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- スポーツ外傷
- その他、整形外科疾患
骨折の程度にもよりますが、肋骨を骨折した際の痛みのピークは、受傷から数日程度です。 痛みのピークが過ぎた後も以下のような行動を避け、肋骨の状態が良好になるまで安静にすることが重要です。 上記のような行動をとっている方は肋骨の骨折が悪化し、肺に穴が開いて呼吸しづらくなる(気胸)可能性があるため、完治するまでは注意が必要です。 また、肋骨骨折の痛みに関するお悩みを今すぐ解消したい方は、再生医療による治療も選択肢の一つです。 再生医療は、患者さま自身の細胞や血液を用いて人間の持つ自然治癒力を向上させることで、肋骨骨折の長引く痛みや後遺症にも改善が期待できます。 【こんな方は再生医療をご検討ください】 肋骨骨折の痛みを早く治したい 痛みだけでなく、しびれや脱力感がある 現在受けている治療で期待した効果が得られていない 具体的な治療法については、当院(リペアセルクリニック)で無料カウンセリングを行っておりますので、ぜひご相談ください。 まずは肋骨骨折の治療について無料相談! 肋骨骨折の痛みのピークは? 肋骨骨折の痛みのピークは、受傷から数日間が目安です。 ピークを過ぎた後は徐々に痛みが軽減されていく方がほとんどですが、2週間ほどすると肋骨がずれて痛みが強くなる場合があります。 早期回復のためにも、肋骨の状態が良好になるまでは無理な動作や運動を控え、安静に専念することが重要です。 以下では、肋骨骨折の痛みが和らぐ日数や安静期間について説明します。 症状が和らぐのは痛みのピークから3〜4週間が目安 骨折後に症状が和らぐ期間は、痛みのピークが過ぎてから3〜4週間ほどが主な目安です。 症状としては、呼吸時や体を動かしたときの骨折部の強い痛みです。具体的には、以下のような肋骨が動きやすい動作で痛みが強くなります。 寝返りをうつ 体を反らす 肩を動かす また痛みだけでなく、内出血や腫れがみられることもあります。肋骨の動きも悪くなるため、息苦しさや呼吸のしにくさなどを感じるケースもあるでしょう。肋骨骨折は、肺の損傷を伴う可能性があります。 酸素が不足して皮膚が青っぽく変色する「チアノーゼ」がみられたり、意識がもうろうとしたりする場合は、すぐに病院を受診しましょう。 肋骨骨折の安静期間は3〜6週間が目安 程度にもよりますが、骨折した骨が癒合(くっつくこと)するのは3〜6週間とされています。肋骨骨折は状態によって安静期間が異なるため、必ず整形外科に受診して、医師の判断を仰ぎましょう。 肋骨にひびが入っている程度、または骨折カ所が1カ所であれば、痛みは1カ月以内に落ち着くことが多いです。 骨折の状態によっては、それ以上の痛みが続く場合があります。基本的に痛みがある間は、肋骨に負担がかかるような動作は極力行わず、安静にしておくのが良いでしょう。 ただし、過度な安静は身体機能の衰えにつながるので、極端に活動量が落ちないように注意してください。 肋骨骨折の痛みのピーク時にやってはいけないこと 肋骨骨折でやっていけないことは、以下の通りです。 肋骨に負担がかかる行動は、骨が癒合するまで控えることが重要です。 とくに骨折した直後は強い炎症反応が出ているため、入浴するだけでも炎症が悪化する恐れがあります。 体を動かす際は痛みが出ない範囲に留めておき、シャワーのみで済ませるなど患部を温めすぎないようにしましょう。 上記のような行動をとっている方は、症状が悪化している可能性があるため、再生医療による治療をご検討ください。 \こんな方は再生医療をご検討ください/ 肋骨骨折の痛みを早く治したい 痛みだけでなく、しびれや脱力感がある 現在受けている治療で期待した効果が得られていない 再生医療は、患者さま自身の細胞や血液を用いて人間の持つ自然治癒力を向上させることで、肋骨骨折の長引く痛みや後遺症にも改善が期待できます。 具体的な治療法については、当院(リペアセルクリニック)で無料カウンセリングを行っておりますので、ぜひご相談ください。 ▼肋骨骨折の早期回復を目指すなら、まずは無料相談! 肋骨骨折の痛みのピークから仕事復帰できる目安 肋骨骨折後に仕事復帰できるまでの期間の目安は、骨折の状態や職種によって異なります。 肋骨への負担が少ないデスクワークなどの仕事であれば、骨折してから数日で復帰できる場合あります。 立ち仕事や重量物を持ち運ぶような仕事は、復帰まで数週間から数ヶ月かかるケースもあるため、医師と相談したうえで復帰時期を決めましょう。 また、肋骨骨折の痛みを解消し、早く仕事へ復帰したい方は、再生医療による治療をご検討ください。 再生医療は、患者さま自身の細胞や血液を用いて人間の持つ自然治癒力を向上させることで、肋骨骨折の長引く痛みや後遺症にも改善が期待できます。 \こんな方は再生医療をご検討ください/ 肋骨骨折の痛みを早く治して仕事復帰したい 痛みだけでなく、しびれや脱力感がある 現在受けている治療で期待した効果が得られていない 具体的な治療法については、当院(リペアセルクリニック)で無料カウンセリングを行っておりますので、ぜひご相談ください。 ▼肋骨骨折の早期回復を目指すなら、まずは無料相談! >>(こちらをクリックして)今すぐ電話してみる 肋骨骨折の痛みのピークに関するよくある質問 肋骨骨折の痛みのピークに関するよくある質問と回答を紹介します。 肋骨骨折とはどのような症状が起きる? 肋骨骨折とは、胸を囲っている肋骨にひびが入る、または折れている状態のことです。 肋骨は、合計で24本の骨で構成されているため、一部分が骨折するだけでなく複数同時に折れることも珍しくありません。 肋骨にひびや骨折が生じると、運動時や呼吸時の痛みなどの症状がみられます。 呼吸時に肺が膨らんだり、縮んだりするのにあわせて肋骨も連動して動くため、ひびや骨折により肋骨の動きが制限され、呼吸がしづらくなる場合があります。 肋骨を骨折してから「呼吸がしづらい」と感じることはありませんか? 放置していると内臓の損傷や肺炎などの合併症リスクが高まるため、早期に適切な治療を受ける必要があります。 当院(リペアセルクリニック)では、肋骨の痛みだけでなく「呼吸がしづらい」など些細なことでも無料でご相談を承っています。 肋骨骨折の原因は? 肋骨骨折はすべての骨折の10〜20%を占めるとされており、おもな原因は以下のとおりです。 転倒 交通事故 転落 スポーツ 他の部位に大きな衝撃が加わり、肋骨がたわむことで間接的に骨折が生じるケースもあります。交通事故や転落などで強い衝撃が加わると、骨折だけでなく肺の損傷を伴う場合もあります。 スポーツ外傷で肋骨が骨折することも少なくありません。その場合、ラグビーや柔道などのコンタクトスポーツでの胸の強打が原因です。ゴルフや野球などで同じ動作を繰り返し行い、肋骨の負担が蓄積して疲労骨折が生じる場合もあります。 