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腰椎椎間板ヘルニアの症状は、軽い腰痛から下肢のしびれ、歩行困難まで幅広く、症状レベルによって日常生活への影響も大きく異なります。 痛みやしびれが続いているものの、自分がどの段階に当てはまるのかわからず不安を感じている方も多いのではないでしょうか。 腰椎椎間板ヘルニアは、症状レベルを正しく把握し、状態に応じた治療の選択が症状改善への第一歩です。 この記事では、腰椎椎間板ヘルニアの症状レベルごとの特徴や原因、主な治療法について詳しく解説します。腰椎椎間板ヘルニアの症状に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。 \腰椎椎間板ヘルニアに対する再生医療という選択肢/ 保存療法やブロック注射を続けても痛み・しびれが改善しない場合、また手術を勧められたものの踏み切れない場合、再生医療が新たな選択肢となることがあります。 実際に治療を受けられた方の症例については以下の動画でも詳しく紹介していますので、ぜひ参考にしてください。 https://www.youtube.com/watch?v=5JqLxbYwLJ4 一般的な点滴投与とは異なり、脊髄腔内にダイレクトに幹細胞を注射する独自療法を採用しており、損傷部位により直接的なアプローチが期待できます。 【こんな方は再生医療をご検討ください】 保存療法・ブロック注射を続けても腰・脚の痛みやしびれが改善しない 手術を勧められたが、できれば避けたい 痛み止めや薬の量を増やすことに不安を感じている しびれや歩行障害で仕事・日常生活に支障が出ている 症状が慢性化していて、このまま一生付き合い続けるのかと不安 >>再生医療専門の「リペアセルクリニック」に無料相談する 「手術以外の選択肢で改善を目指したい」「保存療法の限界を感じている」という方は、まずは当院(リペアセルクリニック)の無料カウンセリングにてお気軽にご相談ください。 まずは無料相談! 腰椎椎間板ヘルニアの症状レベルとは? 腰椎椎間板ヘルニアとは、腰椎の骨と骨の間にある椎間板が膨らんだり飛び出したりして、神経を圧迫することで腰痛や下肢のしびれなどを引き起こす疾患です。 椎間板はクッションの役割を担っており、内部の髄核や周囲の線維輪が変性・突出することで症状が現れます。 腰椎椎間板ヘルニアでは、「L4/L5」「L5/S1」のようにヘルニアが発生した部位を示す際にも「レベル」という表現が用いられます。とくにL4/L5やL5/S1は発症頻度が高い部位として知られています。 一方、この記事で解説する「症状レベル」とは、発症部位ではなく症状の重さや進行度を指します。軽い腰痛や違和感のみの段階から、歩行困難や排尿・排便障害を伴う重症例まで幅広いため、現在の状態を正しく把握し、適切な治療につなげることが大切です。 腰椎椎間板ヘルニアの主な原因 腰椎椎間板ヘルニアの主な原因は、椎間板の加齢による変性や、腰に繰り返しかかる負担です。椎間板は年齢とともに弾力性が低下し、内部の髄核や線維輪が傷つきやすくなります。その結果、椎間板が膨らんだり断裂したりして、神経を圧迫する場合があります。 また、重い物を持つ作業や前かがみの姿勢を長時間続けることも発症リスクを高める要因です。さらに、喫煙は椎間板への栄養供給を妨げるため、変性を進行させる可能性があると考えられています。 腰椎椎間板ヘルニアの症状レベル(段階)と特徴 腰椎椎間板ヘルニアでは、椎間板の変性などの度合いによって症状を段階分けできます。 具体的には以下のようなレベル、段階があります。 軽症レベル 中程度レベル 重症レベル(手術するレベル) それぞれがどういうものか見ていきましょう。 軽症レベル 軽症レベルの腰椎椎間板ヘルニアは、椎間板の突出が比較的小さく、神経への圧迫が軽度な段階です。腰に違和感や軽い痛みを感じることはあるものの、日常生活に大きな支障をきたすケースは多くありません。 主な症状としては、以下が挙げられます。 軽度の腰痛 長時間座った際の腰のだるさ 前かがみ動作で生じる違和感 お尻や太ももにかけての軽い痛み 歩行や家事、仕事などは通常どおり行える場合がほとんどですが、無理を続けると症状が進行する可能性があります。 軽症のうちに姿勢の改善やストレッチなどに取り組むことで、症状の悪化を予防できる可能性があります。 中等度レベル 中等度では、椎間板の突出が進み、神経が圧迫され始めます。さらに線維輪に断裂が生じるようになります。 この段階では以下の症状が現れます。 強い腰痛 両足または片足の痛み 手足のしびれ 坐骨神経痛 筋力の低下 中等度レベルでは、症状がより強くなります。場合によっては、普段の仕事や家事がこなせなくなることもあります。 また、特に痛みが強い場合は、状況に応じて痛み止めなどの服用が必要になることがあります。もちろん根本的な解決を図るための治療も進めていく必要があります。 重症レベル 重度レベルになると、椎間板が大きく飛び出し、より強く神経を圧迫します。この状況を「脱出」あるいは「遊離」といいます。 主な症状としては以下が挙げられます。 激しい腰痛 足に限らない、幅広い部分でのしびれ 感覚の鈍麻 筋力の低下と麻痺 歩行困難 排泄障害 馬尾症候群 重症レベルでは、日常生活に大きな支障をきたす症状が現れます。この段階では、手術療法の検討が必要になる場合があります。 早めに医療機関を受診し、重症化する前に適切な治療を受けることが大切です。 腰椎椎間板ヘルニアの種類によっても症状の現れ方は異なる 症状レベルは腰椎椎間板ヘルニアによる症状の重さや進行度を示す指標です。 一方、ヘルニアの種類は椎間板が飛び出す位置による分類であり、神経が圧迫される部位によって痛みやしびれの現れ方が異なります。 主な種類と特徴は以下のとおりです。 種類 特徴 正中型ヘルニア 椎間板が脊柱管の中央へ突出。腰痛に加え、両足のしびれや歩行障害、重症例では排尿・排便障害を伴う場合がある。 傍正中型ヘルニア 椎間板が中央からやや左右にずれて突出。腰痛のほか、片側の足に痛みやしびれが現れやすい。 外側型ヘルニア 椎間板が脊柱管の外側へ突出。片側の神経を強く圧迫し、足の痛みやしびれ、筋力低下を引き起こしやすい。 同じ腰椎椎間板ヘルニアでも、突出する位置によって症状の特徴は異なるため、適切な診断を受けることが重要です。 腰椎椎間板ヘルニアの治療法 腰椎椎間板ヘルニアを治すためには、まずは画像検査が必要で、それにはMRIが最も有用です。 変性してしまった椎間板は正常なものと異なっているように写し出されるため、脱出した椎間板の部位や分類診断についても役立ちます。 椎間板ヘルニアは、自然に改善する可能性があります。時間の経過により、飛び出した椎間板の一部が体内に吸収され、神経への圧迫が軽減される場合があります。 そのため、排尿や排便にも影響が出るような膀胱直腸障害など重い神経障害がある場合を除いて、まずは保存療法が選択されます。 保存療法による改善が期待できない場合、手術療法や再生医療が選択されることがあります。それぞれ治療法の詳細を見ていきましょう。 保存療法 保存療法は、症状の緩和や日常生活への影響の軽減を目的に行われる治療法です。 薬物療法では、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)などの鎮痛薬や神経ブロック注射を用いて、痛みや炎症の軽減を図ります。 理学療法では、ストレッチや筋力トレーニング、リハビリテーションなどを実施し、腰への負担軽減や身体機能の改善を目指します。軽症から中等度の症例では、保存療法によって症状の改善が期待できる場合があります。 手術療法 膀胱直腸障害や運動麻痺などの重い神経症状がある場合や、保存療法でも強い痛みが続く場合には、手術療法が行われます。その場合は、症状の原因となっている椎間板を摘出するような方法が取られます。 手術の仕方によっていろいろな種類があり、内視鏡を使った最小侵襲の手術が今は主流となっています。 【関連記事】 ヘルニアのPLDD手術は失敗する?効果なし?治療前のチェックポイントを医師が解説 MEDとPELD(PED)の違い|手術・リスク・費用を徹底比較! 再生医療 https://youtu.be/NeS1bk2i5Gs?si=dY4YbiP1PbJpMino 再生医療は、保存療法や手術療法を行っても十分な改善が得られない場合や、手術後もしびれや痛みが残るケースに対して、選択肢として検討される治療法です。 当院「リペアセルクリニック」では、患者様の脂肪細胞を採取・培養して患部に投与する「幹細胞治療」と、血液に含まれる血小板を濃縮して活用する「PRP療法」を行っています。 当院で行っている腰椎椎間板ヘルニアに対する再生医療については、以下の症例をご覧ください。 【症例記事】 腰椎ヘルニア術後 幹細胞治療 40代男性 「手術をしたのに症状が残っている」「できれば手術は避けたい」「もう治療法がないと言われた」という方は、ぜひ一度、当院(リペアセルクリニック)へご相談ください。 腰椎椎間板ヘルニアの症状レベルを把握して最善の治療を選択しよう 腰椎椎間板ヘルニアは、症状レベルや椎間板の突出部位によって現れる症状や日常生活への影響が異なります。適切な治療を選択するためには、自身の症状レベルを正しく把握し、医療機関で診断を受けることが重要です。 腰椎椎間板ヘルニアの治療には、保存療法や手術療法に加え、再生医療という選択肢もあります。症状が長引いている方や、治療方針について悩んでいる方は、主治医と相談しながら自分に合った治療法の検討が大切です。 脊髄腔内ダイレクト注射という方法を用いて、傷ついた神経の再生を試みます。これまで多くの症例を経験し、症状の改善がみられています。詳しくは以下の動画をご覧ください。 腰椎椎間板ヘルニアの症状に関するよくある質問 腰椎椎間板ヘルニアは自然に治りますか? 軽症から中等症の腰椎椎間板ヘルニアでは、時間の経過とともに症状が改善する場合があります。飛び出した椎間板の一部が自然に吸収され、神経への圧迫が軽減されることも少なくありません。 そのため、まずは保存療法を選択するケースが一般的です。ただし、強い痛みが続く場合や筋力低下、排尿・排便障害などがみられる場合は、早めに医療機関を受診しましょう。 腰椎椎間板ヘルニアになったら安静にするべきですか? 絶対安静が必要ということではありません。腰の痛みや足の痛み、しびれ感がある場合には安静にしておく方が良いといわれることも多いかと思います。 しかし、自宅で安静にした方が早く治るという科学的な根拠はありません。 痛みが強すぎて動けない場合は自宅で安静にしている他ありませんが、動けるのであれば腰や足の筋力が低下しないよう、無理のない範囲で少しずつ体を動かすようにしましょう。 腰椎椎間板ヘルニアでやってはいけないことはありますか? 急性期で強い痛みがある場合は、重い物を持ち上げる動作や前かがみ姿勢、腰を大きくひねる動作は避けることが大切です。また、長時間のデスクワークや車の運転など、同じ姿勢を続けることも腰への負担を増やす要因となります。 一方で、必要以上の安静は筋力低下や回復の遅れにつながる可能性があります。症状に応じて無理のない範囲で体を動かし、適度な活動を維持しましょう。 保存療法としてコルセットは効果がありますか? 一定の効果が期待できると考えられます。腰椎椎間板ヘルニアの患者様は、立っている方が座った姿勢よりも痛みが楽に感じるケースが多いようです。それは立っている状態の方が姿勢を保持しやすいのが理由です。 コルセットを着用して姿勢を保持しやすくすることは、痛みの軽減に役立つ可能性があります。 ただし、コルセットに頼りすぎると筋力が低下してしまい、コルセットがなければ生活ができないということもあるので注意が必要です。コルセットを使用する場合は、併せて筋力トレーニングを行うことが大切です。
2023.11.02 -
- 脊椎、その他疾患
背骨が左右に曲がる側弯症は思春期の子どもに多い病気ですが、大人になって急に発症し、進行が始まるケースもあります。 成人側弯症になると、腰痛・歩行困難・神経痛などの症状が起こり、症状が進行するほど日常生活にも支障をきたす場合があります。 まずは症状や治し方を把握した上で、整形外科への早めの受診がおすすめです。本記事では成人側弯症の症状や治し方、手術療法などについて解説します。 また、「薬やリハビリを続けているけど、なかなか良くならない…」「手術も考えたけれど、迷いがある」「手術を受けたけど、まだ痛みが残っている」などと悩んでいませんか? つらい症状を諦めず、より良い選択肢を探すための方法としてリペアセルクリニックが提供している「再生医療」というアプローチもあります。 今の治療に満足できていない方に向けて、現行の治療方法と再生医療の違いについてLINEにて情報発信しておりますので、ぜひご登録ください。 ▼薬・手術以外の選択肢についてLINEで詳しく解説! 側弯症とは? 側弯症は、体を正面から見たときに背骨が左右に曲がっている状態です。本来人の脊柱は、首にある頸椎が前方に弯曲し、胸椎が後方に弯曲し、腰椎が前方に弯曲しています。体を横からみると、ちょうどゆるやかなS字を描いた状態です。 前から見て、背骨が左右に10度以上傾いてしまう状態を側弯症といいます。 痛みを伴うケースはほとんどありませんが、症状が進行した場合、健康状態に悪影響を及ぼすことがあります。 側弯症の原因や症状については以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひあわせてご覧ください。 大人の側弯症(成人側弯症)とは 側弯症は、成長期の子どもが発症することが多い傾向ですが、大人になってから発症する場合もあります。大人になってから発症する側弯症を「成人側弯症」と呼ばれています。 大人の側弯症の原因 成人側弯症には、次の2つの原因があります。 こどもの頃に発症した側弯症が老化により進行した 中高年になって加齢により急速に進んだ 大人の側弯症の症状 成人側弯症は、次のような症状が出ます。 腰痛になる 長時間立つ・歩くが困難になる 下半身に神経痛が出る 逆流性食道炎や便秘、嚥下障害(食べ物が飲みこみづらい)が起きる 呼吸がしづらくなる とくに「腰痛になる」「下半身に神経痛が出る」といった症状は、側弯症のおもな症状であり、背骨や腰骨に負担がかかることによって起こる症状です。脊柱管狭窄症や腰部椎間板ヘルニアなどの合併症のリスクも高まるのでとくに注意する必要があります。 成人側弯症は、年齢と共に症状が進行しやすく、症状が進行するほど日常生活にも支障をきたすようになります。重度の場合は「後方矯正固定術」による手術が必要です。 【治し方】大人の側弯症の治療法 大人の側弯症の治療では、まず痛み止め(投薬)・注射・コルセットの装着といった、手術以外の方法(保存的治療)で症状の緩和を目指します。同時に、変形が進行していないかを確認するため、医師による定期的な診察(経過観察)を受けることが重要になります。 