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- 腰椎椎間板ヘルニア
- 胸椎椎間板ヘルニア
- 再生治療
「ヘルニアと診断されたが手術は避けたい」 「手術後も続く痛みやしびれを何とかしたい」 このような悩みを持つ方にとって、ご自身の細胞が持つ治癒能力を利用する再生医療は、新しい治療の選択肢です。 手術・入院を必要とせず身体への負担が少ないため、手術に不安を感じる方や、術後の後遺症にお悩みの方に適しています。 本記事では、ヘルニアに対する再生医療の仕組みや、どのような方が治療の対象となるのかを、当院の具体的な取り組みを交えて詳しく解説します。 なお、当院「リペアセルクリニック」の公式LINEでは、再生医療の情報提供と簡易オンライン診断を実施しております。再生医療について詳しく知りたい方は、ぜひ一度ご登録ください。 ヘルニアに対する再生医療とは 再生医療は、椎間板ヘルニアなどが原因のつらい症状に対する新しい治療の選択肢です。 手術を伴わない治療法で、身体が持つ自然治癒力を利用して、症状の緩和を目指します 。 具体的には、以下の2つの治療法があり、患者様の症状や状態に合わせた方法が選択されます。 幹細胞治療:脂肪組織から採取した幹細胞を利用し、損傷した組織の修復を促す治療法 PRP療法:血液から血小板を抽出し、その働きで炎症を抑え痛みを和らげる治療法 次の項目から、それぞれの治療法がどのような仕組みで症状にアプローチするのかを解説します。 幹細胞治療の仕組み 幹細胞治療は、患者様自身の脂肪組織から採取した幹細胞を活用する再生医療の一つの方法です。 この幹細胞は、さまざまな細胞に変化する能力「分化能」を持ち、過剰な炎症を鎮めたり、自然治癒力を高める働きがあります。 当院「リペアセルクリニック」では、この幹細胞を損傷している患部へ届ける「分化誘導」を行っています。 椎間板ヘルニアでは、神経が長期間圧迫されることで、慢性的な炎症や損傷が起きていることも少なくありません。(文献1) この神経周辺に幹細胞を直接投与し、痛みの原因となっている炎症を抑え、傷ついた神経の機能的な回復を促します。 手術のように原因を物理的に取り除くのではなく、身体が本来持つ再生能力を高めることで症状の改善を図るのが、この治療法の考え方です。 治療にはご自身の細胞を用いるため、アレルギー反応や拒絶反応のリスクも低いのが特徴です。 PRP療法の仕組み PRP療法は、患者様自身の血液を活用する再生医療の一つの方法です。 血液を特殊な遠心分離機にかけ、組織の修復を促す働きを持つ血小板の成分だけを濃縮して抽出します。 この血小板を豊富に含んだ血漿成分が、PRP(多血小板血漿)です。 血小板には、炎症を抑える働きを持つ成長因子が多く含まれています。 ヘルニアによる痛みは、神経の圧迫と神経周辺の炎症が主な原因であるため、PRPを痛みの原因となっている患部に直接注射します。 PRPに含まれる成長因子の作用によって神経周辺の炎症を鎮め、つらい痛みを和らげるのが、この治療の目的となります。(文献2) 患者様自身の血液を使用するため、アレルギー反応や拒絶反応が起こるリスクが低い治療法です。 また、採血から治療の実施までが最短30分と短時間で完了し、入院の必要なく日帰りで受けられます。 ヘルニアのどのような症状に用いられるか 再生医療が用いられるのは、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などが原因で起こる、長引く痛みやしびれといった症状です。 たとえば、腰から足にかけての痛み(坐骨神経痛)に悩んでいるケースや、首から腕に広がるつらいしびれを感じている場合などが挙げられます。 薬やリハビリといった保存療法を続けても症状が十分に改善しない、または痛みが何度もぶり返してしまう場合にも、再生医療は選択肢の一つです。 また、手術でヘルニアによる神経の圧迫を取り除いた後も、後遺症として痛みやしびれが残るケースも少なくありません。 こうした手術後の症状に対しても、神経周辺の慢性的な炎症を抑え、損傷した組織の修復を促すことを目的として再生医療は用いられます。 根本原因へアプローチし、症状の緩和を図る治療法といえます。 ヘルニアで再生医療が適している3つのケース 再生医療は、とくに以下のようなお悩みを持つ方にとって、新しい治療の選択肢となり得ます。 持病やご年齢を理由に手術が難しいと診断された方 ヘルニアの手術を受けたが痛みやしびれが改善されない方 身体への負担や後遺症のリスクを考え手術を避けたいと強く希望されている方 再生医療は、身体に優しいアプローチで、こうしたお悩みに応えることを目指します。 当院のヘルニアに対する再生医療の3つの特徴 当院の再生医療には、ヘルニア治療の効果を高め、患者様の安全性を追求するための3つの大きな特徴があります。 損傷箇所へ直接アプローチする「脊髄腔内投与」 細胞の質を保つ「非冷凍での培養」 安全性を高める「自己血液を用いた培養」 続く項目で、これらの特徴を詳しく解説していきます。 特徴1:損傷箇所へ直接アプローチする「脊髄腔内投与」 一般的な幹細胞治療では、腕などから点滴で投与する方法が主流です。 点滴で投与された幹細胞は血液の流れに乗って全身を巡り、その一部が損傷した患部へとたどり着きます。 しかし、この方法では幹細胞が全身に分散してしまうため、患部に到達できる細胞の数が限られてしまう課題がありました。 そこで当院では、ヘルニアで傷ついた神経の周辺(脊髄腔内)へ、注射によって幹細胞を直接届ける脊髄腔内投与を採用しています。 この方法により、より多くの幹細胞を患部に届けることができます。 特徴2:細胞の質を保つ「非冷凍での培養」 幹細胞は、冷凍と解凍の過程で少なからずダメージを受け、質が低下してしまう可能性があります。 そこで当院では、患者様からお預かりした大切な細胞の質を最大限に保つため、一度も冷凍保存しません。 採取した脂肪からすぐに幹細胞を分離し、常に新鮮な状態で培養を開始することで、高い活動率をもった幹細胞の投与を実現しています。 このこだわりが、治療の効果を引き出す上で重要だと考えています。 患者様への負担を減らし、より良い結果を目指すための培養方法です。 特徴3:安全性を高める「自己血液を用いた培養」 幹細胞を培養する際には、栄養源として動物由来の血清が用いられることがあります。 しかし、動物由来の成分は、アレルギー反応や未知の感染症といったリスクを否定できません。 そこで当院では、これらのリスクを徹底的に排除するため、患者様ご自身の血液のみを用いた培養方法を採用しています。 まず、患者様の血液から細胞の成長に必要な成分だけを抽出し、それを使用して幹細胞を育てます。 この自己血液を用いた培養により、アレルギー反応や感染症のリスクは限りなく低く抑えられます。患者様に安心して治療に専念していただくための、当院の徹底した安全管理の一環です。 ヘルニアの症状や再生医療に関するご相談・ご質問は、お気軽にお電話ください。専門のスタッフが丁寧にお答えします。 ヘルニアの再生医療における治療の流れとリスク 再生医療を受ける際の具体的な流れと、事前に知っておくべきリスクや副作用についてご説明します。 治療は、まず専門医によるカウンセリングで治療への理解を深めることから始まります。 その後、細胞の採取、培養を経て実際の投与へと進みますので、治療期間や注意点などを事前に把握しておくことが大切です。 ここからは、治療の具体的な流れをステップごとに解説します。 初診から治療までの流れ 治療は、まず専門医によるカウンセリングから始まります。 現在の症状やMRIなどの検査結果を詳しく確認し、再生医療が適しているかを慎重に判断します。 治療の実施が決まれば、次にお腹からごく少量の脂肪を採取します。 その脂肪から幹細胞を取り出して専門の培養施設へ送り、約1カ月の時間をかけて細胞を培養し、数を増やします。 最後に、培養した幹細胞を患部へ注射で投与すれば治療は完了です。 治療後は、経過を観察するために通院が必要になる場合があります。 治療期間と通院について 幹細胞治療では、細胞を培養するための期間が必要となるため、治療全体の期間は1カ月以上が目安です。 まず初診日にカウンセリングと脂肪の採取を行い、その後、専門の施設で約1カ月かけて幹細胞を培養します。 培養が完了したら、幹細胞を投与するため再度ご来院いただく流れとなり、通院は最低でも2回以上必要です。 治療が完了した後も、症状の経過を観察するために定期的な通院をお願いする場合があります。 一方、PRP療法の場合は採血から投与までが1日で完了するため、入院の必要なく日帰りでの治療が可能です。 ご自身の症状やライフスタイルに合わせた治療計画を、医師と一緒に立てていきましょう。 考えられるリスクや副作用 再生医療は、ご自身の細胞や血液を用いるため安全性を重視した治療法ですが、どのような医療行為にもリスクや副作用の可能性はゼロではありません。 脂肪を採取する際や、幹細胞を投与する注射の際に痛みを感じることがあります。 また、治療後数日間は処置した箇所に腫れや赤み、内出血が見られる場合がありますが、これらの症状は一時的で、多くは時間の経過とともに自然に治まります。 ご自身の細胞を使う治療の大きな利点は、アレルギーや拒絶反応の心配がほとんどないことです。(文献3) 治療を開始する前には、担当の医師が考えられるリスクについて丁寧に説明しますので、ご不安な点がなくなるまで、しっかりとご相談ください。 ヘルニアの再生医療における症例紹介 当院では、ヘルニアや脊柱管狭窄症に対する幹細胞治療の実績が数多くあります。ここでは、実際に治療を受けられた方の症例をご紹介します。 腰椎椎間板ヘルニアの症例 1年前からの腰痛と右足の痛み・しびれに対し手術を勧められましたが、入院や麻酔への不安から手術以外の治療法を希望され幹細胞治療を選択された方の症例です。 頚椎椎間板ヘルニアの症例 7年前に頚椎症性脊髄症の手術を受けたものの症状が改善せず、手のしびれの悪化を防ぎたい思いで幹細胞治療を選択された方の症例です。 脊柱管狭窄症の症例 10年以上続く腰椎脊柱管狭窄症の痛みとしびれにお悩みで、手術を避けたい思いから幹細胞治療を受けられた方の症例です。 まとめ|ヘルニアの種類と再生医療の適応について 本記事では、ヘルニアの症状に対する再生医療の仕組みや特徴について解説しました。 手術を避けたいと考えている方や、手術後の後遺症に悩んでいる方にとって、再生医療は有効な選択肢の一つとなり得ます。 ご自身の細胞が持つ治癒能力を活かすこの治療法は、身体への負担が少ない大きな利点があるからです。 もちろん、すべての症状に適応となるわけではありませんが、これまで改善が難しかった症状への新しいアプローチとして期待されています。 ご自身の症状が再生医療の対象となるか、まずは一度、当院「リペアセルクリニック」へお気軽にご相談ください。 ヘルニアの再生医療に関するよくある質問 治療に痛みはありますか? 治療に伴う痛みは、主に脂肪を採取する際と幹細胞を投与する際の2つの場面で考えられます。 脂肪の採取は局所麻酔を使用して丁寧に行うため、処置中に強い痛みを感じることはほとんどありません。 幹細胞の投与も注射で行うため痛みは軽度で、通常の採血や点滴と同じくらいの感覚とお考えください。 再生医療に公的医療保険は適用されますか? 現在、ヘルニアに対する再生医療は公的医療保険の適用外であり、自由診療となります。 費用に関する詳細は、カウンセリングの際に医師へお尋ねください。 誰でも治療を受けられますか? 再生医療は身体への負担が少ない治療法ですが、悪性腫瘍の治療中の方や重い感染症をお持ちの方など、すべての方に適応となるわけではありません。 治療が受けられるかどうかは、現在の症状やこれまでの治療歴などを基にした専門医による診察と判断が不可欠です。 まずは一度、専門のクリニックへご相談ください。 参考文献 (文献1) 椎間板ヘルニア - 08. 骨、関節、筋肉の病気 (文献2) 多血小板血漿(PRP) | 再生医療ポータル (文献3) 再生医療等の安全性の確保等に関する法律改正について|厚生労働省
2023.11.20 -
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「椎間板ヘルニアの手術に後遺症はある?」 上記のように、椎間板ヘルニアの術後による後遺症に対して不安をお持ちの方も多いのではないでしょうか。 結論、椎間板ヘルニアの術後には、主に痛みやしびれ、筋力低下、神経疾患の合併などの後遺症が考えられます。 本記事では、椎間板ヘルニアの手術による後遺症リスクと治療法について詳しく解説します。 椎間板ヘルニアの後遺症を手術せずに治療できる可能性がある再生医療についても紹介しているので、ぜひ参考にしてください。 \ヘルニア治療に効果的な再生医療とは/ 再生医療は、従来の治療では難しかった損傷した神経にもアプローチできるため、痛みやしびれの原因となっている神経の根本的な改善が期待できます。 「椎間板ヘルニアを手術せずに治したい」「術後の後遺症を悩まされている」という方の新たな選択肢として、ぜひ検討してみてください。 以下の動画では、実際に当院リペアセルクリニックで再生医療を受け、手術後の後遺症に悩まされていた患者様の症例を紹介しています。 https://youtu.be/GcUDE6GCblE?si=45rhQ2E6NtEJ27OR 【こんな方は再生医療をご検討ください】 椎間板ヘルニアの痛みやしびれに手術せずに治したい ヘルニアを治したいけど手術は避けたい 現在受けている治療やリハビリで期待した効果が得られていない 当院リペアセルクリニックの「脊髄腔内ダイレクト注射療法」は、従来の点滴では届きにくかった損傷部位へ幹細胞を直接届ける治療法で、手術後のしびれや再発などに対しても高い回復効果が期待されています。 「自分に適した治療法を知りたい」「再生医療の効果や費用が気になる」という方は、無料カウンセリングにてご相談ください。 ▼まずはヘルニアの治療について無料相談! >>(こちらをクリックして)今すぐ電話してみる 椎間板ヘルニアの手術による後遺症とは 椎間板ヘルニアの手術による後遺症として、痛みやしびれだけでなく、神経疾患の合併やヘルニアが再発する可能性があります。 術後は神経の治癒に時間がかかるため、一時的な症状のケースもあれば、長期的に治療が必要になるケースもゼロではありません。 そのため、椎間板ヘルニアを手術したからといって必ずしも痛みが消失するわけではないことを覚えておくことが重要です。 従来の治療では、術後の後遺症に対してリハビリテーションなどの対症療法が中心でしたが、近年では再生医療(幹細胞治療)を用いた治療が注目されており、損傷した神経の改善が期待できます。 \こんな方は再生医療をご検討ください/ 椎間板ヘルニアの痛みやしびれに手術せずに治したい 椎間板ヘルニアの手術後の後遺症に悩まされている 椎間板ヘルニアの手術を受けたけど症状が改善しない 再生医療は、「椎間板ヘルニアを手術せずに治したい」「術後の後遺症を悩まされている」という方の新たな治療の選択肢になる可能性があります。 具体的な治療法については、患者様一人ひとりの症状やお悩みに合わせてご案内しておりますので、当院(リペアセルクリニック)の無料カウンセリングにて、ぜひご相談ください。 ▼まずはヘルニアの治療について無料相談! >>(こちらをクリックして)今すぐ電話してみる 椎間板ヘルニアの手術後の後遺症によって痛みを感じる原因 椎間板ヘルニアの手術後の後遺症によって痛みを感じる原因は、以下の通りです。 それぞれの原因について詳しく解説していきます。 椎間板ヘルニア以外の疾患を合併している 椎間板ヘルニアの手術後に痛みを感じる原因として、以下のような疾患を合併している可能性があります。 梨状筋症候群:お尻にある梨状筋という筋肉が硬くなり神経が圧迫させる 脊柱管狭窄症:神経の通り道である脊柱管が狭くなることで神経が圧迫される 椎間孔狭窄症:神経の通り道である椎間孔が狭くなることで神経が圧迫される 術後椎間板炎:創部感染あるいは椎間板に炎症がみられる 手術で椎間板ヘルニアの痛みを改善できても、合併している疾患の痛みが完全に取れていない場合は術後でも痛みを感じるケースがあります。 疾患によっては神経の圧迫を取り除くだけでなく、固定手術や長期的なリハビリを継続する必要があります。 椎間板ヘルニアの再発 椎間板ヘルニアの手術後に痛みを感じる原因として、再発している場合や別の箇所で神経の圧迫が発生している可能性があります。 腰椎椎間板ヘルニア診療ガイドライン2021(改訂第3版)によれば、症状の有無にかかわらず、手術を受けた患者の23.1%(25/108)が、2年後に再発していたとのこと。 もちろん、ヘルニアを発症した場所によって再発率は異なりますが、どの場所でも再発リスクがあるのは同じです。 再発すると、また保存療法などに取り組むので、日常生活や仕事での活動が制限されるでしょう。 また再手術が必要でも、以前の手術の影響で難易度が高くなり、実施できない、できても十分な効果が得られないなどの問題が生じます。 手術時に起きた神経損傷 椎間板ヘルニアの手術後に痛みを感じる原因として、手術時に起きた神経損傷による後遺症が出る可能性があります。 事例として多くはありませんが、手術の際に予期せず脊髄神経を傷つけてしまう可能性もゼロではありません。 神経損傷による後遺症出た場合、以下の症状が長く続く可能性があります。 下半身などの麻痺 感覚の鈍麻 患部を中心とした痛みや痺れ 背骨の変形 姿勢を保つための筋肉の硬直 排尿困難 後遺症を出さないためにも、適切な治療や再発防止に取り組むのが重要です。 瘢痕組織(はんこんそしき) 椎間板ヘルニア手術後の傷が治る際に生じる瘢痕組織によって、神経根の可動性が制限されることで痛みを感じるケースもあります。 瘢痕組織は時間の経過とともに柔らかくなるため、徐々に痛みが引く可能性があります。 椎間板ヘルニアの主な原因と症状 人間の背骨は、脊椎といわれる骨とその間にある椎間板から構成されます。 脊椎は場所により名称が変わり、頸椎・胸椎・腰椎・仙椎に分類されます。 また、椎間板は脊椎が柔軟に動くためのクッションの役割を果たしています。 椎間板ヘルニアとは、なんらかの原因で椎間板が変形してしまい後ろに飛び出してしまっている状態のことです。 椎間板ヘルニアは先述したどの脊椎にも起こる可能性があり、生じた部位により名称が変わります。 椎間板ヘルニアの原因 原因は、加齢による椎間板の変性や、外力により椎間板に過度な負担がかかることがあげられています。 脊椎のなかでも腰椎が最も外力による負担が大きいため、腰椎椎間板ヘルニアが最も多いです。 椎間板ヘルニアの症状 椎間板ヘルニアの症状としては、椎間板の脱出により脊椎内を通過している脊髄などの神経を刺激し痛みや痺れが生じます。 どの部位の神経が刺激されるかにより、症状が生じる部位も変わります。 たとえば、頚椎では首や肩、手の痺れや痛みが主に生じますが、腰椎では坐骨神経痛と呼ばれる足の痺れや痛みが生じます。 椎間板ヘルニアの後遺症である足腰のしびれや痛みの治療法 椎間板ヘルニア手術後の後遺症に対する治療法は保存療法と手術療法とがあり、多くの場合、まずは保存療法がおこなわれます。 保存療法 保存療法としては、椎間板にかかる負担が少なくなるように安静を保つことや、痺れや痛みを抑えるために鎮痛薬の内服や神経ブロック、リハビリをメインとした理学療法がおこなわれます。 椎間板ヘルニア治療、保存療法の種類 鎮痛薬の内服 神経ブロック リハビリテーション これらの保存療法をおこなっても症状の改善が乏しい場合や症状が強い場合は手術を検討します。 手術療法 椎間板ヘルニアで多い手術には、「顕微鏡下椎間板摘出術」や、「内視鏡下ヘルニア摘出術」、「経皮的髄核摘出術」があります。 椎間板ヘルニアの手術療法 顕微鏡下椎間板摘出術 内視鏡下ヘルニア摘出術 経皮的髄核摘出術 経皮的レーザー椎間板減圧術 また、「経皮的レーザー椎間板減圧術」と呼ばれる治療法もあります。 これは神経を圧迫しているヘルニアにレーザーを照射し、ヘルニア内に空洞を形成することにより神経への圧迫を減らします。 各々アプローチは異なりますが、どの手術も脱出している椎間板を取り除くことで神経への刺激を軽減するのが目的です。 再生医療は、「椎間板ヘルニアを手術せずに治したい」「術後の後遺症を悩まされている」という方の新たな治療の選択肢になる可能性があります。 具体的な治療法については、患者様一人ひとりの症状やお悩みに合わせてご案内しておりますので、当院(リペアセルクリニック)の無料カウンセリングにて、ぜひご相談ください。 ▼まずはヘルニアの治療について無料相談! >>(こちらをクリックして)今すぐ電話してみる 椎間板ヘルニアの後遺症を治療するなら再生医療による治療も選択肢の一つ 椎間板ヘルニアの後遺症治療には、再生医療による治療も選択肢の一つです。 再生医療とは、病気や外傷により失われた臓器や機能を正常な状態に回復させる医療技術のことです。 椎間板ヘルニアに対しては、損傷した神経の再生を促し、失った神経の機能を回復させるのを目的とします。 従来の治療では手術によって神経の圧迫を取り除くことが一般的でしたが、手術せずに根本的な治療法になりえる再生医療が注目されています。 椎間板ヘルニアの後遺症の改善にも期待できる治療法なので、ぜひ検討してみましょう。 【まとめ】椎間板ヘルニアの後遺症である足腰のしびれや痛みの治療には再生医療を検討しよう 今回は椎間板ヘルニアの術後後遺症と治療方法に関してお話しました。 再生医療の1つである幹細胞療法は、椎間板ヘルニアの後遺症を根本的に改善させる可能性があるため、期待されている治療法です。 「椎間板ヘルニアを手術せずに治したい」「術後の後遺症を悩まされている」という方の新たな選択肢として、ぜひ検討してみてください。 \こんな方は再生医療をご検討ください/ 椎間板ヘルニアの痛みやしびれに手術せずに治したい ヘルニアを治したいけど手術は避けたい 現在受けている治療やリハビリで期待した効果が得られていない 当院リペアセルクリニックの「脊髄腔内ダイレクト注射療法」は、従来の点滴では届きにくかった損傷部位へ幹細胞を直接届ける治療法で、手術後のしびれや再発などに対しても高い回復効果が期待されています。 「自分に適した治療法を知りたい」「再生医療の効果や費用が気になる」という方は、無料カウンセリングにてご相談ください。 ▼まずはヘルニアの治療について無料相談! >>(こちらをクリックして)今すぐ電話してみる
2023.11.16 -
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- 腰椎椎間板ヘルニア
腰椎椎間板ヘルニアの症状に悩んでいる・経験がある方は、このような不安や疑問があるかもしれません。 「腰椎椎間板ヘルニアが再発しないか不安……」 「腰のヘルニアの再発を予防する方法はないの?」 悪い姿勢や腰に負担のかかる動作を繰り返すことで起こる腰椎椎間板ヘルニアは、手術で症状が改善しても再発する可能性があります。 再発を予防するには、正しい姿勢を保つために身体の柔軟性を保ち、腰に負担をかけないことが重要です。 本記事では、腰椎椎間板ヘルニアの再発予防に大切なストレッチの方法を5つ紹介します。 自宅で簡単にできる方法なので、ぜひ参考にしてみてください。 腰椎椎間板ヘルニアにおすすめのストレッチ5選【悪化・再発防止】 症状の悪化・再発防止に効果的な腰椎椎間板ヘルニアにおすすめのストレッチ5選を紹介します。 股関節のストレッチ ハムストリングスのストレッチ 背骨を反らすストレッチ 背骨をひねるストレッチ 胸椎のストレッチ 腰椎椎間板ヘルニアの症状緩和や悪化・再発防止には、腰部周辺の柔軟性を高めるストレッチが効果的です。 特に腰椎(腰のあたりの背骨)への負担を軽減するには、関連する股関節や背骨全体の動きをスムーズに保つことが重要です。 ただし自己判断でのストレッチは症状を悪化させる恐れがあるので、心配な方は医師に相談してから行いましょう。 1.股関節のストレッチ まずは股関節を曲げるストレッチをご紹介します。 1. あお向けに寝る 2. 右足を両手で抱えて、できる限り胸に近づけ股関節を曲げる 3. できるだけ股関節を曲げた状態を30秒キープする 4. 左足も同様に行う 股関節を深く曲げると腰椎も連動して動くため、痛みが出ない範囲で行いましょう。 2.ハムストリングスのストレッチ 太ももの裏側には、ハムストリングスと呼ばれる筋肉がついています。 ハムストリングスが固くなると股関節や骨盤がスムーズに動かなくなるため、腰椎に負担がかかりやすくなります。 ここでは、ハムストリングスのストレッチ方法についてみていきましょう。 1. あお向けに寝る 2. 膝をできるだけ伸ばした状態で右足を抱えてお腹に近づける 3. 太ももの裏が伸びるのを感じた状態で30秒キープする 4. 左足も同様に行う 足を抱えにくいときは、バスタオルを足の裏に引っ掛けて行うとストレッチしやすいです。 3.背骨を反らすストレッチ 背骨を連動させてスムーズに動かすために、ここでは背中全体をゆっくり反らすストレッチをご紹介します。 1. うつ伏せに寝る 2. 両手をつけて身体をゆっくり起こす 3. 首、背中、腰と順番に反るようなイメージで、できる限り反らした状態を30秒キープする 痛みの出ない範囲でゆっくりストレッチをしましょう。 4.背骨をひねるストレッチ 背骨は曲げ伸ばしだけでなく、回旋する動きも必要です。ここでは、背骨をスムーズに回旋するためのストレッチをご紹介します。 1. あお向けに寝て両膝を立てる 2. 両膝をゆっくり右に倒す 3. 倒しきった状態で30秒キープする 4. 左も同様に行う 勢いよく倒すと腰に負担がかかるので、ゆっくり行うのがポイントです。 5.胸椎のストレッチ 胸椎の動きが制限されると、その分腰椎の負担が増え、ストレスがかかりやすくなります。ここでは、胸椎の柔軟性を高めるストレッチをご紹介します。 1. 左半身を下にして横向きに寝る(両膝は軽く曲げた状態にする) 2. 両手を「前ならえ」のようにまっすぐ伸ばした状態で手を合わせる 3. 胸を開くように右手をゆっくり動かす 4. 右手の動きに合わせて顔も右へ回旋させて30秒キープする 5. 左側も同様に行う 胸を開いたときに床に手がつかなくても良いので、痛みのない範囲で動かしましょう。 腰椎椎間板ヘルニアの再発予防にストレッチがおすすめな理由 腰椎椎間板ヘルニアの再発予防として、なぜストレッチがおすすめなのでしょうか。 ここでは、ストレッチがおすすめといわれる理由について解説します。再発の原因や再発率についてもご紹介するので、ぜひ参考にしてください。 腰椎椎間板ヘルニアは改善後も再発の危険性があるから【再発率は術後2年で23%】 腰椎椎間板ヘルニアは、たとえ改善しても再発の恐れがあるため、その予防策としてストレッチが重要視されています。 腰椎椎間板ヘルニアの原因は、重量物の持ち上げやスポーツなどで、腰椎やその間にある椎間板(クッションのような役割がある組織)に繰り返し負担がかかることです。 治療によって症状が改善されたとしても、腰椎や椎間板の負担を減らさないと再発のリスクが残ります。腰椎椎間板ヘルニアの手術後の再発率は、術後2年で23%程度とされています。手術後も 痛みが続いていたり、術前のような症状が現れたりした場合は、再発の前兆の可能性があり注意が必要です。 このように、治療後のヘルニアの再発を防ぐためには、ストレッチを継続して腰の負担を軽減する必要があるのです。 胸椎椎間板ヘルニアの治療方法を詳しく知りたい方は、こちらの記事で解説しています。興味がある方はぜひご覧ください。 ストレッチにより腰椎の過剰な運動を防げるから ストレッチによって筋肉の柔軟性が高まれば、腰椎のストレス軽減につながります。背骨や股関節が固くなると、腰椎が過剰に働いてしまい、椎間板にかかる負担が増加します。 腰椎の正常な運動を保つためには、ストレッチによって背骨や股関節の柔軟性を改善させることが大切です。腰椎椎間板ヘルニアの痛みを和らげる方法をもっと知りたい方は、ぜひこちらも記事も参考にしてみてください。 腰椎椎間板ヘルニアでやってはいけないストレッチ 腰椎椎間板ヘルニアのストレッチを行う際は、腰を大きく丸めるような動作は避けましょう。 腰を過剰に丸めるような動作は椎間板にストレスがかかりやすく、ヘルニアの症状を悪化させる原因となります。 腰まわりの筋肉にも負担がかかりやすいので、ストレッチの際はできるだけ腰椎を曲げすぎないように心がけてください。 まとめ|腰椎椎間板ヘルニアの再発予防のストレッチは無理のない範囲でコツコツ続けよう 腰椎椎間板ヘルニアが改善したからといって、発症前と同じように生活していると再発の恐れがあります。 再発予防のためには、ストレッチを継続して背骨や股関節の柔軟性を保つことが大切です。ストレッチは1つの種目からでも良いので、できるだけ毎日取り組むようにしましょう。 また再発の前兆がある場合は、まずは整形外科を受診し、状態の確認を優先してください。 そして、どの程度の運動やストレッチをして良いのかなどを確認すると良いでしょう。ぜひ本記事を参考にして、腰椎椎間板ヘルニアの再発を予防し、腰痛のない元気で健康な生活を送りましょう。 参照資料 病気がみえるvol.11 運動器・整形外科.MEDIC MEDIA,東京,2017,pp256-259. 日本整形外科学会「腰椎椎間板ヘルニア」 Mindsガイドラインライブラリ 整形外科リハビリテーション.羊土社,東京,2012,pp417-426.
