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脳出血の退院後の生活は?後遺症リスクや寝てばかりにならない方法を医師が解説
脳出血の退院後は、後遺症の程度によって生活の変化が大きく異なります。手足の麻痺やしびれが残ると、歩行や身の回りの動作に介助が必要になる場合があります。
退院後にもう一つ意識したいのは、脳出血の再発予防です。再発すると後遺症が重くなり、日常生活への影響が広がる可能性があります。安定した生活を目指すには、血圧管理やリハビリ、生活習慣の見直しを継続することが重要です。
本記事では、退院後の生活で気を付けたい血圧管理やリハビリの続け方を解説します。退院後に抱えやすい不安を整理し、ご自身のペースで生活を整えるための道筋を確認しましょう。
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再生医療とは、患者さまご自身の細胞が持つ修復力を活用し、損傷した組織の修復環境を整えることを目指す治療法です。
脳出血の後遺症に対する再生医療では、患者さま自身の脂肪から採取した幹細胞を培養し、点滴によって体内へ投与します。
幹細胞には、損傷した脳神経や血管の修復をサポートする働きが期待されており、麻痺やしびれ、歩行障害などの後遺症に対する変化を目指します。
実査に脳出血発症から8年が経過した患者さまが、再生医療により顔の硬直や発声、歩行機能などに変化がみられた症例をご紹介しています。退院後も後遺症に悩まれている方は、ぜひ実際の治療経過をご覧ください。
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目次
脳出血の退院後の生活【後遺症が出て寝たきりになる可能性も】
脳出血の退院後は、病院での治療が終わっても、すぐに発症前と同じ生活へ戻れるとは限りません。自宅では起き上がり、移動、食事、入浴、服薬管理などを安全に続けられるよう、生活環境を整える必要があります。
- ベッドや布団から安全に起き上がれるか
- トイレや浴室まで転ばずに移動できるか
- 食事や水分をむせずに摂れるか
- 血圧測定や服薬を毎日続けられるか
- 日中に横になりすぎず、活動量を保てるか
手足の麻痺やしびれ、言語障害、嚥下障害、高次脳機能障害などが残ると、これらの動作が難しくなることがあります。後遺症が重い場合は介助量が増え、寝たきりに近い生活となることも少なくありません。ただし、回復の経過は人によって異なります。退院後の過ごし方や支援体制を工夫すれば、生活の幅を少しずつ広げられます。
退院後の生活で大切なのは、無理に一人で頑張ることではありません。家族や介護サービス、訪問リハビリなどを活用しながら、起きる・歩く・食べる・外出する機会を少しずつ増やしましょう。
日常生活の質(OL)を保つためには、寝てばかりの時間を減らし、できる動作を維持することが大切です。(文献1)
脳出血の退院後の生活【後遺症が出て寝たきりになる可能性も!?】
脳出血とは、脳内の血管が破れて出血が起こる病気で出血によって脳組織が損傷を受けたり、たまった血液が脳を圧迫したりすることで、以下のようにさまざまな後遺症が現れます。
- 手足の麻痺・しびれ
- 言葉が出にくくなる言語障害
- 歩行障害・バランス障害
- 認知機能の低下
- 嚥下障害(飲み込みにくさ)
脳出血の後遺症が重度の場合、身体機能や認知機能に大きな障害が残り、寝たきりの状態になってしまう可能性があります。
後遺症の影響をできるだけ軽減し、日常生活の質(QOL)を維持・向上させるためには、入院中だけでなく退院後も継続的なリハビリが重要です。
脳出血の後遺症に対してはリハビリが治療の中心となりますが、一定期間が経過すると回復が停滞し、「これ以上は改善しないかもしれない」と感じる方も少なくありません。
そのような場合、新たな治療の選択肢として再生医療があります。
再生医療とは、患者さまご自身の脂肪から採取した幹細胞を活用し、損傷した脳神経や血管の修復環境を整えることで、機能回復を目指す治療法です。
治療内容については、以下の動画でも詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
