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- 脊椎、その他疾患
頚椎すべり症とはどんな疾患なのか、どのような症状が現れるのか知りたい方はいませんか。 頚椎すべり症は首の痛みだけでなく、手足のしびれや感覚障害などの神経症状が生じる恐れもあります。症状が進行すると日常生活にも支障をきたすため、早期からの治療が重要です。 この記事では、頚椎すべり症の症状や生活で避けるべきこと、治療法についてご紹介します。どのような疾患なのかを知ることで、発症時の早期からの適切な対処につながるでしょう。 頚椎すべり症とは 頚椎すべり症とは、頚椎(首部分の背骨)が前後にずれてしまう状態のことです。 背骨は「椎体(ついたい)」と呼ばれる骨がつながってできており、それがなんらかの原因でずれることで発症します。頚椎すべり症を発症すると、首の痛みやしびれなどのさまざま原因が現れるのが特徴です。 ここでは、頚椎すべり症の症状や原因について詳しく解説します。 頚椎すべり症の症状 頚椎すべり症は神経が圧迫される可能性があるため、首の痛みや肩こりだけでなく、しびれや感覚障害などの症状が現れることがあります。発症時の初期症状としては、まず腰痛や下肢の痛みなどが出現するケースが多いです。 下肢に現れる症状としては、歩くときのふらつきや間欠性跛行(かんけつせいはこう)があげられます。 間欠性跛行とは、歩き続けると下肢の痛みやしびれが強くなる症状で、休憩すると軽快するのが特徴です。これらに加えて腕や指のしびれを伴うこともあり、生活では以下のような影響が現れます。 指の動きがぎこちなくなる ボタンがうまく止められなくなる 字が書きづらくなる このような症状はゆっくり出現し、徐々に悪化することが一般的です。また、頚椎は脳へとつながる血管の通り道にもなっています。 そのため、すべり症で首の骨がずれると、血管を強く圧迫して頭痛が現れることもあります。慢性的な頭痛や症状の悪化がみられた場合は、早めに医療機関を受診しましょう。 頚椎すべり症の原因 頚椎すべり症の原因としては、加齢や長期間の首へのストレスなどがあげられます。これらの原因によって、椎体の間にあるクッションの役割を持った「椎間板(ついかんばん)」が変性を起こし、骨がずれやすくなります。 また、頚椎周囲の靭帯や筋肉のゆるみによって、骨を固定できずに発症することもあるでしょう。とくに普段から姿勢が悪く、首に慢性的な負担がかかっている方や高齢者は、頚椎すべり症には十分に注意する必要があります。 頚椎すべり症の種類 腰椎すべり症は大きく分けて2種類あり、「分離すべり症」と「変性すべり症」があります。 それぞれの背骨をつなげている場所が分離した状態を、分離すべり症と呼びます。椎体の間にある椎間板が老化し、変性したことが原因で発症したものが変性すべり症です。 変性すべり症は分離すべり症と比較して、中年以降の女性にみられやすいことから、女性ホルモンが関係していると考えられています。どちらの種類も神経が圧迫されやすくなるため、出現する症状には大きな差はないとされています。 頚椎すべり症の診断方法 頚椎すべり症の診断では、まずは問診を行い、その後レントゲン撮影にて以下のような状態を確認します。 骨の変形の程度 姿勢の状態 靱帯骨化の有無 さらにMRI検査を行い、神経の状態も確認します。頚椎を前後に曲げた状態で撮影を行うことで、不安定性の程度も診断可能です。似たような症状が現れる疾患として、「椎間板ヘルニア」や「脊髄腫瘍」なども考えられるため、これらとの鑑別も重要となります。 椎間板ヘルニアは、腰椎に起こりやすい疾患の1つです。腰椎椎間板ヘルニアについて詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。 頚椎すべり症の治療法 頚椎すべり症の治療では、おもに「保存療法」と「手術療法」の2種類があげられます。ここでは、それぞれの治療法について詳しく解説します。 保存療法 保存療法では、頚椎すべり症の症状に応じてさまざまな治療が行われます。たとえば、首の痛みや肩こりなどの症状に対して行われる治療は、以下のとおりです。 温熱療法 マッサージ 電気治療 鍼灸治療 牽引療法 これらに加えて、消炎鎮痛剤やブロック注射などの薬物療法によって痛み、しびれの症状軽減を図ります。リハビリでストレッチや首まわりの筋力訓練などを行うことも有効とされています。このように、強い痛みが出ていない段階であれば、保存治療を継続します。 手術療法 保存療法を行っても症状が軽減されず、日常生活に支障をきたしている場合は、手術による治療が検討されます。とくに痛みが強く、手足の神経症状が出現している場合は早めの手術が望まれます。 代表的な手術は、骨同士をボルトで固定する「固定術」です。この手術法では、顕微鏡や内視鏡を使ってできるだけ身体の負担を少なくしながら行い、手術後の早期離床を図ります。手術後は 安静やコルセットなどによる保護が必要となりますが、多くの場合は翌日から歩行ができます。 すべり症による症状が強くない場合は、内視鏡を用いて神経の圧迫をとる低侵襲の手術が選択されるケースもあります。 頚椎すべり症でやってはいけないこと 頚椎すべり症でやってはいけないこととして、仕事で常に首を曲げ続ける、同じ体勢で長時間首に負荷をかけ続けるなどがあげられます。 そのような生活を送っている方は、出来るだけ避けて首に負担をかけないように心がけてください。日常的に姿勢を正すように意識することで、首の負担軽減につながります。 例として、首を10度下に傾けると頚椎の負荷が2倍になるとされています。そのため、デスクワークやパソコンを長時間する場合は、仕事でもこまめに休憩をとりましょう。またスマホはうつむきながら見ることが多く、首に負担をかける原因となるため、長時間の使用には注意が必要です。 [首の痛み] まとめ|頚椎すべり症による痛みを感じたら早めに受診しよう 頚椎すべり症は首の骨がずれることで生じる疾患で、発症すると痛みをはじめとした症状が現れます。歩きにくさや手足のしびれ、感覚障害などの症状が強く出ている場合は、早めに専門医に診てもらうことをおすすめします。 また、普段の生活で避けるべきポイントをおさえて、症状の悪化防止に努めることも大切です。ぜひ今回の記事を参考にして、頚椎すべり症に対する早めの対応を心がけましょう。 頚椎すべり症に関するよくある質問 ここでは、頚椎すべり症に関するよくある質問についてお答えします。頚椎すべり症に関して疑問に感じているものがあれば、ぜひこちらも参考にしてみてください。 Q.首の骨のずれにおすすめのストレッチは? A.頚椎すべり症におすすめのストレッチとしては、以下のとおりです。 背中全体の筋肉を伸ばすストレッチです。 太もも前面についている「大腿四頭筋」を伸ばすストレッチです。大腿四頭筋は骨盤にもついているため、硬くなると背骨全体の歪みにつながる恐れがあります。 Q.首の骨のずれは自分で治せる? A.首の骨のずれは、自分で治すことはおすすめできません。無理に治そうとすると、かえって首に負担をかけてしまい、症状の悪化につながります。神経を傷つけてしまうと、取り返しのつかない事態になることもあります。 決して自己判断で対処するのではなく、必ず医療機関に受診し、医師に相談しましょう。
2021.11.30 -
- 脊椎
- 腰椎椎間板ヘルニア
腰椎椎間板ヘルニアは、椎間板が神経を刺激して痛みやしびれを引き起こす疾患で、日常生活への影響が大きくなりやすい特徴があります。 症状がある状態で飲酒を続けても良いのか判断できず、お酒を飲む習慣を見直すべきか悩む方も少なくありません。アルコールは血行や炎症に作用し、腰への負担を増やす可能性があるため、適切な知識を得ることが重要です。 この記事では、腰椎椎間板ヘルニア治療中の飲酒の可否、控えるべき理由、症状を悪化させやすい行為について詳しく解説します。 なお、腰椎椎間板ヘルニアに対しては、再生医療というアプローチも選択肢の一つです。 当院「リペアセルクリニック」の公式LINEでは、再生医療の情報提供と簡易オンライン診断を実施しております。 腰椎椎間板ヘルニアについて気になる症状がある方は、ぜひ一度公式LINEにご登録ください。 腰椎椎間板ヘルニアを患っていても飲酒していい? 腰椎椎間板ヘルニアの症状が出ている間は、飲酒を控えることが望ましいです。アルコールの影響で炎症や痛みが強まりやすく、回復の妨げになる可能性があるためです。 お酒を楽しみたい気持ちがあっても、症状の悪化を避けるためには体調を優先した判断が必要になります。 痛みが続いて生活に支障が出ている場合には、再生医療という選択肢も検討してみましょう。リペアセルクリニックでは症状に合わせたアプローチを行っており、改善を目指す方の相談に丁寧に対応しています。早期の対処を希望する場合はぜひお問い合わせください。 【関連記事】 腰椎椎間板ヘルニアの症状レベルと種類を医師が解説!手術するべき? 腰椎椎間板ヘルニア罹患時に飲酒を控えるべき理由 腰椎椎間板ヘルニアの症状がある場合、飲酒は痛みの悪化や回復の妨げになる可能性があります。飲酒を控えるべき理由を3つ解説します。 炎症や痛みを悪化させる可能性があるから 筋肉の緊張を乱すから 長時間同じ姿勢になるから 炎症や痛みを悪化させる可能性があるから 飲酒は腰椎椎間板ヘルニアの炎症や痛みを強める可能性があるため控えることが望ましいです。 