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椎間板ヘルニアの手術による後遺症|足腰のしびれや痛みの治療法について医師が解説

ヘルニア 後遺症
公開日: 2023.11.16 更新日: 2025.04.29

椎間板ヘルニアの治療中の方や治療を検討している方の中には、術後の後遺症に対して不安をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

主に以下のような後遺症が考えられます。

椎間板ヘルニアの手術後の後遺症

  • 椎間板ヘルニア以外の疾患を合併している
  • 椎間板ヘルニアの再発
  • 手術時に起きた神経損傷
  • 瘢痕組織(はんこんそしき)

本記事では、椎間板ヘルニアの手術後の後遺症や主な治療方法について解説します。

従来の治療では、手術によって椎間板ヘルニアの神経の圧迫を取り除くことが一般的でしたが、近年の治療では手術せずに治療できる再生医療が注目されています。

当院リペアセルクリニックの公式LINEでは、損傷した神経に対する再生医療の症例や治療法を配信中です。

「手術せずに治したい」という方は、ぜひご参考ください。

椎間板ヘルニアの手術による後遺症とは

椎間板ヘルニア手指のチェックをイメージ

椎間板ヘルニアは、高齢者はもちろんのこと、スポーツや重労働をする若い方もなりうる病気の1つです。

術後でも後遺症として、足腰のしびれや痛みが出る場合があります。

これまでは術後の後遺症に対しては、対症療法が中心でしたが、再生医療(幹細胞治療)を用いた治療が注目されており、根治につながるのではないかと期待されています。

椎間板ヘルニアの後遺症によって痛みを感じる原因から再生医療を用いた治療までを紹介していきます。

椎間板ヘルニアの手術後の後遺症によって痛みを感じる原因

椎間板ヘルニアの手術後の後遺症によって痛みを感じる原因

椎間板ヘルニアの手術後の後遺症によって痛みを感じる原因は、以下の通りです。

椎間板ヘルニアの手術後の後遺症

  • 椎間板ヘルニア以外の疾患を合併している
  • 椎間板ヘルニアの再発
  • 手術時に起きた神経損傷
  • 瘢痕組織(はんこんそしき)

それぞれの原因について詳しく解説していきます。

椎間板ヘルニア以外の疾患を合併している

椎間板ヘルニアの手術後に痛みを感じる原因として、以下のような疾患を合併している可能性があります。

  • 梨状筋症候群:お尻にある梨状筋という筋肉が硬くなり神経が圧迫させる
  • 脊柱管狭窄症:神経の通り道である脊柱管が狭くなることで神経が圧迫される
  • 椎間孔狭窄症:神経の通り道である椎間孔が狭くなることで神経が圧迫される
  • 術後椎間板炎:創部感染あるいは椎間板に炎症がみられる

手術で椎間板ヘルニアの痛みを改善できても、合併している疾患の痛みが完全に取れていない場合は術後でも痛みを感じるケースがあります。

疾患によっては神経の圧迫を取り除くだけでなく、固定手術や長期的なリハビリを継続する必要があります。

椎間板ヘルニアの再発

椎間板ヘルニアの手術後に痛みを感じる原因として、再発している場合や別の箇所で神経の圧迫が発生している可能性があります。

腰椎椎間板ヘルニア診療ガイドライン2021(改訂第3版)によれば、症状の有無にかかわらず、手術を受けた患者の23.1%(25/108)が、2年後に再発していたとのこと。

もちろん、ヘルニアを発症した場所によって再発率は異なりますが、どの場所でも再発リスクがあるのは同じです。

再発すると、また保存療法などに取り組むので、日常生活や仕事での活動が制限されるでしょう。

また再手術が必要でも、以前の手術の影響で難易度が高くなり、実施できない、できても十分な効果が得られないなどの問題が生じます。

手術時に起きた神経損傷

椎間板ヘルニアの手術後に痛みを感じる原因として、手術時に起きた神経損傷による後遺症が出る可能性があります。

事例として多くはありませんが、手術の際に予期せず脊髄神経を傷つけてしまう可能性もゼロではありません。

神経損傷による後遺症出た場合、以下の症状が長く続く可能性があります。

  • 下半身などの麻痺
  • 感覚の鈍麻
  • 患部を中心とした痛みや痺れ
  • 背骨の変形
  • 姿勢を保つための筋肉の硬直
  • 排尿困難

後遺症を出さないためにも、適切な治療や再発防止に取り組むのが重要です。

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瘢痕組織(はんこんそしき)