投薬などの保存的治療で症状が改善しない場合には、脊柱変形矯正手術による治療を検討します。 入院日数は10日前後ですが、背骨の曲がり方や骨質、症状、体力などに応じて入院日数が延びたり、数回に分けて手術をしたりすることを念頭においておきましょう。術後約5〜6か月間は、装具を装着した生活です。運動も制限されます。 大人の側弯症の手術は通常の背骨の手術と比較して大きな手術ですが、以前よりも身体の負担を抑えられるようになりました。 一方で手術をしないという治療方法として「再生医療」という選択肢もありますので、治療方法の可能性を広げたい方は当クリニック公式LINEをご確認ください。 >>公式LINEはこちら 側弯症の手術後や、ストレッチといったセルフケアについては以下の記事で解説していますので、ご参考ください。 子どもの側弯症とは 子どもの側弯症は、学校検診で見つかるケースが少なくありません。2016年度から始まった「運動器学校検診」では、家庭で子どもの背骨を評価したあと、学校医が視触診によって見た目や背中を触って側弯症の疑いがあるかどうかを判定します。 成長期である子どもには、大人になるまで側弯症を発症する恐れがあるため、家庭でチェックをしたり、気になることがあれば整形外科を受診したりするなど、こまめな配慮が必要です。 子どもの側弯症の注意点 成長期の子どもが発症しやすい側弯症には、以下のような注意したいポイントがあります。 子どもの側弯症は思春期の女子に注意 軽度の場合は経過観察が基本 症状が進行すると装具療法や手術療法が必要な場合がある とくに女子は、小学校高学年から中学生にかけて側弯症の発症率が高まります。13歳から14歳の女子の発症率は2.5%で、男子の約7倍といわれています。 ただし、医師から経過観察と言われたり、家庭で気をつけるようアドバイスを受けた子ども全員が、重度の側弯症になる可能性はほとんどありません。側弯が進行しやすい幼児期以降は症状の進行は個人差が大きいこともポイントです。 このように、子どもの側弯症は、軽度の状態のまま大人になるケースが大半です。軽い側弯症であれば障害が残る心配もないので、そのまま様子を見るだけで問題ないでしょう。 子どもの側弯症の治療法 重度の側弯症を放置すると、側弯の影響で胸郭が大きく変形し、心肺機能が低下するリスクが高まります。重い肺の病気や心臓病といった合併症も発症しやすくなります。 側弯症は、次のように進行の度合いに応じた治療を受けることが大切です。 子どもの側弯症の手術療法 子どもの側弯症の手術療法には「後方矯正固定術」と「前方矯正固定術」の2種類があります。どちらの手術療法を採用するかは、症状によって異なります。 後方矯正固定術 背中の背骨に沿って切開して手術する方法です。背骨の後方から器具を挿入して、ロッドを調整しながら背骨がまっすぐになるようにねじれを減らしていきます。 次に紹介する前方矯正固定術に比べると固定する背骨の範囲は長くなりますが、矯正力や固定力が強力です。 前方矯正固定術 胸部など体の前側から器具を挿入して、ロッドによってねじれを調整していく方法です。後方矯正固定術より固定範囲は短いものの、強い矯正力があります。 まとめ|側弯症は早期発見と適切な治療で進行を防げる 大人になってから背骨の変形が気になり始めた場合は、早めに整形外科を受診しましょう。成人側弯症は、年齢とともに病状が進行しやすい病気です。 早期発見と適切な治療が側弯症の進行を防ぎ、健康を守ります。腰痛や歩行で少しでも気になる症状がありましたら、まずは当院へご相談ください。 当クリニックでは再生医療を通じて、健康な生活を取り戻したい・手術や入院をさけて治療したいといった願いを叶えるため、最適な治療法を提案いたします。 ▼無料のオンライン診断も受付中 >>公式LINEはこちら 側弯症に関するよくある質問 側弯症でやってはいけないことはありますか? 側弯症の方は、長時間の崩れた姿勢や過度な運動は歪み・痛みの原因になります。普段から正しい姿勢を保つよう心がけましょう。 側弯症でやってはいけないことについて詳しく知りたい方は、以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひあわせてご覧ください。
2023.03.08 -
- 脊椎
- 脊柱管狭窄症
脊柱管狭窄症は、加齢とともに発症リスクが高まる病気で腰や足の痛み・しびれのほか、歩くと足がしびれて休むと和らぐ「間欠性跛行(かんけつせいはこう)」が現れ、日常生活に支障をきたすこともあります。 放置して進行すると連続して歩ける距離が少しずつ短くなり、重症化すると排尿・排便に関わる障害があらわれることもあります。 本記事では、脊柱管狭窄症の予防に効果的な方法について解説します。 また、すでに症状が進んでいて予防や保存療法だけでは改善が難しい場合には、再生医療が新たな選択肢となることがあります。 \脊柱管狭窄症に対する再生医療という選択肢/ 再生医療とは、患者さまご自身の脂肪から採取した幹細胞を活用し、傷ついた神経とその周辺の修復環境を整えることを目指す治療法です。 実際に当院(リペアセルクリニック)で治療を受けられた患者さまの症例は、以下で紹介していますので、ぜひご覧ください。 >> 術後1年続いた足裏の異常感覚が緩和 腰部脊柱管狭窄症の症例記事はこちら 一般的な点滴投与では届きにくい脊髄や神経の領域に対して、幹細胞を直接届けることで、術後も残るしびれや異常感覚などの症状改善を目指します。 【こんな方は当院にご相談ください】 手術後も足のしびれや痛みが残っている 足裏の違和感や異常感覚が続いている 薬やリハビリを続けても十分な改善がみられない 再手術以外の治療法を検討したい 脊髄腔内ダイレクト注射について詳しく知りたい >>再生医療専門「リペアセルクリニック」に無料電話相談する 術後も症状が残っている方、現在の治療で改善がみられずお悩みの方は、当院(リペアセルクリニック)へご相談ください。 手術後もしびれや痛みが続く方は、まずは相談! 【基礎知識】脊柱管狭窄症とは 脊柱管狭窄症は、中高年に多い腰部疾患の1つです。 脊柱管とは、脊髄や神経根が通る背骨の中の管状の空間です。この管の中を通る神経は、運動の指令や感覚を伝える重要な役割を担っています。 この脊柱管が狭くなることで、神経を圧迫し、間欠性跛行や下肢の痺れ、痛みなどの症状がみられます。60〜70歳代以降の中高年に発症するケースが多く、姿勢の変化や背骨の変形を伴う変性疾患の1つです。 腰椎ヘルニアや腰椎圧迫骨折などの急性期の疾患と違い、徐々に症状が現れる慢性的な疾患として知られています。 脊柱管狭窄症の原因 脊柱管狭窄症が起こる原因はいくつかありますが、代表的なものは以下の3つです。 加齢 日頃の姿勢や動作習慣による影響 先天的な疾患によるもの 年齢を重ねると骨や椎間板の変性が起こりやすくなり、脊髄神経が通る脊柱管が狭くなってしまいます。それにより、神経を圧迫し、脊柱管狭窄症を引き起こすのです。 また、長時間のデスクワークや運動不足により、腰回りの筋肉が弱まり、姿勢が悪くなると神経が圧迫されやすくなります。 生まれつき脊柱管が狭い場合もあります。通常、成長とともに広がりますが、先天的な異常があると狭いままになり、若いうちから症状が出ることがあるのです。 症状 脊柱管狭窄症の主な症状は、臀部から下肢にかけての痺れや痛み、力の入りにくさ、間欠性跛行などです。 とくに特徴的な症状が間欠性跛行です。歩いていると脚の痛みが増強し、続けて歩くのが困難になります。少し休憩をしたり、体を前かがみにしたりすると症状が軽減し、歩けるようになります。 これらの症状に加え、排尿・排便障害や両側に症状が出てしまう場合は、重症化している可能性が高いです。 また、神経圧迫の程度が強いと、足首を上に反らせなかったり、数十メートル歩くだけで症状が強くなったりする場合があるため、医療機関への相談を推奨します。 脊柱管狭窄症にならないための予防方法5選 脊柱管狭窄症にならないための予防方法は、以下のとおりです。 日頃の姿勢や行動を見直す 体操やストレッチをおこなう 栄養バランスのとれた食事を心がける 肥満の方は体重を減らす 早めに病院を受診する 順番に見ていきましょう。 日頃の姿勢や行動を見直す 脊柱管狭窄症の予防には、日常生活での姿勢や動作に気を配ることが重要です。 長年の不適切な姿勢や動作による背骨への負担が、発症リスクを高める要因となります。 では、具体的にどのような点に気をつければよいのでしょうか。 以下に姿勢改善のポイントをまとめました。 背骨を全体的に動かす 背骨は、上を向く、下を向く、振り返るなど、さまざまな動きに関わっています。これらの動きをスムーズに行うためには、背骨全体に意識を集中するのが大切です。 たとえば、上を向く際は、首だけでなく背中全体を伸ばすように意識しましょう。 良い姿勢を保つ 長時間同じ姿勢でいると、背骨に負担がかかります。 デスクワークや運転など、長時間同じ姿勢でいる場合は、こまめに休憩を挟み、ストレッチをして身体を動かすようにしましょう。 こまめな姿勢の見直しと調整が、脊柱管狭窄症の予防への第一歩となります。 体操やストレッチをおこなう 脊柱管狭窄症の予防には、体操やストレッチも効果的です。 とくに、柔軟性を高めたい部位は股関節と肩甲骨です。股関節と肩甲骨は、背骨の動きをサポートする上で欠かせないので、筋肉をほぐせば、姿勢の改善にもつながります。 また、お尻の筋肉を鍛えるのも脊柱管狭窄症の予防に効果があります。 栄養バランスのとれた食事を心がける 脊柱管狭窄症を防ぐには、脊椎の健康を支える栄養素を意識した食事が求められます。 特定の栄養素を適切に摂取すると、骨や筋肉の状態が安定し、負担のかかりにくい体づくりにつながります。 以下は、骨を強くする代表的な栄養素です。 栄養素 働き 食材 カルシウム 骨の主成分となり、強化を助ける 牛乳 チーズ 小魚 小松菜 など ビタミンD カルシウムの吸収を助ける イワシ 秋刀魚 鮭 しいたけ など ビタミンK カルシウムを骨に定着させる 納豆 小松菜 ほうれん草 わかめ など たんぱく質 筋肉や血液の材料になり、骨の修復を助ける 赤身の肉 魚 豆腐 納豆 など マグネシウム 骨の健康を維持し、強化をサポートする アーモンド ごま わかめ 大豆製品 など 関節の健康を考えるなら、オメガ3脂肪酸が豊富な魚やナッツ類を積極的に取り入れましょう。これらには炎症を抑える作用があり、関節の負担を軽減します。 加えて、果物や野菜に多く含まれる抗酸化物質は、体内の酸化ストレスを和らげ、脊椎の健康を支えます。 肥満の方は体重を減らす 肥満の方は体重を減らす取り組みが脊柱管狭窄症の予防につながります。 体重が増えると腰椎や椎間板に過度な負担がかかり、炎症や変性を引き起こす原因です。また、お腹に脂肪がつくと姿勢が前傾し、腰を無理に反らせる姿勢が続いて症状を悪化させる可能性があります。 肥満体系の方は、専門家の指導のもと、適切な体重まで減量を検討してみてください。高カロリーの食事は避け、栄養バランスの取れた食事を心がけると、健康的な体重に近づいていくでしょう。 早めに病院を受診する 脊柱管狭窄症が疑われる場合は、症状を放置せず、早めに整形外科などの医療機関を受診しましょう。 特に、以下のような症状がある場合は早めの受診をおすすめします。 歩くと足が痛んだり、しびれたりする 休憩しないと長い距離を歩けない 足に力が入りにくい 排尿や排便に変化がある 症状に応じて、薬物療法やリハビリ、神経ブロックなどの保存療法が行われますが、歩行障害が進行して日常生活への影響が大きい場合には、手術が検討されることもあります。 また、これまでの治療を続けても痛みやしびれが軽減しない場合や、手術以外の治療法を検討したい場合には、再生医療も選択肢の一つとなります。 「治療を続けても痛みやしびれが残っている」「手術以外の治療法について詳しく知りたい」という方は、当院(リペアセルクリニック)へご相談ください。 手術後もしびれや痛みが続く方は、まずは相談! 脊柱管狭窄症の予防方法を実施するときの注意点 紹介した予防方法を無理に続けると、症状の悪化やほかの疾患を引き起こすおそれがあります。予防方法を実践する際は、以下の点に注意してください。 過度な運動を避ける 急激なダイエットをしない 痛みを感じたらすぐに中止する 自己判断せず専門医に相談する 体調に合わせて無理なく続ける 適切な方法で取り組めば、脊柱管狭窄症を予防できる可能性が高まります。焦らず、自分の身体に合った方法を選び、継続しましょう。 まとめ|脊柱管狭窄症の予防法を試して腰を守ろう 脊柱管狭窄症は、加齢による背骨の変化などが関係するため、完全に予防できるとは限りません。 ただし、以下のような日頃の姿勢や生活習慣を見直すことで、発症や症状悪化のリスクを抑えることにつながります。 日頃の姿勢や行動を見直 体操やストレッチをおこなう 栄養バランスのとれた食事を心がける 肥満の方は体重を減らす 早めに病院を受診する 一方、すでに腰痛や足のしびれ、長く歩くと痛みが強くなる間欠性跛行などがある場合は、予防だけで改善を目指そうとせず、早めに専門医へ相談することが大切です。 薬物療法やリハビリ、ブロック注射などを続けても症状が改善しにくい場合には、手術以外の治療法として再生医療を検討する選択肢もあります。 脊柱管狭窄症に対する再生医療については、以下の動画でも解説していますので、ぜひ参考にしてください。 保存療法を続けても腰痛や足のしびれが改善しない方、歩ける距離が短くなり日常生活に支障が出ている方、手術をできる限り避けたい方は、当院(リペアセルクリニック)にご相談ください。
2023.02.24 -
- 脊椎