2023.11.13 -
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「ブロック注射って効果ある?」「効果はどのくらい持続する?」 ブロック注射には神経の痛みの緩和、炎症の抑制、血流改善といった効果があります。 しかし、具体的な持続効果や副作用について気になる方も多いのではないでしょうか。 この記事では、ブロック注射の3つの効果と持続時間について医師が徹底解説いたします。 辛い痛みの改善に向けて、ブロック注射を検討している方はぜひ最後までご覧ください。 また、当院「リペアセルクリニック」では、腰椎椎間板ヘルニアなどの症状を和らげるブロック注射を行っております。 辛い症状でお悩みの方は「メール相談」もしくは「オンラインカウンセリング」にてご相談ください。 ブロック注射の3つの効果 ブロック注射は、痛みを緩和する治療法です。 単に痛みを和らげるだけでなく、痛みの原因に働きかける効果があります。 具体的な効果は以下の3つです。 神経の痛みを直接和らげる 炎症を抑えて痛みを和らげる 血流改善で自然治癒力を高める ここでは、ブロック注射の主な3つの効果について、詳しく解説していきます。 それぞれがどのように作用し、痛みを和らげるのか参考にしてください。 神経の痛みを直接和らげる ブロック注射の効果のひとつは、神経の痛みを直接和らげることです。 注射により、痛みの信号を脳に伝える神経を遮断し、一時的に痛みを感じにくくします。 そのため、腰痛や神経痛がひどい方は効果が強く実感できることが多いでしょう。 ただし、効果の強さや感じ方には個人差がありますので、施術前に医師と十分に相談するのがおすすめです。 炎症を抑えて痛みを和らげる ブロック注射は、炎症を抑えて痛みを軽減する効果も期待できます。 炎症によって周辺組織が刺激を受けて、痛みを感じている場合にとくに有効です。 また、腰や肩の慢性的な痛みだけでなく、一時的な炎症に対しても適応されることがあります。 ブロック注射によって炎症が抑えられることで、日常生活の負担も軽減されるでしょう。 血流改善で自然治癒力を高める ブロック注射には血流を改善し、自然治癒力を高める効果が期待できます。 血流が悪い状態が続くと、組織が酸素不足になり痛みが長引く原因になります。 しかし、注射によって血流が良くなれば、組織の回復が促されて痛みも軽減されやすくなるでしょう。 このようなメカニズムから、ブロック注射はとくに冷えやすい部位の痛みに対して効果を実感しやすいといえます。 ブロック注射の効果はいつまで続く? ブロック注射は、効果の持続時間に個人差があります。 注射の種類や症状によっても異なり、効果がすぐに現れることもあれば、数日後に感じる場合もあるでしょう。 本章では、即効性や効果の長さ、複数回の施術による違いについて詳しく解説します。 治療を検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。 即効性はあるが個人差がある ブロック注射は即効性が期待できる治療法です。 注射後すぐに痛みが軽減されるケースが多く、おもに急性の痛みに有効とされています。 しかし、効果が現れるスピードや強さには個人差があります。 体質や症状によっては効果を感じにくい場合もあるため、即効性には個人差がある点を認識しておきましょう。 持続期間の目安は数時間から数週間 ブロック注射の効果が続く時間は個人差があるため、数時間の方もいれば数週間にわたり継続するケースもあります。 一般的に数時間から数週間です。 たとえば、一時的な痛みの軽減が目的の場合、効果は数日程度で薄れることがあります。 一方、炎症の抑制や神経の回復を促すことで、数週間効果が続くケースも少なくありません。 あくまで目安ですが、症状や体質によって効果の持続期間は変わる点を理解しておきましょう。 慢性痛は複数回の施術で効果が長続きする 慢性的な痛みには、ブロック注射を繰り返し行うことによって効果の持続が期待できます。 1回の注射だけでは効果が一時的なケースも多いため、定期的に施術を行うのが一般的です。 繰り返し行うことで痛みが軽減され、日常生活の質が向上するケースもあります。 慢性痛に悩んでいる方は、主治医と治療計画をしっかりと立ててブロック注射治療も取り入れていきましょう。(文献1) ブロック注射の種類と効果の違い ブロック注射と一言で言っても実はさまざまな種類があり、以下の表のとおり期待できる効果や特徴が異なります。(文献2) ブロック注射の種類 詳細 神経ブロック注射 痛みの原因となる神経を直接ブロックする注射 硬膜外ブロック注射 脊髄周辺に薬剤を注入し、広範囲の痛みを抑える 星状神経節ブロック注射 自律神経を整え、血流改善や痛みの軽減を促す注射 トリガーポイント注射 筋肉のコリや緊張を緩和し、痛みを和らげる注射 代表的な4つのブロック注射の種類と、それぞれの効果の違いについて詳しく解説していきます。 また、腰部脊柱管狭窄の治療としてブロック注射を用いることもあります。腰部脊柱管狭窄症でお悩みの方は、以下の記事をチェックしてみてください。 神経ブロック注射 神経ブロック注射は、痛みの原因となっている神経の近くに直接麻酔薬を注射する方法です。 神経の興奮を抑え、痛みの信号が脳に伝わるのをブロックするため、痛みを素早く和らげる効果が期待できます。 たとえば、坐骨神経痛や帯状疱疹後神経痛など、特定の神経が原因の痛みに有効です。 また、痛みの原因を特定するための検査としても活用されています。 硬膜外ブロック注射 硬膜外ブロック注射は、脊髄を包む「硬膜外腔」という部分に薬剤を注入し痛みを抑える方法です。 主に腰痛や坐骨神経痛など、広範囲の痛みや慢性痛に効果的です。 また、硬膜外腔に薬が広がることで、神経の圧迫や炎症を和らげます。 硬膜外ブロック注射は比較的広い範囲に効果を発揮するため、日常生活の負担軽減が期待できるでしょう。 星状神経節ブロック注射 星状神経節ブロック注射は、首にある星状神経節に薬剤を注入し自律神経を整える方法です。 血流を改善し、痛みの軽減や冷え性の改善にも効果が期待されます。 とくに、顔や腕、肩周辺の痛みや自律神経の不調に用いられるケースが多いです。 星状神経節ブロック注射は、冷えやすい部位の痛みに悩む方には、効果を実感しやすいでしょう。 トリガーポイント注射 トリガーポイント注射は、筋肉のコリやしこり(トリガーポイント)に薬剤を注入する治療法です。 筋肉の緊張を緩和し、血流を改善することで痛みを和らげます。 肩こりや腰痛、筋肉疲労に伴う痛みに効果があるため、比較的軽度の痛みにも適応されます。 トリガーポイント注射は、痛みの原因が筋肉にある方には、非常に有効な選択肢といえるでしょう。 ブロック注射の副作用とリスク5選 ブロック注射は、痛みを和らげる効果が期待できる一方で、副作用やリスクも伴います。 安心して治療を受けるためにも、主に以下の5つのリスクを理解しておきましょう。 注射部位の痛みや腫れ 感染症のリスク 神経損傷のリスク アレルギー反応 しびれや麻痺 本章では、ブロック注射で起こりうる副作用とリスクについて詳しく解説していきます。 注射部位の痛みや腫れ ブロック注射後には、注射した部位に痛みや腫れが生じる可能性があります。 これは注射針による刺激や、注入した薬剤に対する反応と考えられますが、通常は数日から1週間程度で自然に治まることが多いでしょう。 しかし、痛みが強かったり、腫れが引かない場合は医療機関を受診するようにしてください。 また、注射部位は清潔に保ち、触りすぎないように注意しましょう。 感染症のリスク ブロック注射は、皮膚に針を刺すため、細菌が侵入することで感染症のリスクも伴います。 感染症を防ぐためのポイントは、注射部位を消毒したり、清潔な状態を保つことです。 もし、注射後に発熱や強い痛み、赤みなどの症状が現れた場合は、速やかに医療機関を受診するようにしてください。 神経損傷のリスク ブロック注射は、注射針が神経に直接触れてしまう可能性があるため、まれに神経損傷を引き起こすリスクもゼロではありません。 神経損傷が起こると、しびれや麻痺、痛みなどが生じることも考えられます。 通常は一時的なものですが、まれに神経損傷の症状が残ってしまう場合もあります。 そのため、ブロック注射を受ける際は、神経の構造を熟知した医師を選ぶのがおすすめです。 アレルギー反応 ブロック注射では「発疹・かゆみ・呼吸困難」など、アレルギー反応を起こす場合があります。 そのため、過去に薬でアレルギーを起こした経験がある方は、事前に医師に伝えておきましょう。 また、注射後に体調が悪くなった場合は、すぐに医療機関を受診してください。 適切な処置をすることで症状の悪化を防げます。 しびれや麻痺 ブロック注射後、一時的にしびれや麻痺を感じる場合があります。 これは、注射した麻酔薬が神経に作用することで起こる症状です。 麻酔薬の効果が切れるにつれて症状は自然に改善しますが、症状が長く続く場合や日常生活に支障が出る場合は、医師に相談しましょう。 また、注射後に車の運転など、危険を伴う行為は避けるようにしてください。(文献3) まとめ|ブロック注射の効果は個人差あり!治療時は主治医に相談しよう ブロック注射は、痛みを和らげるための有効な治療法の一つですが、効果の現れ方や持続時間には個人差があります。 また、副作用やリスクも伴うため、治療を受ける際には医師と十分に相談することが大切です。 症状や体質に合わせて、適切な治療法を選びましょう。 また、当院「リペアセルクリニック」では、ヘルニアの症状には再生医療による治療も行っております。 お気軽に「メール相談」もしくは「オンラインカウンセリング」にてご相談ください。 ブロック注射の効果に関するよくある質問 腰椎椎間板ヘルニアの治療にも効果的ですか? 腰椎椎間板ヘルニアの治療にブロック注射は効果的な場合があります。 理由として、ヘルニアによって圧迫された神経の炎症を抑え、痛みを和らげる効果が期待できるためです。 ただし、ブロック注射は根本的な治療ではなく、あくまで痛みをコントロールする治療法です。 そのため、症状によっては手術やリハビリテーションなど、他の治療法と併用する必要があるでしょう。 また、頚椎椎間板ヘルニアの症状や治療法については以下の記事でも詳しく解説しています。 頸椎椎間板ヘルニアでブロック注射を受けるべきか悩んでいる方は参考にしていただければ幸いです。 ブロック注射はめちゃくちゃ痛いって本当ですか? ブロック注射の痛みについては、個人差が大きいのが現状です。 注射する部位や使用する針の太さによっても感じ方が異なるでしょう。 もし、痛みに不安がある場合は、事前に医師に相談してみてください。 ブロック注射が効かない人はいますか? ブロック注射は、すべての人に効果があるとは限りません。 痛みの原因や体の状態によっては、効果を感じにくい場合があるためです。 たとえば、神経の損傷がひどい場合や、痛みが慢性化しているケースでは、ブロック注射の効果が限定的になる可能性があります。 そのため、ブロック注射で効果が見られない場合は、他の治療法を検討する必要があるでしょう。 医師と相談しながら、適切な治療法を見つけてください。 ブロック注射による効果や副作用に関して不安な方は、当院「リペアセルクリニック」の「メール相談」もしくは「オンラインカウンセリング」にてお気軽にご相談ください。 参考文献一覧 文献1 日本ペインクリニック学会_第Ⅰ章 ペインクリニックにおける神経ブロック 文献2 クリニックマガジン_主なブロック注射と適応症などの内規 文献3 一般財団法人日本医薬情報センター(JAPIC)_疼痛治療剤(局所注射用)
2023.11.09 -
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- 腰椎椎間板ヘルニア
