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変形性股関節症でやってはいけない禁忌肢位とは

変形性股関節症でやってはいけない禁忌肢位について

変形性股関節症には、やってはいけない姿勢、いわゆる「禁忌(きんき)肢位」というものが存在します。

やってはいけない、してはいけない!禁忌肢位を知らずに、日常的にその動作や姿勢を繰り返すと股関節に大きな負担がかかり変形性股関節症の症状を悪化させる恐れがあります。

そこで今回、変形性股関節症の人が気を付けたい、「やってはいけない禁忌肢位」について解説します。

変形性股関節症でやってはいけないストレッチ

変形性股関節症でやってはいけない禁忌肢位とは具体的にどのようなものがあるのか順に解説していきましょう。

ポイントは、日常生活全般において股関節まわりを動かすような動作や姿勢を控えるようにすることが基本になります。

股関節を内側にひねる姿勢

  • 変形性股関節症では、股関節を曲げて膝を内側に入れる動作は、やってはいけない禁忌肢位になります。また日常生活でやりがちな「正座」や「あぐら」なども股関節に負担がかかり症状が悪化する恐れがあります。
  • 変形性股関節症の人は地べたに座るのではなく、椅子に座った方が良いでしょう。同様に寝る姿勢も布団からベッドやマットレスに変えて起き上がる場合の負担を減らしましょう。生活が和風なら洋風に変える意識です。
  • 変形性股関節症を悪化させないようにするためにも、このような姿勢をとらないように気をつけましょう。

しゃがむ姿勢

  • 低い椅子で立ち座りの繰り返しや、和式トイレなどでしゃがむ動作、ズボン、靴下などの着替えなども股関節に負担がかかってしまいます。そのため、基本的にしゃがむという動作や姿勢などは禁忌肢位になります。
  • 椅子は高いものを使う、和式トイレは洋式トイレにするなど、生活スタイルで変えることができるところは意識して変えていき、しゃがむ姿勢は禁忌肢位だと、認識して生活するようにしましょう。

無理な姿勢やストレッチ

  • ストレッチや、軽いウォーキングなどの運動は、正しくおこなうことで股関節のまわりの筋肉にしなやかさと張りができ、変形性股関節症の痛みの緩和に効果を期待できます。
  • ただし、無理な姿勢でのストレッチは禁忌肢位になるので、控えなければなりません。また強いストレッチも避けましょう。行う場合は、姿勢に気を付けながら一気に行うのではなく、徐々にジワーッと負荷をかけるような軽めのストレッチを毎日、継続するよう心がけましょう。
  • ストレッチでも例えば、開脚前屈など股関節を広げるような姿勢でのストレッチも疼痛が増強するおそれがあるため、変形性股関節症の禁忌肢位になります。
  • ただし、水中ウォーキングや固定式自転車での運動など、股関節の負担の少ない運動は脚の筋肉を鍛えることに有効です。
  • 無理のない運動、無理のないストレッチを心がけてお取組みください。

 

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変形性股関節症の人がやってはいけない禁忌肢位を続けると、どうなる?

初めは症状の軽い変形性股関節症の症状であっても、禁忌肢位をとり続けると股関節などの痛みがどんどん悪化し、日常生活に支障をきたすようになってしまいます。

そのため、変形性股関節症における禁忌肢位というものを知ることは、とても大切なことになります。禁忌肢位を意識することで痛みを出さない、症状を悪化させないことになるからです。

変形性股関節症の人が禁忌肢位をとり続けると、どのようなことが起こるのか、もう少し詳しく、具体的な例をご紹介しましょう。

無理なストレッチは禁物

疼痛が増強する

変形性股関節症の人がしゃがんだり、股関節を内側にねじったり、禁忌肢位を日常的に繰り返すと、脚の骨と骨盤の間にある軟骨がすり減り、症状が悪化し、結果として疼痛が増強してしまいます。

疼痛とは、皮膚や粘膜、内臓の自由神経が刺激されて発生する痛みのことです。

焼けるような感覚、強いしびれなど、人によって感じ方や痛みの程度は異なりますが、禁忌肢位をとり続けることにより変形性股関節症の症状の進行が加速し、痛みもひどくなっていきます。

日常生活を送るのが困難になる

変形性股関節症の人が無理な運動や、禁忌肢位をとり続けていると、症状が進行し、これまでなら、そつなくこなしてきた動作ができなくなる可能性があります。

また禁忌肢位を続けることは、亜脱臼や疼痛を引き起こす原因となり、簡単な外出はもちろん、日常的な家事や着替え、掃除、入浴などの動きで痛みが発生するようになり、最終的に何をするにしても人の介添えが必要となる恐れがあります。

歩行そのものが困難になる

変形性股関節症は、運動療法で筋肉を鍛えるなど改善に向けたリハビリもおこないます。しかし、禁忌肢位を繰り返すと症状が悪化し、歩くことができなくなる可能性があります。そうなると努力して運動したことも無駄になりかねないので注意が必要です。

このように禁忌肢位をとることによって症状が悪化すると「生活の質」が著しく悪くなってしまいかねません。つまりは、少しでも症状の進行を食い止めるための努力が必要になるということです。