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以前よりも猫背が酷くなったように感じたり、背骨の曲がりや姿勢の悪さにお悩みではありませんか? こうしたお悩みは、今はまだ痛みや障害がなくとも将来を見据えて日頃から予防していくことが重要です。 後述で詳しく解説しますが、例えば以下のような予防方法があります。 体側部のストレッチ ①仰向けになり両手を横に広げ、肩が浮かないように床につける ②両ひざを揃えて少し曲げ、ねじるようにゆっくり左側に倒していく ③右前胸部から側腹部、臀部にほどよい張り感を感じたところで止める ④反対も同様に行う 本記事では、機能性側弯症の改善に効果的な、自宅で簡単にできるストレッチやエクササイズをご紹介。 自宅で簡単にできるものばかりですので、背骨の曲がりの予防・改善をご希望方は普段の生活に取り入れてみてください。 また、今までは手術でしか改善の見込みがないと思われていた症状に対して、手術しなくても改善が期待できる新たな選択肢として「再生医療」が注目されています。 当院の公式LINEでも、再生医療の基礎知識や、姿勢・背骨の予防に関するお役立ち情報も配信していくので、合わせてご参考ください。 ▼無料で再生医療の基礎がわかるガイドもプレゼント! 側弯症とは?【幅広い年代で発症する病気】 側弯症とは、背骨(脊柱)が横方向に曲がったり捻れたりする病気です。側弯症の種類によって原因や発症時期は異なりますが、幅広い年代で発症します。 側弯症の多くは程度が軽く、痛みを伴わない傾向があります。一方で、重度の場合は側弯によって姿勢が悪く見えることによる心理的ストレスを感じることもあるため、早急に治療が必要です。 ▼側弯症の原因や症状を詳しく知りたい人は以下の記事もご覧ください。 側弯症には大きく2つの種類がある 側弯症を大きく分類すると以下の2種類があります。 構築性側弯症 機能性側弯症 種類によって治療法が異なりますので、正しく把握しておきましょう。 ①構築性側弯症【手術療法が必要な場合あり】 構築性側弯症は、疾患や発達障害などが原因で進行し、背骨を構成する椎骨の変形を伴います。 構築性側弯症は改善が難しく、有効な手段としては以下の2つのみです。 装具療法により進行を抑える 手術により側弯を解消する とくに幼少期に発症した場合は、成長と共に側弯が強くなる傾向があります。その場合、装具療法で側弯の進行を抑え、成長が止まった時点で手術する方針をとります。 今後の研究で、有効な治療方法の発見が期待されている疾患です。 ▼側弯症の手術や術後の経過について詳しく知りたい人は以下の記事もご覧ください。 ②機能性側弯症【ケアを行うことで治りやすい】 機能性側弯症は、一時的に生じる側弯で、構築性側弯症に比べ側弯の程度が小さいのが一般的です。 機能性側弯症が起きるのは、以下の原因が考えられます。 日頃の姿勢 スポーツでの偏った姿勢 仕事などによって同じ動作を反復する 痛みによって逃避的に側弯の姿勢をとってしまう 機能性側弯症は、原因を取り除くケアで治すことが可能です。 機能性側弯症に有効な3つのケア 機能性側弯症の場合、以下の3つのケアが有効です。 ストレッチ エクササイズ 姿勢の改善 適切なケアを知って、積極的に治療に臨みましょう。 ①ストレッチ ストレッチは、短縮している筋肉を元に戻すのに適したケアです。 機能性側弯症の患者様の場合、偏った身体の使い方から左右非対称になることが多いため、どうしても筋肉が短縮している部分(硬くなっている状態)ができてしまいます。 ストレッチをすることで短縮した筋肉をほぐすことができます。ストレッチは、以下のことに注意して行いましょう。 無理に伸ばしすぎず、心地よい突っ張り感を感じるくらいで行う 息を止めず、深くゆっくりした呼吸を意識して行う 1 回のストレッチ時間は 20 秒〜30 秒くらいで行う ②エクササイズ(体操) エクササイズは、運動全般のことを指します。機能性側弯症には、筋力トレーニングやフィットネス、体操などの筋肉をしっかり使って動かすようなものが効果的です。 エクササイズには、対象となる筋肉(主動作筋)の力を上げるだけでなく、その筋肉と反対の働きをする筋肉(拮抗筋)を抑制する効果があります。つまり、やり方によっては柔軟性を失っている筋肉を効果的に改善させることもできるのです。 エクササイズを行うにあたって、注意すべき点は以下の通りです。無理のない範囲で行いましょう。 姿勢やフォームを意識して行う 効かせたい筋肉、部位を意識して行う 適切な負荷量、回数で行う(多すぎても少なすぎてもダメ) ③姿勢の改善 側弯症のリハビリで最も重要なのが、姿勢の改善です。 そもそも機能性側弯症の原因は、偏った姿勢や動作の繰り返しです。その根本を改善しないと整体やカイロプラクティックで一時的に姿勢を改善しても、また元に戻ってしまう可能性があります。 大切なことは、偏った姿勢や動作を繰り返さないよう意識すること。意識的に行ったことが無意識にできるよう身体に染み付かせましょう。 ▼側弯症で注意すべきことについて、以下の記事もご覧ください。 側弯症に効果のある3つのケアのやり方【画像付き解説】 以下3つの側弯症に対するケアを具体的にご紹介します。 側弯症に効果のあるストレッチのやり方 側弯症に効果のあるエクササイズのやり方 姿勢の改善に効果のある呼吸法 実際にトライして、身体のバランスを整えていきましょう。 側弯症に効果のあるストレッチのやり方 体側部のストレッチ ①仰向けになり両手を横に広げ、肩が浮かないように床につける ②両ひざを揃えて少し曲げ、ねじるようにゆっくり左側に倒していく ③右前胸部から側腹部、臀部にほどよい張り感を感じたところで止める ④反対も同様に行う 骨盤と脊柱を意識したキャットバック ①四つ這いの姿勢で行う ②頭を下げお腹を見るように背中を丸める ③頭を上げ背中を反らしていく。この時、肩甲骨を寄せるよう意識する ④この動きをゆっくり呼吸しながら5〜10回行う 側弯症に効果のあるエクササイズのやり方 体幹の対角の動きを意識したエクササイズ ①四つ這いの姿勢で行う ②右手と左足を伸ばす ③余裕があれば、上げた右肘と左膝をお腹の前でくっつける ④②と③を交互に5〜10回繰り返し、反対も同じように行う ⑤身体がぐらつかないよう、体幹を床と並行に保ちながら行う 姿勢を保つ筋力を鍛えるサイドプランク ①横向きになり、片肘を床につけた状態でセットする ②肘と足のみ床につけた状態で、体を真っ直ぐに保つ ③身体がぐらつかないように20秒〜60秒キープし、反対も行う ※きつい場合は、膝を後ろに折り曲げて支え、負荷を軽減する 姿勢の改善に効果のある呼吸法【寝ながら可能】 良い姿勢を保つためには、腹圧を高めて背骨を支える必要があります。 腹圧を高める方法の一つが、腹式呼吸です。寝ながらでも可能な腹圧を高める腹式呼吸の方法を紹介します。 姿勢の改善を意識した腹式呼吸 ①仰向けになり、両膝をたて、両手を下腹部に置く ②しっかり息を吐いて、その時にお腹が凹んでいくのを感じる ③すべて吐ききったら、鼻から息を吸い、お腹を膨らませていく ④また口をすぼめてゆっくりと息を吐いてお腹を凹ませていく ⑤③と④を繰り返し行う(10回程度) 💡慣れてきたら、座った姿勢や立った姿勢でもチャレンジ これらのストレッチは側弯症の症状緩和に役立つ可能性がありますが、 症状がひどい場合は自己判断で行わず、医療機関に相談することをおすすめします。 また、当院の公式LINEでは、背骨た側弯症に関する改善が見込めた症例や、再生医療についての情報を配信しています。 手術を必要としない最先端の医療技術である再生医療について詳しく紹介しておりますので、無料のガイドブックと合わせてご活用ください。 ▼気になる症状に関して無料オンライン診断も実施中 >>公式LINEで確認する 姿勢はコルセットの着用で矯正できる?【大人・子ども別費用も解説】 側弯症に用いるコルセットで完全に姿勢を治すことは難しいと考えられています。 コルセットを装着する目的は以下の2つです。 側弯を矯正し、進行を防止する 背骨と骨盤の安定感を増し、痛みを抑える 側弯症用のコルセットは既製品がないため、オーダーメイドでの作成が一般的となります。 子ども用と大人用別のコルセットの費用は以下の通りです。 子ども用(矯正目的) 高齢者(大人)用 10 万円程度 軟性素材・・・3 ~ 4 万円程度 硬性素材・・・6 ~ 7 万円程度 費用は治療方針や目的により作成するものが異なります。詳しくはかかりつけ医へお問い合わせください。 まとめ|側弯症の治し方は正しいストレッチで効果は見込める 機能性側弯症は日頃の姿勢や生活習慣が原因で起こることが多く、ストレッチやエクササイズ、姿勢改善などのセルフケアで改善が期待できます。 しかし、自己判断でケアを続けると症状が悪化したり、他の病気を見逃したりする可能性もあります。 気になる症状がある場合は、医療機関への受診も検討しましょう。 また、神経損傷を改善する可能性がある再生医療やその治療法について詳しく知りたい方は、ぜひ当院の公式LINEにご登録ください。 当院は再生医療専門のクリニックであり、「手術不要の治療方法」として新たな希望となっている再生医療について、LINEにて限定情報をお届けしています。 ▼再生医療の情報を無料で配信中! >>公式LINEはこちらから確認できます 側弯症に関するよくある質問 Q.側弯症の治し方は大人と子どもで違いますか? A.大人も子どもも装置治療と手術が基本です。ただし、側弯症の進行度や症状の出方が異なるので、治療の進め方が異なります。 子どもは症状がなく、軽度のまま経過観察のみの場合が多いです。一方、大人は子どもの頃の側弯症が進行して発症するケースもあり、早めに治療開始することが勧められます。 ▼大人と子どもの側弯症の治療について詳しく知りたい人は以下の記事もご覧ください。 Q.側弯症を治すのにやってはいけないストレッチはありますか? A.ストレッチの方法には注意が必要です。 やってはいけないこととして、以下の3つがあります。 適切ではない方法で行う 痛みが出るまで行う 反動や勢いをつけて行う 側弯症のケアとしてストレッチをするなら、正しい方法で無理なく行いましょう。 ▼側弯症の患者様が注意するべきことを知りたい人は以下の記事もご覧ください。
2023.01.20 -
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- 脊椎、その他疾患
背骨が左右に曲がったり捻れたりする側湾症は、進行を止める最終手段として手術が検討されるケースがあります。 手術後にできないことや、手術によるリスクについて不安がある方も多いのではないでしょうか。 本記事では、側湾症の手術後にできないことや後遺症について詳しく解説します。 当院リペアセルクリックの公式LINEでは、側湾症の後遺症を手術せずに治療できる再生医療に関する情報を配信しています。 側弯症の手術によって後遺症が出ないか不安な方は、ぜひ参考にしてください。 \公式LINEでは再生医療に関する情報や症例を公開中!/ ▼公式LINE限定の再生医療ガイドブックを以下からお受け取りください! 側弯症の手術後にできないこと3選 さっそく、側湾症の手術後にできないことを3つ解説します。 手術後すぐの退院 手術後すぐの日常生活 退院後すぐのスポーツ 手術後の過ごし方をイメージする参考に役立ててみてください。 手術後すぐの退院 側湾症の手術は、身体を切開した傷ができるため、手術後すぐに退院はできません。手術直後は痛みがあり体も十分に動かせないため、数日はベッド上で過ごすことになります。 胸や背中を大きく切開した場合、術後の痛みで呼吸がしにくくなります。その際は、呼吸を改善するリハビリが必要です。また、痛みで起きられない場合は、体の機能がどんどん低下する「廃用症候群(はいようしょうこうぐん)」を引き起こすリスクがあります。そのため、ベッドの上でできる運動やストレッチをして、廃用症候群を予防することが重要です。 ここで脊髄損傷に対する有効な治療法の「再生医療」をご紹介させてください。再生医療とは人間の自然治癒力を活用した最新の医療技術です。具体的な治療方法が気になる方は再生医療専門の『リペアセルクリニック』にお問い合わせください。 手術後すぐの日常生活 くりかえしですが、側湾症の手術は切開した傷ができるので、4〜5日は痛みで思うように身体を動かせません。そのため、日常生活は制限されます。 全身の状態が安定していれば、痛みの範囲で起きたり、立ち上がったりして、ベッドから離れる時間を増やします。 可能であれば 1 週間以内で病院内での歩行を始めて、以降は痛みの強まらない範囲で、階段や屋外といった応用的な歩行練習をします。 痛みも和らぎ、合併症もないようなら退院できます。退院できるのは術後10日ほどです。自宅に戻り、無理に体をひねったり、前にかがんだりしなければ、普通の生活が可能です。 退院後すぐのスポーツ 運動は自宅に帰った直後は制限されています。ランニングなどの軽い運動ができるのは術後 3 カ月程度からです。スポーツや体育が可能になるのは術後 6 カ月程度です。さらに、器械体操など激しいスポーツは術後 1 年間程度控える必要があります。 退院後は徐々に活動量を増やしていき、体力を戻していくのが優先です。また、手術後の背骨を安定させて腰痛などを予防するために、体幹の筋肉を鍛える必要があります。 たとえば、四つ這いで手足を対角に上げる運動や、仰向けで両足を上げる運動は、体幹だけでなく股関節などの筋力も同時に鍛えられるためおすすめです。 四つ這いトレーニング 両足上げトレーニング 以下の記事では、背骨が曲がるのを治すストレッチやエクササイズを紹介しています。自宅でセルフケアを進めるときの参考にしてみてください。 側弯症の手術による後遺症でできないことが増える可能性がある 体の損傷が大きい側弯症の手術では、以下のような後遺症のリスクがあります。 ・神経損傷による運動機能・感覚の麻痺 ・肺炎や無気肺などの合併症 ・術後感染 手術では背骨の周辺に傷をつけるため、背骨を通る脊髄や脊髄から枝分かれする神経を損傷させる危険性があります。 その場合、足に力が入りにくくなったり、感覚が麻痺したりといった後遺症が残ります。また、肺を損傷すると肺炎や無気肺といった肺の病気を引き起こす危険があります。 大きな傷をつけるため感染のリスクも高いです。 また、骨のくっつきが不十分なままになってしまったり(偽関節:ぎかんせつ)、固定した関節以外の部位が不安定になったりすることで腰痛が発生する場合もあります。 以下の記事では、側湾症の手術後に感じる後悔について解説しています。手術をおこなうメリットやリスクも紹介しているので、詳細が気になる方はあわせてご覧ください。 脊髄損傷の後遺症における有効な治療法に「再生医療」があります。再生医療とは人間の自然治癒力を活用した最新の医療技術です。 近年、研究が進み幹細胞を使った再生医療により脊髄損傷の後遺症が回復した症例が数多く報告されています。具体的な治療方法が知りたい方は、再生医療専門の『リペアセルクリニック』にお問い合わせください。 側弯症の手術後にやってはいけないこと 側弯症の手術後にやってはいけないこととして、体をひねる動作や前にかがむ動作があります。回復中の背骨に負荷がかかり、傷口の治癒や骨の癒合を遅らせる可能性があるためです。 手術後3〜6カ月までは、背骨への負担を軽減するためにコルセットを着用するケースが多くなります。コルセット着用期間はとくに安静が求められるので、担当医の指示に従いながら、無理のない範囲で生活をしましょう。 また、ほかの人との接触が起きないように注意する意識も必要です。激しい衝撃や突発的な衝撃を受けると、傷口が開いたり、骨がずれたりするリスクがあるためです。 以下の記事では、側湾症の方がやってはいけない日常動作やスポーツについて解説しています。術後の過ごし方の参考にもなるので、ぜひあわせてご覧ください。 まとめ|側弯症の手術後にできないことを知り焦らずリハビリを進めよう 側湾症の手術後は、痛みや傷口の回復のため、すぐに歩いたり、日常生活を再開したりすることはできません。無理に体を動かすと症状が悪化する可能性があるので、焦らず回復を待って、ゆっくりリハビリを進めていきましょう。 脊髄損傷の治療には「再生医療」が効果的です。近年、研究が進み幹細胞を使った再生医療により脊髄損傷の後遺症が回復した症例が数多く報告されています。 「再生医療で脊髄損傷をどうやって治療するの?」と気になる方は、再生医療を専門とする『リペアセルクリニック』にお気軽にお問い合わせください。
