- ひざ関節
- 変形性膝関節症
- 関節リウマチ
【朝起きたら膝が痛いなぜ?】寝起きに膝が痛い原因として考えられる病気を解説

「朝起きると膝が痛い…」
「歩き出すと違和感やこわばりがある…」
このような寝起きの膝の痛みや違和感、こわばりは、変形性膝関節症や関節リウマチ、半月板損傷のおそれがあります。放置すると日常生活に支障をきたすことがあるため、継続的に症状が現れる方は注意が必要です。
本記事では以下について解説します。
原因となる疾患別の初期症状から進行後の症状まで解説しています。受診の目安の参考とするために本記事を役立ててください。
変形性膝関節症や半月板損傷に対しては、再生医療も治療の選択肢の一つです。
膝の痛みのお悩みを今すぐ解消したい・再生医療に興味がある方は、当院「リペアセルクリニック」の電話相談までお問い合わせください。
目次
寝起きに膝が痛い原因として考えられる疾患
寝起きに膝が痛い原因として考えられる主な疾患は以下のとおりです。
それぞれの疾患について解説します。
変形性膝関節症
変形性膝関節症とは、膝軟骨がすり減り炎症や痛みなどが起こる病気です。一般的に50歳以上の女性に多い病気です。
主な原因は、加齢による膝軟骨の劣化や肥満による膝への過度な負担など、複数の要因が複合的に関係しています。加齢による膝軟骨の劣化は止められません。しかし、生活習慣の改善などにより、膝軟骨のすり減りを抑えることは可能です。
進行すると膝の変形や運動の制限などの症状が現れるため、早期から適切な診断と治療を受けることが重要です。
関節リウマチ
関節リウマチとは、本来は自分の体を守るはずの免疫の異常によって、関節に炎症が起きて痛みや腫れが起きる病気です。好発年齢は30代〜50代で、患者数は女性が男性の約4倍です。
原因は明確にわかっていません。遺伝的な要因に加えて、喫煙や感染症などが関連していると考えられています。特定の遺伝子を持っている方が喫煙をすると、発症リスクが高まることがわかっています。
半月板損傷
半月板損傷とは、膝関節内にある軟骨である半月板が、なんらかの原因により損傷した状態です。痛みの他に、膝の曲げ伸ばしの違和感の症状が現れます。
原因は、加齢により脆くなっている半月板への微細な負荷や、スポーツなどによる怪我です。半月板は自然治癒が難しい組織です。放置すると変形性膝関節症に移行するリスクがあるため、適切な治療を受ける必要があります。
【受診目安】寝起きに膝が痛いときに確認すべき症状
寝起きに膝が痛いときに確認すべき主な症状は以下のとおりです。
ここでは疑われる病気の初期症状をはじめとして、進行した場合の症状も解説しています。疑われる症状が現れている場合は、医療機関の受診を検討してください。
それぞれの症状について詳しく解説します。
膝のこわばりや違和感
起床後の膝のこわばりや違和感、歩き始めの痛みなどは、変形性膝関節症の初期症状です。
進行すると以下のような症状が現れます。
- 痛みの頻度が多くなる
- 膝が完全に曲がりきらない・伸び切らない
- 正座やしゃがむ動作が苦痛になる
- 階段の上り下りが辛くなる
- 膝周辺に熱感や腫れが現れる
末期になると日常生活に支障をきたします。膝のこわばりや違和感などの初期症状が現れた段階で、医療機関を受診してください。
手指のこわばりや関節の腫れ
朝の手指のこわばりや関節の腫れ、痛みなどは、関節リウマチの初期症状です。左右対称に症状が現れる特徴があります。
他にも、以下の関節に痛みや腫れの症状が現れる場合があります。
- 手首
- 肘
- 肩
- 膝
- 足首
- 足指
手指の症状は、第二関節や指の付け根の関節に現れることが多いです。放置すると骨や軟骨が壊れて関節が変形するため、早期に適切な治療を受けなければなりません。
膝の引っかかり感
痛みと一緒に現れる膝の引っかかり感は、半月板損傷の症状の特徴です。重症の場合は、膝の曲げ伸ばしが急にできなくなるロッキングという状態になることがあります。
この状態になると歩行が困難なほどの痛みが現れます。さらに、関節の中に炎症が起こると、腫れや内出血が起きることもあります。
放置すると軟骨がすり減っていき、変形性膝関節症を発症するリスクが高まるため注意が必要です。疑われる症状が現れている場合は医療機関を受診してください。
寝起きの膝の痛みを軽減する方法
前提として寝起きの膝の痛みを軽減する方法は、医療機関を受診して適切な診断と治療を受けることです。
