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間欠跛行(かんけつはこう)とは?原因や治る可能性・リハビリ方法まで解説

間欠跛行とは
公開日: 2025.05.30 更新日: 2026.04.30

「歩いていると足がしびれてきて、立ち止まらないと前に進めない」
「ふくらはぎが重だるくなり、少し休むとまた歩けるようになる」

上記のような症状でお困りではないでしょうか。

歩くと足がつらくなり、休むと回復する特徴的な症状は「間欠跛行(かんけつはこう)」と呼ばれます。年齢のせいと見過ごされがちですが、放置すると歩ける距離がどんどん短くなり、日常生活に支障が出てきます。

本記事では、間欠跛行の原因や神経性・血管性の見分け方、治る可能性と治療法、自宅でできるストレッチや日常生活の注意点までを医師監修のもと解説します。歩行時の違和感でお悩みの方はぜひ参考にしてください。

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間欠跛行とは

間欠跛行(かんけつはこう)とは、一定の距離を歩くと足やふくらはぎにしびれ・だるさ・違和感が生じて歩けなくなり、少し休むと再び歩けるようになる症状のことです。

歩くと症状が出て、休むと和らぐ状態を繰り返すため、「間欠」と呼ばれます。

※間欠=一定の時間を置いて、起こったりやんだりすること

具体的な症状は、以下を参考にしてください。

影響の種類 具体的な内容
外出の制限 違和感が出る距離が短くなり、買い物や散歩などの外出が億劫になる
活動量の低下 しびれを恐れて活動量が減り、筋力や体力が低下する可能性がある
精神的な負担 症状の再発への不安が常にあり、ストレスを感じやすくなる
生活の質の低下 趣味や社会活動が難しくなり、生活の満足度が低下する

なお、放置すると歩行可能な距離が次第に短くなります。また、症状が進行すると足の潰瘍・壊死を招いたり、心筋梗塞・脳梗塞などの重篤な合併症につながるおそれもあります。

少しでも異変を感じたら、医療機関を受診してください。

間欠跛行を引き起こす2つの原因と見分け方

間欠跛行の主な原因は、大きく分けて以下の2つです。

どちらも「歩くと足がつらくなり、休むと楽になる」という共通点がありますが、原因となる病気や治療法は異なります。

それぞれのタイプの特徴と見分けるポイントを以下で順に説明します。

脊柱管狭窄症による間欠跛行(神経性)

神経性の間欠跛行は、加齢などによって背骨の中を通る神経の通り道(脊柱管)が狭くなり、腰の神経が圧迫されることで起こります。代表的な原因となる病気は腰部脊柱管狭窄症(ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう)です。

脊柱管狭窄症による神経性間欠跛行の特徴をまとめると、以下のとおりです。

項目 内容
原因 脊柱管が狭くなり腰の神経が圧迫される
代表的な疾患 腰部脊柱管狭窄症
主な症状 ・足のしびれ
・脱力感
・つっぱるような違和感
楽になる姿勢 前かがみ・座位で軽くなる
特徴 自転車には乗れるが歩行がつらい

文献1

神経が圧迫されると、歩行中に足のしびれや脱力感が生じ、続けて歩くことが難しくなります。また、前かがみになったり座ったりすると神経への圧迫がゆるむため、症状が軽くなる点が特徴です。

なお、以下の記事では、脊柱管狭窄症術後の症状に対する再生医療の症例を紹介しています。ぜひ参考にしてください。

閉塞性動脈硬化症による間欠跛行(血管性)

血管性の間欠跛行は、動脈硬化により足の血管が狭くなったり詰まったりして、歩行中の筋肉に十分な血液が届かなくなることで起こります。代表的な原因となる病気は閉塞性動脈硬化症(へいそくせいどうみゃくこうかしょう:ASO)です。

閉塞性動脈硬化症による血管性間欠跛行の特徴は、以下のとおりです。

項目 内容
原因 動脈硬化で足の血管が狭くなり血流が不足する
代表的な疾患 閉塞性動脈硬化症(ASO)
主な症状 ・ふくらはぎの重だるさ
・締めつけ感
・冷感
楽になる姿勢 姿勢に関係なく立ち止まれば回復
特徴 自転車でも足の筋肉を使うと症状が出る

文献2

血管性の間欠跛行の場合、一定の距離を歩くと、ふくらはぎや太ももに重だるさや締めつけるような違和感が現れます。しかし、立ち止まって休むと血流が回復し、再び歩けるようになります。