2023.01.16 -
- 脊椎
- 脊柱管狭窄症
「脊柱管狭窄症と診断されてから、歩くと足がしびれる」 「寝ながらできるストレッチで少しでも楽になりたい」 脊柱管狭窄症について、このような悩みを抱えている方は少なくありません。腰部脊柱管狭窄症では、症状に合った運動を無理のない範囲で続けることで、腰や脚の動かしにくさが軽減する場合があります。 一方で、方法を誤るとかえって症状が悪化する場合もあるため、自分の状態に合った方法を選ぶことが大切です。 本記事では、現役医師が寝ながら取り組めるストレッチや高齢者でも始めやすい方法、テレビ番組「ためしてガッテン」で紹介された内容について解説します。また、記事の後半にはよくある質問をまとめています。 ストレッチの手順を画像付きで紹介しますので、無理のない範囲で実践してみてください。 当院「リペアセルクリニック」の公式LINEでは、再生医療の情報提供と簡易オンライン診断を実施しております。 脊柱管狭窄症の症状にお悩みの方は、ぜひ一度公式LINEにご登録ください。 【寝ながらできる】脊柱管狭窄症のストレッチ方法 寝た姿勢で行うストレッチは、立位での運動が難しい方や高齢の方でも取り組みやすく、腰や股関節周囲の柔軟性を保つ目的で行われます。自宅で無理なく継続しやすい点も特徴です。 ただし、無理に筋肉を伸ばしたり反動をつけたりすると、症状が悪化する恐れがあります。 呼吸を止めず、心地よく伸びる範囲でゆっくり行い、しびれなどの症状が強くなる場合は中止し、医療機関へ相談してください。 仰向けで片膝を胸へ引き寄せるストレッチ 仰向けで片膝を胸へ引き寄せるストレッチは、腰をやさしく丸め、腰やお尻の緊張をほぐすセルフケアです。ストレッチを行う際は、以下の点に注意しましょう。 注意点 内容 片側ずつ丁寧に行う 片膝を両手で支え、胸の方へ少しずつ引き寄せる 心地よい範囲で行う 腰やお尻にやさしい伸びを感じる位置まで 力を抜いて保つ 肩や首をリラックスさせ、10〜15秒ほどキープ 呼吸を整える 痛みやしびれが増した場合は中止する 左右均等に行う 片側ずつ2〜3回程度 仰向けで両膝を立て、片膝を両手で支えながら胸へゆっくり引き寄せ、腰やお尻が心地よく伸びる位置で10〜15秒保ちます。呼吸を止めずに行い、ゆっくり元の姿勢へ戻したら反対側も同様に行いましょう。左右それぞれ2〜3回を目安に行いましょう。 仰向けで両膝を抱え込むストレッチ 仰向けで両膝を抱え込むストレッチは、腰を軽く丸める姿勢を作り、腰やお尻まわりの筋肉の柔軟性維持が期待できます。仰向けで両膝を抱え込む際は、以下を意識するようにしましょう。 注意点 内容 ゆっくり動かす 反動をつけず、両膝をゆっくり胸へ近づける 無理をしない 腰やお尻が気持ちよく伸びるところまで 腰を軽く丸める 力を入れずに軽く丸める 呼吸を止めない ゆっくり呼吸を続ける 症状に注意する 違和感や痛みが生じる場合は中止する 回数の目安 2〜3回程度 仰向けで両膝を立て、両手で膝を支えながら胸へゆっくり引き寄せ、腰やお尻が心地よく伸びる位置で10〜15秒保ちます。呼吸を止めずにゆっくり行い、元の姿勢へ戻した後に2〜3回繰り返しましょう。 膝倒しストレッチ 膝倒しストレッチは、腰や骨盤、お尻まわりの筋肉を無理なく伸ばし、柔軟性の維持が期待できる方法です。 仰向けで両膝を立て、そろえたまま左右へゆっくり倒します。腰やお尻が心地よく伸びる位置で5〜10秒保ちましょう。ストレッチを行う際は、以下の点に注意しましょう。 注意点 内容 ゆっくり左右へ倒す 勢いをつけず、両膝をそろえたまま左右へ 動かす範囲を広げすぎない 腰やお尻に心地よい伸びを感じる位置まで 肩の位置を保つ 両肩を床につけた楽な姿勢 症状の変化を確認する 痛みやしびれが強くなった場合は中止する 回数の目安 左右交互に2〜3回程度 左右交互に2〜3回を目安に、呼吸を止めずゆっくり行います。また、膝を勢いよく倒したり、無理に動かす範囲を広げたりしないよう注意しましょう。 仰向けでお尻の筋肉を伸ばすストレッチ 仰向けでお尻の筋肉を伸ばすストレッチは、お尻の深部にある筋肉を伸ばし、股関節を動かしやすい状態に整える方法です。ストレッチを行う際は以下の注意点を意識しながら実施します。 注意点 内容 丁寧に引き寄せる 勢いをつけず、太ももを少しずつ胸の方へ 伸ばしすぎない お尻に心地よい伸びを感じる範囲で行う 楽な姿勢を保つ 腰に力を入れず、自然な姿勢のまま リラックスして行う 息を止めず、落ち着いた呼吸 身体の変化を確認する 痛みやしびれが増したときは中止する 回数の目安 片側につき2〜3回程度 仰向けで片方の足首を反対側の太ももへ乗せ、下側の太ももを両手で支えながら胸へゆっくり引き寄せます。お尻が心地よく伸びる位置で10〜20秒保ち、左右それぞれ2〜3回を目安に行いましょう。 腰を反らせたり反動をつけたりせず、呼吸を続けながら無理のない範囲で行い、しびれなどの症状が強くなった場合は中止して、医師に相談してください。 【高齢者におすすめ】脊柱管狭窄症のストレッチ方法 高齢者向けのストレッチは、腰やお尻、股関節まわりの筋肉を無理なく伸ばし、柔軟性や関節の動きを保つことを目的に行います。 身体への負担を調整しやすく、自宅でも継続しやすいため、保存療法の一環として取り入れられることがあります。ただし、転倒や症状の悪化を防ぐため、反動をつけず無理のない範囲でゆっくり行うことが大切です。しびれや足の脱力感が強くなる場合は中止し、医療機関へ相談してください。 両膝抱えストレッチ 両膝を抱えるストレッチは、腰を軽く丸める姿勢を作り、腰や背中の筋肉をほぐしながら柔軟性の維持が期待できる方法です。 仰向けで両膝を抱え、太ももをお腹へゆっくり近づけ、無理のない位置で15秒ほど保ちます。太ももを引き寄せる際は息をゆっくり吐き、呼吸を止めないことがポイントです。 注意点 内容 お腹へ近づける 両膝を抱え、太ももをゆっくりお腹の方へ 腰を丸める 腰や背中の力を抜き、やさしく丸めた姿勢 伸び具合を調整する 腰まわりに心地よい伸びを感じる位置 吐く息を意識する 太ももを引き寄せながら、ゆっくり息を吐く 引き寄せすぎない 痛みやしびれが強くならない範囲 回数の目安 15秒ほど保ち、5回程度 5回程度を目安に繰り返し、無理に引き寄せず心地よく伸びる範囲で行いましょう。 正座ストレッチ 正座ストレッチは、四つ這いからお尻を後方へ引き、腰や背中をやさしく伸ばす運動です。膝に痛みがある方や、床から立ち上がることが難しい方は行わないでください。 注意点 内容 お尻をゆっくり引く 四つ這いから無理のない範囲で後方へ移動 背中を丸める 背中をやさしく丸めた姿勢を保つ 深く座りすぎない 深く座りすぎない 呼吸を楽に続ける リラックスしながら自然な呼吸 膝や症状に注意する 膝の痛みやしびれが強くなった場合は中止する 回数の目安 5回程度を目安に繰り返す 四つ這いの姿勢から背中を丸めたままゆっくり膝を曲げ、正座に近い姿勢までお尻を引いた後、ゆっくり四つ這いの姿勢へ戻ります。呼吸を止めず、リラックスしながら5回程度を目安に繰り返してください。 無理にお尻をかかとへ近づける必要はなく、心地よく伸びる範囲で行い、しびれなどが強くなった場合は中止してください。 片膝立ちストレッチ 片膝立ちストレッチは、腰から股関節の前側にかけて位置する腸腰筋を伸ばし、股関節周囲の柔軟性維持を目的とした方法です。片膝立ちストレッチを行う際は、以下を意識しながら実施しましょう。 注意点 内容 姿勢を安定させる 壁や家具に手を添え、ふらつかない姿勢 骨盤をまっすぐ保つ 腰を反らさず、骨盤を前へ向ける 股関節の前を伸ばす 後ろ脚の付け根から太ももの前が伸びる位置 上半身を起こす 前かがみにならず、背筋を自然に伸ばす 不安定なら中止する バランスが取りにくい場合は無理をしない 壁や安定した家具に手を添え、片膝立ちになります。膝をついている側の足を少し後ろへ引きます。そのまま前方の膝をゆっくり曲げ、後方の太ももの前側が心地よく伸びる位置で保ちましょう。 腰を反らせたり上半身を前へ倒したりしないことが大切です。姿勢が安定しない場合は、無理に行わないでください。 「ためしてガッテン」で紹介された脊柱管狭窄症のストレッチ方法 「ためしてガッテン」で紹介されたストレッチは、腰を軽く前へ曲げる姿勢を取り入れ、腰やお尻、股関節まわりの筋肉を動かしやすい状態に整えることを目的としています。 症状の軽減や歩行動作のしやすさにつながる場合がある一方で、症状や病状によって適した方法は異なります。反動をつけず、呼吸を止めないようゆっくり行い、しびれや足の脱力感などの症状が強くなる場合は中止し、医療機関へ相談しましょう。 膝抱えストレッチ 膝抱えストレッチは、腰を軽く丸めながら、腰やお尻まわりの筋肉をやさしく伸ばす方法です。ストレッチを行う際は以下の点に注意しましょう。 注意点 内容 引き寄せる位置を調整する 片膝または両膝を無理のない位置まで引き寄せる 伸びを感じながら保つ 腰やお尻が心地よく伸びる位置で10〜30秒程度 反動をつけない 勢いを使わず、ゆっくりとした動作 呼吸を意識する 自然な呼吸を続けながら行う 症状の悪化に注意する しびれや痛みなどの違和感が出た場合は無理せず中止する 仰向けで両膝を立て、片膝または両膝を手で支え、胸の方向へゆっくり引き寄せ、心地よく伸びる位置で10〜30秒保ちます。呼吸を止めずに行い、2〜3回を目安に繰り返しましょう。 反動をつけたり無理に引き寄せたりせず、しびれなどの症状が強くなる場合はストレッチを中止してください。 前かがみストレッチ&前屈姿勢 前かがみストレッチ&前屈姿勢は、腰を軽く丸める姿勢を取り、腰やお尻まわりの筋肉の柔軟性維持が期待できる方法です。以下の注意点を意識しながら実施しましょう。 注意点 内容 椅子に浅く座る 足を肩幅程度に開き、安定した姿勢をつくる 上半身を勢いに任せて倒さない 息を吐きながら、ゆっくり前かがみになる 戻るときもゆっくり 両手を太ももに添え、身体を支えながら起き上がる 伸びを感じる位置で保つ 腰やお尻に心地よい伸びを感じる範囲 椅子に浅く座って足を肩幅程度に開き、息を吐きながら上半身をゆっくり前へ倒します。腰やお尻が心地よく伸びる位置で10〜20秒保ち、両手を太ももに添え、支えながらゆっくり上半身を起こします。2〜3回を目安に行い、反動をつけず無理のない範囲で実施します。 関節・骨盤まわりのストレッチ 関節・骨盤まわりのストレッチは、腰や骨盤、股関節まわりの筋肉を無理なく伸ばし、柔軟性の維持が期待できる方法です。以下を意識しながら行いましょう。 注意点 内容 膝を揃えて動かす 両膝を揃えたまま左右へゆっくり倒す 骨盤から動かす 腰だけでなく、骨盤ごと自然に動かす 呼吸を乱さない リラックスした呼吸を続けながら行う 勢いをつけない 反動を使わず、無理のない範囲で動かす 仰向けで両膝を立ててそろえたまま左右へゆっくり倒し、心地良く伸びる位置で5〜10秒保つ動作を、呼吸を止めずに左右交互に2〜3回繰り返します。反動をつけたり無理に膝を倒したりしないように注意しましょう。 脊柱管狭窄症のストレッチに期待できる効果 効果 詳細 痛みとしびれの改善 腰や股関節周囲の緊張緩和による動きやすさの向上 筋肉の柔軟性向上 身体の動かしやすさの向上 腹筋・背筋の筋トレ効果の促進 腰を支える筋力の向上 脊柱管狭窄症に対するストレッチは、腰や股関節周囲の緊張を和らげ、症状が出にくい姿勢や動作を取りやすくすることで、痛みやしびれが軽減する場合があります。 また、筋肉や関節の柔軟性が向上することで身体が動かしやすくなり、日常生活での負担軽減にもつながります。さらに、腹筋や背筋を鍛える運動と組み合わせることで体幹の安定性が高まり、正しい姿勢の維持や腰への負担軽減にも役立つため、継続的な実践が重要です。 以下の記事では、脊柱管狭窄症の予防法について詳しく解説しています。 痛みとしびれの改善 ストレッチは運動療法のひとつであり、脊柱管狭窄症による腰から足にかけての痛みやしびれの軽減が期待できます。 腰や股関節まわりの筋肉の柔軟性を保つことで、神経への負担が和らぎ、動作のしやすさにつながる可能性があります。 ただし、ストレッチだけで脊柱管狭窄症そのものが改善するわけではありません。症状が続く場合や悪化する場合は、放置せず医療機関を受診し、薬物療法やリハビリなどを含めた適切な治療を受けることが大切です。 筋肉の柔軟性向上 ストレッチを継続すると、腰やお尻、股関節まわりの筋肉の柔軟性の向上が期待できます。 筋肉は急に引き伸ばされると反射的に縮む働き(伸張反射)がありますが、無理のない範囲で継続することで、筋肉を無理なく動かせる範囲が広がる場合があります。 また、軽い運動と組み合わせることで筋肉が動かしやすくなり、日常動作の負担軽減につながる場合があります。 腹筋・背筋の筋トレ効果の促進 ストレッチは筋力を直接高める運動ではありません。しかし、腰や股関節まわりの柔軟性を保ち、腹筋・背筋のトレーニングに取り組みやすい状態へ整える効果が期待できます。 腰や股関節を動かしやすくなると、運動時の姿勢を整えやすくなり、筋肉へ適切な刺激を加えやすくなります。ただし、強く伸ばす必要はなく、しびれなどが増す場合は中止しましょう。 脊柱管狭窄症でやってはいけないストレッチ やってはいけないストレッチ 詳細 背中をそらせるストレッチ 腰を大きく反らすことで脊柱管が狭まり、神経への圧迫や足のしびれが強まる恐れのあるストレッチ 無理に腰をひねるストレッチ 腰を強くひねることで腰椎や周囲の筋肉へ負担がかかり、症状の悪化を招く恐れのあるストレッチ 反動をつけたり無理に続けたりするストレッチ 勢いをつけた動作や過度な継続により、筋肉や関節、神経へ強い負担をかける恐れのあるストレッチ 症状が強い日に無理をして行うストレッチ しびれや歩きにくさが強い日に行うことで、神経への負担や症状の増悪を招く恐れのあるストレッチ 脊柱管狭窄症では、腰を大きく反らしたり強くひねったりすると、神経や周囲の組織への負担が増え、しびれや歩きにくさが強まる場合があります。 また、反動をつける動作や、症状が強い日に無理をして続けるストレッチも避けてください。呼吸を止めず、無理のない範囲でゆっくり行い、違和感や症状の悪化がみられた場合は中止し、医師に相談してください。 以下の記事では、脊柱管狭窄症でやってはいけないことを詳しく解説しています。 背中をそらせるストレッチ 運動療法は、誤った姿勢で行うと、症状の悪化やけがにつながる恐れがあります。 腰を反らしたときに脚の痛みやしびれが強くなる方は、反らす動作を避けてください。腰や背中を大きく反らすと脊柱管が狭まり、神経への圧迫が強くなる場合があります。腹部に軽く力を入れ、腰が反らない姿勢を保ちながら行いましょう。 