• ひざ関節
  • 変形性膝関節症
  • 半月板損傷
  • 靭帯損傷
  • 膝の内側の痛み
  • 膝の外側の痛み

膝の痛みの場所でわかる病気と治療法|内側・外側・裏側の症状と治療法を解説

膝の痛み 場所
公開日: 2022.03.23 更新日: 2025.12.28

「階段を下りると膝が痛む」「膝の内側や外側に違和感がある」そんな膝の痛みにお悩みの方は多いのではないでしょうか。

膝の痛みは、痛む場所から原因をある程度推測が可能です。

本記事では、膝の内側・外側・上側・裏側ごとに考えられる主な疾患と、日常生活でできる対処法や受診目安をわかりやすく解説します。

また、当院「リペアセルクリニック」の公式LINEでは、再生医療の情報提供と簡易オンライン診断を実施しております。変形性膝関節症や半月板損傷などについて気になる症状がある方は、ぜひ一度公式LINEにご登録ください。

\公式LINEでは再生医療に関する情報や症例を公開中!/ リペアセルクリニック 公式LINE画像

LINE限定で無料オンライン診断を実施中!
>>簡単30秒で診断してみる

膝の痛みは場所別に原因を予測できる

膝の痛みは、どの部位に症状が出るかによって、ある程度原因の目安がつきます。

  • 膝の内側:加齢による軟骨のすり減りや、関節の変形が原因で痛むことがある
  • 膝の外側:スポーツで使う筋肉や靭帯のトラブルが関係する場合がある
  • 膝の上側:太ももの筋肉の疲労や硬さが膝の動きに影響し、痛みとして表れることがある
  • 膝の裏側:腫れや血流の滞り、関節内の病気が痛みの原因となる場合がある

痛む場所はあくまで手がかりのひとつにすぎません。自己判断で放置すると、症状が悪化する可能性があります。

膝の痛みが続く場合は、正しい診断を受けることが大切です。

膝の内側が痛い場合

膝の内側が痛い場合は、以下の病気が考えられます。

病名 特徴
変形性膝関節症 歩き始めにこわばる
鵞足炎 膝のお皿の内側から指4本分ほど下の部分が痛む
半月板損傷(内側) 引っかかり感がある
靭帯損傷(内側) 不安定でグラグラする感じがある

膝の内側の痛みには複数の原因が考えられます。順に症状の特徴を確認していきましょう。

変形性膝関節症

変形性膝関節症は、膝の軟骨がすり減ることで関節に負担がかかり、痛みや腫れを引き起こす疾患です。とくに以下のような方に多くみられます。(文献1)(文献2

  • 50代以降の方
  • 女性
  • 肥満傾向の方
  • 過去に膝をケガしたことがある方
  • 膝に負担のかかる動作や仕事が多い方

また、次のような症状がある場合は注意が必要です。

  • 朝や歩き始めの膝のこわばり
  • 階段の昇り降りでの痛み
  • 正座やしゃがむ動作での違和感

変形性膝関節症は自然に元に戻ることは難しく、放置すると痛みが慢性化して日常生活に支障が出ることがあります。症状が軽いうちに対策して、進行の抑制につなげましょう。

変形性膝関節症の治療には、運動療法や薬物療法、ヒアルロン酸注射などの保存療法から、重症例では手術療法まで様々な選択肢があります。以下では、当院で行った再生医療の症例をご紹介しています。

【関連記事】
変形性膝関節症の初期症状とは?原因や治療方法もわかりやすく解説 | リペアセルクリニック東京院

鵞足炎

鵞足炎は、膝の内側下部にある腱(鵞足部)が炎症を起こすことで痛みが生じる疾患です。

とくにランニングやジャンプなど、膝を繰り返し使うスポーツで多く見られます。

鵞足炎の特徴は、以下のとおりです。

  • 膝のお皿の内側から、指4本分ほど下の部分が痛む
  • 押すと痛い
  • 階段の昇降や運動で悪化しやすい

鵞足炎は膝の内側下部の腱や周囲の炎症による圧痛や違和感が中心です。

一方で、変形性膝関節症は軟骨のすり減りや関節変形に伴うこわばりや可動域の制限・階段での痛みが目立ちます。

以下の記事では、鵞足炎について解説しているので参考にしてください。

【関連記事】
鵞足炎とは?膝の痛みの原因や早く治す方法について再生医療専門医が徹底解説 | リペアセルクリニック東京院

半月板損傷(内側)