お酒を飲むと末梢血管が拡張し、血流量が一時的に増加します。血行促進は炎症部位にも及ぶため、発赤・腫脹が強まり、疼痛が増すリスクがあります。 腰椎椎間板ヘルニアの神経周囲の炎症が長引くと、回復が遅れるだけでなく、慢性化の原因にもなりかねません。症状を悪化させないために、飲酒は控えめにすることが重要です。 筋肉の緊張を乱すから 飲酒は筋肉の緊張が乱れ、ヘルニアの痛みが強まりやすい状態になります。アルコールは筋肉を一時的にゆるめる作用があり、腰部の支えが弱くなりやすいためです。 筋肉が過度にゆるんだ状態が続くと、椎間板にかかる負担が大きくなる可能性があります。さらに、飲酒後は睡眠中の筋肉バランスが崩れやすく、無意識のうちに不自然な姿勢が続きやすくなります。 結果的に、翌朝に腰部の違和感が増し、症状が悪化したと感じるケースが少なくありません。 長時間同じ姿勢になるから 飲酒時は長時間同じ姿勢になりやすく、腰椎椎間板への負担が増えるため注意が必要です。酒宴の場では前かがみで腰が丸まった姿勢を取りやすく、無意識のうちに同じ姿勢が続く傾向があります。 背骨のS字カーブが崩れると腰への圧力が高まり、椎間板に強い負荷がかかります。姿勢の乱れが続くと翌日の痛みが増す原因につながり、生活の質にも影響を及ぼすようになるでしょう。 腰椎椎間板ヘルニアの治療中にお酒と上手く付き合うポイント 治療中に完全な禁酒が難しい場合でも、飲み方を工夫すれば負担を抑えられます。無理のない範囲で体調と向き合うためのポイントを紹介します。 少量ならOK 痛みがある時は飲まない 休肝日を設ける 少量ならOK 少量であれば治療中でも飲酒は可能ですが、適量を守ることが前提となります。厚生労働省が示す「節度ある適度な飲酒」は1日あたり純アルコール約20gで、ビール中瓶1本(500ml)、日本酒1合(180ml)、ワイングラス2杯弱(約200ml)が目安です。(文献1) お酒を楽しみにしている人にとって完全な断酒は強いストレスにつながり、精神面の不調を招く場合があります。ストレスが蓄積すると睡眠の質や姿勢にも悪影響が生じ、結果として症状の回復を妨げる恐れがあります。適量を意識しながら無理のない範囲で付き合う姿勢が大切です。 痛みがある時は飲まない 痛みがある時は飲酒を控えることが大切です。アルコールを取り込むと肝臓に負担がかかり、体全体の回復力が低下する恐れがあります。 加えて、炎症の悪化や腰部の筋肉の緊張増加が起こり、神経への圧迫が強まることで痛みが長引くリスクも高まります。腰椎椎間板ヘルニアの症状が出ている時期は、酒席より体の回復を優先する意識が欠かせません。 休肝日を設ける 腰椎椎間板ヘルニアの治療中にお酒を少量楽しむ場合は、必ず休肝日を設けることが重要です。毎日飲酒すると肝臓への負担が増すだけでなく、体内の炎症や筋肉の緊張に影響し、腰椎椎間板ヘルニアの症状が悪化する可能性があります。 週に数日は完全に飲酒を控え、体を休める日を作ることで、痛みの管理や回復をサポートできます。無理のない範囲で飲酒習慣を調整しましょう。 飲酒以外にも!腰椎椎間板ヘルニアで避けたい行為 腰椎椎間板ヘルニアの症状を悪化させる行為は、飲酒以外にもいくつかあります。日常生活で避けたい行為について、注意点とあわせて解説します。 喫煙 重い物を持ち上げる 長時間のデスクワーク スポーツ・アクティビティ全般 痛みがある部位の誤ったマッサージ 喫煙 喫煙は腰椎椎間板ヘルニアの治療を妨げるため、可能な限り避けることが重要です。タバコに含まれるニコチンは毛細血管を収縮させ、血流の低下を招きます。血流が滞ると椎間板へ十分な栄養が届かなくなるため、結果として損傷部位の修復が遅れる要因とつながるのです。 喫煙習慣がある人は非喫煙者よりも腰椎椎間板ヘルニアの発症リスクが1.27倍高いと報告されており、治療中の痛みも強くなりやすい傾向があります。(文献2) 禁煙は治療中の負担を軽減し、完治後の再発リスクも下げられる可能性があるため、ヘルニアの改善を目指す上で大きなメリットがあります。 重い物を持ち上げる 腰椎椎間板ヘルニアを抱えている場合、重い物を持ち上げる行為は症状を悪化させるリスクがあります。腰にかかる圧力が増すことで椎間板がさらに損傷し、痛みやしびれが強まる可能性が高まるため、日常生活での持ち上げ動作にも十分な注意が必要です。 とくに前かがみの姿勢や急な動作で物を持ち上げると、腰椎に負担が集中し症状が悪化しやすくなります。そのため、荷物を持つ際は腰を曲げず、膝をしっかり曲げて脚の力で支える持ち方の意識が欠かせません。 また、できるだけ荷物を分けたり、補助具を利用して負荷を軽減したりする工夫も重要です。 長時間のデスクワーク 長時間のデスクワークやスマートフォン操作などの前かがみ姿勢を続けることも腰椎椎間板ヘルニアの症状悪化を招く要因です。腰椎や椎間板への負荷が増えることで痛みやしびれが強くなり、回復を妨げる場合もあります。 とくにパソコン作業中やスマートフォンの長時間使用は、無意識に背中や腰が丸まった姿勢になりやすく、椎間板にかかる圧力がさらに増してしまいます。そのため作業中はこまめに休憩を取り、立ち上がって軽く腰や背中を伸ばすストレッチを行うことが推奨されます。 また、椅子や机の高さを調整して自然な姿勢を維持し、腰や背中への負担を軽減する環境を整えることも回復には欠かせません。 スポーツ・アクティビティ全般 腰椎椎間板ヘルニアでは、激しいスポーツやアクティビティ全般は症状悪化のリスクが高いため控える必要があります。 走る、ジャンプする、中腰になる動作や、腰を強く伸ばしたりひねったりする動作は椎間板に大きな負担を与えます。 ただし運動不足も回復には好ましくないため、腰に負担がかからない軽いストレッチや体幹トレーニングは積極的に取り入れることが重要です。適切な運動で症状の悪化を防ぎましょう。 痛みがある部位の誤ったマッサージ 腰椎椎間板ヘルニアがある場合、痛みのある部位への強いマッサージや専門知識のない施術者によるマッサージは症状を悪化させるリスクが高いため避ける必要があります。 無理に圧をかけたり刺激を与えたりすると椎間板や神経に負荷がかかり、痛みやしびれが強まることがあります。 安全にケアするには、医師や理学療法士などの専門家に相談し、症状に応じた適切な方法でマッサージや運動を行うことが重要です。 腰椎椎間板ヘルニアの症状を緩和させる方法 腰椎椎間板ヘルニアの痛みを和らげるには、日常で実践できる対処法があります。無理のない範囲で取り入れられる方法を解説します。 痛み止めや湿布薬を使用する 適切なストレッチを行う 医療機関を受診する 痛み止めや湿布薬を使用する 腰椎椎間板ヘルニアの痛みを一時的に緩和するには、痛み止めや湿布薬の使用が有効です。痛み止めには内服薬(錠剤やカプセル)、座薬、注射などがあり、作用時間や効果の強さが異なります。 また、湿布薬も局所の痛みや炎症を抑える補助的な役割があります。ただし長期間の自己判断使用は症状の悪化や副作用のリスクがあるため注意が必要です。 痛み止めや湿布薬は自己判断で使用せず、症状や体質に合わせて専門家に適切な方法を相談することが重要です。 適切なストレッチを行う 腰椎椎間板ヘルニアの症状緩和には、適切なストレッチが有効です。具体的には、次のストレッチを日常に取り入れましょう。 1.仰向けになって、肩幅に足を開く 2.お尻を床につけたまま、左足を右足側に倒す 3.10秒ほどその姿勢を維持する 4.左右を逆にして同様に行う 1セット5回程度の実施で腰回りの柔軟性が改善され、椎間板への圧力を軽減できます。ただし、痛みが強い場合は無理せず医師に確認してください。 医療機関を受診する 腰椎椎間板ヘルニアの症状緩和には、定期的な専門の医療機関への受診が非常に重要です。痛みが引かない場合は飲酒は控え、速やかに医師に相談しましょう。 専門医による診断で、症状の原因や進行状況を確認し、薬やリハビリ、生活指導など適切な対応を受けることで悪化を防げます。定期受診を習慣化することが、症状改善と回復への近道になります。 飲酒は腰椎椎間板ヘルニアの悪化の原因になり得る 腰椎椎間板ヘルニアの悪化を防ぐためには、飲酒を控えることに加えて、日常生活における姿勢や動作、運動習慣なども見直すことが非常に重要です。 痛みやしびれが続く場合は、自己判断での対応や市販薬の乱用は避け、速やかな専門医への相談が推奨されます。 椎間板ヘルニアの初期症状について知りたい方は、以下の動画もご覧ください。 リペアセルクリニックでは、再生医療を活用しながら、症状の改善や再発予防を目指したオーダーメイドの治療プランを提供しています。腰痛や椎間板ヘルニアでお困りの方は、まずお気軽にご相談ください。 「リペアセルクリニック」の公式LINEでは、再生医療の情報提供と簡易オンライン診断を実施しております。 腰椎椎間板ヘルニアについて気になる症状がある方は、ぜひ一度公式LINEにご登録ください。 参考文献 (文献1) 健康日本21(アルコール)|厚生労働省 (文献2) 腰椎椎間板ヘルニア診療ガイドライン2021(改訂第3版)|日本整形外科学会
2021.11.23 -
- 脊椎
- 腰椎椎間板ヘルニア