無理に腰をひねるストレッチ 腰を大きくひねることで腰椎やその周囲の筋肉・関節に負担がかかり、脚のしびれが強くなることがあります。 とくに症状の出ている方向へ無理にひねったり、反動をつけて勢いよく動かしたりするのは避けてください。 ストレッチは大きく動かすことが目的ではなく、筋肉が心地よく伸びる範囲でゆっくり行うことが大切です。実施中や終了後に、しびれが強くなったり、脚に力が入りにくくなったりした場合は、すぐに中止しましょう。症状が続くときは整形外科を受診し、医師や理学療法士に適切な運動方法を相談してください。 反動をつけたり無理に続けたりするストレッチ 勢いをつけて身体を動かしたり、しびれが出ているのに無理をしてストレッチを続けたりすると、腰や神経への負担が増す場合があります。 ストレッチの目的は大きな動きを作ることではなく、筋肉が心地よく伸びる範囲でゆっくり行うことです。体調やその日の症状に応じて回数や時間を加減し、調子が優れない日は休む判断も必要です。 行っている最中や終えたあとにしびれが強まったり、脚に力が入りにくくなったりした場合は中止し、症状が続くようであれば医療機関を受診してください。 症状が強い日に無理をして行うストレッチ しびれや腰の違和感が強い日に無理をしてストレッチを行うと、神経や腰へ負担がかかり、症状が悪化するおそれがあります。 体調や症状は日によって変化するため、不調を感じる日は無理に続けず、身体を休めることも大切です。体調が落ち着いたら、筋肉が心地よく伸びる範囲から少しずつ再開しましょう。 ストレッチ中や終了後に症状が悪化したり、脚へ力が入りにくくなったりした場合は中止し、改善しない場合は早めに医療機関を受診してください。 ストレッチで改善しない脊柱管狭窄症は当院へご相談ください 脊柱管狭窄症の症状を和らげるには、ストレッチや筋トレを正しい姿勢で行うことが大切です。 今回紹介したストレッチは、自宅で取り組みやすい方法ですが、症状の変化を確認しながら無理のない範囲で続けてください。また、脊柱管狭窄症の治療は運動療法だけでなく、薬物療法や生活の工夫などを組み合わせて行うことが基本です。 ストレッチで改善しない脊柱管狭窄症にお悩みの方は、当院「リペアセルクリニック」へご相談ください。脊柱管狭窄症に対してストレッチや服薬を続けても症状が残り、今後の治療に不安を感じる方には、自己脂肪由来幹細胞を用いた再生医療が選択肢となる場合があります。 脂肪由来幹細胞が持つ「分化能」などの特性を活用する治療で、適応は症状や画像検査の結果を踏まえて医師が判断します。治療方法に迷っている方は、検査結果や現在の症状を確認した上で、医師に相談することが大切です。 ご質問やご相談は、「LINE」や「メール」、「オンラインカウンセリング」で受け付けておりますので、お気軽にお申し付けください。 脊柱管狭窄症とストレッチに関するよくある質問 ストレッチだけで脊柱管狭窄症は改善しますか? ストレッチのみで脊柱管狭窄症の病態そのものを解消することはできません。ただし、筋肉の柔軟性を維持し身体を動かしやすい状態に保つことは、症状の軽減や日常生活の動きやすさを保つ上で役立つ場合があります。 保存療法では、症状に応じてストレッチなどの運動療法や薬物療法、リハビリテーションを組み合わせて治療を進めることが一般的です。 以下の記事では、脊柱管狭窄症の治療について詳しく解説しています。 【関連記事】 脊柱管狭窄症の重症度分類を解説|診断方法と治療方法もあわせて紹介 脊柱管狭窄症の薬の種類と効果|効かないときの治療法やセルフケアを医師が解説 脊柱管狭窄症は整体で治りますか? 整体で脊柱管狭窄症そのものを治すことはできません。脊柱管狭窄症は、加齢に伴う骨や靱帯の変化などによって神経の通り道が狭くなる疾患です。整体を受けても、狭くなった脊柱管が元の状態に戻るわけではありません。 施術によって筋肉のこわばりが和らぎ、身体を動かしやすく感じる場合はあります。ただし、腰を強く反らしたり、ひねったりする施術によって症状が強まる恐れもあるため注意が必要です。 治療は薬物療法や運動療法、リハビリテーションを中心に進め、必要に応じて手術を検討します。整体を利用する際は医師へ相談し、医療機関での治療を自己判断で中断しないようにしましょう。 以下の記事では「脊柱管狭窄症は整体で治るのか?」について詳しく解説しています。 脊柱管狭窄症は手術した方が良いですか? 脊柱管狭窄症と診断されても、すぐに手術が必要とは限りません。日本整形外科学会と日本脊椎脊髄病学会による診療ガイドラインでも、保存治療と手術治療の両方が治療選択肢として示されています。(文献1) 歩行障害や筋力低下、排尿や排便の異常がある場合は早めに整形外科を受診し、症状や検査結果をもとに手術が必要かどうか、医師の診断を受けてください。 以下の記事では、脊柱管狭窄症の手術について詳しく解説しています。 【関連記事】 腰部脊柱管狭窄症の手術費用と入院期間は?リハビリまでの流れも解説 脊柱管狭窄症の手術は後悔する?後遺症・痛み・しびれが残る可能性や最新の治療法も解説 脊柱管狭窄症とヘルニアの違いは何ですか? 脊柱管狭窄症と腰椎椎間板ヘルニアは、どちらも神経の圧迫によって腰や脚に症状が現れますが、原因や発症しやすい年代が異なります。 脊柱管狭窄症と腰椎椎間板ヘルニアの違いは以下のとおり通りです。 比較項目 脊柱管狭窄症 腰椎椎間板ヘルニア 主な原因 加齢に伴う骨や靱帯の変化による脊柱管の狭窄 椎間板の一部が飛び出すことによる神経の圧迫 発症しやすい年代 主に50歳以上の中高年 比較的若い世代にもみられる疾患 主な症状 歩行時に現れる脚のしびれや違和感 腰痛や脚の痛み、しびれ 症状の特徴 歩行中に症状が現れ、前かがみで休むと軽減する間欠性跛行 前かがみの姿勢や、せき・くしゃみで症状が強まることがある 症状だけで見分けるのは難しく、治療方針も同じではありません。しびれや歩きにくさが続く場合は整形外科を受診し、診察や画像検査によって原因を確認することが大切です。 以下の記事では、脊柱管狭窄症とヘルニアの違いについて詳しく解説しています。 脊柱管狭窄症に対する自己脂肪由来幹細胞治療のメリットは何ですか? 自己脂肪由来幹細胞治療は、患者自身の脂肪から採取した幹細胞を用いる再生医療です。脊柱管狭窄症に対する治療選択肢のひとつとして、症状や身体の状態に応じて適応が検討されます。 自己脂肪由来幹細胞治療の主な特徴は、以下のとおりです。 メリット 詳細 本人の細胞を使用 患者自身の脂肪から採取した幹細胞を活用する治療で薬物療法のような副作用が起こりにくいとされている 幹細胞の特性を活用 幹細胞が持つ分化能などの特性を利用する治療 治療選択肢が広がる 脊柱管狭窄症の症状や状態に応じて検討される治療法のひとつ 個別に適応を判断 症状の程度や画像検査、全身状態を踏まえた医師による適応判断 (文献2) 自己脂肪由来幹細胞治療は、すべての脊柱管狭窄症に適しているわけではありません。有効性や安全性に関する研究は現在も続いているため、期待できる点だけでなく注意点についても、医師から説明を受けた上で検討する必要があります。 以下の記事では、自己脂肪由来幹細胞について詳しく解説しています。 家族が脊柱管狭窄症のストレッチをサポートする際に気を付けるべきことはありますか? ご家族が支える際は、本人の体調や症状に合わせ、無理にストレッチを勧めないことが大切です。本人が反動をつけず、ゆっくり行えるよう見守り、転倒を防ぐ環境を整えましょう。 しびれが強まったり脚に力が入りにくくなったりした場合は中止し、症状が続くときは整形外科へ相談してください。服薬やリハビリテーションを本人の判断で中断しないよう、必要に応じて通院を支えることも大切です。 以下の記事では、脊柱管狭窄症において気を付けるべきことについて詳しく解説しています。 【関連記事】 腰部脊柱管狭窄症の退院後の生活は?ポイントや禁忌を徹底解説! 【医師監修】脊柱管狭窄症が手遅れになるリスクを解説|後悔しないための治し方や予防法も紹介 参考文献 (文献1) 腰部脊柱管狭窄症診療ガイドライン2021(改訂第2版)|公益財団法人 日本医療機能評価機構 Minds ガイドラインライブラリ (文献2) 再生医療・遺伝子治療等について|厚生労働省
2023.01.09 -
- 脊椎
- 脊椎、その他疾患
側弯症の人がやってはいけないことはある? 側弯症を悪化させないために心がけるべきことは? 側弯症と診断されたけれど、筋トレやスポーツはやっていいの? この記事を読んでいるあなたは、側弯症の人がやってはいけない動作や運動があるか気になっているのではないでしょうか。 「無意識に側弯症が悪化する動作をやっているのではないか?」と不安になることもあるかもしれません。 結論からいえば、側弯症の人がやってはいけない動作や運動は、明確になっていないのが現状です。ただし、長時間の崩れた姿勢や過度な運動は歪み・痛みの原因になるため、普段から正しい姿勢を保つよう心がけましょう。 本記事では側弯症の人がやってはいけない・注意すべき動作や運動について解説します。 記事を最後まで読めば、側弯症を悪化させないために普段から意識すべきことがわかるでしょう。 側弯症の人がやってはいけない・注意すべきことは? 結論からいうと、側弯症の人がやってはいけない動作は、科学的に証明されていません。ただし、通常よりも背骨の歪みや痛みが出やすいため、日常から正しい姿勢を保ち、無理な運動は避ける必要があります。 まずは側弯症がやってはいけない・注意すべきことを、以下のポイントごとに解説します。 日常動作 筋トレ・ストレッチ スポーツ 本章を参考にして、側弯症の人が避けるべき動作や運動をひと通り理解しておきましょう。また、側弯症の原因や症状については以下の記事も参考にしていただければ幸いです。 側弯症の人がやってはいけない・注意すべき日常動作 多くの日常生活習慣・動作は、側弯症と直接的な関係がないという研究があります(文献)。そのため、側弯症の人がやってはいけないことは明確にわかっていないのが事実です。 ただ、側弯症の人は姿勢が傾きやすく、腰痛や姿勢の歪みが生じやすい傾向があります。見た目上の歪みや腰痛予防のためにも、長時間崩れた姿勢を取らないようにしましょう。 また、腰痛があるときは重いものを持ったり、無理に運動することを控えてください。 側弯症の人がやってはいけない筋トレ・ストレッチ 側弯症の人が姿勢矯正のために筋トレをおこなう場合は、湾曲している凸側を鍛えましょう。誤って凹側の筋力を強化してしまうと、かえって背骨のゆがみを強めてしまいます。 また、ストレッチをする場合は、痛みが出るまで伸ばしたり、反動や勢いをつけたりしないよう注意が必要です。無理なストレッチは、変形した背骨に負荷をかける原因になります。 筋トレやストレッチは、側弯の状態に合わせて適切な方法でおこないましょう。整形外科などで姿勢を評価してもらい、専門家の助言を受けることをおすすめします。 側弯症の人におすすめのエクササイズ・ストレッチは以下の記事でご紹介していますので興味がある方はぜひご覧ください。 側弯症の人がやってはいけない・注意すべきスポーツ 現時点で特定のスポーツが原因で側弯症の発症が増える可能性について、科学的な根拠は明らかになっていません。 よって側弯症でも特定のスポーツを避ける必要はないでしょう。 ある研究では、クラシックバレエの経験がある女子に側弯が発生しやすいといわれています(文献)。しかしバレエが側弯に影響しているのか、側弯になりやすい体型の子がバレエをやっていることが多いのかはわかっていないのが現状です。 よって、側弯症の悪化や予防といった観点でいえば、特定のスポーツを制限する必要はありません。 ただし、腰痛などの症状が出ている場合は、腰に大きな負担がかかるような種目や動きは控えましょう。 側弯症における3つの治療法 側弯症と診断された場合、主に以下3つの治療を行います。 経過観察 装具による矯正 手術 側弯症と診断され、治療を検討している方の参考になれば嬉しく思います。 経過観察 側弯症が軽度(背骨の曲がり角度が30度未満)の場合は、経過観察として定期的に整形外科での診察・レントゲン検査を受けるのが一般的です。 とくに子どもの側弯症の場合、成長期が終わるとともに側弯の進行も止まるケースも多くあります。経過観察で悪化が見られなければ、矯正など特段の治療を行わないこともあるでしょう。 装具による矯正 背骨の曲がり角度が30度以上50度未満の場合は、中等度の側弯症と診断されます。 中等度の側弯症の場合は、症状の進行を抑えるため「アンダーアーム装具」と呼ばれる装具を使って矯正を行います。 装具による矯正治療は、側弯症を根本的に改善する効果はなく、あくまでも進行を止める手段として行われます。 手術 背骨の曲がり角度が50度以上と重度の側弯症である場合、外科手術を検討するケースもあります。 側弯症の手術は、以下2つの方法が一般的です。 後方矯正固定術 前方矯正固定術 「後方矯正固定術」は背中側から皮膚を切開し、脊椎にロッド等を取り付けて固定するものです。一方「前方矯正固定術」では、身体の側面から皮膚を切開して胸椎や腰椎を固定します。 入院期間の目安は約2週間~3週間で、その後リハビリ期間を経て退院する流れが一般的です。 側弯症の外科手術については以下の記事もご覧ください。 まとめ|日常から正しい姿勢・適度な運動を継続して側弯症とうまく付き合おう 本記事では、側弯症の人がやってはいけない、あるいは注意すべき動作や運動について解説しました。 日常生活や運動において、側弯症の人がやってはいけないことは明確ではありません。しかし、無理な姿勢や運動は症状を悪化させる可能性があるため、整形外科など医療機関に相談し、専門家の助言を受けましょう。 この記事を読んだあなたが、側弯症の人が注意すべき姿勢や運動を理解し、普段から意識して生活できるようになれば嬉しく思います。 側弯症でやってはいけないことについてよくある質問 側弯症に良い運動はありますか? 姿勢改善の効果があるヨガやストレッチがおすすめです。スポーツなら姿勢や体重が偏りにくい水泳、ウォーキングなどが良いでしょう。 ただし、いずれも無理のない範囲で行い、痛みがあるときは安静にする必要があります。 側弯症は年をとるとどうなりますか? 側弯症が悪化するタイミングは思春期に多く、成長してから悪化するケースは比較的少ない傾向があります。 しかし、中高年になってから進行する場合もゼロではないため、定期的に整形外科での受診、レントゲン検査を受けましょう。 中高年で側弯症が悪化した場合、脊柱管狭窄症や腰部椎間板ヘルニアなどの合併症リスクもあります。早期発見・早期治療のためにも、経過観察を続ける必要があります。 参考文献 Kota Watanabe,Takehiro Michikawa,et al. Physical activities and lifestyle factors related to adolescent idiopathic scoliosis.2017;99:284-294.
