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変形性股関節症でしてはいけない禁忌肢位とは

変形性股関節症には、とってはいけない姿勢、いわゆる禁忌肢位というものが存在します。

禁忌肢位を知らずに、日常的にその動作や姿勢を繰り返すと股関節などに大きな負担がかかり変形性股関節症が悪化する恐れがあります。

そこで今回は、変形性股関節症の人が気をつけなければいけない禁忌肢位について解説します。

変形性股関節症でしてはいけない禁忌肢位とは

ストレッチ

変形性股関節症でしてはいけない禁忌肢位とは具体的にどのようなものがあるのか、順に解説していきます。

基本的に、日常生活全般において股関節まわりを動かすような動作や姿勢を控えるようにすることがポイントです。

股関節を内側にひねる姿勢

変形性股関節症では、股関節を曲げて膝を内側に入れる動作は禁忌肢位になります。

また日常生活でやりがちな「正座」や「あぐら」なども股関節に負担がかかるため、変形性股関節症の人は控えたほうが良い姿勢です。

変形性股関節症を悪化させないようにするためにも、このような姿勢をとらないように気をつけましょう。

しゃがむ姿勢

低い椅子で立ち座りの繰り返しや和式トイレなどでしゃがむ動作、ズボン、靴下などの着替えなどは股関節に負担がかかってしまいます。そのため、基本的にしゃがむという動作や姿勢などは禁忌肢位になります。

椅子は高いものを使う、和式トイレは洋式トイレにするなど、生活スタイルで変えられるところは変えていき、しゃがむ姿勢は禁忌肢位として認識し、生活するようにしましょう。

無理な姿勢のストレッチ

ストレッチや軽いウォーキングなどの運動は、正しくおこなうことで股関節のまわりの筋肉がつき、変形性股関節症の痛みの緩和に効果が期待できますが、無理な姿勢でストレッチをすることは禁忌肢位になるので、控えなければなりません。

例えば、開脚前屈など股関節を広げるような姿勢でのストレッチは、疼痛が増強するおそれがあるため、変形性股関節症の禁忌肢位になります。

ただし、水中ウォーキングや固定式自転車での運動など、股関節の負担の少ない運動は脚の筋肉を鍛えることに有効です。

無理のない範囲で、運動やストレッチをするようにしましょう。

変形性股関節症の人が禁忌肢位をとり続けるとどうなるの?

歩行

初めは症状の軽い変形性股関節症であっても、禁忌肢位をとり続けると股関節などの痛みが悪化し、日常生活に支障をきたすようになってしまいます。

そのため、変形性股関節症における禁忌肢位を知ることは、とても大切なことですし、禁忌肢位をとらないように意識することはとても重要です。

変形性股関節症の人が禁忌肢位をとり続けると、どのようなことが起こるのか、もう少し詳しく、具体的な例を紹介します。

疼痛が増強する

変形性股関節症の人がしゃがんだり股関節を内側にねじったりの禁忌肢位を日常的に繰り返すと、脚の骨と骨盤の間にある軟骨がすり減り、疼痛が増強してしまいます。

疼痛は皮膚や粘膜、内臓の自由神経が刺激されて発生する痛みのことです。

焼けるような感覚、強いしびれなど、人によって感じ方や痛みの程度は異なりますが、禁忌肢位をとり続けることにより変形性股関節症の症状の進行が加速してしまいます。

日常生活を送るのが困難になる

変形性股関節症の人が禁忌肢位をとり続けていると、症状が進行し、これまでそつなくこなしてきた動作などができなくなる可能性があります。

また禁忌肢位を続けることは亜脱臼や疼痛を引き起こす原因となり、日常的におこなっていた家事や着替え、入浴などが困難になってしまうおそれがあるのです。

歩行そのものが困難になる

変形性股関節症は、運動療法で筋肉を鍛えるなど改善に向けたリハビリもおこないます。しかし、禁忌肢位を繰り返すと症状が悪化し、歩くことができなくなる可能性があります。

このように、禁忌肢位をとることによって症状が悪化してしまうと、生活の質が著しく悪くなってしまいます。ですから、少しでも症状の進行を食い止めるようにしなければなりません。

変形性股関節症の禁忌肢位をとらないように工夫しよう

悪い姿勢

日常生活を送っていて、少しでも股関節に違和感や疼痛があった場合は、体勢を変更し、股関節に負担のかからない姿勢や行動を心がけるようにしましょう。

また、変形性股関節症の禁忌肢位は、股関節を内側にひねる・しゃがみこむ動作など、日常的に発生する姿勢が多く、絶対に禁忌肢位をとらずに生活をするというのは難しいと思います。

しかし、禁忌肢位を繰り返すと変形性股関節症がどんどん進行してしまう可能性があるので、できる限り禁忌肢位をとらないように工夫をしてみてください。

具体的には、あぐらや正座をしなくてもいいように椅子に座る、布団に寝ているならベッドに変える、トイレは洋式にするなど、家の中を和式から様式にすると良いでしょう。

しかし、変形性股関節症の人が一人で今までの生活スタイルを変えるのは難しいので、家族のサポートが必要です。家族も、変形性股関節症における禁忌肢位について十分に理解するようにしてください。

変形性股関節症には再生医療という治療方法もある!検討してみては?

注射

変形性股関節症は、禁忌肢位に気を付けて生活を送ること、運動療法を適切におこなうことなどで進行を抑えることはできますし、薬物療法で痛みを抑えることもできます。

しかし、変形性股関節症は進行する病気なので、徐々に痛みが強くなってしまう、歩くことが難しくなるといった可能性があります。

そこで紹介したいのが「再生医療」です。

変形性股関節症における再生医療のメリット

変形性股関節症は、自身の細胞を活用することで軟骨の損傷を回復させ、症状の進行を食い止める効果が期待できるというものです。

メリットとしては、副作用がほとんどなく、体への負担が少ないことに加えて、人工関節を取り入れる大掛かりな手術ではなく、基本的に入院の必要がないこと、安心して受けられるということなどが挙げられます。

変形性股関節症における再生医療はどんな人におすすめ?

変形性股関節症における再生医療は、人工関節による手術に抵抗のある人や、おこなっている運動療法や薬物療法ではあまり効果を感じられないという人におすすめです。

また、再生医療は人工関節を取り入れる手術のように大掛かりな術式ではないため、長期的な時間を費やすことはありません。仕事などが忙しくて手術をする時間がないという人にもおすすめだと言えます。

変形性股関節症の再生医療は高齢者でも安全?

変形性股関節症の再生医療は、体への負担が少ないことが特徴なので、高齢者でも安心して施術を受けることができると言えるでしょう。

アレルギーなどの副作用も少なく、安全性が高いというのが再生医療の特徴で、手術を受けることができない人にも、施術できることが多いです。

再生医療に興味を持たれた人は、ぜひ詳細をチェックしてみてください。

まとめ

変形性股関節症には、禁忌肢位があります。症状の進行を抑えるためにも変形性股関節症の禁忌肢位を知り、日常生活でそのような動作や姿勢をしないように工夫しましょう。

そして、信頼できる医師のもとで適切な治療を受けてください。治療としては、運動療法や薬物療法だけでなく、再生医療という選択肢もあります。

もし、より効果的な変形性股関節症の改善効果を期待するのであれば、再生医療についても検討してみてはいかがでしょうか。

 

No.0003

監修:院長 坂本貞範

関節の痛みは手術しないで
再生医療で治す時代です。

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