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【医師監修】ディスクシール治療のデメリットとは|効果や保険適用について解説

「ディスクシール治療を勧められた」
「ディスクシール治療は本当に効果があるのか」
保存療法で改善が見られず、切開手術への抵抗感から低侵襲治療を探している方にとって、広告やSNSの情報だけで治療の適否を判断するのは容易ではありません。
この治療について調べると、提供している医療機関の情報が中心に出てきます。判断するには、他の治療法と並べて比べる視点が欠かせません。
ディスクシール治療は、適応の有無や期待できる効果、費用負担を含め、事前に十分な情報を得た上で判断すべき治療のひとつです。
本記事では、現役医師がディスクシール治療のデメリットを詳しく解説します。効果や保険適用外の理由をわかりやすく紹介し、記事の後半にはよくある質問をまとめていますので、ぜひ最後までご覧ください。
あわせて、保存療法や手術など他の治療法と並べて比較できる表も掲載しました。
- ディスクシール治療のデメリットと効果の限界
- 保険が適用されない理由と費用の目安
- 他の治療法と並べたときの位置づけ
- 口コミや体験談をどう読み解くか
なお、腰や足の症状に対する治療の選択肢は、保存療法と手術の二択ではありません。当院では、患者さまご自身の脂肪から採取した幹細胞を用いた再生医療を提供しています。
どの治療が適しているかは、症状の原因と経過によって変わります。治療法を比較して検討したい段階でも、ご相談いただけます。
【こんな方はご相談ください】
- 保存療法を続けても症状が改善しない
- 複数の治療法を勧められ、判断がつかない
- 切開を伴う手術はできるだけ避けたい
- 自分の症状がどの治療の適応になるか知りたい
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目次
ディスクシール治療のデメリット
| デメリット | 詳細 |
|---|---|
| 効果が出ないケース・個人差がある | 症状や体質による治療効果の差 |
| 適応が限られ重症例では改善が難しい | 重症例では効果が期待しにくい特徴 |
| 長期的な有効性や再発の課題がある | 長期成績の不確実性と再発リスク |
ディスクシール治療は、症状の原因や椎間板の変性度合いによって効果に差が生じる治療です。
対象となるのは主に軽度から中等度の症例で、神経圧迫が強い場合や筋力低下を伴う重症例では、改善が限定的にとどまることがあります。
加えて、長期的な治療成績のデータは現時点で十分とはいえず、再発や症状の変化も念頭に置く必要があります。
受診を検討する際は、自分の症状が適応範囲に該当するかを医師に確認し、効果の限界も含めて理解した上で判断しましょう。
効果が出ないケース・個人差がある
ディスクシール治療の効果は、椎間板ヘルニアの形態や神経圧迫の程度によって異なり、一定の結果を保証できる治療ではありません。
回復までの期間にも幅があり、数週間で変化を実感する方もいれば、数カ月以上かかるケースもあります。姿勢や筋力、日常生活といった生活背景も、治療結果に影響する要因です。
また、椎間板ヘルニアは自然経過で改善することが知られている疾患です。飛び出した椎間板が時間の経過とともに退縮・吸収されていく過程があり、診療ガイドラインでも自然経過が独立した項目として扱われています。(文献1)
そのため、「治療後に感じた変化が治療効果によるものか」「自然経過と重なったものか」を区別しにくい側面があります。
受診を検討する際は、こうした背景も踏まえた上で医師と目標や期待値をすり合わせることが、判断の精度を高める上で欠かせません。
以下の記事では、椎間板ヘルニアの治癒について詳しく解説しています。
適応が限られ重症例では改善が難しい
ディスクシール治療は、すべての椎間板ヘルニアに対応できる治療ではありません。神経圧迫が強い症例では、圧迫を物理的に取り除く外科的手術が優先されます。
下肢の運動麻痺や排尿・排便障害を伴う場合、および保存療法でも改善が見られない場合は、早期手術が必要と判断されます。
とくに排尿や排便の障害、股から尻にかけての感覚の鈍り、足首や親指が上がらないといった症状がある場合は、緊急の対応が必要になることがあります。この段階では治療法を比較検討している時間はありません。すぐに脊椎を専門とする医療機関を受診してください。