自分で行える寝起きの膝の痛みを軽減する方法として、以下のようなものがあります。
それぞれの方法について詳しく解説します。
膝に負担をかけない動きを意識する
膝に負担をかけない動きを意識するのは、朝の膝の痛みを出現させないためには重要です。
膝に負担をかけない動きのポイントは以下のとおりです。
- 正座や急な動き、階段下りの動作を避ける
- 重い荷物を持たない
- 同じ姿勢を長時間続けない
- クッション性の良い靴を履く
- 膝を冷やさないようにする
なんらかの病気が原因である場合は、医師や理学療法士から生活指導を受けてください。
適度な運動習慣を心がける
適度な運動は膝の痛みの軽減につながります。運動により筋力がつくと関節の支えとなり負担が軽減されるためです。
膝の痛みに対して有効な運動の一例は以下のとおりです。
| タオル潰し運動 |
|---|
| 1.膝を伸ばして座る 2.膝の下に丸めたタオルを置く 3.両手は体の後ろに置く 4.タオルを押しつぶして太ももの筋肉に力を入れる |
タオルを押し潰した際にかかとが上がる場合は、かかとを上げても問題ありません。この運動は痛みの軽減と大腿四頭筋の筋力向上に効果が期待できます。10回3セットを1日の目安にしてください。
なんらかの病気が原因で膝の痛みが現れている場合は、医師や理学療法士の指導のもとで運動療法を受けてください。
体重を管理する
寝起きに膝が痛いときは、体重の管理も重要です。肥満や急激な体重増加は、膝への負担が大きくなるためです。
実際に体重が1kg増加すると、歩行時に膝にかかる負担は2〜3kg増えるといわれています。(文献1)
過度なダイエットや激しい運動は逆効果です。栄養バランスの良い食事を摂り、適度な運動によって体重を管理するのが重要です。
再生医療を検討する
膝の痛みを軽減する治療方法として再生医療の選択肢があります。再生医療とは、自己の細胞を痛みのある部位に投与して、体が持つ自然治癒力を活用する治療方法です。
具体的な治療方法は以下のとおりです。
| 再生医療の種類 | 詳細 |
|---|---|
| 幹細胞治療 (かんさいぼうちりょう) |
組織の修復に関わる働きを持つ「幹細胞」を患部に投与する治療方法 |
| PRP療法 | 血液中の血小板に含まれる成長因子などが持つ、炎症を抑える働きや組織修復に関与する働きを利用した治療方法 |
再生医療は、手術や入院に不安を感じている方にも選択肢の一つとして挙げられます。
当院「リペアセルクリニック」の変形性膝関節症の症例について知りたい方は、以下を参考にしてください。
【症例紹介】
“リペア幹細胞” 10年悩んだ両膝の痛みから解放 両変形性膝関節症 60代女性
両膝の痛みが完全消失! 両変形性膝関節症 50代女性
まとめ|寝起きの膝の痛みは放置せず受診しよう
寝起きの膝の痛みは、変形性膝関節症や関節リウマチ、半月板損傷などが原因のおそれがあります。病気かどうかを判断するには、膝のこわばりや違和感、関節の腫れなど、痛み以外の症状を確認しましょう。継続的に痛みやその他の症状が現れている場合は、医療機関を受診してください。
膝の痛みを軽減する方法は、膝に負担をかけない動きや適度な運動習慣、体重管理などを心がける必要があります。ただし、なんらかの病気が原因で痛みがある場合は、医師や理学療法士の指導を受けてください。
当院「リペアセルクリニック」では、変形性膝関節症や半月板損傷などに対して再生医療を行っています。まずは相談だけでもお気軽にご連絡してください。
寝起きの膝の痛みに関するよくある質問
20代〜30代で朝起きたら膝が痛い原因は?
20代〜30代の膝の痛みは、なんらかのスポーツ障害の可能性があります。関節リウマチは30代でも発症が見られているため注意が必要です。
40〜50代で朝起きたら膝が痛い原因は?
40〜50代で、朝起きたら膝が痛い場合は、関節リウマチや変形性膝関節症などのおそれがあります。痛みの他にこわばりや違和感がある場合は医療機関の受診を検討してください。
横向きで寝ると膝が痛い原因は?
変形性膝関節症の場合は、寝返りなどで膝がねじれると痛みが現れます。医療機関で適切な診断を受けてください。
寝ているときに膝に激痛が現れる原因は?
急に痛みが現れる病気としては、急性の関節炎を引き起こす痛風や偽痛風、化膿性膝関節炎などのおそれがあります。病状ごとに適切な治療が必要であるため、医療機関を受診しましょう。