椎間板ヘルニアの強い腰の痛みやしびれに悩まされ、「今の痛みを少しでも和らげたい」「これ以上悪化させないためにできることを知りたい」とお悩みの方も多いのではないでしょうか? 腰椎椎間板ヘルニアは、日常動作や姿勢によって症状が悪化しやすく、我慢を続けるほど回復を遅らせる可能性があります。 そこで本記事では、腰椎椎間板ヘルニアの痛みを和らげるために今日からできる方法や症状の特徴や原因について解説しています。 すでに診断を受けた方はもちろん、「もしかしたら腰椎椎間板ヘルニアかも」と不安を抱えている方にも役立つ内容になっていますので、ぜひ最後までご覧ください。 また、保存療法だけでは改善しきれないケースにおいては、再生医療などの新しい選択肢も存在します。 腰椎椎間板ヘルニアの痛みが長引いている方や手術は避けたいという方は、当院(リペアセルクリニック)の無料電話相談で現在の症状やお悩みについてお気軽にご相談ください。 >>今すぐ電話してみる(受付時間:9:00〜18:00) 腰椎椎間板ヘルニアの痛みを和らげる方法|腰に負担をかけないことが大切 腰椎椎間板ヘルニアの痛みを和らげるためには、まず腰にできるだけ負担をかけないことが重要です。 急性期には安静と冷却を基本とし、炎症を抑えることを優先します。 まずは以下の対策を行いましょう。 安静 患部を冷やす 腰に負担がかからない寝るときの姿勢を意識する その後、症状の回復状況に応じて、以下のような筋力トレーニングやストレッチを取り入れることで再発予防にもつながります。 インナーマッスルを鍛える 腰や下半身のストレッチをおこなう それぞれ解説いたしますので、ぜひ参考にしてください。 インナーマッスルを鍛える 腰椎椎間板ヘルニアには、腰への負担が少ない筋肉トレーニングが有効です。身体の深部に存在するインナーマッスル強化を中心におこないます。 インナーマッスルは、腰を安定させて腰椎をゆがまさない役割があるため、腰の負担が減り症状の改善が期待できます。 本項目では、幅広い年齢層でも実践できる3つのドローインをご紹介します。 立位のドローイン 1.直立(立った状態)の姿勢をとります 2.胸を張った状態で肩幅を目安に足を開きます 3.息を吐きった状態にして、浅い呼吸を繰り返します(お腹の空気を意識する) 4.30秒程度継続してから呼吸を通常通りに戻します ※無理のない程度に、上記の動作を3セット実施しましょう。 座位のドローイン 椅子を準備し、背もたれに触れない程度に浅く腰掛けます 両足裏がしっかりと床に接地した状態にします 胸を張った状態で、両足を腰幅程度に開きます 息を吐きった状態にして、浅い呼吸を繰り返します(お腹の空気を意識する) 30秒程度継続してから呼吸を通常通りに戻します ※無理のない程度に、上記の動作を3セット実施しましょう。 仰向けのドローイン 仰向けの姿勢で寝そべり、両膝を立てます 息を吐きった状態にして、浅い呼吸を繰り返します(お腹の空気を意識する) 30秒程度継続してから呼吸を通常通りに戻します ※無理のない程度に、上記の動作を3セット実施しましょう。 腰や下半身のストレッチをおこなう 硬くなっている筋肉をストレッチで柔らかくすることにより、ヘルニアの症状を軽減できます。 また、腰だけでなく、股関節や足などの下半身と体幹を中心にストレッチすると筋肉に柔軟性が得られるため、腰への負担が相対的に軽減されます。 ヘルニアの症状軽減に期待できる「寝ながら簡単に実践できるストレッチ」を2つご紹介します。 膝を抱えるストレッチ 仰向けに寝そべります 両膝を胸につけるように両手で抱え込みます 背中から腰までを伸ばした状態で20秒程度体勢をキープします ※無理のない程度に、複数回繰り返し実施しましょう。 うつ伏せストレッチ うつ伏せの状態で寝そべります 顔が乗るように両腕を組み、リラックスした状態で3分程度深呼吸を行います 胸の下に柔らかなもの(クッション等)を入れ、さらに3分程度深呼吸を行います 両肘を立て、上体を軽く持ち上げた状態でさらに3分程度深呼吸を行います 腰が痛気持ちいいところまで上体を徐々に上げ、状態を10秒程度キープします ※息を止めず無理のない程度に、複数回繰り返し実施しましょう。 姿勢に気を付ける 座った姿勢は腰に負担がかかるため、長時間座らないようにするのが重要です。休憩時間には気分転換にストレッチをする、また周囲を歩いて気分転換をおこないましょう。 また、座るときの姿勢も腰のあたりにクッションを入れる、背もたれの角度を調整できる椅子を選ぶなど、自分にとって負担が少ない姿勢を見つけることが重要です。 腰椎椎間板ヘルニアとは https://youtu.be/F3CM8DYgSVU?feature=shared 背骨は頸椎(首の骨)が7個・胸椎(胸の骨)が12個・腰椎(腰の骨)が5個に分かれて、それぞれ1つずつ骨が積み重なったように構成されています。 そして、1つずつの骨と骨のあいだには椎間板が存在します。椎間板は、多くの水分を含んだゼリー状の髄核、その周りを取り囲む線維輪により二重構造となっており、腰にかかる負担を和らげるクッションのような役割があります。 腰椎椎間板ヘルニアとは、腰椎の椎間板に負担がかかり、椎間板の中にある髄核という組織が外に飛び出して神経にぶつかった状態です。 ヘルニアとは身体の組織の一部が、本来あるべき、正しい位置からはみ出した状態をいいます。なぜ、本来とは関係ない場所にはみ出るのでしょうか? そこで今回は、「腰椎椎間板ヘルニアが生じる原因・症状と痛みを和らげる方法」について詳しく解説します。 【タイプ別】腰椎椎間板ヘルニアの症状 腰椎椎間板ヘルニアの主な症状は、お尻・足の痛みはもちろん、しびれ、力を入れにくい、動かしにくいなどの症状があります。痛み・しびれは下半身のどの場所にも出ますが、その中でもお尻から太ももの裏側の痛みは坐骨神経痛と呼ばれ、代表的な症状です。 また、神経が強く押されている場合は、おしっこ・お通じなどが出にくい、または漏れてしまう場合もあります。 椎間板ヘルニアは下記の2つのタイプに分かれ、圧迫される神経によって症状が変わります。 神経根型 馬尾型 神経根型 神経根型は、背骨に対して縦に走っている神経ではなく、そこから左右へ枝分かれして伸びている神経根という場所を圧迫しています。症状として、腰・片足の痛みなどがありますが、危険度は高くありません。 馬尾型 馬尾型は、背骨に対して縦に走っている神経を圧迫します。 症状として、お尻・足全体への痛みがあるだけでなく、そのまま放置すると尿漏れなどの排尿障害が生じる、場合によっては歩けなくなり、寝たきりになる可能性があるなど「馬尾型は神経根型」よりも危険性が高くなります。 腰椎椎間板ヘルニアの原因 腰椎椎間板ヘルニアは下記のようにさまざまの原因で生じます。 年齢 体にある組織の多くは、年齢とともに劣化します。椎間板もその中の1つです。 椎間板は体重を支えるため、身体の中で最も負担のかかる組織です。しかし、ほとんど血管がなく栄養が届きにくい仕組みになっています。そのせいもあり、なんと10歳代後半から劣化が始まり、徐々に、みずみずしさが失われてクッション機能を果せなくなっていきます。 姿勢の悪さ 普段の姿勢が反り腰・猫背の人は、一般的な姿勢より、体重が腰にかかりやすくなります。そのため、長期間そのような姿勢でいると椎間板への負荷が大きくなり、ヘルニアの原因になる場合があります。 また、意外かもしれませんが、腰への負担は立っているよりも座っているときの方が大きくなります。車の長時間の運転、デスクワークなど、長時間座るような生活をしている人は注意が必要です。 定期的に立つ、歩く、屈伸をおこなうなどで姿勢を変化させることが必要です。 喫煙 ご存知でしょうか!喫煙と椎間板ヘルニアには関係があります。 年齢のところで解説したように、椎間板には血管がありません。そのため、周囲の毛細血管から必要な栄養分をもらっています。しかし、喫煙者はタバコの影響から毛細血管の血流が悪くなり、椎間板の回復が遅く劣化しやすい状態に近づきます。 まとめ|腰椎椎間板ヘルニアの痛みと上手に付き合おう 腰椎椎間板ヘルニアは、腰や足の強い痛み・しびれ・運動障害などを引き起こす疾患です。 症状や原因は人によって異なりますが、以下のような日常生活の中で取り入れられる対処法を実践することで、痛みの軽減や悪化予防が期待できます。 インナーマッスルを鍛える 腰・下半身のストレッチを取り入れる 長時間同じ姿勢を避ける 正しい姿勢を意識する 椅子や寝具を見直す 座ったり立ったりする時間を意図的に取り入れて、腰に負担がかからないように心がけましょう。 適度な運動や正しい姿勢の習慣化がヘルニア予防にも役立ちます。 ただし、1週間程度経過したのに関わらず症状が全く改善されない場合は、そのまま放置することなく専門医を受診しましょう。 また、すでに腰椎椎間板ヘルニアと診断され、治療を受けてきたけど痛みが改善されないなどお悩みの方は、当院(リペアセルクリニック)の無料相談をご利用ください。 一人ひとりの症状やこれまでの治療経過に応じて、新たな治療の選択肢をご提案させていただきます。 「このまま腰椎椎間板ヘルニアの痛みと付き合い続けるしかないのか・・」と不安を感じている方も、まずはお気軽にご相談ください。 >>今すぐ電話してみる(受付時間:9:00〜18:00)
2021.11.23 -
- 脊椎
- 脊椎、その他疾患
