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【医師監修】ペンタサとは|副作用・効き始め・効果を解説

「ペンタサを飲み始めたけれど、いつから効くのだろう」
「副作用が心配で続けて良いのか不安」
ペンタサは潰瘍性大腸炎やクローン病の治療に広く使われる治療薬です。効果が現れる時期や服用期間には個人差があり、自己判断で中止すると再燃することがあります。
また、副作用の内容や飲み忘れた場合の対応、妊娠・授乳中の服用可否など、治療を続ける上で知っておきたい点も少なくありません。
本記事では、現役医師がペンタサについて詳しく解説します。
- ペンタサの効果
- ペンタサが効き始めるまでの期間
- ペンタサの副作用
- ペンタサを服用するときの注意点
記事の後半には、ペンタサについてよくある質問をまとめていますので、ぜひ最後までご覧ください。
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目次
ペンタサとは
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 主な対象疾患 | 潰瘍性大腸炎・クローン病の治療薬 |
| 主な作用 | 腸の炎症を抑え、下痢・血便・腹部症状の改善 |
| 継続する目的 | 寛解維持・再燃予防 |
| 剤形 | 錠剤・顆粒・坐剤・注腸剤 |
| 使用時のポイント | 病変部位に応じた剤形選択・医師の指示どおりの継続服用 |
ペンタサは、メサラジンを有効成分とする炎症性腸疾患の治療薬です。主に潰瘍性大腸炎やクローン病に対して処方され、腸の粘膜に直接作用して炎症を抑えます。
錠剤・顆粒は潰瘍性大腸炎とクローン病のいずれにも用いられますが、坐剤・注腸剤は潰瘍性大腸炎の治療に限られます。症状が落ち着いた後も、再燃を防ぐために服用を続けるケースが少なくありません。服用期間や薬の変更については医師に相談してください。
以下の記事では、クローン病の治療薬について詳しく解説しています。
ペンタサの種類(錠剤・顆粒・坐剤・注腸剤)
ペンタサは剤形によって薬が届く範囲や使用方法が異なり、炎症の部位や病状に合わせて使い分けられています。処方された剤形の特徴を理解しておくことで、治療効果を十分に得やすくなります。
ペンタサの主な剤形と特徴は、以下のとおりです。
| 剤形 | 主な作用部位 | 特徴・用途 |
|---|---|---|
| 錠剤 | 小腸~大腸 | 腸全体に広く作用する飲み薬。潰瘍性大腸炎・クローン病で使用 |
| 顆粒 | 小腸~大腸 | 錠剤と同様に広範囲へ作用。飲み込みやすさを考慮して選択 |
| 坐剤 | 直腸 | 直腸へ直接作用。直腸炎型など直腸の炎症に使用 |
| 注腸剤 | 直腸~左側大腸 | 坐剤より広い範囲へ作用。左側大腸まで炎症が及ぶ場合に使用 |
小腸や大腸に広く炎症が及んでいる場合は錠剤や顆粒、直腸に限られた炎症には坐剤、直腸から左側大腸まで炎症が広がっている場合には注腸剤が使用されます。病状によっては、経口薬と坐剤・注腸剤を併用することもあります。
治療効果を十分に引き出すためにも、剤形や使用方法を自己判断で変えず、医師の指示に従って治療を継続してください。
ペンタサと他治療薬との違い
ペンタサは炎症性腸疾患の治療で広く用いられる治療薬ですが、症状の強さや炎症が起きている部位によっては、ほかの治療薬が選ばれたり、併用されたりすることもあります。
治療薬ごとに作用の仕組みや使用目的が異なるため、それぞれの違いを理解しておくことが大切です。
主な炎症性腸疾患治療薬とペンタサとの違いは、以下のとおりです。
| 治療薬 | ペンタサとの主な違い | 主な使用場面 |
|---|---|---|
| ペンタサ | 小腸〜大腸に広く作用するメサラジン製剤 | 軽症〜中等症の潰瘍性大腸炎・クローン病、寛解維持 |
| アサコール | 大腸で薬が放出されるメサラジン製剤 | 潰瘍性大腸炎 |
| リアルダ | 大腸で持続的に薬を放出するメサラジン製剤 | 潰瘍性大腸炎 |
| サラゾピリン(アザルフィジンを含む) | メサラジンとスルファピリジンを含む製剤 | 炎症性腸疾患、一部の関節疾患 |
| レクタブル | ステロイドの注腸フォーム製剤 | 直腸〜下部大腸の炎症 |
| プレドニン(プレドニゾロン製剤) | 全身作用を持つステロイド製剤 | 炎症が強い活動期 |