2022.12.21 -
- 脊椎
- 脊柱管狭窄症
- 腰部脊柱管狭窄症
「脊柱管狭窄症とヘルニアは何が違うの?」「自分でも見分けられる方法はある?」と考えている方も多いのではないでしょうか。 腰痛や足のしびれを出す疾患を調べると脊柱管狭窄症とヘルニアの2つがヒットしやすく、疾患名を目にしたことがある人も多いかもしれません。 結論からいえば、脊柱管狭窄症とヘルニアの違いは、発症しやすい年齢や症状が出る動作が挙げられます。対処法もそれぞれ異なるため、正しく見分ける必要があるでしょう。 この記事では脊柱管狭窄症とヘルニアの違いを詳しく解説しつつ、それぞれの治療法を解説します。腰の痛みに悩まされている人は、ぜひ最後までチェックしてみてください。 脊柱管狭窄症とヘルニアの違い 脊柱管狭窄症とヘルニアは腰痛や足のしびれを引き起こす疾患で、どちらも腰の神経が圧迫されることで生じます。これらの疾患には以下のようなポイントで違いがあります。 発症しやすい年齢の違い 病態による痛みの出方の違い 歩くほど痛みが増すかどうかの違い 腰の痛みや足のしびれに悩んでいる方は、自分の症状と照らし合わせてみましょう。 ちなみに、脊柱管狭窄症とヘルニアの詳しい病態は以下の記事で解説しています。以下の記事も目をとおしておくと本記事の内容も理解しやすいので、こちらもぜひチェックしてみてください。 発症しやすい年齢 脊柱管狭窄症と椎間板ヘルニアは、発症しやすい年齢に違いがあります。脊柱管狭窄症は高齢者に多く、椎間板ヘルニアは若い世代に多いのが特徴です。 発症しやすい年齢に差がある理由は、それぞれの疾患の発症原因が異なるためです。 脊柱管狭窄症は、腰椎(腰の骨)を後ろから支える黄色靭帯が加齢により厚くなり、脊柱管(神経が通る部分)を狭めることで神経を圧迫して起こります。 一方、椎間板ヘルニアは、椎間板(腰椎にあるクッション)の中心部にある髄核が後方へ押し出され、神経を圧迫する疾患です。 髄核は、重いものを持つなどして腰に強い負荷がかかった際に押し出されやすいため、若年層が発症しやすいとされています。 痛みが出やすい姿勢 脊柱管狭窄症と椎間板ヘルニアでは、痛みが出やすい姿勢にも違いがあります。 脊柱管狭窄症は後ろに反ると痛みが出やすく、椎間板ヘルニアは前に屈むと痛みが出るのが特徴です。 痛みが出やすい姿勢が異なる理由は、神経が圧迫される仕組みの違いがあるからです。 脊柱管狭窄症では、腰椎の後ろを上下に走る神経が、後ろに反る姿勢によって脊柱管が狭くなり圧迫されやすくなります。そのため、後ろに反った姿勢で痛みやしびれが生じやすくなります。 一方、椎間板ヘルニアでは、髄核が後方へ突出して神経を圧迫するため、前かがみの姿勢で圧迫が強まり、痛みやしびれを引き起こします。 歩行時における腰から足の痛みや排尿・排便障害の有無 脊柱管狭窄症と椎間板ヘルニアは、歩行時の痛みや排尿・排便障害があるかどうかも違いがあります。これらの症状は、脊柱管狭窄症でよくみられるものです。 とくに歩行中に腰から足にかけて痛みが生じる「間欠性跛行」は、脊柱管狭窄症の代表的な症状です。 また、排尿や排便に支障が出る場合もあり、これは腰部の神経の一部である馬尾神経(ばびしんけい)が圧迫されることによって起こります。 脊柱管狭窄症では加齢が原因で馬尾神経が圧迫されることが多い一方、椎間板ヘルニアで馬尾神経が圧迫されるケースは少ないとされています。 当院リペアセルクリニックでは、脊柱管狭窄症やヘルニアの治療として、神経や筋肉に対する効果的な再生医療を提供しています。 気になる方はお気軽に当院のメール相談もしくはオンラインカウンセリングをご利用ください。 【症状チェック】脊柱管狭窄症とヘルニアの見分け方 脊柱管狭窄症とヘルニアの見分け方として、以下の項目で症状をチェックしてみてください。 腰痛の出方 歩いて痛みがあるかどうか 排尿・排便障害の有無 これらの症状は、脊柱管狭窄症とヘルニアを見分けるときの重要な手がかりとなります。 ただし、両疾患は似た症状を持つことが多く、自己判断が難しい場合もあります。その際は無理をせず、整形外科を受診して医師の診断を受けましょう。 腰痛の出方 まず、体を後ろに反る動きや、前屈みの動きを試してみてください。 後ろに反ると痛む場合:脊柱管狭窄症が疑われます。 前屈みで痛む場合:ヘルニアの可能性があります。 後ろに反って痛みが出るのは、脊柱管が狭くなり神経が強く圧迫されるためです。そのため脊柱管狭窄症の可能性があるといえるでしょう。 一方、前屈みでは脊柱管は広がりますが、椎間板内の髄核が後方に押し出されます。よってヘルニアの場合は前屈みで痛みが出るケースが多くあります。 歩いて痛みが強くなるかどうか 歩行中に腰や足の痛みが強くなる場合、脊柱管狭窄症が疑われます。 とくに歩行後に痛みが強くなり、休むと症状が和らぐ「間欠性跛行(かんけつせいはこう)」は、脊柱管狭窄症の代表的な症状です。この特徴を確認するために、歩行後に少し休んで痛みが和らぐか試してみましょう。 もし間欠性跛行について詳しく知りたい場合は、以下の記事も参考にしてください。 排尿・排便障害の有無 排尿・排便障害があるかどうかも重要なチェックポイントです。 排尿・排便障害とは、自分で排尿や排便をコントロールできず、尿や便が出たことに気付けない状態を指します。 これは、馬尾神経が圧迫または損傷された場合に見られる症状で、脊柱管狭窄症に多い特徴です。一方、椎間板ヘルニアではこの症状が現れることは少ないとされています。 自分で判断できない場合には整形外科の受診がおすすめ これらのチェックポイントを試しても判断が難しい場合は、無理をせず整形外科を受診しましょう。MRI検査を行えば、脊柱管狭窄症と椎間板ヘルニアを明確に区別できます。 診察時には、どのような姿勢で痛みやしびれが出るのかを医師に伝えると、診断がスムーズになります。とくに痛みが出やすい姿勢は診断において重要な情報ですので、忘れずに伝えてください。 脊柱管狭窄症・ヘルニアにおける2つの治療法 脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニアには、主に次の2つの治療法があります。 リハビリや注射などの「保存療法」 外科的に神経の圧迫を取り除く「手術療法」 疾患の特性や症状に応じて、適切な治療を選ぶことが重要です。この解説を参考にして、自分に合った治療法を検討してください。 注射やリハビリなどの「保存療法」 脊柱管狭窄症と椎間板ヘルニアのいずれにも、保存療法が有効です。 とくに神経の活動を抑える「神経ブロック注射」は、痛みやしびれを和らげることが期待できます。 また、腰椎を安定させる体幹トレーニングを中心としたリハビリも効果的です。体幹が安定することで神経の圧迫が軽減され、症状の改善が期待できます。 ただし、脊柱管狭窄症とヘルニアではリハビリの内容が異なるため、医師や理学療法士の指導を受けることが必要です。 治療の詳細やリハビリの方法については、以下の記事も参考にしてください。 重症の場合は「手術療法」 痛みやしびれが強く、筋力低下などが見られる場合には、手術療法を検討することもあります。 外科的手術で神経の圧迫を取り除くことで、症状の軽減が期待されます。 ただし、手術によって改善するのは神経の圧迫そのものであり、一度損傷した神経を再生させることはできません。そのため、手術は神経が損傷する前に検討する必要があるでしょう。 手術以外の治療法として、再生医療という選択肢もあります。当院「リペアセルクリニック」でも、神経や筋肉の損傷に対する再生医療を提供しています。気になる方は、メール相談もしくはオンラインカウンセリングからお気軽にご相談ください。 まとめ|脊柱管狭窄症とヘルニアの違いは「発症しやすい年齢や痛み」!痛みが続くなら受診しよう 脊柱管狭窄症と椎間板ヘルニアは似た症状を引き起こしますが、発症しやすい年齢や痛みの出方に違いがあります。それぞれの疾患の特徴を知ることで、大まかな見分けは可能ですが、正確な診断には整形外科での検査が不可欠です。 神経の圧迫が長期間続くと、神経が損傷して元に戻らなくなる可能性があります。早期の受診し、適切な治療を受けることが大切です。 なお、当院「リペアセルクリニック」では、損傷した神経の根本的な治療を目的とした再生医療を実施しています。脊柱管狭窄症やヘルニアの治療法の選択肢として検討したい方は、メール相談もしくはオンラインカウンセリングからお気軽にご相談ください。 この記事が少しでもお役に立てれば光栄です。 脊柱管狭窄症とヘルニアの違いについてよくある質問 脊柱管狭窄症とヘルニアの違いはなんですか? 発症しやすい年齢や痛みの出方が異なります。 脊柱管狭窄症は高齢者に多く、後ろに反ると痛みやしびれが生じやすいのが特徴です。一方、椎間板ヘルニアは若年層に多く、前屈みで痛みやしびれが出ることが多いです。 脊柱管狭窄症とヘルニアを見分ける方法はありますか? 痛みの出方や特徴的な症状で見分けられます。 後ろに反ると痛ければ脊柱管狭窄症、前屈みで痛ければヘルニアの可能性が高いです。また、間欠性跛行や排尿・排便障害は脊柱管狭窄症の特徴的な症状です。ただし、正確に見分けるためには整形外科での診察をおすすめします。 脊柱管狭窄症 ヘルニアはどっちが痛いですか? 痛みの強さは疾患の重症度によります。どちらも神経の圧迫で発症する疾患のため、痛みの程度は個人差があります。正確な判断には整形外科での画像検査が必要です。
2022.12.16 -
- 脊椎
- 脊柱管狭窄症
- 腰部脊柱管狭窄症
腰部脊柱管狭窄症に対して、手術費用や入院期間を知っておきたいという方も多いのではないでしょうか? 腰部脊柱管狭窄症の主な手術方法や費用の目安は、以下のとおりです。 手術方法 費用の目安 概要 除圧術 約25〜45万円 椎間板・黄色靱帯を切り取る、骨を削ることによって神経の圧迫を取り除く手術 除圧固定術 約60〜85万円 除圧術によって神経の圧迫を取り除いた後、骨と骨の間を金属のスクリューやロッドで固定する手術 本記事では、腰部脊柱管狭窄症の手術費用・入院期間の詳細や原因と症状・治療方法などについて解説しています。 一方で、腰部脊柱管狭窄症の手術を避けたい場合や長期間のリハビリで苦労したくないという方は、再生医療も選択肢の一つです。 \リペアセルクリニック坂本理事長のコメント/ 手術では、椎間板や黄色靱帯を切り取る、骨を削ることによって、脊髄神経の通り道を広げます。 しかし、神経にアプローチする治療はいまだに幹細胞のみとなります。 ▶手術以外の選択肢について相談する 【こんな方は再生医療をご検討ください】 手術による体への負担を避けたい 長期間のリハビリや入院を避けたい 手術後の再発や後遺症が不安 現在の治療で痛みやしびれが改善しない >>再生医療専門「リペアセルクリニック」に無料電話相談する 「手術しかない」と言われた後でも、別の選択肢が見つかる場合もありますので、まずは当院(リペアセルクリニック)へお気軽にご相談ください。 長引く痛みにお悩みなら、まずは相談! 腰部脊柱管狭窄症の原因と症状 腰部脊柱管狭窄症(ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう)はさまざまな原因で、背中にある神経の通り道が狭くなり、神経を圧迫するときに症状が出ます。 まずは腰部脊柱管狭窄症の理解を深めるためにも、原因や症状を紹介します。 腰部脊柱管狭窄症の原因 腰部脊柱管狭窄症の症状 腰部脊柱管狭窄症の原因 腰部脊柱管狭窄症は多くの場合、加齢によって脊柱が変形して、神経を圧迫するのが原因で起こるものです。 脊柱は小さな積み木のような骨が積み重なってできており、後方の脊柱管と呼ばれる空間に脳から伸びた神経(脊髄:せきずい)が通っています。 また、脊髄から枝わかれした神経は脊柱の左右の隙間を通って、手足につながり感覚や運動を司っています。 脊柱の変形のため、これらの通り道が狭くなってしまうと、神経にダメージを与えてしまい、腰部脊柱管狭窄症の症状につながるのです。 加齢による変形の他には、骨の代謝障害や生まれつきの変形によるものなどがあります。 腰部脊柱管狭窄症の症状 腰部脊柱管狭窄症では、お尻から脚にかけての痛みやしびれ、脱力感などの神経症状がみられます。 代表的な症状である「間欠性跛行(かんけつせいはこう)」では、ある程度歩くと脚の痛みやしびれが強くなりますが、座ったり前かがみになったりして休むと症状が和らぎ、再び歩けるようになります。 また、症状が進行すると、以下のような症状が現れることもあります。 足のしびれや痛みが強くなる 足に力が入りにくくなる 歩ける距離が短くなる 排尿・排便などに異常が現れる こうした症状がある場合は、我慢せず早めに医療機関を受診し、神経の圧迫や損傷状態を確認することが大切です。 一方で、薬物療法やリハビリなどを続けても痛み・しびれが改善しない方や、手術は避けたいという方は、再生医療も選択肢の一つとなります。 「足のしびれや痛みで長く歩けない」「現在の治療を続けても改善を実感できない」「手術以外の方法についても知っておきたい」という方は、ぜひ一度当院(リペアセルクリニック)にご相談ください。 長引く痛みにお悩みなら、まずは相談! 腰部脊柱管狭窄症の手術費用・入院期間 腰部脊柱管狭窄症は、状態に合わせて手術の方法が異なるため、手術費用や入院期間は手術内容に応じて変わります。 以下では、手術ごとの費用や入院期間の目安を紹介します。 手術費用の目安 入院期間の目安 手術費用の目安【除圧術で25〜40万円ほど】 費用は除圧術の場合、25〜40万円程度かかります。 一方、除圧固定術は、60〜85万円程度で、除圧術に比べて費用がかかる傾向にあります。 術式や入院期間、リハビリの量などによって費用に差が出ますので、手術を検討する病院でしっかり確認しましょう。 入院期間の目安【平均1〜2週間ほど】 内視鏡を使用した手術の場合、入院期間は1〜2週間程度です。 病院や状態によっては、1週間以内で退院が可能な場合もあります。 入院期間は除圧術のほうが固定術に比べて短くなります。また、手術カ所が多いほど入院期間が長くなる場合が多いです。 また、腰部脊柱管狭窄症にヘルニアなどが合併している場合も、入院期間が長くなります。 腰部脊柱管狭窄症の治療方法 腰部脊柱管狭窄症の治療方法は、まずは手術をしない保存療法を行うのが一般的です。 以下で、保存療法と手術療法の詳細を見ていきましょう。 腰部脊柱管狭窄症の保存療法 腰部脊柱管狭窄症の手術療法 腰部脊柱管狭窄症の保存療法 腰部脊柱管狭窄症の保存療法は、次のようなものがあります。 薬物療法 神経ブロック注射 運動療法 生活指導 薬物療法では、痛み止めや神経の働きを改善する薬を服用します。 神経ブロック注射は、傷害された神経に麻酔薬を注射して、一時的に神経の働きを麻痺させる形で、痛みの軽減や神経症状の改善を図るのが目的です。 また、腰部の負担を軽くするために、運動や生活を工夫しながら、症状の改善や悪化の予防を図ります。 上記を試しても回復しなかったり、症状が悪化したりする場合は手術の適応となります。 腰部脊柱管狭窄症の手術療法 腰部脊柱管狭窄症の手術は大きく分けて「除圧術」と「除圧固定術」の2種類があります。 除圧術 神経を圧迫している背骨の一部を取り除いて、圧迫されている部分の除圧をする手術 除圧固定術 除圧術をしたあとに、その部分を別のカ所の骨を移植して固定する手術 腰椎のずれや変形が強く、除圧するだけでは背骨が不安定になると考えられる場合には、固定術を併用することがあります。 また、症状や病変部位によっては、内視鏡などを用いた低侵襲手術が選択される場合もあります。 しかし、手術によって神経への圧迫を取り除くことで症状の改善が期待できますが、以下のようなリスクもあります。 神経損傷などの術中合併症 手術部位の感染 手術後も痛みやしびれが残る 将来的に再狭窄などが生じ、再手術が必要となる場合がある 手術で圧迫を取り除いても、すでに障害された神経が十分に回復せず、しびれや異常感覚などが残ることがあります。 このような方には、損傷した神経の修復を目指す治療として、再生医療を検討できる場合があります。 実際に当院では、腰部脊柱管狭窄症の手術後も約1年間続いていた「足裏で砂利を踏んでいるような異常感覚」が脊髄腔内への幹細胞投与後に緩和した50代女性の症例もあります。 ▼腰部脊柱管狭窄症の 症例記事はこちら 実際に当院(リペアセルクリニック)の治療を受けられた方の症例は、以下の動画でも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。 https://youtu.be/3yN5q8_ATpc?si=mGcy5gdWPXr3llkt 「手術しかないと言われたけれど、ほかの治療法についても知りたい」「手術後も神経症状が残っている」という方は、ぜひ一度当院(リペアセルクリニック)へご相談ください。 長引く痛みにお悩みなら、まずは相談! 腰部脊柱管狭窄症の手術からリハビリまでの流れ 腰部脊柱管狭窄症で内視鏡手術をした場合、早期からベッドを離れて体を動かせます。 以下では、手術からリハビリまでの流れを解説します。 