「腰に突然激しい痛みを感じる」「足腰にしびれたような痛みがある」 上記のような腰痛がある場合、どのような症状が出たらぎっくり腰なのか気になる方も多いでしょう。 本記事では、ぎっくり腰かどうかを判断できる症状チェックリストを公開しています。 ぎっくり腰を早く治して日常生活を快適に送るためにも、症状や原因、対処法を把握しておくことが重要です。 また、腰痛は決して軽視できる症状ではありません。 ぎっくり腰だと思っていたら重大な病気が隠れていたケースもあるため、腰の痛みや違和感がある場合は迷わず医療機関を受診しましょう。 ぎっくり腰の症状チェックリスト 以下の「ぎっくり腰の症状チェックリスト」をご確認いただき、該当する項目を確認しましょう。 該当する項目が多いほどぎっくり腰の可能性が高いです。 該当する項目が多いほどぎっくり腰の可能性が高いため、心配な方は医療機関へ早めに受診することが大切です。 なおチェック項目に該当しているものの、病院に行こうか迷っている方は、下記の記事もぜひご覧ください。 ぎっくり腰の症状チェック時の注意点 ぎっくり腰の症状をチェックする際、以下の項目にも注意してチェックしましょう。 骨盤が歪む原因となる動作をしていないか 痛みやしびれを感じない場合でも腰周辺に違和感がないか 痛みやしびれを感じた瞬間の症状を意識してしまうと、その他の原因に気づけなくなる可能性があります。 歩いている時に腰周辺に違和感があったり、歩行時にふらつきがある場合は注意が必要です。 痛みだけでなく、少しの違和感や全身のバランスも意識してぎっくり腰の症状チェックを行いましょう。 ぎっくり腰の症状をチェックする重要性|放置するリスク ぎっくり腰と一言でいっても、その痛み方や症状はさまざまです。 典型的には、急に発症して激しい痛みを伴いますが、最初は軽い痛みだったのに、数時間から数日かけて徐々に痛みが強まり、最終的には身動きが取れなくなる場合もあります。 また、重い物を持つなどの明確なきっかけがないにもかかわらず、激痛になる非典型的なぎっくり腰もあります。 多くの場合、ぎっくり腰は2週間程度で自然に治ります。しかし、ぎっくり腰だと思い込んでいたら、実は病院で治療が必要なほどの重い病気だったといったケースもあります。 たとえば、ぎっくり腰だと思い込んでいたところ、内科系の病気である「多発性骨髄腫」という血液の悪性腫瘍により腰椎が圧迫骨折を起こしていたケースがあります。また、泌尿器科系の病気が腰痛の原因となることもあり、前立腺癌が腰椎に転移して腰痛を引き起こしていた例もあります。 さらに、仮にぎっくり腰だったとしても、適切な治療をせず自己流で治療を試みると、かえって痛みが慢性化してしまうこともあります。 そのため、ぎっくり腰を発症した場合は自己診断せず、医師の正確な診断を受けることが重要です。「なにかおかしい」と感じたら、迷わず医療機関で専門家に相談しましょう。 ぎっくり腰の症状を引き起こす主な原因 ぎっくり腰は、大きく分けて次の3つの原因によって引き起こされると考えられます。 筋肉疲労が蓄積している 骨格が歪んでいる 日常生活での動作・姿勢によるもの ぎっくり腰は、一説に50人に1人は経験するとまでいわれているほど日常的に起こりえる病なので注意が必要です。 筋肉疲労が蓄積している 本来であれば、筋肉疲労は自然と回復するメカニズムになっています。 ただし、以下のことを続けていくと、日常生活のなかで筋肉疲労が蓄積され、ぎっくり腰を引き起こす可能性が高まります。 日頃から筋肉疲労を蓄積するような生活を送っている方は、日常生活を改善するよう心がけましょう。運動不足や長時間同じ姿勢でいることが多い方は、たまにストレッチや体操をするだけでも効果的です。 骨格が歪んでいる 骨格の歪みも、ぎっくり腰を引き起こす原因のひとつです。身体のバランスを取ろうとした瞬間、周辺の筋肉への負担が大きくなることによってぎっくり腰が発症します。 骨格の歪みは、立ちっぱなしや座りっぱなしなど長時間の同じ姿勢でいることによって起こります。同じ姿勢でいると、同じ骨や筋肉を使い続けることになり、次第に身体の柔軟性が失われ、骨格の歪みが生じるのです。 日常生活での動作・姿勢によるもの ぎっくり腰は、日常のちょっとした動作や姿勢によって起きることもあります。 単に身をかがめた(あいさつでのお辞儀など) 後ろを振り向いた 咳をした 掃除機をかける前に体を少し折り曲げた 子どもを抱っこした 正座の姿勢から立ちあがろうとした ぎっくり腰は誰でも発症する可能性があります。ぎっくり腰を防ぐには、日頃からスクワットやプランクなど体幹を鍛えるトレーニングが有効です。 ぎっくり腰の症状に対する対処法と治療法 ぎっくり腰は、まずは冷やすと効果的だといわれています。しかし、冷やしすぎると皮膚を刺激し、症状が悪化してしまう恐れがあります。 また痛みに耐えられない場合は、鎮痛剤を服用して問題ありません。しかし、鎮痛剤を飲み過ぎると、胃炎や胃潰瘍などの胃腸障害を起こす可能性がありますので、過量服用や空腹時の服用は避け、たくさんの水で飲むことが大切です。 とくに、過去に胃潰瘍になったことがある方は、鎮痛剤を飲むときにガスターなどの制酸剤を一緒に飲む必要があるかもしれません。 また、鎮痛消炎剤としてモーラステープなどの貼り薬も、「単なる貼り薬だから大丈夫」と侮ってはいけません。副作用として、光線過敏症や皮膚のかぶれなどが起きることがあります。 なお、発症した当日は、入浴を控えましょう。腰に炎症が起きている状態で温めるのは厳禁です。マッサージの可否についても、控えたほうが良いでしょう。 ぎっくり腰の具体的な対処法や治療法については、下記の記事で詳しく解説していますので、ぜひ合わせてご覧ください。 ぎっくり腰の症状に関するよくある質問 ぎっくり腰の症状に関するよくある質問と回答を紹介します。 ぎっくり腰の症状をチェックするときのポイントは? ぎっくり腰(急性腰痛症)をチェックするときは、以下の症状がないか確認するのがポイントです。 突然激しい腰の痛み 動けなくなるほど腰が痛い 前屈みになれない 咳やくしゃみなどの衝撃で痛みが強くなる 足腰がしびれるような痛みがある 上記のような症状が見られる場合は、ぎっくり腰の可能性が高いので、早めに医療機関を受診しましょう。 ぎっくり腰を早く治すための食生活はありますか? ぎっくり腰を早く直すために、いろいろな栄養素を挙げて、特定の食べ物を勧められることがあります。ただし、ぎっくり腰を確実に治せるものはありません。 正しい食生活も大切ですが、ぎっくり腰に確実に悪いアルコールを避けるほうが大切です。 アルコールを摂取すると、ビタミンBやミネラル、微量元素などが欠乏し、組織修復を妨げるばかりか、炎症を悪化させて、治りが遅くなります。 また、日頃からアルコールを多飲している方はぎっくり腰になりやすく、予防する上でも良くありません。「酒は百薬の長」などというのは、真っ赤な嘘です。ぎっくり腰の予防などについて、詳しくはこちらをご覧ください 仕事でぎっくり腰になったら労災が認められますか? 仕事中にぎっくり腰が起きた場合であっても、労災が認められないことが多いようです。厚生労働省のリーフレットには、次のように書いてあります。 「災害性の原因による腰痛」の労災認定要件①腰の負傷またはその負傷の原因となった急激な力の作用が、仕事中の突発的な出来事によって生じたと明らかに認められること②腰に作用した力が腰痛を発症させ、または腰痛の既往症・基礎疾患を著しく悪化させたと医学的に認められること(厚生労働省「腰痛の労災認定」) 「災害性の原因によらない腰痛」の労災認定要件突発的な出来事が原因ではなく、重量物を取り扱う仕事など腰に過度の負担のかかる仕事に従事する労働者に発症した腰痛で、作業の状態や作業時間からみて、仕事が原因で発症したと認められるもの(厚生労働省「腰痛の労災認定」) 労災で認められるには、ぎっくり腰が業務に起因すること、それが業務遂行中であることが必要です。仕事中のぎっくり腰でも、業務とは関連性の乏しい理由で発症した場合は、労災に認定される可能性は低いでしょう。 ただし、労災がもらえなくても傷病手当金をもらうことは可能です。ぎっくり腰が起きた日に病院を受診しておけば、発症日の証明になります。ぎっくり腰が起きた日のうちに、病院を受診しておくと良いでしょう。ただし、痛みを我慢して仕事を続けるのは避けましょう。 ぎっくり腰は安静にした方が良いですか? ぎっくり腰は安静が必要ですが、長すぎる安静は回復するのを遅らせる可能性があります。安静にすべき期間は状態によって異なりますが、痛みが引いた時点で適度に動いたほうが安静を続けるより回復が早いといわれています。 痛みを避けるためには、無理のない楽な姿勢を意識した日常生活を送ることが大切です。組織の炎症を悪化させることもなく、組織の修復を助けてくれます。 なお、面倒だからといって、変な姿勢で何かを行わないようにしましょう。かがむ、腰を折る、腰を曲げるなどの姿勢は要注意です。膝を使うことを意識してください。 ぎっくり腰の症状チェックをして早期の医療機関受診を検討しよう ぎっくり腰の正確な発症メカニズムや原因は、詳しく解明されていない現状です。 ぎっくり腰により激痛で動けず苦しんでいる多くの方のためにも、今後の研究が待たれるところです。 ぎっくり腰を発症した場合は、重症化させないためにも、自己判断せず、医療機関を受診し、指導を受けましょう。 また、腰痛になった場合は下記の記事も参考になるので、ぜひ読んでみてください。
2021.11.17 -
- 脊椎
- 脊椎、その他疾患
