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変形性膝関節症の人がしてはいけない仕事とその理由

変形性膝関節症とは、膝の軟骨(半月板・関節軟骨)がすり減ることを起因とし、膝に痛みや変形をもたらします。変形性膝関節症になると悪化を防ぐために、膝への負担をできるだけかけないよう過ごすことが大切です。

膝の痛み

 

膝は足関節と股関節の間に位置する関節で、立ち座りや歩くといった日常生活動作を行う上で重要な関節だけに、多大なる負担がかかります。例えば歩行では体重の2~3倍、走ると5倍もの負担がかかります。ほかには階段の昇降では5~6倍、しゃがみ立ちでは7~8倍の負担がかかることが分かっています。

そこで今回は変形性膝関節症の人がしてはいけない仕事とその理由、「生活のためにどうしても仕事を辞めるわけにはいかない」方には、その対策を解説します。

変形性膝関節症の人がしてはいけない仕事と理由

変形性膝関節症の人がしてはいけない仕事は、膝に負担がかかる動作です具体的には立ち座り・急な方向転換やストップ・膝に強い衝撃が働く・長時間の立位や長距離歩行などでも、膝に負担がかかります。

仕事を持っていると関節痛でありながらも続けなければならないことがあります。その際でも膝を意識して、どうすれば守れるかをお考えの上、お取り組みください。

大工

床貼りや、ペンキ塗りの際には、しゃがみこむ必要があります。また重たい鉄骨や、木材の運搬でも膝の負担が掛かりがちになります。行う場合には、膝にサポーターをするなど、できる限り負担がかからないように努めましょう

引越し作業や、配達

引越しなどでは、重たい荷物を積み下ろしするため、膝に大きな負担がかかります。ほかにも階段の昇り降り、繰り返しての屈伸なども膝にとって負担になります。可能なら階段の昇降には、できるだけ手すりを持ちましょう。誤解されている方もおられますが、実は階段や、坂道では上りよりも、下るの方が膝への負担が大きいのです。そのため、階段の下りにもご注意ください。

トラックの運転手

トラックの運転をされる場合、最近はオートマチックが増えましたがクラッチを操作する左足の曲げ伸ばしでも膝に悲嘆が掛かります。シートに腰をしっかりつけて正しい姿勢で座り、少しでも足の曲げ伸ばしに負担が掛からない姿勢を探しましょう。

また、荷物の出し入れ、運搬する際はもちろんですが、高さのある荷台や、運転席から降りる時には十分な注意が必要です。衝撃により靭帯を傷めてしまうと変形性膝関節症を悪化させる可能性があります。荷台や、運転席から降りる際はゆっくり降りて膝に荷重がかかりにくいよう意識しましょう。

デスクワーク

室内でのデスクワークなら心配は無いと思いがちですが、冷房が効いた室内にいることで膝が冷えます。膝が冷えると血管が収縮し、血液の流れが悪くなり筋肉が硬くなってしまいます。また、長時間椅子に座っているのも良くないため、時間を決めて席を立つなどして膝の動かすことも大切です。膝を動かさないままでは痛みの物質の排出が滞り、痛みを感じやすくもなります。尚、寒さには膝にブランケットをかけたり、サポーターをつけるなど冷やさないようにする対策が必要です。

旅館や茶道の講師

茶道の畳での作法や、お茶を振る舞う際の正座は膝への負担になります。また正座から立ち上がることは、椅子から立ち上がる時と比べて地面からの高さがあるため、それだけ膝への負担になります。これは旅館や茶道にかかわらず正座をしなければならない職業の方には注意が必要です。

正座により膝が折りたたまれ、自身の体重がかかるのを軽減させるためには、できれば正座を避け、行う場合はクッションや正座椅子を使用するようにしましょう。

スーパーやコンビニのレジ打ち業務

スーパーや、コンビニをはじめとしたレジ打ちの特徴は、一定の場所で長時間、立ちっぱなしであるということです。変形性膝関節症になると、膝に偏った荷重がかかることで痛みを感じることがあります。長時間の同じ姿勢の立位から負担を軽減させるためにはその場で足踏みをしたり、可能なら椅子を使用するなどしましょう。

営業職(外回り)

営業での外回りで歩く時間が多い方は、靴が重要です。女性の場合、ヒールのように安定性に欠けた靴では膝に負担がかかります。他にもサンダル、デッキシューズでも負担がかかることから注意が必要です。男性も女性も、靴選びは、踵がしっかり包み込まれるような靴や、ビジネスタイプのウォーキングシューズを選びましょう。また中敷き(インソール)などで衝撃を吸収するタイプのものを選んで使うのも有効です。

 

 

変形性膝関節症になったら日常の過ごし方や、膝への負担を減らそう

ウォーキング

 

膝に痛みがあると、関節を動かさず安静になりがちでが動きも必要です

しかし膝周囲の筋力が不足すると、関節への負担が高まることから、症状的に初期の頃には、膝周囲の筋力が落ちないように意識して動かれることをお勧めします。ウォーキング等であれば、歩くことで、大腿四頭筋をはじめとする膝周囲の筋力の低下を防ぎます。

また肥満傾向の方は、体重を落とすことも大切です。

ただし体重を落とすといっても、筋力は落とさず、脂肪を落とすことが目的であるため、単に食事量を減らすのではなく、カロリーを制限するなどの食事制限を行い、負担にならない程度の軽い運動も心がけましょう。膝に負担になるほどの運動は行わないでください。

積極的に動くことと減量に同時に取り組むことで、膝への負荷を軽減させつつ、筋肉による膝の安定性を高めることができます。

 

変形性膝関節症でしてはいけない仕事と理由について

いかがでしたか?

今回は「変形性膝関節症の人がしてはいけない仕事とその理由」について解説しました。

膝に負荷がかかる仕事の動作が積み重なると、痛みを感じるだけでなく、軟骨下骨の新陳代謝(骨吸収と形成)に異常をきたすほか、関節軟骨の変性や破壊にもつながるため、注意が必要です。

膝関節に安定性をもたらすウォーキングや、大腿四頭筋のトレーニングのように、膝を動かすことは変形性膝関節症にとって大事なことです。しかし仕事での屈伸動作・正座・急な方向転換のように、膝の動かし方を間違えると、膝の負担になることもあります。

仕事賞で変形性膝関節症の悪化を防ぐためには、できる限り今回ご紹介した仕事上での動作をお避けいただき、同時に膝関節に負担をかけがちな体重にも注意が必要です。もし肥満気味なら減量を目指していただいたり、肥満とは言わないまでも少しでも体重を落とせそうならダイエットを意識されることをオススメします。

このように膝の負担を避けるための取り組みや、自己管理は非常に大切です。ぜひ意識して、前向きお取組みください。

しかし、悪化を防ぐだけではなく、前向きな治療をご希望になられたり、既に手術を勧められてはいるが、お悩みの方は「膝の手術が不要な最新治療法」である「再生医療」を以下のページでご説明させていただきました。

ご参考 >こちらで、 膝の痛み「変形性膝関節症を再生医療で治療する方法ついてご説明しました。

 

No.0021

監修:院長 坂本貞範

関節の痛みは手術しないで
再生医療で治す時代です。

注射が効かなくなった、手術しかないと言われた、こんなお悩みの方はお問い合わせください。

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