また、高齢者で骨が脆くなると、くしゃみや体をひねる動作で肋骨骨折を引き起こすこともあるでしょう。 肋骨を骨折したときの痛みのピークは? 肋骨が完全に折れている場合の痛みのピークは、受傷から数日間が目安です。 折れた肋骨の状態が良好になるまでは無理な動作や運動を控え、安静にしましょう。 無理に動かしてしまうと折れた肋骨が肺に刺さり、肺気胸になる可能性もあるため注意が必要です。 肋骨にひびが入ったときの痛みのピークは? 肋骨にひびが入ったときの痛みのピークは、1週間程度が目安です。 痛みのピークである1週間を過ぎると、痛みは落ち着いてきますが、骨の修復まで3〜4週間かかる場合があります。 肋骨骨折の痛みピークが続くなら早めに医師に相談しよう! 肋骨骨折の痛みのピークは、受傷から数日間と考えておきましょう。 2週間ほどすると肋骨がずれて痛みが強くなる場合もありますが、ピークを過ぎた後は徐々に痛みが軽減されていく方がほとんどです。 しかし、骨が完全に癒合していない状態で無理な動きをすると症状が強くなり、回復が遅れる原因となります。 決して焦らず、まずは医療機関に相談して、正しい復帰時期を決めましょう。 また、肋骨骨折の痛みに関するお悩みを早期に改善したい方は、再生医療による治療も選択肢の一つです。 再生医療は、患者さま自身の細胞や血液を用いて人間の持つ自然治癒力を向上させることで、肋骨骨折の長引く痛みや後遺症にも改善が期待できます。 \こんな方は再生医療をご検討ください/ 肋骨骨折の痛みを早く治したい 痛みだけでなく、しびれや脱力感がある 早く治して仕事に復帰したい 具体的な治療法については、当院(リペアセルクリニック)で無料カウンセリングを行っておりますので、ぜひご相談ください。 ▼肋骨骨折の早期改善を目指すなら、まずは無料相談! >>(こちらをクリックして)今すぐ電話してみる
2023.02.13 -
- その他、整形外科疾患
胸郭出口症候群とは、腕の動きや感覚を支配する神経(腕神経叢)や血管(鎖骨下動脈・静脈)がそれぞれの部位で圧迫され、患部に痛みやしびれ、冷えなどの症状を引き起こす疾患です。 胸郭出口症候群は、症状が多岐にわたるため、判断するのが難しい場合もあります。 そこで本記事では、胸郭出口症候群の判断に役立つ症状のセルフチェックリストを用意しました。自宅でできるテストも紹介しているので、胸郭出口症候群の疑いがある方はぜひ参考にしてみてください。 胸郭出口症候群が疑われる症状のセルフチェックリスト さっそく、胸郭出口症候群が疑われる症状のセルフチェックリストを紹介します。 以下のチェックリストで1つでも当てはまる症状があれば、胸郭出口症候群の可能性があります。 【胸郭出口症候群セルフチェックリスト】 ▢腕が冷える ▢腕がむくんでいる ▢腕の痛みやしびれがある ▢腕の色が白っぽくなる ▢血管が青紫色に見える ▢重いものを持つと肩こりがひどくなる ▢腕を上げると腕から背中にかけての痛みやしびれを感じる 上記の痛みやしびれなどは、腕や胸付近の神経・血管が圧迫されることにより、引き起こされます。腕や血管の血色が変わるのは、圧迫による血行不良が原因です。 胸郭出口症候群の診断は、整形外科でおこなわれます。当てはまる症状があり心配な方は、整形外科で検査してもらうと良いでしょう。 なお、スポーツ外傷により腱や筋肉などを損傷した場合は「再生医療」が効果的です。再生医療は、人間の自然治癒力を活用した医療技術が応用され、身体への負担が少ない治療法として注目されています。 詳しい治療法や効果が知りたい方は、再生医療専門の『リペアセルクリニック』にお気軽にご相談ください。 胸郭出口症候群の判断に役立つテスト ここでは、胸郭出口症候群の判断に役立つテストを全部で4つ紹介します。実施したテストで胸郭出口症候群の陽性が疑われたら、病院の受診を検討してみましょう。 まずは、2人でおこなうテスト3つを紹介します。 テスト名 内容 a:モーレイテスト ・モーレイテストは症状が出現する腕側の鎖骨上窩で腕神経叢を圧迫するテスト ・胸郭出口症候群であった場合は、圧迫した際に腕や肩周りに痛みや痺れが生じる b:アドソンテスト 1.椅子に座って手首で脈拍を確認してもらう 2.その状態であご先をあげて、頭を症状が生じる側に傾ける 3.このときに脈が触れなくなったり、触れにくくなった場合は陽性の可能性が高い c:ライトテスト 1.手首で脈拍を確認してもらう 2.その状態で腕を開いて肩まで挙上 3.手が上になるように肘を直角に曲げる 4.上げた状態で脈が触れなくなったり、弱くなったりした場合陽性の可能性が高い 次に、1人で取り組める「ルーステスト」を紹介します。 具体的なやり方は以下のとおりです。 1.腕を開いて肩まで挙上する 2.手が上になるように肘を直角に曲げる 3.手を握って開く動作を繰り返す 4.この動作を腕を上げたまま 3 分継続できない場合は陽性の可能性が高い これらのテストで胸郭出口症候群の可能性が疑われたら、病院の受診を検討しましょう。 胸郭出口症候群になりやすい人のチェックリスト 胸郭出口症候群になりやすい人の特徴を以下のチェックリストにまとめました。 ▢なで肩の女性 ▢猫背で姿勢が悪い人 ▢重いものを持ち上げる仕事をしている人 ▢腕を上げるスポーツ(バドミントンやバスケなど)をしている人 特徴をまとめると、腕を上げたり、重いものを持ったりして、日頃から腕に負荷がかかっている人が、胸郭出口症候群になりやすい傾向にあります。また、なで肩や猫背の方も、腕や胸周りの神経や血管が圧迫されやすいため、胸郭出口症候群になる確率が高まります。 胸郭出口症候群の治療方法 胸郭出口症候群の治療方法を解説していきます。主な治療法は以下3つです。 保存療法 薬物療法 手術 順番に見ていきましょう。 保存療法 胸郭出口症候群の治療は、原則保存療法です。胸郭出口症候群を発症した原因を特定して、症状が落ち着くまでは安静にします。 以下は、原因別の対処例です。 原因 対処例 スポーツが原因の場合 症状が落ち着くまで腕を動かさないようにする 仕事が原因の場合 症状が落ち着くまで重い荷物を運ぶ仕事を控えさせてもらう 猫背が原因の場合 姿勢改善をおこないながら症状が落ち着くまで様子を見る また、ストレッチやエクササイズといった軽い運動で、血行不良や筋肉の緊張を改善していくのも効果的です。 薬物療法 保存療法と並行しておこなわれるケースが多いのは薬物療法です。 薬物療法では、患部の痛みを和らげるための消炎鎮痛剤や、血流を改善する薬などが処方されます。 痛みが強い場合には、ブロック注射で麻酔薬を注入して痛みを抑えていく方法もあります。 手術 保存療法や薬物療法で症状の改善が見られない場合は、手術の選択肢も検討されます。手術では、圧迫の原因となっている肋骨や筋肉の一部を切除して、神経や血管への圧迫を解除します。 