「最近前屈で腰が痛い」「なんとなく足がしびれる気がする」そんなときにインターネットで検索すると、ヘルニアの可能性があると目にするかもしれません。 結論からいえば、腰の痛みや足のしびれはヘルニアの初期症状の可能性があります。 具体的には、以下のような痛みやしびれの症状がヘルニアの初期症状に当てはまります。 重いものを持ったり、前かがみになったりすると痛む 腰やお尻を動かすと電気が走るような痛みがある 足にピリピリ、ジンジンといった感覚異常がある 足を触っても覚が鈍い部分がある 足に力が入りにくくなったり、つまづきやすくなった くしゃみや咳で、腰や足が痛む 上記のような状態を放置すると症状が悪化し、治療が長引くリスクもあるため、早めに医療機関を受診しましょう。 本記事ではヘルニアの初期症状について詳しく解説するほか、自分でチェックする方法や対処方法までご紹介します。 「ヘルニアの初期症状かもしれない」と悩んでいる人は、ぜひ最後までチェックしてください。 ▼動画でも解説!絶対に見逃してはいけないヘルニアの初期症状とは? ヘルニアの初期症状は主に「腰の痛み」と「足のしびれ」 ヘルニアの初期症状は、主に「腰の痛み」と「足のしびれ」で、多くの場合、これらの症状は比較的軽いものから始まります。 この疾患は腰椎間の椎間板が変性し、内部の髄核(ゼリー状の組織)が突出して神経を圧迫することで発症します。 初期段階では、神経が圧迫されているものの損傷には至っていないため、軽度の痛みやしびれが主な症状となります。 しかし、放置すると神経が損傷し、筋力低下や感覚麻痺などの重篤な症状を引き起こす可能性がありますので注意が必要です。 なお、ヘルニアのメカニズムや種類について、さらに詳しく知りたい方は、以下の記事で解説していますので、ぜひご覧ください。 ヘルニアの初期症状はとくに前屈みや中腰姿勢で生じやすい ヘルニアの初期症状は、日常生活における特定の姿勢、特に前屈みや中腰の姿勢で感じやすくなるため注意が必要です。 前述の通り、ヘルニアは椎間板がもろくなり、内部の髄核が神経を圧迫することで発症します。 椎間板が変性すると中にある髄核(ずいかく:椎間板の中心にあるゼリー状の組織)を包む組織がもろくなってしまい、後ろに押し出されやすくなります。 椎間板のすぐ後ろには神経が通っているため、押し出された髄核によって神経が圧迫されると、痛みやしびれを感じるのです。 この髄核の後方への突出は、腰を屈める動きでより強くなります。そのため、前屈や中腰姿勢では通常の姿勢よりも髄核が後ろに押し出されやすくなるので、痛みやしびれを感じやすくなるでしょう。 症状が進行すると強い痛みや筋力低下がみられる ヘルニアを放置すると、神経が強く圧迫されて損傷し、以下のような重篤な症状が現れることがあります。 腰の強い痛み 足の筋力低下 お尻から足にかけての痺れ 腰から下の感覚が鈍くなる 尿や便のコントロールができなくなる これらの症状はヘルニアが重症化したサインだけでなく、坐骨神経痛などの神経症状を伴い、日常生活に大きな支障をきたす可能性があります。 特に、排尿や排便の障害が現れた場合は緊急の医療対応が必要です。 坐骨神経症状の詳細については、以下の記事をご参照ください。 なお、当院「リペアセルクリニック」では、以下のヘルニアの症状に対する再生医療を提供しております。 頚椎椎間板ヘルニア 腰椎椎間板ヘルニア 脊柱管狭窄症 頚椎症性脊髄症 当院が提供している再生医療は幹細胞治療であり、ヘルニアの初期症状だけでなく、手術には成功したものの後遺症に苦しんでいる方にも改善効果が見込めた事例が多く存在します。 現在当クリニックの公式LINEにて、再生医療の最新情報やヘルニアの改善症例の紹介も配信しておりますので、選択肢の1つとして考えたい方はチェックしてみてください。 【セルフチェック】ヘルニアの初期症状が出る動作一覧 ヘルニアで腰の椎間板に負担がかかると、痛みやしびれなどの症状が出る場合があります。 ヘルニアの初期症状が出やすくなる動作は以下のとおりです。 歯磨き・顔洗いなどでの前屈み 座りっぱなし・立ちっぱなし 寝返り 重たいものを持ち上げる 咳・くしゃみ 上記の動作で腰の痛みや足のしびれを感じた場合、ヘルニアの初期症状である可能性があります。 また、強い痛みや脱力感があり、立つことや座ること、物を持ち上げられないといった場合には、ヘルニアが進行しているかもしれないため早めに受診しましょう。 ヘルニアの初期症状がみられたら早めに整形外科を受診しよう 前屈みや座りっぱなし、立ちっぱなしなどの動作で痛みがあり「ヘルニアかも?」と感じたら、まずは整形外科への受診をおすすめします。 早めに受診すればヘルニアが重症化する前に治療を受けられるため、症状が緩和する可能性が高くなるでしょう。また、早い段階で痛みが緩和されれば日常生活も楽になり、生活の質が向上します。 ヘルニアの症状悪化を予防するためには、適切な方法で運動したり、避けるべき動作を実践したりすることが大切です。 ヘルニアが重症化する前であれば、適切な治療や生活改善によって症状が比較的速やかに緩和する可能性が高まります。 ヘルニアの初期症状に効果的な治療法 ヘルニアの初期症状に対しては、主に「保存療法」と呼ばれる手術以外の方法で治療が行われ、慢性化した場合は手術または再生医療が治療法の対象になります。 運動療法(ストレッチや筋力トレーニングなど) 薬物療法(内服薬や注射など) 再生医療(幹細胞治療) 以下で詳しく解説してきます。 運動療法:体幹や股関節の筋トレ・ストレッチ ヘルニアの初期症状の緩和や再発予防には、体幹(腹筋や背筋など)や股関節周りの筋力トレーニング・ストレッチが有効とされています。 体幹を鍛えると腰椎の支えが強くなり、椎間板への負担が軽減されます。 また、股関節は腰椎のすぐ下にある関節であるため、柔軟性を高めることで腰椎の動きを助ける効果があります。ストレッチを行えば腰椎や椎間板の負担が軽減され、ヘルニアの症状の軽減につながるでしょう。 ただし、痛みが強い時期に無理に筋トレやストレッチを行うと、かえって症状を悪化させる可能性がありますので、不安な人は必ず医師や理学療法士に相談しましょう。 ヘルニアに効果的な筋トレやストレッチの方法は以下の記事で解説しています。ヘルニアの初期症状でお困りの人はぜひご覧ください。 薬物療法:痛み止めの内服や注射 ヘルニアには痛み止めの飲み薬や注射も有効です。 椎間板が神経を圧迫し炎症が起きている場合は、炎症止めや神経症状を抑える薬を内服することで痛みを軽減できる可能性があります。 また、ヘルニアの症状には、麻酔で神経の働きを抑える「ブロック注射」も有効とされています。 ブロック注射は以下の記事で詳しく解説しているため、ぜひこちらもチェックしてください。 再生医療(幹細胞治療) 従来の保存療法や手術療法では改善が難しかったヘルニアの症状に対して、自身の細胞の治癒力を利用する「再生医療(幹細胞治療)」という新しい治療法が注目されています。 リペアセルクリニックでは、この再生医療を専門的に提供しており、ヘルニアによるつらい症状の根本的な改善を目指しています。 特に当院独自の「脊髄腔内ダイレクト注射療法」は、幹細胞を脊髄腔内に直接投与することで、損傷した神経部位への高い到達率と修復効果が期待されます。 この治療法は従来の方法と比べて、より多くの幹細胞が損傷部位に到達しやすく、高い治療効果が期待できる点が特徴です。 再生医療は手術や従来の治療法で効果が得られなかった方にとって、新たな選択肢となり得ます。 ヘルニアの症状でお悩みの方は、当院の再生医療についてご相談ください。 再生医療に関する情報や、腰の痛み・ヘルニアへの具体的な改善症例が知りたい方は当クリニックの公式LINEもあわせてご確認ください。 ▼オンライン診断も実施中! >>公式LINEはこちら ヘルニアを悪化させないための注意点 ヘルニアを悪化させないためには、椎間板への負担をかけないことが大切です。 具体的には、椎間板に大きな負担がかかる動作を避けることと、寝方を工夫すると良いでしょう。 以下に挙げる動作は椎間板へ大きな負担がかかるため、注意してください。 重量物を持ち上げる 繰り返し腰を捻る 長時間座り続けたり中腰を続けたりする また、夜の寝方にも注意が必要です。横向きに寝ていると、くの字に丸まってしまい、椎間板への負担が大きくなります。 仰向けで腰の下にタオルを入れるなど、腰が丸くならないようにすると良いでしょう。 まとめ|初期症状を察知してヘルニアの悪化を防ごう ヘルニアの初期段階では、腰の痛みや足のしびれといった症状を感じることがあります。椎間板の負担が大きくなったときに痛みが出やすいのが特徴です。 放置して重症になると、痛みが強くなったり、筋力低下や感覚の麻痺が起こったりすることがあります。 ヘルニアの疑いがある場合は、早めに整形外科を受診しましょう。 ちなみに当院「リペアセルクリニック」では自己の幹細胞を用いた再生医療に取り組んでいます。 ヘルニアによって傷ついた神経の修復にも効果が期待できるため、気になる人はお気軽にメール相談もしくはオンラインカウンセリングからご相談ください。 また、現在LINEでもご相談を受け付けや再生医療による改善症例も掲載しておりますので、あわせてご確認ください。 ヘルニアについてよくある質問 ヘルニアの初期症状はどんな症状ですか? 腰の痛みや足のしびれといった症状が出ることが多くあります。腰の骨(腰椎)の間にある椎間板の中の髄核が後ろに飛び出し、神経を圧迫するために生じる症状です。 ヘルニアでは病院を受診した方が良いですか? 痛みやしびれなどの症状が続く場合は受診しましょう。 ヘルニアは症状が進行すると痛みが強くなるほか、筋力低下や感覚麻痺といった症状が出てくる可能性があります。 ヘルニアの初期段階で受診すれば、早めに治療を開始できるため、重症化を防ぎやすくなります。
2023.11.06 -
- 幹細胞治療
- 脊椎
- 腰椎椎間板ヘルニア
- 再生治療
「腰椎椎間板ヘルニアの症状とはどのようなものか?」 「どの程度で手術が必要になるのか?」 このように疑問を抱く方は多いのではないでしょうか。 腰椎椎間板ヘルニアは、非常によく見かけるヘルニアの一種であり、症状やその重さは人によってさまざまです。場合によっては手術が必要となるケースもあります。 本記事では、腰椎椎間板ヘルニアの具体的な症状や程度、さらに治療法について詳しく解説します。 腰椎椎間板ヘルニアとは? 腰椎椎間板ヘルニアとは、背骨の各骨と骨の間に存在する椎間板と言われる部位が膨隆(膨らんで高くなった状態)や外へ飛び出して神経を圧迫することで、痛みや痺れといった症状が生じることもあります。 次章より、腰椎椎間板ヘルニアの症状レベルや治療、そして再生医療の可能性についても触れていきます。 腰椎椎間板ヘルニアの種類(分類) 腰椎とは、腰のあたりにある背骨のことで、5つの骨(椎体:ついたい)から成り立っています。 そもそも背骨は、椎体という骨が上下に積み重なっているような構造をしています。 この椎体と椎体の間には、椎間板(ついかんばん)というクッションのようなものがあり、衝撃を和らげるなどの働きをしています。 椎間板ヘルニアは、この椎間板の中身(髄核:ずいかく)やその中身を包む袋のようなもの(線維輪:せんいりん)が膨らんだり、また外に脱出、飛び出したりすることで、神経を圧迫した状態です。症状が出ていない場合でもヘルニアと診断されることもあります。 人口の約1%(100万人〜120万人)がこの腰椎椎間板ヘルニアに悩んでいるという報告もあり、決して珍しいヘルニアではありません。 男女比はやや男性の方が多く(約2〜3:1)、好発年齢は20〜40才代、好発部位はL4-L5、L5-S1(※)とされています。(※L=腰椎 S=仙椎) 椎間板ヘルニアは、椎間板がどの程度飛び出しているかによって、正中型ヘルニア・傍正中ヘルニア・外側ヘルニアの3種類に分類されます。 それぞれがどのようなヘルニアなのか詳しくみていきましょう。 正中型(せいちゅうがた)ヘルニア 正中型ヘルニアでは、椎間板の中央部で、脊柱の正中、つまり背骨に対してほぼ垂直に飛び出します。(脊柱管の内側に飛び出す) 正中型ヘルニアになると、脊髄や馬尾神経(ばびしんけい)が圧迫されます。 症状としては、まず腰痛があるでしょう。そのほか、両足の痺れや歩行障害、馬尾神経にまで影響があった場合には、排泄障害が伴う可能性があります。 傍正中(ぼうせいちゅう)ヘルニア 傍正中ヘルニアは、正中型よりもやや左右どちらかの外側にずれた方向へ、椎間板が突出する状態です。(脊柱管の内側に飛び出した状態) 症状として、腰の痛みが挙げられます。ただ、それ以外の症状が、正中型と異なる点に注意しましょう。 傍正中ヘルニアは、左右どちらかに寄っているだけあり、左右片方だけで症状が現れやすいです。 たとえば、片足だけが痺れる、痛むといった症状が現れます。 外側(がいそく)ヘルニア 外側ヘルニアは、椎間板が脊柱管の外側に飛び出すことを意味します。 上記ふたつは、背骨の方向、つまり脊柱管に収まる範囲で起こるヘルニアでした。 しかし外側ヘルニアは、脊柱管の外、つまり傍正中ヘルニアよりもさらに左右に偏った方向へ飛び出します。 症状として、左右どちらかの神経圧迫により、片足だけの痺れや痛みを感じやすいでしょう。また筋力低下や、坐骨神経痛なども伴いやすい傾向があります。 オンラインで相談する 腰椎椎間板ヘルニアの症状レベル 腰椎椎間板ヘルニアでは、椎間板の変性などの度合いによって症状を段階分けできます。 具体的には以下のようなレベル、段階があります。 軽度レベル 中程度レベル 重症レベル(手術するレベル) それぞれがどういうものか見ていきましょう。 軽症レベル 椎間板がわずかに飛び出しているものの、神経を圧迫するほどではない段階です。 この時の症状として、軽度の腰痛などが挙げられます。また、首にわずかな痛みを感じるケースもあるでしょう。 しかし軽症レベルでは、痺れや筋力低下などの症状はほとんど見られません。あったとしても、本人がほとんど知覚できない程度です。 軽症レベルでは、簡単な工夫による改善が期待できます。 