| イムラン(アザニンを含む) | 免疫の働きを調整する免疫調整薬 | ステロイド減量・寛解維持 |
| ヒュミラ | TNF-αを標的とする生物学的製剤 | 中等症〜重症例 |
| レミケード | TNF-αを標的とする生物学的製剤 | 中等症〜重症例 |
(文献3)
ペンタサは、軽症から中等症の炎症性腸疾患に用いられることが多い薬ですが、病状によっては作用の異なる薬を追加したり、ほかの薬に切り替えたりする場合があります。
たとえば、炎症が強い場合には、プレドニンなどのステロイド製剤が使用されることがあります。ペンタサだけで十分な効果が得られない場合は、免疫調整薬や生物学的製剤などが検討されます。
アサコールやリアルダはペンタサと同じメサラジン製剤ですが、薬が腸内で放出される部位や仕組みには違いがあり、炎症の部位や病状に応じた使い分けが欠かせません。
ペンタサが効かない場合
ペンタサは、服用後すぐに症状が改善する薬ではありません。効果を感じ始めるまでには2〜4週間程度かかるのが一般的です。(文献4)
また、治療効果の評価は8週間を目安に行われます。(文献5)
服用開始から間もない時期に「効かない」と自己判断し、中止しないよう注意してください。ただし、炎症が強い場合や病変の範囲が広い場合、服用方法や剤形が症状に合っていない場合には、十分な効果が現れないこともあります。
症状が続く場合は医師に相談してください。診察の結果に応じて、用量の調整や坐剤・注腸剤の併用、ほかの治療薬への切り替え・追加が検討されます。
妊娠中・授乳中の服用について
妊娠中・授乳中にペンタサを服用している場合も、自己判断で中止せずに医師へ相談してください。炎症性腸疾患は病状が悪化すると、母体や胎児に影響を及ぼす可能性があります。
ペンタサの有効成分であるメサラジンは、妊娠中の使用実績が豊富にあり、現時点の研究では先天異常のリスクを明らかに高めるとの報告はありません。
そのため、病状を安定させる目的で妊娠中も服用が継続されるケースがあります。授乳中も使用されることがありますが、まれに乳児に下痢がみられる場合があるため、授乳中は乳児の体調変化に注意し、気になる症状があれば、医療機関を受診しましょう。
ペンタサの効果
| 効果 | 詳細 |
|---|---|
| 腸の炎症を抑える効果 | メサラジンが腸粘膜に作用し、炎症を抑える |
| 潰瘍性大腸炎・クローン病の症状を改善する効果 | 下痢・血便・腹部症状などの軽減、日常生活の質の向上 |
| 寛解を維持し再燃を予防する効果 | 症状が落ち着いた状態の維持、再燃リスクの低減 |
ペンタサは、有効成分メサラジンが腸の粘膜に直接作用して炎症を抑え、潰瘍性大腸炎やクローン病の症状改善を目指す薬です。
下痢や血便といった症状を和らげるだけでなく、症状が落ち着いた寛解状態を保ち、再燃を防ぐ目的でも使用されます。
炎症性腸疾患は再燃を繰り返しやすい疾患であるため、症状が改善した後も自己判断で中止せず、医師の指示のもとで服用を続けてください。
腸の炎症を抑える効果
ペンタサは、有効成分であるメサラジンが腸の粘膜へ直接作用して炎症を抑えることで、症状の改善だけでなく再燃予防にも役立つ治療薬です。
ペンタサが腸の炎症を抑える主な働きは、以下のとおりです。
| 効果 | 詳細 |
|---|---|
| 腸の粘膜へ直接作用 | 小腸から大腸まで炎症部位への作用 |
| 炎症を抑える働き | 活性酸素や炎症性物質の働きの抑制 |
| 症状の改善 | 下痢・血便・腹部症状の軽減 |
| 寛解維持 | 症状が落ち着いた状態の維持・再燃予防 |
(文献6)
ペンタサは小腸から大腸にかけて有効成分が少しずつ放出され、炎症が起きている腸の粘膜へ届く設計になっています。
放出されたメサラジンは、活性酸素やロイコトリエン(白血球などで生成される生理活性物質)といった炎症を引き起こす物質の働きを抑え、下痢や血便などの症状を軽くしていきます。
炎症性腸疾患は一度症状が治まっても再燃しやすいため、ペンタサは症状を抑える段階だけでなく寛解後の維持治療にも用いられ、効果を十分に引き出すには服用の継続が欠かせません。
以下の記事では、腸の炎症について詳しく解説しています。
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【医師監修】潰瘍性大腸炎の治療薬一覧|副作用や服用時の注意点を解説
潰瘍性大腸炎・クローン病の症状を改善する効果
ペンタサは、潰瘍性大腸炎やクローン病で起こる腸の炎症を抑え、活動期の症状改善を目指す治療薬です。病変の部位や症状に応じて剤形や用量を調整しながら治療を行います。