この記事を読んでいるあなたは、ぎっくり腰は病院に行くべきなのかを迷っているのではないでしょうか。 「安静にしていれば治るなら、受診せずに済ませたい」と思っているかもしれません。 結論、ぎっくり腰は病院に行かなくても治るケースが大半を占めます。 しかし、ぎっくり腰だと思った痛みが別の病気やケガだった場合、処置が遅れることで重症化してしまうリスクもあるでしょう。手術や入院が必要になってしまうケースもあるため、不安であれば一度受診するのがおすすめです。 本記事では、ぎっくり腰で受診する目安やおすすめの治療法を紹介します。 記事を最後まで読めば、ぎっくり腰の対処法がわかり、状況に応じた適切な対応ができるでしょう。 また、現在当院(リペアセルクリニック)ではぎっくり腰が引き起こしてしまう可能性のある「ヘルニア」の症状や、その改善症例について公式LINEで配信しておりますので、ぜひご確認ください。 ぎっくり腰(急性腰痛症)は病院に行っても意味ない? 結論からお伝えすると、ぎっくり腰の場合は必ずしも病院に行く必要はありません。病院に行かず自宅療養をしても2週間程度で痛みが治まるケースが一般的だからです。 しかし、ぎっくり腰だと思っていた腰の痛みは、以下のような別の病気やケガによって起きている可能性もあります。 椎間板ヘルニア 化膿性脊椎炎 骨折 これらの病気やケガを放置すると、重症化して手術や入院が必要になることも考えられます。 ぎっくり腰であると自己判断した場合でも「痛みがなかなか引かない」「下肢がしびれる」「発熱がある」などの症状があるときは、我慢せずに早めに医療機関を受診しましょう。 なお、おもな症状が腰の痛みの場合、受診するのは整形外科です。診察の結果、他の病気を疑う場合は内科を始めとする別の診療科へ紹介するため、まずは整形外科を受診してください。 ぎっくり腰の原因や症状については、以下の記事も参考にしてください。 急性期のぎっくり腰の治し方|痛みが強く出た場合の対処方法 ぎっくり腰の症状が強く出ている急性期(発症後48時間以内)で症状を治す場合は、無理に動かず安静にすることが最も大切です。 楽な姿勢で横になる クッションや丸めたタオルなど腰の負担を減らす工夫をする 食事やトイレなど必要最低限の動作にとどめる 良かれと思ってマッサージやストレッチなどを行ってしまうと炎症を悪化させますので、まずは症状を落ち着かせることを優先しましょう。 また、発症直後の患部は炎症を起こしでいますので、市販の湿布も有効です。 ぎっくり腰(急性腰痛症)で病院に行く3つの目安 ぎっくり腰で病院に行く目安は以下の3つです。 痛みが2週間以上続く、あるいはぎっくり腰を繰り返す 発熱している 高齢である 本章を参考に、ぎっくり腰になった際の正しい受診タイミングを理解しておきましょう。 痛みが2週間以上続く、あるいはぎっくり腰を繰り返す 痛みが2週間以上続く、ぎっくり腰を繰り返すなどの場合は、「椎間板ヘルニア」や「脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)」などの疑いがあります。 椎間板ヘルニア:背骨の間でクッションの役割を果たす「椎間板」の中にある組織が外へ飛び出し、神経を圧迫して痛みやしびれが出る病気 脊柱管狭窄症:背骨の中にある神経の通り道(脊柱管)が何らかの要因で狭まることで圧迫され、腰や下半身の痛みやしびれが出る病気 原因となる病気に気づかず放置すると痛みが長引き、場合によっては手術が必要になるケースも考えられます。痛みの治りが悪い場合は、早めの受診が大切です。 ▼椎間板ヘルニアの詳細はこちら ▼脊柱管狭窄症の詳細はこちら 発熱している 熱を伴う腰痛の場合、細菌やウイルスに感染している可能性が考えられます。 病名はいくつか考えられますが、整形外科的な疾患では、脊椎が細菌に感染する「化膿性脊椎炎(かのうせいせきついえん)」がよく疑われます。 高齢、糖尿病、透析を受けている、免疫抑制剤を飲んでいるなどの人は免疫力が低いため、細菌感染から化膿性脊椎炎を発症しやすいのです。(文献1) 化膿性脊椎炎は抗生物質で治療を行いますが、薬で改善しないと手術が必要になるケースもあります。 高齢である 高齢になると骨がもろくなり折れやすくなる「骨粗しょう症」の人が増え、転倒時や中腰、重いものを持ったときなどに骨折するリスクが高まります。 ぎっくり腰だと思ったら、実際は背中の骨が折れる「圧迫骨折」だったというケースもあります。 骨折は2~3カ月の治療で良くなるケースが多いものの、ベッドでの生活が長くなると認知症や体力の低下によって、寝たきりになるリスクが高まり危険です。 高齢でぎっくり腰になった場合は、骨折の可能性も考えて念のため受診した方が良いでしょう。 病院で受けられるぎっくり腰(急性腰痛症)の治療 ぎっくり腰で受診した場合、病院では以下のような治療を行います。 コルセットの装着 湿布・内服薬の処方 リハビリ 「病院に行っても意味がない」といわれることもありますが、受診することで症状に合わせた治療を受けられる可能性があります。 本章を参考に、受診した場合どのような治療が行われるか理解しておきましょう。 コルセットの装着 ぎっくり腰の急性期(発症直後)は、腰回りの筋肉をサポートして身体を支える「コルセット」を装着するケースがよく見られます。 「コルセットは筋力が下がる」という説もありますが、痛みが強い1〜2週間ほどの使用なら問題はありません。 ただし、痛みが治まった後に予防として使い続けると筋力が低下するリスクがあるため、医師の指示する期間を守って着用しましょう。 湿布・内服薬の処方 ぎっくり腰の発症直後は、消炎鎮痛薬(非ステロイド系抗炎症薬)の「湿布」や「飲み薬」で痛みを落ち着かせます。 また、背中の神経に麻酔薬を注射する「神経ブロック療法」によって、脳に痛みを伝える信号を遮断してつらい症状をやわらげる治療が有効な場合もあります。(文献2) リハビリ 痛みが落ち着いた後は、医師の判断でリハビリを行うケースもあります。具体的には、腰や背中、太もものストレッチや腹筋、背筋などの筋肉トレーニングなどです。(文献3) ただし、リハビリを始めるタイミングや行う内容は、個人の症状によって異なります。自己判断でのリハビリは避け、医師の判断に従いましょう。 ぎっくり腰(急性腰痛症)で病院に行く前にできる応急処置 ぎっくり腰になったときに自宅でできる応急処置は、以下の通りです。 発症直後は安静にする 痛みが落ち着くまで冷やす 人の助けを借りず自分で動く ぎっくり腰は再発するケースもあります。本章を参考に、今後再発した際に適切な対応ができるよう、応急処置の方法を理解しておきましょう。 発症直後は安静にする ぎっくり腰になると激痛が急に襲ってくるため、驚いてパニックになりがちです。 大切なのは、まず「落ち着くこと」です。無理しないようにゆっくりと正座の体勢になり、深く息を吸って長く吐き出すような「深呼吸」を行いましょう。数分すると、腰周りの筋肉の緊張がやわらぎ、少しずつ楽になります。 痛みがやわらいだら、少しずつゆっくりと動きましょう。動くときは机や椅子などの倒れにくいものをつかむのもおすすめです。 痛みが落ち着くまで冷やす ぎっくり腰の発症時は、腰が炎症を起こしている状態です。痛みがあるときは、氷枕や保冷剤などをタオルでくるみ、腰に当ててください。基本的には5〜10分くらいで痛みが軽減します。 ただし、冷やしすぎると逆効果になるケースがあるため、痛みが落ち着いたら冷やすのはやめましょう。 人の助けを借りず自分で動く ぎっくり腰の痛みが落ち着いて動くときは、人の助けを借りずに自分で動くことをおすすめします。 なぜなら、人の手を借りると予期せぬ場所に力が入り、痛みが悪化する可能性があるからです。 身体を起こす手伝いを人から申し出られた場合は、「自分で少しずつ動いた方が安心なので」と伝え、自分のペースで身体を動かしてみてください。 まとめ|ぎっくり腰の症状がつらいなら病院を受診しよう 本記事では、ぎっくり腰で受診する目安や受診して受けられる治療法、自分でできる応急処置などを詳しく解説しました。 ぎっくり腰は病院に行かなくても数日で痛みが治まるケースが一般的です。しかし、ぎっくり腰と思われる症状が「椎間板ヘルニア」「化膿性脊椎炎」「骨折」などの場合もあります。 病院では、痛み止めの湿布や飲み薬、注射などの治療を行います。必要に応じてコルセットの処方やリハビリなども受けられるため、痛みがつらい、長く続いていて心配などの場合は受診すると良いでしょう。 当院「リペアセルクリニック」では、脊髄損傷に対して幹細胞による治療を行っています。 脊髄の損傷部へ直接幹細胞を投与するため、神経再生の効果をより高めることが期待できます。 この記事がぎっくり腰の正しい対処法を知るのに役立ち、より早期に快適な生活に戻れるきっかけになれば幸いです。ぎっくり腰で病院に行くべきか悩んでいるときによくある質問 ぎっくり腰の治療にストレッチやマッサージをやってもいいですか。 ぎっくり腰を発症してすぐにストレッチをしても、ぎっくり腰を悪化させることはありません。ただし、ストレッチに不安があるなら、安心できるまで待ちましょう。 また、ぎっくり腰でマッサージをやって良いかどうかは、症状によって異なります。マッサージについては自己判断せず、医師に相談しましょう。 ぎっくり腰の予防法はありますか。 ぎっくり腰の予防法は、以下の通りです。 朝起きるときは、腰を丸めて体をほぐしてからゆっくり起きる 洗顔は膝を曲げて重心を下げるようにして行い、腰への負担をやわらげる ものを拾うときは、膝も曲げて腰を落とすようにして拾う 背筋や腹筋の筋力トレーニングをする ストレッチで股関節を柔らかくする 太り気味なら腰の負担を軽くするため、ダイエットを心がける 太らないように体重管理をする 背筋を伸ばし、良い姿勢を心がける また、ぎっくり腰の再発予防には、適切な治療を受けてぎっくり腰を完治させることも大切です。 ぎっくり腰の予防法や再発防止策については、以下の記事もご覧ください。 参考文献一覧 文献1 一般社団法人日本脊髄外科学会,化膿性脊椎炎 文献2 菅尚義,宮崎昌利,吉田省二,三原茂.急性期腰痛に対する硬膜外ブロックについて.日本腰痛会誌.2006;10:77-84 文献3 千田益生,堅山佳美ら.腰痛のリハビリテーション-運動療法を中心に-.リハビリテーション医学 2006;43:661-667
