷を引き起こすリスクもゼロではありません。 神経損傷が起こると、しびれや麻痺、痛みなどが生じることも考えられます。 通常は一時的なものですが、まれに神経損傷の症状が残ってしまう場合もあります。 そのため、ブロック注射を受ける際は、神経の構造を熟知した医師を選ぶのがおすすめです。 アレルギー反応 ブロック注射では「発疹・かゆみ・呼吸困難」など、アレルギー反応を起こす場合があります。 そのため、過去に薬でアレルギーを起こした経験がある方は、事前に医師に伝えておきましょう。 また、注射後に体調が悪くなった場合は、すぐに医療機関を受診してください。 適切な処置をすることで症状の悪化を防げます。 しびれや麻痺 ブロック注射後、一時的にしびれや麻痺を感じる場合があります。 これは、注射した麻酔薬が神経に作用することで起こる症状です。 麻酔薬の効果が切れるにつれて症状は自然に改善しますが、症状が長く続く場合や日常生活に支障が出る場合は、医師に相談しましょう。 また、注射後に車の運転など、危険を伴う行為は避けるようにしてください。(文献3) まとめ|ブロック注射の効果は個人差あり!治療時は主治医に相談しよう ブロック注射は、痛みを和らげるための有効な治療法の一つですが、効果の現れ方や持続時間には個人差があります。 副作用リスクも伴うため、治療を受ける際には医師と十分に相談することが大切です。 また、近年の治療では、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などの神経疾患の根本治療を目指す「再生医療」が注目されています。 再生医療は、患者さまの細胞や血液を用いて自然治癒力を向上させることで、痛みやしびれの原因となる損傷した神経の再生・修復を促す治療法です。 以下のような方は、ぜひ再生医療をご検討ください。 神経疾患による痛みやしびれを早く治したい 根本的に治療したいが、手術はできるだけ避けたい 痛み止めや湿布が効かない、あるいはすぐに痛みがぶり返す リハビリやマッサージを続けているが、期待した効果が得られない >>再生医療専門の「リペアセルクリニック」に無料相談する 当院リペアセルクリニックでは、椎間板ヘルニアをはじめとする神経疾患に対する再生医療について無料カウンセリングを実施中のため、お気軽にご相談ください。 まずは「神経の痛みやしびれ」の治療について無料相談! ブロック注射の効果に関するよくある質問 最後に、ブロック注射の効果に関するよくある質問に回答していきます。 腰椎椎間板ヘルニアの治療にも効果的ですか? ブロック注射はめちゃくちゃ痛いって本当ですか? ブロック注射が効かない人はいますか? 以下でそれぞれの内容について詳しくみていきましょう。 腰椎椎間板ヘルニアの治療にも効果的ですか? 腰椎椎間板ヘルニアの治療にブロック注射は効果的な場合があります。 理由として、ヘルニアによって圧迫された神経の炎症を抑え、痛みを和らげる効果が期待できるためです。 ただし、ブロック注射は根本的な治療ではなく、あくまで痛みをコントロールする治療法です。 そのため、症状によっては手術やリハビリテーションなど、他の治療法と併用する必要があるでしょう。 また、頚椎椎間板ヘルニアの症状や治療法については以下の記事でも詳しく解説しています。 頸椎椎間板ヘルニアでブロック注射を受けるべきか悩んでいる方は参考にしていただければ幸いです。 ブロック注射はめちゃくちゃ痛いって本当ですか? ブロック注射の痛みについては、個人差が大きいのが現状です。 注射する部位や使用する針の太さによっても感じ方が異なるでしょう。 もし、痛みに不安がある場合は、事前に医師に相談してみてください。 ブロック注射が効かない人はいますか? ブロック注射は、すべての人に効果があるとは限りません。 痛みの原因や体の状態によっては、効果を感じにくい場合があるためです。 たとえば、神経の損傷がひどい場合や、痛みが慢性化しているケースでは、ブロック注射の効果が限定的になる可能性があります。 そのため、ブロック注射で効果が見られない場合は、他の治療法を検討する必要があるでしょう。 医師と相談しながら、適切な治療法を見つけてください。 ブロック注射による効果や副作用に関して不安な方は、当院「リペアセルクリニック」の「メール相談」もしくは「オンラインカウンセリング」にてお気軽にご相談ください。 参考文献一覧 文献1 日本ペインクリニック学会_第Ⅰ章 ペインクリニックにおける神経ブロック 文献2 クリニックマガジン_主なブロック注射と適応症などの内規 文献3 一般財団法人日本医薬情報センター(JAPIC)_疼痛治療剤(局所注射用)
2023.11.09 -
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「最近、足のしびれが気になる」「足に電気が走るようにピリピリ・ジンジンする」このような症状にお悩みの方は、ヘルニアの初期症状の可能性があります。 ヘルニアで足がしびれるのは、飛び出した椎間板が神経を圧迫し、炎症を起こして神経の働きが乱れてしまうためです。 足を触っても感覚が鈍い、力が入りづらい、つまずきやすいなどの症状も、この神経のトラブルによって起こります。 本記事では、ヘルニアにより足がしびれるメカニズムや具体的なしびれの発現部位、足のしびれが治らない原因や対処法について、医師監修のもとわかりやすく解説します。 「このしびれはヘルニアなのか?」「このまま治らないのでは?」と不安を感じている方は、ぜひ最後まで読み進めて改善のヒントにしてください。 \ヘルニアの根本改善を目指す「再生医療」/ ヘルニアに対し、保存療法やリハビリを続けても改善がみられない場合や、手術に対してリスクや不安を感じている方にとって、再生医療は新たな選択肢の一つとなる可能性があります。 再生医療は、患者さまご自身の細胞を活用し、神経や損傷組織の修復をサポートすることで、ヘルニアによる足のしびれの改善を目指す治療法です。 以下は、実際に当院(リペアセルクリニック)で治療を受けられた患者さまの症例動画です。症状の経過や治療後の変化について紹介しておりますので、ぜひ参考にしてください。 https://youtu.be/5JqLxbYwLJ4 当院(リペアセルクリニック)では、ヘルニアによる足のしびれに対する再生医療について無料カウンセリングを実施しています。 「自分の症状は対象になるのか」「手術以外の選択肢を知りたい」「今のしびれが今後どうなるのか不安」とご不安な方は、一度ご相談ください。 まずはヘルニアについて無料相談! ヘルニアの初期症状は主に腰の痛みと足のしびれ ヘルニアの初期症状は、主に「腰の痛み」と「足のしびれ」です。多くの場合、これらの症状は軽い違和感から始まり、徐々に強まっていくのが特徴です。 椎間板ヘルニアは腰椎間の椎間板が変性し、内部の髄核(ゼリー状の組織)が突出して神経を圧迫することで発症します。 神経が圧迫されると神経の信号が乱れ、足にピリピリ・ジンジンといった感覚異常が出ます。また、持続する圧迫により、力が入りにくい・感覚が鈍いなどの神経障害へ進行します。 初期の段階では、神経そのものは損傷していないため、軽度の痛みやしびれが主な症状です。 しかし、放置すると神経が損傷し、筋力低下や感覚麻痺などの重い症状に発展する可能性があり注意が必要です。「そのうち治るだろう」と我慢すると回復が遅れる恐れがあるため、早めに原因を把握し、適切な対処が大切です。 なお、ヘルニアのメカニズムや種類について、さらに詳しく知りたい方は、以下の記事で解説していますので、ぜひご覧ください。 椎間板ヘルニアで現れる足のしびれの具体的な部位 椎間板ヘルニアによる足のしびれは、障害されている神経の位置によって現れる部位がほぼ決まっています。L4/L5(第4腰椎と第5腰椎の間)では、主に片足に症状が出るのが特徴です。腰椎から出ている神経が、それぞれの支配領域を持っているためです。 椎間板が突出して特定の神経を圧迫すると、その神経が支配する部位にしびれや痛みが現れます。 とくに多いL4/L5のヘルニアでは、以下の部位に症状が出やすくなります。(文献1) 太ももの後ろからふくらはぎにかけて すねの外側 足の甲や足先 これらの症状は、神経の走行に沿って縦に広がるのが特徴です。また、椎間板ヘルニアによるしびれは、左右どちらか片足に出ることが多い点も重要なポイントです。 足全体が漠然としびれるというよりも、「決まった範囲」「片側だけ」という症状の場合は、椎間板ヘルニアによる神経圧迫が関係している可能性が高いといえるでしょう。 椎間板ヘルニアで現れる足のしびれの種類 椎間板ヘルニアによる足のしびれは、単なる感覚の鈍さだけではありません。神経が圧迫されたり炎症を起こしたりするため、感覚の伝わり方が乱れます。 一般的にみられるしびれの種類には、次のようなものがあります。 ジンジンと重だるいようなしびれ ビリビリと電気が走るようなしびれ 焼けるようなヒリヒリした痛みを伴うしびれ 足に力が入りづらく、踏ん張りにくい感覚 複数の症状が同時に現れることもあれば、日によって変化することもあります。 とくにしびれだけではなく、力が入りづらいと感じる場合は、神経への影響が強くなっている可能性があり注意が必要です。 椎間板ヘルニアでは、疲れや一時的な血行不良によるしびれとは異なり、範囲がはっきりしている・長期間続く・動作で悪化するといった特徴がみられます。 ヘルニアによる足のしびれが治らない3つの要因 ヘルニアによる足のしびれは、「安静にしていれば自然に治る」と説明されることも少なくありません。しかし、数週間~数か月たっても改善せず、不安を感じる方も多くいらっしゃいます。 足のしびれがなかなか治らない背景には、主に次の3つの要因が考えられます。 神経の炎症が長引いている 日常動作や姿勢が回復を妨げている ヘルニア以外の病気が隠れている それぞれ解説します。 神経の炎症 ヘルニアによる足のしびれが治らない原因として最も多いのが、神経の炎症が続いているためです。 初期の段階では飛び出した椎間板により神経が押されている状態ですが、長く続くと神経に炎症が起こり、回復に時間がかかります。神経は一度炎症を起こすと、圧迫が軽減してもしびれだけが残ることがあります。 このため、「腰の痛みは良くなったのに、足のしびれだけが治らない」と感じるケースも少なくありません。 日常動作や姿勢 日常生活の姿勢や動作によって悪化することがあります。とくに前かがみや中腰の姿勢では、しびれや痛みを感じやすくなるため注意が必要です。 椎間板が変性すると、内部の髄核(ずいかく:椎間板の中心にあるゼリー状の組織)を包む組織がもろくなってしまい、後ろに押し出されやすくなります。 椎間板のすぐ後ろには神経が通っているため、押し出された髄核によって神経が圧迫されると、痛みやしびれを感じるのです。 髄核の突出は、腰を屈める動作でとくに強くなり、神経への圧迫が増加します。その結果、前屈や中腰姿勢を続けると、足のしびれが改善しないばかりか、悪化してしまうことがあります。 また、自己判断で行う誤ったストレッチやマッサージも、神経への刺激を強め、症状を長引かせる原因になるため注意が必要です。 ヘルニア以外の病気 足のしびれが長引く場合、ヘルニア以外に原因がある可能性も考慮しなくてはなりません。 代表的な病気には、次のような疾患があります。 