「リハビリ以外の選択肢を探している」「後遺症の改善に限界を感じている」という方は、当院(リペアセルクリニック)へお気軽にご相談ください。
以下の記事では、脳出血で後遺症なしになる確率について解説しているので、後遺症の有無が気になる方はあわせてご覧ください。
脳出血の退院後に見直したい「血圧管理」と「生活習慣」
脳出血の主な原因は、長年の高血圧や動脈硬化です。これらによって脳の細い血管がもろくなり、破れることで発症します。(文献1)
退院後も血圧が高い状態が続くと、再発リスクが高まる可能性があるため、退院後の再発予防では血圧管理を継続することが重要です。
慢性期の降圧目標の考え方
慢性期の血圧目標は、年齢や持病、脳出血後の状態によって変わります。一般的には、130/80mmHg未満が目安の一つです。(文献2)
年齢や持病によってより慎重な目標が設定される場合があるため、脳出血の既往がある方は、主治医の指示に従ってください。
なお、血圧は一日の中でも変動します。診察室では正常でも、自宅や特定の時間帯だけ高くなる「仮面高血圧」がみられることがあります。仮面高血圧は気づかれにくく、脳卒中リスクに関わる臓器障害が進みやすいとされています。(文献3)通院時だけでなく、自宅での血圧測定を習慣にしましょう。
家庭血圧測定の習慣化
自宅での血圧測定は、朝晩の決まった時間に続けることが基本です。必要に応じて、日中や夜間の血圧も確認します。
測定した数値は記録し、次の診察時に主治医へ伝えましょう。薬の量や飲むタイミングを調整する参考になります。降圧薬は自己判断で中断せず、指示された用法・用量を守ることが大切です。
生活習慣の見直し(食事・禁煙・節酒・ストレス管理)
血圧管理には、薬物療法だけでなく、日々の生活習慣の見直しも欠かせません。退院後は、次の4項目を中心に無理のない範囲で整えていきましょう。
| 項目 | 見直したい内容 |
|---|---|
| 食事 | 塩分の多い食事は血圧を上げやすいため、味付けを薄くする、外食で塩分控えめのメニューを選ぶなど、減塩を意識する。 |
| 禁煙 | 喫煙は血管を収縮させ、血圧を上げる要因になるため、禁煙外来やニコチンガム、ニコチンパッチの活用も選択肢。 |
| 節酒 | アルコールの摂りすぎは血圧上昇につながるため、飲酒量を控えめにし、休肝日を設ける。 |
| ストレス管理 | ストレスがたまると血圧が上がりやすいため、趣味の時間、生活リズムの調整、軽い運動などで気分転換する。 |
退院後の血圧管理や再発予防に不安がある方、リハビリを続けても後遺症の改善が停滞していると感じる方は、再生医療という選択肢についてお電話でご相談いただけます。お気軽に当院へお問い合わせください。
脳出血の退院後の生活に欠かせないリハビリとは
脳出血による筋力低下や後遺症の回復には、時期に合わせたリハビリが欠かせません。脳出血後の回復過程は、大きく次の3段階に分けられます。
- 急性期
- 回復期
- 維持期
それぞれの時期で目的が異なるため、現在の段階に合ったリハビリを継続することが大切です。
急性期|入院中のリハビリ
急性期は、脳出血の発症直後から2週間程度までの期間を指します。この時期は全身の状態がまだ不安定なため、容体が悪化しないよう慎重な経過観察が必要です。
同時にこの時期は、長時間の安静により筋肉や関節の機能が低下する「廃用症候群」を防ぐ必要があります。廃用症候群は床ずれ(褥瘡)や感染症のリスクを高めます。
廃用症候群を予防するには、手足の軽い運動や体位の交換が有効です。発症後3カ月ほどは、神経機能の回復が期待されやすい時期とされています。早期からリハビリを始めることで、脳機能や運動機能の改善につながる可能性があります。
回復期|退院後の生活を意識したリハビリ
回復期とは、急性期を過ぎたあとの約6カ月間を指します。この時期は、退院後の生活をイメージしながら訓練内容を組み立てます。
主なリハビリの種類は以下の3種類です。
- 運動機能のリハビリ
- 言語機能・嚥下機能のリハビリ
- 高次脳機能障害に対するリハビリ
それぞれ詳しく解説します。
運動機能のリハビリ
回復期に行われる運動機能の強化を目的としたリハビリを紹介します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 筋力強化 | 安静期間に低下した筋力の回復を目指す。自分の体重や軽い重りを使って鍛える。 |