なお、スポーツ外傷の治療には、人間の自然治癒力を活用した「再生医療」が効果的です。 本来なら手術しなければいけない状態でも、再生医療で治療できる可能性があります。スポーツにより腱や筋肉などを損傷した疑いがある方は『リペアセルクリニック』にお気軽にご相談ください。 まとめ|胸郭出口症候群の症状をセルフチェックして適切な治療を進めよう 胸郭出口症候群は、腕を上げたり、重い荷物を持ったりするなどの日常的動作が引き金となって起こりうる疾患です。また、腕を使ったスポーツをしている方や猫背姿勢の方も、胸郭出口症候群になりやすい傾向にあります。 症状は痛みやしびれ、冷えなど多岐にわたるため、胸郭出口症候群を特定するのが難しいと感じる方は少なくありません。 そんなときに本記事で紹介した「チェックリスト」や「セルフテスト」が有効です。違和感をはじめ、少しでも疑う症状があった場合は、ぜひ一度確認してみられてはいかがでしょうか。陽性が疑われたときは病院を受診して、胸郭出口症候群だと診断されたら自分に合った適切な治療を進めましょう。 なお、腱や筋肉などの損傷を含むスポーツ外傷には「再生医療」が効果的です。「具体的にはどんな効果があるの?」と気になる方は、再生医療専門の『リペアセルクリニック』にお気軽にご相談ください。 実際の症例をお見せしながら、再生医療の仕組みや期待できる効果についてわかりやすくご説明します。 胸郭出口症候群に関するよくある質問 最後に胸郭出口症候群に関するよくある質問と回答をまとめます。 胸郭出口症候群を発症する原因は? 胸郭出口症候群を発症する原因は、筋肉や骨の間を通る神経や血管が圧迫されることです。圧迫により神経障害や血行不良が生じて、腕や肩周りなどに痺れや痛みといった症状が現れます。 胸郭出口症候群に有効なストレッチはありますか? 胸郭出口症候群に有効なストレッチは、以下の部位を中心にほぐすストレッチです。 ・首の筋肉 ・胸の筋肉 ・鎖骨周辺の筋肉 ・肩甲骨周辺の筋肉 ストレッチにより各部位の柔軟性を高め、胸を開ける状態にすると胸郭出口症候群の症状緩和が期待できます。 以下の記事では、胸郭出口症候群に有効なマッサージやストレッチを写真付きで紹介しています。セルフケアをおこないたい方は、ぜひ参考にしてみてください。 胸郭出口症候群の人が寝る姿勢で気をつける点はありますか? 胸郭出口症候群の人は、うつ伏せ寝を避けましょう。鎖骨付近の神経や血管を圧迫して、しびれや痛みといった症状を悪化させる可能性があるためです。 普段うつ伏せ寝が多い方は、意識的に仰向けで寝るようにしてみてください。 胸郭出口症候群が完治するまでの期間はどれくらいですか? 胸郭出口症候群が完治するまでの期間は、治療方法や症状の重症度によって異なります。 症状が比較的軽く、保存療法や薬物療法で改善が見られる場合は、早ければ数週間、時間がかかる場合は2〜3カ月ほどです。手術の場合は、傷口の回復やリハビリなどの工程があり、完治までは数カ月から1年ほどかかるといわれています。
2023.02.10 -
- スポーツ外傷
- その他、整形外科疾患
「胸郭出口症候群に効果的なストレッチとは?」「自宅でできるセルフケアも知りたい」 肩から腕にかけて痛みやしびれが生じる「胸郭出口症候群」に、日々悩まされる方は多いのではないでしょうか。 悪化すると日常生活に支障をきたすため、早めの対策が重要ですが、自宅で行うストレッチで症状を軽減できる場合があります。 この記事では、症状緩和に効果的なセルフケアとして、ストレッチやマッサージ、ツボ押しを詳しく紹介します。 痛みを軽減して快適な毎日を目指したい方は、ぜひ最後までご覧ください。 胸郭出口症候群を和らげるセルフケアとストレッチ 胸郭出口症候群はセルフケアによって症状の軽減が期待できます。 ストレッチでは首や肩、鎖骨周囲の筋肉をほぐして神経や血管の圧迫を緩和するため、痛みやしびれが和らぐでしょう。 ここでは、初心者でもできる以下3つのストレッチやマッサージ方法をご紹介します。 胸鎖関節のマッサージ 鎖骨周囲筋のマッサージ 小胸筋のストレッチ 日常生活に取り入れて、症状の緩和を目指してみましょう。 胸鎖関節のマッサージで肩周りをほぐす 1. 「兪府(ゆふ)」というツボを押さえる(鎖骨の真下、胸骨の際から指一本分横の位置に取ります) 2. 手で胸骨と鎖骨のつな繋ぎ目のところをさするようにマッサージする 3. 慣れてきたら、同部位を押さえた状態で肩を回す 欠盆というツボをつかむ鎖骨周囲筋のマッサージ 1. 「欠盆(けつぼん)」というツボを挟むようにつかむ(鎖骨中央のすぐ上、大きくへこんでいる場所にあります) 2. 少し前屈みになり鎖骨を浮き出させたら、反対の手の親指を鎖骨の下に入れ、その上から人差し指で挟むようにつかむ 3. つかみながら周りの筋肉をほぐすようにマッサージする 首から鎖骨にかけての痛みは小胸筋ストレッチで解消 1. 「中府(ちゅうふ)」というツボの位置を押す(鎖骨の外側端から指一本分下の場所です) 2. 反対側の手で小胸筋(※)に対して垂直に押す ※鎖骨外側 1 / 3部から 3 ~ 4 横指下の部分をゆっくりと触診します 3. 押した状態で腕を 20 回ほど前後に振る 4. 少しずつ位置をずらしながら 5 セット程度行う セルフケアは無理のない範囲で、様子を見ながら行いましょう。 胸郭出口症候群とは「神経や血管が胸郭出口で圧迫されて起こる疾患」 胸郭出口症候群とは、首から肩にかけての神経や血管が「胸郭出口」という部位で圧迫されて生じる症状の総称です。 一般的な症状として肩から手先にかけての「痛み・しびれ・肩こり」が挙げられます。 また、この疾患にはスポーツ選手から主婦まで、幅広い年代や分野の人が悩まされているのも特徴です。 ここでは、胸郭出口症候群の原因や特徴について詳しく解説します。 胸郭出口症候群の原因は「肩・腕に負担がかかるスポーツや生活習慣」 胸郭出口症候群の原因は、日常生活やスポーツによる肩や腕への負担が挙げられます。 たとえば「野球・テニス・剣道・水泳」など、肩を多用するスポーツは筋肉の緊張が強くなり、神経や血管を圧迫しやすくなります。 また、生活の中では以下のような肩に負担のかかる動作もリスクを高めます。 つり革を持つ 洗濯物を高い位置に干す 姿勢不良 予防には、定期的に肩周りの筋肉をほぐすストレッチやマッサージが効果的です。 セルフケアによって症状の改善が期待できる 胸郭出口症候群は、セルフケアを取り入れることで症状の改善が期待できます。 筋肉をほぐし血行を良くすると、神経や血管の圧迫が緩和されるためです。 とくに症状が軽度なうちから対策しておくと、悪化や慢性化を防げます。 ただし、痛みがある場合は無理せず、改善が見られなければ専門医に相談しましょう。 胸郭出口症候群の症状や原因については以下の記事でも解説していますので、参考にしていただければ幸いです。 