治療の適否は症状の種類と重症度によって決まるため、画像所見と臨床症状をもとに医師による判断が必要です。
以下の記事では、腰椎椎間板ヘルニアの症状レベルと種類について詳しく解説しています。
長期的な有効性や再発の課題がある
ディスクシール治療は神経への影響を軽減することを目的としており、椎間板の変性を元の状態に戻す治療ではありません。
治療後も椎間板の変性が進行する可能性があるため、症状が再び現れることがあります。椎間板ヘルニアの再発率は治療法を問わず4〜15%程度と報告されており、ディスクシール治療も例外ではありません。
長期的な治療成績のデータも現時点では限られており、数年単位での経過については慎重に見ていく必要があります。
姿勢や筋力といった生活習慣が再発に関与することも明らかになっているため、治療後のセルフケアと定期的な経過観察が求められます。
椎間板は日常生活のなかで負荷がかかり続ける組織です。治療を受けたあとも、作業姿勢の見直しや体幹の筋力維持を続けなければ、腰痛が再燃するリスクは残ります。
ディスクシール治療の効果
| 効果 | 詳細 |
|---|---|
| 神経圧迫の軽減による症状の改善が期待される | 神経への圧迫軽減による症状緩和 |
| 低侵襲で身体への負担が比較的少ない | 切開を伴わない治療による身体負担の軽減 |
| 日常生活への復帰が早い傾向がある | 回復までの期間が比較的短い傾向 |
ディスクシール治療は、フィブリン(生体由来の接着成分)を椎間板の亀裂部分に注入し、椎間板の損傷部位を封止することで症状の改善を図る治療です。
切開を伴わないため身体への負担は比較的小さく、外科的手術と比べて回復までの期間が短い傾向があります。ただし、効果には個人差があり、適応外の症例では改善が限定的にとどまることがあります。
受診を検討する際は、自身の症状が適応範囲に該当するかを医師に確認した上で判断してください。
神経圧迫の軽減による症状の改善が期待される
椎間板ヘルニアは、飛び出した椎間板が神経を圧迫することでしびれや違和感を引き起こします。ディスクシール治療はこの圧迫を軽減し、神経への負担を減らしながら症状の改善を図ります。
神経周囲の血流や炎症状態の改善は神経機能の回復を促す上で、日常動作時の症状緩和に欠かせない要素です。
以下の記事では、腰椎椎間板ヘルニアの痛みを和らげる方法について詳しく解説しています。
低侵襲で身体への負担が比較的少ない
ディスクシール治療は、大きな切開を伴わない低侵襲治療です。椎間板や周囲組織へのアプローチを最小限に抑えるため、外科的手術と比べて身体への負担が少なく、回復までの期間が短い傾向があります。
基礎疾患や体力面の問題から外科的手術に踏み切れない方が検討する選択肢のひとつですが、適応は症状や全身状態によって異なるため、医師による個別の評価が前提となります。
ただし、切開を伴わないことと合併症がないことは同じではありません。皮膚を通して椎間板に針を刺す処置である以上、ごくまれに感染などのリスクが生じる可能性は残ります。
日常生活への復帰が早い傾向がある
| 効果 | 詳細 |
|---|---|
| 身体への影響が少なく回復が早い傾向 | 低侵襲による回復過程のスムーズさ |
| 早期に身体を動かしやすい | 安静期間が短く日常動作再開しやすい特徴 |
| 仕事や日常生活への復帰が早い傾向 | 軽作業などへの早期復帰が見込まれる傾向 |
(文献2)
低侵襲で行うディスクシール治療は、外科的手術と比べて術後の回復が早い傾向があります。
日常生活や仕事への復帰までの期間が短くなるケースが多い一方、回復のペースは症状や身体の状態によって異なります。
施術後は担当医の指示に従い、段階的に活動量を戻していくことが再発予防の観点からも重要です。
以下の記事では、頚椎椎間板ヘルニアにおける休業期間について詳しく解説しています。
ディスクシール治療が保険適用されない理由
| 保険適用されない理由 | 詳細 |
|---|---|
| 標準治療として保険収載されていないため | 標準治療としての位置づけが未確立 |
| 有効性・長期成績のエビデンスが十分ではないため | 有効性や長期成績に関するデータの不足 |
| 自由診療として提供されているため | 保険対象外による全額自己負担の仕組み |