脊柱管狭窄症 末梢神経障害 糖尿病性神経障害 など これらの病気でも、ヘルニアと似た足のしびれが現れることがあります。ヘルニアの治療を続けているのに改善しない場合は、別の原因が隠れていないか確認が重要です。 しびれが強くなる、範囲が広がる、力が入りにくくなるといった変化がある場合は、早めに医療機関を受診し、適切な検査を受けることをおすすめします。 ヘルニアによる足のしびれの対処法 ヘルニアによる足のしびれは、状態に合った対処により、症状の悪化を防ぎ、改善が目指せます。 ただし、安静にすべき時期と動いた方が良い時期の見極めは注意が必要で、時期を誤るとかえってしびれが長引くこともあります。 ここでは、ご自身でできる対処法と注意点を解説します。 適度な運動 動けないほど強い痛みがある急性期を除き、過度な安静よりも適度に体を動かす方が良いとされています。 痛みが強い時期は、無理をせず横向きや仰向けで膝を軽く曲げるなど、腰への負担が少ない姿勢で安静にしましょう。(文献2)一方、痛みが落ち着いてきた段階では、必要以上に動かさない状態が続くと、筋力低下や血流低下によって回復が遅れる可能性があります。 実際、腰椎椎間板ヘルニアに関するガイドラインでも、長期間の安静よりも、可能な範囲での運動や温熱療法が弱い推奨とされています。(文献3) 体幹や股関節周囲を意識した軽い運動は、腰椎を支える力を高め、椎間板への負担軽減につながります。 ただし、痛みが増す場合や不安がある場合は、自己判断せず医師や理学療法士に相談することが大切です。 しびれ緩和を促すストレッチ ヘルニアによる足のしびれの緩和や再発予防には、体幹(腹筋・背筋)や股関節周りの柔軟性を高めるストレッチが有効とされています。 体幹が安定すると腰椎の支えが強くなり、椎間板への負担が軽減されます。また、柔軟性を高めることで腰椎の動きを助ける効果があります。 ストレッチにより腰椎や椎間板の負担が軽減され、ヘルニアによる痛みや足のしびれの軽減につながるでしょう。 ただし、痛みが強い時期に無理なストレッチを行うと、かえって症状を悪化させる可能性があります。不安がある人は必ず医師や理学療法士に相談しましょう。 ヘルニアに効果的なストレッチの方法は以下の記事で解説しています。ヘルニアの症状でお困りの人はぜひご覧ください。 逆効果となる行動 足のしびれを早く治したい一心で取った行動が、逆に症状を長引かせることもあります。 NG行動 理由 強く押す・揉みほぐしすぎのマッサージ 神経周囲の炎症が悪化し、しびれが強くなることがあります。 マッサージ機の多用 刺激が強すぎると、腰や神経に負担がかかる可能性があります。 自己流のストレッチ 間違った方法では、ヘルニアを悪化させるリスクがあります。 腰や体を強くねじる動作 椎間板への圧力が高まり、症状が悪化しやすくなります。 「効きそう」「楽になる気がする」と自己判断せず、症状を悪化させないことを最優先に行動しましょう。 以下の記事も併せてご覧ください。 ヘルニアによる足のしびれの治療法 ヘルニアによる足のしびれの主な治療法は、以下のとおりです。 保存療法 運動療法 薬物療法 手術 再生医療(幹細胞治療) ヘルニアによる足のしびれの治療は、症状の程度や期間によって異なります。 初期~比較的軽い段階では、手術を行わない保存療法が基本となり、症状が慢性化や重症化した場合は、手術や再生医療が検討されます。 以下で詳しく解説します。 保存療法 保存療法とは、手術を行わずに症状の改善を目指す治療法です。多くの椎間板ヘルニアでは、まず保存療法が選択されます。 主な保存療法は、次の通りです。 運動療法(ストレッチ・筋力トレーニングなど) 薬物療法(内服薬・注射など) 運動療法 運動療法は、痛みやしびれに対して即効性を期待するものではなく、腰椎にかかる負担を減らし、神経の回復を助けるための中長期的な治療として位置づけられます。 腹筋や背筋などの体幹が鍛えられると、腰椎が安定し、椎間板への過度な圧力が軽減します。また、股関節まわりの可動域が改善することで、日常動作時の腰だけに負担が集中するのを防ぐ効果も期待できます。 ただし、自己判断で強度を上げると症状を悪化させる可能性があるため、医師や理学療法士の指導のもとで、症状や回復段階に合わせて行うことが重要です。 薬物療法 ヘルニアには痛み止めの飲み薬や注射も有効です。 椎間板が神経を圧迫し、炎症が起きている場合、消炎鎮痛剤や神経痛を抑える薬を内服することで症状が軽減できる可能性があります。 また、ヘルニアの症状が強い場合には、麻酔で神経の働きを抑える「ブロック注射」も有効とされています。 ブロック注射は以下の記事で詳しく解説しているため、ぜひこちらもチェックしてください。 手術 ヘルニアによる足のしびれが保存療法でも改善しない場合や、筋力低下・歩行障害などの神経症状が進行している場合には、手術が治療選択肢となることがあります。 ガイドライン上では、腰痛の原因が椎間板障害である場合は、脊椎固定術が疼痛の軽減に有用となる可能性が指摘されています。(文献3) 症状の程度や生活への影響を総合的に評価し、慎重に判断されます。 再生医療(幹細胞治療) https://youtu.be/bXPC0JUz68g 従来の保存療法や手術療法では改善が難しかったヘルニアの症状に対して、ご自身の細胞の治癒力を利用する「再生医療(幹細胞治療)」という新しい治療法が注目されています。 リペアセルクリニックでは、この再生医療を専門的に提供しており、ヘルニアによるつらい症状の根本的な改善を目指しています。 とくに当院独自の「脊髄腔内ダイレクト注射療法」は、幹細胞を脊髄腔内に直接投与することで、損傷した神経部位への高い到達率と修復効果が期待されます。 