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風邪のときにお酒を飲むと悪化する?体への影響と飲んでしまった場合の対処法
「風邪気味のときに会食でお酒を飲んでしまった」
「帰宅すると体のだるさを感じる」
風邪のときにお酒を飲むことは推奨されていません。免疫機能の低下や脱水リスクの上昇により、風邪の回復が妨げられるためです。
本記事では、風邪のときはお酒を控えるべき理由や回復を妨げるメカニズム、風邪薬との併用を避けるべき理由などを解説します。風邪のときにお酒を飲んでしまった場合の対処法も解説しているため、ぜひ参考にしてください。
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目次
風邪のときはお酒を控えるべき
風邪のときはお酒を控えるべきです。風邪または風邪気味のときにお酒を飲むと回復を妨げる可能性があるためです。また、風邪薬とお酒を併用すると効果の変化や副作用の出現リスクが高まります。
風邪をひいたときは、お酒を飲まずに以下のことを意識して過ごしてください。
- 消化の良い食事を摂る
- こまめに水分補給をする
- 体を温める
- 十分な睡眠をとる
栄養面においては、たんぱく質やビタミンA・B1・Cを摂ることが大切です。
お酒が風邪の回復を妨げるメカニズム
お酒が風邪の回復を妨げる理由は、以下のことが起きる可能性があるためです。
それぞれのメカニズムについて詳しく解説します。
免疫機能が低下する
飲酒は免疫機能を低下させる可能性があります。免疫とは、ウイルスや細菌から体を守る機能です。ところが風邪をひいて体力が落ちているときに過度な飲酒をすると、これらの免疫機能がうまく働かなくなってしまいます。
その結果、ウイルスや細菌と戦う免疫機能が十分に発揮されず、回復が遅れるリスクが高まります。風邪をひいたときは、免疫機能を乱さないために飲酒を控えることが大切です。
体内の水分を排出する
お酒には、体の水分を排出する利尿作用があります。利尿作用とは、尿の量を増やして、水分を体の外へ排出させる作用のことです。風邪のときは、発熱や発汗により、ただでさえ体の水分が失われやすい状態です。そこへ飲酒が重なると、体の水分がさらに不足してしまうおそれがあります。
水分が不足すると、鼻や喉などが乾燥してしまい、ウイルスや細菌などを体の外に排出させる線毛運動(せんもううんどう)の働きが低下してしまいます。その結果、風邪の回復を遅らせる可能性があるのです。風邪をひいているときは、お酒ではなく水やお茶でこまめに水分を摂ることが大切です。
睡眠の質が低下する
お酒は、眠りの質を下げてしまう可能性があります。とくに寝る前の飲酒は、寝付きを良くすると感じても、実際には眠りが浅くなりやすいです。
飲酒量が増えると、眠りの途中で目覚める回数も増えてしまいます。その結果、十分な休息をとることができなくなる可能性があります。風邪をひいているときは、飲酒をせず質の良い睡眠で体を休めることが大切です。
風邪薬とお酒の併用も避けるべき
風邪薬を飲んでいるときの飲酒は、以下のようなリスクを高めるため注意が必要です。
それぞれについて詳しく解説します。
薬の効き目が変化する可能性がある
風邪薬とお酒を一緒に摂ると、薬の効き目が変わってしまう可能性があります。薬とアルコールはどちらも主に肝臓で分解されます。肝臓は、体に入ったアルコールや薬の成分を分解し、無害な形に変える臓器です。
しかし、薬と同時にお酒が入ると肝臓による薬の分解の速度が変わり、薬の効き目が変化する可能性があります。薬を飲んでいるときは、お酒を飲むのを控えましょう。
副作用が強く出るリスクがある
風邪薬とお酒を併用すると、薬の副作用が強く出るリスクがあります。薬と同時にお酒が入ると、肝臓による薬の分解の速度が変化するためです。
とくに以下のような薬とお酒の併用は注意が必要です。
- 風邪薬
- 解熱鎮痛薬
- 催眠鎮静剤(眠気を強めたり、気持ちを落ち着かせたりする薬)
適量であると危険は少ないとされていますが、薬を飲む場合はお酒を飲まないことが原則です。
風邪のときにお酒を飲んでしまった場合の対処法
風邪もしくは風邪気味のときにお酒を飲んでしまった場合は、落ち着いた対処が大切です。
以下のような対処をしてください。
- なんらかの症状が強く現れていないか注意深く確認する
- 水やお茶を飲み十分な水分補給をする
- 安静にして体を休める
風邪薬とお酒を併用した場合は、自己判断で薬の量を変えず、飲酒したことを含めて医師に相談しましょう。とくに副作用を疑う症状が強く出ている場合は、速やかに受診してください。
「お酒は風邪をひきにくくする」という説の真偽
「お酒は風邪をひきにくくする」という話を耳にすることがあります。この説には、はっきりとした答えが出ていません。
飲酒と風邪のひきやすさとの関連性を調べた研究は、いくつか報告されています。しかし、その結果は一致しておらず明確な結論に至っていないのが現状です。(文献1、文献2)
つまり、「お酒が風邪の予防になる」と断言できる根拠は、今のところありません。少なくとも、風邪または風邪気味のときはお酒を控えるようにしましょう。
風邪をひいたときは早期回復のためにお酒は控えよう
風邪または風邪気味のときはお酒を控えましょう。免疫機能の低下や脱水リスクの上昇、睡眠の質の低下など、風邪の回復を妨げることが体に起きるためです。
とくに薬を服用しているときは注意してください。お酒と薬を併用すると、薬の効き目の変化や副作用の出現といったリスクが高まるためです。
万が一お酒と薬を併用してしまった場合は、医師への相談が望ましいです。副作用を疑う症状が現れている場合は、速やかに医療機関を受診しましょう。
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風邪とお酒に関するよくある質問
風邪気味のときにお酒を飲んでも大丈夫ですか?
軽い症状でも回復を妨げる可能性があるため、お酒は控えるのが望ましいです。「少量なら大丈夫」と思える程度でも、体に無理をさせてしまう可能性があります。体調が万全になるまでお酒を控えましょう。
風邪が治りかけのときにお酒を飲んでも大丈夫ですか?
治りかけのときにお酒を飲むと、風邪が再び悪くなる可能性があります。症状が完全になくなり体調が万全になるまでは、飲酒を控えましょう。
病み上がりのときのお酒はいつから飲んでも良いですか?
風邪の症状がなくなっても、体内に細菌やウイルスが残っている場合があります。症状が完全になくなってから数日経ち、体調が万全になってからにしましょう。
(文献1)
Moderate alcohol consumption and the immune system: a review|National Library of Medicine


















