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脳幹出血の後遺症とは?リハビリや効果的な治療法を現役医師が解説

脳幹出血は、脳の中心部にある「脳幹」で起こる脳出血のことで、命に関わる危険な病気です。
生命維持に関わるさまざまな機能を司る脳幹から出血することで、以下のような後遺症が出る可能性があります。
早めにケアを行うことで回復が見込めるケースもあるので、後遺症が出たら早期にリハビリテーションを実施することが重要です。
また、脳幹出血の後遺症を早期に治したい方は、「再生医療」による治療をご検討ください。
\脳幹出血の後遺症に有効な再生医療とは/
再生医療では、損傷した脳細胞にアプローチする治療によって、従来の治療では元に戻らないとされている脳細胞の改善が期待できます。
【こんな方は再生医療をご検討ください】
- 脳出血後に麻痺やしびれの後遺症に悩まされている
- 脳幹出血の後遺症が治るか不安を抱えている
- 現在受けている治療の効果が得られていない
- 患者様が治療やリハビリに積極的になれない
当院リペアセルクリニックでは、2億個の生きた幹細胞を脳に届けることで脳神経の再生・後遺症の回復・再発予防という3つの側面で効果が期待できる治療を提供しています。
治療を受けるのが早いほど治療成績は良好ですが、発症から数年経過した症例でも改善する可能性があります。
具体的な治療法や回復見込みがあるかどうか、リペアセルクリニックで無料カウンセリングを行っておりますので、ぜひご相談ください。
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以下の動画では、実際に再生医療を受け、脳出血の後遺症に悩まれていた患者様の事例を紹介しています。
目次
脳幹出血の後遺症にはどのようなものがあるのか?
生命維持に関わるさまざまな機能を司る脳幹から出血することで、以下のような後遺症が出る可能性があります。
【脳幹出血による主な後遺症】
- 運動障害(四肢麻痺)
- 感覚障害
- 嚥下障害
- 言語障害
- 視覚障害
- 意識障害
- 高次脳機能障害
例えば、両手足が動かなくなる「四肢麻痺」や認識力や判断力が低下する「意識障害」、食事や水の呑み込みが難しくなる「嚥下障害」などが挙げられます。(参考1)
症状や程度は個人差があるため、患者様の状態や後遺症に合わせて適切な対処や治療を受けることが重要です。
近年の治療では、損傷した脳細胞にアプローチすることで従来の治療では元に戻らないとされている脳細胞の改善が期待できる再生医療が注目されています。
治療を受けるのが早いほど治療成績は良好ですが、発症から数年経過した症例でも改善する可能性があります。
具体的な治療法や回復見込みがあるかどうか、リペアセルクリニックで無料カウンセリングを行っておりますので、ぜひご相談ください。
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脳幹出血の後遺症に効果的なリハビリや治療法
ここでは脳幹出血における後遺症の治療に有効なリハビリと再生医療について解説します。
それぞれの目的や効果について紹介していくので、後遺症の治療方針を決める際の参考にしてみてください。
リハビリ
脳幹出血による後遺症のリハビリは、発症から以下3つの時期にわけてプログラムを組んでいきます。
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急性期は、早期リハビリが推奨されています。安静状態でベッドに長期間とどまっていると「廃用症候群」(寝たきりによって筋肉の衰えや関節の硬化が起こる症状)を引き起こす可能性があるためです。そのため、急性期は廃用症候群の予防として、ベットの上で手足のストレッチや体位の交換といった軽い運動をおこなうケースが多い傾向にあります。
回復期は、後遺症により失われた機能を回復させるために本格的なリハビリを開始します。症状や重症度は個々によって異なるため、一人ひとりに合わせたプログラムの作成が必要です。リハビリ専門のスタッフ(理学療法士、作業療法士、言語聴覚士)の指導のもと、退院後の自宅での生活や会社復帰に向けた訓練をおこないます。
維持期は退院後、回復した機能の維持や向上を目指すリハビリを継続します。外来リハビリへの通院や自宅でのトレーニングを通して、機能の維持・改善を図っていく流れが一般的です。
以下の記事では脳幹出血のリハビリプログラム について詳しく解説しています。症状別のリハビリ 例も紹介しているので、気になる方は是非参考にしてみてください。
再生医療
脳幹出血の後遺症への治療法として「再生医療」が注目されています。
再生医療とは、修復力のある幹細胞の働きを利用して、弱ったり、傷ついたりした神経細胞を修復する新しい治療法です。
脳幹出血の後遺症に対する再生医療では、主に以下3つの効果が確認されてます。
- 脳神経細胞の再生による身体機能の回復
- 脳神経細胞の再生によるリハビリ効果の向上
- 脳血管の修復による再発予防
順番に解説していくので、詳しく見ていきましょう。
