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変形性膝関節症になったらサポーターをしたほうが良い理由と注意点

高齢者をはじめ、膝が悪い人が膝にサポーターをしている姿を見かけたことはありませんか?

変形性膝関節症に悩まされている高齢者のなかには「膝が痛いのでサポーターをつけたら楽になるかな?」「変形性膝関節症と言われたのでサポーターを着けたほうがいいのかな?」などと考える人もおられるのではないでしょうか。

今回は、「変形性膝関節症の高齢者がサポータをしたほうが良い理由について、また、サポーターをつけた場合のメリットや、デメリット、使用時に注意すべきことについてご紹介します。

 

変形性膝関節症になったらサポーターをするべき?

膝の痛み

 

まず結論から述べると、変形性膝関節症の高齢者は、「サポーターをしたほうが良い!」と言えます。

変形性膝関節症の高齢者にはサポーターがおすすめ

変形性膝関節症の場合、高齢者はもちろん、それ以外の方にとっても「サポーター」は、単なるグッズではなく、”おすすめ”のアイテムです。変形性膝関節症になると、軟骨の擦り減りによって膝が不安定になったり、痛みが生じたりして歩行が困難になります。

しかし、サポーターの効果としては、膝を固定することで、膝が安定し痛みを和らげることができるので、歩行しやすくなります。また、サポーターによって膝が温められ、冷えによる痛みを和らげることでも人気があります。

このように変形性膝関節症の方にとってサポーターの使用はオススメであり、とても有効です。ただし、使い方には注意点があります。

変形性膝関節症でサポーターをつけるときの注意点

変形性膝関節症の場合、高齢者に限ったことではありませんが、サポーターで膝を安定さることができれば「歩行がしやすくなった!」「膝の痛みが軽減された!」という効果を得ることができます。

しかし、良い効果を得るためには、正しい使い方をしなければなりません。

自己判断でサポーターを使用しない

基本的に変形性膝関節症の方にサポーターは、おすすめのアイテムです。しかし、炎症の箇所や症状の度合いによってはサポーターを使用することで、余計に痛みが生じてしまうこともあるので注意が必要です。

また、慢性皮膚炎の人や、膝の周辺に傷や湿疹がある人などが使用すると皮膚の症状が悪化する可能性があります。化学繊維にアレルギーがある人はサポーターでアレルギー症状が出る可能性もあるので気をつけましょう。

サポーターには、単なるグッズから医療用、対策できる部位やサイズが違ったり、保温性を加味したものや、メンズ・レディース・共用などの性別等、色々なタイプや、種類があります。現在ではネット通販などのランキングや口コミを参考に選ぶこともできますが、できれば医療用で膝をしっかりサポートしてくれるサイズが合ったものをお選びください。

このようにサポーターも多種多様にあるため、何のために、どんな対策でするのか目的を明確にして選びたいものです。「膝のサポーターを使用してみようかな」と考えているなら、まずは主治医にご相談されてアドバイスを受けたり、自分にあったものを推薦してもらえるとベストだと思います。

変形性膝関節症でサポーターをつけるメリットとは

膝の写真

 

歩行がしやすくなる

変形性膝関節症の人は、膝を動かしたときの痛みによって歩くのが困難になってしまいます。さらに高齢者の場合は、膝を支える筋肉量が低下してしまっているため、余計に歩行が辛く、困難になってしまう傾向があります。

このように歩行が不安定な状態が続くと、歩くことに対して不安な気持ちになり、歩くことを躊躇するようになる人も少なくありません。

そのためにもサポーターを使用されることを、おすすめします。

サポーターで膝を固定する効果があり、膝の安定感が増して歩行時のふらつきを予防し、安定します。膝が固定されてぐらつかなくなることで歩行するときの安心感を得ることができます。

痛みを感じにくくなる

サポーターをつけることで痛みを軽減させ、感じにくくなるのも大きなメリットです。なぜサポーターをすると痛みを感じにくくなるかというと、サポーターをつけて膝を圧迫すると触圧覚が刺激されるからです。