たとえば簡単なストレッチや姿勢の改善によって、症状が楽になるかもしれません。 中等度レベル 中等度では、椎間板の突出が進み、神経が圧迫され始めます。さらに繊維輪を断裂するようになります。 この段階では以下の症状が表れるでしょう。 強い腰痛 両足または片足の痛み 首周辺の痛み 手足の痺れ 坐骨神経痛 筋力の低下 中等度レベルでは、症状がより強くなります。 場合によっては、普段の仕事や家事がこなせなくなることもあります。 また特に痛みが強いため、状況に応じて痛み止めなどの服用が必要になるでしょう。もちろん根本的な解決を図るための治療も進めていく必要があります。 重症レベル 重度レベルになると、椎間板が大きく飛び出し、より強く神経を圧迫します。この状況を「脱出」あるいは「遊離」といいます。 症状として以下が挙げられるでしょう。 激しい腰痛や首の痛み 足に限らない、幅広い部分での痺れ 感覚の鈍麻 筋力の低下と麻痺 歩行困難 排泄障害 馬尾症候群 重症レベルでは、かなり重い症状が現れます。この段階で、通常通りの生活を送るのはほぼ不可能でしょう。 いわゆる「手術するレベル」の症状です。 このような状態になる前に、治療や改善を図るのが重要となるでしょう。 オンラインで相談する 腰椎椎間板ヘルニアの治療(治し方) 腰椎椎間板ヘルニアを治すためには、まずは画像検査が必要で、それにはMRIが最も有用です。 変性してしまった椎間板は正常なものと異なっているように写し出されるため、脱出した椎間板の部位や分類診断についても役立ちます。 椎間板ヘルニアは、自然治癒する可能性もあります。 時間の経過により、飛び出した椎間板が体の中に吸収され、外へ排出される場合があります。 そのため、排尿や排便にも影響が出るような膀胱直腸障害など重い神経障害がある場合を除いて、まずは保存療法が選択されます。 保存療法による改善が期待できない場合、手術療法や再生医療が選択されます。それぞれ治療法の詳細を見ていきましょう。 保存療法 保存療法としては、非副腎皮質ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)などの鎮痛薬を使用するケースが多いです。 その他、神経ブロック注射も選択肢にあがるでしょう。 また、体を柔らかくするストレッチやリハビリもとても効果的です。 手術療法 膀胱直腸障害や運動麻痺などの重い神経症状がある場合や、保存療法でも強い痛みが続く場合には、手術療法が行われます。 その場合は、症状の原因となっている椎間板を摘出するような方法が取られます。 手術の仕方によっていろいろな種類があり、内視鏡を使った最小侵襲の手術が今は主流となっています。 関連記事:ヘルニア治療のPLDD手術|失敗しないためのポイントとは 関連記事:椎間板ヘルニアの内視鏡手術|PELD(PED)とMEDの違いとは 再生医療 再生医療では幹細胞を用いて、傷ついた椎間板の修復や再生を目指します。腰椎椎間板ヘルニアの治療法としては最新のもの。 ヘルニアになった場合、脊髄が損傷している、炎症を起こしているケースが多々あります。そのままだと、痛みや痺れなどの症状が現れます。 しかし保存および手術療法では、十分な治療効果が得られないかもしれません。 そこで再生医療によって脊髄を再生させ、根本的な治療を図ります。 私たちは再生医療として、効果を高めるため「脊髄腔内ダイレクト注射療法」などを実施しています。 オンラインで相談する https://fuelcells.org/treatment/spinal_cord/ 腰椎椎間板ヘルニア|よくある質問 腰椎椎間板ヘルニアについて、よくご質問頂くことについて記しました。その他ご質問、再生医療の可能性などはお問い合わせください。 Q1:椎間板ヘルニアの際は安静にした方が良いですか? A1:絶対安静が必要ということではありません。 腰の痛みや足の痛み、痺れ感がある場合には安静にしておく方が良いといわれることも多いかと思います。 しかし、自宅で安静にした方が早く治るという科学的な根拠はありません。 痛みが強すぎて動けない場合は自宅で安静にしている他ありませんが、動けるのであれば腰や足の筋力が弱くならないように、少しずつ動くようにすると良いでしょう。 Q2:保存療法としてコルセットは効果がありますか? A2:試してみる価値はあると考えられます。 腰椎椎間板ヘルニアの患者さんは、立っている方が座った姿勢よりも痛みが楽に感じるケースが多いようです。それは立っている状態の方が姿勢を保持しやすいのが理由です。 コルセットを着用して姿勢の保持をしやすくするのは痛みを和らげるために効果があると言えます。 ただし、コルセットに頼りすぎると筋力が低下してしまい、コルセットがなければ生活ができないということもあるので注意が必要です。 コルセットをするなら必ず筋力トレーニングは必要となります。 まとめ・腰椎椎間板ヘルニアの症状レベルを把握して最善の治療を 今回は腰椎椎間板ヘルニアの症状や治療法などを解説しました。 腰椎椎間板ヘルニアで症状が重い方には手術療法が選択されます。 しかし、手術をおこなっても圧迫され続けた脊髄や神経根の損傷が完全に修復されないこともあります。すると、痺れや痛みといった症状が残るかもしれません。 そのような場合、当院の再生医療、幹細胞で治療するという方法をご検討ください。 脊髄腔内ダイレクト注射で投与という当院独自の方法を用いて、傷ついた神経の再生を試みます。これまで多くの症例を経験し、症状の改善がみられています。詳しくは以下の動画をご覧ください。 https://www.youtube.com/watch?v=4AOGsB-m63Y&t=132s
2023.11.02 -
- 脊椎、その他疾患
背骨が左右に曲がる側弯症は思春期の子どもに多い病気ですが、大人になって急に発症し、進行が始まるケースもあります。 成人側弯症になると、腰痛・歩行困難・神経痛などの症状が起こり、症状が進行するほど日常生活にも支障をきたす場合があります。 まずは症状や治し方を把握した上で、整形外科への早めの受診がおすすめです。本記事では成人側弯症の症状や治し方、手術療法などについて解説します。 また、「薬やリハビリを続けているけど、なかなか良くならない…」「手術も考えたけれど、迷いがある」「手術を受けたけど、まだ痛みが残っている」などと悩んでいませんか? つらい症状を諦めず、より良い選択肢を探すための方法としてリペアセルクリニックが提供している「再生医療」というアプローチもあります。 今の治療に満足できていない方に向けて、現行の治療方法と再生医療の違いについてLINEにて情報発信しておりますので、ぜひご登録ください。 ▼薬・手術以外の選択肢についてLINEで詳しく解説! 側弯症とは? 側弯症は、体を正面から見たときに背骨が左右に曲がっている状態です。本来人の脊柱は、首にある頸椎が前方に弯曲し、胸椎が後方に弯曲し、腰椎が前方に弯曲しています。体を横からみると、ちょうどゆるやかなS字を描いた状態です。 前から見て、背骨が左右に10度以上傾いてしまう状態を側弯症といいます。 痛みを伴うケースはほとんどありませんが、症状が進行した場合、健康状態に悪影響を及ぼすことがあります。 側弯症の原因や症状については以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひあわせてご覧ください。 大人の側弯症(成人側弯症)とは 側弯症は、成長期の子どもが発症することが多い傾向ですが、大人になってから発症する場合もあります。大人になってから発症する側弯症を「成人側弯症」と呼ばれています。 大人の側弯症の原因 成人側弯症には、次の2つの原因があります。 こどもの頃に発症した側弯症が老化により進行した 中高年になって加齢により急速に進んだ 大人の側弯症の症状 成人側弯症は、次のような症状が出ます。 腰痛になる 長時間立つ・歩くが困難になる 下半身に神経痛が出る 逆流性食道炎や便秘、嚥下障害(食べ物が飲みこみづらい)が起きる 呼吸がしづらくなる とくに「腰痛になる」「下半身に神経痛が出る」といった症状は、側弯症のおもな症状であり、背骨や腰骨に負担がかかることによって起こる症状です。脊柱管狭窄症や腰部椎間板ヘルニアなどの合併症のリスクも高まるのでとくに注意する必要があります。 成人側弯症は、年齢と共に症状が進行しやすく、症状が進行するほど日常生活にも支障をきたすようになります。重度の場合は「後方矯正固定術」による手術が必要です。 【治し方】大人の側弯症の治療法 大人の側弯症の治療では、まず痛み止め(投薬)・注射・コルセットの装着といった、手術以外の方法(保存的治療)で症状の緩和を目指します。同時に、変形が進行していないかを確認するため、医師による定期的な診察(経過観察)を受けることが重要になります。 投薬などの保存的治療で症状が改善しない場合には、脊柱変形矯正手術による治療を検討します。 入院日数は10日前後ですが、背骨の曲がり方や骨質、症状、体力などに応じて入院日数が延びたり、数回に分けて手術をしたりすることを念頭においておきましょう。術後約5〜6か月間は、装具を装着した生活です。運動も制限されます。 大人の側弯症の手術は通常の背骨の手術と比較して大きな手術ですが、以前よりも身体の負担を抑えられるようになりました。 一方で手術をしないという治療方法として「再生医療」という選択肢もありますので、治療方法の可能性を広げたい方は当クリニック公式LINEをご確認ください。 >>公式LINEはこちら 側弯症の手術後や、ストレッチといったセルフケアについては以下の記事で解説していますので、ご参考ください。 子どもの側弯症とは 子どもの側弯症は、学校検診で見つかるケースが少なくありません。2016年度から始まった「運動器学校検診」では、家庭で子どもの背骨を評価したあと、学校医が視触診によって見た目や背中を触って側弯症の疑いがあるかどうかを判定します。 成長期である子どもには、大人になるまで側弯症を発症する恐れがあるため、家庭でチェックをしたり、気になることがあれば整形外科を受診したりするなど、こまめな配慮が必要です。 子どもの側弯症の注意点 成長期の子どもが発症しやすい側弯症には、以下のような注意したいポイントがあります。 子どもの側弯症は思春期の女子に注意 軽度の場合は経過観察が基本 症状が進行すると装具療法や手術療法が必要な場合がある とくに女子は、小学校高学年から中学生にかけて側弯症の発症率が高まります。13歳から14歳の女子の発症率は2.5%で、男子の約7倍といわれています。 ただし、医師から経過観察と言われたり、家庭で気をつけるようアドバイスを受けた子ども全員が、重度の側弯症になる可能性はほとんどありません。側弯が進行しやすい幼児期以降は症状の進行は個人差が大きいこともポイントです。 このように、子どもの側弯症は、軽度の状態のまま大人になるケースが大半です。軽い側弯症であれば障害が残る心配もないので、そのまま様子を見るだけで問題ないでしょう。 子どもの側弯症の治療法 重度の側弯症を放置すると、側弯の影響で胸郭が大きく変形し、心肺機能が低下するリスクが高まります。重い肺の病気や心臓病といった合併症も発症しやすくなります。 側弯症は、次のように進行の度合いに応じた治療を受けることが大切です。 子どもの側弯症の手術療法 子どもの側弯症の手術療法には「後方矯正固定術」と「前方矯正固定術」の2種類があります。どちらの手術療法を採用するかは、症状によって異なります。 後方矯正固定術 背中の背骨に沿って切開して手術する方法です。背骨の後方から器具を挿入して、ロッドを調整しながら背骨がまっすぐになるようにねじれを減らしていきます。 次に紹介する前方矯正固定術に比べると固定する背骨の範囲は長くなりますが、矯正力や固定力が強力です。 前方矯正固定術 胸部など体の前側から器具を挿入して、ロッドによってねじれを調整していく方法です。後方矯正固定術より固定範囲は短いものの、強い矯正力があります。 まとめ|側弯症は早期発見と適切な治療で進行を防げる 大人になってから背骨の変形が気になり始めた場合は、早めに整形外科を受診しましょう。成人側弯症は、年齢とともに病状が進行しやすい病気です。 早期発見と適切な治療が側弯症の進行を防ぎ、健康を守ります。腰痛や歩行で少しでも気になる症状がありましたら、まずは当院へご相談ください。 当クリニックでは再生医療を通じて、健康な生活を取り戻したい・手術や入院をさけて治療したいといった願いを叶えるため、最適な治療法を提案いたします。 ▼無料のオンライン診断も受付中 >>公式LINEはこちら 側弯症に関するよくある質問 側弯症でやってはいけないことはありますか? 側弯症の方は、長時間の崩れた姿勢や過度な運動は歪み・痛みの原因になります。普段から正しい姿勢を保つよう心がけましょう。 側弯症でやってはいけないことについて詳しく知りたい方は、以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひあわせてご覧ください。