胸郭出口症候群になりやすい人の特徴3選 胸郭出口症候群になる人の多くは以下のような特徴がみられます。 オーバーハンドスポーツをする人 なで肩の人 猫背など姿勢が悪い人 自分に当てはまるものが一つでもあれば、注意が必要です。 オーバーハンドスポーツをする人 オーバーハンドスポーツとは、野球のピッチングやバレーボールのアタック、バドミントンのスマッシュなど、腕を上に挙げる動作を繰り返すスポーツを指します。 腕を上から振り下ろす動作は、肩の前方から前胸部の筋肉を使うことが多いため、それらの筋肉が発達し過ぎて、腕神経叢や鎖骨下動静脈を圧迫する可能性がでてきます。 オーバーワークの人も、カラダのコンディションがついていかず、発症する危険性も上がるため注意が必要です。 なで肩の人 胸郭出口症候群が起こりやすい姿勢の一つに「なで肩」があります。 なで肩だと鎖骨が低い位置にあるため、神経や血管が通る鎖骨と肋骨の隙間が狭くなり、圧迫が生じやすくなるのです。 猫背など姿勢が悪い人 猫背など背中が丸まった姿勢を長時間続けると、胸の前側にある小胸筋が縮みやすくなります。 そして小胸筋が硬くなると、腕の神経束や鎖骨下の血管を圧迫するリスクが高まるのです。 また、小胸筋が硬い状態で胸を張ると、脇の下で神経や血管が圧迫されて症状が悪化するケースもあります。 そのため、姿勢が崩れがちな方は、胸郭出口症候群のリスクが増えるため注意が必要です。 胸郭出口症候群の症状をチェックするやり方については以下の記事で紹介しています。セルフチェックをしたい人は参考にしていただければ嬉しく思います。 胸郭出口症候群でストレッチ以外の治療法3選 胸郭出口症候群の治療には、ストレッチやセルフケアの他にも医療による治療法が複数あります。 セルフケアで症状が改善しない場合は、医療機関での適切な治療も検討すべきでしょう。 ここでは代表的な治療法である以下3つについて解説します。 薬物療法 リハビリ(理学療法) 手術 本章を参考に、自分に合った胸郭出口症候群の治療法を検討してみましょう。 薬物療法 薬物療法は、痛みや炎症を軽減するために行われる治療方法です。 胸郭出口症候群の症状緩和には、消炎鎮痛剤(ロキソニン・ボルタレンなど)や神経痛に対する薬(プレガバリン・ミロガバリン)の内服が一般的です。 また、痛みが強い場合には、神経周囲に薬を注射するブロック注射も用いられます。 ただし、薬物療法は一時的な痛みの軽減が目的であり、根本的な改善にはセルフケアやリハビリとの併用が効果的です。 リハビリ(理学療法) リハビリテーションは、筋肉や神経にかかる負担を軽減するための治療法です。 整形外科に通いながら、専門の理学療法士による指導を受けて正しい姿勢や動作を学びます。 姿勢を整えたり筋肉を緩めたりすると、神経や血管への圧迫が軽減し痛みの緩和につながります。 また、筋力を強化しつつ再発防止も図るため、長期的な改善が期待できるでしょう。 手術 手術は薬物療法やリハビリで改善が見られない場合に検討される治療法です。 具体的には、胸郭出口症候群の原因となっている神経や血管の圧迫を物理的に取り除くために行われます。 ただし、手術にはリスクも伴いますので、専門医と十分に相談してリスクとメリットを納得してから判断しましょう。 胸郭出口症候群の治療法については以下の記事もご覧ください。 まとめ|胸郭出口症候群はストレッチだけでなく医療機関への相談も検討しよう 胸郭出口症候群のセルフケアとして行うストレッチやマッサージは、症状を和らげるだけでなく再発予防にも効果的です。 また、日常の姿勢や生活習慣に気を配ることで症状の悪化や予防対策にも役立ちます。 しかし、症状が長引く場合は早めに医療機関に相談してください。 薬物療法や理学療法にて健康を保ちながら改善を目指しましょう。 また、当院「リペアセルクリニック」では、胸郭出口症候群のようなスポーツ外傷の治療法として、再生医療を提供しています。 「メール」や「オンラインカウンセリング」でのご相談も受け付けておりますので、お気軽にお問合せください。 この記事が、胸郭出口症候群でお悩みの方の参考になれば嬉しく思います。
2023.01.23 -
- スポーツ外傷
- その他、整形外科疾患
「鎖骨骨折の手術後のプレート除去の時期はいつ?」 「鎖骨骨折の手術後の入院期間を知りたい」 鎖骨骨折におけるプレート固定手術に対して、このような疑問を持つ方は少なくありません。実際、医師から事前に説明を受けていても専門用語が多く、理解しきれない方もいます。 プレート除去の時期や入院期間は、仕事や日常生活のスケジュールに直結するため、目安を先に知っておくと安心です。 本記事では、現役医師が鎖骨骨折におけるプレート除去の時期・手術後の入院期間をわかりやすく解説します。記事の後半には、よくある質問をまとめていますので、ぜひ最後までご覧ください。 当院「リペアセルクリニック」の公式LINEでは、再生医療の情報提供と簡易オンライン診断を実施しております。 鎖骨骨折の手術後のプレート除去について気になることがある方は、ぜひ一度公式LINEにご登録ください。 鎖骨骨折の手術が適用されるケース 手術が適用されるケース 詳細 骨のズレが大きい場合 骨の転位が大きく安定しにくい状態 骨片が複数ある・複雑骨折の場合 骨片が多く固定が難しい状態 烏口鎖骨靭帯が損傷または断裂している場合 靭帯損傷に伴う不安定性が強い状態 鎖骨骨折の治療は、保存療法と手術療法に大別されます。骨片のズレが小さい場合や小児の場合、保存療法が基本です。 一方、骨片の転位が大きい場合、粉砕骨折や複雑骨折、神経・血管・靭帯の損傷が疑われる場合などには、手術療法が検討されます。 また、早期の機能回復や確実な骨癒合を優先する際にも、手術が選択されることがあります。治療方針は骨折の状態・年齢・活動性などを総合的に評価した上で決定します。 以下の記事では、鎖骨骨折について詳しく解説しています。 骨のズレが大きい場合 骨の転位が大きい鎖骨骨折では、保存療法のみで安定した骨癒合を得ることが難しい場合があります。 転位が大きい場合、骨片同士の接触が不十分となり、骨癒合遅延や偽関節のリスクが高まる可能性があります。また、整復位の維持が困難なケースでは鎖骨短縮が生じやすく、肩関節機能や上肢運動に影響を及ぼす可能性も否定できません。 これらの点を踏まえ、骨の位置関係や不安定性が明確な場合には、プレート固定手術などの手術療法が検討されます。 骨片が複数ある・複雑骨折の場合 骨片(折れた骨のかけら)が複数に分かれる鎖骨骨折では、骨の位置関係が不安定となりやすく、保存療法のみで整復位を保つことが難しい場合があります。 このような骨折型では、骨片の配列を正確に整え、安定した固定を得る目的で手術療法が検討されます。 さらに、骨が皮膚外へ露出する開放骨折では、感染や出血などの合併症リスクが高まるため、速やかな外科的対応が重要です。 