内側半月板は膝の内側に位置する軟骨で、関節のクッションとして歩行や走行時の衝撃を吸収する役割があります。

スポーツ(サッカー、バスケットボール、スキーなど)で膝を捻る動作が多い方や、加齢、肥満などの方に生じることがあります。

内側の半月板損傷の特徴は、以下のとおりです。

  • 膝の内側に痛み
  • 膝が引っかかる感じがする

急な腫れや強い痛み、引っかかる感じがして膝が動かせない場合は医療機関を受診しましょう。

当院で行った半月板損傷に対する再生医療の症例を、以下でご紹介しています。

【関連記事】
半月板損傷とは?原因・症状・治療法・やってはいけないこと | リペアセルクリニック東京院

靭帯損傷(内側)

膝の内側には内側側副靭帯(ないそくそくふくじんたい)があり、膝が内側にグラつかないよう支える役割を持っています。

内側靭帯損傷は、とくにサッカー・ラグビー・バスケットボールなどで横方向からの衝撃を受けることが多い方に生じやすく、膝の安定性に影響します。また、膝の柔軟性が低い方や過去に膝をケガしたことがある方も注意が必要です。

内側の靭帯損傷の主な症状は、以下のとおりです。

  • 膝の内側が腫れる
  • 膝を曲げ伸ばしがしにくい
  • 膝がぐらつく感覚や不安定感がある

靭帯損傷については、以下の記事で解説していますので参考にしてください。

【関連記事】
【医師監修】靭帯損傷とは|症状・原因・全治までの期間を現役医師が解説 | リペアセルクリニック東京院

膝の外側が痛い場合

膝の外側が痛い場合は、以下の病気が考えられます。

病名 特徴
腸脛靭帯炎(ランナー膝) 運動中や運動後に痛む
半月板損傷(外側) 引っかかり感がある
靭帯損傷(外側) 不安定でぐらつく感じがする

腸脛靭帯炎(ランナー膝)

腸脛靭帯炎は、膝の外側にある腸脛靭帯が太ももの骨の外側と擦れ、炎症を起こして生じるスポーツ障害です。とくにランニングや自転車、ジャンプを繰り返す運動で起こりやすくランナー膝とも呼ばれます。

腸脛靭帯炎の主な症状は、以下のとおりです。

  • 膝の外側を押すと痛い
  • 運動中や運動後に違和感や痛みが現れる
  • 階段や坂道で痛みが出る

以下の記事は、腸脛靭帯炎について解説しているので参考にしてください。

【関連記事】
腸脛靭帯炎(ランナー膝)治療のストレッチ、テーピングと靴選びについて | リペアセルクリニック東京院

半月板損傷(外側)

膝関節の外側には外側半月板があり、膝の安定性や衝撃吸収の役割を担っています。サッカー、バスケットボール、テニスなど膝をねじる動作が多い方や、過去に膝をひねった経験がある方に多く見られます。

外側の半月板損傷における主な症状は、以下のとおりです。

  • 膝の外側が痛む
  • 膝を曲げ伸ばしするときに引っかかるような感覚がある
  • ねじれやひねり動作で痛みが出やすい

症状が続く場合は、整形外科を受診しましょう。

当院で行った半月板損傷に対する再生医療の症例を、以下でご紹介しています。

靭帯損傷(外側)

膝の外側には側副靭帯があり、膝の安定性を支える重要な役割を担っています。

外側靭帯損傷は、サッカーやバスケットボールなど膝に横からの強い衝撃が加わるスポーツや、交通事故で発生する場合があります。

外側の靭帯損傷における主な症状は、以下のとおりです。

  • 膝の外側に痛みや腫れが出る
  • 押すと痛む
  • 膝がぐらつく感じがする

外側の靭帯は、周囲の靭帯と同時に損傷する場合が多く、単独で切れるケースは全体の2%未満とされるほどまれです。(文献3)そのため、膝の外側に強い痛みや不安定感があるときは、外側の靭帯だけでなく半月板や他の靭帯にも影響が及んでいる可能性があります。