手術の翌日からリハビリ開始 2日目以降は状態に応じて積極的なリハビリを実施 手術の翌日からリハビリ開始 手術当日は安静にしますが、翌日からリハビリが始まります。 ベッドから起きたり、座ったりといった動きを確認したあと、経過が良好であれば、コルセットを装着して歩くのも可能です。 コルセットは術後の背骨が安定するまで約3カ月間装着する必要があり、手術の翌日から正しい装着方法を習得するのが重要です。 2日目以降は状態に応じて積極的なリハビリを実施 2日目以降は歩行練習を含めて、活動的な生活を送るためのリハビリがしっかり行われます。 歩行が安定してくると、階段の昇降や屋外での歩行も開始して、退院が可能な状態まで回復を目指します。 ただ、中腰の作業や重い荷物を持つなどの動作は、腰に負担がかかるため、しばらく行ってはいけません。 退院までに、日常生活における注意点もしっかりと理解を深めておくのが重要です。 退院後も必要に応じて外来でのリハビリを受ける場合があります。 まとめ|腰部脊柱管狭窄症の手術費用を把握して手術とリハビリに備えよう 腰部脊柱管狭窄症の手術費用の目安は以下のとおりです。 手術方法 費用の目安 除圧術 約25〜45万円 除圧固定術 約60〜85万円 腰部脊柱管狭窄症では、神経への圧迫によって足の痛みやしびれ、間欠性跛行などが現れ、症状が進行すると筋力低下や排尿・排便障害を伴うこともあります。 そのため、症状を我慢し続けず、早めに医療機関を受診して適切な治療を受けることが大切です。 一方で、薬物療法やリハビリ、神経ブロックなどの保存療法を続けても痛みやしびれが改善しない方や、手術は避けたいという方は、再生医療も選択肢の一つとして検討ください。 再生医療では患者さまご自身の脂肪から採取した幹細胞を活用し、損傷した神経の修復を促すことで、痛みやしびれなどの症状改善を目指します。 【こんな方は再生医療をご検討ください】 手術による体への負担を避けたい 長期間のリハビリや入院を避けたい 手術後の再発や後遺症が不安 現在の治療で痛みやしびれが改善しない >>再生医療専門「リペアセルクリニック」に無料電話相談する 「往来の治療法では改善が見られない」「辛い後遺症を何とかしたい」という方は、当院(リペアセルクリニック)にご相談ください。 痛み・しびれが改善しない方は、まずは相談! 腰部脊柱管狭窄症の再生医療における事例は、以下の動画も合わせて参考にしてください。 https://www.youtube.com/watch?v=3yN5q8_ATpc&t=2s 腰部脊柱管狭窄症の手術費用に関わるQ&A 腰部脊柱管狭窄症の手術費用について、よくある質問と答えをまとめています。 腰部脊柱管狭窄症の手術費用は保険適用になりますか? 腰部脊柱管狭窄症の手術費用は高額療養費制度の対象ですか? Q.腰部脊柱管狭窄症の手術費用は保険適用になりますか? A.はい、基本的には保険適用になります。 ただし、手術方法によっては保険適用外の場合もあるので注意が必要です。 事前に医療機関で、手術費用が保険適用なのか詳細を確認しておきましょう。 また、当院(リペアセルクリニック)の再生医療による治療は自由診療となります。 手術や入院不要で根本的な治療を目指せるため、腰部脊柱管狭窄症の治療法としてぜひご検討してみましょう。 無料カウンセリングも行っておりますので、治療法などについて、ぜひご相談ください。 Q.腰部脊柱管狭窄症の手術費用は高額療養費制度の対象ですか? A.はい、基本的には高額療養費制度の対象です。 高額療養費制度では、医療機関などを利用した際に、1カ月の合計支払い金額において、上限を超えた部分のお金が戻ってきます。 上限金額は、年収や所得に応じて変わるのが特徴です。 ただし、治療方法によっては、高額療養費制度の対象外になる場合もあります。 腰部脊柱管狭窄症の手術をする前に、医療機関で高額療養費制度が使えるのかを必ずご確認ください。
2022.12.12 -
- 脊椎
- 脊椎、その他疾患
側湾症の手術は、神経が通る脊髄の近くを手術操作するため、運動・感覚麻痺の後遺症を引き起こすリスクがあります。また、術後に合併症や感染症などを引き起こす可能性もゼロではありません。 側湾症の手術をするなら、これらの懸念点をしっかり理解しましょう。覚悟を決めて臨めば、後悔は少なくなるかもしれません。 本記事では、側湾症の手術後に起こりうる後悔を解説します。側湾症の手術におけるリスクを正しく理解しておきたい方は、ぜひ最後までご覧ください。 側湾症の手術後に起こりうる3つの後悔 さっそく、側湾症の手術後に起こりうる後悔について解説します。 後遺症が出る可能性がある 合併症や感染症を引き起こすリスクがある すぐには元の生活に戻れない 順番に見ていきましょう。 後遺症が出る可能性がある 脊椎という背骨の中には、脳と身体をつなぎ運動や感覚を伝える脊髄という神経の束が通っています。万が一、手術中に脊髄を損傷してしまうと、運動麻痺や知覚麻痺といった後遺症が出るリスクがあります。 手術前に動かせていた体の一部が動かせなくなったり、感覚が鈍くなったりすれば、手術したことを後悔する可能性があるでしょう。 脊髄損傷の後遺症における有効な治療法に「再生医療」があります。再生医療とは人間の自然治癒力を活用した最新の医療技術です。 近年、研究が進み幹細胞を使った再生医療により脊髄損傷の後遺症が回復した症例が数多く報告されています。具体的な治療方法が知りたい方は、再生医療専門の『リペアセルクリニック』にお問い合わせください。 合併症や感染症を引き起こすリスクがある 背骨の周囲には、さまざまな臓器が隣接しています。そのため、呼吸器や循環器、泌尿器などの合併症を引き起こす可能性もあるのです。 また、手術後の創部管理が行き届いていないと、免疫が低下して感染症を起こすことも考えられます。 合併症や感染症は、発熱や痛みが伴うケースが多くなります。そんな身体的な苦しさや不安から、手術したことを後悔する場合もあるでしょう。 すぐには元の生活に戻れない 手術後にもっとも重要な課題は、処置した箇所の骨癒合(骨がくっつくこと)を待つことです。骨癒合のために安静にすることが第一優先となり、すぐに元の生活には戻れません。 たとえば、背骨を過度に反らしたり、ねじったりする動作は制限されます。負荷がかかり、治癒を遅らせるリスクがあるためです。また、無理に身体を動かすと、脊椎を固定している金属挿入部が緩んでしまうことがあります。症状によっては、再手術が必要となる場合もあります。 このように、完治までは日常の動作や運動も思うようにはできません。不自由さを感じて、後悔する可能性もあるでしょう。 以下の記事では、手術後すぐにできないことを解説しています。手術後の過ごし方のイメージを深めたい方は、参考にしてみてください。 側湾症の手術を受けて良かったと感じる瞬間 側弯症の手術を受けると側弯の度合いが軽減され、さまざまな改善効果が感じられるようになります。以下は、側湾症の手術を受けて良かったと感じる瞬間の例です。 背骨の歪みが矯正され、身体が動かしやすくなる 見た目が変わり心理的ストレスが減る 自信を持ってスポーツや習い事に挑戦できる 姿勢が改善され疲れにくくなる これらの効果は、生活の質を大きく向上させるでしょう。 以下の記事では、側湾症の方におすすめのストレッチを紹介しています。術後のセルフケアをする際の参考にしてみてください。 側湾症の手術後に後悔しないために理解を深めることが大切 側湾症の手術で後悔しないためには、病気と治療への理解を深めることも大切なポイントです。ここでは、以下3つのトピックスで側湾症について詳しく解説していきます。 側湾症とは 側弯症の種類 側弯症の治療方法 疑問を取り除いて、安心につなげていきましょう。 側弯症とは 側弯症とは、背骨(脊柱)が曲がっている(捻れている)状態のことを言います。 側弯症の説明で必ずと言っていいほど出てくる指標がコブ角です。これは、背骨の横方向への曲がり方を表す角度になります。 角度を測る際に用いられるのが、レントゲン画像です。背骨(椎体)の上下で最も曲がりの強い椎体から線を引き、その2つの線が重なってできた角度がコブ角になります。 出典:脊椎手術.com (https://www.sekitsui.com/specialist/sp014-html/) コブ角が大きければ大きいほど側弯が強い、という判断になります。コブ角の程度により治療方法の選択が変わりますので頭に入れておきましょう。治療方法についてはこのあと詳しく解説するので、このまま読み進めてみてください。 以下の記事では、側湾症の人がやってはいけない動作や行動を解説しています。詳細が気になる方は、ぜひあわせてご覧ください。 側弯症の種類 側弯症には、原因や症状が異なる複数の種類があります。ここでは代表的な3つの種類について解説します。 機能性側弯症 特発性側弯症 原因疾患がある側弯症 順番に見ていきましょう。 機能性側弯症 機能性側弯症とは、日常の姿勢や、仕事動作の反復、腰痛を含む逃避的な姿勢など、左右非対称に偏った姿勢を高頻度にとる人に多くみられる側弯症です。 機能性側弯症の場合、コブ角も小さいことが多く、根本となる姿勢の問題を改善することで解消できます。 特発性側弯症 特発性側弯症は原因不明の側弯症です。発症する時期により、以下のように分類されます。 乳児期側弯症・・・3歳以下で発症(男児に多い) 学童期側弯症・・・4〜9歳で発症 思春期側弯症・・・10歳以上で発症(女性に多い) 日本では思春期側弯症が多く、学校検診で発見されるケースも珍しくありません。コブ角が少ない初期の段階では見逃されやすいのですが、背骨に左右差が確認された場合は専門の整形外科への受診をすすめられるケースもあります。 進行のスピードには個人差があるため、1回のみでなく、定期的な受診により変形の程度を確認しましょう。治療の内容については後で述べますが、早ければ早いほど治療効果も高まります。 原因疾患がある側弯症 もともと原因となる疾患が引き金となって側弯症が発症するケースもあります。原因疾患の例は、以下のとおりです。 先天性側弯症・・・背骨の一部である椎骨の先天的な変形によって起こる側弯症 症候性側弯症・・・筋ジストロフィーや脳性麻痺、レックリングハウゼン病、マルファン症候群、やけど、脊椎の腫瘍などに続発して起こる側弯症 しかし、原因疾患が必ずしも側弯症につながるわけではありません。側弯の程度も個人差があるため、専門の医療機関でしっかりみてもらうことが必須となります。 側弯症の治療方法 側湾症の治療法は主に2つあります。 装具療法 手術療法 以下のようにコブ角により推奨される治療方法が変わってきます。 コブ角 推奨される治療方法 〜25° 見た目にもわかりにくい状態。多くは経過観察 25°〜40° 見た目にも変形がわかるようになる。進行の防止および変形の矯正のために装具療法が用いられるケースが多い。 40°〜 高度の側弯が見られる状態。場合によっては神経症状や呼吸機能の低下がみられる。手術療法により側弯を矯正する方法が推奨される。 装具療法と手術療法の内容を詳しく見ていきましょう。 装具療法 アンダーアーム装具(出典:日本側弯症学会) 装具療法では、進行しやすい成長期の段階で装着するケースが多いです。 側弯が進行しないようにするのが一番の目的であり、装具をしたからといって側弯した背骨が戻るわけではありません。骨の成長が終了するまで装具を装着し、できるだけ側弯の進行を抑える目的で処方されます。 基本的には装着時間が長ければ長いほど効果が高いと言われており、“お風呂以外の時間は装着”や、“家にいる時間は装着”、“24時間できるだけ装着”などと医療機関により多少ばらつきがあります。 海外の権威ある研究においても「装具の装着時間が長くなるにつれて、高リスク湾曲の進行が大幅に減少する効果が増大した」とという報告もあがっているので、装着時間を守っていくのがおすすめです。(文献1) 手術療法 高度の側弯症に対しての唯一有効な治療法が手術療法です。 コブ角が50°を超えてしまうと、骨が成熟した後でも変形が進行する可能性があります。変形が進行すれば、合併症の危険性が高まるため、変形を矯正するための手術を前向きに検討する必要があります。 現在は、手術技術や機器の向上により治療成績が格段に上がっているため、手術を推奨するケースが多いです。以下は、手術前と手術後のレントゲン写真です。 側弯症の術前(左)と術後(右)(出典:日本側弯症学会) 上の写真を見れば、手術前と後での違いが一目瞭然ですよね。 脊髄損傷に対する有効な治療法に「再生医療」があります。再生医療とは人間の自然治癒力を活用した最新の医療技術です。具体的な治療方法が気になる方は再生医療専門の『リペアセルクリニック』にお問い合わせください。 まとめ|側湾症の手術後に起こりうる後悔を知った上で手術の決断をしよう 側湾症の手術後は後遺症や合併症などを引き起こすリスクがあります。事前に起こりうるリスクを知っておけば覚悟を決めやすいので、後悔も少なくなるかもしれません。 手術後は傷口の回復と、骨の癒合が優先となるため、すぐには元の生活に戻るのは難しい傾向にあります。手術後の生活への見通しをもって準備するためにも、担当医に手術後のスケジュールを確認しておくと良いでしょう。 脊髄損傷の後遺症における有効な治療法に「再生医療」があります。再生医療とは人間の自然治癒力を活用した最新の医療技術です。 近年、研究が進み幹細胞を使った再生医療により脊髄損傷の後遺症が回復した症例が数多く報告されています。具体的な治療方法が知りたい方は、再生医療専門の『リペアセルクリニック』にお問い合わせください。 参考文献 文献1:出典: 国立医学図書館 Weinstein SL, Dolan LA, Wright JG, Dobbs MB. Effects of bracing in adolescents with idiopathic scoliosis. N Engl J Med. 2013 Oct 17;369(16):1512-21. doi: 10.1056/NEJMoa1307337. Epub 2013 Sep 19. PMID: 24047455; PMCID: PMC3913566. https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/24047455/
2022.12.07 -
- ひざ関節
- 脊柱管狭窄症
- 膝部、その他疾患
「膝から下が痛くて重い」「膝下がジンジン・ズキズキする」 上記のような膝下の痛みやだるさの原因を知って「早く治したい」という方も多いのではないでしょうか。 本記事では「膝から下が痛い・重い・だるい」ときに考えられる4つの疾患と原因を医師が解説します。 多くの症例実績がある「リペアセルクリニック」だからこそお伝えできる、膝から下が痛いときに取るべき行動もお伝えします。 また、当院の公式LINEでは、手術以外の選択肢として注目を集める「再生医療」に関する症例を公開中です。 再生医療に関する無料のガイドブックも配信していますので、膝の痛みの根本的な治療が期待できる医療技術に興味がある方は是非ご参考ください。 \公式LINEでは再生医療に関する情報や症例を公開中!/ ▼LINEでしか見られない情報をこちらから! 膝から下が痛いときに考えられる4つの疾患と原因 膝から下が痛いときに考えられる疾患と原因は、以下の4つが挙げられます。 閉塞性動脈硬化症 深部静脈血栓症 脊柱管狭窄症 下肢静脈瘤 普段聞きなれない言葉が並んでおり、不安になる方もいるかもしれません。これらの各疾患について、症状や原因を記しながら、できるだけ簡単に説明してまいります。 なお、膝の内側・外側のように痛む場所から考えられる疾患もあるので、ある程度「痛みの場所が特定」できている方は、以下の記事もご覧ください。 ①閉塞性動脈硬化症(へいそくせいどうみゃくこうかしょう) 閉塞性動脈硬化症とは、以下のように足の血管の動脈硬化が進んでしまい、血液が流れづらくなったり、つまったりする病気です。 足の血流が悪くなるので、歩くときに足の痛みや痺れ、冷たさを感じることがあります。進行すると、安静にしていても同様の症状が出てきますので、注意が必要です。 「動脈硬化」は全身に起こりやすいものなので、足だけでなく手にも同様の症状が出てくる可能性もあります。安静時の足の痛みや足の潰瘍、壊死はだいぶ進行している状態です。下表に閉塞性動脈硬化症の症状や原因をまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。 閉塞性動脈硬化症の症状 足の痺れや冷感(しびれ・冷える) 歩行の時の足の痛み 間欠性跛行(しばらく歩行していると、足の痛みが強くなり歩行困難となる症状) 安静時の足の痛み 足の潰瘍・壊死 閉塞性動脈硬化症の原因 肥満 高血圧 喫煙 糖尿病 このように、動脈硬化の主な原因として生活習慣の乱れによるものが大きいことがわかります。 治療には早めの対処が必要となりますので「足の痺れ」「痛み」「冷たい感覚」などの症状を感じたら医療機関を受診し、早めにご相談されることをお勧めします。 ▼膝の疾患に関する症例を限定公開! >>【公式LINE限定】再生医療に関する情報を見てみる ②深部静脈血栓症(しんぶじょうみゃくけっせんしょう) 深部静脈血栓症とは、以下のように足の奥深くに通る静脈血管のなかに、血の塊(血栓)ができてしまう病気です。 この血栓が心臓や肺に流され詰まってしまうと、心筋梗塞や肺塞栓症などの命に関わる重大な疾患を引き起こす危険性があります。 特に足の整形外科の手術後や長時間のフライトなどで多くみられ、別名「エコノミークラス症候群」と呼ばれることもあります。下表に深部静脈血栓症の症状や原因をまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。 深部静脈血栓症の症状 片足が大きく腫れ上がる 赤黒く変色する ジンジンとした痛みが伴う 肺塞栓症へ移行した場合、呼吸が荒くなり、胸が痛くなる 深部静脈血栓症の原因 手術や怪我による静脈血管の損傷 長期の臥床(寝たきり)など、足を動かしていない期間が長い 喫煙 脱水 その他血流の低下が起こりうる場合 手術やケガによって「血液が固まりやすい・静脈内血液の流れが悪い・静脈が傷ついている」という3つの状態が満たされる場合に深部静脈血栓症が起こりやすくなります。 このように、不動に伴う血液循環が滞りやすい期間が長くなってしまった場合によく起こります。 放置しておくと、重篤な肺塞栓症へと進行してしまう可能性もあるため、おかしいと思ったらただちに専門の医療機関へ行きましょう。 ③脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう) 脊柱管狭窄症とは、脊髄や抹消神経が通るトンネル(脊柱管)が何らかの影響を受けて狭くなってしまい、発症する疾患です。 中高年で腰痛を伴う代表的なもので、長時間歩くことができなくなる間欠性跛行(かんけつせいはこう)がみられます。 脊柱管狭窄症で悩む中高年の患者さんは数多くいます。それゆえ、見過ごされやすいのも事実です。脊柱管狭窄症を見過ごさないためにも、下表を参考に当てはまる症状がないかチェックしてみてください。 脊柱管狭窄症の症状 お尻から足にかけて痛みや痺れがある 長く歩いたり、立ったままになるのが辛い 足に力が入りにくい 体を反らす動きがしづらい 体を前屈みにすることで症状が楽になる 尿漏れなどの排尿・排便障害がある 脊柱管狭窄症の原因 加齢による背骨の変形や、ヘルニア 先天的なもの 猫背などの偏った姿勢 反り腰 仕事などで腰に負担のかかる動作の繰り返し ひどいものでは「足に力が入らない」「オムツが必要となる排尿障害」が起こるなど、日常生活に大きく影響してくる場合もあります。 気になる症状が出たら、できるだけ早く専門医に受診しましょう。 ④下肢静脈瘤(かしじょうみゃくりゅう) 下肢静脈瘤とは、足の血管(静脈)に異常が起こる病気です。血管がコブ(瘤)のように膨れ上がり、以下のように体表からはボコボコしたように見えます。 静脈の中には、血液の逆流を防ぐための弁がついており、ふくらはぎの筋肉などの力で下から上に血液を戻してくれます。 しかし、その弁が壊れて正常に働かない場合は、血液が滞ってしまい、下の方に溜まってしまうのです。その血液が溜まった状態を下肢静脈瘤と言います。 下肢静脈瘤の症状や原因は、さまざまあります。見た目的にも分かりやすいため、自分で気づきやすい病気です。下表に下肢静脈瘤の症状や原因をまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。 下肢静脈瘤の症状 ふくらはぎのだるさ、重さ 湿疹や皮膚の変症、皮膚炎 足がむくむ 足がつる(こむら返り) 血管が目立つ(ボコボコなる) 下肢静脈瘤の原因 加齢による筋肉や血管機能の低下 立ち仕事 妊娠や出産 遺伝的な要素 激しいスポーツ このように下肢静脈瘤は加齢による血管のしなやかさがなくなったり、立ちっぱなしの仕事を続けたりなど、誰にでも起こりうる病気です。上記の症状に当てはまる場合は、医療機関に相談しましょう。 膝から下が痛いときは何科を受診すべきか【疾患別に解説】 「膝から下が痛い」と感じた時に、考えられる疾患について4例説明しましたが、似ている症状も数多くあります。 そのため、疾患の見分け方は専門医でなければ難しいことが多々あります。 早めの対処が必要な疾患もありますので気になる症状がみられましたら、下記を参考に専門医へご相談ください。 症状 受診科目 下肢静脈瘤 血管外科※ 心臓血管外科 皮膚科 形成外科 循環器内科 閉塞性動脈硬化症 血管外科※ 循環器内科 深部静脈血栓症 血管外科※ 循環器内科 整形外科 脊柱管狭窄症 整形外科 自分の症状がどれに該当するのかわからない方は、当院(リペアセルクリニック)へお電話ください! 当院ではどんな些細なことでも無料でご相談いただけます。 >>今すぐ電話してみる また、当院の公式LINEでは、再生医療に関するガイドブックや無料診断が受けられます。 「電話をかけるのはちょっと...」という方は、まず無料診断からご利用ください! ▼膝の疾患に関する症例を限定公開! >>【公式LINE限定】再生医療に関する情報を見てみる まとめ|膝から下が痛いと重大な疾患も考えられるので早めに受診を! 今回は、膝の病気で「膝から下が痛い・重い・だるい」という症状で、考えられる疾患についてお話しました。 本記事で挙げた疾患の中には命に関わる重大な疾患も含まれている為、気になる症状がありましたらできるだけ早めに専門医へ相談してください。 難しい言葉が並び、読むのも嫌になるかもしれませんが、これらの疾患は誰にでも起こりうるものです。例えば「深部静脈血栓症」から「肺塞栓症」へ移行してしまうと、一刻も争う状態になります。 「あの時、もっと早く相談しておけば良かった……」そんな声が1人でも少なくなるよう、本記事を読んでいただけると幸いです。 当院「リペアセルクリニック」では、膝の痛みなどに関する再生医療や幹細胞治療をおこなっています。万が一、重い症状だとしても再生医療を実施すれば、身体に負担のかかる手術をしなくてもよくなる可能性があります。 膝の痛みで少しでも気になる症状がありましたら、当院へご相談ください。 ▼膝の疾患に関する症例を限定公開! >>【公式LINE限定】再生医療に関する情報を見てみる 膝から下が痛いのよくある質問 Q.膝がズキズキ痛む原因はなんですか? A.膝がズキズキ痛む原因として、以下が考えられます。 肉離れ、打撲などのスポーツ外傷や膝の使いすぎによって膝がズキズキ痛む場合があります。 しかし、痛みが続いている場合は「半月板や軟骨の損傷」や「筋肉や腱の断裂」が原因となっているケースもあり早期に治療が必要なことも。 少しでも膝の痛みにお困りの方は、放置せずに当院(リペアセルクリニック)にお気軽にご相談ください。 また、当院の公式LINEでは、半月板や軟骨の損傷など膝の痛みを手術しないで治療できる再生医療について情報を配信しています。 「手術しないで膝を治療したい」「膝の痛みを早く治したい」という方は、ぜひご参考ください。 ▼膝の疾患を手術しないで治すなら再生医療 >>【公式LINE限定】再生医療に関する情報はこちら Q.膝が痛くて夜寝れない原因と対処法はありますか? A.膝が痛くて寝れない場合の原因は様々ありますが、「変形性膝関節症」の可能性が考えられます。主な原因としては、加齢や膝への負担により軟骨が摩耗するためです。 進行すると痛みで膝を伸ばせず寝ていても痛みを感じるケースも珍しくありません。少しでも痛みを軽減する対処法としては、以下が挙げられます。 腓腹筋のストレッチ ハムストリングのストレッチ 寝るときの姿勢は仰向け これらの具体的な方法については、以下の記事をご覧ください。 なお、膝が痛くて夜に寝れない場合、他の疾患の可能性も考えられるので、早めに医療機関に相談しましょう。
2022.11.14 -
- 脊椎
- 脊柱管狭窄症
「脊柱管狭窄症が日常生活でやってはいけないことは?」 「手術後にやってはいけないことはある?」 脊柱管狭窄症の人がやってはいけないことは「腰を反らす」「重い物を持つ」「腰をひねる」などです。手術後であってもやってはいけません。 本記事では、日常生活で脊柱管狭窄症の人がやってはいけないことをはじめとして以下を解説します。 手術後にやってはいけないこと 悪化を防ぐための生活習慣 主な治療方法 日常生活でよくある動作を例にして、具体的にやってはいけないことを解説しています。脊柱管狭窄症の悪化または発症を予防したい方は参考にしてください。 なお、当院「リペアセルクリニック」の公式LINEでは、さまざまな病気の治療に応用されている再生医療の情報提供と簡易オンライン診断を実施しております。 脊柱管狭窄症の痛みやしびれに悩んでいる方は、ぜひ一度公式LINEをご利用ください。 日常生活で脊柱管狭窄症の人がやってはいけないこと 日常生活で脊柱管狭窄症の人がやってはいけないことは以下のとおりです。 腰を反らす 重い物を持ち上げる 腰を勢いよくひねる 長時間立位や座位を保持する 痛みを我慢して体を動かす それぞれについて詳しく解説します。 腰を反らす 腰を反らす動作は脊柱管を一時的に狭くし、神経への圧迫を強めます。 腰を反らす動作とは以下のようなことです。 高い場所にある物を取ろうとして背伸びをする 洗濯物を干す際に上を向いて腰を反らす 仰向けで寝る姿勢を長時間続ける 窓拭きや照明の掃除で上を向いた姿勢を続ける これらと似たような動作で痛みやしびれが現れている場合は、腰を反らせすぎているおそれがあります。悪化するリスクがあるため避けてください。 重い物を持ち上げる 重量物の持ち上げは、腰椎に過度な負荷をかけてしまいます。 具体的には以下のような動作です。 灯油のポリタンクを運ぶ 買い物袋を両手にたくさん持って運ぶ 布団の上げ下ろしや運搬を行う 孫や小さな子どもを抱き上げる 米袋を持ち上げて運ぶ 医師から重量物の運搬等の作業を禁止する指示が出ることもあります。 腰を勢いよくひねる 勢いよく腰をひねる動作は、腰椎に過度な負荷をかけ神経を刺激してしまいます。 腰を勢いよくひねる動作とは以下のようなことです。 ゴルフやテニスのスイングで腰を大きく回転させる 後部座席の物を取ろうと振り返る 車の駐車時に後方確認で急に体をひねる ゴルフやテニスなどのスポーツを趣味にしている方は医師に相談しましょう。 長時間の立位や座位を保持する 長時間の立位や座位の保持は、痛みやしびれを悪化させるおそれがあります。 長時間の立位や座位を保持してしまう一例は以下のとおりです。 コンサートやライブで立ち見を続ける 長距離バスや飛行機で数時間座り続ける パソコン作業を休憩なしで何時間も行う 前かがみの姿勢で休憩を挟むと症状は軽減します。 痛みやしびれを我慢して体を動かす 痛みやしびれを我慢した活動は、神経周囲の炎症を悪化させ症状が長引く原因になります。 しびれを感じながら階段の昇降を続ける 違和感があるのに運動やストレッチを続行する 痛みがあるのに孫の世話や子育てを休まず行う 腰の重だるさを感じながら長時間の運転を続ける 脊柱管狭窄症は、悪化すると排尿障害や歩行困難などの症状が現れることがあります。我慢しないで適切な治療を受けてください。 脊柱管狭窄症の人が手術後にやってはいけないこと 前述した動作は手術後もやってはいけないです。 その他の手術後にやってはいけないことは以下のとおりです。 自己判断によるリハビリの中断 早期のスポーツや仕事の復帰 それぞれについて詳しく解説します。 自己判断によるリハビリの中断 手術後に無事退院し痛みやしびれが改善したからといって、自己判断でリハビリを中断してはいけません。病状に応じたリハビリを行わなければ再発するおそれもあります。 これまでのとおりの生活に戻るためにも以下のようなリハビリが必要です。 再発を防ぐための姿勢や動きを身につける訓練 体の安定性を高める体幹トレーニング 医師と理学療法士の指示のもと適切なリハビリを受けてください。 早期のスポーツや仕事の復帰 早期のスポーツや仕事の復帰は、回復を妨げ再発のリスクとなります。例えば、スポーツの復帰の場合は、術後2カ月から半年のリハビリ期間が必要です。 また、新たに負荷の強い運動や激しく飛び跳ねるスポーツなどを始めることは、医学的には推奨されていません。いずれにしても、スポーツや負担の強い業務の復帰は、医師に相談してから決める必要があります。 脊柱管狭窄症の悪化を防ぐための生活習慣 脊柱管狭窄症の悪化を防ぐためには、以下のような生活習慣を身につける必要があります。 適度な運動習慣や体重管理 適切なストレッチ やや前傾姿勢の維持 それぞれについて詳しく解説します。 適度な運動習慣や体重管理 適度な運動は筋力の維持・向上ができ悪化の予防につながります。適度な運動の例としてはウォーキングがあり、とくに水中ウォーキングは腰椎への負担の少ない運動としておすすめです。 過体重は腰椎への負荷を増大させて狭窄を促進してしまいます。適正な体重維持に努めましょう。 適切なストレッチ 両膝抱えストレッチなどの脊柱管を広げる動作は症状緩和に効果的です。 両膝抱えストレッチは以下のように行います。 仰向けに寝る 背中を丸めながら膝を曲げていき胸に抱える 抱えたらまた元通りに戻していく この動作をゆっくりと行います。不適切な方法によるストレッチは、神経圧迫を増強させる危険性があります。方法がわからない場合は、医師や理学療法士に相談してください。 やや前傾姿勢の維持 脊柱管狭窄症では軽い前傾姿勢の維持が重要です。神経への圧迫を軽減でき悪化の予防につながるためです。 以下のような工夫をすれば日常生活で前傾姿勢を維持できます。 歩くときはシルバーカーを利用する 長距離移動は自転車を利用する 椅子に座るときは膝を十分に曲げて背もたれに寄りかかる 仰向けに寝るときはクッションを入れる 自転車は自然と軽い前傾姿勢になるため、長距離を移動する際におすすめです。 脊柱管狭窄症の治療方法 脊柱管狭窄症に対する治療方法には、以下のようなものがあります。 理学療法 薬物療法 手術療法 再生医療 それぞれの治療方法について詳しく解説します。 理学療法 理学療法では以下のような治療を行います。 理学療法 詳細 温熱療法 赤外線や超音波を用いて血流の改善を図る 装具療法 コルセットの装着によって腰椎の負担を軽減する 牽引療法 腰を引っ張ることで脊柱管を広げて圧迫を軽減する 脊柱管狭窄症は定期受診をして、脊柱管の状態を確認することも重要です。 薬物療法 薬物療法では以下のような薬を用います。 薬の種類 詳細 非ステロイド性抗炎症薬 痛みや炎症を軽減する薬 リマプロストアルファデクス 神経の血流を促進する薬 プレガバリン 神経障害による痛みを軽減する 飲み薬だけで改善しない場合は、神経ブロック注射を検討します。 手術療法 手術療法は神経の圧迫部位を直接解除するのが目的です。 以下のような手術方法があります。 手術の種類 詳細 除圧術 狭窄が起きている部位の骨または靱帯を取り除く手術 固定術 除圧した部位をスクリューやロッドで固定する手術 いきなり手術を検討することは通常ありません。まずは理学療法や薬物療法に取り組みます。 再生医療 脊柱管狭窄症の治療選択肢の一つとして、再生医療があります。再生医療とは、自己の細胞を特定の部位に投与して、体が持つ自然治癒力を活用する治療方法です。 脊柱管狭窄症に対する再生医療では幹細胞治療を行います。組織の修復に関わる働きを持つ「幹細胞」を患部に投与する治療方法です。細い針を用いて損傷している部位に直接投与します。 当院「リペアセルクリニック」での脊柱管狭窄症に対する再生医療の症例について詳しく知りたい方は、こちらを参考にしてください。 【症例解説】 腰部脊柱管狭窄症術後 幹細胞治療 60代女性 【手術せずに改善!】 腰椎脊柱管狭窄症 70代女性 まとめ|脊柱管狭窄症の人がやってはいけないことを避けて悪化を防ごう 脊柱管狭窄症の人がやってはいけない基本的なことは「腰を反らす」「重い物を持ち上げる」「腰をひねる」などです。手術後においては、自己判断によるリハビリの中断は控えて、スポーツや負担の強い業務の復帰は医師に相談してください。 悪化予防においては、水中ウォーキングや両膝抱えストレッチがおすすめです。脊柱管狭窄症の治療は、まずは理学療法や薬物療法などの保存療法をしっかり行います。その後、改善が見られない場合は手術を検討します。 手術以外にも再生医療も選択肢の一つです。当院「リペアセルクリニック」では、脊柱管狭窄症に対して再生医療の幹細胞治療を行っています。詳しくは、以下をご覧ください。 脊柱管狭窄症の人がやってはいけないことに関する質問 やってはいけないストレッチは? 腰を反るまたはひねるようなストレッチはやってはいけません。前述した腰を丸める両膝抱えストレッチなどが有効です。 退院後の生活でやってはいけないことは? 退院後も「腰を反る」「重い物を持つ」「腰をひねる」など動作は避けてください。痛みが続くまたは悪化するようであれば医療機関を受診してください。
2022.10.06