この治療法は、従来の方法と比べてより多くの幹細胞が損傷部位に到達しやすく、高い治療効果が期待できる点が特徴です。 再生医療は手術や従来の治療法で効果が得られなかった方にとって、新たな選択肢となり得ます。 ヘルニアの症状でお悩みの方は、当院の再生医療についてご相談ください。 まずはヘルニアについて無料相談! ヘルニアによる足のしびれを悪化させないための注意点 ヘルニアを悪化させないためには、椎間板への負担をかけないことが大切です。 具体的には、椎間板に大きな負担がかかる動作を避けることと、寝方を工夫すると良いでしょう。 以下に挙げる動作は椎間板へ大きな負担がかかるため、注意してください。 重量物を持ち上げる 繰り返し腰を捻る 長時間座り続けたり中腰を続けたりする また、寝方にも注意が必要です。横向きに寝ていると、くの字に丸まってしまい、椎間板への負担が大きくなります。 仰向けで腰の下にタオルを入れるなど、腰が丸くならないようにすると良いでしょう。 ヘルニアによる足のしびれを理解して悪化を防ごう ヘルニアの初期段階では、腰の痛みや足のしびれといった症状から始まることが多く、椎間板に負担がかかる動作や姿勢により症状が出やすいのが特徴です。 放置して重症化すると、しびれや痛みが強くなるだけでなく、筋力低下や感覚の麻痺など、日常生活に支障をきたす可能性もあります。 足のしびれが続く場合や悪化していると感じる場合は、早めに整形外科を受診し、原因を特定することが重要です。 また、ヘルニアによる神経症状は、痛み止めやリハビリで改善するケースもありますが、症状が長引く場合や手術後も残る後遺症では、従来の治療だけでは十分な変化を感じにくいこともあります。 そのような場合の選択肢として、再生医療もご検討ください。 再生医療とはご自身の幹細胞を用いて、傷ついた神経や組織の修復を促すことを目指す治療法で、手術とは異なるアプローチで神経機能の回復をサポートすることが期待されています。 【こんな方は再生医療をご検討ください】 ヘルニアによる痛みを早く治したい 根本的に治療したいが、手術はできるだけ避けたい 痛み止めや湿布が効かない、あるいはすぐに痛みがぶり返す >>再生医療専門の「リペアセルクリニック」に無料相談する 手術以外の治療法をお探しの方や、長引く足のしびれにお悩みの方は、当院(リペアセルクリニック)にご相談ください。 まずはヘルニアについて無料相談! ヘルニアによる足のしびれについてよくある質問 ヘルニアによる足のしびれでは受診した方が良いですか? 痛みやしびれなどの症状が続く場合は受診しましょう。 ヘルニアは症状が進行すると痛みが強くなるほか、筋力低下や感覚麻痺といった症状が出てくる可能性があります。 ヘルニアの初期段階で受診すれば、早めに治療を開始できるため、重症化を防ぎやすくなります。 ヘルニアによる足のしびれにはストレッチとマッサージどちらが効果がありますか? 基本的にはストレッチが推奨され、マッサージは注意が必要です。 椎間板ヘルニアによる足のしびれは、神経が圧迫・炎症を起こしていることが主な原因です。そのため、腰や股関節まわりの柔軟性を高め、神経への負担を減らすストレッチは症状の緩和につながる可能性があります。 一方で、マッサージはやり方によっては逆効果になることがあります。とくに、しびれている部位を強く押したり、腰を強く揉みほぐしたりすると、神経の炎症を悪化させ、しびれや痛みが強くなるケースもあります。市販のマッサージ機を使用する場合も、刺激が強すぎないか注意が必要です。 自己判断で行うのではなく、痛みが強い時期は無理をせず、医師や理学療法士の指導のもとで行うことが大切です。 椎間板ヘルニアの足のしびれの回復期間は? 足のしびれの回復期間は、症状の程度や神経への影響の強さによって個人差があります。 比較的軽度の場合は、保存療法(安静、薬物療法、運動療法など)によって数週間~数か月で徐々に改善するケースも少なくありません。一方で、神経の炎症が強かったり、圧迫が長期間続いていたりする場合は、しびれが改善するまでに数か月以上かかることもあります。 また、痛みが落ち着いた後もしびれだけが残ることがあり、これは神経の回復に時間がかかるためと考えられています。 症状が長期間続く場合や、筋力低下・歩行障害がみられる場合は、早めに医療機関を受診し、治療方針を見直すことが重要です。 リペアセルクリニックでは、手術・入院をしない新たな治療【再生医療】を提供しております。 くわしくは、以下の腰椎ヘルニアに対する再生医療の症例をご覧ください。 参考文献 文献1 第1章 腰のしくみと腰椎椎間板ヘルニアに 関する基本的な話 文献2 第4章 椎間板ヘルニアの治療 文献3 腰痛診療ガイドライン2019 改訂第2版
2023.11.06 -
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「腰椎椎間板ヘルニアの症状とはどのようなものか?」 「どの程度で手術が必要になるのか?」 このように疑問を抱く方は多いのではないでしょうか。 腰椎椎間板ヘルニアは、非常によく見かけるヘルニアの一種であり、症状やその重さは人によってさまざまです。場合によっては手術が必要となるケースもあります。 本記事では、腰椎椎間板ヘルニアの具体的な症状や程度、さらに治療法について詳しく解説します。 \腰椎椎間板ヘルニアに対する再生医療という選択肢/ 保存療法やブロック注射を続けても痛み・しびれが改善しない場合、また手術を勧められたものの踏み切れない場合、再生医療が新たな選択肢となることがあります。 実際に治療を受けられた方の症例については以下の動画でも詳しく紹介していますので、ぜひ参考にしてください。 