2021.11.17 -
- 脊椎
- 頚椎症性脊髄症
頚椎症性脊髄症の手術を受けたものの、期待したほど痛みが取れなかったり、手術後もしびれが残っていて辛い、良くなる兆しが見えないなどと、不安やもどかしさを感じていませんか? 手術で神経の圧迫を取り除いても、ダメージを受けた神経が完全に回復せず、症状が残ってしまうケースは残念ながら少なくありません。 この記事では、頚椎症性脊髄症の手術後の痛みや後遺症の現実について解説するとともに、手術を検討すべきタイミングやおすすめの治療法も紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。 「もう打つ手はないのか」と感じている方も、どうか諦めないでください。 近年では、傷ついた神経の修復を促す再生医療という選択肢が注目されています。 【こんな方は再生医療をご検討ください】 手足の痺れや痛みはあるが、手術適応ではないと診断された まだ一度も手術をしていない、どうしても手術を避けたい 手術を受けることができない 手術をしたが後遺症がある 脊髄腔内ダイレクト注射療法は、幹細胞を脊髄の損傷部位へ直接届ける治療法です。 くも膜下腔(脊髄腔)に細い針で注射し、幹細胞が髄液の流れに乗って損傷した神経へ到達・修復をサポートします。 「手術を受けたが、しびれや痛みが残っている」「手術を勧められたが、できるだけ避けたい」という方は、当院(リペアセルクリニック)の無料カウンセリングをご利用ください。 手足のしびれや痛みや歩行障害の治療について無料相談! 頚椎症性脊髄症に悩まれていた患者様の事例については、以下の動画でも紹介していますので、ぜひ参考にしてください。 https://youtu.be/g2C435Z2YhQ 【結論】頚椎症性脊髄症の手術後に痛みやしびれなどの後遺症はある 頚椎症性脊髄症を改善する目的から手術をしても、痛みやしびれなどの後遺症が発症する可能性があります。 神経が長期間圧迫されていた場合、手術で圧迫を取り除いても、ダメージを受けた神経が完全に元の状態に戻るとは限らないためです。 実際に、頚椎症性脊髄症の手術後「手足にしびれが残っている」と感じる患者様が多いと、大阪公立大学大学院医学研究科による研究結果で明らかになっています。(文献1) 研究グループによると、187例中86人の患者様が「強いしびれがある」と答えるほどで、手術後の後遺症が発症する可能性が高いと言えます。 中には「除圧後急性増悪」や「上肢挙上困難」などの合併症になるケースもあるため、手術をしたからと言っても油断しないようにしましょう。 そもそも頚椎症性脊髄症とは 頚椎症性脊髄症(けいついしょうせいせきずいしょう)とは、首の骨(頚椎)の中にある、脳から続く重要な神経の通り道「脊柱管(せきちゅうかん)」が狭くなり、その中を通る神経(脊髄)が圧迫されることで、手足のしびれや動かしにくさなどが生じる病気です。 主な原因は、加齢に伴う頚椎そのものや、骨と骨の間でクッションの役割を果たす「椎間板(ついかんばん)」の変形です。 50歳以上の方が発症しやすく、加齢とともに発症しやすい病気と考えられているので年配の方は注意が必要です。 ただし、もともと脊柱管が狭い方もいるので「私はまだ問題なさそう」と自己判断せず、専門医に相談しましょう。 頚椎症性脊髄症の症状 頚椎症性脊髄症の症状は、主に以下の症例があります。 首、背中、手足のしびれ 手足を使用する上での不器用さ(ボタンのはめ外し、箸の使用など) 歩行障害 など 50歳以上の方が多く発症しますが、若年層の方でも駆け足しにくくなるような軽度な症状も認められています。 頚椎症性脊髄症が神経に関係する症状であるため、神経を圧迫した結果、頻尿や尿失禁など日常生活に影響する症例も稀ではありません。 症状が悪化するとボタンのはめ外し、箸の使用だけでなく、歩けなくなる事態にまで進行してしまいます。 運動機能障害により、転倒のしやすさから頭部の打撲や捻挫、頚椎症性脊髄症が急速に悪化する恐れもあるのです。 ケガのように見た目で判断できない神経の疾患である頚椎症性脊髄症は、正確に神経障害の進行度を診断し、適切な治療を受けられるかが重要です。 また、以下の記事では「脊柱管狭窄症」にも触れているので、早期の発見・治療のためにも、ぜひご覧ください。 頚椎症性脊髄症の治療法 ここからは現役医師の立場から、頚椎症性脊髄症の治療法を紹介します。 治療法 手術を検討すべきタイミング 手術を検討すべきタイミングや注意点を解説しているので、ぜひ役立ててください。 治療法 頚椎症性脊髄症の治療法は、一般的なケースで薬やけん引などが行われています。 しかしあくまで痛みを緩和させるための治療法なため、神経の圧迫を改善する治療法とは言えません。 首の後ろから骨を削り、脊柱管の圧迫を取り除く方法が頚椎症性脊髄症の手術法です。 「椎弓形成術(ついきゅうけいせいじゅつ)」と呼ばれる手術ですが、首の後ろを削る手術なため、後遺症として痛みを感じる患者様もいます。 首の筋肉も削るため、後弯の進行を防げるよう金属のネジを使い固定するケースもあります。 手術を検討すべきタイミング 頚椎症性脊髄症の治療法だけ聞くと、患者様にとって「いつ踏ん切りをつけるべきか」の判断が難しいでしょう。 頚椎症性脊髄症の手術後、後遺症のリスクを軽減させるためにも、症状が確認できたタイミングで手術を検討し始めるのがおすすめです。 しかし患者様の中には「軽度なのに手術しなければいけないの?」と感じる方もいるでしょう。 たとえばしびれが両手足まで広がったり、直立しているだけで不安定さを感じたりするような進行が確認できてから手術を検討するのも1つの選択肢です。 注意点として頚椎症性脊髄症は進行性のある疾患なため、進行度によっては危険状態と診断される可能性がある点は注意してください。 いずれにしても症状が軽度なうちに適切な治療をしておけば、しびれや痛みなどの後遺症が比較的早く軽快する可能性が高まります。 頚椎症性脊髄症の手術後、2週間程度は頸椎カラーを装着し経過観察になります。 術後の経過や「いつ日常生活に復帰できるか」など、少しでも不安な点がありましたら、当院へ気軽にご連絡ください。 当院(リペアセルクリニック)では「手術を必要としない」治療方法として、高い改善見込みがある再生医療を提供しています。 リペアセルクリニックの再生医療では「しびれ」や「脊髄の症状」にお悩みの方に向けた治療法もご提案していますので、手術以外の選択肢をご検討の方はご相談ください。 手術時の注意点 頚椎症性脊髄症の手術をする上で、進行が軽度なタイミングで手術するのがおすすめですが、いくら早期の治療でも手術後の自己判断は注意が必要です。 頚椎症性脊髄症の手術後、後遺症は確認されていたとしても、痛み自体は比較的回復しやすい傾向にあります。 しびれのみだった場合、比較的軽度な症状ですが手術後のしびれは完全には取れにくいと把握しておきましょう。 他にも頚椎症性脊髄症の手術後、以下の合併症が発症するリスクもあげられます。 ・神経損傷 ・硬膜損傷 ・傷の感染 ・血腫 ・肝機能、腎機能傷害 など 頚椎症性脊髄症の手術は、後遺症の恐れが考えられますが、手術をせず放置すると歩けなくなるような障害にまで発展してしまいます。 専門医と納得のいくまで念入りにカウンセリングした上で手術を受けるようにしましょう。 再生医療なら頚椎症性脊髄症の治療におすすめ! 頚椎症性脊髄症の治療は、自己脂肪由来幹細胞を用いて治療する「再生医療」による治療も選択肢の一つになります。 再生医療(自己脂肪由来幹細胞治療)は、ご自身の脂肪組織から「幹細胞」という特殊な細胞を少量採取し、体外で培養して数を増やした後に、点滴などで体内に投与する治療法です。 幹細胞には傷ついた組織の修復を助けたり(血管新生や神経保護作用など)、炎症を抑えたりする様々な働きがあります。 この働きによって、ダメージを受けた神経機能の回復をサポートし、頚椎症性脊髄症によるしびれといった神経症状の改善効果が期待されています。そのため、手術後の後遺症に対する選択肢の一つとなり得ます。 手術や入院をさけて治療したい、しびれをなくして健康な生活を取り戻したい方は、リペアセルクリニックまでご相談ください。 治療法などについては、以下の動画でも解説していますので、ぜひ参考にしてください。 https://youtu.be/NeS1bk2i5Gs?si=7yKeRJYUNr27iM2x まとめ・頚椎症性脊髄症の症状や手術後の後遺症が心配なら再生医療を! 頚椎症性脊髄症とは、脊柱管が加齢によって変形して、重要な脊髄が走行する脊柱管の隙間が狭くなり、脊髄が圧迫され、いろいろな問題のある神経症状を覚える病気です。 本疾患を発症する原因としては、加齢に伴う頚椎などの物理的な構造の変化が多いと考えられています。 しかし、もともと日本人は諸外国人に比べて脊柱管が狭い傾向であり、頚椎症性脊髄症を発症しやすいと言われています。 脊髄へのダメージが軽度なケースでは軽い手足のしびれ症状のみです。 神経へのダメージが大きければ大きいほど、手足の筋力低下やしびれ、頻尿や失禁など膀胱、直腸障害などの症状も併せて見られるようになります。 神経の圧迫を手術で除いたにもかかわらず、術後にしびれや麻痺などの症状が残った場合はあきらめないでください。 リペアセルクリニックが提供している再生医療であれば、外科的な手術を必要とせず改善が見込めます。 別の選択肢としてご検討されたい方は、ぜひ当院の無料相談をご利用ください。
