トピックスtopics
  • HOME
  • トピックス
  • 変形性股関節症になったら農業はやめないといけないの?

変形性股関節症になったら農業はやめないといけないの?

農業をやっていて、不安定な姿勢で長時間作業を繰り返していくうちに変形性股関節症になってしまい、痛みがつらいという人もいるかもしれません。変形性股関節症は、関節の痛みと機能障害が起こりますが、進行すると持続痛へとつながるおそれもあります。

そのため、「変形性股関節症になってしまったらもう農業をやめなければならないのでは?」などと、不安に感じる人もいるでしょう。今回は、変形性股関節症になったら農業をやめないといけないのか、また、予防と治療方法などについて解説します。

変形性股関節症になったら農業はやめるべき?

結論から言いますと、もし変形性股関節症になってしまった場合でも、「農業をやめるべきである」とは一概に言いきれません。ただし、変形性股関節症になった状態で通常どおりに農業をおこなうというのは危険です。

また、痛みの緩和や症状の進行を抑えていく必要もあります。

変形性関節症になっても農業を続けるには?

農業

変形性関節症になったとしても農業を続けたい場合は、痛みのコントロールや症状の進行を抑えるための治療をおこなうことが大切です。

股関節に負担がかからないように生活する

股関節に負担がかかることにより痛みが生じ、症状が進行します。股関節には、農業以外に、日常生活の中でも無意識のうちに大きな負担がかかっています。

例えば、歩くだけでも負担がかかりますし、トイレが和式、いつも履いている靴の質が悪いなどということが股関節への大きな負担になります。

そのため、なるべく股関節に負担がかからないよう生活スタイルを変える、弾力のある靴に履き替えるなど、身近なところから股関節への負担を軽減するように変えていくことが必要です。

変形性股関節症の治療法を検討する

変形性股関節症にはいくつか治療法が存在します。変形性股関節症の場合、股関節に負担のかからないエクササイズや水中運動などの運動療法は有効で、股関節周辺の筋力をつけていくことで、痛みを緩和させる効果が期待できます。そのほかには、薬物による治療方法や、人工関節による手術療法などがあります。

長期的かつ健康的な視野で見れば、軽度の変形性股関節症には運動による治療も可能ですが、日常に支障をきたすレベルで関節が痛むなどの場合は、薬物や手術などによる治療を検討したほうが良いでしょう。

主治医に相談をする

変形性股関節症では、進行の程度や症状によって治療法が異なります。股関節に違和感がある、痛みがあるという場合は、まずは、専門の医療機関を受診し、診断をしてもらいましょう。

そのうえで、今まで通りに農業をおこなっても良いのか、股関節への負担を軽くするために、農業のやり方を変えていくほうがいいのかなどについて主治医に相談してみてください。

農業をしていると変形性股関節症になりやすいの?

農業をしていると変形性股関節症になりやすいという声もありますが、実際のところはどうなのか気になる人は多いと思います。

結論から述べますと、一概に農業をしていると必ず変形性股関節症になるというわけではありません。しかし、農業と変形性股関節症にはいくつかの関係性があります。

農業は変形性股関節症の原因となる姿勢や動作が多い

農業は長時間の立ち仕事であることはもちろんのこと、重たいものを運ぶ、不安定な体勢で作業をするなど、変形性股関節症の原因となる動作が多いです。

変形性股関節症は、股関節への過度な負荷によって引き起こされるため、そういう意味でも農業は多かれ少なかれ変形性股関節症のリスクがあると言えるでしょう。

農業でかかる関節への負担は股関節だけではない

農業は、不安定な姿勢が多いため股関節に負担がかかると言われますが、そのほかの関節にも負担がかかり、膝や腰を痛める人もいます。また、股関節に痛みが生じ、その痛みをかばいながら作業をすると、今度は腰や膝などほかの関節の痛みも併発する可能性もあります。

つまり農業は、股関節だけでなく全身の関節との付き合い方がとても大切になってくる職業であると言えます。

農業で変形性股関節症を予防する方法&悪化させないための方法

農業

農業だけが変形性股関節症になるリスクがあるというわけではありません。しかし、農業には変形性股関節症になるリスクが大きいということは間違いありません。そのため、農業で変形性股関節症にならないようにする、悪化させないようにするための予防が必要です。