ペンタサによる症状改善の特徴は、以下のとおりです。
| 効果 | 詳細 |
|---|---|
| 活動期の症状改善 | 下痢・血便・腹部症状の軽減 |
| 病変部位に応じた治療 | 小腸から大腸までの炎症への対応、坐剤・注腸剤の併用 |
| 病状に応じた治療調整 | 症状や炎症範囲に合わせた用量・剤形の選択 |
ペンタサは軽症から中等症の潰瘍性大腸炎やクローン病に用いられる薬で、腸の炎症を抑えることで下痢や血便などの症状緩和が期待できます。
経口剤は小腸から大腸まで広い範囲に作用するため小腸病変を伴うクローン病でも選択肢となる一方、直腸に炎症が集中している場合は坐剤や注腸剤を組み合わせることでより高い治療効果につながります。
適切な用量や剤形は病状や炎症の範囲によって異なるため、変更を希望する際は自己判断せず、必ず医師に相談してください。
以下の記事では、潰瘍性大腸炎とクローン病について詳しく解説しています。
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寛解を維持し再燃を予防する効果
ペンタサは、症状が改善した後も服用を続け、寛解を保ちながら再燃を防ぐために使われる治療薬です。潰瘍性大腸炎やクローン病は一度落ち着いても再び炎症が起こりやすく、症状がない時期こそ腸の炎症を抑えた状態を保つことが求められます。
5-ASA製剤に分類されるペンタサは、服用を継続することで再燃リスクを下げる効果が確認されており、中断すると病状が再び悪化する恐れがあります。
ペンタサが効き始めるまでの期間
ペンタサは服用後、腸内で有効成分が放出されて作用しますが、症状の改善を実感するまでには一定の期間がかかり、効果の現れ方には個人差があるため、医師の指示に従って治療を続けることが大切です。
ペンタサが効き始めるまでの目安は、以下のとおりです。
| 項目 | 目安 | 詳細 |
|---|---|---|
| 効果を感じ始める時期 | 最大4週間程度 | 下痢・血便などの改善を感じ始める時期の目安 |
| 治療効果を評価する時期 | 8週間程度 | 短期間で判断せず、一定期間の服用後に効果を確認 |
| 坐剤・注腸剤の使用期間 | 3〜6週間程度 | 直腸・大腸下部の炎症に対する局所治療の目安 |
| 改善が乏しい場合 | 受診時に相談 | 病変範囲・重症度・用量・剤形の見直し |
ペンタサは、服用から数日で効果を判断できる薬ではありません。症状の改善を実感するまでには最大4週間ほどかかります。(文献7)
治療効果は多くの場合8週間を目安に評価されます。(文献8)
直腸や大腸下部に炎症が生じているケースでは坐剤や注腸剤を3〜6週間ほど使用することもあり、改善が乏しいと感じたときも自己判断で中止せず、まずは主治医へ相談してください。(文献9)
ペンタサの副作用
| 副作用 | 詳細 |
|---|---|
| 【比較的みられる副作用】下痢・腹痛・頭痛・発疹など | 下痢・腹部症状・頭痛・発疹・かゆみ・吐き気など、服用中にみられることがある体調変化 |
| 【注意が必要な副作用】肝機能障害・膵炎など | 黄疸・強いだるさ・吐き気・発熱・上腹部の不調などを伴う可能性がある副作用 |
| 【重篤な副作用】間質性腎炎・無顆粒球症など | 腎機能障害・血液障害・発熱・息切れ・尿の異常など、早めの受診が必要な副作用 |
ペンタサの服用中は、下痢や腹部の不快感、頭痛、発疹といった副作用が現れることがあります。症状によって対応は異なりますが、黄疸や強い倦怠感、発熱、尿の異常、息切れなどが現れた場合は、重い副作用の可能性もあるため注意が必要です。
頻度は高くないものの、肝機能障害や膵炎、間質性腎炎、無顆粒球症といった重い副作用が起こることも報告されています。体調の変化が続く場合は、服用を継続するか中止するかを自己判断せず、早めに医師へ相談してください。
【比較的みられる副作用】下痢・腹痛・頭痛・発疹など
ペンタサの服用中は、下痢や腹痛、頭痛、発疹などの副作用がみられることがあります。多くは比較的軽い症状ですが、長引く場合や悪化する場合は医師への相談が必要です。
比較的みられる副作用の主な症状は、以下のとおりです。
| 副作用 | 詳細 |
|---|---|
| 下痢 | 便がゆるくなる、排便回数が増えるなどの消化器症状 |
| 腹痛 | お腹の違和感や張り、腹部症状の悪化 |
| 頭痛 | 服用後にみられる頭の重さや不快感 |