2021.11.17 -
- 頚椎椎間板ヘルニア
- 脊椎
頚椎椎間板ヘルニアは、首の骨の間にある椎間板が突き出し、神経や脊髄が圧迫することによって様々な症状を引き起こす病気です。 とくに第4・第5頚椎などの部位で発症することが多く、首から肩、腕、手指にかけての痛みやしびれなどが生じることがあります。 症状が進行すると歩行困難や排尿障害に至るケースもあり、早期の発見と正確な診断が重要です。 本記事では、頚椎椎間板ヘルニアの代表的な症状や、発症しやすい部位の特徴、適切な検査方法まで専門的な知見をもとに解説します。 適切な対処と受診の参考にしていただければ幸いです。 頚椎椎間板ヘルニアの症状はC3・C4・C5・C6で出やすい 背骨の骨と骨をつなぐ役割の組織を「椎間板」といい、「頚椎椎間板ヘルニア」とは、脊柱管内に椎間板の組織が飛び出したり離脱したりすることで、脊髄や神経根部を圧迫し、さまざまな症状が現れる疾患です。 発症年齢としては、30~50歳代の男性に多くみられます。(文献1)発生する部位ではC5、C6(第5頚椎と第6頚椎の間の椎間板で発生)が最も多く、次にC4、C5並びにC6、C7にも多く発症します。(以下の図参照) 代表的な症状としては首から肩、腕にかけての痛みがあり、とくにデスクワーク後や夕方に強まる傾向があります。 また、腕や手先にしびれが現れ、細かな作業が難しくなるケースもあります。進行すると、手足の動きにぎこちなさが出て、生活に支障をきたすことも少なくありません。 頚椎椎間板ヘルニアの症状は発症部位によって異なる 頚椎椎間板ヘルニアは、突出したヘルニアの位置によって「正中型」「外側型」「傍正中型」に分類され、症状の現れ方も異なります。 正中型では脊髄が圧迫されて脊髄症を引き起こし、外側型や傍正中型では神経根症・脊髄症状・神経根症状が同時に見られる混合型症候を起こす傾向があります。 以下では各症状の特徴を説明します。 ヘルニアの位置 現れやすい症状 正中型 脊髄症 外側型 神経根症、脊髄神経根症(脊髄症と神経根症の合併) 傍正中型 神経根症、脊髄神経根症(脊髄症と神経根症の合併) 頚椎症 頚椎症は、首から肩甲骨にかけて痛みがあり首を動かすたびに痛みが増し、安静にすると軽快します。痛みのほかに、肩や腕にしびれを伴うこともあります。さらに、首の動きに伴ってめまいや耳鳴り、視覚異常を訴えるケースも報告されています。 神経根症(radiculopathy) 神経根症では、首から肩、腕、手指にかけて片側に放散するような鋭い痛みやしびれが生じます。 また、神経が圧迫される部位によっては、握力の低下や細かい動作がしづらくなるなど筋力が低下するのも特徴です。首の動きによっては痛みが悪化することもあります。(文献2) 放散痛の領域を詳しく把握することで障害神経根を予測できることが多いです。 場合によっては胸の前面に広がる痛みがあり、心臓の痛みと間違えやすい頸性狭心症(cervical angina)と呼ばれる疾患との区別が必要になります。 脊髄症(myelopathy) ボタンが掛けにくい、箸が使いにくい、ボタンを上手く掛けられないなど手指巧緻(しゅしこうち)運動障害や歩行障害を生じます。痙性歩行により歩容が不安定となり、階段昇降時には手すりが必要となったり、小走りが難しくなったりします。(文献3) 初期は大きなボタンだと問題ないですが、ワイシャツのような小さいボタンは掛けにくくなります。 指先や掌全体がしびれるという症状が出ることもあり、どの部分の脊髄が押されているかによって、しびれを感じる場所が異なってきます。手のしびれは手根管症候群などの疾患を除外して診断しなければいけません。 進行するとおしっこの勢いが弱くなる、排尿後も尿が残る感覚、便秘などの膀胱直腸障害も自覚し始めます。 脊髄が圧迫されることで、体幹や下肢にも影響が及び、感覚鈍麻や歩行困難が進行します。細かい手の動きが苦手になることに加え、足の突っ張り感やぎこちなさも特徴です。 日常生活での動作制限が増えることで、生活の質が低下していきます。 頚椎椎間板ヘルニアの疑いがある症状が出たときにやってはいけないこと 頚椎椎間板ヘルニアの疑いがある症状が出たときにやってはいけないことは以下です。 スポーツでの違和感を見過ごす 悪い姿勢で過ごし続ける 体重管理をせず、体に負担をかけ続ける 喫煙を続ける スポーツ中に首に痛みや違和感を覚えた場合、無理して続けるのは避けましょう。首の不快感を無視すると頚椎椎間板ヘルニアが深刻化する可能性が高いため、速やかに専門医に相談することが重要です。 また、悪い姿勢を続けることも危険です。姿勢が悪いまま過ごすと、首や背中に不必要な負担をかけ、頚椎椎間板ヘルニアを発症させる要因になります。 体重管理を怠ることも頚椎に過剰な負担をかけ、症状を悪化させる原因の一つです。適切な体重を維持することが、頚椎への負担を減らすためには不可欠です。 そして喫煙は血流を悪化させ椎間板の劣化を進行させるため、禁煙を心がけ、ヘルニアの進行を防ぐよう努めましょう。 頚椎椎間板ヘルニアの検査方法 頚椎椎間板ヘルニアの疑いがある場合、医師は身体の異常を確認する理学的検査と、画像による検査を組み合わせて診断を進めていきます。 理学的検査(身体所見) 頚椎椎間板ヘルニアが疑われる場合、まず医師によって理学的検査が行われます。これは患者の症状や神経障害の有無を直接確認するための重要なステップです。 以下の表に、頚椎症状・神経根症・脊髄症のそれぞれに対する理学的検査の内容をまとめています。 症状分類 主な理学的所見 代表的な検査法 頚椎症 ・頚椎の可動域制限 ・僧帽筋・棘上筋・棘下筋などの圧痛 ・頸部の可動域テスト ・筋肉の触診・圧痛評価など 神経根症 ・上肢の筋力低下や筋萎縮 ・感覚障害 ・深部腱反射の低下 ・障害高位と一致した部位に症状が出現する ・スパーリングテスト ・ジャクソンテスト ・深部腱反射テスト 脊髄症 ・上肢の深部反射の低下や筋力低下 ・錐体路症状 ・ホフマン反射 ・ワルテンベルク反射 ・バビンスキー反射 ・足クローヌス ・指離れ徴候 ・10秒テスト(20回未満で異常) これらの理学的検査によって、どの神経がどの程度障害されているかを把握し、後述する画像検査へと進む判断材料とします。 画像検査 診断には画像による診断が必要となり、そのため以下のような検査が行われます。 X線像(レントゲン) MRI(磁気共鳴画像法) 脊髄造影(ミエログラフィー) X線像(レントゲン) X線像(レントゲン)検査では、椎間板そのものは写りませんが、椎間の隙間や骨の形状、椎体のアライメントなどを確認できます。この疾患では、椎間の空間が狭くなったり、小さな骨の突起ができたりすることがあり、とくに第4-第5頚椎など発症しやすい部位の異常を見逃さないことが重要です。 高齢者では加齢による骨の変性が進行しやすく、骨の出っ張りが隣の椎間にもヘルニアを生じさせる例もあります。X線像(レントゲン)検査は初期診断として簡便に実施できるため、症状の進行や構造的変化を把握する上で有効な検査方法です。 MRI(磁気共鳴画像法) MRI(磁気共鳴画像法)は、頚椎椎間板ヘルニアの診断において最も精度の高い検査法とされており、椎間板の突出や脊髄の圧迫状態、神経根部の傷みを細かく表示することができます。 X線像やCTでは確認が難しい軟部組織の変化も明確に捉えることが可能で、とくに第4頚椎と第5頚椎の間などに問題がありそうな場合に役立ちます。症状の程度と画像所見を照らし合わせることで、治療方針の決定に役立ちます。 脊髄造影(ミエログラフィー) 脊髄造影検査では、脳槽・脊髄用の造影剤を脊髄の周囲に注入し、脊髄や神経根をくっきりと映像化します。映像化により、突出した椎間板が脊髄や神経の根元を押している様子を直接観察できます。 とくに、脊髄造影とCT検査を組み合わせると、ヘルニアの位置や神経への影響をより詳しく、立体的に評価することが可能です。ただし、近年では体への負担が少ないMRI検査が一般的になり、脊髄造影の実施数は減少傾向にあります。 【損傷部位別】頚椎椎間板ヘルニアの治療法 頚椎症状、神経根症、脊髄症に分けて説明します。椎間板ヘルニアは自然吸収されることが多いため、無理に手術を選択すべきではないと考えます。(文献4) 頚椎症に対する治療 頚椎症の対処法では、まず手術以外の保存的な治療が主体となります。以下のような方法が広く行われています。 薬物療法:消炎鎮痛剤を用いて、炎症や痛みを抑える トリガーポイントブロック注射:局所麻酔薬を注射して筋肉の緊張や痛みの緩和を図る 柔軟体操や理学的療法:筋肉をほぐして可動域を改善する これらを組み合わせることで、頚椎症による神経症状の改善が期待できます。 神経根症に対する治療 神経根症は症状によりますが保存療法を行った後に手術療法が検討されます。 