また、症状が進行すると、安静にしていても違和感が続き、足先の冷え・皮膚の色の変化・潰瘍などに発展するおそれがあります。なお、高血圧・糖尿病・喫煙などが動脈硬化を進める要因となるため、生活習慣の改善が重要です。

以下の記事では、閉塞性動脈硬化症について詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。

神経性と血管性の間欠跛行の見分け方

神経性と血管性は症状が似ていても、原因と治療法がまったく異なります。適切な治療を行うためにも、見分けるためのポイントを押さえておきましょう。

両者の代表的な違いは、以下のとおりです。

比較項目 神経性(脊柱管狭窄症) 血管性(閉塞性動脈硬化症)
原因 神経の圧迫・神経の血流障害 足の動脈の狭窄や閉塞
楽になる姿勢 前かがみで楽になる 姿勢に関係なく立ち止まれば楽になる
自転車運転 前傾姿勢のため長時間乗れる 足の筋肉を使うため乗っていても違和感が出やすい
足の脈拍 正常に触れる 弱い、または触れない
症状の現れ方 しびれや脱力感が中心 筋肉の痛み・つっぱり感が中心

なお、簡易的な見分け方として、足の甲にある足背動脈の拍動を確認する方法があります。

足の甲の親指と人差し指の骨の間あたりを指先で軽く押さえ、ドクンドクンと脈拍を感じ取れるか確認してみてください。神経性では脈拍が正常に触れますが、血管性では脈拍が弱い、または触れないことが多いです。

いずれの方法もあくまで目安のため、正確な診断は医療機関での画像検査や血流検査が必要です。

坂本 貞範
坂本 貞範
間欠性跛行を見分けるうえで重視したいのは、「どのように休むと症状が楽になるか」という点です。
前かがみになったり座ったりして和らぐ場合は神経性(腰部脊柱管狭窄症)、立ち止まるだけで改善する場合は血管性(末梢動脈疾患)の可能性があります。
特に血管性は全身の動脈硬化と関連することもあるため、自己判断せず早めに医療機関で適切な評価を受けることが大切です。

間欠跛行が治る可能性について

間欠跛行は、原因に合った治療を早期に受けることで、歩ける距離が伸び、日常生活に支障がないレベルまで症状を改善できる場合があります。また、運動療法や生活習慣の改善を継続すれば、生活の質も大きく向上します。

ただし、原因疾患そのものを完全にもとの状態に戻すことは難しい場合が多いため、症状の軽減と進行予防が治療の中心となります。とくに血管性では、心筋梗塞や脳梗塞などの重大な病気を防ぐことも重要な目的です。

坂本 貞範
坂本 貞範
間欠性跛行は、原因に合わせた治療を行うことで症状の改善が期待できるケースが多くみられます。
特に「歩く距離が少し短くなってきた」と感じるような早い段階で受診された方ほど、運動療法や薬物療法、生活習慣の見直しなどで楽になる傾向があります。反対に「そのうち良くなるだろう」と様子を見ているうちに進行してしまうと、治療に時間を要することも少なくありません。
歩行時に足のつらさを感じたら、無理をせず早めに医療機関へご相談ください。

間欠跛行の治療法

間欠跛行の治療法には、主に以下の3つがあります。

症状の程度や原因、全身状態によって適した治療法は異なります。自己判断せず、医師と相談しながら選ぶことが大切です。

なお、受診先は原因によって異なります。神経性が疑われる場合は整形外科、血管性が疑われる場合は循環器内科または血管外科を受診しましょう。

原因がはっきりしない初期段階では、まず整形外科を受診して画像検査を受けるのがおすすめです。

それぞれの治療法について以下で詳しく解説します。

保存療法

保存療法は、手術をせずに症状の緩和と進行抑制を目指す治療法で、間欠跛行の治療の基本となります。運動療法・薬物療法・生活習慣の改善を組み合わせて、歩行能力の維持と向上を目指します。

保存療法の主な内容は、以下のとおりです。

治療法 内容 期待される効果・ポイント
運動療法 計画的な歩行訓練、下肢筋力トレーニング、ストレッチなど 側副血行路の発達、酸素利用効率向上、歩行距離の延長
薬物療法 抗血小板薬、血管拡張薬、鎮痛薬など(医師の判断で処方) 血流改善、血栓予防、症状の緩和
生活習慣の改善 禁煙、食事改善、体重・血糖・血圧管理、ストレス・冷え対策 動脈硬化の進行抑制、生活習慣病の改善、薬の効果を引き出す