椎間板ヘルニア手術後の傷が治る際に生じる瘢痕組織によって、神経根の可動性が制限されることで痛みを感じるケースもあります。

瘢痕組織は時間の経過とともに柔らかくなるため、徐々に痛みが引く可能性があります。

椎間板ヘルニアの主な原因と症状

人間の背骨は、脊椎といわれる骨とその間にある椎間板から構成されます。

脊椎は場所により名称が変わり、頸椎・胸椎・腰椎・仙椎に分類されます。

また、椎間板は脊椎が柔軟に動くためのクッションの役割を果たしています。

椎間板ヘルニアとは、なんらかの原因で椎間板が変形してしまい後ろに飛び出してしまっている状態のことです。

椎間板ヘルニアは先述したどの脊椎にも起こる可能性があり、生じた部位により名称が変わります。

椎間板ヘルニアの原因

原因は、加齢による椎間板の変性や、外力により椎間板に過度な負担がかかることがあげられています。

脊椎のなかでも腰椎が最も外力による負担が大きいため、腰椎椎間板ヘルニアが最も多いです。

椎間板ヘルニアの症状

椎間板ヘルニアの症状としては、椎間板の脱出により脊椎内を通過している脊髄などの神経を刺激し痛みや痺れが生じます。

どの部位の神経が刺激されるかにより、症状が生じる部位も変わります。

たとえば、頚椎では首や肩、手の痺れや痛みが主に生じますが、腰椎では坐骨神経痛と呼ばれる足の痺れや痛みが生じます。

椎間板ヘルニアの後遺症である足腰のしびれや痛みの治療法

椎間板ヘルニア手術後の後遺症に対する治療法は保存療法と手術療法とがあり、多くの場合、まずは保存療法がおこなわれます。

保存療法

保存療法としては、椎間板にかかる負担が少なくなるように安静を保つことや、痺れや痛みを抑えるために鎮痛薬の内服や神経ブロック、リハビリをメインとした理学療法がおこなわれます。

椎間板ヘルニア治療、保存療法の種類

  • 鎮痛薬の内服
  • 神経ブロック
  • リハビリテーション

これらの保存療法をおこなっても症状の改善が乏しい場合や症状が強い場合は手術を検討します。

手術療法

椎間板ヘルニアで多い手術には、「顕微鏡下椎間板摘出術」や、「内視鏡下ヘルニア摘出術」、「経皮的髄核摘出術」があります。

椎間板ヘルニアの手術療法

  • 顕微鏡下椎間板摘出術
  • 内視鏡下ヘルニア摘出術
  • 経皮的髄核摘出術
  • 経皮的レーザー椎間板減圧術

また、「経皮的レーザー椎間板減圧術」と呼ばれる治療法もあります。

これは神経を圧迫しているヘルニアにレーザーを照射し、ヘルニア内に空洞を形成することにより神経への圧迫を減らします。

各々アプローチは異なりますが、どの手術も脱出している椎間板を取り除くことで神経への刺激を軽減するのが目的です。

手術しなくても治療できる時代です。

ヘルニアのお悩みに対する新しい治療法があります。

 

 

 

椎間板ヘルニアの後遺症を治療するなら再生医療による治療も選択肢の一つ

椎間板ヘルニアの後遺症治療には、再生医療による治療も選択肢の一つです。

再生医療とは、病気や外傷により失われた臓器や機能を正常な状態に回復させる医療技術のことです。

椎間板ヘルニアに対しては、損傷した神経の再生を促し、失った神経の機能を回復させるのを目的とします。

従来の治療では手術によって神経の圧迫を取り除くことが一般的でしたが、手術せずに根本的な治療法になりえる再生医療が注目されています。

椎間板ヘルニアの後遺症の改善にも期待できる治療法なので、ぜひ検討してみましょう。

【まとめ】椎間板ヘルニアの後遺症である足腰のしびれや痛みの治療には再生医療を検討しよう

今回は椎間板ヘルニアの術後後遺症と治療方法に関してお話しました。

再生医療の1つである幹細胞療法は、椎間板ヘルニアの後遺症を根本的に改善させる可能性があるため、期待されている治療法です。

▶椎間板ヘルニア術後の後遺症に悩んでいる方がいらっしゃいましたら、一度この治療法に関して検討してはいかかでしょうか。

お困りの方はぜひ一度ご相談ください。

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