膝の不安定感や痛みが続く場合は、早めに医療機関で診断を受けましょう。

【関連記事】
外側側副靭帯損傷|症状と原因、治療法について解説 | リペアセルクリニック東京院

膝の上側が痛い場合

膝の上側が痛い場合は、以下の病気が考えられます。

病名 特徴
大腿四頭筋付着部炎 お皿の上部を押すと痛む
膝蓋大腿関節症 ゴリゴリ音や引っかかる感じが出る
滑液包炎(膝蓋前滑液包炎) 膝のお皿の上部が腫れる

どの病気が当てはまるか、痛みの出方と照らし合わせながらチェックしてみてください。

膝の上の痛みについては以下の記事でも解説していますので、気になる方は参考にしてください。

【関連記事】
膝の皿が痛い原因は?今すぐできる対処法や受診の目安、治療法について医師が解説 | リペアセルクリニック東京院

大腿四頭筋付着部炎

大腿四頭筋付着部炎は、太ももの前側の筋肉(大腿四頭筋)が膝蓋骨に付着する部分に炎症が起こる状態を指します。

ジャンプやダッシュを繰り返すスポーツをしている方に多くみられます。

主な症状は、以下のとおりです。

  • 膝の上側が痛む
  • 押すと痛い
  • 階段の上り下りや膝を曲げ伸ばしする動作で痛む

痛みが続く場合は安静を保ち、医療機関で診断を受けましょう。

以下の記事では大腿四頭筋付着部炎について解説しているので参考にしてください。

【関連記事】
大腿四頭筋腱付着部炎(ジャンパー膝)の症状や原因は?大腿四頭筋腱炎との違いも解説 | リペアセルクリニック東京院

膝蓋大腿関節症

膝蓋大腿関節症は、膝のお皿と太ももの骨の間のクッション(軟骨)がすり減ることで、膝の上側やお皿周りに痛みが出る病気です。

加齢や膝への負荷が多い生活習慣によって、軟骨が摩耗して発生する場合があります。

膝蓋大腿関節症の代表的な症状は、以下のとおりです。

  • 膝の上側やお皿周囲に痛みを感じる
  • 膝を曲げ伸ばしする動作で違和感や痛みが出やすい
  • 膝のお皿の動きが悪く、ゴリゴリ音や引っかかる感じが出る

放置すると膝の曲げ伸ばしがしづらくなることもあるため、安静にしても症状が改善しない場合は医療機関を受診しましょう。

滑液包炎(膝蓋前滑液包炎)

滑液包炎は、膝のお皿の前にある滑液包と呼ばれるクッションの袋が炎症を起こすことで、膝の前側が腫れたり痛んだりする病気です。

長時間の正座や床作業、スポーツなどの膝に負担がかかる作業、交通事故などが原因になることがあります。

主な症状は、以下のとおりです。

  • 膝のお皿の上部が2~3cmほど腫れる
  • 触れると温かい感じがする
  • 膝を曲げ伸ばしすると痛む
  • 圧迫や触れると違和感や痛み

日常で膝に負担をかけないよう意識しつつ、専門医に相談しましょう。

膝の下側が痛い場合

膝の下側が痛い場合は、以下の病気が考えられます。

病名 特徴
膝蓋腱炎(ジャンパー膝) お皿の下の腱が痛む
オスグッド病 お皿の下方にあるポコッと出た骨の部分が痛む

症状の特徴ごとに代表的な病気を見ていきましょう。

膝蓋腱炎(ジャンパー膝)