運動療法では歩行訓練によって血流を改善し、歩行可能な距離を少しずつ延ばしていきます。薬物療法では、血液が固まりにくくする薬や血管を広げる薬で症状の軽減を目指します。

また、生活習慣を根本から改善するのも間欠跛行を防ぐ上で大切です。

保存療法はすぐに大きな変化が出るものではありませんが、長期的な継続で歩行能力の維持や改善が見込めます。

坂本 貞範
坂本 貞範
保存療法は継続がとても大切で、「無理のない範囲で、少しずつでも続けること」がポイントになります。
運動療法では、痛みが出ても少し休めばまた歩ける程度の負荷で“歩く→休む”を繰り返すことが効果的です。あわせて、薬物療法や禁煙、食事・体重管理といった生活習慣の見直しを続けることが、症状の改善につながります。
実際に、日々のセルフケアをコツコツと続けられる方ほど、効果を実感されるケースが多い傾向にあります。

手術療法

手術療法は、保存療法で十分な改善が得られない場合や、日常生活に大きな支障がある場合に検討されます

また、手術の方法は神経性と血管性で異なります。

神経性

神経性(脊柱管狭窄症)の手術には、大きく「除圧術」と「固定術」の2種類があります。

それぞれの手術の違いをまとめると、以下のとおりです。

手術の種類 内容 適応となる主な状況
除圧術 神経を圧迫している骨や靭帯を取り除き脊柱管を広げる 神経の圧迫が強く保存療法で改善しない場合
固定術 除圧に加えボルトなどで骨同士を固定する すべり症など腰椎の不安定性が強い場合

除圧術は、神経を圧迫している骨の一部や厚みが増した黄色靭帯を削り、脊柱管を広げる手術です。近年は内視鏡や顕微鏡を用いた小切開での手術が主流で、筋肉への負担が少なく早期回復が見込めます。

固定術は、背骨のずれ(すべり症)や腰椎の不安定性が強い場合に行われ、除圧した上でボルトやスクリューで骨を固定します。

なお、手術が検討される主な状況は、薬やリハビリを3カ月以上続けても効果が乏しい・歩行距離が数百メートル以下で外出が難しい・足に力が入らないなどの神経脱落症状がある場合です。とくに、尿漏れや便秘といった膀胱直腸障害がある場合は、手術が強く考慮されます。

血管性

血管性の間欠跛行で代表的なのがバイパス手術です。狭くなった血管を迂回するように新しい通り道を作り、足への血流の改善を目指します。

主な特徴は以下のとおりです。

項目 バイパス手術(血管バイパス術) 血栓除去術(血行再建術)
目的 狭くなった血管を迂回して、新たな血液の通り道を作る 詰まった血管から血栓(血のかたまり)を取り除いて血流を再開させる
対象となる状態 慢性的な血流障害(閉塞性動脈硬化症など) 急に血流が止まった場合(急性動脈閉塞など)
使用される血管 自分の静脈(自家血管)または人工血管 既存の血管を利用し、血栓を除去
麻酔・方法 全身または局所麻酔で行い、血管を縫い合わせる 同様に麻酔下で血管を開き、器具で血栓を取り出す
効果 血流の大幅な改善、歩行症状の軽減や重症化の予防 早期の血流回復で壊死や切断リスクを低下させ、症状の改善が見込める
注意点 感染、出血、再閉塞などの合併症リスクあり 同様に合併症や再閉塞のリスクがあり、術後管理が大切

どちらの手術も血流を改善し、歩行時の違和感や足の壊死リスクを軽減する効果が期待できます。ただし、保存療法に比べると体への負担は大きいです。また、感染や出血、バイパス血管の詰まりといった合併症のリスクがあり、入院期間も長くなる傾向があります。

手術を検討する際は、医師とよく相談した上で決めることが大切です。

再生医療

間欠跛行は、神経の圧迫や血管の詰まりが原因で起こる症状です。再生医療では、体が本来持つ修復力を利用して神経や血管の機能回復を目指す治療法であり、しびれや違和感の軽減、血流の改善が期待されます。

