トピックスtopics
  • HOME
  • トピックス
  • 変形性膝関節症の高齢者はサポーターをしたほうがいい?

変形性膝関節症の高齢者はサポーターをしたほうがいい?

膝が悪い人がサポーターをしている姿を見たことがある人はたくさんいると思います。そして、変形性膝関節症に悩まされている高齢者のなかには「自分もサポーターをつけたら少しは楽になるかな?」「変形性膝関節症と言われたからサポーターをつけがほうがいいのかな?」などと考える人もいるのではないでしょうか。

今回は、変形性膝関節症の高齢者にサポーターはおすすめかどうかについて、また、サポーターのメリットや使用時に注意すべきことについて紹介します。

変形性膝関節症の高齢者はサポーターをするべき?

膝の痛み

結論から述べると、変形性膝関節症の高齢者はサポーターをしたほうが良いと言えます。

変形性膝関節症の高齢者にはサポーターがおすすめ

変形性膝関節症の高齢者に、膝サポーターはおすすめのアイテムです。変形性膝関節症になると、軟骨の擦り減りによって膝が不安定になったり、痛みが生じたりして歩行が困難になります。

しかし、サポーターで膝を固定することで、膝が安定し痛みを和らげることができるので、歩行しやすくなります。また、サポーターによって膝が温められ、冷えによる痛みを和らげることもできます。

このように、変形性膝関節症においてサポーターの使用はとても有効です。ただし、使い方には注意点があります。

変形性膝関節症の高齢者がサポーターをつけるときの注意点

変形性膝関節症の場合、高齢者に限ったことではありませんが、サポーターで膝を安定させることで、ずいぶん歩行がしやすくなる!という人はたくさんいます。

しかし、良い効果を得るためにも、正しい使い方をしなければなりません。

自己判断でサポーターを使用しない

基本的に、変形性膝関節症の高齢者にサポーターはおすすめです。しかし、炎症の箇所や症状の度合いによってはサポーターを使用することで、余計に痛みが生じてしまうこともあります。

また、慢性皮膚炎の人や、膝の周辺に傷や湿疹がある人などが使用すると、皮膚の症状が悪化する可能性がありますし、化学繊維にアレルギーがある人はサポーターでアレルギー症状が出る可能性もあるので気をつけましょう。

「膝のサポーターを使用してみようかな」と考えている人は、まず主治医に相談してから使用してくださいね。

変形性膝関節症の高齢者がサポーターをつけるメリットとは

膝の写真

変形性膝関節症の高齢者がサポーターをつけることにはたくさんのメリットがあります。

こちらもご参照ください。

歩行がしやすくなる

変形性膝関節症の人は、膝を動かしたときの痛みなどによって歩くのが困難になってしまいます。さらに高齢者の場合は膝を支える筋肉量も低下してしまっているため、余計に歩行が困難になるでしょう。

また、歩行が不安定な状態が続くと、歩くことに対して不安な気持ちになり、歩くことを躊躇するようになる人も少なくありません。

そこで、サポーターを使用することをおすすめします。サポーターで膝を固定すると、膝の安定感が増して歩行も安定するようになりますし、膝が固定されてぐらつかなくなることで歩行するときの安心感を得ることもできます。

痛みを感じにくくなる

サポーターをつけることで痛みを感じにくくなるのも大きなメリットです。なぜサポーターをすると痛みを感じにくくなるかというと、サポーターをつけて膝を圧迫すると触圧覚が刺激されるからです。

触圧覚とは、何かに触れたときに感じるもので、痛みを感じたときに痛みを脳に伝達する痛覚よりも早く、何かに触れたことを脳へ伝達します。サポーターで圧をかけ、触圧覚を刺激していると痛覚の反応が鈍くなるため痛みを感じにくくなるのです。

膝の冷えを防止する

サポーターは膝を安定させたり、痛みを感じにくくしたりする効果だけでなく、冷えを防止する効果も期待できます。膝が冷えてしまうと血管が収縮して血液の流れが悪くなり、筋肉が硬くなってしまいます。

そして、膝の筋肉が硬くなったまま動かそうとすると、筋肉へ大きな負担がかかるため痛みを感じやすくなります。そのため、変形性膝関節症の高齢者が、寒い日の外出するときやエアコンが効いている部屋にいるときなどは、サポーターを冷え防止として使用することをおすすめします。

変形性膝関節症の悪循環をストップさせる

変形性膝関節症が進行すると膝の安定性が低下したり、痛みが生じたりするため、安静にしようと思ったり、動かすのが億劫になったりして、できるだけ動かないようにしようとする人が多いでしょう。

しかし、体を動かさないようにしていると軟骨の周囲を支えている筋力が低下します。すると、軟骨がさらに擦り減りやすくなるなど、悪循環を招きます。そして、変形性膝関節症になり、体を動かさなくなると悪循環に陥る高齢者が少なくありません。

ですから、悪循環がストップするようにサポーターを適切に使用しましょう。足を動かす機会が増えれば、軟骨の周囲を支える筋力が戻り、軟骨が保護されて、痛みにくくなります。変形性膝関節症の高齢者も、「年だから」と諦めずに、サポーターを使用して、無理のない運動をするようにしましょう。

変形性膝関節症の高齢者がサポーターを使用する際に気をつけることはある?

変形性膝関節症の高齢者がサポーターを使用することには多くのメリットがありますが、サポーターを有効的に使用するためには、注意すべきことがいくつかあります。

汗を拭いて使用する

歩行時にサポーターがずれると歩行しにくくなってしまいます。そうすると、膝や腰など、ほかの部位も痛みが出るという可能性があります。膝に汗をかいた状態でサポーターをつけると、サポーターがずれやすくなりますから、サポーターをつける前に汗を拭くようにしましょう。

正しく装着する

サポーターは正しく装着することで効果を発揮します。上下左右の方向や位置を間違って装着すると、サポーターの役割をじゅうぶんに果たすことができませんし、血行不良になることもあります。ですから、装着方法はきちんと確認してから使用しましょう。

安静時はサポーターを外す

サポーターを長時間使用していると、うっ血や圧迫痛を引き起こしてしまう可能性がありますので、使用するのは運動時や歩行時だけにして、安静時はサポーターを外すようにしてください。

まとめ

変形性膝関節症の高齢者にサポーターはおすすめかどうか、また、使用するときに注意点などはあるのかどうかについて紹介しました。サポーターは、変形性膝関節症の高齢者にとって有効なアイテムなので、医師の指示通りに正しく使用するようにしましょう。

 

No.0011

監修:院長 坂本貞範

関節の痛みは手術しないで
再生医療で治す時代です。

注射が効かなくなった、手術しかないと言われた、こんなお悩みの方はお問い合わせください。

トップ