https://youtu.be/5JqLxbYwLJ4?si=CD03Dyk6sc0jeAaJ 一般的な点滴投与とは異なり、脊髄腔内にダイレクトに幹細胞を注射する独自療法を採用しており、損傷部位により直接的なアプローチが期待できます。 【こんな方は再生医療をご検討ください】 保存療法・ブロック注射を続けても腰・脚の痛みやしびれが改善しない 手術を勧められたが、できれば避けたい 痛み止めや薬の量を増やすことに不安を感じている しびれや歩行障害で仕事・日常生活に支障が出ている 症状が慢性化していて、このまま一生付き合い続けるのかと不安 >>再生医療専門の「リペアセルクリニック」に無料相談する 「手術以外の選択肢で改善を目指したい」「保存療法の限界を感じている」という方は、まずは当院(リペアセルクリニック)の無料カウンセリングにてお気軽にご相談ください。 まずは無料相談! 腰椎椎間板ヘルニアとは? 腰椎椎間板ヘルニアとは、背骨の各骨と骨の間に存在する椎間板と言われる部位が膨隆(膨らんで高くなった状態)や外へ飛び出して神経を圧迫することで、痛みや痺れといった症状が生じることもあります。 次章より、腰椎椎間板ヘルニアの症状レベルや治療、そして再生医療の可能性についても触れていきます。 腰椎椎間板ヘルニアの種類(分類) 腰椎とは、腰のあたりにある背骨のことで、5つの骨(椎体:ついたい)から成り立っています。 そもそも背骨は、椎体という骨が上下に積み重なっているような構造をしています。 この椎体と椎体の間には、椎間板(ついかんばん)というクッションのようなものがあり、衝撃を和らげるなどの働きをしています。 椎間板ヘルニアは、この椎間板の中身(髄核:ずいかく)やその中身を包む袋のようなもの(線維輪:せんいりん)が膨らんだり、また外に脱出、飛び出したりすることで、神経を圧迫した状態です。症状が出ていない場合でもヘルニアと診断されることもあります。 人口の約1%(100万人〜120万人)がこの腰椎椎間板ヘルニアに悩んでいるという報告もあり、決して珍しいヘルニアではありません。 男女比はやや男性の方が多く(約2〜3:1)、好発年齢は20〜40才代、好発部位はL4-L5、L5-S1(※)とされています。(※L=腰椎 S=仙椎) 椎間板ヘルニアは、椎間板がどの程度飛び出しているかによって、正中型ヘルニア・傍正中ヘルニア・外側ヘルニアの3種類に分類されます。 それぞれがどのようなヘルニアなのか詳しくみていきましょう。 正中型(せいちゅうがた)ヘルニア 正中型ヘルニアでは、椎間板の中央部で、脊柱の正中、つまり背骨に対してほぼ垂直に飛び出します。(脊柱管の内側に飛び出す) 正中型ヘルニアになると、脊髄や馬尾神経(ばびしんけい)が圧迫されます。 症状としては、まず腰痛があるでしょう。そのほか、両足の痺れや歩行障害、馬尾神経にまで影響があった場合には、排泄障害が伴う可能性があります。 傍正中(ぼうせいちゅう)ヘルニア 傍正中ヘルニアは、正中型よりもやや左右どちらかの外側にずれた方向へ、椎間板が突出する状態です。(脊柱管の内側に飛び出した状態) 症状として、腰の痛みが挙げられます。ただ、それ以外の症状が、正中型と異なる点に注意しましょう。 傍正中ヘルニアは、左右どちらかに寄っているだけあり、左右片方だけで症状が現れやすいです。 たとえば、片足だけが痺れる、痛むといった症状が現れます。 外側(がいそく)ヘルニア 外側ヘルニアは、椎間板が脊柱管の外側に飛び出すことを意味します。 上記ふたつは、背骨の方向、つまり脊柱管に収まる範囲で起こるヘルニアでした。 しかし外側ヘルニアは、脊柱管の外、つまり傍正中ヘルニアよりもさらに左右に偏った方向へ飛び出します。 症状として、左右どちらかの神経圧迫により、片足だけの痺れや痛みを感じやすいでしょう。また筋力低下や、坐骨神経痛なども伴いやすい傾向があります。 オンラインで相談する 腰椎椎間板ヘルニアの症状レベル 腰椎椎間板ヘルニアでは、椎間板の変性などの度合いによって症状を段階分けできます。 具体的には以下のようなレベル、段階があります。 軽度レベル 中程度レベル 重症レベル(手術するレベル) それぞれがどういうものか見ていきましょう。 軽症レベル 椎間板がわずかに飛び出しているものの、神経を圧迫するほどではない段階です。 この時の症状として、軽度の腰痛などが挙げられます。また、首にわずかな痛みを感じるケースもあるでしょう。 しかし軽症レベルでは、痺れや筋力低下などの症状はほとんど見られません。あったとしても、本人がほとんど知覚できない程度です。 軽症レベルでは、簡単な工夫による改善が期待できます。 たとえば簡単なストレッチや姿勢の改善によって、症状が楽になるかもしれません。 中等度レベル 中等度では、椎間板の突出が進み、神経が圧迫され始めます。さらに繊維輪を断裂するようになります。 この段階では以下の症状が表れるでしょう。 強い腰痛 両足または片足の痛み 首周辺の痛み 手足の痺れ 坐骨神経痛 筋力の低下 中等度レベルでは、症状がより強くなります。 場合によっては、普段の仕事や家事がこなせなくなることもあります。 また特に痛みが強いため、状況に応じて痛み止めなどの服用が必要になるでしょう。もちろん根本的な解決を図るための治療も進めていく必要があります。 重症レベル 重度レベルになると、椎間板が大きく飛び出し、より強く神経を圧迫します。この状況を「脱出」あるいは「遊離」といいます。 症状として以下が挙げられるでしょう。 激しい腰痛や首の痛み 足に限らない、幅広い部分での痺れ 感覚の鈍麻 筋力の低下と麻痺 歩行困難 排泄障害 馬尾症候群 重症レベルでは、かなり重い症状が現れます。