| 持久力強化 | 体力の向上を目指す。ウォーキングや自転車型の運動器具を使う。 |
| 協調運動訓練 | 体の各部位の力加減を調整し、安定した動きを身につける。 |
| 基本動作訓練 | 日常生活に必要な動作を練習する。起き上がりや車椅子への乗り移りなど。 |
| 歩行訓練 | 歩行機能の向上を目指す。杖や歩行器を使い、安定した歩行を練習する。 |
| 巧緻(こうち)動作訓練 | 手指の細かい動きの回復を目指す。箸の使用や文字を書く動作など。 |
移動に関する練習は理学療法士が、食事や身の回りの動作は作業療法士が担当します。
言語機能・嚥下機能のリハビリ
言葉がうまく出てこない失語の症状がみられる場合は、話す練習や読み書きを通じて、スムーズに言葉を扱えるように訓練します。
食べ物を安全に胃まで運ぶ働きを「嚥下(えんげ)機能」といいます。嚥下機能が低下している場合は、口・喉・舌の筋肉を鍛える運動を行います。食事が気管に入ると肺炎につながることがあるため、早い段階でのリハビリが大切です。
高次脳機能障害に対するリハビリ
「高次脳機能」とは、記憶力、注意力、感情のコントロールを担う脳の働きを指します。脳の損傷でこれらの機能が低下した状態を「高次脳機能障害」と呼びます。
高次脳機能障害に対するリハビリでは、症状に応じた訓練を行います。たとえば、記憶力の回復を目指して言葉や絵を使った訓練、メモを活用する練習を行います。注意力を高めるために、計算問題などへ取り組むこともあります。
リハビリを続けないと、体や心の機能がさらに低下する可能性があるため、回復のためには根気よく取り組み続けることが大切です。また、高次脳機能障害のリハビリには周囲の協力も欠かせません。
維持期|退院後のリハビリ
維持期は、症状がある程度安定し、自宅や施設で機能維持を目指す時期です。退院後は、できる動作を保ち、生活範囲を狭めないためのリハビリが中心になります。
主な選択肢は、次のとおりです。
| 項目 | 特徴 | 主な利用制度 |
|---|---|---|
| 訪問リハビリ | 理学療法士などが自宅を訪問する。生活動線に沿って訓練でき、家族への介助指導も受けられる。 | 介護保険または医療保険 |
| 通所リハビリ(デイケア) | 施設に通い、運動療法や集団訓練を受ける。他者との交流機会にもなる。 | 介護保険 |
| 外来リハビリ | 病院やクリニックで専門的な訓練を受ける。医療保険では算定日数の上限あり。 | 医療保険 |
| 自費リハビリ | 保険の回数・時間制限を受けにくい。費用は全額自己負担。 | 自費(保険適用外) |
リハビリは身体状況、生活スタイル、利用できる制度に合わせて選ぶことが大切です。迷う場合は、主治医やケアマネジャーに相談しましょう。
なお、医療保険で受ける脳卒中後のリハビリには、発症からおおむね180日を目安とした算定日数の上限があります。上限が近づいたら、主治医やケアマネジャーに相談し、利用できるリハビリの切り替え時期を確認しましょう。
リハビリを続けても、麻痺やしびれ、歩きにくさの改善が停滞する場合は、再生医療を含めた選択肢について相談できます。
退院後の後遺症やリハビリの進め方に不安がある方は、お電話で当院へご相談ください。
脳出血の退院後の生活で注意したい日常生活動作(ADL)
脳出血の退院後は、歩く・入浴する・トイレに行くといった日常生活動作(ADL)を安全に行えるかが重要です。麻痺やしびれ、ふらつきが残る場合は、転倒や入浴中の事故を防ぐために、自宅環境や動作の手順を見直す必要があります。
ここからは、退院後の生活でとくに注意したい入浴時のヒートショック対策、転倒を防ぐ住環境整備、一人暮らしを続けるための判断ポイントを解説します。
入浴時の注意点|血圧変動と転倒を防ぐ
脳出血の退院後は、入浴時の血圧変動と転倒に注意が必要です。急な温度差で血圧が大きく変わると、脳や心臓の血管に負担がかかります。麻痺やふらつきが残っている場合は、浴室での転倒や浴槽内事故にもつながりやすくなります。
とくに冬場は、脱衣所・浴室・湯船の温度差で血圧が変動しやすい時期です。入浴中の事故を防ぐため、次の点を意識しましょう。
- 脱衣所や浴室と居間との温度差を10℃以上つけないようにする
- 湯温は38〜40℃程度のぬるめに設定する。42℃以上の熱い湯は心臓に負担をかけやすい