ディスクシール治療が保険適用外となる理由は、標準治療としての確立と長期成績に関するエビデンスの両面で、現時点では保険収載の要件を満たしていないためです。
日本の医療保険制度では、有効性と安全性が科学的に検証された治療のみが収載の対象となります。この要件を満たしていない治療は自由診療として提供され、費用は全額自己負担です。
標準治療として保険収載されていないため
日本の公的医療保険が適用されるのは、安全性と有効性が広く確認され、診療報酬点数として国に登録された標準治療に限られます。(文献2)
保険収載には複数の臨床研究による長期成績の検証が必要であり、データが十分に蓄積されていない治療は認められません。(文献2)
ディスクシール治療は現時点でこの要件を満たしておらず、一部の医療機関でのみ提供されている段階にあるため、保険適用外となっています。(文献5)
有効性・長期成績のエビデンスが十分ではないため
ディスクシール治療は、有効性と長期成績に関するエビデンスが十分に蓄積されていない点が現時点での課題です。(文献1)
医療における治療評価は複数の臨床試験をもとに行われ、標準治療として認められるには既存の治療との比較試験も必要となります。(文献6)
椎間板ヘルニアでは短期と長期で治療成績が異なることも報告されており、数年単位での効果の持続が確認されていない段階では、エビデンスに基づく評価は困難です。(文献7)
受診を検討する際は、こうした現状を理解した上での判断が求められます。
自由診療として提供されているため
ディスクシール治療は自由診療であり、費用は全額自己負担です。自由診療では治療内容や費用を医療機関が独自に設定するため、同じ治療名でもクリニックによって金額が異なります。
保険診療と自由診療を併用した場合、本来は保険適用となる診療分も含めて全額自己負担となる混合診療の問題も生じるため、受診前に費用の総額と内訳を必ず確認してください。
費用の目安と保険の扱い
自由診療のため医療機関ごとに設定が異なりますが、目安として1箇所あたり130万円前後から、複数箇所では150万円台から160万円台という価格帯が示されています。
初診料や事前のMRI検査費用が治療費に含まれるかどうかも医療機関によって異なるため、総額と内訳を書面で確認しておくことをお勧めします。
保険や公的制度の扱いは、次のように整理できます。
| 制度 | ディスクシール治療での扱い |
|---|---|
| 公的医療保険 | 適用外。全額自己負担となる |
| 高額療養費制度 | 公的保険が適用される診療が対象のため、対象外 |
| 民間の医療保険(手術給付金) | 自由診療を対象としない商品が多い。加入中の保険会社への確認が必要 |
| 医療費控除 | 治療を目的とした診療であれば対象になり得る。領収書の保管と確定申告が必要 |
※民間保険の給付可否は商品や特約によって異なります。契約内容は必ずご加入の保険会社へご確認ください。
公的保険が使えないことは、そのまま治療の優劣を意味するものではありません。保険収載は有効性と安全性の検証が積み重なった段階で行われるもので、現時点で要件を満たしていないという位置づけの問題です。
一方で、費用が全額自己負担になる以上、効果に個人差があることを理解した上で判断する必要があります。
ディスクシール治療と他の治療法の比較
腰や足の症状に対する治療には複数の選択肢があり、ディスクシール治療はそのなかのひとつです。
判断のためには、他の治療法と並べて位置づけを確認することが有効です。
| 項目 | 保存療法 | 酵素注入療法 | レーザー減圧術 | 内視鏡・切開手術 | ディスクシール治療 |
|---|---|---|---|---|---|
| 公的保険 | 適用 | 適用 | 適用外 | 適用 | 適用外 |
| 身体への負担 | なし | 極めて低い | 極めて低い | 低〜中程度 | 極めて低い |
| 入院 | 不要 | 日帰り〜1泊 | 日帰り | 数日〜2週間程度 | 日帰り |
| 効果が出るまで | 数週間〜数カ月 | 1〜3カ月 | 1週間〜3カ月 | 術後すぐ | 数日〜数カ月 |
| 主な対象 | 発症初期・軽度〜中等度 | 後縦靱帯下脱出型 | 軽度〜中等度 | 重度・麻痺例 | 軽度〜中等度 |
※費用や期間は医療機関によって異なります。適応の可否は画像所見と症状をもとに医師が判断します。