この段階で、通常通りの生活を送るのはほぼ不可能でしょう。 いわゆる「手術するレベル」の症状です。 このような状態になる前に、治療や改善を図るのが重要となるでしょう。 オンラインで相談する 腰椎椎間板ヘルニアの治療(治し方) 腰椎椎間板ヘルニアを治すためには、まずは画像検査が必要で、それにはMRIが最も有用です。 変性してしまった椎間板は正常なものと異なっているように写し出されるため、脱出した椎間板の部位や分類診断についても役立ちます。 椎間板ヘルニアは、自然治癒する可能性もあります。 時間の経過により、飛び出した椎間板が体の中に吸収され、外へ排出される場合があります。 そのため、排尿や排便にも影響が出るような膀胱直腸障害など重い神経障害がある場合を除いて、まずは保存療法が選択されます。 保存療法による改善が期待できない場合、手術療法や再生医療が選択されます。それぞれ治療法の詳細を見ていきましょう。 保存療法 保存療法としては、非副腎皮質ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)などの鎮痛薬を使用するケースが多いです。 その他、神経ブロック注射も選択肢にあがるでしょう。 また、体を柔らかくするストレッチやリハビリもとても効果的です。 手術療法 膀胱直腸障害や運動麻痺などの重い神経症状がある場合や、保存療法でも強い痛みが続く場合には、手術療法が行われます。 その場合は、症状の原因となっている椎間板を摘出するような方法が取られます。 手術の仕方によっていろいろな種類があり、内視鏡を使った最小侵襲の手術が今は主流となっています。 関連記事:ヘルニア治療のPLDD手術|失敗しないためのポイントとは 関連記事:椎間板ヘルニアの内視鏡手術|PELD(PED)とMEDの違いとは 再生医療 椎間板ヘルニアでは、飛び出した椎間板によって神経や脊髄が圧迫され、炎症や損傷が起こることがあり、痛み、しびれ、筋力低下、歩行のしづらさなど、日常生活に大きな支障をきたす場合があります。 こうした症状に対して、保存療法や手術療法が行われますが、十分な改善が得られないことも少なくありません。 また手術後も、しびれや痛みなどの症状が残るケースがあるので、そのような場合は再生医療が新たな選択肢の一つとなります。 再生医療は、幹細胞の力を活用し、傷ついた神経や組織の修復・再生を目指す治療法です。 https://youtu.be/NeS1bk2i5Gs?si=07uA8-tJla1oki4v 「手術をしたのに症状が残っている」「できれば手術は避けたい」「もう治療法がないと言われた」という方は、ぜひ一度、当院(リペアセルクリニック)へご相談ください。 まずは無料相談! https://fuelcells.org/treatment/spinal_cord/ 腰椎椎間板ヘルニア|よくある質問 腰椎椎間板ヘルニアについて、よくご質問頂くことについて記しました。その他ご質問、再生医療の可能性などはお問い合わせください。 Q1:椎間板ヘルニアの際は安静にした方が良いですか? A1:絶対安静が必要ということではありません。 腰の痛みや足の痛み、痺れ感がある場合には安静にしておく方が良いといわれることも多いかと思います。 しかし、自宅で安静にした方が早く治るという科学的な根拠はありません。 痛みが強すぎて動けない場合は自宅で安静にしている他ありませんが、動けるのであれば腰や足の筋力が弱くならないように、少しずつ動くようにすると良いでしょう。 Q2:保存療法としてコルセットは効果がありますか? A2:試してみる価値はあると考えられます。 腰椎椎間板ヘルニアの患者さんは、立っている方が座った姿勢よりも痛みが楽に感じるケースが多いようです。それは立っている状態の方が姿勢を保持しやすいのが理由です。 コルセットを着用して姿勢の保持をしやすくするのは痛みを和らげるために効果があると言えます。 ただし、コルセットに頼りすぎると筋力が低下してしまい、コルセットがなければ生活ができないということもあるので注意が必要です。 コルセットをするなら必ず筋力トレーニングは必要となります。 まとめ・腰椎椎間板ヘルニアの症状レベルを把握して最善の治療を 今回は腰椎椎間板ヘルニアの症状や治療法などを解説しました。 腰椎椎間板ヘルニアで症状が重い方には手術療法が選択されます。 しかし、手術をおこなっても圧迫され続けた脊髄や神経根の損傷が完全に修復されないこともあります。すると、痺れや痛みといった症状が残るかもしれません。 そのような場合、当院の再生医療、幹細胞で治療するという方法をご検討ください。 脊髄腔内ダイレクト注射で投与という当院独自の方法を用いて、傷ついた神経の再生を試みます。これまで多くの症例を経験し、症状の改善がみられています。詳しくは以下の動画をご覧ください。 https://www.youtube.com/watch?v=4AOGsB-m63Y&t=132s
2023.11.02 -