| 発疹 | 皮膚の赤み、かゆみ、発熱を伴う場合は過敏症の可能性 |
下痢や腹痛は治療薬の副作用だけでなく、疾患そのものの再燃でも現れる症状です。副作用と再燃を症状だけで区別するのは難しいため、症状の程度や経過を医師に伝えることが大切です。
頭痛や発疹も、軽いうちに自然と落ち着くことがありますが「発疹が広がる」「発熱を伴う」「日常生活に影響が出る」といった状態は、異変のサインとして見過ごさず、早い段階で医師に伝えてください。
以下の記事では、下痢・腹痛の症状について詳しく解説しています。
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【医師監修】頭痛と吐き気が現れる原因とは|タイプ別の症状と受診の目安を解説
【注意が必要な副作用】肝機能障害・膵炎など
ペンタサでは、頻度は高くないものの、肝機能障害や急性膵炎といった注意すべき副作用が起こることがあります。
肝機能障害では、全身のだるさや食欲低下、黄疸(皮膚や白目が黄色くなる状態)といった変化が手がかりになることがあります。
急性膵炎では、上腹部に強い痛みが現れ、吐き気や嘔吐を伴うこともあります。これらは初期段階で自覚症状が乏しいこともあるため、服用が長期にわたる場合は血液検査などの定期検査を欠かさないことが求められます。
【重篤な副作用】間質性腎炎・無顆粒球症など
ペンタサではまれに、間質性腎炎や腎機能障害、無顆粒球症といった重い副作用が起こることがあります。
腎障害では尿量の減少やむくみ、血尿が手がかりとなることがあり、血液に関わる副作用では発熱やのどの痛み、出血しやすさといった変化が現れることがあります。
これらは初期には自覚症状が乏しいこともあるため、血液検査や尿検査を定期的に受け、腎機能や血液の異常を確認することが重要です。
服用中にいつもと違う症状に気づいたときは、速やかに医療機関へ連絡してください。
ペンタサを服用するときの注意点
| 注意点 | 詳細 |
|---|---|
| 自己判断で服用を中止しない | 症状改善後も寛解維持・再燃予防を目的とした継続服用 |
| 用法・用量を守って服用する | 決められた服用量・服用方法の遵守、治療効果の維持 |
| 定期検査や禁忌事項を確認する | 血液検査・尿検査による副作用確認、持病・併用薬・禁忌事項の確認 |
ペンタサの効果を十分に発揮させるには、医師から指示された用法・用量を守って服用することが基本です。症状が改善したからといって自己判断で中止すると、炎症が再び活発になる恐れがあります。
服用中は定期的に血液検査や尿検査を受け、肝機能・腎機能や血液の異常がないかを調べながら治療を進めることが大切です。持病や併用している薬がある場合は事前に医師へ伝え、不安や体調の変化に気づいたときは早めに知らせてください。
自己判断で服用を中止しない
ペンタサの服用中に発熱や腹痛、下痢、発疹といった体調の変化が現れた場合、副作用や治療薬に対する過敏症が関わっている可能性があります。こうした症状に気づいたときは、服用を続けるか中止するかを自己判断せず、速やかに医療機関へ連絡してください。
添付文書でも、異常が認められた際は医師の判断のもとで減量や中止といった対応をとることとされています。症状の程度や現れた時期を記録しておくと、医師が治療方針を判断する際の参考になります。(文献1)
用法・用量を守って服用する
ペンタサは、病気の種類や症状の程度によって用法・用量が定められています。自己判断で服用量や回数を変えると、十分な治療効果が得られない恐れがあるため、医師や薬剤師の指示どおりに服用してください。
飲み忘れに気づいたときは、その時点で1回分を服用しますが、次の服用時間が近い場合は忘れた分を飛ばし、2回分をまとめて服用しないようにしてください。
錠剤、顆粒、坐剤、注腸剤はそれぞれ使用方法が異なるため、剤形ごとに定められた手順を守ることが求められます。
定期検査や禁忌事項を確認する
ペンタサを長期間服用する際は、副作用の早期発見と、禁忌事項の事前確認が欠かせません。腎機能障害や肝機能障害、血液に関わる副作用は症状の出始めがはっきりしないことも多く、定期的な検査を受けながら治療を進めていきます。
ペンタサの服用前・服用中に確認したい主な注意事項は、以下のとおりです。
| 確認項目 | 詳細 |
|---|---|
| 重い腎障害 | 腎機能への負担が懸念されるため、使用できない場合 |
| 重い肝障害 | 肝機能への負担が懸念されるため、使用できない場合 |