診療ガイドラインでは、まず保存療法を行うことが基本とされています。(文献1)(文献8)
自由診療の治療を検討する前に、保存療法をどこまで行ったかを確認しておくことが大切です。
保険が適用される治療との違い
酵素注入療法や内視鏡手術は公的保険が適用されるため、高額療養費制度により自己負担に上限が設けられます。
一方で、それぞれに制約もあります。酵素注入療法は適応となる病態が限られ、投与回数にも制限があります。内視鏡手術は入院が必要で、組織の切開を伴います。
費用の負担が軽いことと、自分の症状に適していることは別の話です。どの治療が適応になるかを先に確認した上で、費用を含めて比較してください。
「複数の治療法を勧められて判断がつかない」という方へ。現在の症状とこれまでの経過をうかがった上で、どの治療の適応にあたるかを整理してお伝えします。
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ディスクシール治療で後悔しないための判断ポイント
| 判断ポイント | 詳細 |
|---|---|
| 適応があるかを正確に見極める | 症状の原因や検査結果に基づく適応可否の確認 |
| 他の治療法と比較して検討する | 保存療法や手術との特徴・リスクの比較 |
| 効果の限界と費用を理解して判断する | 期待できる効果の範囲と自己負担費用の把握 |
ディスクシール治療を検討する前に、まず自身の症状が適応範囲に該当するかを医師に確認しましょう。その上で、保存療法や外科的手術との違いをリスクも含めて比較し、治療の選択肢を整理してください。
効果には限界があり、高額な自由診療のため、費用に見合った結果が得られるかを冷静に見極めることが、納得のいく判断につながります。
適応があるかを正確に見極める
| 判断ポイント | 詳細 |
|---|---|
| 症状の原因が椎間板由来かを確認 | 他疾患との鑑別の必要性 |
| 画像所見と症状の一致を確認 | 検査結果と自覚症状の整合性の評価 |
| 神経圧迫の程度を評価 | 重症度に応じた治療選択の必要性 |
| 段階的な治療選択の実施 | 保存療法から検討する基本方針 |
(文献8)
ディスクシール治療を検討する際は、症状の原因が椎間板由来であるかを画像所見と臨床症状の両面から確認する必要があります。
腰椎椎間板ヘルニアの診療ガイドラインでは段階的な治療選択が推奨されており、まず保存療法を行い、改善が見られない場合に次の治療を検討するのが標準的な流れです。(文献9)
ディスクシール治療はその過程のどこに位置づけられるかを医師と確認した上で、受診を判断しましょう。
他の治療法と比較して検討する
椎間板ヘルニアの治療には保存療法・注射治療・手術といった選択肢があり、ディスクシール治療はその中のひとつに位置づけられます。
診療ガイドラインでは保存療法が初期治療として推奨されており、多くの症例で改善が得られます。(文献1)(文献8)
神経圧迫が強い場合や麻痺を伴う重症例では手術が優先されるため、ディスクシール治療を検討する際は、治療全体の流れの中で自身の症状がどの段階にあるかを医師に確認してください。
以下の記事では、椎間板ヘルニアなどの疾患で行われる治療法について詳しく解説しています。
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効果の限界と費用を理解して判断する
椎間板ヘルニアは保存療法で改善する症例が多く、自然経過で軽快するケースも少なくありません。(文献1)
ディスクシール治療は保険適用外で全額自己負担となる上、効果には個人差があり、すべての症例で十分な改善が得られる治療ではありません。
自由診療として一定の費用負担が生じるため、保存療法の経過や自身の症状の段階を踏まえた上で、医師と慎重に検討しましょう。
口コミや体験談をどう読むか
この治療について調べると、体験談や口コミが多く見つかります。判断材料として使う際には、いくつか注意すべき点があります。
| 確認したい点 | 理由 |
|---|---|
| どのような症状の方の体験か | 適応となる病態が限られるため、自分と同じ状態とは限らない |
| 治療からどのくらい経過した時点の内容か | 直後の感想と数年後の経過では意味が異なる |
| 発信者と医療機関の関係 | 広告や提供側の発信である場合、内容が偏る可能性がある |