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腰から足にかけての激痛やしびれの症状が出る坐骨神経痛は、悪化すると「死ぬほど痛い」と感じる人は多く、腰痛の中でも日常生活に支障をきたすことが多いです。 痛みの改善には手術しかないと考える方もいるかもしれませんが、坐骨神経痛は薬物療法やリハビリなどの手術を行わない保存療法で症状が緩和する可能性があります。 また、リペアセルクリニック坂本理事長のYouTubeでも坐骨神経痛について解説していますので、あわせてご確認ください。 「死ぬほど痛い」と感じるほど重症の坐骨神経痛は、適切な治療を受けないと歩行困難になる可能性もあります。 深刻な痛みで不安がある方は、ぜひお電話でご相談ください。 今までは手術によって痛みやしびれを取る治療が一般的とされてきましたが、近年では神経損傷を改善する可能性がある治療法として再生医療が注目されています。 「坐骨神経痛が死ぬほど痛いからなんとかしたい」という方は、どんな些細なことでもお気軽にご質問くださいね! 坐骨神経痛の辛い痛みを和らげる7つの治療法 坐骨神経痛の辛い痛みを和らげるための治療法は主に以下の7つです。 痛みを緩和する薬物療法 神経ブロック療法 筋肉をほぐす理学療法とリハビリ 認知行動療法 装具療法 重度の場合に行われる手術療法 再生医療 自分にあった症状に合わせて、治療法も検討していきましょう。 坐骨神経痛の原因や症状については、以下の記事で解説しています。あわせてご覧ください。 痛みを緩和する薬物療法 坐骨神経痛の痛みに対して、まず試される治療法が薬物療法です。痛み止めや炎症を抑える薬を服用することで、辛い症状を和らげる効果が期待できます。 最初は市販の痛み止めから始め、症状が重い場合は医師が処方する鎮痛剤や抗炎症薬を使用するケースもあります。 薬には副作用のリスクもあるため、自己判断での服用は避けて必ず医師に相談しましょう。 ▼神経損傷の治療に再生医療が注目 >>【無料】公式LINE限定の再生医療ガイドブックを見てみる 神経ブロック療法 痛みの原因となっている神経に直接アプローチするのが神経ブロック療法です。 局所麻酔薬を注射して、痛みを伝える神経の働きを一時的に抑制します。 神経ブロック療法は、比較的即効性があり重度の痛みにも効果を期待できるのが特徴です。 また、効果の持続時間には個人差があり、数時間から数カ月以上継続する方もいます。(文献1) 筋肉をほぐす理学療法とリハビリ 理学療法により、坐骨神経周辺の筋肉をほぐし血行を改善するのも、坐骨神経痛に効果が期待できます。 理学療法を受ける場合は、専門家の指導のもとストレッチや運動療法を行います。温熱療法やマッサージなども組み合わせることで、こわばった筋肉がリラックスし痛みの軽減につながるでしょう。 また、リハビリでは痛みの少ない範囲で軽い運動から始め、徐々に負荷を上げていく段階的なプログラムを実施します。 自宅でも医師や理学療法士の指導のもと、簡単なストレッチや運動を続けることで、より早い回復が期待できます。 認知行動療法 認知行動療法とは、物事の考え方・捉え方や行動に働きかけてストレスを軽減する治療法です。 専門家との定期的な面談を通じて、痛みと上手に付き合うコツを学びます。また、リラックス法や呼吸法なども取り入れるとより効果的です。 継続的な取り組みが必要ですが、痛みへの不安が軽減されることで生活の質の向上も期待できます。 装具療法 坐骨神経痛が辛いときは、腰椎を安定させて痛みを和らげるために、コルセットなどの装具を使用することがあります。 ただし、長期の装着は体力低下を引き起こす可能性があるため、医師に相談しながら、使用期間は1カ月程度を目安に調整しましょう。 装具の使用で痛みが改善したら、徐々に体を動かし筋力の回復を目指すのがおすすめです。 重度の場合に行われる手術療法 保存的治療で改善が見られない重症例では、神経を圧迫している椎間板や骨を取り除き、症状の改善を目指す手術療法が検討されます。 近年は、内視鏡手術など身体への負担が少ない手術方法も発達してきており、比較的早い段階で退院や日常生活への復帰ができる傾向があります。 ただし、手術にはリスクも伴うため慎重な判断が必要ですので、医師と十分に相談し手術の必要性を見極めましょう。 再生医療 再生医療とは、患者さま自身の細胞を利用して損傷した組織の再生・修復を促進する治療法のことです。 患者さま自身の細胞を使うため、拒絶反応やアレルギー反応などの副作用リスクが少ない点も魅力の一つといえるでしょう。 手術せずに損傷した坐骨神経の症状改善に期待できる新たな選択肢として再生医療が注目されています。 「坐骨神経が死ぬほど痛くて日常生活もままならない」という方は、ぜひ再生医療による治療をご検討ください。 当院(リペアセルクリニック)では無料カウンセリングも行っております。 坐骨神経痛の痛み症状が改善できる可能性がある再生医療の治療法について、ぜひ一度ご相談ください。 そもそも坐骨神経痛とは?辛い3つの症状 坐骨神経痛とは、体の中で最も太い神経である坐骨神経に沿って痛みが走る症状です。 主な症状としては以下3つが挙げられます。 腰から足先にかけての鋭い激痛やしびれ お尻から脚にかけての持続的な痛み 座位や歩行で悪化する下半身の違和感や麻痺感 人によって症状は異なりますが「死ぬほど痛い」と表現されるケースもあり、日常生活に支障をきたすほどの痛みもあります。 本章では、坐骨神経痛の主な症状を解説します。 腰から足先にかけての鋭い激痛やしびれ 坐骨神経に沿って走る電気が走るような鋭い痛みは、最も特徴的な症状の1つです。 突然襲ってくる激痛は、まるで雷に打たれたかのような衝撃を伴います。多くの方が「今まで経験したことのない痛さ」と表現するほどです。 さらに、痛みの強さは時間帯や動作によって変化し、夜間に悪化する場合もあります。 もしも我慢できないほどの痛みに襲われたら、すぐに医療機関での受診をおすすめします。 お尻から脚にかけての持続的な痛み 坐骨神経痛特有の「ズキズキ」「ジンジン」した痛みは長時間続くのが特徴です。 お尻から太ももの裏側、ふくらはぎにかけて痛みが持続し、座る姿勢がとくにつらくなります。 また、痛みで姿勢が崩れてさらに症状が悪化する可能性もあるため、早期の段階で適切な治療を受けて慢性化を防ぎましょう。 