効果1. 脳神経細胞の再生により身体機能が回復する
傷ついた脳細胞を再生医療で修復すれば、麻痺や呂律困難などの後遺症の回復が期待できます。
再生医療に使われる幹細胞は、神経、血管、骨、軟骨などに変化する能力があり、炎症をおさえ症状の痛みや後遺症の痺れを緩和させる効果もあります。
自己の細胞を使用するため、身体への負担が少ない治療法です。
効果2.脳神経細胞の再生によるリハビリ効果の向上
再生医療とリハビリと組み合わせれば、より高い回復効果が期待できます。
発症から数年が経過した患者様でも、幹細胞治療とリハビリの併用で症状改善の可能性が広がります。
再生医療をはじめたからといって劇的に後遺症がなくなるわけではありません。
しかし「車椅子の方が杖で歩けるようになった」「呂律困難があったがスムーズな会話が可能となった」といった段階的な改善効果の希望が持てる治療法といえます。
効果3.脳血管の修復による再発予防
脳幹出血をはじめとする脳卒中は再発率が高いため、再発予防が重要です。
はじめは軽い症状でも、再発すると一度目よりも後遺症が重症化していくリスクが高まります。
再生医療は傷ついた脳細胞を再生させるだけでなく、脳出血や脳梗塞の再発に繋がる傷ついた血管を予防的に修復させて、再発予防としても活用できます。
当院リペアセルクリニックでは、2億個の生きた幹細胞を脳に届けることで脳神経の再生・後遺症の回復・再発予防という3つの側面で効果が期待できる治療を提供しています。
再生医療は治療を受けるのが早いほど良好な結果を得られやすいですが、発症から数年経過した症例でも改善する可能性があります。
具体的な治療法や回復見込みがあるかどうか、リペアセルクリニックで無料カウンセリングを行っておりますので、ぜひご相談ください。
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まとめ|脳幹出血の後遺症に対する理解を深めて適切な訓練や治療を受けよう
脳の中心部にある脳幹で起こる脳出血によって、「麻痺やしびれ」「言語障害」「意識障害」などさまざまな後遺症が現れる可能性があります。
症状改善のためにも、早期から適切な治療とリハビリテーションを開始することが重要です。
また、近年の治療では、脳幹出血の後遺症を根本的に治療できる可能性がある「再生医療」が注目されています。
再生医療は、患者さま自身の細胞や血液を用いて人間の持つ自然治癒力を向上させることで、脳幹出血や後遺症の改善が期待できます。
\こんな方は再生医療をご検討ください/
- 脳出血後に麻痺やしびれの後遺症に悩まされている
- 脳幹出血の後遺症が治るか不安を抱えている
- 現在受けている治療の効果が得られていない
- 患者様が治療やリハビリに積極的になれない
再生医療は治療を受けるのが早いほど良好な結果を得られやすいですが、発症から数年経過した症例でも改善する可能性があります。
「具体的な治療法を知りたい」「後遺症を早く治したい」という方は、当院リペアセルクリニックにご相談ください。
▼脳幹出血の後遺症を治したい方はぜひご連絡ください!
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脳幹出血の後遺症に関するよくある質問
最後に脳幹出血の後遺症に関するよくある質問と回答をまとめます。
脳幹出血で後遺症なしの確率はどれくらい?
厚生労働省の調査では、18歳から65歳の脳卒中患者1,584名のうち、後遺症がまったくないと回答した人は344名でした。
つまり、約2割の脳卒中患者は後遺症が出ず、約8割の患者には脳卒中によるなんらかの影響が出ている結果となっています。
以下の記事では、脳出血で後遺症が残らない確率について詳しく解説しています。脳卒中に関する調査結果を複数紹介しているので、理解を深めたい方はぜひあわせてご覧ください。
脳幹出血を発症したら回復の見込みはあるの?
回復の見込みは、患者さん一人ひとりの状態によって変わってきます。回復見込みを把握したい方は、担当医に聞いてみると良いでしょう。
以下の記事では脳幹出血の回復見込みに関する情報をまとめています。軽度または重度における障害の程度も解説しているので、理解を深めたい方はぜひ参考にしてみてください。
再生医療のメリット・デメリットが知りたい
再生医療のメリットは、患者さん自身の体から採取した組織を使用するため、拒絶反応のリスクが極めて低く、安全性の高い治療であることです。
また、従来の治療法(薬物療法や手術)が症状の安定化を主な目的としているのに対し、再生医療では損傷した血管の修復や新しい血管の形成を促すのが目的です。そのため、後遺症の根本的な症状改善が期待できます。
一方で再生医療のデメリットは、再生医療は2024年11月現在、保険適用外の自費診療となっているため、治療費が高額になる可能性があります。また、治療効果には個人差があるため、医師との十分な相談のもと慎重な判断が必要です。
【参考文献】
文献1:https://www.jstage.jst.go.jp/article/audiology1968/49/5/49_5_755/_pdf