触圧覚とは、何かに触れたときに感じるもので痛みを感じたときに痛みを脳に伝達する痛覚よりも早く、何かに触れたことを脳へ伝達します。サポーターで圧をかけ、触圧覚を刺激していると痛覚の反応が鈍くなるため痛みを感じにくくなるのです。

膝の冷えを防止する

サポーターは膝を安定させたり、痛みを感じにくくしたりする効果だけでなく、冷えを予防する効果も期待できます。膝が冷えてしまうと血管が収縮して血液の流れが悪くなり、筋肉が硬くなってしまいます。

そして、膝の筋肉が硬くなったまま動かそうとすると筋肉への大きな負担がかかるため、痛みを感じやすくなります。そのため、変形性膝関節症の高齢者が寒い日に外出するときや、エアコンが効いている部屋にいるときなどは、サポーターをすることで冷えを防止することができます。

このように変形性膝関節症の高齢者を含め困っている方はサポーターをつけることでたくさんのメリットがあります。

こちらもご参照ください。

 

変形性膝関節症の悪循環をストップさせる

変形性膝関節症が進行すると膝の安定性が低下したり、痛みが生じたりするため、安静にしようと思ったり、動かすのが億劫になったりして、できるだけ動かないようにしようとする人が多いでしょう。

しかし、ご注意頂きたいのは体を動かさないでいると軟骨の周囲を支えている筋力が低下します。すると、軟骨がさらに擦り減りやすくなるなど、悪循環を招いてしまいます。

ですから悪循環をストップさせるためにサポーターを適切に使用しましょう。足を動かす機会が増えれば、軟骨の周囲を支える筋力が戻り、軟骨が保護されて、痛みにくくなります。特に高齢者の場合、「年だから・・・」と諦めずにサポーターを使用することで無理のない運動に努めましょう。サポーターで膝を補助してあげることで動くことをためらったり、諦めたりする必要を減らすことができる点、大きなメリットと言えるでしょう。

 

変形性膝関節症の高齢者がサポーターを使用する際に気をつけること?

変形性膝関節症の高齢者がサポーターを使用することには多くのメリットがありますが、サポーターを効果的に使用するには、注意すべきことがいくつかあります。

汗を拭いて使用する

歩行時にサポーターがずれると歩行しにくくなります。そのままでは、他の筋肉や部位に負担をかけることとなり、膝や腰などに痛みが出る可能性があります。このように膝に汗をかいた状態でサポーターをつけると、サポーターがずれやすくなり、膝を支えるという目的を果たせなくなります。サポーターをつける前には、汗を拭くようにしましょう。また汗をかいたら面倒でも、小まめに拭いてやり、快適な装着を心がけましょう。

正しく装着する

サポーターは正しく装着することで効果を発揮します。上下左右の方向や位置を間違って装着すると、サポーターの役割をじゅうぶんに果たすことができませんし、血行不良になることもあります。種類によっては上下や左右など分かりにくいものもあり、何か不自然、違うな・・・感じたら、最初から装着をやり直しましょう。おかしいと思いながら付け続けるのはお避け下さい。

安静時はサポーターを外す

サポーターを長時間使用していると、うっ血や圧迫痛を引き起こしてしまう可能性がありますので、使用するのは運動時や歩行時だけにして、安静時はサポーターを外すようにしてください。

まとめ

高齢者をはじめ多くの変形性膝関節症の方々にとってサポーターは”おすすめ”なのかどうか、また、使用する場合の注意点などについて記させていただきました。

サポーターを装着すれば、膝周りを支えて歩行時の安心感はもちろん、痛みを緩和してくれる有効なアイテムとしてご推薦できます。デメリットは無いのですが、注意点としては、ご自身の症状にあったサポーターをお選びいただく必要があり、装着方法に注意をはらっていただくことも大切です。医師へご相談された上、その指示に従い正しく使用することができればベストです。

 

No.0011

監修:院長 坂本貞範

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