- 湯船に浸かる時間を長くしすぎない。長湯は体への負担を高める要因になる
- 浴槽から急に立ち上がらず、手すりなどを使ってゆっくり動く
(文献4)
高血圧や糖尿病がある方、高齢の方は、温度変化による血圧変動の影響を受けやすいとされています。脳出血後に麻痺や感覚障害が残っている場合は、入浴前後の移動や浴槽の出入りにも注意が必要です。
転倒を防ぐ住環境整備
退院後は、わずかな段差でもつまずいて転倒するリスクがあります。廊下や部屋の敷居の段差をなくす、トイレや浴室に手すりを設置する、床に滑り止めマットを敷くといった住環境の整備が、転倒予防に役立ちます。
麻痺が残っている場合、浴槽をまたぐ動作にもコツがあります。健側(麻痺していない側)の手で手すりをつかみ、麻痺側の足を先に浴槽へ入れてから健側の足を入れると、バランスを崩しにくくなります。
このような住環境の改修や福祉用具の導入には、後述する介護保険サービスを利用できる場合があります。
一人暮らしは続けられるか
住環境の整備や訪問介護・通所介護などのサービスを組み合わせれば、脳出血の後遺症があっても一人暮らしを続けられるケースがあります。
一方で、次のような場合は一人暮らしの継続が難しくなることがあります。
- 麻痺が重く、自力での移動や着替えが難しい
- 記憶障害があり、服薬管理や火の始末を一人で行うのが難しい
- 感情のコントロールが難しい高次脳機能障害があり、常時見守れる家族がいない
このような場合は、介護老人保健施設や介護付き有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅などへの入居も検討先になります。
一人暮らしを続けられるかどうかは、後遺症の程度や利用できるサービス、家族の状況によって異なるため、退院前に医師やケアマネジャーと相談しながら判断することが大切です。
脳出血の退院後の生活で確認したい復職と運転再開の手続き
脳出血の退院後に社会復帰を考えるときは、体調が安定しているかだけでなく、仕事内容や通勤方法、運転の必要性まで確認することが大切です。復職と自動車運転の再開は、どちらも自己判断で急いで決めると事故や体調悪化につながるおそれがあります。
ここでは、仕事へ戻る前に確認したい復職の進め方と、自動車運転を再開する前に必要な手続きについて解説します。
段階的な復職のステップ
仕事への復帰を目指す場合は、主治医やリハビリ専門職、職場の人事担当者と相談しながら計画を立てることが大切です。
まず主治医の診察を受け、運動機能や高次脳機能、疲れやすさの程度などを踏まえて復職が可能かどうかの判断を受けます。復職の初期段階では、いきなりフルタイムで働くのではなく、時短勤務や隔日勤務、在宅勤務など、段階的に負荷を上げていく方法がとられることがあります。
業務内容についても、重い荷物を持つ作業や長時間の立ち仕事、暑い場所・寒い場所での作業、長時間の残業や夜勤などは体への負担が大きくなりやすいため、はじめのうちは避けられるよう職場に相談するとよい場合があります。
自動車運転を再開する前に知っておきたいこと
主治医の許可だけで、すぐに運転を再開できるわけではありません。道路交通法上、主治医の判断は医学的な意見であり、運転を許可するかどうかを最終的に判断するのは都道府県の公安委員会です。手続きを経ずに運転を再開して事故を起こすと、重い責任を問われる可能性があります。
一般的な手続きの流れは、次のとおりです。
- 診察時に主治医へ運転再開の意向を伝え、身体機能や視野、高次脳機能の状態を確認してもらう
- 運転免許センターなどにある安全運転相談窓口へ連絡し、手続きの案内を受ける
- 指定の診断書を主治医に作成してもらう(神経心理学的検査や実車評価が必要になる場合がある)
- 免許センターで適性検査(視力・視野、運動機能、認知機能など)を受ける
- 公安委員会が診断書と適性検査の結果をもとに、許可の可否や条件(AT限定、運転補助装置の使用など)を判断する
発症から間もない時期は脳の状態や再発リスクが安定していないことがあるため、主治医と十分に相談したうえで手続きを進めることが大切です。片麻痺が残っている場合でも、左足用アクセルや手動運転装置などを使った福祉車両への改造を行い、免許の条件変更を受けることで、運転を再開できる場合があります。