膝蓋腱炎は、膝のお皿の下にある腱(膝蓋腱)が繰り返しの負荷で炎症を起こすことで、膝の前側に痛みが出る病気です。

ジャンプやランニング、膝を使うスポーツで起こりやすく、若い世代や運動量の多い人に多く見られます。

膝蓋腱炎の典型的な症状は、以下のとおりです。

  • お皿の下の腱が痛む
  • ジャンプやランニングで痛みが強くなる
  • 膝の曲げ伸ばしで違和感や痛みを感じる

放置すると痛みが慢性化する可能性があるため、症状が改善しない場合は整形外科を受診しましょう。

オスグッド病

オスグッド病は、成長期の子どもに多く見られる膝の疾患で、膝のお皿の下の骨の部分(脛骨粗面)が繰り返しの負荷で炎症を起こすことで痛みが出ます。

サッカーやバスケットボールなど、ジャンプやダッシュを多く行うスポーツで発症しやすい傾向があります。

主な症状は、以下のとおりです。

  • 膝のお皿の下の痛みや腫れ
  • 膝を押すと痛む
  • 運動時に痛みが強い
  • 歩行やジャンプで違和感がある

オスグッド病は膝のお皿の下方にあるポコッと出た骨の部分が痛むのに対し、ジャンパー膝はお皿のすぐ下の膝蓋腱(靭帯)が痛みます。

膝を押したり、ジャンプやしゃがみ動作で痛みを確認したりして、どちらに近いかを目安にしてみましょう。

【関連記事】
【医師監修】オスグッドとは|原因・治し方・予防法を解説 | リペアセルクリニック東京院

膝の裏側が痛い場合

膝の裏側が痛い場合は、以下の病気が考えられます。

病名 特徴
ベーカー嚢腫 膝裏に膨らみやつっぱり感を感じる
関節リウマチ 関節のこわばり
靭帯損傷(裏側) 損傷直後に「ブツッ」と音がした
エコノミークラス症候群 下肢の血流が滞って血の塊ができる

自分の膝の痛みと照らし合わせながら、どの原因が考えられるか確認してみましょう。

膝の裏側の痛みについては、以下の記事で詳しく解説していますので参考にしてください。

【関連記事】
膝の裏が痛い10の原因|受診目安や治療法を解説 | リペアセルクリニック東京院

ベーカー嚢腫

ベーカー嚢腫は、膝の裏側にある滑液(関節液)がたまって袋状になり、腫れや違和感を引き起こす状態です。

膝関節の使いすぎや変形性膝関節症、半月板損傷などが背景にあり、膝裏に膨らみやつっぱり感を感じる方は注意が必要です。

症状を改善するには腫れ自体の対処だけでなく、原因となっている膝関節の疾患の治療も必要です。日常動作に支障が出る前に、整形外科を受診しましょう。

以下の記事では、ベーカー嚢腫について解説しているので参考にしてください。

【関連記事】
【膝裏の腫れ】ベーカー嚢腫の症状とは?治し方を解説 | リペアセルクリニック東京院

関節リウマチ

関節リウマチは、自己免疫の異常によって膝を含む関節の滑膜が炎症を起こす病気です。発症は40〜60代の女性に多く見られます。文献4

典型的な症状は、以下のとおりです。

  • 膝の腫れや熱感
  • 両膝など左右の関節に同時に症状が出る
  • 朝起きた直後の関節のこわばりが長く続く

炎症が続くと関節破壊や変形、可動域の制限につながることがあります。早期治療で進行を抑え、生活の質を守ることが可能です。

当院で行った関節リウマチに対する再生医療の症例を、以下でご紹介しているので参考にしてください。

【関連記事】
関節リウマチとは?初期症状・原因・診断・治療・生活上の注意 | リペアセルクリニック東京院

靭帯損傷(裏側)

膝裏の靭帯損傷は、サッカーやバスケットボールなどで膝が強く後ろに押されたり、交通事故で膝が直接地面や障害物にぶつかったりすると起こる場合があります。

主な症状は膝裏の痛みや違和感、腫れ、膝の伸ばしにくさなどで、損傷直後に「ブツッ」と音がする場合もあります。

痛みが続く場合は早めに医療機関を受診しましょう。

当院で行った靭帯損傷に対する再生医療の症例を、以下でご紹介しています。

エコノミークラス症候群

エコノミークラス症候群は、長時間同じ姿勢で座っていることで下肢の血流が滞り、血栓(血の塊)ができる病気です。

症状の特徴は、以下のとおりです。

  • 膝裏やふくらはぎが重く感じる
  • 片側が腫れる
  • 息切れや胸の痛み

とくに、息切れや胸の痛みなどが現れた場合は、血栓が肺に飛ぶ可能性があるためすぐ医療機関を受診しましょう。

場所別|膝が痛むときの対処法

膝が痛む場所ごとに、適した対処法は変わります。主なポイントを以下にまとめました。

  • 膝の内側 |膝の負担を減らす
  • 膝の外側 |股関節の柔軟性改善
  • 膝の上側 |太もも前面の筋力向上
  • 膝の下側|太もも前面の負担軽減
  • 膝の裏側 |無理を避ける・症状によっては受診