椅子に座って農業をする

長時間の立ち仕事による農業は股関節に負担をかけるため、変形性股関節症になるリスクがあります。ですから、立ち仕事の時間を減らせるように工夫しましょう。最近は、座ったまま移動ができるキャスター付の農業作業椅子などが広く出回っています。そういったアイテムの使用もおススメです。

休憩をこまめにとる

農業で変形性股関節症にならないように、こまめに休憩をとるようにしましょう。

一般のサラリーマンに比べ、農業は明確な就業時間や休憩時間が決まっていないことが多いと思います。そのため、農業を営む人の中には、休憩を取らずに働く人もいるようです。

しかし、休憩を取らずに、働き続けることは良くありません。どうしても休憩が取りづらい状況であるならば、立ち仕事を減らすなど、少しでも関節への負担をかけない工夫をしましょう。

疲労がたまったらストレッチをする

農業をしていて股関節が痛くなることがあれば、疲労がたまっている証拠です。もしも痛みを感じたら、少し休み、股関節周辺のストレッチをしましょう。

また、お風呂上がりや寝る前などにも、太ももの筋肉やお尻の後ろにある大殿筋などをほぐすようにストレッチするのも効果的です。農業による筋肉の疲労を放置せず、日々しっかりとストレッチをすることで、変形性股関節症の予防につながります。

変形性股関節症でも農業を続けたい!関節の痛みの緩和方法とは

変形性股関節症になった状態で農業を続けることは大変です。しかし、医師の判断にもよりますし、個人差もありますが、痛みのコントロールをすることができれば、ある程度は農業を続けることが可能でしょう。

変形性股関節症の痛みの緩和方法を紹介します。

関節を温める

関節を温めることによって痛みを緩和できます。ホットタオルや使い捨てカイロなどで関節を温めましょう。股関節を温めることで血行が良くなり、体の修復機能が向上するので、痛みの緩和が期待できます。

半身浴をする

関節を温め、血行を良くするという観点から、半身浴もおススメです。お湯の温度を38度から40度ぐらいに設定して半身浴をしてみてください。ホットタオルなどで部分的に温めるよりも、半身浴は股関節全体を温めて、より血行を良くする効果が期待できます。

また半身浴は変形性股関節症の痛みをやわらげるだけでなく、血行が良くなることで体の新陳代謝機能が上がるため、健康そのものにも効果的です。毎日の疲れをとるためにも、ゆっくり半身浴をするという習慣を取り入れてみるのも良いでしょう。

農業を続けたい!変形性股関節症には再生医療という治療方法もある!

注射

変形性股関節症になり、痛みが生じるようになると、農業を続けるのが大変になってしまう人が多くいます。それでも農業を続けたい!という場合は、短い治療期間で済み、副作用のリスクも少ない最先端の治療法「再生医療」という選択肢もあります。

再生医療で痛みの改善が可能になれば、生活の質が上がりますし、人工関節を入れるなど外科的な手術も不要になる可能性が高まります。変形性股関節症の痛みで悩んでいるのであれば、検討してみる価値のある治療法です。

まとめ

農業をしていると必ず変形性股関節症になるというわけではありません。しかし、ほかの仕事に比べて股関節への負担がかかりやすい農業は、変形性股関節症のリスクがあるのは確かです。

現在農業に携わっていて、変形性股関節症に悩まされている人や、痛みが強くなったら農業ができなくなるのではないかと不安に感じている人は、今回ご紹介した予防や痛みを緩和する方法を試してみてください。

また、変形性股関節症は治療が必要です。早めに専門医に相談し、適切な治療を受けましょう。変形性股関節症と正しく向き合い、毎日元気に農業を続けていきたいですね。

 

No.0010

監修:院長 坂本貞範

関節の痛みは手術しないで
再生医療で治す時代です。

注射が効かなくなった、手術しかないと言われた、こんなお悩みの方はお問い合わせください。

トップ