| 改善しなかった例が含まれているか | 良い結果のみが集まりやすい構造がある |
とくに注意したいのが、改善しなかった方の声は表に出にくいという点です。満足した方は発信する動機がありますが、期待した結果が得られなかった方は積極的に発信しない傾向があります。
体験談は治療を知るきっかけとしては有用ですが、適応や効果の判断は画像所見と診察にもとづいて行われるものです。個人の結果がそのまま自分に当てはまるとは限りません。
ディスクシール治療のデメリットを理解し後悔ない選択をしよう
ディスクシール治療は適応が合致した症例では選択肢になり得ますが、すべての椎間板疾患に対応できる治療ではありません。
治療の限界や費用面を正確に把握しないまま受診すると、結果への期待と現実にギャップが生じます。適応や効果、費用を整理した上で医師に相談し、自身の症状に照らして判断しましょう。
判断に迷ったときは、ひとつの治療法だけを見るのではなく、他の選択肢と並べて位置づけを確認することをお勧めします。
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ディスクシール治療のデメリットに関するよくある質問
ディスクシール治療に生命保険は使えますか?
多くの民間医療保険は自由診療を給付の対象としていません。そのため、手術給付金が支払われないケースが一般的です。
ただし、商品や特約によって取り扱いは異なります。自由診療に対応した特約が付いている場合もあるため、受診を決める前に、ご加入の保険会社へ直接ご確認ください。
なお、公的な高額療養費制度は保険診療が対象のため、この治療では利用できません。一方、治療を目的とした診療であれば医療費控除の対象になり得るため、領収書は保管しておくと良いでしょう。
海外ではどのように扱われている治療ですか?
医療制度は国によって異なり、ある国で提供されている治療が日本でも同じ位置づけになるとは限りません。
日本国内では、この治療は薬事承認および保険収載がされておらず、一部の医療機関が自由診療として提供している段階です。(文献5)
海外での承認状況や保険の適用範囲については情報が更新されることがあるため、実施している医療機関に直接ご確認ください。その際は、日本国内での位置づけとあわせて説明を受けることをお勧めします。
効果が得られなかった場合はどうなりますか?
自由診療のため、期待した効果が得られなかった場合の費用の取り扱いは医療機関ごとに定められています。受診前に確認しておくべき点のひとつです。
治療後も症状が続く場合は、まず実施した医療機関で経過を確認してもらってください。画像検査で状態を評価した上で、他の治療法への移行が検討されることがあります。
神経圧迫が強い場合や麻痺が出ている場合は、手術が優先されます。
ディスクシール治療と他の治療を併用することはできますか?
ディスクシール治療は、保存療法や注射治療と組み合わせて行われることがあり、治療方針は症状や経過に応じて変わります。
効果が限定的な場合や神経症状が強い場合には手術への移行が検討されるため、治療の選択と順序は画像所見と臨床症状をもとに医師が個別に判断します。
SNSで発信されているディスクシール治療の情報を信頼しても問題ないでしょうか?
SNSのディスクシール治療に関する情報は、発信者の専門性や根拠が不明なケースがあり、そのまま判断の根拠にするのは適切ではありません。
厚生労働省も、健康・医療情報は「すべてが信頼できるとは限らない」と指摘しています。(文献10)
体験談についても、個人の結果がすべての人に当てはまるわけではなく、医療における治療効果の評価は複数の研究に基づく検証が前提です。(文献11)
SNSの情報は治療を知るきっかけとして活用しつつ、適応や効果の判断は医療機関に委ねてください。
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参考文献
腰椎椎間板ヘルニア診療ガイドライン 改訂第3版|Mindsガイドラインライブラリ
慢性腰痛や手術後の痛みに新たな希望!「ディスクシール治療」の効果を調査結果で発表|PR TIMES
腰椎椎間板ヘルニアのガイドライン作成|厚生労働科学研究成果データベース
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