いずれのケースも機能障害を最小限に抑える観点から、早期の受診と適切な評価が不可欠です。 烏口鎖骨靭帯が損傷または断裂している場合 鎖骨は、肩甲骨の烏口突起に連結する烏口鎖骨靭帯によって支持され、骨の浮き上がりを抑える役割を担います。 鎖骨骨折に靭帯損傷や断裂が伴う場合、牽引力の不均衡が生じ、胸骨側の骨片が上方へ転位しやすくなります。その結果、骨片間の接触が不十分となり、骨癒合が妨げられる可能性が高まります。 こうした不安定性が明確な症例では、骨折部の固定に加え、靭帯機能の再建や修復を含む外科的対応が検討されます。 プレートを使用する鎖骨骨折の手術方法 プレート固定手術は、骨折部を整復した上で金属プレートとスクリューで固定する手術方法です。 転位の大きい骨折や靭帯損傷を伴うケースにも対応でき、強固な固定により早期からの機能回復を目指すことが目的です。 一方で、傷口が大きくなること、費用負担、将来的なプレート除去手術が必要になる点はデメリットとして押さえておく必要があります。 鎖骨骨折におけるプレート手術後の入院期間 区分 目安 補足 早期退院となる場合 2泊3日 痛みや全身状態が安定している場合 入院が長引く場合 1~2週間 術後経過や合併症の有無による 鎖骨骨折のプレート固定術後の入院期間は、短い場合で2泊3日、長い場合でも1〜2週間程度が目安とされます。 ただし、独居の高齢者や術後経過に注意を要する場合などでは、入院が長引くことがあります。退院後の生活に不安がある場合は、遠慮なく医師や看護師へ相談しましょう。 以下の記事では、鎖骨骨折の過ごし方と安静期間について詳しく解説しています。 鎖骨骨折におけるプレート手術後のリハビリテーション 訓練法 詳細 可動域訓練(関節の動きを広げる運動) 関節の硬さ予防。肩の動き維持。段階的な可動拡大 筋力訓練(力を戻していく運動) 筋力低下対策。肩周囲筋の回復。軽負荷からの強化 骨の安定性に配慮しながら段階的に機能回復を進めることが重要です。可動域訓練は、肩関節の硬さを防ぎ、日常動作に必要な柔軟性を維持することが目的です。 筋力訓練は、術後に低下しやすい肩周囲筋の働きを回復させる段階的アプローチが期待できます。いずれも骨癒合の進行や固定状態を踏まえた負荷調整が不可欠であり、自己流ではなく医師の指導下での継続が望まれます。 可動域訓練(関節の動きを広げる運動) 段階 内容 術後初期 肩周囲筋の緊張緩和を目的とした段階。リラクゼーション中心。理学療法士・作業療法士による他動運動で関節拘縮予防 可動導入期 他動運動を継続しつつ、安全域内で段階的に挙上範囲を拡大。機能的動作を意識した可動性の回復。目安は90°付近 移行期 回復状況に応じ自動運動を併用。可動域や症状変化を確認しながら反復訓練。過負荷回避が重要 拡大期 骨癒合および安定性の評価後の段階。可動範囲の計画的拡大。負荷量の慎重な調整 目標 健側肩に近い可動域の回復。代償動作の抑制と運動様式の正常化 可動域訓練は、固定状態と骨癒合の進行に合わせて段階的に進めます。術後早期は力を抜いた状態で理学療法士・作業療法士による他動運動から開始し、肩周囲筋の緊張緩和と関節の柔軟性維持を図ります。 術後2〜3週を目安に自動運動へ移行し、腕下垂位から90°付近を安全域として調整しながら可動範囲を広げていきます。進行速度は骨折の型や転位・術式によって異なるため、自己判断での運動強度の変更は避け、医師の指導のもとで継続することが大切です。 筋力訓練(力を戻していく運動) 段階 内容 初期訓練 健側で手術側の手を補助しながら挙上。協調運動の再獲得。過負荷回避 自動運動期 手術側上肢のみで挙上。運動方向の段階的拡大。可動と安定性の確認 軽負荷期 筋活動に応じた軽負荷併用 負荷漸増期 弱いバンド・軽量ダンベル使用。目安は1〜2kg。筋持久力・制御性の向上 応用訓練期 十分な筋力発揮の確認後に支持性訓練。膝つき腕立て伏せから開始。段階的な移行 筋力訓練は、可動域の回復を確認した後に段階的に開始します。術後は固定や安静の影響で筋力低下が生じやすいため、過度な負荷は避けましょう。 初期は健側の補助を用いた挙上動作から始め、次に患側単独での運動へ移行します。筋活動の改善に応じ、軽負荷、チューブ、ダンベルなどを併用し強度を調整します。 鎖骨骨折におけるプレート除去する時期・入院期間 項目 内容 除去する時期 骨癒合確認後が前提。目安は術後3〜6カ月以降。個人差あり。1年以上を要する例も存在 入院期間 入院管理が基本。術前前日〜2日前入院。術後3日程度で退院が一般的。外来での経過確認・抜糸 手術費用 保険適用。自己負担割合に応じた費用負担。3割負担で概ね数万円台が目安。個室料・備品代などの加算要素 プレート除去の必要性や時期は一律ではなく、骨癒合の状態、症状の有無、生活状況などを総合的に評価した上で判断されます。 除去を急ぐ必要がないケースも多く、画像検査による確認が前提です。入院日数や費用は施設・個人によって異なるため、具体的な見通しは事前に医師へ確認しておきましょう。 鎖骨骨折におけるプレート除去手術の注意点 注意点 詳細 手術前の相談と情報共有を徹底する 骨癒合時期の確認。基礎疾患・既往歴の申告。服薬内容の共有 感染予防のための体調管理に気をつける 発熱・体調不良の有無確認。皮膚トラブルの回避。生活習慣の安定。術前健康状態の維持 手術特性と術後経過を理解する 再手術である点の理解。神経血管近接部位への配慮。術後可動制限の可能性。回復過程の個人差 プレート除去手術では、術前の準備と正確な情報共有が大切です。骨癒合の確認に加え、基礎疾患・既往歴・服薬状況を医師へ伝えることが、適切な手術計画の前提となります。また、感染予防の観点から術前の体調管理も欠かせません。 除去手術は再手術であるため、術後経過や機能回復には個人差があります。なお、プレート除去は必須ではなく、症状や状態によっては留置継続が選択される場合もあります。 手術前の相談と情報共有を徹底する プレート除去手術を検討する際は、術前の相談と情報共有が欠かせません。除去時期の判断には骨癒合の正確な評価が前提となり、癒合が不十分な段階での除去は骨強度の低下や再骨折につながる可能性があります。 また、糖尿病・骨粗鬆症などの基礎疾患・喫煙歴・年齢といった背景因子は骨癒合や術後経過に影響するため、事前に申告が必要です。抗凝固薬やステロイドなどの服薬情報も手術計画に直結するため、医師へ正確に伝えましょう。 感染予防のための体調管理に気をつける 注意点 詳細 体調を整えて手術を迎える 免疫機能維持。発熱・体調不良時のリスク回避。術後感染リスク低減 感染が術後経過へ及ぼす影響 抗菌薬治療の必要性。入院期間延長の可能性。追加処置・再手術の可能性 日常生活での感染予防対策 禁煙の重要性。栄養状態の改善。慢性疾患の管理。術前準備の徹底 プレート除去手術では創部が生じるため、感染予防の観点から術前の体調管理が求められます。