治療法 治療内容 保存療法 ・消炎鎮痛薬を使用した薬物療法 ・頚椎カラーで首を固定し安静を図る ・激しい痛みに対してはステロイドの内服や、硬膜外ブロック・神経根ブロック・星状神経節ブロックなどを併用 手術療法 ・前方除圧固定術(椎間板やヘルニアを摘出し、インプラントで椎体を固定) ・外側型ヘルニアでは後方からの摘出術も選択されることがある 保存療法 保存療法では、消炎鎮痛薬などの薬物療法を行います。 痛みが激しい場合には以下を併用することもあります。 副腎皮質ステロイドの内服 神経根ブロック 星状神経ブロック 硬膜外ブロック など 頚椎椎間板ヘルニアは保存療法によって経過することが多く、2〜3カ月で改善効果を体感できることが多いです。 薬物療法の他にも、頚椎カラーを装着して頸部の安静を図ることもあります。 手術療法 保存療法を2〜3カ月継続しても効果が見られない場合や、麻痺が進行性に悪化している場合には外科手術に移行します。 椎間板ヘルニアは脊髄や神経根の前方にあるため、前方除圧固定術(anterior decompression and fusion)を選択することが多いです。(文献5) 前方除圧固定術では、首の横にある太い筋肉の内側から切り開き、のどと食道を横にずらして、問題のある椎間板まで到達します。そこで、飛び出している椎間板を完全に取り除き、その空いた場所に腰の骨から取った骨の一部や人工物(インプラント)を入れて、背骨同士をつなぎ合わせます。 背骨がずれないように、また入れた骨や材料が外れないように、金属の板を前側から取り付けることもあります。 神経に痛みやしびれが出ているタイプの椎間板ヘルニアでは、首の後ろ側から背骨の一部を削り、神経の通り道を広げてから、飛び出した椎間板を取り除く方法を選ぶこともあります。 これは骨や神経などの構造をさまざまな角度から確認しながら、飛び出した椎間板を取り除き、背骨を安定させる手術です。首や腕の痛み、しびれを改善するのが目的です。 脊髄症に対する治療 脊髄症では症状により保存療法と重症であれば手術療法が検討され以下のような治療を行います。 治療法 治療内容 保存療法 頚椎カラーで頸部を安静に保ち、ヘルニアの自然吸収を待つ 手術療法 前方にあるヘルニアには「前方除圧固定術」が一般的。 脊柱管狭窄を伴うケースでは、「椎弓形成術」により脊髄を広範囲に除圧し、神経の保護を図る。 保存療法 症状が軽い場合は、頚椎カラーを使って首を動かさないようにし、突出した椎間板が自然に引っ込むのを待ちます。 ただし、歩き方がぎこちなくなる・指先を動かしづらくなる、などの症状が現れた場合は、身体の機能低下が永久的になってしまうのを防ぐ目的で外科処置を実施します。 手術療法 脊髄症の場合でも、通常は1ヶ所の椎間に問題があるため、前からアプローチする前方除圧固定術を行うのが一般的です。ただし、他の部分も狭くなっている場合は、背中側から椎弓形成術を行うこともあります。 椎弓形成術は広範囲の圧迫を解消でき、脊髄を守る構造も残せます。合併症は少ないですが、後ろの筋肉を傷つけるため、術後に首が痛くなりやすい欠点があります。 重要なのは、症状出現から手術までの期間が長いほど、後遺症リスクが高まることです。適切な時期の治療が後遺症予防の鍵となります。 頚椎椎間板ヘルニアの後遺症の治療には再生医療をご検討ください https://youtu.be/0hyJR5VW3oY 頚椎椎間板ヘルニアの手術後、「手や足のしびれが残る」「力が入らない」といった後遺症に悩まされる方が少なくありません。とくにC4、C5の部位は運動機能に関わる神経が集まっており、術後の影響が出やすいのが特徴です。 長引く神経症状に対し、近年では再生医療を活用した治療法が多くの関心を集めています。リペアセルクリニックでは、こうした症状を抱える患者様に対し、幹細胞治療をご提案しております。 再生医療に関する詳細は、以下のページをご覧ください。 頚椎椎間板ヘルニアと似た症状の病気 頚椎椎間板ヘルニアと似ていますが違った病態を紹介しておきます。似ているとはいえ、疾患によって治療方針が変わってくるため、頸肩腕痛を引き起こす疾患との鑑別が非常に重要です。 肩の軟部組織の変化による疾患(肩の腱損傷、肩関節拘縮など) 肩関節を動かすときの痛みや肩の動きの制限が見られる場合は、頚椎疾患以外が原因と判断できます。 C5神経根症と腱板断裂は、両方とも腕の付け根の外側に痛みが出て、腕を横に広げる動きが難しくなるので見分けが必要です。 C5神経根症では、肩の三角形の筋肉や腕の前側の筋肉が弱くなることが多いですが、腱板断裂では腕の前側の筋肉の力は普通に保たれています。 胸郭出口症候群(thoracic outlet syndrome) 胸郭出口症候群は、首の横と前の筋肉群、鎖骨や一番上の肋骨、小さな胸の筋などによって腕へ行く神経の束と鎖骨下の血管が胸の出口で押されて生じる症状です。 長時間の同じ姿勢や反復動作、外傷、先天的な解剖学的変異などが原因で、腕の痛みや感覚の異常、手の力が弱まるなどの症状が特徴的です。 肘部管症候群(cubital tunnel syndrome) 肘部管症候群は、肘の内側にある神経が締め付けられる障害です。 小指側の神経が通る溝を軽く叩くと電気が走るような反応が起きます(ティネル徴候)。薬指の内側から小指にかけて感覚の異常や動きにくさなどが発生し、悪化すると薬指と小指の形が変わってしまいます。 肘を曲げた姿勢の長時間維持や肘の繰り返しの圧迫が原因となりやすく、しびれや痛みが特徴的です。 手根管症候群(carpal tunnel syndrome) 手根管症候群は、手首の通路での神経の圧迫障害です。 親指、人差し指、中指、薬指の一部にしびれや痛みが現れ、指先の不快感は夜中や朝方により強く現れる傾向が見られます。 長時間のキーボード操作や手首を曲げる作業、妊娠、関節リウマチなどが原因です。初期症状は夜間の痛みやしびれで、進行すると親指の筋肉が痩せて細かい作業が困難になります。 脊随腫瘍(spinal cord tumor)・脊椎腫瘍(spinal tumor) 脊髄腫瘍は神経の通り道に、脊椎腫瘍は背骨自体に発生する異常な細胞の集まりです。 主な症状は背中や首の痛み、手足のしびれや力の低下、歩行の問題などがあります。 進行すると感覚異常や運動機能が悪化し、排泄機能にも影響が出ることがあります。遺伝や他の場所からのがん転移などが主な原因です。 診断はMRI検査が中心で、治療は腫瘍のタイプや場所によって手術、放射線治療、薬物療法などを選択します。 \まずは当院にお問い合わせください/ まとめ|頚椎椎間板ヘルニアは症状が出た部位に応じて適した治療を受けましょう 頚椎椎間板ヘルニアは、椎間板が突出して脊髄や神経根を圧迫し、首や肩、腕の痛みやしびれ、手指の運動障害、歩行障害などを引き起こす疾患です。 とくにC5-C6やC6-C7の部位での発症が多く、30〜50代の男性に多く見られます。原因は加齢による変性や外傷、喫煙などがあり、診断にはレントゲンやMRIなどの画像検査が用いられます。症状の程度や進行具合に応じて、薬物療法や頚椎カラーなどの保存療法、または手術療法が選択されます。 いずれにしても、医療機関で検査を受け、医師の診断をもとに、症状や病態に合わせた適切な治療法を選択することが大切です。 なお、頚椎椎間板ヘルニアの治療には、「再生医療」という選択肢もあります。患者様ご自身の幹細胞や血小板を採取し、培養・加工を行った後、患部へ投与することで神経の回復をサポートする治療法です。気になる方は当院までご相談ください。 \まずは当院にお問い合わせください/ 参考文献 (文献1) 日本整形外科学会「頸椎椎間板ヘルニア」 https://www.joa.or.jp/public/sick/pdf/MO0032CKA.pdf(最終アクセス:2025年4月18日) (文献2) 日本脊椎脊髄病学会「頚椎椎間板ヘルニア」 https://ssl.jssr.gr.jp/assets/file/common/sick/d_ketsuiherunia.pdf(最終アクセス:2025年4月18日) (文献3) 日本整形外科学会「頚椎症性脊髄症」 https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/cervical_spondylotic_myelopathy.html(最終アクセス:2025年4月18日) (文献4) MSDマニュアル「頸椎椎間板ヘルニア」MSDマニュアルプロフェッショナル版 https://www.msdmanuals.com/ja-jp/professional/06-%E7%AD%8B%E9%AA%A8%E6%A0%BC%E7%B3%BB%E7%96%BE%E6%82%A3%E3%81%A8%E7%B5%90%E5%90%88%E7%B5%84%E7%B9%94%E7%96%BE%E6%82%A3/%E9%A0%B8%E9%83%A8%E7%97%9B%E3%81%8A%E3%82%88%E3%81%B3%E8%83%8C%E9%83%A8%E7%97%9B/%E9%A0%B8%E6%A4%8E%E6%A4%8E%E9%96%93%E6%9D%BF%E3%83%98%E3%83%AB%E3%83%8B%E3%82%A2(最終アクセス:2025年4月18日) (文献5) 一般社団法人日本脊髄外科学会「頚椎椎間板ヘルニア」 https://www.neurospine.jp/original24.html(最終アクセス:2025年4月18日)
2021.08.05