2023.03.08 -
- 脊椎
- 脊柱管狭窄症
「腰や足に違和感を覚えるようになった…。脊柱管狭窄症かも」 「脊柱管狭窄症の予防方法を知りたい。」 そんな悩みをおもちの方もいるのではないでしょうか? 脊柱管狭窄症は、加齢とともに発症リスクが高まる病気です。腰や足の痛み、痺れなどが現れ、日常生活に支障をきたすこともあります。 本記事では、脊柱管狭窄症の予防に効果的な方法を解説します。効果のある体操やストレッチ、日常生活で気をつけるべき動作などを紹介しているので、脊柱管狭窄症の発症リスクを軽減させたい方は参考にしてみてください。 【基礎知識】脊柱管狭窄症とは 脊柱管狭窄症は、中高年に多い腰部疾患の1つです。 脊柱管とは、脊髄や神経根が通る背骨の中の管状の空間です。この管の中を通る神経は、運動の指令や感覚を伝える重要な役割を担っています。 この脊柱管が狭くなることで、神経を圧迫し、間欠性跛行や下肢の痺れ、痛みなどの症状がみられます。60〜70歳代以降の中高年に発症するケースが多く、姿勢の変化や背骨の変形を伴う変性疾患の1つです。 腰椎ヘルニアや腰椎圧迫骨折などの急性期の疾患と違い、徐々に症状が現れる慢性的な疾患として知られています。 脊柱管狭窄症の原因 脊柱管狭窄症が起こる原因はいくつかありますが、代表的なものは以下の3つです。 加齢 日頃の姿勢や動作習慣による影響 先天的な疾患によるもの 年齢を重ねると骨や椎間板の変性が起こりやすくなり、脊髄神経が通る脊柱管が狭くなってしまいます。それにより、神経を圧迫し、脊柱管狭窄症を引き起こすのです。 また、長時間のデスクワークや運動不足により、腰回りの筋肉が弱まり、姿勢が悪くなると神経が圧迫されやすくなります。 生まれつき脊柱管が狭い場合もあります。通常、成長とともに広がりますが、先天的な異常があると狭いままになり、若いうちから症状が出ることがあるのです。 症状 脊柱管狭窄症の主な症状は、臀部から下肢にかけての痺れや痛み、力の入りにくさ、間欠性跛行などです。 とくに特徴的な症状が間欠性跛行です。歩いていると脚の痛みが増強し、続けて歩くのが困難になります。少し休憩をしたり、体を前かがみにしたりすると症状が軽減し、歩けるようになります。 これらの症状に加え、排尿・排便障害や両側に症状が出てしまう場合は、重症化している可能性が高いです。 また、神経圧迫の程度が強いと、足首を上に反らせなかったり、数十メートル歩くだけで症状が強くなったりする場合があるため、医療機関への相談を推奨します。 脊柱管狭窄症にならないための予防方法5選 脊柱管狭窄症にならないための予防には、どのような方法があるのでしょうか。 ここでは5つの予防方法を紹介します。 日頃の姿勢や行動を見直す 体操やストレッチをおこなう 栄養バランスのとれた食事を心がける 肥満の方は体重を減らす 早めに病院を受診する 順番に見ていきましょう。 日頃の姿勢や行動を見直す 脊柱管狭窄症の予防には、日常生活での姿勢や動作に気を配ることが重要です。 長年の不適切な姿勢や動作による背骨への負担が、発症リスクを高める要因となります。 では、具体的にどのような点に気をつければよいのでしょうか。 以下に姿勢改善のポイントをまとめました。 背骨を全体的に動かす 背骨は、上を向く、下を向く、振り返るなど、さまざまな動きに関わっています。これらの動きをスムーズに行うためには、背骨全体に意識を集中するのが大切です。 たとえば、上を向く際は、首だけでなく背中全体を伸ばすように意識しましょう。 良い姿勢を保つ 長時間同じ姿勢でいると、背骨に負担がかかります。 デスクワークや運転など、長時間同じ姿勢でいる場合は、こまめに休憩を挟み、ストレッチをして身体を動かすようにしましょう。 こまめな姿勢の見直しと調整が、脊柱管狭窄症の予防への第一歩となります。 体操やストレッチをおこなう 脊柱管狭窄症の予防には、体操やストレッチも効果的です。 とくに、柔軟性を高めたい部位は股関節と肩甲骨です。股関節と肩甲骨は、背骨の動きをサポートする上で欠かせないので、筋肉をほぐせば、姿勢の改善にもつながります。 また、お尻の筋肉を鍛えるのも脊柱管狭窄症の予防に効果があります。 栄養バランスのとれた食事を心がける 脊柱管狭窄症を防ぐには、脊椎の健康を支える栄養素を意識した食事が求められます。 特定の栄養素を適切に摂取すると、骨や筋肉の状態が安定し、負担のかかりにくい体づくりにつながります。 以下は、骨を強くする代表的な栄養素です。 栄養素 働き 食材 カルシウム 骨の主成分となり、強化を助ける 牛乳 チーズ 小魚 小松菜 など ビタミンD カルシウムの吸収を助ける イワシ 秋刀魚 鮭 しいたけ など ビタミンK カルシウムを骨に定着させる 納豆 小松菜 ほうれん草 わかめ など たんぱく質 筋肉や血液の材料になり、骨の修復を助ける 赤身の肉 魚 豆腐 納豆 など マグネシウム 骨の健康を維持し、強化をサポートする アーモンド ごま わかめ 大豆製品 など 関節の健康を考えるなら、オメガ3脂肪酸が豊富な魚やナッツ類を積極的に取り入れましょう。これらには炎症を抑える作用があり、関節の負担を軽減します。 加えて、果物や野菜に多く含まれる抗酸化物質は、体内の酸化ストレスを和らげ、脊椎の健康を支えます。 肥満の方は体重を減らす 肥満の方は体重を減らす取り組みが脊柱管狭窄症の予防につながります。 体重が増えると腰椎や椎間板に過度な負担がかかり、炎症や変性を引き起こす原因です。また、お腹に脂肪がつくと姿勢が前傾し、腰を無理に反らせる姿勢が続いて症状を悪化させる可能性があります。 肥満体系の方は、専門家の指導のもと、適切な体重まで減量を検討してみてください。高カロリーの食事は避け、栄養バランスの取れた食事を心がけると、健康的な体重に近づいていくでしょう。 早めに病院を受診する 脊柱管狭窄症の可能性を感じたら早めに医療機関の受診を検討するのが望ましいです。進行すると痛みやしびれが生じて、日常生活にも支障をきたすおそれがあるからです。 症状の程度によっては手術が必要になる場合もあります。早期なら通院やリハビリで改善が期待できます。 症状の悪化を防ぐためにも、早期発見・早期治療を心がけましょう。 当院「リペアセルクリニック」では、脊髄や筋肉、腱の損傷に対する治療法として「再生医療」を提供しています。 無料のメール相談・オンラインカウンセリングも受け付けています。再生医療をご検討の際は、ぜひお気軽にお問い合わせください。 脊柱管狭窄症の予防方法を実施するときの注意点 紹介した予防方法を無理に続けると、症状の悪化やほかの疾患を引き起こすおそれがあります。予防方法を実践する際は、以下の点に注意してください。 過度な運動を避ける 急激なダイエットをしない 痛みを感じたらすぐに中止する 自己判断せず専門医に相談する 体調に合わせて無理なく続ける 適切な方法で取り組めば、脊柱管狭窄症を予防できる可能性が高まります。焦らず、自分の身体に合った方法を選び、継続しましょう。 まとめ|脊柱管狭窄症の予防法を試して腰を守ろう 脊柱管狭窄症は適切な予防と生活習慣の改善で、発症や症状の進行を防ぐことができます。 日常生活で実践できる予防法として、以下の5つがあります。 日頃の姿勢や行動を見直 体操やストレッチをおこなう 栄養バランスのとれた食事を心がける 肥満の方は体重を減らす 早めに病院を受診する 本記事で紹介した予防方法を参考に、無理なく生活に取り入れてみましょう。 まずは取り組みやすいものから始めて、脊柱管狭窄症を発症しない身体作りや症状の緩和に努めてみてください。
2023.02.24 -
- 脊椎
- 脊椎、その他疾患
以前よりも猫背が酷くなったように感じたり、背骨の曲がりや姿勢の悪さにお悩みではありませんか? こうしたお悩みは、今はまだ痛みや障害がなくとも将来を見据えて日頃から予防していくことが重要です。 後述で詳しく解説しますが、例えば以下のような予防方法があります。 体側部のストレッチ ①仰向けになり両手を横に広げ、肩が浮かないように床につける ②両ひざを揃えて少し曲げ、ねじるようにゆっくり左側に倒していく ③右前胸部から側腹部、臀部にほどよい張り感を感じたところで止める ④反対も同様に行う 本記事では、機能性側弯症の改善に効果的な、自宅で簡単にできるストレッチやエクササイズをご紹介。 自宅で簡単にできるものばかりですので、背骨の曲がりの予防・改善をご希望方は普段の生活に取り入れてみてください。 また、今までは手術でしか改善の見込みがないと思われていた症状に対して、手術しなくても改善が期待できる新たな選択肢として「再生医療」が注目されています。 当院の公式LINEでも、再生医療の基礎知識や、姿勢・背骨の予防に関するお役立ち情報も配信していくので、合わせてご参考ください。 ▼無料で再生医療の基礎がわかるガイドもプレゼント! 側弯症とは?【幅広い年代で発症する病気】 側弯症とは、背骨(脊柱)が横方向に曲がったり捻れたりする病気です。側弯症の種類によって原因や発症時期は異なりますが、幅広い年代で発症します。 側弯症の多くは程度が軽く、痛みを伴わない傾向があります。一方で、重度の場合は側弯によって姿勢が悪く見えることによる心理的ストレスを感じることもあるため、早急に治療が必要です。 ▼側弯症の原因や症状を詳しく知りたい人は以下の記事もご覧ください。 側弯症には大きく2つの種類がある 側弯症を大きく分類すると以下の2種類があります。 構築性側弯症 機能性側弯症 種類によって治療法が異なりますので、正しく把握しておきましょう。 ①構築性側弯症【手術療法が必要な場合あり】 構築性側弯症は、疾患や発達障害などが原因で進行し、背骨を構成する椎骨の変形を伴います。 構築性側弯症は改善が難しく、有効な手段としては以下の2つのみです。 装具療法により進行を抑える 手術により側弯を解消する とくに幼少期に発症した場合は、成長と共に側弯が強くなる傾向があります。その場合、装具療法で側弯の進行を抑え、成長が止まった時点で手術する方針をとります。 今後の研究で、有効な治療方法の発見が期待されている疾患です。 ▼側弯症の手術や術後の経過について詳しく知りたい人は以下の記事もご覧ください。 ②機能性側弯症【ケアを行うことで治りやすい】 機能性側弯症は、一時的に生じる側弯で、構築性側弯症に比べ側弯の程度が小さいのが一般的です。 機能性側弯症が起きるのは、以下の原因が考えられます。 日頃の姿勢 スポーツでの偏った姿勢 仕事などによって同じ動作を反復する 痛みによって逃避的に側弯の姿勢をとってしまう 機能性側弯症は、原因を取り除くケアで治すことが可能です。 機能性側弯症に有効な3つのケア 機能性側弯症の場合、以下の3つのケアが有効です。 ストレッチ エクササイズ 姿勢の改善 適切なケアを知って、積極的に治療に臨みましょう。 ①ストレッチ ストレッチは、短縮している筋肉を元に戻すのに適したケアです。 機能性側弯症の患者様の場合、偏った身体の使い方から左右非対称になることが多いため、どうしても筋肉が短縮している部分(硬くなっている状態)ができてしまいます。 ストレッチをすることで短縮した筋肉をほぐすことができます。ストレッチは、以下のことに注意して行いましょう。 無理に伸ばしすぎず、心地よい突っ張り感を感じるくらいで行う 息を止めず、深くゆっくりした呼吸を意識して行う 1 回のストレッチ時間は 20 秒〜30 秒くらいで行う ②エクササイズ(体操) エクササイズは、運動全般のことを指します。機能性側弯症には、筋力トレーニングやフィットネス、体操などの筋肉をしっかり使って動かすようなものが効果的です。 エクササイズには、対象となる筋肉(主動作筋)の力を上げるだけでなく、その筋肉と反対の働きをする筋肉(拮抗筋)を抑制する効果があります。つまり、やり方によっては柔軟性を失っている筋肉を効果的に改善させることもできるのです。 エクササイズを行うにあたって、注意すべき点は以下の通りです。無理のない範囲で行いましょう。 姿勢やフォームを意識して行う 効かせたい筋肉、部位を意識して行う 適切な負荷量、回数で行う(多すぎても少なすぎてもダメ) ③姿勢の改善 側弯症のリハビリで最も重要なのが、姿勢の改善です。 そもそも機能性側弯症の原因は、偏った姿勢や動作の繰り返しです。その根本を改善しないと整体やカイロプラクティックで一時的に姿勢を改善しても、また元に戻ってしまう可能性があります。 大切なことは、偏った姿勢や動作を繰り返さないよう意識すること。意識的に行ったことが無意識にできるよう身体に染み付かせましょう。 ▼側弯症で注意すべきことについて、以下の記事もご覧ください。 側弯症に効果のある3つのケアのやり方【画像付き解説】 以下3つの側弯症に対するケアを具体的にご紹介します。 側弯症に効果のあるストレッチのやり方 側弯症に効果のあるエクササイズのやり方 姿勢の改善に効果のある呼吸法 実際にトライして、身体のバランスを整えていきましょう。 