感染が生じた場合は追加処置や入院延長が必要になるケースも考えられるため、術前から禁煙・栄養管理・基礎疾患のコントロールを徹底することが重要です。 手術特性と術後経過を理解する 注意点 詳細 神経・血管まわりの解剖学的特徴を知る 鎖骨周囲の神経走行の理解。術後のしびれ・感覚変化の可能性。重篤な損傷は稀である点。慎重操作の必要性 術後の可動域の変化を把握しておく 除去後の可動性変化。術後初期の拘縮傾向。可動域訓練・リハビリの重要性。段階的回復の視点 プレート除去に伴う骨の状態を理解する スクリュー痕の残存。骨強度回復までの期間。再骨折リスクへの配慮。活動制限管理の必要性 プレート除去手術後は、一時的な感覚変化や可動域の制限がみられる場合があります。しかし、多くは経過観察の範囲内です。 除去後の骨は修復過程にあるため、一定期間は負荷管理が必要です。術前に医師から十分な説明を受けた上で手術に臨み、術後は医師の指導に従って回復を進めることが大切です。 鎖骨骨折におけるプレート除去の時期や入院期間を理解し治療を計画的に進めよう プレート除去の時期と必要性は、骨癒合の状態・症状・生活背景を総合的に評価した上で判断します。疑問や不安がある場合は、医師と十分に相談しながら方針を確認することが大切です。 鎖骨骨折における手術の後遺症にお悩みの方は、当院「リペアセルクリニック」へご相談ください。当院では、症状や状態によっては、再生医療を用いた治療を提案しています。 鎖骨骨折後に機能障害や違和感が残存する場合、あるいは外科的治療に慎重な判断を要する場合には、治療選択肢のひとつとして再生医療が検討されることがあります。適応の可否は、症状や組織の状態、全身状況などを踏まえた総合的評価に基づいて判断されます。 ご質問やご相談は、「LINE」や「メール」、「オンラインカウンセリング」で受け付けておりますので、お気軽にお申し付けください。 鎖骨骨折におけるプレート除去手術の入院期間についてよくある質問 鎖骨骨折においてプレート除去しないメリットはありますか? 症状がなく日常生活に支障が認められない場合、プレートを除去しない選択が検討されることがあります。 鎖骨骨折においてプレート除去しないメリットは以下の通りです。 プレート除去しないメリット 詳細 追加手術を避けられる 再麻酔・切開不要。手術関連負担の回避 合併症リスクを下げられる可能性 感染・創部トラブル回避の可能性。再手術由来リスク低減 再骨折のリスクを回避(理論的) 除去後再骨折リスクの回避。骨構造維持 プレート除去は必須ではなく、症状や生活状況に応じて留置継続が選択される場合があります。 再手術に伴う身体的負担や感染などの合併症リスクを回避できるのは利点のひとつです。治療方針は骨癒合や違和感の有無を踏まえ、医師と慎重に検討します。 鎖骨骨折においてプレート除去することで後遺症になるリスクはありますか? プレート除去のリスク 詳細 再骨折の可能性 プレート除去後の骨強度低下。スクリュー痕残存。稀に再骨折の報告 神経・軟部組織への影響 皮膚感覚神経への刺激。術後のしびれ・感覚変化の持続例 手術に伴う合併症リスク 再手術に伴う感染・出血リスク。創部トラブルの可能性。経過観察や処置の必要性 プレート除去手術は一般的な処置ですが、合併症や後遺的変化の可能性があります。とくに除去直後の骨は修復過程にあり、負荷管理が重要となります。 鎖骨周囲は神経が走行するため、一時的または持続的な感覚変化がみられる場合があります。 治療方針は骨癒合や症状の有無を踏まえ、医師と十分に相談の上で慎重に判断することが大切です。
2023.01.11 -
- スポーツ外傷
- その他、整形外科疾患
「鎖骨を骨折したときの過ごし方は?」 「鎖骨骨折を早く治す方法はある?」 鎖骨はスポーツや事故などで骨折しやすい部位ですが、 適切な処置や過ごし方をしないと完治が遅れたり、後遺症が残ったりする可能性もあります。 後遺症の予防や早期回復を目指すためにも、鎖骨骨折が起きた際に「どう過ごすか」「どんな治療法があるのか」を事前に知っておくことが重要です。 本記事では、鎖骨骨折の過ごし方と安静期間をはじめ、少しでも早く治すための注意点について詳しく解説します。 鎖骨骨折の予後が不安な方は、ぜひ参考にしてください。 また、「鎖骨骨折を少しでも早く治したい」「しびれや脱力感などの後遺症が心配」という方は、「再生医療」による治療をご検討ください。 \骨折の痛みや後遺症に有効な「再生医療」とは/ 再生医療は、患者さまの細胞や血液を用いて自然治癒力を高めることで、損傷した組織(関節や骨)の再生・修復を促す治療法です。 鎖骨骨折の痛みだけでなく、後遺症による神経症状(しびれなど)にも効果が期待できる可能性があります。 【こんな方は再生医療をご検討ください】 鎖骨骨折の痛みを早く治したい 痛みだけでなく、しびれや脱力感がある 現在受けている治療で期待した効果が得られていない >>再生医療専門の「リペアセルクリニック」に無料相談する 当院リペアセルクリニックでは、骨の再生医療について無料カウンセリングを行っているため、お気軽にご相談ください。 まずは鎖骨骨折の治療について無料相談! 鎖骨骨折の症状と安静期間について まずは、鎖骨骨折の症状や必要な安静期間について解説します。 より早く鎖骨骨折を完治させるために、正しい知識を知っておきましょう。 鎖骨骨折の症状 鎖骨骨折の症状で特徴的なものは、骨折部の痛みと腫れ、腕を上に挙げられないなどの運動制限です。 さらに、鎖骨周囲には血管や神経が通っているため、骨折の程度によりそれらの組織を傷つけ、手指がしびれたり動かせなくなる場合もあります。 また、鎖骨は皮膚の上から触れるほど体表にあるため、骨折している場合は簡単に観察できます。 肌を露出させられるようであれば、骨折があるかどうか目視で確認してみましょう。 鎖骨骨折した際の安静期間 続いて鎖骨を骨折した、もしくは疑われる場合の対処法と安静期間を解説します。 鎖骨骨折はすぐに受診 鎖骨骨折が疑われる場合は、できるだけ早く医療機関を受診しましょう。 鎖骨の骨辺が重要な神経を傷つけている可能性があるからです。対応が遅れると、生命に関わるかもしれません。 また折れた鎖骨が動いて血管を傷つけ、新たな出血が生じるおそれもあります。 したがって鎖骨骨折は、他の部位を骨折した場合よりも、すみやかに医療機関で受診するのが重要です。 >>鎖骨骨折の治療法について確認する 三角巾を使った鎖骨骨折の固定 鎖骨骨折があった場合、早急に患部を固定します。固定しないと、転移(骨の位置のずれ)が起こる可能性が出てきます。 転移があると、完治が遅れたり、異常な形で癒合したりするかもしれません。 転移を解消するための手術が必要になるケースもあります。 したがって正しく患部を固定し、転移を防がなければいけません。 