再生医療の概要については、以下を参考にしてください。

原因のタイプ 再生医療のアプローチ 期待される効果
神経性(脊柱管狭窄症) 幹細胞などを用いて、傷ついた神経の修復や炎症の抑制 神経の伝達が改善し、しびれや違和感が軽くなる
血管性(動脈硬化) 新しい毛細血管をつくる(血管新生)よう促す治療を行う 足への血流が改善し、歩くときの違和感が緩和される可能性がある

なお、再生医療は手術療法と比べ、長期の入院や感染症のリスクが少ないのがメリットです。

坂本 貞範
坂本 貞範
間欠性跛行に対する再生医療は、運動療法や薬物療法といった基本的な治療を行っても症状が改善しない方、あるいは手術が難しい方・希望されない方などに検討される選択肢です。
新しい血管を作る働きや神経の修復を促すことで、歩行時の痛みが軽減したり、歩ける距離が伸びたりする効果が報告されています。
基本治療で十分な効果が得られない場合の選択肢として、医師と相談のうえ検討してみるとよいでしょう。

以下の記事では、間欠跛行と下肢(足)のしびれに悩まされていた患者様の症例を紹介しています。再生医療について詳しく知りたい方は、ぜひご覧ください。

間欠跛行に効果的なストレッチとリハビリ方法

間欠跛行のリハビリでは、下肢や股関節まわりの柔軟性を高めるストレッチが有効です。血流が促進され、筋肉の緊張がほぐれるため、歩行時の違和感の軽減が見込めます。

ここでは、自宅で取り入れやすい4つのストレッチを紹介します。

なお、ストレッチ中にしびれや強い違和感を覚えた場合は、すぐに中止して医師に相談してください。

ふくらはぎのストレッチ

ふくらはぎのストレッチは、歩行時に酷使される下腿三頭筋(ふくらはぎの筋肉)の柔軟性を高め、血流を改善する目的で行います

実施手順は以下のとおりです。

  1. 壁から一歩分離れて立ち、両手を壁につく
  2. 伸ばしたい脚を後ろに引き、かかとを床につけたままにする
  3. 前の脚の膝を曲げながら、体を前方に倒す
  4. ふくらはぎが伸びている感覚を感じたまま、20〜30秒キープする
  5. 反対側の脚も同様に行う

左右2〜3回ずつを目安に、毎日続けてみてください。反動をつけず、ゆっくり伸ばすことがポイントです。

違和感や痛みが出ない範囲で行いましょう。

太もも裏のストレッチ

太もも裏のストレッチは、ハムストリング(太ももの裏側の筋肉)の柔軟性を高め、骨盤の動きをスムーズにする目的で行います

実施手順は以下のとおりです。

  1. 床に座り、片脚をまっすぐ前に伸ばす
  2. もう片方の脚は楽に曲げておく
  3. 背筋を伸ばしたまま、上半身をゆっくりと前に倒す
  4. 太ももの裏が伸びている感覚を感じながら20〜30秒キープする
  5. 反対側の脚も同様に行う

左右2〜3回ずつを目安に実施します。背中を丸めすぎると腰に負担がかかるため、胸を張って骨盤から前に倒すイメージで行いましょう。

お尻のストレッチ

お尻のストレッチは、臀部の筋肉(大殿筋・梨状筋など)をゆるめ、股関節の動きや神経の通り道への圧迫を軽減する目的で行います

実施手順は以下のとおりです。

  1. 仰向けに寝て、両膝を立てる
  2. 片方の足首を反対側の膝の上に乗せ、数字の「4」の形を作る
  3. 両手で下側の脚の太もも裏を抱え、ゆっくり胸に引き寄せる
  4. お尻が伸びている感覚のところで20〜30秒キープする
  5. 反対側も同様に行う

左右2〜3回ずつを目安に実施してください。呼吸は止めず、ゆっくり深呼吸しながら行うと、筋肉がよりほぐれやすくなります。

股関節のストレッチ

股関節まわりのストレッチは、お尻や太ももまわりの筋肉(中殿筋・大殿筋・ハムストリング・梨状筋など)の柔軟性を高め、血行を改善する目的で行います

実施手順は以下のとおりです。

  1. 足の裏が床にしっかりつく高さのイスに、やや浅めに腰かける
  2. 片方の足首を、反対側の膝の上にそっと乗せる
  3. 背中や腰を丸めすぎないように意識し、胸を脚へ近づけるイメージで、上半身を股関節からゆっくり前へ倒す
  4. お尻の筋肉が心地よく伸びる位置で止め、30秒〜1分キープする
  5. 上半身をゆっくり戻し、反対側の脚でも同じように行う