脳出血の退院後の生活を支える公的支援制度
脳出血の退院後は、通院やリハビリ、介護サービス、住環境の整備などの費用がかかることがあります。こうした費用負担を軽くするために、介護保険や障害年金、身体障害者手帳などの公的支援制度を確認しておきましょう。
介護保険サービスの利用
65歳以上の方は原則として介護保険の対象です。40歳から64歳までの方も、要介護認定を受ければ利用できる場合があります。脳血管疾患は、介護保険法で定められた特定疾病に含まれるためです。
介護保険を使うと、訪問リハビリや通所リハビリ、ホームヘルプサービス、手すりや車椅子といった福祉用具のレンタル、住宅改修費用の助成などを、所得に応じた自己負担割合で利用できます。申請は、お住まいの市区町村の介護保険担当窓口や地域包括支援センターで受け付けています。
障害年金・身体障害者手帳
後遺症により生活や仕事に支障が続く場合は、障害年金や身体障害者手帳の利用も検討できます。
障害年金は、公的年金に加入している間に初診日がある病気やけがで、一定以上の障害の状態にあると認定された場合に受け取れる年金です。原則として初診日から1年6か月が経過した時点(障害認定日)以降に申請できますが、症状が固定したと判断された場合は、それより早く申請できることもあります。手続きは年金事務所で相談できます。
身体障害者手帳は、麻痺や言語障害などが永続的に残ると判断された場合に交付される手帳です。医療費の助成、税の軽減、公共交通機関の割引などを受けられることがあります。申請は、市区町村の障害福祉担当窓口で行います。
障害年金と身体障害者手帳は別の制度です。条件を満たせば、両方を申請できる場合があります。該当するか迷う場合は、年金事務所や市区町村の窓口、社会保険労務士などに確認しましょう。
脳出血の退院後の生活は焦らずリハビリと生活管理を続けよう
脳出血からの回復を目指すには、早い段階からリハビリを始め、無理のない範囲で続けることが大切です。一方で、寝ている時間が長くなると筋力や身体機能が低下し、日常生活への復帰が遅れるおそれがあります。
退院後の生活では、血圧管理やリハビリだけでなく、入浴時の安全対策や復職・運転再開の手続きも確認が必要です。すべてを一度に整える必要はありません。主治医やリハビリ専門職、ケアマネジャーなどの支援を受けながら、ご自身のペースで進めましょう。
リハビリを続けていても、麻痺やしびれ、言語機能の低下といった後遺症の改善が停滞し、不安を感じる方も少なくありません。そのような場合は、リハビリに加えて、脳神経細胞や周囲組織の修復環境を整えることを目指す「再生医療」も治療の選択肢の一つになります。
退院後の生活や後遺症について不安がある方は、再生医療専門の当院「リペアセルクリニック」へお気軽にご相談ください。
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脳出血の退院後の生活でよくある質問
脳出血の退院後、リハビリはいつまで続ければよいですか?
獲得した機能を保つにはリハビリの継続が大切です。症状が安定する維持期に入っても継続が必要で、医療保険によるリハビリには算定日数の上限があるため、上限が近づいたら主治医やケアマネジャーに相談しましょう。
脳出血の後遺症があっても一人暮らしはできますか?
住環境の整備や訪問介護・通所介護などのサービスを組み合わせれば、一人暮らしを続けられるケースもあります。ただし、重い麻痺や記憶障害などにより安全な生活が難しい場合は、家族の付き添いや施設入居も含めて検討することが大切です。
脳出血の退院後、お酒は飲んでもよいですか?
自己判断での飲酒再開は避け、まずは主治医に相談しましょう。飲酒は血圧上昇や転倒リスク、服薬中の出血リスクに関わることがあるため、血圧が安定しているか、服薬内容や後遺症の状態に問題がないかを確認することが大切です。再開できる場合でも、以前と同じ量を飲むのではなく、少量から慎重に始め、飲酒後のふらつきや頭痛、ろれつの回りにくさなどがあればすぐに医療機関へ相談してください。
参考文献
(文献1)
脳出血(のうしゅっけつ)とは | 済生会
(文献2)
高血圧 | MSDマニュアル家庭版
(文献3)
ホントは怖い「仮面高血圧」| 済生会






