以下では医療機関をただちに訪問できない場合の応急処置として、三角巾を用いた患部の固定方法を解説します。 ①怪我した方の手を反対の手で固定してもらいます。(この姿勢が楽だと感じる人が多い) ②三角巾の頂点を骨折側の肘の下に挟み込むようにセットし、一方の端を反対の肩に回します。 ③他方の端を骨折側の脇の下を通すように背中側に回します。そうすると骨折側の腕を包み込むように固定できます。 ④首のところで両端を結び固定します。 ⑤頂点は肘の位置がズレないように結びます。 ⑥もう一つ三角巾を用意し、肘を体幹で固定するように巻くとぶれずに固定できます。 鎖骨骨折には3〜8週間の安静期間が必要 鎖骨骨折があった場合、4〜6週間ほどの安静期間が必要です。期間中、患部は鎖骨バンドなどで固定します。 安静期間がなければ、鎖骨の癒合がうまく進みません。癒合を促進するためにも、この期間が必要です。 また後述する禁忌動作を避ける、定期的に鎖骨バンドを締めるなどの取り組みも必要です。 鎖骨を骨折している際の過ごし方と少しでも早く治す方法 鎖骨を骨折している際に、少しでも早く治すための過ごし方とポイントは大きく分けて3つあります。 それぞれ以下で詳しく解説します。 なるべく腕を上げないようにする(禁忌動作を避ける) 鎖骨は腕(上肢)を動かすための、重要な部分です。鎖骨が動かせなければ、腕はほんの少ししか上がりません。 腕を大きく挙げようとすれば鎖骨も連動します。つまり、鎖骨が折れている状態で腕を大きく動かせば、鎖骨は自ずと動き、ズレようとする力が働くため、強い痛みが出てしまい、さらには骨の癒合を邪魔してしまいます。 そうなると、治りが遅くなり肩の動きが悪くなる後遺症が出る可能性もあります。 また、偽関節ができてしまい、力が入りづらくなることも考えられます。 そのため、鎖骨骨折後の早期は手術の有無に関わらず、腕を挙げる行動を控えることが重要です。 基本的に横向きに寝る 鎖骨骨折後の早期は、寝る姿勢にも注意しなければなりません。 基本的に仰向けか患部を上にした横向きで寝ることが推奨されています。その際、骨折した側の腕が動かないようにバンドや三角巾などで固定しておくと良いでしょう。 仰向けで寝る場合は、肘が下に落ち過ぎて肩に負担がかかる場合もあります。 したがってバスタオルを折り畳んだものを骨折側の肘の下に敷いておくと安定感が得られます。 1日2回ほど固定具を締める 鎖骨骨折がある際は、1日2回ほど、鎖骨バンドなどの固定具を締め直しましょう。 前章では、鎖骨の癒合を進めるためには患部を固定するのが重要と述べました。 しかし鎖骨バンドの固定部が緩むと、鎖骨が動くようになり、完治が遅れます。 患部が固定されるよう、1日2回ほど固定具を締めるようにしましょう。 鎖骨骨折後の治療 鎖骨骨折における治療の方法は大きく2つに分けられ、体にメスを入れない「保存療法」と折れた骨同士を癒合させる「手術療法」です。 保存療法が必要となるケースは、以下のとおりです。 単純骨折(骨片が2つ) 骨片同士のズレが小さい 骨形成率が早い子ども 神経や血管、靭帯を損傷していない 手術に対して抵抗がある 骨のずれが少ない場合は、鎖骨バンド(クラビクルバンド)と呼ばれるサポーターで固定をし、骨が繋がるのを待ちます。 出典:一般社団法人 日本骨折治療学会 鎖骨骨折の特徴として、胸の中心に近い方の骨片が上に移動し、外側の肩に近い方の骨片が相対的に下に位置するケースがあります。 そのため、バンドで胸の中心の方の骨片を上から抑えこみ、ズレを少なくすることで、骨がつながりやすくするなるため、通常2~3カ月もすれば、ある程度骨癒合します。 また、鎖骨骨折の治療には従来の治療法以外にも、自己細胞を用いて自然治癒力を高めることで早期改善を目指す「再生医療」という新しい選択肢もあります。 再生医療は、鎖骨骨折の痛みだけでなく、後遺症による神経症状(しびれなど)にも有効な可能性があります。 【こんな方は再生医療をご検討ください】 鎖骨骨折の痛みを早く治したい 痛みだけでなく、しびれや脱力感がある 現在受けている治療で期待した効果が得られていない >>再生医療専門の「リペアセルクリニック」に無料相談する 当院リペアセルクリニックでは、再生医療の具体的な治療法や適応症例について無料カウンセリングを行っているため、お気軽にご相談ください。 まずは鎖骨骨折の治療について無料相談! 鎖骨骨折の完治までの期間は?痛みのピークはどれくらい? 鎖骨骨折の完治までは3カ月ほどかかるでしょう。しかし、ズレが大きい、手術が必要などの事情があれば、3カ月より長くかかるかもしれません。 幹部の痛みは、安静にした期間が伸びるにつれ軽減されます。 骨折直後の2、3日に痛みはピークに到達します。以後少しずつ痛みが引いていくでしょう。 2カ月後にはほとんど痛みを感じなくなります。 車の運転はいつからいいの? よく聞かれる質問の一つに、「車の運転はいつからしていいのか?」というものがあります。 一人ひとり骨のつながり具合や手術の有無によって差があるので一概にはいえませんが、腕をしっかり挙げてOKと医師から許可が出た頃から練習をし始めるのが良いでしょう。 運転では、やむを得ず急ハンドルを切る場面が出てくるかもしれませんし、大きいカーブでは腕が上がる動作も加わります。 予測できないハンドル操作が出てくることも考えると、少なくとも1カ月半〜2カ月程度は我慢した方が良さそうです。 とにかく、鎖骨骨折をしてしまったら、自分で判断せずに専門の医療機関に診てもらい、骨折後や手術後すぐに肩を大きく動かす動作は避けましょう。 骨のつながりは、レントゲンなどによって判断されるので、医師の指示のもと、段階的に動かすよう心がけましょう。 まとめ・鎖骨骨折した際の正しい過ごし方を理解しよう 鎖骨を骨折した場合でも、医療機関の指示を守って生活することで大部分は前と同じように動かせるようになります。 しかし、鎖骨の骨片で神経や血管を傷つけている可能性もあるため、骨のつながり状況を確認しながら段階的に治療に取り組むことが重要です。 また、鎖骨骨折には以下のような後遺症が出る可能性があります。 神経障害(痛みやしびれ) 変形障害 機能障害 痛みだけでなく「しびれ」を感じるなどの症状がある場合、再生医療で早期回復を目指せる可能性があります。 再生医療は、患者さまの細胞や血液を用いて自然治癒力を高めることで、損傷した組織(骨や神経)の再生・修復を促す治療法です。 【こんな方は再生医療をご検討ください】 鎖骨骨折の痛みを早く治したい 痛みだけでなく、しびれや脱力感がある 現在受けている治療で期待した効果が得られていない >>再生医療専門の「リペアセルクリニック」に無料相談する 当院リペアセルクリニックでは、再生医療の具体的な治療法や適応症例について無料カウンセリングを行っているため、お気軽にご相談ください。 まずは鎖骨骨折の治療について無料相談!