左右2〜3回ずつを目安に実施してください。なお、痛みで姿勢が取りにくい場合や、姿勢を取ることで症状が悪化する場合は、すぐに中止して医師にご相談ください。

間欠跛行を悪化させない歩き方や注意点

間欠跛行の症状を悪化させないためには、日常の歩き方の工夫が大切です。毎日の歩き方で意識したいポイントは、以下のとおりです。

ポイント 意識したいこと
正しい姿勢で歩く 耳・肩・かかとが一直線になるよう意識し、反り腰や猫背を避ける
小さめの歩幅で歩く 大股を避け、ゆっくりとした歩幅で腰への負担を抑える
違和感が出たらすぐ休む 我慢して歩き続けず、立ち止まる・座る・前かがみで休憩を取る

また、歩き方に加えて、日常生活で気をつけたい注意点を以下にまとめましたので、毎日のセルフケアに役立ててください。

項目 内容
無理に歩きすぎない 違和感を我慢すると悪化のリスクがあるため、無理せず休憩を挟む
姿勢に注意する 神経性の場合は前かがみの姿勢が楽になることが多い
禁煙・食生活の改善 喫煙や高脂肪食は動脈硬化を進めるため、生活習慣の見直しが重要
血圧・血糖・コレステロール管理 生活習慣病のコントロールで症状の進行を抑える
適度な運動を継続する ウォーキングなど違和感が出ない範囲での運動が予防と改善につながる
足の状態を毎日チェックする 傷や潰瘍ができていないか確認し、早めに対処する
症状の変化があれば受診 一時的に良くなっても、病気が進行している可能性がある

とくに、喫煙や高コレステロールは動脈硬化を進める要因となるため注意が必要です。足に傷や潰瘍がないかを毎日確認し、異常があれば早めに医療機関を受診しましょう。

まとめ|間欠跛行が疑われる場合は迷わず医療機関へ

間欠跛行は「歩くとつらくなり、休むと楽になる」症状を繰り返すのが特徴で、神経性と血管性の2つのタイプがあります。軽視して放置すると、歩ける距離がどんどん短くなり、重症化すると足の潰瘍や壊死を招きかねません

しかし、原因に合った治療を早期に始めると、歩行距離の延長や生活の質の向上が見込めます。また、保存療法や手術療法で改善が難しい場合や、手術を避けたい場合は、再生医療という第3の選択肢も検討してみてください。

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間欠跛行の症状に関してよくある質問

間欠跛行は何科を受診するべき?

初期段階では原因の特定が難しいため、まずは整形外科の受診をおすすめします。腰の神経が原因の神経性間欠跛行であれば、整形外科や脳神経外科で画像検査(MRIなど)を受けられます。

なお、動脈硬化がすでに判明している場合や、足の冷感・皮膚の色の変化がある場合は、循環器内科または血管外科の受診が適しています。

間欠跛行の症状は自然に治る?

間欠跛行が自然に治るケースはほとんどありません

原因となっている神経の圧迫や動脈硬化は時間の経過とともに進行することが多く、放置すると歩行距離がどんどん短くなります。気になる症状がある段階で、医療機関を受診しましょう。

間欠跛行になったら運動はまったくしてはいけない?

無理のない範囲であれば、適度な運動は症状改善に役立ちます。とくにウォーキングやストレッチは、血流を改善し、歩行能力の維持・向上に有効です。

ただし、違和感や痛みが出た場合はすぐに中止し、休憩を挟みましょう。運動の種類や強度は、医師や理学療法士と相談して決めると安心です。

間欠跛行の症状とがんは関係ある?

間欠跛行の主な原因は脊柱管狭窄症や閉塞性動脈硬化症であり、がんとの直接的な関係はありません

ただし、がんが神経や血管を圧迫し、間欠跛行に似た症状が現れるケースもあります。原因がはっきりしない場合は、医療機関で精密検査を受けましょう。

参考文献

(文献1)
「腰部脊柱管狭窄症」『整形外科シリーズ8』|日本整形外科学会

(文献2)
閉塞性動脈硬化症|国立循環器病研究センター