座位や歩行で悪化する下半身の違和感や麻痺感 座っているときや歩行時に増す「違和感や麻痺感」も見逃せない重要な症状です。 たとえば長時間の座位で痺れが強くなったり、歩行時にふらつきを感じたりする場合もあります。 また、日常生活での何気ない動作が困難になり、仕事や家事に支障も出てきます。そのため、症状の進行を防ぐためにも、早めの対策と生活習慣の見直しが重要です。 坐骨神経痛の主な原因3選! 坐骨神経痛の代表的な原因は以下の3つが挙げられます。 椎間板ヘルニア 脊柱管狭窄症 加齢や筋力低下 主な原因を理解してから適切な治療法を選択できます。 ここでは症状との関連性や予防法を含めて詳しく解説します。 椎間板ヘルニア 椎間板ヘルニアとは「加齢」や「日常的に腰部に負担をかける」ことにより、クッション役である椎間板が飛び出し神経を圧迫する症状です。 デスクワークが多い30〜50代の方が発症しやすく、座っているだけでも激痛に襲われるケースもあります。 早期発見・早期治療が重要であり、適切な治療を受ければ多くの方が症状改善を実感できます。 また、腰椎椎間板ヘルニアの詳しい症状や重症度が気になる方は以下の記事もチェックしてみてください。 脊柱管狭窄症 脊柱管狭窄症は、年齢とともに脊柱管が狭くなり、神経が圧迫される症状です。 とくに50代以降の方に多く見られ、立ち仕事や長時間の歩行で症状が悪化します。 また、前かがみで痛みが和らぎ、背筋を伸ばすと痛みが強くなるのが特徴です。 しかし、多くの場合が適切な治療と生活習慣の改善で症状をコントロールできます。 脊柱管狭窄症で注意すべきポイントや、症状と治療法については以下の記事も参考にしてみてください。 加齢や筋力低下 加齢による筋力低下も坐骨神経痛の原因の1つです。 腰回りの筋肉が衰えると、背骨を支える力が弱まり神経への負担が増加するため、日常生活での些細な動作で激痛が走ることもあります。 しかし、正しい運動習慣と筋力トレーニングの継続で症状の改善や予防が期待できます。 また、加齢や筋力低下で気になる症状があれば「メール」や「オンラインカウンセリング」でのご相談も受け付けておりますので、お気軽にお問合せください。 坐骨神経痛の予防法とセルフケア 坐骨神経痛の痛みは日々のケアで和らげることができます。 ここでは、痛みに悩まされている方にも効果的な3つの予防方法をご紹介します。 日常的にできる簡単なストレッチ 正しい姿勢を保つための意識づけ 適度な運動で筋力を強化する 継続的に行うと辛い症状の改善や予防に期待できるでしょう。 日常的にできる簡単なストレッチ 朝晩5分から始められるストレッチで、硬くなった筋肉をほぐしていきます。 とくに効果的なのが、仰向けで行う膝抱えストレッチです。 背中を床につけ、片膝を胸に向かってゆっくり引き寄せます 反対側の足はまっすぐ伸ばしたまま30秒キープ 左右2セットずつ行うのがおすすめです。 無理のない範囲で継続していると、徐々に筋肉の柔軟性が高まり痛みの予防につながります。 正しい姿勢を保つための意識づけ 猫背やストレートネックは坐骨神経痛の原因になりやすいため要注意です。 デスクワークが多い方は背筋を伸ばし、足裏を床につけた姿勢を心がけましょう。 長時間同じ姿勢も避けたいポイントですので、1時間に1回は立ち上がって軽く体を動かすことをおすすめします。 正しい姿勢を保っていれば、神経への負担が軽減され痛みの予防に効果的です。 適度な運動で筋力を強化する 急激な運動は逆効果ですが、適度な運動は予防にも効果的です。 ウォーキングや水中歩行から始めるのがおすすめで、とくに体幹を鍛えると腰への負担が軽減されます。 まずは1日10分からでもOKですので、徐々に時間を延ばして体を強化していきましょう。 まとめ|死ぬほど痛い坐骨神経痛は適切な治療法で改善しよう 坐骨神経痛の痛みは確かに辛いものですが、適切な治療とケアで改善に期待できます。まずは専門医に相談し、あなたに合った効果的な治療を検討してみてください。 治療には薬物療法や神経ブロック、リハビリなど症状に合わせて選択できます。 本記事を参考に簡単なセルフケアも取り入れつつ、日常的に予防も意識してみてください。 近年の治療では、手術をしない新たな選択肢として「再生医療」が注目されています。 痛みでできなかったことが再びできるようになる可能性がある再生医療について「どのような治療を行うか」ぜひお問い合わせください。 坐骨神経痛が死ぬほど痛いときによくある質問 Q:坐骨神経痛と間違える病気はありますか? 坐骨神経痛に似た症状に「梨状筋症候群」や「変形性股関節症」があげられます。 いずれも神経損傷や関節軟骨がすり減ってしまい従来の治療では元に戻らないと言われています。 しかし、近年では損傷した神経や関節軟骨に対して再生医療による治療も選択肢の一つです。 今まで元に戻らないとされていた神経や組織の改善が期待できる治療法なので、この機会にぜひ知っておきましょう。 ▼神経損傷の治療に再生医療が注目 >>【無料】公式LINE限定の再生医療ガイドブックを見てみる Q:坐骨神経痛でやってはいけないことは何ですか? 坐骨神経痛の症状を悪化させないために、主に以下の動作が挙げられます。 長時間の同じ姿勢 無理な運動 重いものを持ち上げる とくに急激な動きや、ねじる動作は症状を悪化させる原因となります。 また、坐骨神経痛でやってはいけないことについては、以下の記事でさらに詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。 参考文献一覧 文献1 日本ペインクリニック学会_第Ⅰ章 ペインクリニックにおける神経ブロック
2022.04.13