2023.01.04 -
- スポーツ外傷
- その他、整形外科疾患
「事故のあと鎖骨が外見からわかるほど盛り上がっている気がする」 「転んだあと鎖骨が痛む」 上記のような症状がある方は鎖骨骨折が起きている恐れがあります。 外見でわかるほど見た目が変化した骨折を放置すると、症状が悪化するばかりか、骨折が本来とは違った形、ずれた状態で”くっついて”しまう可能性もあります。 今回は鎖骨骨折について、骨折時の見た目の特徴や症状、治療法、後遺症について詳しく解説します。 鎖骨骨折の発生が考えられる原因 鎖骨骨折が発生する主な原因は、肩に強い衝撃が加わったシーンが考えられます。 高齢者だけでなく、若年層も鎖骨骨折になる可能性は十分にあり得ます。 スポーツをしている最中に相手と直接ぶつかった 歩行や自転車走行中などに転倒した 交通事故で肩に強い衝撃を与えた など 上記のように、何かしら強い衝撃が加われば鎖骨骨折が起きる可能性もあり、外見でも判断できるほど見た目でわかる症状になるでしょう。 交通事故のような強い衝撃が加わった方は「ダッシュボード損傷」が起きている可能性もあります。 以下の記事でダッシュボード損傷の症状や治療法などを詳しくまとめているので、あわせてご覧ください。 鎖骨骨折は外見でわかる? 鎖骨骨折は見た目でわかるとは限らないため、レントゲン撮影が必須です。 鎖骨部分の皮膚が盛り上がるほどの症状であれば、外見からも判断がつきやすいでしょう。 鎖骨骨折か捻挫か、もしくはそれ以外の症状なのかを瞬時に判断し、早期治療につなげるためレントゲン撮影を検討してください。 鎖骨骨折はすべての骨折のうち約10%を占める比較的頻度の多い骨折です。 交通事故やスポーツなどで腕を後ろにそらしたり、肩を下にしたりして転ぶと、地面についた衝撃が鎖骨に伝わって骨折してしまいます。 肩の動きが制限されて私生活に影響が出る恐れもあるので、外見でわかるほど見た目の違いが出る前にレントゲン撮影しておくのをおすすめします。 鎖骨骨折の見た目でわかる症状や特徴の違い 鎖骨骨折は、直接強い衝撃が加わって骨折する場合もあります。 体の表面にあり確認しやすい骨なので、外見にもわかりやすい症状がみられる骨折です。 どのような症状があるのか、具体的に紹介します。 皮膚が盛り上がる 鎖骨はS字にカーブした長細い骨で、筋肉など厚みのある組織に覆われていないため、骨折時の見た目でわかる可能性があります。 鎖骨は、中央1/3の部分で骨折するケースが大半です。 鎖骨の外側か内側かで、以下のような影響の違いがあります。 鎖骨の外側 腕自体の重さや何か荷物を抱えた際の影響で下にズレる 鎖骨の内側 首の筋肉によって上にズレやすい 骨折により骨がずれてしまうと、鎖骨の内側部分が飛び出し、皮膚が盛り上がったような見た目になるのが特徴です。 鎖骨が浮き上がらないように支えている烏口鎖骨靭帯(うこうさこつじんたい)が損傷した場合も鎖骨をおさえる機能が低下して、鎖骨が浮き上がりやすくなります。 骨がずれて重なってしまうと、折れた方の肩幅が狭くなったように見える場合もあります。 腫れやアザができる 鎖骨の骨折に限らず、骨折による炎症症状で患部が腫れたり熱をもったりした結果、見た目でわかる症状にもなります。 骨折による出血が起きている可能性もあるため、アザがみられるケースもあります。 鎖骨骨折は多くの場合で、強い衝撃による内出血から腫れとアザが起きるので、見た目でわかる骨折の症状がみられるでしょう。 鎖骨や肩の痛み 鎖骨の骨折をすると肩を動かす場合に鎖骨に負担がかかり、痛みが生じるケースがあります。 鎖骨は胸の中央にある骨(胸骨)や肩甲骨と合わせて関節を作っています。 肩甲骨は腕を上げたりおろしたりなど運動に関わり、肩甲骨と鎖骨でできる関節(肩鎖関節:けんさかんせつ)も、腕の運動に重要な役割があります。 「捻挫だろうからそのうち治るだろう」と考えず、早めに受診するのがおすすめです。 肩の動きが制限される 鎖骨は肩の動きと関係するため、鎖骨を骨折すると腕を上げにくかったり広げにくかったりなどの制限がみられます。 肩の動きが制限されると、日常生活はもちろん、仕事やスポーツなどにも影響してしまいます。 肩の動きが制限されたり痛みを感じたりした際、肩凝りを勘違いして鎖骨骨折を悪化させる動きが伴う恐れもあるので要注意です。 以下の記事では、スポーツをしている方がよく発症する「肩関節唇損傷」について解説しています。 競技復活までのリハビリテーションもまとめたので、あわせてご覧ください。 血流障害や手の痺れがある 鎖骨骨折が起きると血の流れが悪くなる血行障害や神経損傷による手の痺れや痛みなどがみられます。 鎖骨は首の近くにある血管や神経を守る役割も担っているからです。 事故などで鎖骨に強い衝撃が加わった際、周辺にある血管や神経も一緒に損傷される場合があります。 鎖骨部分の痛み以外に、普段感じない痺れなどの症状がみられた際は、すぐに受診するのをおすすめします。 鎖骨骨折の治療法 治療は手術をしない保存療法が基本ですが、骨が大きくずれてしまっている場合は手術を選択する場合もあります。 それぞれの治療方法について解説します。 そもそもどれくらいで良くなるの? 鎖骨骨折の症状や程度にもよりますが、約8〜12週(2〜3カ月)で良くなるケースが大半です。 スポーツをしている方はとくに、肩関節の可動域にも影響します。 適切なリハビリテーションを実施し、早期回復のためにも患部の症状を早めに見極めるのがおすすめです。 レントゲン撮影がおすすめの診断方法になるので、鎖骨骨折の疑いがある方は早めに受診しましょう。 手術しない保存療法 鎖骨骨折の治療法として第一に選択されるのが、三角巾や鎖骨バンド(クラビクルバンド)と呼ばれる装具をつけて、骨折部が動かないように固定する治療です。 胸を張り、両肩を強く後ろに引いた状態で固定する治療法で、鎖骨の変形を矯正して、骨を正しい位置でくっつけます。 ただし、以下の点には注意しながら私生活を過ごしてください。 入浴時以外はバンドをつける 入浴時は骨折している方の手で体を支えない 90°以上の高さに腕を上げない 固定の期間は4〜6週間が目安ですが、年齢が若いほど骨がくっつくのが早いため、固定期間が短くなりやすくなっています。 固定により腕を上げる制限がみられた場合は、リハビリで改善を図る場合があります。 詳しくは以下の記事で鎖骨骨折時の過ごし方を紹介しているので、あわせてご覧ください。 骨のずれがひどい場合は手術療法 骨のずれが大きかったり砕けていたりするような骨折の場合は、手術が選択されます。 仕事の都合でできるだけ早く社会復帰を希望して、手術を選びたい方もいるでしょう。 手術療法だと、手術した後すぐにリハビリで腕を動かせるので、動作が改善しやすいメリットがあります。 手術は針金のようなワイヤーを鎖骨に通したり、プレートで支えたりして体の内側から鎖骨を固定します。 入院期間は手術の方法により異なり、必要に応じてリハビリを行います。 鎖骨骨折した際、手術後の過ごし方は以下の記事で詳しく解説しているので、あわせてご覧ください。 鎖骨骨折の後遺症 骨折した部分のずれがひどいと、元の位置に戻そうとしても十分な位置に戻らない可能性があります。 ずれたまま変形して骨がくっつく「変形治癒」と呼ばれる後遺症の恐れがあるため、注意が必要です。 鎖骨の外側は平らな形をしており、折れた場合にくっつきにくい特徴があります。 くっつかずにそのままにしておくと、別々の骨に分離した状態になり、まるで関節ができたようになる「偽関節」が起きてしまうでしょう。 後遺症があると、痛みが出たり、肩の動きが制限されたりします。 後遺症ができるだけ残らないように、状態に応じた適切な治療の選択が重要です。 まとめ・鎖骨骨折の痛みは強くなりやすいため適切な治療を! 鎖骨骨折は、外見の特徴もあり痛みも強くなりやすいため、症状がわかりやすい骨折です。 外傷によって起こり、症状や治療法、後遺症について理解して治療を進めましょう。後遺症を最小限に抑えるためには専門医の指導に従って適切な治療を行うのが必要なので、できるだけ早めに整形外科を受診しましょう。 治療をせず放置すると、変形治癒や偽関節などの後遺症が生じる危険性があります。 早めの受診で、適切な診断や正しい治療を受けて、後遺症を防ぐようにしましょう。
2022.12.02