側弯症に効果のあるストレッチのやり方 体側部のストレッチ ①仰向けになり両手を横に広げ、肩が浮かないように床につける ②両ひざを揃えて少し曲げ、ねじるようにゆっくり左側に倒していく ③右前胸部から側腹部、臀部にほどよい張り感を感じたところで止める ④反対も同様に行う 骨盤と脊柱を意識したキャットバック ①四つ這いの姿勢で行う ②頭を下げお腹を見るように背中を丸める ③頭を上げ背中を反らしていく。この時、肩甲骨を寄せるよう意識する ④この動きをゆっくり呼吸しながら5〜10回行う 側弯症に効果のあるエクササイズのやり方 体幹の対角の動きを意識したエクササイズ ①四つ這いの姿勢で行う ②右手と左足を伸ばす ③余裕があれば、上げた右肘と左膝をお腹の前でくっつける ④②と③を交互に5〜10回繰り返し、反対も同じように行う ⑤身体がぐらつかないよう、体幹を床と並行に保ちながら行う 姿勢を保つ筋力を鍛えるサイドプランク ①横向きになり、片肘を床につけた状態でセットする ②肘と足のみ床につけた状態で、体を真っ直ぐに保つ ③身体がぐらつかないように20秒〜60秒キープし、反対も行う ※きつい場合は、膝を後ろに折り曲げて支え、負荷を軽減する 姿勢の改善に効果のある呼吸法【寝ながら可能】 良い姿勢を保つためには、腹圧を高めて背骨を支える必要があります。 腹圧を高める方法の一つが、腹式呼吸です。寝ながらでも可能な腹圧を高める腹式呼吸の方法を紹介します。 姿勢の改善を意識した腹式呼吸 ①仰向けになり、両膝をたて、両手を下腹部に置く ②しっかり息を吐いて、その時にお腹が凹んでいくのを感じる ③すべて吐ききったら、鼻から息を吸い、お腹を膨らませていく ④また口をすぼめてゆっくりと息を吐いてお腹を凹ませていく ⑤③と④を繰り返し行う(10回程度) 💡慣れてきたら、座った姿勢や立った姿勢でもチャレンジ これらのストレッチは側弯症の症状緩和に役立つ可能性がありますが、 症状がひどい場合は自己判断で行わず、医療機関に相談することをおすすめします。 また、当院の公式LINEでは、背骨た側弯症に関する改善が見込めた症例や、再生医療についての情報を配信しています。 手術を必要としない最先端の医療技術である再生医療について詳しく紹介しておりますので、無料のガイドブックと合わせてご活用ください。 ▼気になる症状に関して無料オンライン診断も実施中 >>公式LINEで確認する 姿勢はコルセットの着用で矯正できる?【大人・子ども別費用も解説】 側弯症に用いるコルセットで完全に姿勢を治すことは難しいと考えられています。 コルセットを装着する目的は以下の2つです。 側弯を矯正し、進行を防止する 背骨と骨盤の安定感を増し、痛みを抑える 側弯症用のコルセットは既製品がないため、オーダーメイドでの作成が一般的となります。 子ども用と大人用別のコルセットの費用は以下の通りです。 子ども用(矯正目的) 高齢者(大人)用 10 万円程度 軟性素材・・・3 ~ 4 万円程度 硬性素材・・・6 ~ 7 万円程度 費用は治療方針や目的により作成するものが異なります。詳しくはかかりつけ医へお問い合わせください。 まとめ|側弯症の治し方は正しいストレッチで効果は見込める 機能性側弯症は日頃の姿勢や生活習慣が原因で起こることが多く、ストレッチやエクササイズ、姿勢改善などのセルフケアで改善が期待できます。 しかし、自己判断でケアを続けると症状が悪化したり、他の病気を見逃したりする可能性もあります。 気になる症状がある場合は、医療機関への受診も検討しましょう。 また、神経損傷を改善する可能性がある再生医療やその治療法について詳しく知りたい方は、ぜひ当院の公式LINEにご登録ください。 当院は再生医療専門のクリニックであり、「手術不要の治療方法」として新たな希望となっている再生医療について、LINEにて限定情報をお届けしています。 ▼再生医療の情報を無料で配信中! >>公式LINEはこちらから確認できます 側弯症に関するよくある質問 Q.側弯症の治し方は大人と子どもで違いますか? A.大人も子どもも装置治療と手術が基本です。ただし、側弯症の進行度や症状の出方が異なるので、治療の進め方が異なります。 子どもは症状がなく、軽度のまま経過観察のみの場合が多いです。一方、大人は子どもの頃の側弯症が進行して発症するケースもあり、早めに治療開始することが勧められます。 ▼大人と子どもの側弯症の治療について詳しく知りたい人は以下の記事もご覧ください。 Q.側弯症を治すのにやってはいけないストレッチはありますか? A.ストレッチの方法には注意が必要です。 やってはいけないこととして、以下の3つがあります。 適切ではない方法で行う 痛みが出るまで行う 反動や勢いをつけて行う 側弯症のケアとしてストレッチをするなら、正しい方法で無理なく行いましょう。 ▼側弯症の患者様が注意するべきことを知りたい人は以下の記事もご覧ください。
2023.01.20 -
- 脊椎
- 脊椎、その他疾患
背骨が左右に曲がったり捻れたりする側湾症は、進行を止める最終手段として手術が検討されるケースがあります。 手術後にできないことや、手術によるリスクについて不安がある方も多いのではないでしょうか。 本記事では、側湾症の手術後にできないことや後遺症について詳しく解説します。 当院リペアセルクリックの公式LINEでは、側湾症の後遺症を手術せずに治療できる再生医療に関する情報を配信しています。 側弯症の手術によって後遺症が出ないか不安な方は、ぜひ参考にしてください。 \公式LINEでは再生医療に関する情報や症例を公開中!/ ▼公式LINE限定の再生医療ガイドブックを以下からお受け取りください! 側弯症の手術後にできないこと3選 さっそく、側湾症の手術後にできないことを3つ解説します。 手術後すぐの退院 手術後すぐの日常生活 退院後すぐのスポーツ 手術後の過ごし方をイメージする参考に役立ててみてください。 手術後すぐの退院 側湾症の手術は、身体を切開した傷ができるため、手術後すぐに退院はできません。手術直後は痛みがあり体も十分に動かせないため、数日はベッド上で過ごすことになります。 胸や背中を大きく切開した場合、術後の痛みで呼吸がしにくくなります。その際は、呼吸を改善するリハビリが必要です。また、痛みで起きられない場合は、体の機能がどんどん低下する「廃用症候群(はいようしょうこうぐん)」を引き起こすリスクがあります。そのため、ベッドの上でできる運動やストレッチをして、廃用症候群を予防することが重要です。 ここで脊髄損傷に対する有効な治療法の「再生医療」をご紹介させてください。再生医療とは人間の自然治癒力を活用した最新の医療技術です。具体的な治療方法が気になる方は再生医療専門の『リペアセルクリニック』にお問い合わせください。 手術後すぐの日常生活 くりかえしですが、側湾症の手術は切開した傷ができるので、4〜5日は痛みで思うように身体を動かせません。そのため、日常生活は制限されます。 全身の状態が安定していれば、痛みの範囲で起きたり、立ち上がったりして、ベッドから離れる時間を増やします。 可能であれば 1 週間以内で病院内での歩行を始めて、以降は痛みの強まらない範囲で、階段や屋外といった応用的な歩行練習をします。 痛みも和らぎ、合併症もないようなら退院できます。退院できるのは術後10日ほどです。自宅に戻り、無理に体をひねったり、前にかがんだりしなければ、普通の生活が可能です。 退院後すぐのスポーツ 運動は自宅に帰った直後は制限されています。ランニングなどの軽い運動ができるのは術後 3 カ月程度からです。スポーツや体育が可能になるのは術後 6 カ月程度です。さらに、器械体操など激しいスポーツは術後 1 年間程度控える必要があります。 退院後は徐々に活動量を増やしていき、体力を戻していくのが優先です。また、手術後の背骨を安定させて腰痛などを予防するために、体幹の筋肉を鍛える必要があります。 たとえば、四つ這いで手足を対角に上げる運動や、仰向けで両足を上げる運動は、体幹だけでなく股関節などの筋力も同時に鍛えられるためおすすめです。 四つ這いトレーニング 両足上げトレーニング 以下の記事では、背骨が曲がるのを治すストレッチやエクササイズを紹介しています。自宅でセルフケアを進めるときの参考にしてみてください。 側弯症の手術による後遺症でできないことが増える可能性がある 体の損傷が大きい側弯症の手術では、以下のような後遺症のリスクがあります。 ・神経損傷による運動機能・感覚の麻痺 ・肺炎や無気肺などの合併症 ・術後感染 手術では背骨の周辺に傷をつけるため、背骨を通る脊髄や脊髄から枝分かれする神経を損傷させる危険性があります。 その場合、足に力が入りにくくなったり、感覚が麻痺したりといった後遺症が残ります。また、肺を損傷すると肺炎や無気肺といった肺の病気を引き起こす危険があります。 大きな傷をつけるため感染のリスクも高いです。 また、骨のくっつきが不十分なままになってしまったり(偽関節:ぎかんせつ)、固定した関節以外の部位が不安定になったりすることで腰痛が発生する場合もあります。 以下の記事では、側湾症の手術後に感じる後悔について解説しています。手術をおこなうメリットやリスクも紹介しているので、詳細が気になる方はあわせてご覧ください。 脊髄損傷の後遺症における有効な治療法に「再生医療」があります。再生医療とは人間の自然治癒力を活用した最新の医療技術です。 近年、研究が進み幹細胞を使った再生医療により脊髄損傷の後遺症が回復した症例が数多く報告されています。具体的な治療方法が知りたい方は、再生医療専門の『リペアセルクリニック』にお問い合わせください。 側弯症の手術後にやってはいけないこと 側弯症の手術後にやってはいけないこととして、体をひねる動作や前にかがむ動作があります。回復中の背骨に負荷がかかり、傷口の治癒や骨の癒合を遅らせる可能性があるためです。 手術後3〜6カ月までは、背骨への負担を軽減するためにコルセットを着用するケースが多くなります。コルセット着用期間はとくに安静が求められるので、担当医の指示に従いながら、無理のない範囲で生活をしましょう。 また、ほかの人との接触が起きないように注意する意識も必要です。激しい衝撃や突発的な衝撃を受けると、傷口が開いたり、骨がずれたりするリスクがあるためです。 以下の記事では、側湾症の方がやってはいけない日常動作やスポーツについて解説しています。術後の過ごし方の参考にもなるので、ぜひあわせてご覧ください。 まとめ|側弯症の手術後にできないことを知り焦らずリハビリを進めよう 側湾症の手術後は、痛みや傷口の回復のため、すぐに歩いたり、日常生活を再開したりすることはできません。無理に体を動かすと症状が悪化する可能性があるので、焦らず回復を待って、ゆっくりリハビリを進めていきましょう。 脊髄損傷の治療には「再生医療」が効果的です。近年、研究が進み幹細胞を使った再生医療により脊髄損傷の後遺症が回復した症例が数多く報告されています。 「再生医療で脊髄損傷をどうやって治療するの?」と気になる方は、再生医療を専門とする『リペアセルクリニック』にお気軽にお問い合わせください。
2023.01.16 -
- 脊椎
- 脊柱管狭窄症