本章を参考に、自分の膝の痛みに合った対処法を試してみましょう。

膝の内側 |膝の負担を減らす

膝の内側が痛い場合は、鵞足炎や変形性膝関節症の可能性があるため、膝関節へ負担をかけないことが大切です。

主な対処のポイントは次のとおりです。

  • 安静・冷却:急な痛みや腫れには、まず炎症を落ち着かせる
  • 体重を適正に保つ:体重が1kg増えると、その数倍の負荷が膝にかかる
  • 正座や段差の昇り降りを減らす:膝への負荷が大きい
  • 膝周りの筋力強化:膝の負担が分散しやすくなる

膝の内側は、炎症や加齢変化など複数の原因が重なることも少なくありません。セルフケアで変化が乏しい場合や、痛みが続く場合は、早めに医師へ相談しましょう。

膝の外側 |股関節の柔軟性改善

膝の外側に痛みを感じる場合、腸脛靭帯炎や外側半月板損傷などが考えられるため、股関節まわりの硬さや使い方のケアが重要です。

主な対処のポイントは次のとおりです。

  • 太もも外側のストレッチ:膝の外側への引っ張り感の緩和が期待できる
  • 股関節のストレッチ:股関節が硬いと、走る・歩く際に外側へ負担が偏りやすくなる
  • ランニング姿勢を見直す:着地位置やピッチを整えることで負担を分散する
  • 急な方向転換を控える:スポーツ中の切り返し動作は外側に大きなストレスがかかる

膝の外側の痛みは、使いすぎが重なって起こることも多い場所です。セルフケアを続けても違和感が残る場合は、股関節や膝の動きを専門的に評価してもらいましょう。

膝の上側 |太もも前面の筋力向上

膝の上に痛みを感じる場合、大腿四頭筋付着部炎や膝蓋大腿関節症などの可能性があるため、太ももの筋肉の柔軟性を高めましょう。

対処のポイントは次のとおりです。

  • 太もも前面を軽く鍛える:負担の少ない範囲で筋肉を刺激する
  • 太もも前面のストレッチ:前ももの張りを和らげる
  • 膝に負担のかかる踏ん張り動作を控える:重い荷物を持ちながらの立ち座りや、深くしゃがみ込む姿勢など
  • 安静・冷却などで落ち着かせる:無理に動かし続けず、炎症を落ち着かせることも大切

膝の上側の痛みは、筋力バランスの見直しで改善する可能性があります。セルフケアを続けても痛みが強い場合は、整形外科を受診しましょう。

以下の記事では、太もも前面の筋肉である大腿四頭筋のトレーニングやストレッチを紹介しているので参考にしてください。

【関連記事】
膝の上(太ももの裏)が筋肉痛のように痛い原因は?現役医師が解説 | リペアセルクリニック東京院

膝の下側|太もも前面の負担軽減

膝のお皿の下あたりが痛む場合は、太もも前面(大腿四頭筋)に負担が集中していることが多く、階段・ジャンプ・ダッシュなどで痛みが出やすいのが特徴です。

対処のポイントは次のとおりです。

  • 太もも前面のストレッチを取り入れる:前ももの張りを和らげ、お皿の下にかかる負担軽減を目指す
  • 負荷の大きい動作を控える:ジャンプ・踏み込みなど
  • 炎症を落ち着かせる:アイシングや安静
  • オスグッド病の可能性も想定する:成長期の強い痛みは医療機関を受診する

膝の下側の痛みは、使い方や負荷量の調整で改善が期待できます。無理を続けず早めにケアし、症状が続く場合は整形外科を受診しましょう。

膝の裏側 |無理を避ける・症状によっては受診

膝の裏側が痛むときは筋肉疲労による張りだけでなく、ベーカー嚢腫や靭帯損傷、関節リウマチなど、関節内の病気が背景にある場合も少なくありません。無理な屈伸や長時間の立ち仕事を避け、痛みが強い日は安静を心がけましょう。