| 過敏症の既往 | ペンタサやサリチル酸系薬剤による過敏症の既往がある方への注意 |
| サラゾピリンでの過敏症歴 | 同様の症状が現れる可能性への注意 |
| 併用薬・サプリメント | 腎機能などへ影響する薬との併用確認 |
| 定期検査 | 血液検査・尿検査による腎機能・肝機能・血液異常の確認 |
(文献1)
ペンタサは、重い腎障害や肝障害を抱えている方、過去にペンタサやサリチル酸系薬剤で過敏症を起こした方には使用できないことがあります。
サラゾピリンで過敏症の既往がある方や、ほかの薬・サプリメントを使用している方も、服用前にその旨を医師へ伝えておく必要があります。服用中は血液検査や尿検査を受け、身体に異常がないかを確認しながら治療を続けます。
ペンタサで改善しない症状は当院へご相談ください
ペンタサを服用していても症状の改善が見られない場合や、副作用が疑われる症状が続く場合は、我慢せず医療機関へご相談ください。潰瘍性大腸炎やクローン病は、症状の経過や体質によって適した治療法が異なるため、経過を見ながら治療内容の調整が必要になることもあります。
「薬が効いていないのではないか」「このまま服用を続けて良いのか」といった不安を一人で抱え込まず、当院「リペアセルクリニック」へお気軽にご相談ください。当院では、潰瘍性大腸炎やクローン病に対して再生医療を用いた治療を行っています。
ペンタサを継続しても症状が落ち着かず、副作用や今後の治療に不安を抱える方もいるでしょう。潰瘍性大腸炎やクローン病では、病状や治療経過によって再生医療が選択肢となる場合があります。
再生医療は、脂肪由来の幹細胞が持つ分化能や免疫調整に関わる働きに着目した医療です。ただし、適応の可否は病状や治療経過によって異なるため、現在の治療内容や検査結果を踏まえ、医師と慎重に検討することが大切です。
ご質問やご相談は、「LINE」や「メール」、「オンラインカウンセリング」で受け付けておりますので、お気軽にお申し付けください。
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ペンタサに関するよくある質問
ペンタサの代替薬はありますか?
ペンタサが使用できない場合や十分な効果が得られない場合は、病状や炎症の部位に応じてアサコール、リアルダ、サラゾピリンなどの5-ASA製剤や、ステロイド薬、免疫調整薬、生物学的製剤が検討されます。
治療薬の変更は病状や副作用を踏まえて医師が判断するものであり、自己判断で服用を中止・変更せず、医師に相談しましょう。
ペンタサは出荷調整されていると聞きましたが本当ですか?
一部のペンタサ製剤では、供給状況などを理由に限定出荷(出荷調整)が行われることがありますが、これは販売中止を意味しません。
医療機関や薬局では、供給状況に応じて代替規格や代替薬への変更などが検討される場合があります。
薬局で入荷待ちと案内された場合でも、服用を中止したり薬を変更したりせず、医師や薬剤師へ相談してください。
供給状況は製剤や地域によって異なるため、最新情報は製造販売会社から随時公表されています。
ペンタサの服用以外に症状改善で気を付けるべきことはありますか?
ペンタサの服用に加え、日頃の生活習慣を整えることも症状管理には欠かせません。食事は栄養バランスを基本とし、低脂肪食や低残渣食が勧められる場合は医師や管理栄養士の指導に従ってください。
十分な睡眠やストレス対策を心がけ、クローン病では禁煙にも取り組むことが望まれます。症状が落ち着いていても自己判断で通院や服薬を中断せず、定期的な診察や検査を受けることが、病状の確認や再燃の早期発見につながります。
ペンタサは市販で購入できますか?
ペンタサは有効成分メサラジンを含む処方箋医薬品のため、市販での購入はできません。潰瘍性大腸炎やクローン病は病状に応じて用量や剤形を調整する必要があり、医師の管理のもとで使用する治療薬です。
そのため、市販の整腸剤や胃腸薬で代用することもできません。
薬がなくなりそうな場合や症状が続く場合は、早めに医療機関を受診して処方を受けましょう。
参考文献
5-ASAs (Aminosalicylates)|CROHN’S & COLITIS UK
医薬品インタビューフォーム|フェリング・ファーマ株式会社 杏林製薬株式会社
Mesalamine (rectal route) – Side effects & dosage|Mayo Clinic





