脊柱管狭窄症の痛みやしびれにストレッチは有効? 足腰の痛みやしびれを「自力でなんとかしたい」という方も多いのではないでしょうか。 本記事では、脊柱管狭窄症の痛みやしびれに対して自宅で簡単にできるおすすめストレッチを紹介します。 おすすめのストレッチ方法はありますが、脊柱管狭窄症はストレッチだけで治るような病気ではありません。 むしろ間違ったストレッチ方法では症状を悪化させ、長時間の歩行が困難になるリスクが高くなります。 今までは手術によって痛みやしびれを取る治療が一般的とされてきましたが、近年で手術不要で神経損傷を改善できる可能性がある再生医療が注目されています。 当院(リペアセルクリニック)の公式LINEをご登録いただいた方限定で「再生医療の基礎がわかるガイドブック」を無料で配布しています。 長時間の歩行が困難になり日常生活に影響を及ぼす前に、再生医療がどのような治療か知っておきましょう。 脊柱管狭窄症を自力で治す!ストレッチと筋トレの方法を紹介 脊柱管狭窄症のストレッチの重要な目的は、次の2点です。 狭くなっている神経の通り道を広げて、神経の圧迫を取り除く 腰や足の付け根の、関節の動きを妨げる筋肉の凝りをほぐす これらを踏まえた具体的なストレッチの方法を、ポイントを交えながら3つ紹介します。 両膝かかえストレッチ 初めに紹介するのは、神経の通り道を広げたり、背中の筋肉をほぐしたりするストレッチです。寝た状態でできるので、横になったときや就寝前などに気軽にできます。 仰向けになり両膝をかかえます 太ももをお腹に近づけるようにします 15 秒キープします 5 回ほど繰り返します POINT: 太ももを近づけるタイミングで息をフーッと吐き出しましょう。 正座ストレッチ 次も、両膝かかえストレッチと同じく背中の筋肉への効果が期待できるストレッチです。両膝かかえストレッチに比べると、少し難易度が高くなります。 四つ這いの状態で背中を丸めます 手の位置は変えずに徐々に膝を曲げていきます 背中を丸めるように意識して、正座のような姿勢になります また四つ這いの姿勢にゆっくり戻ります 5 回ほど繰り返します POINT: 先ほどのストレッチと同じように、正座をするときは息を止めないようにして、リラックスをしましょう。 片膝立ちストレッチ 最後は腰から太ももの全面の付け根にかけて付着する筋肉である腸腰筋(ちょうようきん)のストレッチです。腸腰筋が硬くなると腰が反る姿勢になりやすいため、柔軟性を保つことが大切です。 壁などを支えにして片膝立ちになります 膝をつけている方の足を後ろに少し引きます 前方の足の膝を曲げて、膝をついている方の太ももの前をストレッチします POINT: 腰を反ったり、上半身が前かがみになったりしないように注意しながら行いましょう。また、姿勢が不安定で倒れそうな場合は、壁や家具など支えになるものに捕まりながら行いましょう。 脊柱管狭窄症におすすめの筋トレ 脊柱管狭窄症の筋トレのポイントは、脊椎にかかる負担を減らすために、腹筋や背筋といった体幹(インナーマッスル)の筋肉を鍛えることが大切です。ここでは、2つの方法をポイントとともに紹介します。 ドローイング 椎骨を支える筋肉として、コルセットのような役割をする「腹横筋(ふくおうきん)」という筋肉があります。お腹が割れたように見える筋肉は腹直筋(ふくちょくきん)ですが、脊柱管狭窄症の場合は腹筋の中でも「腹横筋」を鍛え、椎骨にかかる負荷をサポートしましょう。 仰向けになり両膝を立てます 腹式呼吸の要領で、息を大きく吸ったり吐いたりします 息を吐くときに合わせて、お腹を限界までへこませます これを 10 回程度繰り返します POINT: 息を吐くときは口をすぼめるようにして、ゆっくり長く吐くようにしましょう。 ダイアゴナル 腹筋と背筋の中でも、「インナーマッスル」という姿勢を保つ筋肉を鍛える運動です。 四つ這いの姿勢で、背中が曲がったり反ったりしないようにします 右手と左足をまっすぐ上げて 15 秒キープします 次に左手と右足をまっすぐ上げて 15 秒キープします 10 回程度繰り返します POINT: 手足を上げたときに、体が傾かないように意識しましょう。また、お腹をへこませるように力を入れると効率よく筋肉を刺激でき、反り腰の防止にもなります。 脊柱管狭窄症におすすめのストレッチ|期待できる効果とは? 痛みとしびれの改善 運動療法の中の1つであるストレッチには、痛みやしびれの改善に効果があることが報告されています。 しかし、脊柱管狭窄症による痛みやしびれはストレッチだけで治るようなものではありません。 適切な治療を受けずに放置していると症状が悪化し、歩行や排尿・排便などの日常生活の動作にも大きな影響が出る可能性が高まります。 今までは手術によって痛みやしびれを取る治療が一般的とされてきましたが、近年では神経損傷を改善する可能性がある再生医療が注目されています。 痛みによってできなかったことが再びできるようになる可能性がある再生医療について「どのような治療を行うか」ぜひ知っておきましょう。 筋肉の柔軟性向上 ストレッチを行うと筋肉の柔軟性も向上します。 筋肉は急に引き伸ばされると、それ以上筋肉が伸びて損傷しないよう、自然に縮もうとする反応が起こりますが、ストレッチを続けることで自然に縮もうとする反応が穏やかになるのです。 また、ストレッチを行うと筋温や体温を高める効果があり、これらが筋肉の柔軟性の向上に関連していることがわかっています。 腹筋・背筋の筋トレ効果の促進 ストレッチは腹筋・背筋などの筋トレ効果の促進が期待できます。 筋トレ後に固まった筋肉をゆっくり伸ばすことで筋肉の血流量をアップし、乳酸などの老廃物が排出しやすくなるのです。 また、ストレッチにより筋肉の柔軟性が高まることで、筋肉痛の軽減や怪我の予防にもつながるでしょう。 脊柱管狭窄症の方がやってはいけないストレッチやトレーニング ストレッチや筋トレなどの運動療法は、正しい方法で行わないと症状が悪化する恐れがあります。そこで 、2つの意識したいことと注意点を紹介します。 背中をそらせるストレッチ 運動療法は正しい姿勢で行わないと、怪我の原因となったり、狙った効果が得られなかったりする恐れがあります。脊柱管狭窄症のストレッチでは、「腰を反らない」という点がとても重要です。腰や背中を反らせることで、脊柱管が狭くなり神経を圧迫する可能性があるからです。お腹に力を入れることを意識すれば腰が反りにくくなります。 痛みが出てしまうウォーキング 「痛みを我慢した方がよく効く気がする」と思われる方がいるかもしれません。しかし、痛みがあるのに無理して運動をすると、脊柱管狭窄症の症状を悪化させたり、別の部位まで怪我したりする危険性があります。 脊柱管狭窄症は歩き続けると痛みがはしり、前かがみになると痛みが和らぐという特徴があります。ただし、前屈みの姿勢は腰痛の悪化につながる可能性があるため、痛みや痺れが出るような長距離のウォーキングなどはオススメできません。 ストレッチや筋トレ、ウォーキングなどの運動を行う際は無理のない範囲で行いましょう。 まとめ|脊柱管狭窄症に効果的なストレッチを実践しよう 脊柱管狭窄症の症状を和らげるためには、適切なストレッチや筋トレを正しい姿勢で行うことが大切です。 今回の運動療法は家でもできる簡単な方法ですので、症状が和らぐのを確認しながら、無理のない範囲で継続するようにしましょう。 また、脊柱管狭窄症は運動療法の他にも、薬物療法や生活の工夫などを組み合わせて治療をするのが基本です。 今までは手術によって痛みやしびれを取る治療が一般的とされてきましたが、近年では神経損傷を改善する可能性がある再生医療が注目されています。 痛みによってできなかったことが再びできるようになる可能性がある再生医療について「どのような治療を行うか」ぜひ知っておきましょう。
2023.01.09 -
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- 脊椎、その他疾患
側弯症の人がやってはいけないことはある? 側弯症を悪化させないために心がけるべきことは? 側弯症と診断されたけれど、筋トレやスポーツはやっていいの? この記事を読んでいるあなたは、側弯症の人がやってはいけない動作や運動があるか気になっているのではないでしょうか。 「無意識に側弯症が悪化する動作をやっているのではないか?」と不安になることもあるかもしれません。 結論からいえば、側弯症の人がやってはいけない動作や運動は、明確になっていないのが現状です。ただし、長時間の崩れた姿勢や過度な運動は歪み・痛みの原因になるため、普段から正しい姿勢を保つよう心がけましょう。 本記事では側弯症の人がやってはいけない・注意すべき動作や運動について解説します。 記事を最後まで読めば、側弯症を悪化させないために普段から意識すべきことがわかるでしょう。 側弯症の人がやってはいけない・注意すべきことは? 結論からいうと、側弯症の人がやってはいけない動作は、科学的に証明されていません。ただし、通常よりも背骨の歪みや痛みが出やすいため、日常から正しい姿勢を保ち、無理な運動は避ける必要があります。 まずは側弯症がやってはいけない・注意すべきことを、以下のポイントごとに解説します。 日常動作 筋トレ・ストレッチ スポーツ 本章を参考にして、側弯症の人が避けるべき動作や運動をひと通り理解しておきましょう。また、側弯症の症状については以下の記事も参考にしていただければ幸いです。 側弯症の人がやってはいけない・注意すべき日常動作 多くの日常生活習慣・動作は、側弯症と直接的な関係がないという研究があります(文献)。そのため、側弯症の人がやってはいけないことは明確にわかっていないのが事実です。 ただ、側弯症の人は姿勢が傾きやすく、腰痛や姿勢の歪みが生じやすい傾向があります。見た目上の歪みや腰痛予防のためにも、長時間崩れた姿勢を取らないようにしましょう。 また、腰痛があるときは重いものを持ったり、無理に運動することを控えてください。 側弯症の人がやってはいけない筋トレ・ストレッチ 側弯症の人が姿勢矯正のために筋トレをおこなう場合は、湾曲している凸側を鍛えましょう。誤って凹側の筋力を強化してしまうと、かえって背骨のゆがみを強めてしまいます。 また、ストレッチをする場合は、痛みが出るまで伸ばしたり、反動や勢いをつけたりしないよう注意が必要です。無理なストレッチは、変形した背骨に負荷をかける原因になります。 筋トレやストレッチは、側弯の状態に合わせて適切な方法でおこないましょう。整形外科などで姿勢を評価してもらい、専門家の助言を受けることをおすすめします。 側弯症の人におすすめのエクササイズ・ストレッチは以下の記事でご紹介していますので興味がある方はぜひご覧ください。 側弯症の人がやってはいけない・注意すべきスポーツ 現時点で特定のスポーツが原因で側弯症の発症が増える可能性について、科学的な根拠は明らかになっていません。 よって側弯症でも特定のスポーツを避ける必要はないでしょう。 ある研究では、クラシックバレエの経験がある女子に側弯が発生しやすいといわれています(文献)。しかしバレエが側弯に影響しているのか、側弯になりやすい体型の子がバレエをやっていることが多いのかはわかっていないのが現状です。 よって、側弯症の悪化や予防といった観点でいえば、特定のスポーツを制限する必要はありません。 ただし、腰痛などの症状が出ている場合は、腰に大きな負担がかかるような種目や動きは控えましょう。 側弯症における3つの治療法 側弯症と診断された場合、主に以下3つの治療を行います。 経過観察 装具による矯正 手術 側弯症と診断され、治療を検討している方の参考になれば嬉しく思います。 経過観察 側弯症が軽度(背骨の曲がり角度が30度未満)の場合は、経過観察として定期的に整形外科での診察・レントゲン検査を受けるのが一般的です。 とくに子どもの側弯症の場合、成長期が終わるとともに側弯の進行も止まるケースも多くあります。経過観察で悪化が見られなければ、矯正など特段の治療を行わないこともあるでしょう。 装具による矯正 背骨の曲がり角度が30度以上50度未満の場合は、中等度の側弯症と診断されます。 中等度の側弯症の場合は、症状の進行を抑えるため「アンダーアーム装具」と呼ばれる装具を使って矯正を行います。 装具による矯正治療は、側弯症を根本的に改善する効果はなく、あくまでも進行を止める手段として行われます。 手術 背骨の曲がり角度が50度以上と重度の側弯症である場合、外科手術を検討するケースもあります。 側弯症の手術は、以下2つの方法が一般的です。 後方矯正固定術 前方矯正固定術 「後方矯正固定術」は背中側から皮膚を切開し、脊椎にロッド等を取り付けて固定するものです。一方「前方矯正固定術」では、身体の側面から皮膚を切開して胸椎や腰椎を固定します。 入院期間の目安は約2週間~3週間で、その後リハビリ期間を経て退院する流れが一般的です。 側弯症の外科手術については以下の記事もご覧ください。 まとめ|日常から正しい姿勢・適度な運動を継続して側弯症とうまく付き合おう 本記事では、側弯症の人がやってはいけない、あるいは注意すべき動作や運動について解説しました。 日常生活や運動において、側弯症の人がやってはいけないことは明確ではありません。しかし、無理な姿勢や運動は症状を悪化させる可能性があるため、整形外科など医療機関に相談し、専門家の助言を受けましょう。 この記事を読んだあなたが、側弯症の人が注意すべき姿勢や運動を理解し、普段から意識して生活できるようになれば嬉しく思います。 側弯症でやってはいけないことについてよくある質問 側弯症に良い運動はありますか? 姿勢改善の効果があるヨガやストレッチがおすすめです。スポーツなら姿勢や体重が偏りにくい水泳、ウォーキングなどが良いでしょう。 ただし、いずれも無理のない範囲で行い、痛みがあるときは安静にする必要があります。 側弯症は年をとるとどうなりますか? 側弯症が悪化するタイミングは思春期に多く、成長してから悪化するケースは比較的少ない傾向があります。 しかし、中高年になってから進行する場合もゼロではないため、定期的に整形外科での受診、レントゲン検査を受けましょう。 中高年で側弯症が悪化した場合、脊柱管狭窄症や腰部椎間板ヘルニアなどの合併症リスクもあります。早期発見・早期治療のためにも、経過観察を続ける必要があります。 参考文献 Kota Watanabe,Takehiro Michikawa,et al. Physical activities and lifestyle factors related to adolescent idiopathic scoliosis.2017;99:284-294.
2022.12.21