膝の裏に腫れ・熱感・強い張りがある場合は、早めに整形外科を受診してください。

また、ふくらはぎの強い痛み・むくみ・発赤などが伴う場合は、血栓症(エコノミークラス症候群)の可能性があります。足の腫れや痛み、息切れなどの症状があれば、速やかに呼吸器科や内科を受診しましょう。

医療機関を受診すべき膝の痛みのサイン

医療機関を受診すべき膝の痛みのサインは、以下のとおりです。

  • 膝が腫れてきた、または張りが強い
  • 触ると熱をもっている
  • 膝に力が入らず、ガクッと崩れるような感覚がある
  • 階段の上り下りがつらい
  • 数日痛みが続いている
  • ふくらはぎや膝の裏が赤く腫れあがる(血栓症の可能性)

関節の病気や靭帯・半月板の損傷が隠れている可能性があるため、受診によって原因を特定し、早期に対応して回復につなげましょう。

膝の痛みが進行する前に知っておきたい再生医療の選択肢

膝の痛みがなかなか良くならない場合の治療法として、再生医療も選択肢の一つです。再生医療とは、自身の体から採取した幹細胞や血液を用いて痛みにアプローチする治療法です。

主な治療内容は、以下のとおりです。

  • 幹細胞治療:他の細胞に変化する能力「分化能」を持つ幹細胞を患部に投与
  • PRP療法:血液に含まれる血小板を濃縮した液体を作製して患部に投与

入院や手術が不要なため、以下のような方が再生医療を検討されることがあります。

  • 膝の痛みが続いている
  • 手術を避けたい
  • 注射や薬だけでは改善が難しい
  • スポーツや仕事へ復帰したい

気になる症状が続く場合は、医師に相談しながら最適な治療方法を検討しましょう。

当院「リペアセルクリニック」で行った変形性膝関節症に対する再生医療の症例を、以下でご紹介しているので参考にしてください。

まとめ|膝の痛みは場所によって原因が違う!気になる人は早めの受診がおすすめ

膝の痛みは、痛む場所によって考えられる原因が変わります。とくに腫れ・熱感・歩行困難などのサインがある場合は、早めに整形外科で状態を確認しましょう。

当院では、膝の治療法のひとつとして自己脂肪由来の幹細胞を用いた幹細胞治療や、血小板に含まれる成長因子を利用したPRP療法も提供しています。入院を必要としない日帰りの施術であり、治療の選択肢を広げたい方にとって検討しやすい方法です。

膝の痛みにおいて、手術以外の選択肢を持ちたいと考えている方は、ぜひ当院「リペアセルクリニック」の公式LINEにご登録ください。治療の選択肢の一つである再生医療に関する情報を提供しております。ご確認ください。

\無料オンライン診断実施中!/

無料の再生医療ガイドブックはこちらから!>>

膝の痛みについてよくある質問

膝の痛みの原因はなんですか?

損傷・炎症がある組織によって異なります。

膝の痛みは靭帯や軟骨といった組織が損傷・炎症を起こすことで生じます。これらの組織は部位によって違うため、痛みの部位だけでは原因組織の断定はできません。

そのため、原因を特定するためには病院を受診しましょう。とくにMRI検査をすれば詳細な組織の評価ができるため、MRI撮影ができる施設がおすすめです。

膝が痛むとき受診は必要ですか?

受診をおすすめします。

もし痛みの原因が軟骨や靭帯である場合、自然治癒が見込めません。そのため、正しい治療をしなければ痛みが長引く可能性があります。

また、再発防止に向けたアドバイスももらえるため、可能なら早めの受診をおすすめします。

参考文献

(文献1)
変形性膝関節症診療ガイドライン2023の概説|日大医学会誌

(文献2)
WHO|変形性関節症

(文献3)
外側側副靭帯の膝損傷|NCBI

(文献4)
関節リウマチ ― リウマチ・アレルギー情報第6章|厚生労働省