変形性股関節症の禁忌肢位をとらないように工夫しよう

ご注意ください!日常生活の中で、少しでも股関節に違和感を感じたり、疼痛を感じた場合は、体勢を変更し、股関節に負担のかからない姿勢や行動を心がけるようにしてください。

また、変形性股関節症の禁忌肢位は、股関節を内側に「ひねる・しゃがみこむ」といった動作を避けてください。日常生活では良くない姿勢を無意識にやってしまうことが多く、実のところ絶対に禁忌肢位をとらずに生活をするというのは難しいと思います。

とはいえ、諦めては意味がありません。禁忌肢位を繰り返すと変形性股関節症がどんどん進行してしまう可能性があるので、できる限り禁忌肢位をとらない工夫をが必要です。

そのためには、やってはいけない姿勢!してはいけない姿勢!このように姿勢に対する知識と意識が大切です。

禁忌肢位とは何か?を理解したうえで、それを意識して生活するしかありません。この意識するというだけでも症状を悪化させることを防ぐ力があるといえます。

先にも記しましたが「意識するとは」、普段、あぐらや正座をしているなら、椅子やテーブルを用意し、地べたに座らないよう生活様式そのものを変える。同じように布団に寝ているならベッドに変え、トイレは洋式にするといったことを意識的に行ってください。

加えて取り組んでいただきたいこと

それは家族にも、家族にこそ、理解をしてもらうことの必要性です。変形性股関節症の人が自分一人で今までの生活スタイル、様式を変えるということは難しい。「家族の理解や協力が無ければ成し遂げられません。」

禁忌肢位という一般的になじみのない言葉を含め、これらのことを家族の人に知ってもらう、意識してもらう努力を怠らないでください。そして、積極的にサポートをお願いしてみてください。

家族にも、変形性股関節症における禁忌肢位について十分に知ってもらい、理解してもらえれば、あなた一人の意識だけではなく、家族みんなで意識してもらえれば「しってはいけないよ」、「やってはいけないよ」と禁忌肢位を二重三重に防ぐことが可能になります。

 

 

変形性股関節症には再生医療という新たな治療方法もある!

変形性股関節症は、禁忌肢位に気を付けて生活を送ること、運動療法を適切におこなうことなどで進行を抑えることが可能であることは理解いただけましたでしょうか。そのための意識の持ち方や家族の理解、生活様式の変更などの取組がありました。

薬物療法でも痛みを抑えることも可能です。しかし、変形性股関節症は進行する病気なので、色々頑張ったけど徐々に痛みが強くなるなど症状が悪化し、いよいよ歩くことが難しくなるといった可能性がある病気です。

そこで、ご紹介しておきたいの最新の治療法があります。

それが「再生医療」というものです。医療でも最新分野であるため、まだまだ馴染みや知識そのものが乏しい場合もあるはずです。医療にかかわる医師であっても、良く知らない、分からないと言われる方もいるはずです。

医者へ相談

変形性股関節症における再生医療のメリット

変形性股関節症の再生医療は、自身の細胞を活用して軟骨の損傷を回復させる!という最新の治療方法です。これによって症状の進行を食い止める効果が期待することが可能になります。

メリットとしては、最終的な「手術を避けることができる」こと。そして、「副作用がほとんどない」ため、「体への負担が非常に少ない」ことがあります。

この最新の医療方法ができたことで症状が進行しても人工関節などの大掛かりな手術を避けられる可能性が高くなっただけでなく、これまで長期的な入院が必要であったことが、その必要さえも無くしました。日帰りで治療できてしまう、これまでと真逆な方法です。

変形性股関節症における再生医療はどんな人におすすめ?

変形性股関節症における再生医療は、人工関節による手術に抵抗のある人や、保存療法、運動療法や薬物療法であまり効果を感じられない、感じられなくなってきた人にオススメします。

そのため仕事や家庭の都合で手術をする時間がないという人にもおすすめだと言えます。

変形性股関節症の再生医療は高齢者でも安全?

変形性股関節症の再生医療は、体への負担が少ないことが特徴です。そのため、高齢者でも安心して治療を受けることができる点もメリットです。

この治療法はアレルギーなどの副作用も少なく、安全性が高いことも特徴です。手術のリスクを避けて治療できるため、高齢者でも安心して受けることできる新しい手法です。

再生医療に興味を持たれた人は、詳細をチェックされることをお勧めします。

まとめ・変形性股関節症でやってはいけない禁忌肢位について

変形性股関節症には、「やってはいけない禁忌肢位」というものがあります。症状の進行を抑えるためにも自分はもとより、家族にも協力を依頼し、禁忌肢位を知り、日常生活で意識して、そのような動作や姿勢をしないように注意、工夫してまいりましょう。

また信頼できる医師のもとで適切な治療を受けてください。治療としては、運動療法や薬物療法に加えて最新の再生医療という選択肢もあることをお知らせいたしました。

 

No.0003

監修:院長 坂本貞範

再生医療で変形性股関節症を治療するための詳しい説明をしています。クリックしてご覧になれます。

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